株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[9603]エイチ・アイ・エス

[6522]アスタリスク 
[M]業種:電気機器
終値13,510円/前日比+3,000円
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モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーなどの開発・販売を手掛ける。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発し、上場来高値を更新してストップ高まで買われています。同社は先週末5日引け後に、11月26日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。同社株は9月30日に上場したばかりですが、株価は公開価格3,300円から大きく上昇しており、早々の株式分割に至ったことが好感されている模様で、未だ上値余地は残されていそうです。



[4507]塩野義製薬 
[1部]業種:医薬品
終値7,087円/前日比-431円
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抗HIV薬が大型化。高脂血症薬、鎮痛、感染分野に強み。海外進出本格化。 本日大幅安です。先週末、米ファイザーが開発中の新型コロナウイルス向け飲み薬について、投与により入院・死亡リスクを約9割減らせたとの臨床試験結果を公表。早ければ年内にも米国で投与が始まるとのことです。同社も新型コロナウイルス向けの飲み薬治療薬の開発を行っており、9月末からは最終段階となる国内第2/3相臨床試験を行っています。先を越された格好であり、しかもかなりの有効性が示されたことから、同社が開発している治療薬への期待が後退した格好です。同社株は高値圏だったこともあり、手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。同様に[4519]中外製薬も売られています。



[7826]フルヤ金属 
[JQ]業種:その他製品
終値10,700円/前日比+1,500円
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白金・レアメタルなど貴金属の製造・加工・回収。精製・改鋳、薄膜技術に強み。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われています。同社は先週末5日引け後に、第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比2.4倍の118億4,700万円、営業利益は同4.9倍の47億4,000万円、純利益は同5.0倍の29億4,100万円と大幅増益となりました。本日の大幅高で株価は今年に入ってからの上値抵抗レベルであった10,000円処を明確に上放れており、値動きが軽くなることが想定されます。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,689円/前日比+154円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅上昇です。本日はアフターコロナ株に買われている銘柄が目立っており、特に旅行関連株の強さが目立ちます。先週末、米ファイザーが開発中の新型コロナ治療薬について、かなりの有効性が示されたことから、NY市場では旅行などレジャー関連株が軒並み買われていました。米ファイザーは日本でも承認申請するとのことだけに、経済正常化期待が一段と高まり、旅行関連などアフターコロナ株には追い風になっています。また、政府が19日にも策定する新たな経済対策の原案に「GoToトラベル」の再開も明記されているとの報道も追い風になっています。これを受け[9201]日本航空と[9202]ANA HDも確りと買われています。



[6787]メイコー 
[1部]業種:電気機器
終値3,845円/前日比+675円
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プリント配線板製造大手。車載向け、スマホ向けが主軸。中国、ベトナムに生産工場。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で急反発し、年初来高値を更新しています。同社は先週末5日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を1,350億円から前期比21.6%増の1,450億円へ、営業利益を95億円から同80.2%増の120億円へ、純利益を75億円から同93.9%増の90億円へ上方修正しました。株価は7月の戻り高値を本日空中戦でブレイクしたことで上値追いに拍車が掛かっており、新しい相場が始まる可能性が出てきました。



[2427]アウトソーシング 
[1部]業種:サービス業
終値1,657円/前日比-458円
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工場製造ラインへ人材派遣・請負が主体。拠点は全国、海外。外国人実習生も。 本日大幅安となり、一時ストップ安まで売られました。同社は先週末5日引け後に、連結子会社アウトソーシングテクノロジーの上場準備過程において、不適切な会計処理が行われていた疑いがあることが判明したと発表。それにより15日に予定していた3Q決算発表を延期するとのことです。アウトソーシングテクノロジーの子会社で、仕掛品などの過大計上の疑いがあり、同社3Qの連結財務諸表に数億円の影響をおよぼす可能性があるとのことです。過年度についても同様に数億円の影響があると見込まれると共に、計画をしていたアウトソーシングテクノロジーの株式上場にも影響が生じる見込みで、上場申請を一旦取り下げる可能性もあるとのことです。これを受け失望売りに加え、先行き不透明感から見切り売りが出ている模様です。



[6958]日本CMK 
[1部]業種:電気機器
終値470円/前日比+64円
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プリント配線板の最大手。自動車、電機向けが主力。高付加価値品強化。 本日買い先行スタート直後から上値追いが本格化し、急反発しています。同社は先週末5日引け後に、2027年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表。最終年度に売上高1,000億円(2021年3月期は699億6,700万円)、営業損益80億円の黒字(同16億7,600万円の赤字)を目指すとしました。事業構造改革による生産効率化や車載製品の高付加価値シフトによる収益改善を図る方針です。本日の株価はザラ場に売りものを熟しながらの大幅高を見せており、先高期待の大きさを示しています。



[2121]ミクシィ 
[1部]業種:サービス業
終値2,245円/前日比-500円
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SNS「ミクシィ」を運営。スマホゲーム「モンスターストライク」が収益源。関連商品、広告事業も。 本日ストップ安まで売られています。同社は先週末5日引け後に、大幅減益となる2Q決算を発表。7-9月期は前年同期比でも前四半期比でも大幅減収減益となっており、市場コンセンサスを大きく下回っています。特に売上高の落ち込みが深刻との見方が多く、「モンスターストライク」にも陰りが一段と見られてきたとのことです。同社は依然としてモンスト依存が高い状況で、今後経済正常化へ更に向かうことを考慮すれば業績先行き懸念が非常に強いと見る向きが多いようです。それだけに弱含みの展開は明日以降も続きそうだとの声も聞かれました。




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[9245]リベロ 
[M]業種:サービス業
終値1,592円/前日比+300円
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新生活サービスプラットフォームの構築と提供による移転者サポート事業を手掛ける。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。いちよし証券が同社株を新規「A」でカバレッジを開始しています。昨日終値の3倍以上となる4,000円をフェアバリューとしており、インパクトも強い様子です。また、同社は上場間もない銘柄で、所謂直近IPOです。上場して僅か2週間程度でカバレッジを開始してくるのも珍しく、同社株は初値形成時に売り込まれ、公開価格1,400円すら割り込んでいただけに見直し買いも集まり易かった様子です。同証券のレポートによれば、同社は将来、賃貸住宅市場でのゲームチェンジャーに発展する潜在性を評価すると指摘しています。これを機に上場初日に付けていた上場来高値を先ずは目指す展開になりそうだと期待する向きは多いようです。それ以降も買いが続くのか注目されます。



[4576]デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 
[JQG]業種:医薬品
終値253円/前日比+15円
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大学発創薬ベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤に着目。緑内障治療薬開発。 本日大きな窓を空けて続急伸しています。同社は昨日引け後に、2021年12月期業績予想の上方修正を発表し、売上高は従来予想の3億4,000万円から前期比13%増の4億円に増額、営業損益は5億8,000万円の赤字から2億9,000万円の赤字(前期は2億6,500万円の赤字)に損失幅が縮小する見通しとなりました。また同日、カナダで眼科手術補助剤「DW-1002」の販売が開始されたことも併せて発表しています。直近の株価は7日に231円の年初来安値を形成するなど大底圏にありますが、本日の急騰で切り返しの初動に入った格好でしょう。



