株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[9104]商船三井

[2983]アールプランナー 
[M]業種:不動産業
終値9,130円/前日比+1,500円
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愛知県を中心に注文住宅の請負や、分譲住宅販売などを手掛ける。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末19日引け後に、2022年1月31日を基準日として1株に付き4株の割合で分割すると発表。株価は9月6日の上方修正以降、上昇トレンドを形成していましたが、11月15日に8,380円の高値を付けたあと利益確定売りなどに押されていました。本日大きく買いが向かいましたが、大きな過熱感も無く、再度の新値追いが期待されます。



[9250]GRCS 
[M]業種:サービス業
終値8,900円/前日比+1,500円
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企業リスク管理プロダクトの開発や導入、販売などを手掛ける。 本日大幅続伸となり、ストップ高まで買われて連日で上場来高値を更新しています。同社株は直近IPOですが、上場後連日ストップ高引けとなっています。小型IPOということもあり、業績水準は未だ低いものの、事業的に高成長期待も抱かれ易いこともあり、確りとした買いが継続している模様です。ベンチャーキャピタルの保有もあり、ロックアップは公開価格1.5倍以上、つまり5,400円以上で解除となっているだけに既に売りも出ていると思われますが、これだけの商いを伴って上げれていれば、売りは既に熟しているとの見方も多く、ここまでくれば大台を目指すと期待する声も多く聞かれました。



[9964]アイ・テック 
[JQ]業種:卸売業
終値1,479円/前日比+61円
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関東、東海地盤の鉄鋼商社中堅。鋼材加工等併営。JFEから安定仕入れ。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しています。同社は先週末19日引け後に、発行済株式数の3.72%にあたる30万株・4.50億円を上限のとする自社株を22日の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表。今朝、25万株を取得したとしています。また、19日に発行済株式数の20.35%の自社株を11月26日に消却することも発表しています。本日の株価は高寄り後大陰線を強いられており、休場後仕切り直しとなります。



[3680]ホットリンク 
[M]業種:情報・通信業
終値1,018円/前日比+91円
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SNSやネット掲示板のビッグデータ分析・活用サービス。越境EC、中国向け販売支援。 本日大幅高となり、年初来高値を更新して本日で6連騰となっています。同社が先週末12日引け後に発表した3Q決算を機に見直し買いが続いている格好です。3Q決算は大幅増収増益となっており、通期業績は大きく上方修正しました。同社が出資しているブロックチェーンスタートアップに投資するファンドの評価損益計上が4.99億円もあり、それが経常利益以下を大きく上振れさせています。それだけに4Q以降は不透明感もありますが、売上高はクロスバウンド事業の越境ECプラットフォーム新サービスが想定を上回る大きな伸びとなっており、先行き期待に繋がっている面もあるようです。小型貸借銘柄ということも物色し易さに繋がっているとの声も聞かれました。大台を達成したことで、祝日明けに達成感が見られるのか注目されます。



[5974]中国工業 
[2部]業種:金属製品
終値744円/前日比+62円
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家庭用プロパン容器最大手。消臭装置、飼料タンクなども展開。水素容器開発へ。 本日前場10時台から上値追いが加速し、急反発して一時ストップ高まで買われています。20日付の中国新聞デジタルで、「強化プラスチック容器の生産ラインを自動化させ、年間5万本の量産体制を整えた」と報じられました。記事によると、プラスチック製は従来の鉄製よりも軽く、腐食し難い利点があることから塩害がある海沿いの地域などへの販売を強めるとのことです。本日の大幅高で株価は決算発表に絡む急落分を埋め、新しい相場に入ります。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値6,490円/前日比+200円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日は海運株が総じて買われており、業種別指数は海運業が値上がり率トップとなっています。先週末にバルチック海運指数が上昇したことに加え、先週末の日経新聞では、同社は目安とする配当性向を従来の20%からの引き上げを検討するなど株主還元を強化すると報じられています。海運業は市況によって利益変動が大きく、配当のバラつきが大きいですが、橋本剛社長は「業績が多少変動しても総額300億円規模の安定配当ができる会社に変えていきたい」と話しているとのことです。総額300億円を事実上の下限として安定配当する方針とのことで、配当総額300億円は同社の場合1株に付き250円程度となり、これが下限の安定配当にする方針なら悪くないとの見方から本日は見直し買いが入った模様です。他の海運株も刺激を受けているようです。



[5631]日本製鋼所 
[1部]業種:機械
終値3,410円/前日比+225円
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大型鋳鍛鋼、樹脂成形機で世界有数。射出成形機にも強み。防衛関連も。 本日3営業日ぶりに急反発しました。同社は先週末に説明会を開催。会社側では、セパレータ用フィルムシート装置に関して、年間48ライン程度の現状の生産能力から早急に60ライン体制を構築すると発表している模様です。SMBC日興証券では、セパレータ用フィルムシート装置の売上高は、2022年3月期の210億円程度から2025年までにはその3倍規模になる可能性があると試算しています。本日の株価急騰は売りを熟しながらのため、一段高期待を示しています。



