株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[9984]ソフトバンクグループ

[3804]システムディ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,369円/前日比+116円
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業務ソフトの開発・販売。学校法人向けとスポーツクラブ向け得意。自治体向けも。 本日大きく急伸して3日続伸です。同社は昨日引け後に、地方公共団体向けに提供している公会計システムが、全国1788自治体の過半数を超える899自治体に採用されたと発表。また、公立小中高校向け校務支援システムが、北海道、愛知県、新潟県の公立高校(計約500校)に導入決定。株価は本日、75日移動平均線を突破しましたが、過熱感も感じられる水準に達し、上げ幅を縮小させています。目先、同線を割り込むか否かが焦点となりそうです。



[7760]IMV 
[JQ]業種:精密機器
終値560円/前日比+71円
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振動試験・計測装置を製造。動電式で国内首位。受託試験サービスも柱。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。昨日は岩井コスモ証券が新規「A」でカバレッジしたことを好感されて買われましたが、上値の重さは見られていました。本日改めて買われているとの見方もありますが、本日は宇宙関連として物色されているとの見方です。同社は航空宇宙振動試験などを手掛けており、更に堀江貴文氏が出資して[7078]INCLUSIVEと資本業務提携しているインターステラテクノロジズ社とは、開発中の観測ロケット「MOMO5号機」の打上げを支援するため、スポンサー契約を締結しているだけに宇宙関連銘柄との見方は多く、ZOZO創業者の前澤友作氏が明日、国際宇宙ステーションに向けて飛び立つ予定となっており、思惑にも繋がっているようです。他にも宇宙開発・人工衛星のシステム設計を手掛ける[9600]アイネットも買われました。なお、前澤氏の乗るロケット打ち上げは日本時間の8日午後4時38分を予定しており、NASAのWebサイトでライブ配信される見込みです。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値5,508円/前日比+405円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日買い気配スタートから8営業日ぶりに大幅反発しています。NY市場でハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発に転じた他、直近で下げが続いていた中国電子商取引最大手のアリババ集団が7日ぶりに急反発し、10%を超える上昇を見せたことが株価を刺激する格好となりました。本当に久しぶりに株価が上昇した印象ですが、本日は暫く頭を抑えられてきた5日線近辺に到達しており、同レベルをブレイクするか否かで大きく展開が変わってきそうです。



[7078]INCLUSIVE 
[M]業種:サービス業
終値2,867円/前日比+54円
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メディア企業のネットサービス運営支援。企画、制作から収益化支援まで。 本日乱高下です。増担保規制解除を好感してか昨日はザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっていました。しかし、本日は売り優勢で始まり、前場引けに掛けては大きく売り込まれる動きになっています。ただ、後場には切り返してくる動きとなり、再び大幅高水準となるも、その後再び売られるなど荒い動きでした。前澤の宇宙旅立ちへの思惑買いも入っているようです。同社の大株主でもある堀江氏が出資するロケットを独自開発・製造しているインターステラテクノロジズ社と同社は資本業務提携していることから、宇宙関連との見方も多いようです。ただ、連日買われてきたこともあり、出尽くし警戒感もあるようで、売り買い交錯の荒い展開となっています。



[6182]メタリアル 
[M]業種:サービス業
終値1,335円/前日比+134円
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人工知能型機械翻訳のソフト提供。研究・開発や産業企業向け専門に翻訳。 本日ギャップアップスタートから3営業日大幅続伸しました。同社は昨日引け後に、2021年8月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表。毎年2月末および8月末時点で1単元以上を保有する株主を対象に、100%子会社Travel DXが提供するVR世界旅行サービス「どこでもドアTrip」の体験付きでVR機器の無償レンタルを実施します。本日の株価が月初1日の戻り高値を上回ってきた意味は大きく、次は11月8日高値1,534円を目指すことになります。



[1332]日本水産 
[1部]業種:水産・農林業
終値556円/前日比-33円
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水産老舗。家庭用冷凍食品大手。海外で養殖事業、高純度EPA化成品も。 本日大幅安です。本日はSMBC日興証券が同社株の投資判断を「2」へ格下げし、目標株価を650円まで引き下げたことが嫌気されています。今期営業利益は過去最高を更新する見込みも好材料が一旦出尽くした感があると指摘。来期は水産相場の上昇効果が剥落し、海外食品もコスト高などの影響を受けて利益成長が踊り場となるため、モメンタムは鈍化すると指摘しています。来期は一旦減益に転じると予想している模様で、これを受け過度な期待が剥落し、本日は手仕舞い売りに繋がった様子です。明日以降も売りが続くのか注目されますが、同証券は収益構造は強化されており、改善方向にあるとも指摘しており、目標株価は時価よりは高いだけに売りも続かないのではとの声も聞かれました。



[6232]ACSL 
[M]業種:機械
終値1,860円/前日比+143円
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商業用ドローンの製造販売。無人化・IoT化で多目的利用に係るソリューション提供。 本日後場の一段高で4営業日ぶりの大幅反発となりました。同社は本日11時頃に、小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」およびオプション品の受注を開始したと発表。小型空撮ドローンでは初となるカメラのワンタッチ切り替え方式を採用した他、風に強く、災害時などの厳しい環境下でも安全に使用することが出来るといった特徴を有しています。本日の株価は25日移動平均線超の部分を上影にしており、同ラインを固められるかが焦点となります。



[6779]日本電波工業 
[1部]業種:電気機器
終値1,729円/前日比+238円
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水晶関連専業で世界大手。小型デバイス製品に力。国内と中国に生産拠点。 本日大幅反発です。昨日まで弱含みの動きとなっていましたが、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社株の投資判断を「強気」継続で目標株価を2,200円まで引き上げたことが伝わっており、見直し買いに繋がっています。同証券は、業績予想を大きく上方修正しており、今期業績は会社計画を上回ると予想し、来期以降も2桁増益を続けると予測しています。株価上昇カタリストは、構造改革に伴う四半期業績の継続的改善とのことです。同様に同証券は、同社と同じく水晶デバイスを手掛ける[6962]大真空も「強気」継続で目標株価を引き上げています。それを受け大真空も本日は確りと買われています。明日以降も見直し買いが続くのか注目されます。




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[9919]関西スーパーマーケット 
[1部]業種:小売業
終値1,535円/前日比+300円
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兵庫・大阪地盤のスーパー中堅。生鮮食品に強み。H2Oと資本業務提携。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、ストップ高まで買われています。本日付の日経新聞朝刊で「横浜市の食品スーパー・オーケーが、10月29日の関西スーパーマーケットの臨時株主総会で決議されたエイチ・ツー・オーリテイリンググループとの株式交換契約について、9日にも神戸地裁に差し止めの仮処分を申請する方針を固めたことが8日わかった」と報じられました。本日の株価は月初に空けた大きな窓水準を駆け上がっており、値動きの軽い展開が続きそうです。



