株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[9107]川崎汽船

[6996]ニチコン 
[1部]業種:電気機器
終値1,237円/前日比+46円
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世界有数のコンデンサーメーカー。アルミ電解が柱。EVや家庭用蓄電システムなど積極化。 本日買い先行スタートから続急伸しました。世界的にEVの普及加速が見込まれる中、同社のEV用フィルムコンデンサーの売り上げが急増しており、2022年3月期営業利益は従来予想の40億円から46億円に大幅増額しています。直近で全体相場は新型コロナウイルスのオミクロン株が与える影響が懸念され、波乱の様相を余儀なくされていますが、その中で同社株は11月10日に窓を空けて急騰したあとも売りを吸収し、本日は1,000円~1,200円のボックス圏を上放れました。次は2月の窓埋めにチャレンジすることになります。



[4587]ペプチドリーム 
[1部]業種:医薬品
終値2,850円/前日比+154円
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創薬ベンチャー。特殊ペプチドを使った医薬品候補物質を大手と共同開発。 本日大幅反発です。昨日に米国で初のオミクロン株感染者が確認されるなど、世界的に感染再拡大が改めて警戒されてきたことから、新型コロナウイルス治療薬への期待が改めて高まっている模様です。同社は独自の特殊環状ペプチドを使った新型コロナウイルス感染症治療薬「PA-001」を飲み薬としても開発していますが、11月29日に研究開発説明会では、経口剤として投与しても高い血中濃度を維持出来る可能性を動物試験で確認したと明らかにしています。ただ、これに関しては既に11月11日に日経新聞電子版で報じられており、目新しさは乏しいものの、研究開発説明会では、オミクロン株にも有効な可能性は高いとの見解も示されました。最短で来年中に治験入りし、2023年中の実用化も可能との見方を示しています。このことが昨日の化学工業日報で報じられていましたが、昨日は材料視されず1日遅れて市場に知れ渡ったようで、本日改めて材料視された格好です。



[3356]テリロジー 
[JQ]業種:卸売業
終値388円/前日比+35円
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通信機器や情報セキュリティ品を輸入販売。米新興メーカーの最新技術発掘に強み。 本日前場中盤から商いを伴って急伸して大幅反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は本日10時に、子会社テリロジーサービスウェアが多言語ヘルスケアサービスを運営するWELL ROOM社と業務提携すると発表。今回の業務提携を通じ、テリロジーサービスウェアの多言語映像通訳サービス「みえる通訳」と「WELL ROOM」を連携し、医療機関に向けた多言語サービス提案を開始するとしています。株価は2月高値から下げが続いた印象ですが、5日線に継ぎ25日移動平均線の上向きも迫っている状況です。



[3501]住江織物 
[1部]業種:繊維製品
終値1,575円/前日比+69円
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名門繊維企業。カーペット大手、国会の赤じゅうたん納入。自動車内装材に力。 本日買い先行で始まったあとも一段高となり、5営業日ぶりに大幅反発しています。同社は昨日、東京ビッグサイトにおいて8日から10日まで開催される展示会「エコプロ2021」に、今春に審査が行われた「第4回エコプロアワード」で経済産業大臣賞を受賞した水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」を出展すると発表しました。本日の大幅高で株価は2月の大幅ギャップダウン以降の戻り高値を更新しており、新展開入りが注目される処です。



[1930]北陸電気工事 
[1部]業種:建設業
終値1,120円/前日比+80円
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北陸電力系。全国展開志向で北陸電力向け配電線は低下。公共工事強化。 本日買い先行スタート後も上値追いが継続し、3営業日ぶりに急反発しました。同社は昨日引け後に、[9435]光通信が財務省に大量保有報告書を提出し、北陸電工株の保有割合が5.70%と新たに5%を超えたことが判明しています。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は11月24日です。足元の株価は、1対1.2株の株式分割発表を受けた急騰後、一昨日と昨日に跳ね返されましたが、本日の切り返しで反騰トレンドを維持した格好となっています。