[2193]クックパッド 
[1部]業種:サービス業
終値270円/前日比+27円
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料理レシピサイトで首位。有料会員、広告収入が収益源。食材ECサービスに注力。 本日大幅上昇です。先週末提出された大量保有報告書によれば、アルファレオが同社株を540万株(5.03%)保有していることが明らかになっています。保有目的は純投資ですが、アルファレオは[9308]乾汽船をかなり前から大量保有しており、乾汽船に対して買収防衛策の廃止と役員の解任を求めるなどの株主提案をしたり、訴訟提起なども何度か行った経緯があるだけにアルファレオは物言う株主、所謂アクティビストとの見方から同社にも何らかのアクションを起こしてくるのではとの思惑で買われています。ただ、大量保有報告書によれば、540万株全てを立花証券の信用取引で保有している状況で、株価を大きく上げるなら短期的に売ってくる恐れもあるのではとの声も聞かれました。




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[4771]エフアンドエム 
[M]業種:サービス業
終値1,985円/前日比+400円
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個人事業主などの会計サービスや小企業向け管理支援サービス。税理士支援も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の11.4億円から19.8億円へと74.2%上方修正し、4-9月期の連結経常利益も従来予想の0.7億円から7.5億円へと9.9倍上方修正しました。株価はは年初来高値を更新となりましたが、流動性の乏しい銘柄でもありますので勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[3976]シャノン 
[M]業種:情報・通信業
終値1,648円/前日比+225円
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クラウドでマーケティング業務自動化、企画・開発・販売。コンサルティングにも強み。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸し、年初来高値顔合わせを達成しました。同社は昨日引け後に、子会社ジクウが3DCGでバーチャル展示会を実現出来るメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」を11月1日から提供すると発表。バーチャル空間は既に用意されているため、面倒なCG制作などは不要で簡単に3Dのバーチャルイベントを開催することが出来るとしています。株価は上場来の戻り高値を更新しており、新ステージ入りに期待が高まる処です。



[6504]富士電機 
[1部]業種:電気機器
終値5,550円/前日比+585円
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重電大手。自販機、パワエレ機器、パワー半導体に力。火力発電システムは海外メイン。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期第2四半期累計の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.1倍の162億9,100万円となり、従来予想の115億円から上振れて着地しました。また、これまで未定としていた中間配当を45円(前期中間は40円)にするとしています。株価は昨年のコロナショック後、今年6月まで上昇トレンドを描いてきましたが、7月以降は調整局面に。ただ、ここにきて6月高値を塗り替えており、一段高相場を期待する向きは少なくないでしょう。



[4293]セプテーニHD 
[JQ]業種:サービス業
終値481円/前日比+41円
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電通系。ネット広告代理店。傘下に販促支援、コンテンツ配信、まんがアプリなど。 本日大幅上昇です。同社は昨日、[4324]電通グループを割当先として1株465円で約7000株新株発行すると発表。それにより同社は電通グループの連結子会社になります。これにより発行済み株式数は現状の1.5倍以上となり、希薄化は50%超にもおよびますが、嫌気する動きは見られていません。既に電通グループは同社の筆頭株主で持分法適用会社となっていましたが、更に出資比率を引き上げ50%超として子会社化することにより、恩恵が得られるとの見方が多いようです。将来的に希薄化以上の恩恵があるとの見方で買われています。また、今回電通グループは1株465円と昨日の終値より高い水準で引き受けるとのことも安心感に繋がっている模様です。来週も買いが続くのか注目されます。



[9919]関西スーパーマーケット 
[1部]業種:小売業
終値1,848円/前日比+29円
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兵庫・大阪地盤のスーパー中堅。生鮮食品に強み。H2Oと資本業務提携。 本日注目されていた臨時株主総会が行われ、H2O傘下のイズミヤと阪急オアシスとで経営統合する株式交換議案が採決されました。議決権の3分の2以上から賛成を得られ承認されれば、同社は12月に株式交換でH2Oの子会社になる見込みで、否決された場合は同業のオーケーが1株2,250円でTOBを実施し買収する見通しでした。それだけに否決期待からか、臨時株主総会が開始された10時以降は思惑的に買われて、後場に入ると更に思惑が強まって一段高となり、一時1,958円まで買われる場面も見られました。しかし、14時前に突如急落し、一時1,623円まで売られましたが、その後は切り返して戻してくる荒い動きになっています。結局大引けまで結果は出ずに小幅高で引けています。集計結果が注目されます。



[5208]有沢製作所 
[1部]業種:化学
終値969円/前日比+86円
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プリント基板向け材料が主力。液晶用フィルムも。電気絶縁・産業用構造材に注力。 本日大きな窓を空け急反発しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の修正を発表。最終利益段階で従来予想の21億円から前期比25%増の27億円に増額しました。従来見通しでは小幅ながら最終減益見通しにあったものの、一転大幅増益予想となっています。また、これまで未定だった年間配当は53円としており、前期実績に14円の上乗せとなります。株価は9月の戻り高値を形成した際に上値抵抗ラインとなった75日MAを本日一気に上抜いてきており、一段高相場入りに向けて地均しが進んでいる印象です。