[2987]タスキ 
[M]業種:不動産業
終値2,768円/前日比+321円
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都内で新築投資用IoTレジデンスの企画、開発、販売やコンサルティング。不動産テックも。 本日大幅ギャップアップスタートから続伸しています。同社は昨日引け後に、2021年9月期業績を発表。営業利益が前期比2.2倍となる12億5,000万円に急拡大しました。また、2022年9月期の同利益予想も前期比23%増の15億4,000万円と大幅な伸びを見込んでいます。更に好業績を背景に年間配当も大幅増配し、2021年9月期は前期比倍増の52円とし、2022年9月期も前期実績比4円増配の56円を計画しています。本日の株価は高寄り後に大きく押し戻され終えており、年初来高値更新へ目先数日の反応が焦点になります。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値6,808円/前日比+647円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に2Q決算を発表。四半期比ベースの7-9月期は赤字となったものの、最大1兆円の自社株買いを発表したことで、それが好感され買われています。取得した自社株は消却するとのことで、1株価値向上による期待から見直されています。取得期間は本日から1年間となっていますが、同社はいつも短期間で買い付けることが多いだけに短期的な株価へのインパクトを期待する向きも多い様子です。ただ、SMBC日興証券によれば、これまでの自社株買いは資産売却のあとに発表されていましたが、今回は資産売却が増加することを想定して売却前に発表したと考えられると指摘。自社株買いは資産売却の進行に伴って実行されると考えられるとのことです。それだけに今回は直ぐに自社株買いを入れてくるとは限らないとの声も聞かれました。



[3686]ディー・エル・イー 
[1部]業種:情報・通信業
終値300円/前日比+40円
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独自キャラの著作権ビジネス。「秘密結社鷹の爪」が人気。朝日放送GHD傘下。 本日寄り付きに伴う商いの一巡後に急伸し、大幅反発しています。同社は昨日引け後に、出資先で北米に拠点を置くキャラバン・デジタル社と合弁で、CARAVAN Japanを設立すると発表しました。また、同日に発表した第2四半期累計連結決算では、売上高が前年同期比2.0倍の6億5,800万円、営業損益は2億200万円の赤字(前年同期3億5,000円の赤字)、最終損益は2億2,500万円の赤字(同3億900万円の赤字)となり、通期計画を上回って着地しました。久しぶりに日足で一本長い陽線が立っており、中期トレンド転換が期待されます。



[6875]メガチップス 
[1部]業種:電気機器
終値4,280円/前日比+190円
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カスタムLSI、画像転送システムが主力。生産外部委託。任天堂向け中心。5G向けも。 本日確りと上昇しています。同社は今朝8時に持分法適用関連会社であるSiTime株を100万株売却すると発表。売却後も500万株保有しており、持分法適用関連会社に変わりはないとのことです。計算するとSiTime株100万株で約300億円となります。売却により新規事業立ち上げに経営資源を集中するとのことで、今後の成長期待に繋がっている面もあるようです。また、同社が保有するSiTime株の時価は約1,800億円にもなりますが、同社の時価総額はその半分程度だけに、今回の発表で改めて割安感が意識されて見直されているとの声も聞かれました。



[3154]メディアスHD 
[1部]業種:卸売業
終値956円/前日比+92円
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静岡地盤の医療機器卸で、消耗品から高度な医療機器まで幅広く扱う。 本日買い気配スタートから3営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に、2022年6月期第1四半期の連結決算を発表。営業利益は前年同期比4.7倍の9億1,700万円となり、通期計画の9億円を超過しました。新型コロナウイルス感染症の検査に係る試薬などの感染対策に関わる製品の販売が好調だった他、新型コロナウイルス感染症対策に係る補助金関連の案件を獲得したことなどが好業績に繋がったようです。本日の株価は8月急落後の戻り高値水準に達しており、この950円超レベルをサポートに出来るかがポイントになります。



[1881]NIPPO 
[1部]業種:建設業
終値4,085円/前日比+45円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日確りです。[5020]ENEOS HDなどが1株4,000円でTOBを実施している銘柄ですが、殆どTOB価格を上回っての推移を続けています。アクティビストで知られる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが、TOBに反対する意見を表明しており、思惑に繋がっているためですが、オアシス・マネジメントは5,600円以上なら公正な価格だと指摘しています。そのオアシス・マネジメントが対抗する買収提案を促す呼び掛けを始めたと前場中に報じられており、これを受け思惑が更に強まり、動意付いて一時4,115円まで買われる場面も見られました。今後の展開が注目されます。



[3291]飯田グループHD 
[1部]業種:不動産業
終値2,567円/前日比-294円
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低価格の戸建分譲住宅やマンションなど手掛ける6社が経営統合。全国シェア3割。 本日大幅安です。同社は昨日引け後に、2Q決算を発表。先月2Q業績の上方修正を発表していましたが、その数字に微妙に届いていません。また、期待された通期業績は据え置かれたことも嫌気され、本日は派手に売られています。ただ、進捗率からも何れは上方修正されるとの見方も多く、売りも続かないとの声も聞かれました。その一方で、同社も言っているように資材調達環境が不安定なだけに、過度な期待は禁物との声も聞かれ、明日以降下げ渋りが見られるのか注目されます。




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[1881]NIPPO 
[1部]業種:建設業
終値4,215円/前日比+700円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で、大幅7営業日続伸にて年初来高値を大幅に更新しています。同社株は複数のメディアで「株式の非公開化を検討している」と報じられており、本日7日付の日経新聞朝刊では、「親会社のENEOS HDと米ゴールドマン・サックスが設立した特別目的会社(SPC)がTOB(株式公開買い付け)を実施、ENEOS以外の株主から株式を買い取る」としています。報道に対して同社は、「当社が発表したものではない。7日開催の取締役で審議する予定だ」とコメントしており、詳細を受けた明日の株価が妥当値に近寄るでしょう。



[2983]アールプランナー 
[M]業種:不動産業
終値3,070円/前日比+500円
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愛知県を中心に注文住宅の請負や、分譲住宅販売などを手掛ける。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年1月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の2.2億円から6.4億円へと2.9倍上方修正。コロナ禍に伴う生活スタイルの変化で戸建住宅の需要が高まり、販売棟数が増加。通期予想は据え置きましたが現在精査中であり、更なる上振れも期待する買いが向かっており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3854]アイル 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,930円/前日比+206円
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独立系システム開発会社。中小向け中心。ネットショップと在庫の総合管理システム展開。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年7月期の連結経常利益は前期比8.2%増の18.5億円となり、減益予想から一転して増益で着地。また、前期の年間配当を15円から17円に増額しました。株価はストップ高買い気配で始まるなど大きく買われましたが、ボリンジャーバンドの+3σに達した事で過熱感を警戒し、上げ幅を縮小されています。一旦、調整入りも想定されますので注意が必要です。



[5901]東洋製罐グループHD 
[1部]業種:金属製品
終値1,367円/前日比-247円
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包装容器最大手でシェア圧倒的。缶詰からペットボトルまで展開。海外を強化。 本日大幅安です。昨日、日経平均定期入替銘柄が公表されており、同社は除外となりました。同社株は除外候補銘柄の一つだっただけにサプライズ感はありませんが、派手に売られています。足元、日経平均除外期待で売り込まれていた訳でもなく、売買インパクトがかなり大きいとのことから、改めて売られている模様です。大和証券の試算によれば、同社株は日経平均除外に伴い、パッシブファンドによる売りが推定2696万7000株出るとのことです。同社株の過去3ヵ月の一日平均出来高から算出した売却インパクトは51.58日分にもおよびます。なお、SMBC日興証券の試算では、同社株の売却インパクトは57.1日分となっています。同様に日経平均を除外された[3105]日清紡HDも安く、こちらは大和証券試算で売却インパクト37.8日分、SMBC日興証券試算では37.3日分となっています。一方、やはり日経平均除外となった[9412]スカパーJSAT HDは、売却インパクト2日余りと試算されており、ほぼインパクトが無いとのことでアク抜け的に買われています。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値55,680円/前日比+540円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日確りです。遂に日経平均に新規採用されることが決定。選定ルール改正により、同社株が新規採用されることは想定されていたと言え、採用期待から足元で買われていただけに寄り後は出尽くし的に売られ、マイナスに転じる場面も見られました。また、同社株はルール改正により売買インパクトがかなり小さく、日経平均採用に伴うパッシブファンドによる特需買いも乏しいことから、その期待買いも限定的となっている様子です。大和証券試算によれば、パッシブファンドによる推定買入れ株数は269万7000株で、買入れインパクトは約3日分となっています。同様に日経平均新規採用となった[6861]キーエンスと[6981]村田製作所は確りと買われています。なお、銘柄入れ替えは10月1日に行われますが、実質的なリバランスは9月30日の終値ベースで行われます。