[6976]太陽誘電 
[1部]業種:電気機器
終値6,130円/前日比-200円
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セラミックコンデンサ世界大手。インダクタ、通信フィルター、複合デバイスも。全個体電池開発。 本日軟調です。前場はプラス圏での推移となっていましたが、11時頃から売り込まれています。「米アップルは部品サプライヤーに対して、iPhone13の需要が鈍化していると伝えた」とブルームバーグが報じており、それがアップルのサプライヤーである同社株売りのキッカケとなった様子です。米アップルは世界的な供給不足に悩まされてきましたが、今は需要の鈍化という別の問題に直面しているとのことです。アップルは既に部品不足を理由に今年のiPhone13の生産台数を引き下げていましたが、その分は来年上乗せされるとの見方が多かったものの、累積受注は以前予想されていた程強くないとのことで、来年への上乗せは無い可能性もある模様です。他にも[6981]村田製作所、[6770]アルプスアルパイン、[6762]TDKなども11時から売られています。今晩のNY市場で、アップル株が下落するのか注目されます。



[7342]ウェルスナビ 
[M]業種:証券・商品
終値2,584円/前日比-316円
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資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発や提供を行う。 本日大幅続落となり、1月に付けていた年初来安値が射程圏に入っています。同社は11月18日に海外募集で公募売出を行うことを発表してから弱い動きを続けています。公募売出価格は3,183円となっており、それを割り込んでから下げに拍車が掛かっている格好です。公募売出株を引き受ける向きがヘッジのため、繋ぎ売りしてきているとの声も聞かれました。受渡日は週明けの12月6日となっており、需給悪化への警戒から見切り売りも出ている様子です。ただ、これだけ公募売出価格を割り込んでしまえば、受渡日にはアク抜け的に多少の戻りは期待出来るのではとの声も聞かれました。明日以降、年初来安値を更新してくるのか、その水準で下げ渋るのか注目されます。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値5,440円/前日比+555円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日大幅高です。本日は海運株に買われている銘柄が目立っており、特に同社株や[9101]日本郵船、[9104]商船三井の海運大手3社の強さが目立っています。かなり前から大手海運株を強気としていたモルガン・スタンレーMUFG証券が、3社の目標株価を一段と大きく引き上げてきたことが刺激になっています。同社株に関しては従来の目標株価7,700円から、16,900円まで2倍以上に引き上げています。同証券は、3社の持ち分法適用会社であるコンテナ船統合会社ONEが想定以上に好調なことを受け業績予想を上方修正。スポット運賃が想定以上に切り上がり、コンテナ船物流の供給混乱の想定以上の長期化シナリオも要因とのことです。配当については、市場では来期減配懸念強いものの、それは避けられると予想。また、同社に関しては来期の配当性向は20%になると予想しています。




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[8871]ゴールドクレスト 
[1部]業種:不動産業
終値1,492円/前日比+8円
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首都圏基盤のマンション開発・分譲中堅。タワーマンションなど展開。少人数効率経営。 同社は本日引け後に、自己株式の取得に関するお知らせを発表。上限を12億円・60万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.76%)とする自社株買いを実施するとしています。取得期間は2021年12月3日から2022年2月28日までで、取得方法は自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付。自己株式の取得を行う理由としては、株主還元の充実および資本効率の向上のためとのことです。



[6952]カシオ計算機 
[1部]業種:電気機器
終値1,526円/前日比+42円
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腕時計、電子辞書でシェア高い。業務用PDA、電子レジなど法人向け事業を強化。 複数の証券会社が投資判断を引き上げています。野村證券が12月1日付のレポートで、「スマートウオッチや教育関連などでコロナ後の成長シナリオが見えてきた」と指摘。岡三証券も同日付で、時計の主力ブランド「Gショック」がコアファンを中心に堅調に推移すると見て格上げに踏み切りました。レーティングは野村證券が「ニュートラル」から「Buy」に変更し、目標株価を1,900円から2,200円に変更。岡三証券は2,100円の目標株価を継続した上で、「中立」から「強気」に見直しています。