[9110]NSユナイテッド海運 
[1部]業種:海運業
終値3,575円/前日比-170円
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旧新和海運。バラ積み船主力。日本製鉄が大口荷主、鉄鋼原料が柱。 本日は[9104]商船三井の上方修正と配当増額修正を受け連想的に後場買われていましたが、本日14時半に発表した決算を機に売り込まれています。2Q決算は計画超過での着地となり、通期業績の上方修正も発表していますが、好感する動きは見られず出尽くし的に売られています。未定としている期末配当が明らかにされず引き続き未定のままとなっていることが嫌気されたとの見方もあるようです。既に実施済みの中間配当は大幅増配の1株95円だっただけに、期末も1株95円になるとの見方は多いですが、今回上方修正されたことで、更なる増配を期待する向きも多く、来週下げ渋りが見られるのか注目されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値7,160円/前日比+620円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 同社は本日12時に中間決算を発表。計画を大きく超過する決算となっており、通期業績は上方修正しています。新たな通期業績予想は市場コンセンサスも上回りました。また、それに伴い配当見通しも上方修正しています。既に中間配当は1株300円で実施済みですが、期末配当を従来の1株250円予想から倍増して500円とし、年間合計で800円にするとのことです。これを受け後場は買い優勢で始まるも寄り後は戻り売りに押され上げ幅縮小の動きになっています。ただ、売り一巡後は下げ渋り、その後改めて買われて結局大幅高で、海運株は最近弱含みの展開を続けていただけに、期末配当だけでも高配当となっていることもあって、押し目買い意欲も強い様子です。しかし、足元で海運市況は下落基調となっているだけに、買いも続き難いとの見方も少なくありません。




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[7715]長野計器 
[1部]業種:精密機器
終値1,297円/前日比+125円
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圧力計・圧力センサー大手。機械式圧力計で世界シェア首位。車載向け主力。 本日寄り前から大量の買いものを集め続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は先週末24日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を496億6,000万円から前期比17.4%増の525億9,000万円へ、営業利益を28億5,000万円から同2.4倍の33億9,000万円へ、純利益を19億2,000万円から同2.7倍の23億4,000万円へ上方修正しました。本日の株価は高寄り後伸び悩みましたが、4月高値レベルでもある1,300円処を固められるか否かが目先株価の重要ポイントになりそうです。



[5331]ノリタケカンパニーリミテド 
[1部]業種:ガラス・土石
終値5,340円/前日比+675円
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森村グループ中核で高級陶磁器、砥石の最大手。セラミック材、装置なども展開。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は先週末24日引け後に業績・配当修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の85億円から115億円へと35.3%上方修正しました。また、今期の上期配当を従来計画の50円から70円へと大幅増額し、下期配当も従来計画の60円から70円へと増額修正しており、新値追いが期待されますが、同時に過熱感も感じられる水準に達しており、調整入りも想定されます。



[3408]サカイオーベックス 
[1部]業種:繊維製品
終値4,380円/前日比-1,000円
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染色加工大手。織布から一貫。スポーツウエアに強み。電子、魚礁、建設なども。 本日大幅安となりストップ安まで売られました。MBO(経営陣買収)により非上場化を目指している銘柄ですが、MBO成立後に何故か連騰しており、先週末はストップ高一本値となっていました。MBO価格は1株3,810円でしたが、今朝には一時5,500円台まで買われる場面も見られています。今後の流れとしては、臨時株主総会を行い、スクイーズアウトのための手続きを承認し、シティインデックスイレブンスを除き、TOBに応じなかった株主から強制的に株式を買い取り、株主が公開買付者サカイ繊維とシティインデックスイレブンスだけとなって上場廃止となる見込みです。なお、シティインデックスイレブンスは臨時株主総会ではスクイーズアウトの手続きに賛成する予定となっています。それを考慮すれば同社の株価は3,810円以下まで下落しても不思議は無い状況です。



[3969]エイトレッド 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,714円/前日比+132円
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業務効率化ワークフローソフト等の開発・販売。中小企業向けに強み。ソフトクリエイト傘下。 本日確りした寄り付き後に上値追いが本格化し、大幅続伸しました。同社は本日午前中に、ワークフローシステム「AgileWorks」を[8056]日本ユニシスに納入した導入事例を公開しています。ユニシスの事例では、旧来のワークフローシステムでは実現出来なかったモバイル端末での申請承認業務を可能にし、テレワークの推進に大きく寄与した他、複数のシステムに分散していた88種類の申請承認業務を一元化し、業務効率化やITシステムの保守コスト削減を推し進めたとのことです。本日の大幅高で株価は年初から頭を抑えられてきたトレンドラインを上放れており、新トレンド入りが期待されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値9,230円/前日比-640円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日は大手海運株が軒並み安でした。明日に中間配当権利取り最終売買日を控えており、明後日は権利落ち日となるため、同社株と[9101]日本郵船は高配当を理由に買われてきた面もあることから権利落ち後は売られる懸念も強く、暫く買いも入り難くなるとの警戒が強いようです。それだけに中間配当権利を取らず手仕舞いに動いている向きも多い模様です。特に同社株は中間配当(1株300円)の方が期末配当(1株250円)より多い見込みとなっており、中間配当権利落ち後は尚更買いが入り難いとの懸念もあります。ちなみに日本郵船は中間配当は1株200円ですが、期末配当が1株500円となっています。ただ、何れも再度の上方修正期待は強く、それに伴い期末配当も上方修正されるとの見方も多いようです。それだけに、中間権利落ち後もそれなりに買いは入ってくると期待する声も聞かれました。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,774円/前日比+213円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅高です。本日は旅行関連株などアフターコロナ関連株には買われている銘柄が目立っています。19都道府県へ実施している緊急事態宣言の期限が30日に迫っていますが、政府は何れの地域でも明日にも解除することを検討していると、NHKなどが報じています。新規感染者数の推移などから、既に先週から緊急事態宣言は30日で解除されるとの見方が強まっており、アフターコロナ関連株も足元で買われているものが目立っていました。それでも改めて本日から買われています。実際に宣言解除となれば、「GoTOトラベル」などの再開期待もあり、旅行関連株には未だ見直し余地が大きいとの声も聞かれました。