[3092]ZOZO 
[1部]業種:小売業
終値3,955円/前日比-290円
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ZHD傘下。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。ブランド品を受託販売。 本日大幅安です。同社株は日経平均定期入替や臨時銘柄入替では、いつも新規採用候補銘柄として取り上げられますが、今回も採用されていません。採用されれば同社株はパッシブファンドによる買い需要がかなり見込まれ、株価へのインパクトも大きいとの見方から今回も先回り的に仕込んでいた向きも多い様子です。その影響で足元の株価も確りとした推移を続けていたと言えるだけに本日は失望的に売られています。同様に新規採用候補として取り上げられていた[4661]オリエンタルランドも安く、逆に除外候補として取り上げる向きの多かった[1333]マルハニチロ、[5707]東邦亜鉛、[5541]大平洋金属は除外を逃れて、確り買われています。



[4440]ヴィッツ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,832円/前日比+208円
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自動車や工作機械に組込むソフトウェアの開発・販売。アイシン、オークマが出資。 本日買い先行スタートから大幅3営業日続伸となりました。同社は昨日引け後に、同社のDXソリューションが、岐阜県IoTコンソーシアムの基本システムに採用されたと発表。同社のDXソリューション(SF Twin機能)の一部とエッジセンサーを活用することで、工場での人・物の動きを可視化し、生産状況や設備稼働率の向上を安価に実現するとしています。本日の株価大幅高で下げ続けてきた25日線が下げ渋っており、中期目線でのトレンド転換に注目が集まります。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値6,943円/前日比+623円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅高となり、日経平均を135円近く押し上げています。前場から強かったものの、後場にはドイツテレコムと長期戦略的パートナーシップおよびTモバイル株に関する株式交換に合意したと発表しており、追い風になっています。中国当局による中国IT企業への規制強化の煽りを受け同社株は随分と売り込まれていましたが、本日は25日移動平均線を久しぶりに上回ってきたことから、底打ち期待で見直し買いが強まってきた様子です。同社株が25日線を上回って引けるのは5月10日以来となるだけに、狙っている向きも多かったようですが、信用買い残もそれなりに多く、上値のシコリを懸念する声も聞かれました。やはり足元で下げ渋っているアリババ株が再び売られてくるようなら、同社株の買いも続かないとの見方が多いようです。アリババ株は先月に上場来安値を更新したあとは、下げ渋っているものの、戻りは鈍い状況が続いています。目先どこまで戻せるか明日以降の動向が注目されます。




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[4366]ダイトーケミックス 
[2部]業種:化学
終値1,088円/前日比+108円
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感光性材料最大手。半導体、写真材料や医薬関連が主力。産廃処理事業も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.2倍の7.6億円に急拡大し、4-9月期計画の6億円に対する進捗率が128.2%と既に上回っています。また、半導体用感光性材料などの電子材料の生産能力増強を目的に、福井市に新工場を建設することも発表。株価は安値圏で推移していたことで割安感も強く、目先は2月15日に付けた年初来高値1,285円ブレイクが期待されます。



[7906]ヨネックス 
[2部]業種:その他製品
終値722円/前日比-56円
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スポーツ用品大手。バドミントン、テニス、ゴルフが3本柱。バドミントンで圧倒的シェア。 本日大幅続落です。同社の契約選手であるプロテニスプレイヤー大坂なおみ選手が、東京五輪のテニス・女子シングルスで敗れてから下げが始まっている格好ですが、昨日もやはりバトミントンの契約選手である桃田賢斗選手がまさかの敗北。金メダル候補で期待されていたものの、1次リーグで敗れ去り、これが重しとなって本日続落になっています。女子バトンミントンの山口茜選手も同社の契約選手で、決勝トーナメントに勝ち進んだものの、桃田選手程の期待は無い様子です。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。なお、同社は8月10日に1Q決算発表を予定しています。



[8783]GFA 
[JQ]業種:その他金融業
終値177円/前日比+33円
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不動産仲介アドバイザリーから不動産投資事業にシフト。eスポーツ事業でゲーム開発。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反騰しました。同社は昨日引け後に、スマートフォン向けゲーム「ザ・峠~DRIFT KING 1980~」の配信日が7月30日に決定したと発表。当初5月中の配信を予定していましたが、その後2回の延期を経て、配信日が確定したことで期待感が高まったようです。直近の株価は6月7日のザラ場高値以降下落基調が続いてきましたが、本日の大幅高で5日線が上向いており、トレンドの転換を示唆しています。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値2,038円/前日比-162円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日大幅安です。昨日引け後に発表した3Q決算は大幅増収増益で、更に通期業績予想を大きく上方修正しています。何れも市場コンセンサスを大きく上回りました。ただ、業績上振れ要因は主にスマートフォン向けゲーム「ウマ娘プリティーダービー」がヒットしている影響で、今回の3Q(4-6月期)は、それがフルに寄与している影響が大きくなっています。ただ、同ゲームは何れピークアウトしてくのが目に見えているだけに、好感する動きも限定的のようです。この決算を受けSMBC日興証券では、ポジティブと指摘しつつも同ゲーム依存拡大は懸念材料だとしています。また、今朝の日経新聞一面で、ネット閲覧履歴などに基き個人毎に広告を出すターゲティング広告の見直しが日本でも広がり始めたと報じられていることも重しになっているとの声も聞かれました。同社のインターネット広告事業には逆風になると言えるでしょう。



[6955]FDK 
[2部]業種:電気機器
終値1,273円/前日比+171円
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富士通系。電気エネルギー事業に注力。電池軸にエンジニアリング。次世代電池模索。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比94.6%増の6.9億円に拡大。ニッケル水素電池、リチウム電池何れも好調に推移していることが全体収益の伸びに貢献しました。株価は本日、25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、75日線付近からは上値の重さも感じられ、一旦調整入りも想定されます。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値7,020円/前日比+275円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日確りと反発して7,000円台を回復しています。昨晩のNY市場では同社のビジョンファンドが多額の含み損を抱えていると言われている中国配車アプリ企業DiDiが、大きく反発した他、アリババも大幅高となっています。また、日本時間朝方に同社は、保有する配車サービス大手の米ウーバーテクノロジーズ株を4500万株売却することが分かったと報じられています。DiDiへの投資による損失を補うためとのことです。これも安心感に繋がっている様子です。更に日本時間昼頃には米CNBCが、中国は米国でのIPOを引き続き認めると、証券当局が証券会社に伝えたと報じました。これが安心感に繋がり、後場一段高になっています。ただ、IPOは認めても中国当局による規制強化による締め付けは続くと見る向きは多く、中国IT企業の先行きは依然として不透明との見方も多いようです。