[6997]日本ケミコン 
[1部]業種:電気機器
終値1,869円/前日比+58円
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アルミ電解コンデンサー最大手。一貫生産体制で競争力。車載用キャパシタへ注力。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は12月1日付で、同社の投資判断「オーバーウエート」を据え置き、目標株価を3,200円から3,300円に引き上げました。レポートでは、2022年3月期上期はマレーシアの操業度低下や原材料・物流費上昇の影響を受けながら、営業利益34億9,200万円の好決算だったと評価。アルミ電解コンデンサは世界的な自動車減産により受注は減速中ですが、第3四半期中に下げ止まると見ています。

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[7975]リヒトラブ 
[2部]業種:その他製品
終値2,102円/前日比+400円
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事務用品中堅。ファイル・クリアブックが主力。収納整理用品も。文具の新市場開拓。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸してストップ高を達成し、大幅に年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、11月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。投資単位の水準を引き下げることで株式流動性の向上を図り、投資家層の更なる拡大を図ることが目的とのことです。効力発生日は12月1日となります。本日の株価は後場13時台以降は寄り付く場面も目立ちましたが、結局はストップ高で引けており、先高期待の大きさを示しています。



[9245]リベロ 
[M]業種:サービス業
終値2,716円/前日比+311円
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新生活サービスプラットフォームの構築と提供による移転者サポート事業を手掛ける。 本日大幅続伸となり、上場来高値を連日で更新しています。いちよし証券が新規「A」、フェアバリュー4,000円でカバレッジを開始してから強い動きが続いている格好です。カバレッジされる前、公募割れ水準で上場来安値付近の1,200円台だった株価は、あっと言う間に2倍以上になっている状況です。同証券が設定したフェアバリュー4,000円までは、未だ値幅があるものの、かなり乖離も縮まってきたことから、買い難さも出てきているとの声も聞かれました。それだけに目先的には3,000円辺りが上値目途として意識されそうです。明日も強い動きを見せてくるか注目されます。



[3186]ネクステージ 
[1部]業種:小売業
終値2,115円/前日比+117円
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中古車販売大手。東海から全国展開。車種別専門店や新車販売店も。 本日小高く始まった直後から商いを伴い急伸しています。同社は昨日引け後に、日本経済新聞電子版が「買い取り専門店を過去最多ペースで出店する」と報じました。新型コロナウイルスや半導体不足の影響で新車の供給が細り、中古車価格が高騰する中、独自の仕入れルート確保に経営資源を集中させるとしています。現値の上方では2,160円近辺に75日・25日の両移動平均線が収斂してきており、このレベルの攻防がその後の方向性を決めることになります。



[3856]Abalance 
[2部]業種:電気機器
終値5,680円/前日比+450円
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創業のソフト開発から主力を太陽光発電事業にシフト。建機販売も。海外進出。 本日大幅高です。同社は昨日引け後に、中期経営計画策定を発表。2024年6月期グループ売上高590億円、営業利益36億円を目指すとのことです。今期見通しは売上高350億円、営業利益14億円だけにかなり強気な数字と言えます。8月の本決算発表では、今期見通しが物足りないとの見方から失望的に派手に売られました。それだけに本日は見直し買いに繋がっているものの、上値の重さも見られています。個人投資家にも人気の高い銘柄だけに上値にはシコリも多いようで、上げてくればヤレヤレ売りが出てき易い様子です。明日以降改めて買われる展開になるのか注目されます。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値5,450円/前日比+430円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日終日右肩上がりの展開となり急伸しています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、海運業界に関して第2四半期決算以降が、株価バリュエーションの割安感や配当利回りの高さなどが再評価されるタイミングと指摘したこともあり、本日は同社株の他、[9101]日本郵船などの海運株が人気化。海運セクターが業種別上昇率のトップに躍り出ました。大手3社の株価がとうとう5日移動平均線超に浮上してきており、トレンド転換の有無を早期に見極めたい処です。