[5367]ニッカトー 
[1部]業種:ガラス・土石
終値816円/前日比+60円
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工業用セラミックス中堅。耐摩耗・耐熱など高付加価値品に強み。エンジニアリングも。 本日大幅ギャップアップスタートから3営業日続伸しました。本日付の日経新聞朝刊で、「売上高100億円以下の中堅上場企業『NEXT1000』を対象に、2021年4-6月期の営業増益額を調べた」と報じられており、この中で同社が紹介されています。記事によると、コロナ禍に伴う緊急事態宣言で前年同期に休止していた工場の生産が再開した他、テレワークが拡大する中で通信機器向け電子部品関連の受注が増えたとしています。株価820円処にはシコリが多く、このレベルをブレイク出来れば年初来高値が見えてきます。



[9519]レノバ 
[1部]業種:電気・ガス
終値4,860円/前日比-460円
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再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。 本日大幅安となり、25日移動平均線割れになっています。今朝方、読売新聞オンラインで傾斜地にある太陽光発電施設が豪雨などで崩落する事故が相次いでおり、自治体が条例で独自に立地規制する動きが広がる中、環境省は法令で土砂災害の危険性のある場所での新設を抑制する方向で検討に入ったと報じられています。実際に国レベルで規制強化となれば、同社事業には逆風になるとの見方から本日は警戒売りに繋がっているようです。同社が手掛けているのは太陽光発電だけでなく、他の再生可能エネルギーも手掛けていることから過剰反応との見方もあり、脱炭素社会へのシフトには変わりないことから、更に下げれば買いも入ると見る向きも多いようです。同様に[1407]ウエストHDも売られています。




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[3936]グローバルウェイ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,535円/前日比+700円
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転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」展開。有料職業紹介も。クラウド型のアプリ支援。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、9月16日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表。効力発生日は9月17日で投資単位あたりの金額を引き下げることで、より投資し易い環境を整えると共に、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。株価は先月後半から今月初に掛けての急騰に対し、61.8%押し水準で下げ渋っており、戻りの強さが試される段階に入ってきています。



[2152]幼児活動研究会 
[JQ]業種:サービス業
終値1,176円/前日比+90円
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幼稚園・保育園で幼児体育指導。独自教育プログラムを普及へ。園経営コンサルも。 本日寄り付き直後から出来高を伴い急伸し、2営業日連騰となりました。昨日、共同通信が「こども庁創設を検討する自民党の『こども・若者』輝く未来創造本部は、26日の会合で政策の基本方針をまとめ、子どもの視点に立った社会の実現に向け『こどもまんなか基本法(仮称)』を制定することを盛り込んだ」と報じています。本日の株価は寄り付き早々に高値を付けて以降上げ幅を大幅に縮めており、この材料での相場は一段落しています。



[9360]鈴与シンワート 
[2部]業種:情報・通信業
終値1,980円/前日比+400円
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鈴与グループのIT中堅。システム開発でNTTデータと協力。電子化、パッケージに強み。 本日ストップ高を付けました。9月1日発足のデジタル庁が中軸となり、電子政府に向けた取り組みが活発化するとの見方から民間企業もテレワーク導入の動きが加速。脱ハンコ関連株が再脚光を浴びています。同社はワークフロー処理の時間を大幅に短縮できる印鑑Bot「Biz-Oin」を提供しており、株価も割安圏で推移していたことも重なって買いが流入しました。再度2,000円大台乗せが見込まれますが、2,100円付近からは上値の重さも懸念されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値7,840円/前日比+710円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しました。本日はみずほ証券が海運3社の業績アップデートで、同社株の投資判断を「買い」に格上げし、目標株価を大きく引き上げたことが伝わっており、それが見直し買いに繋がっています。同社株の新たな目標株価は14,000円と、どのアナリストよりも強気な価格を打ち出しています。同証券では、コロナ禍の影響により上昇した現在のコンテナ運賃水準は暫く継続すると考え、海運3社の業績予想を増額修正。併せて2022年3月期は現在の配当方針に沿った増配、2023年3月期は日本郵船と同社の配当性向が引き上げられることも予想しています。日本郵船の配当性向は、2022年3月期は25%、2023年3月期と2024年3月期は30%と予想しており、同社は2022年3月期20%、2023年3月期と2024年3月期は30%と予想。川崎汽船は財務体質の改善や事業構造改革が配当より優先されると考え、配当性向は2022年3月期2%、2023年3月期10.5%、2024年3月期23%と予想しています。



[7855]カーディナル 
[JQG]業種:その他製品
終値929円/前日比+56円
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カード専業メーカー。会員カードが主力。多品種少量生産に強み。ICタグ関連を強化。 本日大幅高となり、高値を更新しています。1株851円でMBO中の銘柄ですが、そのMBOを発表してから一度も851円を下回っていません。851円では安すぎるとの見方があるようで、MBO価格引き上げを期待して買っている向きが多い様子です。実際、同社株主だというサイブリッジ合同会社が、同社に対する公開買付けに関して質問書を送付したと昨晩明らかにしています。更に本日午前中にはサイブリッジ合同会社の代表である水口翼氏が自身のツイッターで、質問書を送付したことを明らかにしたことで思惑買いが強まりました。それによれば、本公開買付価格851円は、同社の純資産額(1,133.53円)を大幅に下回っており、一般株主に対して十分に配慮された価格ではない可能性があると考えているとのことです。いくつか質問をしており、それに対して9月1日午後5時までに同社のHP上にて回答公開することを求めています。了解可能なご回答を得られなかった場合、サイブリッジは本公開買付価格の見直しの要請をすることを具体的に検討しているとのことです。