[7201]日産自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値627.9円/前日比+34.2円
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自動車大手。仏ルノー傘下、三菱自と連合で開発・販売などグローバル展開。 本日大きな窓を空けて5営業日続伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を9兆1,000億円から前期比24.0%増の9兆7,500億円に見直した他、営業損益はゼロから1,500億円の黒字に(前期は1,506億5,100万円の赤字)、最終損益は600億円の赤字から600億円の黒字に(同4,486億9,700万円の赤字)修正しました。本日の大幅高で株価は3月戻り高値水準を上回る場面があり、次なるターゲットは年初来高値664円ということになります。



[9110]NSユナイテッド海運 
[1部]業種:海運業
終値2,734円/前日比+383円
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旧新和海運。バラ積み船主力。日本製鉄が大口荷主、鉄鋼原料が柱。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は12時半に中間・通期業績の大幅上方修正を発表。利益がほぼ倍増となる大幅な上方修正となっており、好感されています。また、未定としていた配当予想について、中間配当を1株95円にするとも発表。前期実績は30円でした。期末配当は引き続き未定としていますが、同社は配当性向30%基準としていることから今回上方修正された数字のまま着地となれば、期末配当も95円で年間配当は190円程度になる見込みです。時価水準で配当利回りは7%超となることから、それを好感した買いも入っている様子です。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。




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[8256]プロルート丸光 
[JQ]業種:卸売業
終値262円/前日比+16円
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衣料品問屋大手。セルフサービス方式に特色。日用雑貨も。中国EC企業と提携。 本日前場10時前からの一段高で大幅4営業日続伸となりました。同社は本日11時30分頃に、マイクロブラッドサイエンス社製の「新型コロナウイルスIgG抗体検出キット」を[6034]MRTを通じて医療機関向けに先行販売を開始したと発表。同社は7月21日を効力発生日として、株式交付によりマイクロブラッド社を子会社化する予定となっています。直近の株価は先月25日の282円高値以降急調整を強いられてきましたが、先週後半からの大幅続伸で、その282円を視界に捉えています。



[2978]ツクルバ 
[M]業種:不動産業
終値865円/前日比+102円
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IT活用のリノベーション・中古住宅流通プラットフォーム「cowcamo」運営。シェアオフィスも。 本日大幅上昇です。先週土曜日の日経新聞で、3月まで[9984]ソフトバンクグループの副社長だった佐護勝紀氏が、同社に2.32%出資することが分かったと報じられています。同社が8月6日を払込期日として実施する第三者割当増資を引き受け純投資で長期保有する方針とのことです。既に同社は6月30日引け後に、ワングローブキャピタルと佐護氏を割当先とする第三者割当増資を発表しており、7月1日には既に買われていました。なお、ワングローブキャピタルは、メドレーの創業者・社長である瀧口浩平氏の個人会社です。日経新聞報道により、佐護氏が元ソフトバンクグループ副社長だと知った人も多いようで、本日は改めて買われています。



[7698]アイスコ 
[JQ]業種:卸売業
終値2,095円/前日比+166円
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アイスクリームなどの卸販売を行うフローズン事業と、スーパーマーケット事業を運営。 本日大幅ギャップアップスタートから6営業日続伸しています。11日放送予定のTBS系生活情報バラエティー番組「がっちりマンデー!!」で取り上げられる予定であることが材料視されたようです。テーマは「僕たち上場しました2021」で、予告で取り上げられた[6613]QDレーザも買われており、目先の株価はQDレーザ株の動向に左右される場面もあるかも知れませんが、同社株は5日・25日両移動平均線によるミニ・ゴールデンクロス示現目前でトレンドは上を向いています。



[4934]プレミアアンチエイジング 
[M]業種:化学
終値15,890円/前日比+880円
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「DUO」「CANADEL」シリーズなど基礎化粧品の製造・販売を手掛ける。 本日大幅上昇となり、決算発表で6月15日に派手に売られた下落分を本日の上昇で全て取り戻した格好です。6月に発表した3Q決算は大幅増収増益でしたが、4半期ベースの2-4月期では前四半期で伸び率が鈍化。それが物足りないとの見方から派手に売り込まれた経緯があります。ただ、中国事業への期待感も根強い状況だけに下げれば買いたい向きも多いようで、決算発表で売られたあとは徐々に戻してきた格好です。明日以降、5月末に付けている上場来高値17,120円を目指す展開になるか注目されます。



[3390]INEST 
[JQ]業種:卸売業
終値135円/前日比+30円
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個人・法人向け携帯販売が主力。飲食店向け業務管理システムの開発も。 本日大幅買い気配スタートから急反発しました。同社連結子会社のPatchが、住宅ローンテック企業のiYellと協業すると発表。住宅を購入する顧客と住宅を販売する住宅事業者の双方に役立つサービスを紹介するiYellの「いえーるスマートクラブ」を通じ、引っ越しを伴う入居者を対象に電気・ガス・水道・インターネット回線などの利用開始手続きをアドバイザーが無料で案内するPatchの「Lifeline Advisor」を提供します。本日の株価は、前場に先週末高値133円に顔合わせした処で伸び悩んだものの、後場に更新して引けピンで終えており、更なる一段高を匂わせています。



[7527]システムソフト 
[1部]業種:情報・通信業
終値193円/前日比+17円
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システム開発会社。ウェブマーケティング支援も。アパマン傘下で不動産情報サービスに力。 本日確りしたスタート後に右肩上がりの展開となり大幅3営業日続伸で年初来高値を更新しました。同社は先週末2日に子会社のSS Technologiesが提供している不動産DXクラウドサービス「SSクラウドシリーズ」の利用企業数が6月末時点で7278社(5月末時点では5735社)になったと発表。クラウド毎の利用者数の累計は6月末時点で13676社となっています。本日の大幅高で株価は約3ヵ月ぶりに年初来高値を更新しましたが、190円処をサポートに変えられれば新ステージ入りとなります。



[5759]日本電解 
[M]業種:非鉄金属
終値4,135円/前日比+700円
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プリント配線板や半導体パッケージ用電解銅箔の製造販売を手掛ける。 本日ストップ高まで買われて連日の上場来高値を更新しています。直近IPOですが、上場初日こそ大人しかったものの、TV東京系報道番組ワールドビジネスサテライトで紹介されたことを機に見直され、強い物色が続いている格好です。既に公募価格の2倍以上となっていますが、高値警戒感も然程警戒されていないような動きで、同社株の強さに刺激を受け本日は他の直近IPOにも派手に買われている銘柄が目立っています。直近IPOは上場直後弱い銘柄も多かっただけに、見直し買いのキッカケとなっている面もある様子です。ただ、同社株の上昇が止まり、反落してきた時に他の直近IPOも見直す動きが止まってしまうのではと警戒する声も聞かれました。同社株に関しては信用規制を警戒する声も聞かれています。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値7,391円/前日比-421円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。中国の規制当局が4日、中国の配車サービス最大手ディディ(滴滴出行)が、ユーザーの個人データを違法に収集して利用しているとして、アプリ配信停止を命じたと伝わっています。ソフトバンク・ビジョン・ファンドはディディの株式を21.5%保有しているとも伝わっており、先行き不透明感から売られています。ディディは6月30日にNY市場に新規上場したばかりで、時価総額でウーバーに次ぐ世界第2位となる配車サービス企業であり、先週末時点でディディの時価総額は約750億ドル(約8兆3,250億円)となっています。今晩はNY市場が休場ですが、明日以降ディディ株は派手に売られるのではとの懸念も強い様子です。