[3927]フーバーブレイン 
[M]業種:情報・通信業
終値1,079円/前日比+150円
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情報セキュリティ製品の開発・販売・保守。中小企業向けの業務システムに注力。 本日売り先行スタートも前場早い時間に切り返して急反発し、ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、9月度の月次売上高速報を発表。前年同月比32.0%増となり、7ヵ月連続で前年実績を上回りました。なお、GHインテグレーションを完全子会社化しており、2022年3月期の数値は連結売上高になっているとのことです。本日の株価大幅高で昨日の急反落分を即日埋め、更に158万株超の買いものを残していることからも11日の直近高値1,118円を視界に捉えた格好と言えそうです。



[7379]サーキュレーション 
[M]業種:サービス業
終値3,505円/前日比+385円
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高いスキルを持つ人材と企業を仲介する「プロシェアリングコンサルティング」を展開。 本日大幅上昇となり、25日線超えとなりました。やはり、いちよし証券が新規「A」でカバレッジを開始しており、買い材料になっています。フェアバリューは5,000円としています。外部プロ人材活用のコンサルティングでの高利益成長を予想するとのことです。なお、9月には岩井コスモ証券が同社株を新規「A」、目標株価4,200円でカバレッジ開始ていました。岩井コスモのアナリストは、外部プロ人材市場の拡大が見込め、アライアンスにも期待出来ることから高い成長が続くと指摘しています。岩井コスモが新規Aとした時は翌日以降買いは続かず売られてしまいましたが、その時は地合いが悪かった影響もあったと言え、今回は見直し買いが続くのではと期待する声も聞かれました。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,654円/前日比-82円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日軟調です。本日は旅行関連株や飲食関連株などの所謂アフターコロナ株が軒並み売られています。昨晩のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」に岸田首相が出演し、「GoToキャンペーン」の年内の再開について慎重な姿勢を示したことが重しになっています。通常の社会経済活動を取り戻すためには、ワクチン接種と経口治療薬の2つが必須とのことで、これらを世の中に普及させるには年内一杯掛かるのではないかとの見解を示しています。これを受けGoToキャンペーン再開は早くても年明け以降になるとの見方に繋がり、アフターコロナ株は一先ず手仕舞いする向きが多い様子です。ただ、緊急事態宣言も明けたことから足元回復基調になっているのは間違いなく、それが落ち着いてからのキャンペーン再開がベストではとの見方も多い模様です。



[4334]ユークス 
[JQ]業種:情報・通信業
終値468円/前日比+38円
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ゲームソフトを受託開発。プロレス関連に強く北米向け中心。パチスロ向けなども。 本日前場11時過ぎから商いを伴って急伸し、3営業日大幅続伸となりました。同社は本日11時頃、DCコミックスのキャラクターをベースにしたオンライン・トレーディングカードゲーム「DCデュアルフォース」の製作を発表。プラットフォームはPC、家庭用ゲーム機、スマートフォンなどを予定しており、2022年秋に配信を予定しています。本日は長い上影を引いた訳ですが、先月中旬急騰時のシコリ玉が出るのは仕方なく、一巡後の上値慕いの大きさに注目が集まります。



[7375]リファインバースグループ 
[M]業種:サービス業
終値1,559円/前日比+95円
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産業廃棄物の再資源化で合成樹脂を製造販売。業務用カーペット再生に力。 本日大幅続伸です。個別の材料は見当たりませんが、原油相場の上昇が刺激になっているとの見方です。昨晩、WTI原油先物相場は7年ぶりの高値となり、同社コーポレートサイトには「東京に油田を見つけた企業」と謳っており、原油高は同社事業に追い風との見方が多い模様です。同社は再生樹脂製造販売事業を手掛けており、今年7月には[4188]三菱ケミカルHDのプラスチック油化事業への原料プラスチック供給で合意しています。原油高は廃プラスチック類の需要拡大に繋がり易く、本日は思惑買いが集まった様子です。明日以降も物色が続くのか注目されます。



[4979]OATアグリオ 
[1部]業種:化学
終値2,149円/前日比+171円
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農薬・肥料メーカー。殺虫・殺菌剤が主力。植物成長調整剤に注力。欧州拡大。 本日寄り付きに伴う商いの一巡後に上値追いが加速して続急伸し、年初来高値を大幅に更新しています。本日付の化学工業日報で、「OATアグリオは、スマート農業の一環として、イチゴの生育状況を人工知能が判断する『生育診断システム』を開発した」と報じられました。記事によりますと、このシステムに加えて肥料や農薬、栽培ノウハウをパッケージ化した月額料金による新サービスを生産者に提供していくとのことです。株価は本日の大幅高で2019年2月以来の高値水準に達していますが、2,200円処の売りを捌ければその上方は軽いゾーンになります。




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[7855]カーディナル 
[JQG]業種:その他製品
終値953円/前日比+99円
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カード専業メーカー。会員カードが主力。多品種少量生産に強み。ICタグ関連を強化。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発しました。同社は昨日引け後に、MBO(経営陣買収)の一環として山田弘直社長が代表を務める山田マーケティングが同社株に対して実施しているTOBについて、買い付け条件の変更を行うと発表。買い付け価格を851円から955円に引き上げるとしています。また、10月5日までとしていた買い付け期間を10月19日まで延長しました。本日の株価は新しいTOB価格にサヤ寄せする格好で上昇しており、目先はこのレベルでの推移が続くでしょう。



[6549]ディーエムソリューションズ 
[JQ]業種:サービス業
終値1,305円/前日比+300円
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ダイレクトメールや宅配便の発送代行大手。一貫体制に強み。SEOコンサル事業も展開。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、主要物流拠点の日野フルフィルメントセンターを大幅に増床したと発表。EC通販市場の拡大などで取扱量が増大しており、フルフィルメントサービスの受注体制の強化や拡大を図るためとしています。株価は1,000円を割り込でいたことから割安感も強く、買いが向かっています。ただ、1,300円付近は節目とも捉えられますので、慎重に動きを見たい処です。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,588円/前日比-191円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日国交相が、GoToトラベル再開を検討する発言が昨日の午後には報じられており、本日は旅行関連株に買われて始まる銘柄が目立っていました。しかし、寄り後は売られる旅行関連株が目立っています。GoToトラベル再開検討で一先ず出尽くし的な動きとの見方もありますが、地合い悪化で手仕舞いに動いてきた個人投資家が多いようだとの声も聞かれました。同様に[9201]日本航空、[9202]ANA HD、[9020]東日本旅客鉄道、[9021]西日本旅客鉄道、[9022]東海旅客鉄道なども売られています。また、旅行関連株だけではなく、[4680]ラウンドワンや[4661]オリエンタルランド、[2157]コシダカHDなどのレジャー関連株の他、[4331]テイクアンドギヴ・ニーズ、[2196]エスクリ、[6186]一蔵といったウェディング関連株、更には[3193]鳥貴族HD、[3547]串カツ田中HD、[7522]ワタミ、[3387]クリエイト・レストランツHD、[3397]トリドールHD、[2695]くら寿司などの飲食関連株も総じて軟調となっています。



[2307]クロスキャット 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,224円/前日比+36円
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中堅SI。ソフト受託開発が主力。クレジットや金融関連向けに強み。ビッグデータも。 本日反発しました。同社は昨日引け後に、DX推進のサポート体制強化に向けて経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得したことを発表。マイナンバー関連株の一角としても注目度が高っており、投資資金の攻勢を誘いました。株価は9月21日の1,450円を付けたあと調整を入れましたが、目先は売りも一巡して25日移動平均線付近で下げ止まる格好を見せており、再度の上値追いが期待されます。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値4,050円/前日比+285円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 本日買い気配から急反発しています。昨日、米プリンストン大学上席研究員真鍋淑郎氏のノーベル物理学賞受賞が決まりました。同氏はコンピューターを用いて気候の変動を分析する研究分野を開拓した実績が評価されました。同社株の他、[3498]霞ヶ関キャピタルと[9517]イーレックスも人気化しています。同社株は本日長い上影を引くことになりましたが、環境関連株に取っては、31日から英国グラスゴーで第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議が始まることが追い風になるかも注目されるでしょう。