[2975]スター・マイカHD 
[1部]業種:不動産業
終値1,389円/前日比+109円
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区分所有の中古マンション売買に特化。リノベマンション事業を中心に賃貸も。 本日大きな窓を空けて急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年11月期の連結業績予想について発表。営業利益を29億8,200万円から前期比22.1%増の40億700万円へ、純利益を15億7,100万円から同28.1%増の22億1,500万円へ上方修正しました。同時に上限を25万株(発行済み株数の1.35%)、または3億円とする自社株買い実施を発表しています。本日の株価は高寄り後も上げ幅を拡げており、1,400円処の売りを吸収できれば新展開が始まります。



[4475]HENNGE 
[M]業種:情報・通信業
終値4,650円/前日比+700円
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企業向けクラウドセキュリティーサービス「HENNGEOne」提供。メール配信に強み。 本日ストップ高まで買われています。特に材料は見当たりませんが、足元で戻り基調を続けています。同社株は今年の1月に大台10,000円台に乗せて、上場来高値を更新したあと弱含みの展開を続けてきました。特に5月の2Q決算発表以降は明確な下落基調となり、今月には3,000円を割り込む場面も見せていました。しかし、3Q決算発表の翌日に年初来安値を更新したあとは下げ渋っており、今週から戻り基調が鮮明になっています。同社株だけではなく、今週は売り込まれてきた銘柄に戻り基調になっている中小型株が目立っており、日本株を見直し買いに来ている中小型ファンドでもいるのではとの声も聞かれました。ただ、借株などでショートしていたヘッジファンドなどの買戻しとの声も聞かれ、来週も確りとした展開が続くか注目されます。



[4583]カイオム・バイオサイエンス 
[M]業種:医薬品
終値280円/前日比+23円
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理研発の創薬ベンチャー。独自の抗体作成技術に強み。ライセンス供与も収益源。 本日後場に突如動意付き、一時325円まで買われる場面が見られました。同社が2015年に出資したイーベック社が、新型コロナウイルスの従来株、アルファ株、デルタ株など日本で罹患者が多い変異株を低用量で中和するモノクローナル抗体開発に成功したと発表。これがツイッターなどのSNSで市場参加者に知れ渡ると派手に物色された格好です。ただ、イーベックス社は同社の連結子会社でも持分法提要関連会社にも該当していないことから、イーベック社の材料で派手に物色されるのはおかしいとの見方も多いだけに、結局上げた分を殆ど吐き出しています。しかし、将来的にイーベック社の企業価値が大きく上がり、上場するようなシナリオを期待するなら同社株を買う理由になるとの見方が多い模様です。




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[9307]杉村倉庫 
[2部]業種:倉庫・運輸
終値592円/前日比+39円
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関西地盤の倉庫老舗。流通加工や運輸を拡大。ゴルフ練習場も。野村グループ。 本日寄り前から大量の買いものを集め3営業日ぶりに急反発しています。昨日投開票された横浜市長選挙で、カジノを含むIR(統合型リゾート)計画反対派の山中竹春氏が当選したことを受け大阪IR構想が誘致レースで優位に立ったとの思惑から、同社株や[9353]櫻島埠頭、[8591]オリックスなど大阪IR関連銘柄にも買いが入りました。本日の株価は高寄り後急速に押し戻されており、この材料での反応は終了しています。再びセクター物色の相場に戻っていくでしょう。



[4448]Chatwork 
[M]業種:情報・通信業
終値1,025円/前日比+150円
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ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発やセキュリティソフト「ESET」の代理販売を行う。 本日ストップ高まで買われました。SBI証券が、同社株の投資判断を「中立」から「買い」へ格上げしており、目標株価を1,250円まで引き上げたことが刺激になっているとの見方です。同証券は、同社の業績予想を大きく修正しています。今期や来期以降の売上高予想は従来予想から上方修正していますが、利益面は大きく下方修正しており、今期は会社計画に沿った数字に修正し、来期は赤字縮小、再来期に黒字転換を予想しています。従来予想では来期から黒字転換を予想していましたが、将来性や成長性、売上重視傾向を踏まえ、バリュエーション手法を変更するとのことで、目標株価は従来より引き上げ、投資判断を引き上げています。空売りも多く入っていただけに踏み上げの動きも本日の上昇に拍車を掛けたとの見方もあります。なお、同社株は後場から売り禁となっています。



[1407]ウエストHD 
[JQ]業種:建設業
終値4,760円/前日比+335円
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リフォームから太陽光発電設置工事にシフト。保守・管理、売電や省エネ提案事業も。 本日ギャップアップスタートから急反発しています。同社は本日付の日経新聞で「環境省は再生可能エネルギー導入などで地域単位で先行して電力消費に伴う温暖化ガス排出実質ゼロを目指す自治体を支援する。事業費の最大75%を補助する交付金を設ける」と報じられました。記事によると2030年度までに少なくとも100箇所で電力の脱炭素を実現し、成功モデルをつくるのが狙いとのことです。本日の株価大幅高で25日移動平均線超に頭を出しており、一段高が期待されます。