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終値[6081]アライドアーキテクツ 
[M]業種:サービス業
終値782円/前日比+100円
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企業のSNSを活用したマーケティング支援。広告企画や中国向け越境EC支援も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年12月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比56倍の2.7億円に急拡大。通期の同利益を従来予想の3.4億円から5億円へと47.1%上方修正し、増益率が47.2%増から2.2倍に拡大。国内外でSaaS事業などが好調で、コロナ禍をキッカケとしたマーケティングDXの需要拡大が追い風となっています。株価は本日、年初来高値を更新しており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[4475]HENNGE 
[M]業種:情報・通信業
終値5,260円/前日比-1,000円
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企業向けクラウドセキュリティーサービス「HENNGEOne」の提供を手掛ける。 本日ストップ安まで売られています。同社は昨日引け後に2Q決算を発表。赤字転落となっており、失望されています。広告宣伝費を投下したことが赤字要因ですが、売上高は大幅増収とは言え、四半期ベースで見ますとほぼ横這いを続けている格好で、既に伸び悩んでいる状況です。下手すれば頭打ちしている恐れもあります。サブスクリプションモデルの高成長期待として、同社株は昨年大きく上げてきましたが、現状の業績からはとても高成長企業とは言い難く、今の株価は説明出来ないとの見方も多いようです。同社株は昨日まで8日続落となっていましたが、アク抜けとはならず改めて割高感が意識されてストップ安まで売られました。今後も弱含みの展開が続きそうだと見る向きは多いようです。



[4356]応用技術 
[JQ]業種:情報・通信業
終値2,825円/前日比+360円
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トランスコスモス子会社。業務効率化ソフトが主力。構造解析、防災環境解析に定評。 本日大きな窓を空けて3営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に、2021年12月期第1四半期の単独決算を発表。売上高が前年同期比33.2%増の19億4,000万円、営業利益が同45.1%増の4億7,200万円となりました。建物の設計・施工を効率化するBIMを中心とした各種ソリューションの受注が好調だった他、CIM関連ソフトの販売なども伸長したようです。本日の大幅高で株価は2月5日以来の高値圏に戻しており、次なる目標は1月25日に記録した2,940円ということになります。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値8,467円/前日比-713円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅続落となり、本日の日経平均を154円程度押し下げています。同社は昨日引け後に本決算発表し、前期業績は国内企業で最大利益を記録しましたが、既に報じられていたこともあり、目新しさはありません。決算と同時に昨年夏に発表した自社株買いが終了したとも発表しており、それにより「4.5兆円プログラム」に基く最大2兆円の自己株式の取得を終了したとのことです。それだけに本日は出尽くし的な売りも出ているとの見方です。何よりもNY市場でハイテク株が派手に売られるなど、世界的にグロース株売りの流れになっていることが、同社のビジョンファンド事業には逆風になるとの懸念から売られているようです。それだけに今期も高水準の利益が出せると見ている向きは乏しい様子で、目先どこで下げ止まれるか注目されます。



[2412]ベネフィット・ワン 
[1部]業種:サービス業
終値2,765円/前日比+207円
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パソナG系の福利厚生代行サービス会社。官公庁や企業への健康サポート事業。 本日大幅買い気配スタート後も上値追いが進み、3営業日ぶりに急反発しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績について発表。連結営業利益は前期比20.2%増の117億5,000万円になりそうだとしています。配当も前期比6円増の36円に増配する方針。また、併せて2024年3月期に営業利益209億5,000万円を目標とする中期経営計画を明らかにしています。先月後半からの株価急落でシコリ玉が多く、戻り売りを浴びた格好で本日高値から大きく跳ね返されましたが、引き続きヤレヤレ玉をどう熟すかが焦点になりそうです。



[7841]遠藤製作所 
[JQ]業種:その他製品
終値700円/前日比-99円
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ゴルフクラブのOEM生産から自動車・鍛造部品やステンレス極薄管などに多角化。 本日大幅反落です。同社は11日に大幅増収で黒字転換の1Q決算と中間・通期業績の大幅上方修正を発表。これを好感して昨日はザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなりました。しかし、大引け間際にまとまった大口の売り注文が入り、比例配分狙いで買いを多めに入れていた向きも多かったようで、想定以上に買えてしまった人多数で需給バランスが一気に崩れ本日は朝から大きく売り込まれました。市場では同社株を大量保有しているタワー投資顧問がまとまった売りを出してきたとの見方が多く、昨日ある程度売ったとしても未だ大量に保有している状況だけに、更に売ってくるのではとの懸念も重しになっているようです。



[5070]ドラフト 
[M部]業種:建設業
終値1,025円/前日比+129円
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オフィスや商業施設などの企画デザインから設計、施工。多数のデザイナーに強み。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年12月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の1.2億円から2.4億円へと2.0倍上方修正し、通期の連結経常利益も6.3億円から6.8億円へと7.9%上方修正。また、本日の引け後に決算を発表し、2021年12月期第1四半期の連結経常損益は1.7億円の黒字となりました。引き続き買い優勢の展開に期待されますが、75日移動平均線付近からの上値は重く、ここを明確にブレイク出来るか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[6727]ワコム 
[1部]業種:電気機器
終値703円/前日比+46円
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ペンタブレットの世界シェア首位。PCやスマホ向け電子ペンシステムのOEMも展開。 本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に本決算を発表。前期実績は大幅増収増益ですが、今期見通しは減収で大幅減益計画となっています。配当性向から減配予想になります。ただ、今期は巣ごもり需要一巡後で反動的に減益となることは既に警戒されており、同社株は足元警戒から売り込まれていました。それだけに本日はアク抜け的な動きになっています。また、本決算と同時に自己株式取得に係る方針を策定したと発表しており、それによれば2021年5月13日~2025年3月31日までの期間で、総額100億円を上限とする自己株式の取得を実施する方針とのことです。これが好感されて買われている面も大きいとの見方です。また、東証が発表している空売り残高によれば、モルガン・スタンレーMUFG証券が同社株を借株で800万株以上も空売りしています。それだけに買戻しの動きが出ているのではとの声も聞かれました。




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[3696]セレス 
[1部]業種:情報・通信業
終値4,355円/前日比+700円
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ポイントサイト「モッピー」などスマホ向けサイト運営。仮想通貨、ブロックチェーン、投資事業も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年12月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比3.6倍の18.5億円に急拡大。暗号資産市場の活況を背景にビットバンクによる持分法利益が拡大し、経常増益率が一段と拡大する形です。なお、通期計画の26億円に対する進捗率は71.2%に達しており、業績上振れを期待する買いも流入しています。本日、25日・75日両移動平均線をブレイクし、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[6640]I-PEX 
[1部]業種:電気機器
終値2,275円/前日比+245円
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コネクター大手。精密金型に強み。車載用コネクタ、センサーに注力。匂いセンサ技術も。 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅6連騰を達成し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年12月期の連結業績予想について発表。売上高を577億円から前期比14.8%増の626億円へ、営業利益を33億円から同88.9%増の55億円へ、純利益を20億円から同3.3倍の38億5,000万円へいずれも上方修正しました。本日の株価は高寄り後に大きく上げ幅を縮め終えており、目先は以前の年初来高値水準2,400円処がポイントとなるでしょう。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値9,180円/前日比-328円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日続落です。今朝の日経新聞では、同社の2021年3月期の純利益が4兆9000億円強になったことが分かったと報じられています。国内企業では過去最高の利益水準を達成したとのことで、これが好感されて買い優勢で始まるも寄り後は売られる動きになっています。既に先月には読売新聞が最終利益が4兆円台後半になる見通しだと報じていたこともあり、目新しさは乏しく、ビジョンファンド事業による利益だけに相場環境次第で利益は大きく振れることから、今期以降もこの規模の利益を続けるのは難しいとの見方も多いようです。足元は米ナスダック指数が軟調気味なだけに、ビジョンファンド事業の先行き不安も意識されている様子です。