[1712]ダイセキ環境ソリューション 
[1部]業種:建設業
終値1,993円/前日比+192円
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土壌汚染処理大手。調査から処理まで一貫。リサイクル事業にも積極展開。 本日大幅上昇となる年初来高値更新しています。水戸証券が同社株の投資判断を「B+」から「A」へと格上げし、目標株価を従来の1,400円から2,400円まで大きく引き上げており、好感されている模様です。今期会社計画は上方修正されましたが、保守的だと指摘。上期を牽引した中京エリアの複数のインフラ整備工事案件が、下期も業績拡大に寄与するとのことです。今期売上高は会社計画175億円に対して180億円を予想しており、営業利益は会社計画21億円ですが、26億円と予想しています。また、EPSは会社計画76.05円ですが、94.6円と予想しています。更に来期は増収2桁営業増益が期待されるとのことです。また、いちよし証券も同社についてレポートを出しており、投資判断「A」継続で、フェアバリューを2,300円まで引き上げており、これも追い風になっている様子です。



[5233]太平洋セメント 
[1部]業種:ガラス・土石
終値2,402円/前日比+166円
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セメント最大手。海外にも展開。建材や電材など多角化。環境関連事業も。 本日大幅に反発しています。今朝の日経新聞では、同社は2022年1月出荷分からセメントを1トンあたり2,000円(約18%)値上げすると報じています。値上げの表明は2017年12月以来3年10ヵ月ぶりとのことです。製造時に燃料として使う石炭が高騰しており、製品価格に転嫁するとのことで、値上げにより採算改善への期待から見直し買いに繋がっています。同社株は足元弱含みの展開続けており、昨日は年初来安値を更新していたことから見直し買いのキッカケとなった面もあるようです。また、同業各社も同社の値上げ額に近い形で追随値上げする可能性があるとも報じられており、[5232]住友大阪セメントも大きく買われています。ただ、足元のセメントの需要は鈍いため、見直し買いも続き難いとの声も聞かれました。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値632円/前日比+38円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日確りと上昇し、1ヵ月ぶりに25日線を上回って引けています。先週末、パウエルFRB議長が、ビットコインや仮想通貨を禁止するつもりはないと発言した辺りからビットコインの上昇が再び顕著になってきていますが、昨晩には更に上昇しており、約1ヵ月ぶりの高値水準となっています。ドル建てでは節目の5万ドルも回復しており、これが複数のメディアで報じられていることから本日の東京市場では仮想通貨関連株として同社株に見直し買いが入ってきている様子です。やはり、同関連と言える[3696]セレスや[3825]リミックスポイントも買われています。明日以降もビットコインの上昇基調が続くのか注目されます。




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[3919]パイプドHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,838円/前日比+375円
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情報資産プラットフォーム「スパイラル」提供。月額利用料が収益。面接診断ツールなども。 本日寄り前から大量の買いを集めて急反発し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後にMBOの一環としてミライサイテキグループ社が同社株に対してTOBを実施すると発表しました。TOB価格は2,800円で買い付け予定数は510万7623株(下限183万400株、上限設定なし)で、買い付け期間は10月1日から11月15日までとなります。本日の株価はTOB価格にサヤ寄せする格好で寄り付き、その後一段高があったものの、2,800円台中盤で落ち着きました。地相場でしょう。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,842円/前日比-111円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日反落です。昨日はアフターコロナ株として旅行関連株が軒並み高となっていましたが、本日は旅行関連株が軒並み安になっています。本日から東京都などの緊急事態宣言が解除となりましたが、出尽くし的な動きになっています。旅行関連株などアフターコロナ株には足元で買われてきていた銘柄が目立っていただけに、一旦は出尽くし的な動きで売られるのも無理はないでしょう。まして本日のような地合いでは止むを得ません。ただ、アフターコロナ株には、中長期的には見直し余地が多い銘柄も少なくなく、後場には下げ幅を縮小する関連株が目立っていました。この動きからも関連株の押し目買い意欲は強い印象ですが、同社などはエクイティファイナンスを警戒する向きもいるようで注意が必要との声も聞かれました。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値4,330円/前日比+385円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 本日逆行高となり、上場来高値を更新しています。昨日引け後には脱炭素関連技術を持つスタートアップ企業への出資を目的とするファンド設立を発表しており、それが物色材料になっているとの見方です。同社によるファンド設立は2件目ですが、今回は脱炭素関連のスタートアップ企業に出資するとのことで、将来的なリターンへの期待感や出資企業の脱炭素技術を活用した新たな事業への期待感などから好感する向きは多いようです。ただ、同社株はこの材料発表前から強い相場を作っていることから、継続的な強い買いが入っているのではとの声も聞かれました。また、個人投資家などの短期資金に取っては上場来高値圏ということもシコリ無く、物色し易い面もあるようです。



[3245]ディア・ライフ 
[1部]業種:不動産業
終値546円/前日比+64円
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首都圏で投資用マンションを開発・販売。ファンド運営や人材派遣事業なども。 本日大幅買い気配スタートから続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年9月期通期の連結業績目標を修正。経常利益目標を従来の30億円から40億5,000万円(前期実績は27億1,700万円)に上方修正しました。また、併せて期末一括配当を従来計画比10円増額の30円とする方針も明らかにしています。本日株価が駆け上がった価格帯はシコリも少ない真空地帯ですが、550円超からは戻り売りも増えることが見込まれ正念場を迎えそうです。



[4552]JCRファーマ 
[1部]業種:医薬品
終値3,125円/前日比+334円
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成長ホルモン製剤が主力。バイオ後続品も成長。ペプチドリームとキャリアペプチド創製。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を490億円から前期比72.8%増の520億円へ、営業利益を187億円から同2.6倍の217億円へ増額しました。契約金収入に関して、期首に予想していた72億円を上回る見込みとなったことが主な要因としています。本日の大幅高で株価は安値圏を脱しており、目先は7月末の下落時に空けた窓埋めが焦点になりそうです。



[6541]グレイステクノロジー 
[1部]業種:サービス業
終値1,100円/前日比+98円
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産業機械のマニュアル作成・管理・運用システムの提供。企画や翻訳サービスも。 本日大幅上昇です。本日は岡三証券が同社株を新規「強気」でカバレッジを開始したことが好感されています。「継承されるビジネスモデル」と題したレポートで、同社は製造業立国の盲点とも言えるBtoB製品向けマニュアルというニッチ分野で事業展開しており、潜在市場は数兆円あると見られるとのことです。同社創業者は2021年4月に逝去されましたが、ビジネスモデルは創業者と20年近く共に歩んできた現経営陣に継承されていると考えると指摘。2022年3月期は上期決算が業績モメンタム底打ちのタイミングになると見ているとのことです。同社株は安値圏で揉み合いを続けていた状況だけに、見直し買いを入れる良いキッカケになった面もあるようです。来週も戻り基調を続けられるか注目されます。