[3923]ラクス 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,840円/前日比+265円
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中小企業向けクラウドで開発・販売・支援。メール管理の大手。経費精算ソフトも。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。先週金曜の日本時間夜に、FTSEからJapan指数の定期見直しが発表されています。Japan指数では、11銘柄が新規採用となり、7銘柄が除外となりました。同社株は新規採用となっており、本日の上昇要因になっているとの見方です。実際の定期見直しは9月17日終値ベースで反映されるため、空売りも多く入っている銘柄だけに、それまでは確りとした展開を続ける期待もありそうだと見る向きが多いようです。ちなみに新規採用銘柄は、同社の他、[3292]イオンリート投資法人、[8985]ジャパン・ホテル・リート投資法人、[3697]SHIFT、[3774]インターネットイニシアティブ、[4443]Sansan、[4812]ISID、[6951]日本電子、[7780]メニコン、[9107]川崎汽船、[9468]KADOKAWAとなっており、一方除外銘柄は[2270]雪印メグミルク、[3863]日本製紙、[4534]持田製薬、[8334]群馬銀行、[9412]スカパーJSAT HD、[9505]北陸電力、[9616]共立メンテナンスとなっています。



[6997]日本ケミコン 
[1部]業種:電気機器
終値2,095円/前日比+166円
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アルミ電解コンデンサー最大手。一貫生産体制で競争力。車載用キャパシタへ注力。 本日買い気配スタートから3営業日ぶりに大幅反発しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を2,750円から3,200円に引き上げています。アルミ電解コンデンサの需要増加と生産性改善を勘案して業績予想を上方修正し、産機・車載を中心に高水準の受注が継続している他、マレーシアの新型コロナウイルス感染再拡大で業界全体の操業に制限が掛かっており、足下の需給逼迫が加速しているとしています。足元の株価は2週間以上急落を強いられてきましたが、本日の大陽線でトレンド転換を匂わせています。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値6,810円/前日比+350円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日海運株が総じて反発しました。業種別指数では海運業がトップになっています。同社株など大手海運3社に対して、モルガン・スタンレーMUFG証券が強気継続で目標株価をそれぞれ大きく引き上げており、それが刺激になっているとの見方です。好材料出尽くし感は無く、強気スタンスを再協調するとのことです。上方修正した今期業績見通しは依然として保守的だと指摘しており、中間決算発表時には再度の上方修正や増配の発表が期待されるとのことです。大手海運株は先週末へ向け調整気味となっていたことから、本日は同証券の強気レポートが押し目買いのキッカケとなった様子です。短期的に上値を取ってくるか注目されます。



[7379]サーキュレーション 
[M]業種:サービス業
終値3,305円/前日比+315円
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高いスキルを持つ人材と企業を仲介する「プロシェアリングコンサルティング」を展開。 本日後場から一段高となり大幅続伸しました。同社は本日、IT関連・デジタル人材養成の教育機関を運営するデジタルハリウッド社との業務提携を開始すると発表。この連携により、同社はデジタルハリウッド卒業生の経験や知見を全国のクリエイティブに課題を持つ企業に提供し、課題解決の推進に繋げることが可能とのことです。株価は今月に入り急調整を余儀なくされてきましたが、先週底打ちを匂わせ本日の大幅高で反騰態勢を整えた格好になっています。



[4093]東邦アセチレン 
[1部]業種:化学
終値1,532円/前日比+300円
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東北地盤のアセチレン中堅。工業用ガスが主力。器具機材も。東ソー・日本酸素系。 本日ストップ高まで買われています。特に個別材料は見当たりませんが、同社は医療用酸素も手掛けていることから、酸素ステーションや在宅療養関連として見直されているとの見方です。今月に入ってから、新型コロナウイルス感染拡大により自宅療養する人が急増していることを受け[7634]星医療酸器や[6137]小池酸素工業、[9818]大丸エナウィンが派手に物色されていましたが、同社株は動意付く場面があっても上値が重く、中々上げ切れない展開を続けていました。それだけに本日は出遅れ感から見直されているとの見方です。本日から東京都で酸素ステーションが開設しており、改めて関連株が注目された様子です。




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[9878]セキド 
[2部]業種:小売業
終値1,821円/前日比+137円
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輸入ブランド専門店展開。中古品やネット通販も。韓国化粧品と新ブランド設立。 本日ギャップアップスタートから急反騰しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比86.7%増の18億7,900万円、営業利益は1億1,400万円(前年同期5,900万円の赤字)でした。同社が日本総代理店を務める主力ブランドの売り上げが順調だった他、好調なラグジュアリーブランドや高級時計、宝飾品などの品揃えを充実させることで客単価を高めました。通期計画に対する営業利益の進捗率は68%と高く、通期業績の上振れを期待した買いがどこまで続くか注目されます。



[9478]SE_HD・アンド・インキュベーションズ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値203円/前日比-36円
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情報技術専門書の出版が主力。スマホコンテンツ作成やマーケティング、技術者派遣も。 本日大幅反落です。同社は一昨日引け後に大幅増収増益となる1Q決算を発表し、昨日はストップ高まで買われていました。利益面は1Q時点で中間業績見通しを大きく超過していたものの、中間・通期業績予想は据え置いていました。7-9月期は赤字予想ではなく、1Qの売上に特殊要因も含まれており、業績予想値に関しては現在調査中とのことです。現状の新型コロナウイルス感染拡大の影響が極めて不透明なため、それを踏まえて可能になった段階で速やかに開示するとしていました。ところが昨日引け後に早速、中間・通期業績見通しを上方修正してきています。1Qの数字の割には大した上方修正ではないことから、本日は失望的に売られている格好です。1日後に修正発表するなら何とか決算発表と同時に発表することも出来たのではとの声も聞かれました。同時に発表していれば株価動向もまた変わったと見る向きが多いようです。