[2784]アルフレッサHD 
[1部]業種:卸売業
終値1,736円/前日比-279円
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医薬品卸最大手。福神とアズウェルが統合。医薬品・受託製造や医療器販売も。 本日大幅安です。MSCIスタンダードインデックスの定期入れ替え銘柄が、日本時間朝方に発表されています。5月の定期入れ替えは比較的大幅な入れ替えになり易く、市場での関心も高くなっています。今回、日本株の新規採用は無く、29銘柄が除外されることが決まりました。同社株はその1つで、既にSMBC日興証券や大和証券などではMSCI入れ替え銘柄予想を出していましたが、予想されていなかった同社株などの下落がきつくなっています。他にも[3405]クラレ、[4088]エア・ウォーター、[6113]アマダ、[8252]丸井グループ、[8369]京都銀行、[9045]京阪HD、[9048]名古屋鉄道、[9504]中国電力、[9508]九州電力、[9706]日本空港ビルデング、[9987]スズケン、[9989]サンドラッグなどもMSCI除外で大きく売られました。実際の入れ替えは27日大引けで行われます。



[2352]エイジア 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,125円/前日比+281円
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ソフトの開発・販売。メール活用の販売支援パッケージが主力。自動メッセージ配信も。 本日買い気配スタートから急反発し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期連結業績予想を発表。売上高が前期比33.7%増の31億5,000円、営業利益は同45.8%増の6億円、純利益は同52.3%増の3億3,900万円と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比5円増の30円としています。また、同時に中期経営計画の目標値についても上方修正しており、中期目線での資金も巻き込んでの相場展開となりそうです。



[7187]ジェイリース 
[1部]業種:その他金融業
終値973円/前日比+150円
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賃貸不動産における家賃債務保証業務。大都市中心に展開。医療費保証も。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸し、ストップ高まで買われて年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期決算を発表。営業利益段階で前期比6倍の9億4,300万円と急拡大しました。更に、2022年3月期の営業利益見通しについても前期比27%増益の12億円と大幅な伸びを見込んでいます。PER12倍台と株価指標面からの割高感は無く、発行株数880万株余りの小型株が本日は320万株超の商いを熟しており、高値圏での追随買いを見込める状況ではあります。



[6198]キャリア 
[M]業種:サービス業
終値495円/前日比+80円
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シニア人材活用、派遣・紹介。介護施設等へ看護・介護士の派遣・紹介。 連日のストップ高です。引き続き新型コロナワクチン接種を巡り、200人の看護師派遣事業を担当の自衛隊から受注したことが材料視されています。10時には同社は正式に発表しています。受注金額は明らかにしていませんが、今朝の日経新聞では、7.6億円で契約したと報じられています。同社の売り上げ規模から大した金額では無いとの見方もありますが、今後大規模接種会場が全国的に設けられるとの期待もあり、そうなれば追加受注もあり得るとの声も聞かれました。しかしながら、医療人材不足の中、同社が更に看護師などの人材を確保出来るのか不透明感もあるとの声も聞かれました。



[1720]東急建設 
[1部]業種:建設業
終値671円/前日比+89円
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総合建設中堅。約2割がグループからの受注。渋谷駅前再開発、公共事業も。 本日一時ストップ高まで買われました。同社は本日13時半に本決算を発表。前期業績は計画下振れ着地となり、今期見通し大幅増収増益計画も四季報予測は下回っています。ただ、一緒に長期経営計画を策定したと発表しており、かなり強気な長期見通しとなっています。また、株主還元方針の見直しも発表しており、従来の連結配当性向20%以上を目標とした配当と自己株式の取得を含む還元方針から、ROE10%以上と連結配当性向40%以上とが均衡したDOE4.0%以上を目標とした配当を実施する方針に変更するとのことです。更に、自社株買いについては機動的に実施を検討するとのことで、今期配当見通しは1株40円と前期10円から大幅な増配となります。これが好感されて買われた模様です。




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[9909]愛光電気 
[JQ]業種:卸売業
終値1,998円/前日比+400円
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電設資材卸中堅。神奈川、静岡が地盤。電気機械、器具取付工事の設計も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の経常利益を従来予想の7,800万円から2.4億円へと2.9倍上方修正。業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の35円から40円へと増額修正しました。株価は2,000円大台乗せを通過点として新値追いも期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[3747]インタートレード 
[2部]業種:情報・通信業
終値661円/前日比+100円
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証券向けシステムの開発・販売。ディーリングシステムなど主力。一般法人向けに進出。 本日ストップ高まで買われています。同社は本日付で、「デジタル資産を用いた決済処理システム」で特許を取得した模様です。更に「エストロゲン様作用組成物と、これを含む医薬、飲食品、エストロゲン様作用組成物の製造方法およびハナビラタケのDNA塩基配列の利用法」でも本日付で特許取得しています。これらがSNSなどで伝わり朝方から派手に物色された格好で、引け後に正式に発表されるのではと期待する声も聞かれました。正式発表されれば改めて買いが集まりそうです。また、小型の貸借銘柄だけに踏み上げ相場に発展すると期待する向きも多いようです。明日以降の動向が注目されます。



[7215]ファルテック 
[1部]業種:輸送用機器
終値858円/前日比+70円
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自動車部品メーカー。外装部品とオプション用品が主力。日産向け中心。TPR傘下。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が690億円から前の期比18.3%減の697億円へ、営業利益は13億円から同12.0%減の19億円へ、純利益は7億5,000万円から同24.7%減の13億5,000万円へ上振れて着地したようだとしています。本日の株価は高寄り後上昇幅を縮めましたが、後場戻りを見せる力強さも示しており、2月15日の年初来高値888円を視界に捉えたと言っても良いでしょう。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値9,922円/前日比+101円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日逆行高となり、一時1万円台に乗せる場面も見られました。今朝の読売新聞では同社の2021年3月期連結決算(国際会計基準)で、最終利益が4兆円台後半になる見通しとなったと報じられています。世界的な株高を追い風に投資先の新興企業の上場などで利益が押し上げられたとのことです。市場コンセンサスは3兆円台前半だけに、かなりの上振れとなることから本日は地合い悪の中確りと買われています。国内企業の最終利益はこれまで[7203]トヨタ自動車の約2.5兆円が最高額でしたが、今回同社がそれを大きく更新する見通しです。なお、同社は5月12日の引け後に本決算発表を予定しています。それまでは確りとした展開が続きそうだと見る向きも多いようです。



[9272]ブティックス 
[M]業種:サービス業
終値4,065円/前日比+700円
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介護事業者向け展示会の開催。M&A仲介サービスやネットで介護用品販売も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の経常利益を従来予想の2.3億円から2.9億円へと26.5%上方修正。3月19日にも業績予想を上方修正したばかりですが、期中に成約が不確実だった複数の案件を3月末に掛けて成約したことから、修正予想を更に上振れるとしています。目先、3月23日に付けた4,120円をブレイクし、年初来高値更新も視野に捉えたと見られます。