[1407]ウエストHD 
[JQ]業種:建設業
終値6,310円/前日比+710円
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太陽光発電設置工事、保守・管理、売電。発電所売買や省エネ提案事業も。 本日大幅上昇です。今朝の日経新聞で、三井住友海上火災保険は再生可能エネルギー事業に参入すると報じられています。全国で複数の太陽光発電所を設立し、発電した電力を地域内の取引先企業や自社ビルに供給するとのことです。同社は太陽光発電所の建設や保守などを手掛けていることから、同社が受託する可能性もあるのではとの思惑で買われています。9月上旬には米アマゾンが三菱商事と組み、450箇所以上の太陽光発電所網を国内で作るとの報道で、同社が開発を受託したとのことから、同社株は6,000円台まで買われましたが、その水準に戻してきた格好です。明日以降高値を超えていけるのか注目されます。なお、同関連として[9519]レノバや[9517]イーレックスも買われています。



[7089]フォースタートアップス 
[M]業種:サービス業
終値4,250円/前日比+180円
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スタートアップ企業を対象とした人材支援サービス。採用や経営のコンサル業務も。 本日前場11時過ぎから出来高を伴いく急伸し、大幅反発しました。同社は本日11時頃に、東京経済大学の研究グループによる「クラウドファンデイングでの資金調達動向分析」の研究に対して「STARTUP DB」を提供し、共同研究を開始すると発表。共同研究で得られた分析結果を活用し、スタートアップ・エコシステムの活性化に寄与することを目指すとしています。今月5日の底打ち以降株価は25日線がレジスタンスとなっており、同ラインを明確に上放れるかが焦点になるでしょう。



[7012]川崎重工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値2,580円/前日比-182円
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総合重機大手。航空宇宙、鉄道車両、大型2輪などに強み。自衛隊機も製造。 本日大幅安です。12日に米ワシントン首都圏の地下鉄で同社製の車両が脱線事故を起こしたことを受け米当局が各地域の交通局に対して同社製の鉄道車両の点検を「緊急勧告」する可能性があるとロイターが今朝報じていました。ただ、前場は下げ渋っていたものの、後場一段安となっています。他の複数のメディアでも報じられたことがキッカケになっているとの見方です。同社株は足元で買われてきていただけに手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようですが、投機筋による仕掛け的な動きも後場から入っているのではとの声も聞かれました。明日以降も売りが続くのか注目されます。




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[4689]Z HD 
[1部]業種:情報・通信業
終値621.0円/前日比+55.3円
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ソフトバンク系ポータルサイト最大手。ヤフーが持株会社化。21年3月にLINEと経営統合。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸しました。同社は昨日引け後に、2021年4-6月期決算を発表。最終利益は前年同期比17%増の266億1,700万円と2桁成長を達成しています。LINEとの経営統合効果でトップラインが大幅な伸びを見せ、増収効果が利益にも反映されました。広告需要が好調だった他、ZOZOや[2678]アスクルなどのコマース事業も収益に貢献しています。株価は7月15日の直近高値599.3円を明確に上回ってきており、年初来高値727.2円にどこまで迫れるか注目されます。



[5384]フジミインコーポレーテッド 
[1部]業種:ガラス・土石
終値5,800円/前日比+500円
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半導体ウエハー用研磨材で世界首位。溶射技術にも強み。CMP製品が成長。 本日買い気配スタートから続急伸し、上場来高値を大幅に更新しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を435億円から前期比12.0%増の470億円へ、営業利益を85億円から同33.5%増の102億円へ、純利益を62億円から同32.0%増の74億円へ上方修正し、併せて60円を予定していた中間配当予想を80円に引き上げるとしています。本日の株価は高寄り後も上値追いが進み高値圏で終えており、青天井圏を駆け上がる可能性を示しています。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値4,025円/前日比-130円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日前引け後に決算発表を予定しており、期待感から前場は買われていました。前引け後に1Q決算発表と同時に中間・通期業績の上方修正を発表しましたが、注目された復配発表は無く、引き続き配当は未定としています。それを受け後場は売られる展開になりました。派手に売られる場面も見られましたが、売り一巡後は下げ渋っています。業績からも復配に踏み切る可能性は消えておらず何れ発表されるのではとの期待感も強いようです。配当性向20%とした場合、通期業績予想から年間配当は568円となり、配当利回りは軽く10%を超えることになります。ちなみに[9104]商船三井が、先日の決算と同時に配当の大幅増額修正を発表しており、配当性向は19.7%、[9101]本郵船は23.6%となっています。同社が実際に期待通り復配に踏み切るのか、その際配当性向はどの程度になるのか注目されます。