[7305]新家工業 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,699円/前日比+179円
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鋼管を製造販売。自転車用リムで高シェア。建材・スチール家具用小径パイプ等も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の5億円から13億円へと2.6倍上方修正。物流倉庫などの建築関連や自動車関連などの堅調な需要に支えられたことが要因です。これを受けて本日75日線をブレイクしましたが、節目水準にも達したことで売り圧力も強く、調整入りも想定されます。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値49,570円/前日比-4,740円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。同社株は本日から日経平均採用銘柄になっていますが、それに伴いパッシブファンドなどによる特需買いが昨日大引けに掛けて入り、本日はその反動から売られています。日経平均が本日は派手に下落している影響もありますが、同社株の売られ方からも日経平均組み入れイベント期待が、昨日までの同社株を支えていたようです。巣ごもり需要剥落で業績先行き懸念を抱く向きも少なくないだけに、日経平均組み入れイベントを通過したことから、暫く弱含みの展開が続きそうとの声も聞かれました。なお、同社同様に日経平均採用となった[6981]村田製作所と[6861]キーエンスも本日は売られています。




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[7715]長野計器 
[1部]業種:精密機器
終値1,297円/前日比+125円
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圧力計・圧力センサー大手。機械式圧力計で世界シェア首位。車載向け主力。 本日寄り前から大量の買いものを集め続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は先週末24日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を496億6,000万円から前期比17.4%増の525億9,000万円へ、営業利益を28億5,000万円から同2.4倍の33億9,000万円へ、純利益を19億2,000万円から同2.7倍の23億4,000万円へ上方修正しました。本日の株価は高寄り後伸び悩みましたが、4月高値レベルでもある1,300円処を固められるか否かが目先株価の重要ポイントになりそうです。



[5331]ノリタケカンパニーリミテド 
[1部]業種:ガラス・土石
終値5,340円/前日比+675円
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森村グループ中核で高級陶磁器、砥石の最大手。セラミック材、装置なども展開。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は先週末24日引け後に業績・配当修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の85億円から115億円へと35.3%上方修正しました。また、今期の上期配当を従来計画の50円から70円へと大幅増額し、下期配当も従来計画の60円から70円へと増額修正しており、新値追いが期待されますが、同時に過熱感も感じられる水準に達しており、調整入りも想定されます。



[3408]サカイオーベックス 
[1部]業種:繊維製品
終値4,380円/前日比-1,000円
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染色加工大手。織布から一貫。スポーツウエアに強み。電子、魚礁、建設なども。 本日大幅安となりストップ安まで売られました。MBO(経営陣買収)により非上場化を目指している銘柄ですが、MBO成立後に何故か連騰しており、先週末はストップ高一本値となっていました。MBO価格は1株3,810円でしたが、今朝には一時5,500円台まで買われる場面も見られています。今後の流れとしては、臨時株主総会を行い、スクイーズアウトのための手続きを承認し、シティインデックスイレブンスを除き、TOBに応じなかった株主から強制的に株式を買い取り、株主が公開買付者サカイ繊維とシティインデックスイレブンスだけとなって上場廃止となる見込みです。なお、シティインデックスイレブンスは臨時株主総会ではスクイーズアウトの手続きに賛成する予定となっています。それを考慮すれば同社の株価は3,810円以下まで下落しても不思議は無い状況です。



[3969]エイトレッド 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,714円/前日比+132円
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業務効率化ワークフローソフト等の開発・販売。中小企業向けに強み。ソフトクリエイト傘下。 本日確りした寄り付き後に上値追いが本格化し、大幅続伸しました。同社は本日午前中に、ワークフローシステム「AgileWorks」を[8056]日本ユニシスに納入した導入事例を公開しています。ユニシスの事例では、旧来のワークフローシステムでは実現出来なかったモバイル端末での申請承認業務を可能にし、テレワークの推進に大きく寄与した他、複数のシステムに分散していた88種類の申請承認業務を一元化し、業務効率化やITシステムの保守コスト削減を推し進めたとのことです。本日の大幅高で株価は年初から頭を抑えられてきたトレンドラインを上放れており、新トレンド入りが期待されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値9,230円/前日比-640円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日は大手海運株が軒並み安でした。明日に中間配当権利取り最終売買日を控えており、明後日は権利落ち日となるため、同社株と[9101]日本郵船は高配当を理由に買われてきた面もあることから権利落ち後は売られる懸念も強く、暫く買いも入り難くなるとの警戒が強いようです。それだけに中間配当権利を取らず手仕舞いに動いている向きも多い模様です。特に同社株は中間配当(1株300円)の方が期末配当(1株250円)より多い見込みとなっており、中間配当権利落ち後は尚更買いが入り難いとの懸念もあります。ちなみに日本郵船は中間配当は1株200円ですが、期末配当が1株500円となっています。ただ、何れも再度の上方修正期待は強く、それに伴い期末配当も上方修正されるとの見方も多いようです。それだけに、中間権利落ち後もそれなりに買いは入ってくると期待する声も聞かれました。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,774円/前日比+213円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅高です。本日は旅行関連株などアフターコロナ関連株には買われている銘柄が目立っています。19都道府県へ実施している緊急事態宣言の期限が30日に迫っていますが、政府は何れの地域でも明日にも解除することを検討していると、NHKなどが報じています。新規感染者数の推移などから、既に先週から緊急事態宣言は30日で解除されるとの見方が強まっており、アフターコロナ関連株も足元で買われているものが目立っていました。それでも改めて本日から買われています。実際に宣言解除となれば、「GoTOトラベル」などの再開期待もあり、旅行関連株には未だ見直し余地が大きいとの声も聞かれました。



[5367]ニッカトー 
[1部]業種:ガラス・土石
終値816円/前日比+60円
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工業用セラミックス中堅。耐摩耗・耐熱など高付加価値品に強み。エンジニアリングも。 本日大幅ギャップアップスタートから3営業日続伸しました。本日付の日経新聞朝刊で、「売上高100億円以下の中堅上場企業『NEXT1000』を対象に、2021年4-6月期の営業増益額を調べた」と報じられており、この中で同社が紹介されています。記事によると、コロナ禍に伴う緊急事態宣言で前年同期に休止していた工場の生産が再開した他、テレワークが拡大する中で通信機器向け電子部品関連の受注が増えたとしています。株価820円処にはシコリが多く、このレベルをブレイク出来れば年初来高値が見えてきます。



[9519]レノバ 
[1部]業種:電気・ガス
終値4,860円/前日比-460円
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再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。 本日大幅安となり、25日移動平均線割れになっています。今朝方、読売新聞オンラインで傾斜地にある太陽光発電施設が豪雨などで崩落する事故が相次いでおり、自治体が条例で独自に立地規制する動きが広がる中、環境省は法令で土砂災害の危険性のある場所での新設を抑制する方向で検討に入ったと報じられています。実際に国レベルで規制強化となれば、同社事業には逆風になるとの見方から本日は警戒売りに繋がっているようです。同社が手掛けているのは太陽光発電だけでなく、他の再生可能エネルギーも手掛けていることから過剰反応との見方もあり、脱炭素社会へのシフトには変わりないことから、更に下げれば買いも入ると見る向きも多いようです。同様に[1407]ウエストHDも売られています。