[4479]マクアケ 
[M]業種:情報・通信業
終値6,820円/前日比-680円
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クラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営する。アリババグループと提携。 本日大幅安です。同社が昨日引け後に発表した2Q決算は大幅増収ながらも大幅減益での着地となっており、1-3月期で見れば赤字転落になっています。テレビCMや人員強化への投資が利益を圧迫しています。決算発表直前に新規「1」、目標株価10,000円でカバレッジを開始したSMBC日興証券は、この決算を受けて営業指標は強弱混交もGMV(応援購入総額)は予想を下回り、ネガティブな印象と指摘しています。GMVは同証券予想を下回ったとのことです。ただ、アクセスUU数や指名検索数は拡大しており、中長期的なGMV成長に向けた土台作りは順調で、ユーザーの定着は問題無いと認識しているとも指摘しています。同証券は昨日の強気レポートで、短期的には株価面で注意を要するものの、株価下押し局面はエントリーポイントとなるとの見解を示していました。



[4588]オンコリスバイオファーマ 
[M]業種:医薬品
終値1,200円/前日比+146円
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創薬ベンチャー。希少がんや重症感染症などに主眼。独自のウイルス技術を活用。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に開発を進めている新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関して、[2395]新日本科学と共同開発契約の締結で合意したと発表。2022年上半期には主要な薬理試験などOBP-2011に関わる前臨床試験を完了し、直ちに治験届を提出することを目標としています。底値圏にあった株価は一時75日線をブレイクする場面も見られましたが、売り圧力も強く、ここからの上値は更なる支援材料が欲しい処です。



[1514]住石HD 
[1部]業種:鉱業
終値129円/前日比+15円
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石炭大手。国内炭撤退、豪などの輸入炭が主力。新素材・人工ダイヤや採石も。 本日大幅高です。昨日、佐賀大の嘉数誠教授は、人工ダイヤモンドを使い世界最高水準の出力を得られるパワー半導体の作製に成功したと発表。高速で大容量のデータ送受信を可能にする次世代通信システムの開発などへの応用が期待されるとのことで、5年以内の量産化を目指すとのことです。これが昨晩、共同通信で報じられており、関連株として物色材料になっている様子です。同社子会社の住石マテリアルズが工業用人工ダイヤモンドの製造、仕入れおよび販売を行っていることから思惑的に物色されている様子です。ただ、実際に恩恵を受けるとしても当面先の話であり、不透明感も強いことから続く物色にはならないとの見方が多い模様です。それでも同社株は小型貸借の低位株のため、空売りが多く入れば踏み上げ相場に発展するとの期待で物色している向きも多いとの声が聞かれました。大型連休も近くなってきているだけに、小型貸借銘柄が動意付けば踏み上げ相場への期待も抱かれ易い状況となっています。




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[6077]N・フィールド 
[1部]業種:サービス業
終値994円/前日比+150円
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精神疾患に特化した訪問看護サービスを展開。退院後の住宅支援も。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップの一本値で昨年来高値を大幅に更新しました。同社は先週末5日引け後に、国内投資ファンドのユニゾン・キャピタル系のCHCP-HNが同社の完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表。TOB価格は1,200円で買付予定数は1292万5434株(下限861万7000株、上限設定なし)、買付期間は2月8日から3月23日までとなります。株価はTOB価格にサヤ寄せする格好で明日も買い気配が続くでしょう。



[4350]メディカルシステムネットワーク 
[1部]業種:小売業
終値755円/前日比+100円
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医薬品情報仲介で出発、調剤薬局持ち株会社に。後発医薬品製販に進出。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末5日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.3倍の27.7億円に急拡大。併せて、通期の同利益を従来予想の25億円から34億円へと36.0%上方修正。上昇トレンドを形成中の株価は本日昨年来高値を更新し、目先目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[6613]QDレーザ 
[M]業種:電気機器
終値920円/前日比+150円
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半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアなどの開発・製造・販売を手掛ける。 本日ストップ高です。先週末新規上場した銘柄ですが、先週末は終盤に初値を形成したあと大引けが近かったこともあって、買いが続かず安値引けとなっていました。しかし、本日は寄り付きからストップ高となっています。特に新たな材料が出た訳ではありませんが、先週金曜日の経済番組WBS(ワールドビジネスサテライト)で同社製品が紹介された他、週末に同社の紹介記事や上場記者会見での発言記事が日経新聞電子版で紹介されており、それを受け見直す動きが週明けから入ってきたとの見方です。同社社長は記者会見で、レーザー部品はデータ通信の高速化や消費電力削減に繋がり、次世代の高速通信向けに需要が飛躍的に伸びるとの見解を示したり、現在年間250台程度の販売に留まっている眼鏡型端末は、上場で調達した資金を使って年間の生産規模を5万台程度に引き上げるといった発言も報じられています。また、同社は今年最初のIPOということもあって、資金も集まり易い面もある様子です。どこまで相場が続くのか明日以降の動向が注目されます。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値9,485円/前日比+404円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅高です。一時6%超の上昇となる場面も見られました。同社は本日引け後に3Q決算発表を予定しているものの、昨年来高値を連日で更新しています。10-12月期は世界的な株高になっていたこともあり、同社投資事業が10-12月期はかなり良い数字を叩き出してくるとの期待が強い様子です。12月末時点で保有株式から純負債を差し引いたNAV(Net Asset Value)が1株当たり幾らになっているのかが注目で、同社は10月1日までは、IRページ上で日次更新していたものの、それ以来は公表していません。10月1日時点では14,528円でした。また、何度か報じられたMBOによる非上場化について言及があるかも注目です。同社株の動向は日経平均に良くも悪くも大きく影響を与えるため、決算発表を受けて明日同社株がどういう動き見せるのかが重要となります。なお、引け後に発表した決算は市場コンセンサスを大幅に上回っています。



[6928]エノモト 
[1部]業種:電気機器
終値1,765円/前日比+228円
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半導体用リードフレームやコネクター用部品大手。精密プレス金型技術に定評。 本日大幅買い気配スタートから急騰し、昨年来高値を更新しました。同社は先週末5日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について発表。売上高を205億円から前期比0.2%増の227億円へ、営業利益を9億3,000万円から同10.4%増の15億円へ、純利益を6億6,000万円から同31.5%増の12億円へ上方修正し、併せて従来30円を予定していた期末一括配当を40円に引き上げる旨も示しています。本日の大幅高で株価は18年3月以来の水準に達成しており、居所を一段上方に移したと言えそうです。



[7214]GMB 
[1部]業種:輸送用機器
終値1,048円/前日比-153円
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独立系の自動車部品メーカー。駆動系部品、補修用部品が主力。現代自向け大。 本日大幅安です。先週末ブルームバーグで、米アップルはEVの生産に向け韓国の現代自動車と同社傘下の起亜自動車と協議を行ったが、話し合いは最近中断されたと報じられています。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたとのことです。同社は現代自動車が主要取引先ということもあって、アップルカーへの期待で先月上旬から強い相場になっていました。1月上旬には現代自動車はアップルカーについての協議を行っていることを認めていました。先週末も期待感から買われていただけに、この報道は正に寝耳に水といった感じで、本日は失望的に売られています。なお、午前中には現代自動車はアップルと自動運転車の開発について協議を進めていないとコメントを発表しています。完全に交渉決裂したのかは不透明なだけに更に下げれば関連株として買いも入りそうですが、過度な期待は禁物との声も聞かれました。