[9101]日本郵船 
[1部]業種:海運業
終値6,930円/前日比+360円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日大幅高となり、連日で高値を更新しています。同社は本日昼に予定されていた決算発表への期待感で前場から買われていましたが、決算発表を受けて後場改めて買われています。商船三井の配当修正以来、連想的に同社株も買われていましたが、出尽くしとはなりませんでした。同社も商船三井同様に決算と同時に配当額を大きく上方修正しており、年間配当は1株200円予想から700円に引き上げました。一気に高配当利回りとなり、改めて後場見直された様子です。ただ、年間配当700円予想ですが、中間配当は200円、期末配当を500円としており、今後の市況状況で業績が変動すれば、期末配当は減らされる恐れもあるのではとの声も聞かれました。ちなみに商船三井は中間配当の方が期末配当より多くなっています。



[8929]青山財産ネットワークス 
[2部]業種:不動産業
終値1,697円/前日比+102円
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財産コンサル会社。資産家への運用や相続に強み。不動産取引やサブリースも。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年12月期上期決算を発表。売上高は前年同期比25.9%増の119億1,900万円、純利益は同2.5倍の10億7,600万円で着地しました。不動産関連商品の販売が好調だったことが業績を押し上げたようです。また、併せて8月31日を基準日として1株を2株に株式分割することも発表しています。本日の株価は高寄り後.大陰線を強いられており、先ずは4月高値レベルでもある1,700円処を固めたい処です。



[9837]モリト 
[1部]業種:卸売業
終値653円/前日比-21円
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服飾付属品の商社。金属ホックで世界首位。アパレル向け中心。車内装品も。 本日、年初来高値を更新するも結局売られて引けています。スケートボード関連株として足元で相場を作っている銘柄です。本日は東京オリンピックのスケートボード女子パークが行われており、日本人選手3人が決勝進出と大活躍しており、更に結果も日本人選手は1位、2位、4位となっています。決勝が行われている最中に同社株は一段高となり、高値を更新したものの、結果が確定する前には急落する典型的な出尽くし的な動きになっています。まだ明日には、スケートボード男子パークを控えており、スノーボードの冬季五輪2大会連続銀メダリストの平野歩夢選手が出場しますが、激戦が見込まれており、女子程は期待感が乏しい様子です。オリンピックのスケートボード競技が終われば、同社株を買う材料が乏しくなるだけに本日早めに手仕舞いに動く向きが多かった様子です。



[2980]SRE HD 
[1部]業種:不動産業
終値6,760円/前日比+440円
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ITテクノロジーとAI技術を基盤とした不動産事業。金融機関向けソリューション事業。 本日前場途中から切り返して大幅続伸しています。同社は昨日引け後に第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比71.4%増の17億8,200万円、営業利益は同42.6%増の1億7,500万円、純利益は同88.0%増の1億1,500万円と大幅増益となりました。企業のDX加速を受けて、AIクラウド&コンサルティングセグメントでクラウドサービス・コンサルティングサービス共に獲得数が着実に伸長した他、不動産テックセグメントが復調し黒字化したことが寄与しました。目先の株価は上方を走る25日移動平均線が意識されそうです。