[6315]TOWA 
[1部]業種:機械
終値2,388円/前日比+346円
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半導体製造関連装置大手。樹脂封止装置が主力。精密金型製作にも強み。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円から91億円へと82.0%上方修正し、4-9月期の連結経常利益も従来予想の27億円から53億円へと96.3%上方修正しました。5Gの普及やコロナ禍における巣ごもり需要、自動車需要の急回復を背景に受注が増加。株価は本日、25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、上値の節目付近に達しており、慎重に動きを見たい処です。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値1,140円/前日比-153円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅続落となり、年初来安値を更新しています。[4385]メルカリがEC化支援事業に参入を発表してから弱い動きが続いています。信用買い残多い銘柄だけに個人投資家による継続的な見切り売りが出ているようですが、この弱さからも個人投資家による投げだけではなく、ファンド勢など機関投資家の見切り売りも出ているとの見方もあります。また、日本時間朝方に米アマゾンが決算発表をしており、7-9月期売上高見通しが弱い数字になっており、巣ごもり需要一巡で減速する模様です。これを受け時間外取引でアマゾン株が派手に下落していることも同社などウィズコロナ銘柄には重しになっている面もあるようです。



[3092]ZOZO 
[1部]業種:小売業
終値3,725円/前日比+280円
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ZHD傘下。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。ブランド品を受託販売。 本日大きな窓を空けて続急伸しています。同社は昨日引け後に第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比15.4%増の388億6,600万円、営業利益は同20.8%増の125億9,100万円、純利益は同19.3%増の87億3,100万円と大幅営業増益となりました。テレビCMなどの集客施策が奏功し、PayPayモールが好調に推移したことが牽引役となりました。本日の株価大幅高で、100日・25日・75日の各主要移動平均線を一気にブレイクしてきており、軟調地合い下の上昇であることを考えると年初来高値方向へ進む可能性もありそうです。



[8527]愛知銀行 
[1部]業種:銀行業
終値3,210円/前日比+402円
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愛知地盤の第2地銀で県内2位。中小企業向けが主力。堅実経営に定評。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の上方修正を発表。純利益を43億円から前期比54.7%増の66億円へ増額しました。併せて通期の年間配当予想を100円から180円へ引き上げています。銀行単体において貸出金利息や役務収益が当初予想を上回る見込みとなったことに加え、与信費用が想定を下回る見通しとなったことが業績押し上げ要因です。本日の株価は逆風下で陽線を形成しており、一段高に期待が掛かります。



[1803]清水建設 
[1部]業種:建設業
終値803円/前日比-73円
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総合建設大手。民間建築中心。社寺・伝統建築に定評。PFI事業に注力。 本日大幅安です。同社は本日13時に1Q決算を発表。前年同期比微増収となっていますが、利益面は大幅減益となっており、市場コンセンサスを大きく下回りました。通期業績予想は据え置いていますが、進捗率は低く、完成工事高は増加したものの、工事採算の低下に伴う完成工事総利益の減少や開発事業等総利益の減少、販売費および一般管理費の増加により大幅減益になったとのことです。特に決算への期待があった訳でもないですが、この決算では先行き懸念を抱かれても不思議はないと言え、それだけにニューショートの動きも入っているとの声も聞かれました。同社の決算を受け他の大手ゼネコン株も軒並み安になっており、来週の動向が注目されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値5,650円/前日比+620円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日後場一段高になっています。同社は本日昼に1Q決算を発表。同時に中間・通期業績の上方修正も発表しています。市場コンセンサスも上回っており、配当見通しも増額修正しています。年間配当を従来予想の1株150円から550円に大きく引き上げ、配当利回りは前場終値5,050円で10%を軽く超えます。中間配当だけで300円もあり、株価は高値圏ながらも後場改めて見直されています。昨日は[9110]NSユナイテッド海運が、上方修正と配当見通しを昼過ぎに開示し、やはり配当額が好感され後場大きく買われていました。なお、8月4日に決算発表予定の[9101]日本郵船と[9107]川崎汽船も連想的に後場大きく買われています。




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[7760]IMV 
[JQ]業種:精密機器
終値749円/前日比+55円
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振動試験・計測装置を製造。動電式で国内首位。受託試験サービスも柱。 本日ギャップアップスタートからの大幅3連騰で年初来高値を大幅に更新しました。同社は車載用リチウムイオン電池の充放電の性能確認では世界的なEVシフトで収益機会が拡大しており、また、AI・IoT導入の動きが進む中、FA監視計やIoT振動診断ユニットなどで新たな商機を捉えています。今期は営業利益9億9,000万円と前期比約3倍の急変貌を見込むなか更なる増額余地が意識されており、折り込みにいく相場が見込まれます。



[4882]ペルセウスプロテオミクス 
[M]業種:医薬品
終値866円/初値比-139円
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がんを対象とした抗体医薬品や研究用試薬の開発・製造など手掛ける。 本日新規上場した銘柄です。同じく本日新規上場した[4489]ペイロールや[7372]デコルテと比較して吸収金額が比較的に小さいこともあり、買い優勢で始まりました。ただ、初値形成後は売り優勢の動きとなっており、派手に売られる展開になりました。同社の既存株主にはVC(ベンチャーキャピタル)が多く、ロックアップが掛かっていないVC保有株が推定で約190万株あり、初値形成後の売り圧力の強さ見る限り、それらの売りが出てきているとの見方も多いようです。赤字のバイオベンチャーで本日はしこりを作ってしまった格好だけに暫くは上値の重い展開が続きそうだと見る向きは多いようです。明日以降、公開価格870円を回復出来るか注目です。