[8101]GSIクレオス 
[1部]業種:卸売業
終値2,180円/前日比+242円
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繊維主力の専門商社。繊維原料と婦人服が柱。環境保全型ビジネス拡大へ。 本日大きな窓を空けて急反発し、昨年来高値を更新しています。同社は先週末5日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について発表。売上高を1,100億円から前期比0.4%増の1,160億円へ、営業利益を21億円から同2.9倍の34億円へ、純利益を13億円から同88.3%増の19億円へ上方修正しました。併せて従来50円を予定していた期末一括配当を60円に引き上げるとしています。本日の株価は高寄り後伸び悩んでおり、新しいステージに入るには2,100円台後半での値固めが求められます。



[4485]JTOWER 
[M]業種:情報・通信業
終値10,050円/前日比-1,050円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供する。 本日大幅安となり、節目の10,000円を久しぶりに割り込んでいます。同社が先週末に発表した3Q決算が失望されている様子です。累計では3Q業績は前年同期比で大幅増収増益となっていますが、四半期ベースではサプライズ感の乏しい数字で、通期業績は上方修正必至と言えそうですが、今回据え置かれたことも失望されたようです。同社の業績が急拡大してくるという期待は、まだこれからで今回の決算で同社への期待が剥落した訳ではないものの、前回の決算発表から結構買われてきただけに出尽くし的に売られている面もある様子です。高成長期待は生きていることから、更に下げれば買いも入るとの見方も多いようです。




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[2303]ドーン 
[JQ]業種:情報・通信業
終値2,706円/前日比+500円
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地図情報ソフトの受託開発、ライセンス販売。地理情報配信サービスなど事業展開。 本日ストップ高まで買われています。朝方、時事通信が事件や事故、火災の現場に居合わせた人が110番通報する際にスマートフォンで撮影した映像も送って貰うシステムを警察庁が来年度から全国の警察で導入することが関係者への取材で分かったと報じています。同社は兵庫県警察本部で、映像通報システム「Live110」の本運用が開始されると9月末に発表しています。「Live110」は同社が開発した警察本部向け映像通報システムで、110番の通報者がスマートフォンによるビデオ通話を行い、通報現場の状況を撮影して警察に伝送するシステムです。報道が事実なら、これが全国の警察で導入されるのではとの思惑に繋がり買いを集めました。この報道は寄り前から出ていましたが、ほぼ反応無しで、場中にSNSなどで市場に広まったようで買いが集まった模様です。



[4481]ベース 
[2部]業種:情報・通信業
終値6,520円/前日比+500円
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受託開発を中心としたソフトウェアの提供。顧客に富士通、野村総研など。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、東証の承認を受けて12月16日付で東証2部から東証1部市場へ指定されることになったと発表。なお、11月13日に発表した決算においても、2020年12月期第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比57.2%増の20.6億円に拡大し、通期の同利益を従来予想の20.3億円から22.6億円に11.3%上方修正するなど足元の業績も好調さが伺えます。TOPIX連動ファンドなどによる買い需要を先取りする動きもあり、引き続き買い優勢との見方が強いようです。



[5706]三井金属 
[1部]業種:非鉄金属
終値3,535円/前日比+200円
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非鉄大手。銅箔で世界首位級。半導体材料にも強み。自動車部品に注力。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。今朝の日経新聞一面では、EVの次世代基幹技術として本命視される全固体電池の実用化への動きが官民で加速し始めたと報じられています。[7203]トヨタ自動車は同電池の搭載車を2020年代前半に販売する方針で、同社なども関連素材の生産準備に動くとのことです。政府も数千億円規模の支援を検討するとのことで、この報道が刺激となり買われている模様です。他にも本日は全固体電池関連株に買われている銘柄が目立っており、[5218]オハラ、[6584]三桜工業、[6338]タカトリ、[4275]カーリットHD、[6955]FDKが関連株として買われているとの見方です。本日の報道を受け、これら全固体電池関連もEV関連に正式に仲間入りになったと言え、今後も度々物色されそうだとの見方は多いようです。



[5922]那須電機鉄工 
[2部]業種:金属製品
終値12,410円/前日比+1,910円
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電力鉄塔の大手。電力・通信関連など主力。架線金物も。メッキ技術に定評。 本日大きな窓を空けて続急伸し、一時ストップ高まで買われました。同社は昨日、トヨタ自動車が新型燃料電池車「ミライ」を発売し、市場の話題を集めましたが、脱炭素社会に向けた取り組みでエコカーへのシフトが進む中、電気自動車だけでなく、水素を活用して走る燃料電池車への注目度も高い状況です。本日は全固体電池分野に展開する銘柄群が買われていますが、それと同時に水素関連株にも投資資金の流入が目立っています。今後も[6901]澤藤電機、[6378]木村化工機、[3441]山王など他の水素関連株の値動きを気にしながらの投資になります。



[8226]理経 
[2部]業種:卸売業
終値223円/前日比+9円
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情報機器の輸入商社。衛星通信技術に定評。官公庁や大学向けに強み。 本日急伸して3日続伸しました。同社は昨日引け後に、[6232]自律制御システム研究所社およびVFR社と共同で、VRを活用したドローン開発用エミュレータを開発すると発表。3社の持つ技術を生かし、ドローン開発の効率化を図るとしています。12月7日に203円の安値を付けたあと自律反発の様相を見せていた株価の刺激材料となり、一時は75日移動平均線をブレイクする動きとなりました。ただ、後場からは売りの圧力に押されて上げ幅を縮小させており、慎重に動きを見たい処です。



[4523]エーザイ 
[1部]業種:医薬品
終値7,702円/前日比+156円
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製薬大手。神経系と消化器系に強み。がん関連や認知症薬分野に進出。 本日確りです。同社は12時半に米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」について、日本で新薬承認を申請したと発表。これを受け改めて期待感から見直し買いが後場入った様子です。ただ、上値の重さも見られています。既に米国や欧州では申請しており、審査が進行中ですが、11月6日にはFDAが諮問委員会を行い、このアデュカヌマブの有効性に対して否定的な見解を公表しているだけに、過度な期待は出難い様子です。なお、FDAは2021年3月までに最終的な可否を判断する予定となっています。既に期待後退により同社株は売られてきただけに、欧米や日本での審査結果が出るまで、もう少し見直されても不思議は無いとの声も聞かれました。



[9262]シルバーライフ 
[1部]業種:小売業
終値2,266円/前日比+228円
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高齢者向け配食サービスのFC運営や調理済み食材の販売。冷凍弁当のOEMも。 本日ギャップアップスタートから急反発しています。同社は昨日引け後に、2021年7月期第1四半期の単独業績を発表。売上高が前年同期比17.5%増の24億5,400万円、経常利益は同50.6%増の3億5,400万円と2桁増収増益を達成しました。高齢者向け配食サービスのフランチャイズ店が増加し、調理済み食材の販売が拡大したことが寄与したようです。第1四半期経常利益の対上期計画(5億1,000万円)進捗率は70%近くに達しており、業績上振れ期待から先ずは9月3日高値2,293円の更新が期待される処です。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値8,306円/前日比+817円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅続伸となり、連日で年初来高値を更新しています。引き続き新たな方法でのMBOを検討とのブルームバーグ報道が追い風になっています。また、SMBC日興証券が、この報道を受けて同社は事業と経営の切り替えを進めており、MBOが実行される可能性があると考えているとコメント。MBO価格はNAV(純資産価値)まで合理性があり、保守的に見ても10,000円程度と指摘しています。その水準よりディスカウントされた現在の株価水準で自社株買いを進め、自社株買い終了後に取締役会で決議し、実行される可能性があろうとのことです。これを受け改めて見直し買いに繋がっている様子です。また、ソフトバンクビジョンファンドが出資している米ドアダッシュが昨日上場し、好調スタートとなったことも追い風になっている様子です。




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