[7203]トヨタ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値9,970円/前日比-85円
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世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。 本日反落です。同社は13時25分に1Q決算を発表。4-6月期は大幅増収増益となっており、市場コンセンサスを大きく上回りました。ただ、通期業績予想は据え置いており、修正せず配当見通しも未定のままとしました。これを受け派手に売られる展開で、一時9,825円まで下落する場面も見られた。株価は高値圏にあり、派手に上方修正されるとの期待も強かったことから、それが無く失望された格好です。ただ、売り一巡後は急速に下げ渋り、下げ幅をかなり縮小して引けています。4-6月期の数字からも通期計画への進捗率が非常に高く、何れ派手に上方修正されるとの期待は消えていないことから押し目買い意欲も強い様子です。この動きからも暫く10,000円を挟んでの揉み合いになり そうだと見る向きが多いようです。




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[5212]不二硝子 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値1,626円/前日比+300円
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医療用ガラス専業。アンプルや試験管など。健康食品・化粧品容器向けに注力。 本日前場10時台から商いを伴い急伸し、大幅反発でストップ高まで買われています。河野太郎規制改革相が先週末にインターネット番組で、新型コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)について来年になるとの見通しを示したことが複数のメディアを通じて伝わっており、注射器関連株の一角が買われました。同社株の他、[5491]日本金属、[6400]不二精機、[4543]テルモや[8086]ニプロ、[7702]JMSも堅調に推移しましたが、目先は需給変化に注意が必要でしょう。



[2778]パレモHD 
[2部]業種:小売業
終値234円/前日比+50円
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婦人衣料・雑貨の専門店を全国にチェーン展開。ユニー、イオンへの出店が多い。 本日大幅高となり、ストップ高まで買われました。同社は先週末、株式の売出しならびに主要株主および主要株主である筆頭株主の異動を発表。同社主要株主で筆頭株主のエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・スリー投資事業組合が、保有する同社株全部を市場外での相対取引により西松屋チェーンへ譲渡することで合意したと発表。これにより西松屋チェーンが、今後同社の筆頭株主になります。これにより西松屋チェーン傘下入りすることになれば、同社事業に追い風になるとの見方も多いようです。また、何れは西松屋チェーンによる子会社化もあり得るのではと期待する向きもいる様子です。短期的には続く物色になるかは不透明ですが、小型の貸借銘柄だけに空売りが多く入るようですと面白いとの声も聞かれました。



[6413]理想科学工業 
[1部]業種:機械
終値2,185円/前日比+378円
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デジタル印刷機「リソグラフ」で国内シェア大。インクジェットプリンターは海外に注力。 本日大きな窓を空けて急反発し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は先週末30日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について、売上高を707億円から前期比4.1%増の712億5,000万円へ、営業利益を29億円から同2.6倍の36億円へ、純利益を23億円から同81.6%増の30億円へ上方修正しました。同時に、上限を70万株(発行済み株数の2.04%)・12億円とする自社株買いを実施すると発表しています。株価は2018年11月以来の高値レベルに到達しており、値動きは軽くなりそうです。



[3658]イーブックイニシアティブジャパン 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,755円/前日比+495円
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電子書籍配信が主力。漫画の作品数は業界随一。ZHD傘下・連携に強み。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。同社が先週末発表した1Q決算は大幅増収ながら、大幅減益となっています。これを受け本日は売られて始まりましたが、寄り後は買われる展開になっています。前年の4-6月期は巣ごもり需要が大きかったものの、今年の4-6月期はそれ以上の売上高を上げています。利益面は大幅減益ながらも前年の4-6月期は緊急事態宣言など不透明な情勢を受け広告宣伝・販売促進費を抑制していたことによる増益面が大きいようです。また、同社は6月1日にLINEマンガとの業務提携を発表していますが、今年度後半から段階的に取り組んでいく予定とのことだけに、その期待感も強い様子です。それだけ決算発表通過で買い向かう投資家も多いようです。明日以降も強い動きを続けられるか注目されます。