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[7072]インティメート・マージャー 
[M]業種:サービス業
終値1,769円/前日比+300円
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フリークHDの子会社でデータマネジメントプラットフォームの提供やコンサルティングを手掛ける。 本日大幅買い気配スタートから急反発し、ストップ高まで買われました。同社は昨日、動画広告向けのソリューションを提供する米ゼファーの日本事業を展開する[8031]三井物産のサポートの基、日本市場向け認定パートナーの1社に就任したと発表。同社はゼファーの認定パートナーに就任したことで、ゼファーが提供するYouTube動画広告向けソリューションを活用し、ポストCookie時代のコンテキストターゲティングサービスの提供が可能になったとしています。目先の株価は年初来高値の更新如何でしょう。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,347円/前日比+133円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅高です。本日は旅行関連株が軒並み買われています。昨晩のNY市場で、ファイザー製の新型コロナワクチンが、FDAにより正式承認されたことから旅行やレジャー関連銘柄が買われていました。その流れで東京市場でも旅行などアフターコロナ関連株に見直し買いが入ってきた様子です。ただ、国内では緊急事態宣言の対象地域を更に拡大することが政府検討とも報じられており、更に宣言期限である9月12日で本当に解除出来るのかも不透明と見られています。そうした状況ではアフターコロナ銘柄は未だ手掛け難いとの見方も多いだけに買いも続かないと考えられます。



[6920]レーザーテック 
[1部]業種:電気機器
終値20,670円/前日比+1,280円
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液晶・半導体検査装置が主力。マスクブランクス検査装置でシェア独占。 本日大幅上昇です。本日は半導体関連株に買われているものが目立っています。昨晩のNY市場では半導体株が軒並み買われ、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は2.63%の大幅上昇となっています。これを受け東京市場でも半導体関連株の見直し買いに繋がっています。また、同社株関しては今朝の化学工業日報が最先端の半導体製造プロセスで「EUV(極紫外線)」と呼ぶ新技術の導入が進み、日本の半導体材料メーカーが手掛けるEUV製品の収益押し上げ効果が拡大しそうだと報じています。同社はEUVマスク検査装置を手掛けていることから、この記事も刺激となり見直し買いに繋がっているとの見方です。明日以降も見直し買い続くか注目されます。



[9416]ビジョン 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,129円/前日比+76円
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旅行者向けWiFiレンタル事業と企業向けWEBマーケティング支援。テレワーク電話代行も。 本日買い先行スタートからの大陽線で大幅続伸しました。大和証券では投資判断を新規に「2」、目標株価を1,200円としています。シェアトップと見られるグローバルWi-Fiを軸としたリオープニング銘柄として、出遅れ感が強いと判断しているようです。新型コロナウイルス蔓延時期も情報通信が着実な基盤拡大を遂げ、国内Wi-Fi事業を確立し、業務効率が改善したことを市場は見落としていると指摘。今後コロナ禍の反動による内外での往来の弾みを期待としています。株価は1週間超に渡る急調整相場に終わりを告げた様な格好になっています。



[6094]フリークアウトHD 
[M]業種:サービス業
終値2,383円/前日比+241円
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ネット広告枠を自動取引する広告配信サービス事業。フィンテック事業育成。海外も。 本日8日続伸となり、連日で年初来高値を更新しています。同社は昨日、連結子会社の[9244]デジタリフトのマザーズ上場が承認されたと発表。それに伴い同社が保有するデジタリフト株の一部を売り出し、連結子会社から除外されるとのことです。ただ、上場後も発行済み株式数の30%超を保有し、持ち分法適用関連会社として継続保有する方針とのことです。また、売り出しにより、7-9月期において特別利益を計上すると予定とのことで好感されている模様です。同社は8月13日の3Q決算時に通期業績の上方修正を発表していますが、4Qに特別利益計上するため、更に上方修正されることになることから改めて見直す動きになっています。なお、デジタリフトは9月28日に上場予定となっています。



[7590]タカショー 
[1部]業種:卸売業
終値1,129円/前日比+86円
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ガーデニング商品大手。プロ商材など取扱品国内首位級。海外事業を強化。 本日大幅ギャップアップスタートから3営業日続伸し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に、2022年1月期の連結業績予想について発表。売上高を196億8,000万円から前期比10.1%増の203億5,000万円へ、営業利益を11億9,500万円から同30.3%増の15億600万円へ、純利益を9億円から同15.5%増の11億円へ上方修正しました。併せて20円を予定していた期末一括配当を23円に引き上げています。本日寄り後の安値からの戻りを見る限りでは青天井相場に入りそうな雰囲気にあります。



[4093]東邦アセチレン 
[1部]業種:化学
終値1,932円/前日比+400円
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東北地盤のアセチレン中堅。工業用ガスが主力。器具機材も。東ソー・日本酸素系。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、年初来高値を大幅に更新して連日でストップ高を達成しました。国内で新型コロナウイルスデルタ株感染拡大に対する懸念が強まっており、感染者数増加に歯止めが掛からず、連れて医療用酸素の需要が高まるとの思惑を背景に同社株が物色人気化しています。株価指標面での割安感が強く、時価総額100億円前後と小型で取組も良好ということから需給面での軽さも着目されています。



[3465]ケイアイスター不動産 
[1部]業種:不動産業
終値5,130円/前日比-730円
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首都圏で1次取得者向け分譲住宅。注文住宅やリフォームなど多角的な展開。 本日大幅安です。同社は昨日引け後に公募増資を発表。それによる希薄化は9.8%程度になり、一時的な需給悪化も嫌気されています。調達資金は分譲開発に必要な土地仕入れ・建築などの事業運転資金に充当する予定とのことで、希薄化以上の回収は可能との見方は多いようです。同社は8月12日に好決算を発表し、上場来高値を更新しましたが、本日の下落で決算発表後の上昇分を全て吐き出しています。決算を好感して買い向かった投資家は掴まってしまった格好ですが、逆に買い場だとの見方もあり、公募イベント中の安い処を狙っている向きは多いのではとの声も聞かれました。最短で9月1日に公募価格が決定し、同月8日が公募株の受渡日になります。




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[8301]日本銀行 
[JQ]業種:銀行業
終値47,000円/前日比+7,000円
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日銀法に基づく認可法人。中央銀行。 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅5営業日続伸で、3日連続ストップ高にて昨年来高値を更新しました。特段材料は無いものの、同社株は1980年代後半のバブル期に投機対象になった経緯があり、投資資金が溢れている株式市場の熱狂を象徴しているという見方です。株価は4万円乗せを達成したあとも騰勢を強めており、2018年5月以来の47,000円台となっていますが、商いは薄く短期的な需給要因で動いていると見られ、ババ抜き状況に入っていると思われます。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,375円/前日比+143円
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格安航空券販売の最大手。個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅高です。本日は旅行関連株などアフターコロナ株に買われている銘柄が目立っています。一都三県は緊急事態宣言を延長するよう政府に要請する方向で検討に入ったと報じられていますが、嫌気する動きは見られず逆にアク抜け的に買われているような格好です。今週は旅行関連などアフターコロナ株に売られているものが目立っていましたが、東京都などの緊急事態宣言延長懸念もあったのではと見られています。実際に一都三県の緊急事態宣言延長が正式に決まれば、これらの銘柄がどういう動きを見せるのか注目されます。何れにせよアフターコロナ株は押し目を作りながらも買われていく展開が続くと見る向きも多いようです。



[2764]ひらまつ 
[1部]業種:小売業
終値206円/前日比+23円
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高級レストランを展開。創業者の平松氏がシェフを兼任。ホテル事業も手掛ける。 本日前場寄り後の急伸で大幅反発しました。同社創業者で元代表取締役社長の平松氏が設立・運営するひらまつ総合研究所から提起されていた損害賠償等請求訴訟について、同社は3月1日に和解が成立し、円満に全ての紛争が解決したと発表。総額12.4億円の請求を内容とする訴訟が提起されていましたが、1.7億円の支払いなどで和解した模様です。株価はリスク要因払拭により、買い安心感が強まる格好で上昇しましたが、妥当値が見出し難い案件で需給勝負になっているため、回転メインの対象になりそうです。