[5702]大紀アルミニウム工業所 
[1部]業種:非鉄金属
終値1,497円/前日比+290円
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再生アルミ地金で首位。ダイカスト・鋳物用が主力。特殊材拡大。東南アジア強化。 本日大きく急伸しました。同社は先週末30日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比11倍の55.7億円に急拡大。併せて4-9月期の同利益を従来予想の61.9億円から96.8億円へと56.4%上方修正。通期の同利益を従来予想の109億円から145億円へと32.7%上方修正しました。想定以上の修正幅を評価する動きですが、株価は過熱感も懸念される水準に達しており、慎重に動きを見たい処です。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値4,060円/前日比+340円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日大幅続伸です。先週末昼に決算と同時に大幅増配を発表した[9104]商船三井が、本日も朝から大きく買われていることが刺激になっています。商船三井はこれだけ連日買われても依然として高配当と言える水準で見直し買いが継続している状況です。それに刺激を受けて同社株や[9101]日本郵船も一緒に変われています。同社は無配を続けていましたが、今期復配が期待されており、やはり高配当になるのではとの思惑が強い様子です。ただ、決算と同時に復配が発表される可能性はあるものの、商船三井のような高配当になるかは不透明との見方も多いようです。期待外れになる恐れもあり、注意が必要との声も聞かれました。なお、同社や日本郵船は8月4日の前引け後に決算発表を予定しています。



[4722]フューチャー 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,111円/前日比+277円
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ITコンサル会社。情報システム設計・構築に定評。パッケージ、スマホアプリなど。AI注力。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しています。同社は先週末30日引け後に、2021年12月期通期の連結業績予想と年間配当計画を修正し、営業利益見通しを前期比52.8%増の80億円(従来予想は71億5,000万円)に引き上げ、年間配当を従来計画比4円増額の46円(前期実績は40円)とする方針を示しました。本日の株価は高寄り後も上昇幅を拡げており、3月23日に付けた年初来高値2,163円を視界に捉えた格好です。



[6629]テクノホライゾン 
[JQ]業種:電気機器
終値1,414円/前日比-400円
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情報通信機器や光学機器の開発、販売。監視カメラ・ドラレコのクラウド化に強み。 本日大幅安となり、ストップ安まで売られています。同社が先週末引け後に発表した1Q決算は大幅増収ながらも赤字幅拡大となっています。将来の事業拡大に備えた積極的な人員採用やM&A手数料と暖簾償却などが利益を圧迫した模様です。同社株は5月に発表した本決算で示した今期見通しを好感され、それ以降随分と上げてきました。この1Qの数字では、その通期計画達成不透明との見方にも繋がり易いようで、本日は失望的に売られています。本決算発表前の株価水準が1,200円程度だったということもあり、目先その辺りが下値目途として意識されそうです。




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[3030]ハブ 
[1部]業種:小売業
終値899円/前日比+150円
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本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に[2121]ミクシィとの資本・業務提携を発表。ミクシィが約10億円の第三者割当増資を引き受けて筆頭株主となります。また、ロイヤルHDが保有株の一部をTech Growth Capitalに譲渡することも発表。ミクシィが取り組んでいるスポーツ関連コンテンツ拡充におけるシナジー効果などを期待している模様で、株価にも弾みが付きました。目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[7625]グローバルダイニング 
[2部]業種:小売業
終値328円/前日比+80円
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都市部に外食チェーン。イタリア、アジア料理などのレストランを展開。米にも出店。 本日ストップ高まで買われました。同社は昨日、東京都が特措法に基いて同社が手掛ける26店舗に出した時短営業命令は違法だとして、東京都に対し損害賠償を求め提訴しました。時短要請に応じていない店舗は同社含め2000店舗以上ありましたが、その中で同社の店舗を狙い撃ちしたと指摘。損害賠償請求額はお金が目的ではないとして、26店舗の営業を4日間停止したことについて全部で104円としています。昨日から報じられていましたが、昨晩のニュース番組や今朝の新聞など色々な処で報じられたことが刺激になったとの見方です。同社の知名度向上に繋がり宣伝効果もあるとの声も聞かれました。ただ、同社株は小型の貸借銘柄だけに踏み上げに発展することを期待した短期資金による物色との見方が多いようです。