[4028]石原産業 
[1部]業種:化学
終値907円/前日比+64円
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酸化チタンの最大手。機能材や環境商品など。自社開発農薬も世界展開 本日大幅高です。いちよし証券が同社株の投資判断を「A」継続とし、フェアバリューを1,800円まで引き上げたことが追い風になっているとの見方です。10-12月期は営業赤字に転落 しましたが、1-3月期は農薬の需要期になるため、40億円の黒字になると指摘。また、足元で酸化チタンのアジア市況が底打ちしており、同社も値上げを打ち出して来期は4期ぶりのスプレッド改善の公算が高まっているとのことです。来期には工場もフル稼働となり、業績の大幅な改善が期待されるとのことです。フェアバリュー1,800円は時価を大きく上回る水準だけに見直し買いにキッカケとなった様子です。明日以降、昨年来高値1,066円を目指す展開になるか注目されます。



[6330]東洋エンジニアリング 
[1部]業種:建設業
終値639円/前日比+73円
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三井化系、プラント大手。化学肥料、石油・石化に強み。米プラント損失で再建中。 本日小確りで寄り付いたあとから上値追いが本格化して続急伸しました。世界的に脱炭素への取り組みが加速する中、火力発電用燃料としてアンモニアが注目されており、肥料の原料であるアンモニアの知見で同社の存在感が高まっているようです。業績面でも通期見通しの大幅な上振れが期待出来る状況にあると言えるでしょう。本日の大幅高で株価は昨年2月以来の600円台乗せを達成しており、昨年来高値700円を視界に捉えた格好です。



[7412]アトム 
[2部]業種:小売業
終値905円/前日比-53円
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回転ずし、居酒屋、ステーキの外食中堅。名古屋から東に展開。コロワイド傘下。 本日大幅安です。同社は昨日、親会社のコロワイドが保有する同社株の一部を売り出すと発表。最大で2300万株、発行済み株式数の12%近くにもおよびます。これにより、浮動株が増えることになり、需給悪化に繋がることから本日は大きく売られて始まっています。ただ、寄り後は下げ渋りも見られており、押し目買いも入っているようで高値引けとなりました。優待人気も高い銘柄であり、今月末は権利取りだけにチャンスとばかりに優待目当てで買いを入れる個人投資家も多い様子です。ただ、コロワイドの一部売り出しにより、優待目的で保有する個人投資家増がえることになり、同社の優待コストが大きく増加するのは必至で、優待改悪に踏み切らざるを得なくなると警戒する声も聞かれました。



[2670]エービーシー・マート 
[1部]業種:小売業
終値6,230円/前日比+220円
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靴小売店「ABCマート」を全国展開。スポーツ、カジュアルが軸。海外出店を強化。 本日確りした寄り付き後に右肩上がりの展開となり、反発しています。同社は昨日引け後に、2021年2月期2月度の売上高を発表。既存店が前年同月比9.8%減で、全店が同8.5%減と共に減収でしたが、それぞれ1月度から勢いが回復しました。2月度は前年に比べ営業日が1日少ない曜日並びで、緊急事態宣言の影響もありましたが、中旬以降客数が伸び、全国的に回復傾向となったようです。本日の大幅高で株価は直近上値を放れており、先月からの下降トレンドが転換するか注目されます。



[7004]日立造船 
[1部]業種:機械
終値770円/前日比+57円
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ゴミ焼却発電設備を主柱に船舶用機器、シールド掘進機など。造船を分離。 本日大幅上昇となり、昨年来高値を更新しています。昨夕提出された大量保有報告書によれば、米投資ファンドのラザード・アセットが同社株を大量保有していることが明らかになっています。2月26日時点で発行済み株式数の5.12%にあたる871万400株を保有しています。これが追い風になっているとの見方に加え、本日は景気敏感株などのバリュー株に買われている銘柄が目立っており、その流れも同社株には追い風になっているとの見方もあります。同社株は脱炭素関連として以前から見直し買いが継続的に入っており、ラザード・アセット以外にも買ってきているファンド勢が多いとの声も聞かれました。




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[6907]ジオマテック 
[JQ]業種:電気機器
終値1,050円/前日比+150円
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ガラス基板に成膜加工の専業大手。スマホ、タブレット向けパネル用フィルムが主力。 本日買い気配スタート後の一段高で大幅続伸し、ストップ高まで買われています。本日付の化学工業日報で「車載ディスプレイ用カバーガラスへの反射防止・防汚コートが好調に推移しており、日中両工場の増強を決めた」と報じられました。記事によりますと全体の生産能力を一気に数十倍に引き上げるとあり、半導体パッケージ用基板向けの薄膜形成ラインを増設する他、新たに露光機も導入するとのことです。株価は本日の大幅高で5日線が明確に上向き、トレンド変化の兆しが見られています。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,551円/前日比+198円
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格安航空券販売の最大手。個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅高です。本日は旅行関連株など所謂アフターコロナ関連株に買われている銘柄が目立っています。政府は首都圏を除く6府県について、緊急事態宣言を月末で先行して解除する検討に入ったと報じている他、首都圏に関しては3月7日に解除する方向で調整と報じられています。これを受け反動的に旅行需要拡大などが出てくるとの見方で、改めてアフターコロナ関連株に見直し買いが入ってきている模様です。同社株は既に足元で上昇基調を続けており、随分と上げてきたものの、未だコロナ前水準には戻せていません。世界的に経済正常化していけば、見直し余地はまだあるとの見方も多いようで、それを睨んでの買いが改めて入っているとの見方です。ただ、同社の主力事業である海外旅行の需要が本格回復するのは、当面先との見方も多く、業績の厳しい状況はまだまだ続くと警戒する声も少なく ありません。



[8789]フィンテックグローバル 
[2部]業種:その他金融業
終値75円/前日比+7円
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財務助言や資金アレンジなど企業支援が主力。ムーミンのテーマパーク開園も。 本日ギャップアップスタートから2営業日大幅急伸し、昨年来高値を更新しました。同社は22日引け後に、プライベートエクイティ投資を行うファンドからの投資収益と関連するアセットマネジメント業務受託の報酬などで、2021年9月期第2四半期の連結営業利益が約9億円増加する見込みだと発表しています。本日の株価は高値を更新した後、上げ幅を大きく縮めて終えており、方向性の決定は明日、明後日に持ち越されたと言えるでしょう。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値913円/前日比-61円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日軟調です。一時10%超の下落となる場面も見られました。昨日、ビットコイン価格が乱高下して派手に下落したことが重しとなっています。ビットコインを大量保有しているテスラのイーロンマスクCEOが、ビットコインとイーサリアムの価格は高過ぎるとの見解をツイートしたことが嫌気されたとの見方です。ビットコインは、足元急ピッチに上昇してきたこともあり、警戒感も強かったようで、イーロンマスク氏の発言が、手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。また、イエレン米財務長官が、改めてビットコインに対して批判的な発言をしたことも重しになったとの声も聞かれました。イエレン氏は以前からビットコインに対して批判的な発言を繰り返しています。ただ、ビットコイン相場はこれで終わったと見ている向きは乏しいようで、あくまでも調整の一環で今後新ためて買われるとの見方も多い模様です。それだけに同社株には押し目買いも入っているようです。