[2373]ケア21 
[JQ]業種:サービス業
終値2,765円/前日比+405円
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関西を地盤に介護サービスを展開。訪問型が主力。施設介護にも意欲。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反発しました。同社は昨日引け後に、4月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。また、株式分割実施後も株主優待制度の対象は保有株数100株以上を据え置くとしており、実質的な制度拡充となります。本日の株価は昨年来高値3,030円を視野に捉えるような高寄り後に上げ幅を縮めて終えており、2,700円処を意識した仕切り直しが求められます。



[6239]ナガオカ 
[JQ]業種:機械
終値1,021円/前日比+150円
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石油プラント内部装置大手。取水設備スクリーンに強み。海水淡水化などに注力。 本日ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、中国大連の子会社が、スクリーン・インターナルを大口受注したと発表。受注金額は約5億円とのことです。今月に入って4回目の大口受注発表であり、受注金額は4件で約20億円となります。業績への寄与は来期以降になると思われるものの、来期業績回復期待が一段と強かった様子です。それに加え、今後も大口受注発表が出てくるとの期待も強いようです。それだけに本日は改めて見直し買いに繋がっています。明日以降は大台を確りと固められるか注目です。



[8226]理経 
[2部]業種:卸売業
終値237円/前日比+24円
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情報機器の輸入商社。衛星通信技術に定評。官公庁や大学向けに強み。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の連結経常損益を従来予想の0.5億円の赤字から1.5億円の黒字に上方修正し、2.8倍増益見通しとなりました。また、業績好調に伴い従来無配としていた期末一括配当は2円実施する方針を示しました。これらを好感視する形で買いが流入していますが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も感じられますので、調整入りも懸念されます。



[7726]黒田精工 
[2部]業種:機械
終値1,910円/前日比+190円
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半導体装置向け直動関連機器や精密金型が主力。工作機械、計測システムも。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸しています。本日付の日経新聞朝刊で、「半導体製造装置の引き合いが強まるなかで、特需が生じている分野もある」と報じられ、その中で「黒田精工も半導体製造装置部品に使うボールねじの生産を21年中に、17年比で7割増やす」とあることから増産効果による業績への貢献を期待した買いで本日の株価は大幅高となりました。ただ、上下に長い影を残しており、5日移動平均線固めに向かうか2,000円超相場に突入するかの勝負処を迎えています。



[4755]楽天 
[1部]業種:サービス業
終値1,381円/前日比-99円
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ネット通販大手。金融、旅行、電子書籍など幅広く展開。携帯電話に参入。 本日大幅安です。今朝、日経ビジネスオンラインで『楽天・日本郵政の提携を揺さぶる「テンセント・リスク」の怖さ』と題する記事が掲載。その記事で米国が警戒を強めている中国ネット大手テンセントの子会社が楽天に出資することの経済安全保障上の問題を指摘しています。今後明らかになるテンセントとの提携内容次第では、同社の米国事業への影響が懸念されるとのことです。この記事を受け改めてテンセントリスクが意識されたようで、本日は手仕舞い売りに繋がっているとの見方です。明日以降、更にこのリスクが意識されるのか、それとも過度な懸念としてスルーされてくるのか注目されます。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値2,548円/前日比-198円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日大幅安です。特に悪材料は出ていませんが、同社株は昨日まで8連騰しており、本日は手仕舞い売りが出てきた様子です。同様に8連騰していた[9104]商船三井も売られています。[9101]日本郵船も軟調で、これら大手海運株はモルガン・スタンレーMUFG証券が、何れも目標株価を時価を大幅に上回る水準に引き上げたことを機に、3月11日から見直し買いが続いていました。手仕舞い売りは昨日までも出ていたと思われますが、それ以上に買いが入ってきたことで上げてきたと言えます。ただ、本日は大きく下げたことから、買いが一巡した恐れもありそうです。もしくは、どこか大きなファンドなどの資金が手仕舞いに動いたとの声も聞かれました。やはり、足元で強かった[9201]日本航空、[9202]ANA HDも本日は大きく売られています。明日以降もこれらが売られるのか注目されます。




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