[6928]エノモト 
[1部]業種:電気機器
終値1,930円/前日比+62円
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半導体用リードフレームやコネクター用部品大手。精密プレス金型技術に定評。 本日付の弊社朝刊レポートにて推奨した銘柄ですが、3連騰で昨年来高値を更新しました。NY市場では長期金利の上昇を背景にハイテクセクターに売りが嵩み、大きく株価水準を切り上げていた半導体関連にも足元では向かい風が強いものの、同社は半導体用リードフレームなど半導体用部品を手掛けますが、業績成長トレンドにある他、株価指標面の割安さから実需買いを誘導した格好でしょう。本日の株価は十字足を形成しており、明日の反応が重要視されそうです。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値11,260円/前日比-2,030円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅安です。本日はアフターコロナ関連株が総じて買われている一方で、ウィズコロナ関連株には売られているものが目立っています。同社株もウィズコロナ関連と言え、手仕舞う動きが強い状況です。また、同社株に関してはSBI証券が、同社の業績予想を上方修正して目標株価を引き上げたものの、投資判断は従来の「中立」から「売り」に格下げしていることも重しになっているとの見方もあります。目標株価を引き上げたと言っても時価を大きく下回る8,500円としています。グロース銘柄である以上、ファンダメンタルズ的な観点では説明し難い局面を迎えることはままあるでしょうが、コロナ禍以降の同社の株価推移は流石に「行き過ぎ」だと見ると指摘。市場のミスプライシングと判断したとのことです。明日以降下げ渋りを見せられるか注目されます。



[9972]アルテック 
[1部]業種:卸売業
終値320円/前日比+30円
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特殊産業機械の商社。包装、印刷関連が主力。中国でペットボトル容器の製造。 本日後場、大幅ギャップアップスタートから続急伸して昨年来高値を更新し、一時ストップ高まで買われました。同社は本日昼頃、生体液反応を再現する「QCM-D水酸アパタイトセンサ」の販売を開始したと発表。今後、再生医療や新規バイオマテリアル開発を活性化させる分析ツールとして、国内をはじめ世界市場で販売を拡大させていく予定としています。本日の株価は後場の高値から大きく上昇幅を縮小し終えており、一段高へ向かうなら先ずは年初高値340円処を固めたい処です。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値999円/前日比-107円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。 本日大幅続落です。日本でもファイザー製のワクチン接種が始まりましたが、接種が先行しているイスラエルなどのデータから、感染予防で高い効果示すなど想定以上の有効性が認められてきています。それだけに国内での普及期待も一段と強まっており、既に市場ではアフターコロナ関連株が買われるなど経済正常化をも意識してきている状況です。そうした中、依然として進展が見られない同社開発中のワクチンへの期待も足元で大きく後退しているとの見方です。今後、順調に開発進んで成功したとしても、その時には既に経済正常化している可能性が高く、その状況では同社製ワクチンの需要も言う程期待出来ないとの見方から見切り売りが強まってきたようです。信用買い残も多い銘柄だけに個人投資家による損失覚悟の投げも継続的に出ているとの声も聞かれました。節目の1,000円割れ水準で下げ渋りを続けられるか注目されます。




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[7851]カワセコンピュータサプライ 
[2部]業種:その他製品
終値310円/前日比+80円
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商業印刷や情報処理事業を展開。データ処理から印刷発送まで一貫に強み。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は先週末25日引け後に、非開示だった業績見通しを発表。2021年3月期の業績予想は経常損益が2,000万円の黒字(前期は1.3円の赤字)に浮上する見通しと発表しました。同時に非開示だった2021年3月期第2四半期累計の業績予想は経常損益が500万円の黒字に浮上する見通しと発表しています。売上高に見合う原価率の低下や経費の削減などが利益を押し上げると見られ、引き続き買い優勢の展開が見込まれます。



[3962]チェンジ 
[1部]業種:情報・通信業
終値9,370円/前日比-3,000円
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スマホ、ビッグデータ、クラウドで業務効率化支援。ふるさと納税サイトや遠隔研修も。 連日の上場来高値更新も本日ストップ安を付けています。足元では強い相場を形成していましたが、本日朝高後に売り込まれる動きになっています。同社は決算期が9月末で、本日権利取り最終売買日です。配当は無い見込みですが、優待はあるため、足元の上昇が優待取りという訳でもありませんが、権利落ちで明日は下げる公算が大きいとの見方から本日は手仕舞い売りが出易かった様子です。同社はふるさと納税事業やDX関連事業を手掛けることから、スガノミクスが追い風になるとの見方で買われていたようですが、足元は勢いだけで買われていた面も強く、本日の大幅安で流れが変わる可能性がありそうだと警戒する声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[4845]スカラ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,041円/前日比+150円
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ASP型サイト内検索サービスで首位。企業の販促や宣伝戦略企画も。M&Aに意欲。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は先週末25日引け後に、日本初の官民共創を展開するPublic dots & Company社と業務提携を発表しました。両社は共創による全国の自治体でのデジタル化を支援していく方針で、菅政権下で行政のデジタルシフトが急速に進むと見られる中、ビジネスチャンスの拡大が期待されています。株価は上昇トレンドを形成している中、1,000円大台に乗せたことで新値追いへの期待が高まっていますが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、注意が必要です。



[4366]ダイトーケミックス 
[2部]業種:化学
終値1,110円/前日比-267円
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感光性材料最大手。半導体、写真材料や医薬関連が主力。産廃処理事業も。 本日大幅安となり、一時ストップ安まで売られる場面も見られました。同社は先週末引け後に中間・通期業績修正を発表。中間業績は上方修正となっていますが、通期業績は売上高と純利益が下方修正となっています。営業利益は上方修正ですが、四季報予測を大きく下回っており、9月18日に発売された四季報「秋号」では、唯一の【絶好調】見出しが付けられた銘柄で、今期業績予想は会社予想大きく上回り、営業利益12.5億円、経常利益14.5億円、純利益13.5億円との予想となっていました。しかし、先週末修正された数字は営業利益8億円(上方修正)、経常利益6億円(据え置き)、純利益4億円(下方修正)となっています。四季報を好感して同社株は足元で買われていただけに売られるのも無理はないでしょう。ただ、会社計画は依然として保守的で再度の上方修正もあるのではとの声も聞かれました。



[9658]ビジネスブレイン太田昭和 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,564円/前日比+201円
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経営・ITコンサルとシステム開発受託が主力。会計システムに強み。情報セキュリティなども。 本日大きな窓を空けた急反発で、年初来高値を更新しました。同社は先週末25日引け後に、非開示だった業績見通しを発表。2021年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比2.0%増の23億円を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。「最近の受注状況等現時点において入手可能な情報をもとに一定の前提を置いて業績予想を算定した」としています。本日の株価は大引けに掛けて締まって終えており、今後に繋がるような推移を示しています。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値1,910円/前日比+143円
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格安航空券販売の最大手。個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅上昇です。同社は先週末引け後に、大幅赤字となる3Q決算と未定としていた通期業績見通しを発表。通期は3Qから更に赤字拡大する見通しで、同社が最終赤字になるのは2002年の上場以来初めてとなります。また、配当に関しては無配転落となっており、これを受け朝方は売られたものの、売り一巡後は下げ渋り前場の内からプラスに転じて後場には一段高になっています。所謂アク抜け的な動きになった格好です。今期が悪いのは想定されていたと言え、赤字も無配転落も想定されていただけに改めて嫌気する動きも限定的のようです。来期は業績急回復が見込まれているだけに、中長期的の買いが入ってきたとの声も聞かれましたが、単なる売り方の買戻しとの見方もあります。明日以降の動向が注目されます。



[3787]テクノマセマティカル 
[2部]業種:情報・通信業
終値1,010円/前日比+150円
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ソフト、ハードウエアの開発・販売。画像圧縮ソフトでの独自技術と音声処理に定評。 本日後場買い気配スタートからストップ高まで買われました。同社は本日前引け後に、独自のコンピュータアルゴリズム「DMNA」を用いて開発した低遅延モバイル・モニタリング・システム「Point-One」の販売を開始したと発表しました。伝送路に公衆インターネット回線網を使用し、クラウドサーバ環境が不要なため、安価なシステム構築が可能な点が特徴としています。株価はコロナショック後の高値を上回ってきており、新ステージ入りが期待されているようです。



[2191]テラ 
[JQ]業種:サービス業
終値945円/前日比+146円
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大学発バイオベンチャー。がん免疫療法のノウハウ提供。樹状細胞ワクチン療法が主力。 本日大幅反発となり、一時ストップ高まで買われました。メキシコのイダルゴ州から新型コロナウイルス感染症治療法に関する薬事承認を取得した件について、本承認が虚偽だとするネット上の投稿があることを日経バイオテクONLINEが紹介したことで、同社株は先週末に向けて連日派手に売り込まれていました。本日はリバウンド的に下げ渋っていましたが、14時半過ぎに同社はこの件についてコメントを発表。本承認は虚偽ではないと正式に否定しました。これを受け同社株は一段高となっています。なぜ直ぐに否定コメントを発表しなかったのかという疑問の声も聞かれますが、本日のコメント発表で安心感が強まったと見る向きは多くはない模様です。ただ、本日の上昇は単に短期資金による物色が中心との見方が多く、続く買いにはなり難いのではと見られています。明日の動向が注目されます。




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[2372]アイロムグループ  [1部]業種:サービス業
終値1,229円/前日比+118円
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医療機関向け治験支援事業が主力。クリニックモール運営も。医薬品製造から撤退。本日買い気配スタートからの大陽線で大幅5連騰となりました。本日10時頃、同社子会社のIDファーマが新型コロナウイルスに対する新しいワクチンを共同開発することについて、開発を進めるために必要な文科省への申請が承認されたと発表。IDファーマは、共同開発先である復旦大学附属上海公衆衛生臨床センターから新型コロナウイルス由来の抗原に関する遺伝子デザインの提供を受けており、その遺伝子デザインに基きIDファーマが開発中新規ワクチンを製造し、上海公衆衛生臨床センターで非臨床試験及び臨床試験を行う予定としています。本日の株価は長い上影を強いられましたが、25日移動平均線を意識するレベルで踏み止まりたい処です。



[4657]環境管理センター  [JQ]業種:サービス業
終値362円/前日比+80円
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環境総合コンサルタント。超微量分析に強み。放射線量測定、環境経営支援なども。本日前場10時過ぎより出来高を伴って急伸し、ストップ高を付けています。同社は先週末19日引け後に、中国合弁会社の中国浙江同曄環境科技を通じ、日本へのマスク輸入を行う取り組みを進めていると発表。同関連会社では生産開始当初から1日当たり8万枚のマスクを生産する予定で、本格輸入を前に第1弾として1万枚のマスクを輸入。地元自治体や顧客への提供を進めるとしています。明日の株価がギャップアップで25日移動平均線を上回るとなると、少々景色が変わってきそうです。



[3672]オルトプラス  [1部]業種:情報・通信業
終値979円/前日比+39円
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ソーシャルゲームをグリー中心に展開。自社開発ゲームや他社との共同開発も。 本日大幅高となり、一時大台を回復しています。3月下旬に配信予定のスマートフォン向けラップ×リズムゲーム「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」の配信が3月26日に決定したと公式ツイッターで20日に発表されています。ただ、GooglePlayでのリリースに向けた展開は後日発表とのことです。漸く配信確定となったことで好感されて買われましたが、既に期待感から先回り的に買われたいこともあり、出尽くし的に売っている向きも多い様子です。ただ、配信開始の26日までは、下げれば買い手も多いのではとの声も聞かれました。その後は本格的な出尽くしも警戒で、配信後のセールスランキング次第になるでしょう。



[7190]マーキュリア  [1部]業種: 証券・商品
終値494円/前日比+59円
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ファンド運用や自己投資事業を手がける。政策投資銀行と伊藤忠が大株主。本日大きく急伸しました。同社は先週末19日引け後に、発行済み株式数(自社株を除く)の5.0%にあたる88万株(金額で6億1,600万円)を上限に自社株買いを実施すると発表しました。なお、買い付け期間は2020年3月23日から12月31日までとしています。株価浮揚策としてポジティブに受け止めらており、需給改善や株式価値の向上といった株主還元を好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[9603]エイチ・アイ・エス  [1部]業種:サービス業
終値1,387円/前日比+178円
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格安航空券販売の最大手。個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。本日大幅高です。新型コロナウイルスが世界中で感染拡大しているため、国内外の旅行需要が激減しており、同社株は先週末まで下落基調続けていました。しかし、政府与党が緊急経済対策で民間支出も含めた事業規模を30兆円超にする方向で調整に入ったと報じられ、その経済対策の一環として旅行代金の一部を国が助成することも検討とも報じられています。それだけに本日は買戻しや見直し買いのキッカケになった様子です。他にも[9726]KNT-CT HDや[3926]オープンドア、[6548]旅工房なども買われています。ただ、続く買いになるかは微妙との声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[4644]イマジニア  [JQ]業種:情報・通信業
終値814円/前日比+107円
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携帯コンテンツの企画・配信。パッケージソフトの開発やキャラクターのライセンス商品販売も。本日大きく急伸しました。同社は先週末19日引け後に、業績修正を発表。2020年3月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円から11億円に45.7%上方修正し、増益率が0.7%増から46.7%増に拡大する見通しとなりました。スマートフォン向けゲームやニンテンドースイッチ向けのソフト販売が好調に推移したことで売上高が計画を11.5%も上回り、利益を押し上げました。巣ごもり関連として再度注目を集める形となる他、今月末時点での保有で高配当を得られることから、引き続き買い優勢の展開が見込まれます。



[9984]ソフトバンクグループ  [1部]業種:情報・通信業
終値3,187円/前日比+500円
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携帯電話で日米展開。傘下にZHD、英ARM、10兆円ファンド。持分に中国アリババ。本日後場ストップ高です。前場から反発していましたが、13時50分に同社は、本日の取締役会で自己株式取得と負債削減のために最大4.5兆円の当社保有資産の売却または資金化を決定したと発表。これにより、最大2兆円の自己株式取得に加え、残額を負債の償還、社債の買入れ、現預金残高に充当するとのことです。これらの取引は今後1年に渡って行われるとのことで、実際に2兆円もの自社株買いを今後行うのであれば、同社株へのインパクトは大きいとの見方から買戻しや見直し買いに繋がっています。ただ、ある意味同社も今の世界的な株安状況に危機感を抱いているのではとの声も聞かれました。



[9434]ソフトバンク  [1部]業種:情報・通信業
終値1,414円/前日比-49.5円
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ソフトバンクグループの中核。携帯・固定通信やICTソリューションを提供する。本日軟調です。13時50分に親会社のソフトバンクグループが、大規模な資産売却方針を発表したことから連想的に売られています。ソフトバンクグループは通信子会社の同社株を66%超保有していることから、50%近くまで売却してくる可能性は十分あるとの見方です。同社株は通信事業ということもあり、ディフェンシブ性も強いことから、今回の世界的株安でも下げ渋っているだけに、売り易さもあるのではとの声も聞かれました。それだけに何れソフトバンクグループが同社株の売り出しを発表するのではと見られています。




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