[3371]ソフトクリエイトHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,320円/前日比+155円
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パソコン販売から転換、業務用ソフトの開発が柱。ECソリューション事業に注力。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に自社株買いを実施すると発表。上限を発行済み株数の1.51%にあたる20万株または5億円としており、取得期間は6月21日から8月31日までとしています。株主還元水準の向上を図ると共に経営環境の変化に応じて機動的な資本政策を遂行するためとしており、本日頭を押さえられていた25日線をブレイクしました。ただ、上値の重さも感じられるため、注意が必要です。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値5,300円/前日比+490円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、中間・通期業績の大幅上方修正を発表。市場コンセンサスも大きく上回っています。持ち分法適用会社ONE社で荷動きとスポット賃率が想定を大きく上回るレベルで推移していることが上方修正要因とのことです。通期業績も上方修正していますが、上期の上振れ分を乗せただけで下期は据え置いている状況です。下期見通しは現在精査中とのことで、1Q決算発表時には再度上方修正してくるのではとの見方も多いようです。[9101]日本郵船や[9107]川崎汽船もONE社は持ち分法適用会社だけに今後上方修正してくるとの見方から、本日は一緒に大きく買われています。他の海運株も連想的に軒並み高になっています。



[2428]ウェルネット 
[1部]業種:サービス業
終値564円/前日比+69円
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コンビニなどの決済・収納代行大手。電子チケット、プリペイド電子マネーも成長。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、ソニーペイメントサービスと双方の決済代行事業におけるノウハウの有効活用、サービス・商品の拡販に関して業務提携を行うと発表。昨日より、ソニーペイメントサービスで同社提供のスマートフォン決済アプリ「支払秘書」の拡販を開始するとしています。ただ、75日移動平均線付近からは売りの圧力も強く、この水準を保てるか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[6768]タムラ製作所 
[1部]業種:電気機器
終値1,032円/前日比+77円
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弱電用トランス大手。ハンダ、絶縁膜や子会社でLED関連も生産。海外生産メイン。 本日連騰となり大台も突破し、一時ストップ高まで買われました。同社などが出資するノベルクリスタルテクノロジー社が、次世代パワー半導体材料である酸化ガリウムの100ミリウエハーの量産に世界で初めて成功したと発表してから連日派手に物色されている格好です。過熱感強いことから警戒感も強いものの、空売りの踏み上げも加わって物色が加速してきています。ただ、ストップ高まで買われたあとは終盤上げ幅を縮小しており、利食いに動いてきた向きも多い様子です。しかし、大台を突破したことから新たな空売りも入ってきた可能性もあり、取り組み次第では明日以降も物色が続く可能性もあるのではとの声も聞かれました。



[7187]ジェイリース 
[1部]業種:その他金融業
終値1,358円/前日比+138円
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賃貸不動産における家賃債務保証業務。外国人や医療機関向け保証も。 本日買い気配スタート後も順調に上値追いが進み続急伸し、上場来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、自社開発のクラウド型賃貸管理CRMシステム「カクシンクラウド」で、DXを推進するウチダレックグループのワークデザイン社と業務提携し、ワークデザインが提供する入居申込みの手続きを全てオンラインで完結することの出来る「カクシンクラウド」において、API連携を開始すると発表しています。足元の株価は25日線をサポートに短期調整を終えたような格好で、一段高相場への移行も想定される処です。



[7370]Enjin 
[M]業種:サービス業
終値2,695円/前日比+500円
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法人や経営者、医療機関向けPR支援サービスの提供などを手掛ける。 本日大幅高となり、上場来高値を更新してストップ高まで買われました。特に材料は出ていませんが、見直し買いが強まっている様子です。本日から本格的にIPOラッシュが始まりましたが、本日上場のペイロールとデコルテが公開価格割れとなり、ペルセウスプロテオミクスは買い優勢で始まったものの、初値形成後は派手に売られていることから、それらを見切った資金が同社に集まってきたとの見方もあります。ただ、明日以降もIPOラッシュが続くことから、やはり資金は他の直近IPOに流れる恐れがあり、同社株への物色も続き難いとの声も聞かれました。それでも確りとした展開を続けられれば、腰の据わった資金が継続的に買いを入れている可能性があると考えられ、明日以降の動向が注目されます。




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[3815]メディア工房 
[M]業種:情報・通信業
終値403円/前日比+80円
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占いコンテンツを提供。VR事業に注力。香港で医療ツーリズム、越境・EC事業に参入。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、遺伝子検査による性格分析や能力分析サービスを提供しているDNA FACTOR社と恋愛診断ツール「恋愛遺伝子占い愛カギ/aikagi」をリリースしたと発表。なお、2月15日から先行して募集したモニター100人は3日で募集数に達した模様です。ただ、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、慎重に動きを見たい処です。



[4167]ココペリ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,770円/前日比+460円
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中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」などの開発を手掛ける。 本日大幅高です。本日は大和証券が同社株の投資判断を新規「2(やや強気)」としてカバレッジを開始したことが追い風になっています。目標株価は6,000円とそれ程インパクトは強くないものの、同社株にとって初めてとなるアナリストによるカバレッジのため、好材料視されている面もあるようです。同社が展開するSaaSモデルの「Big Advance」の導入金融機関数や、その顧客である中小企業会員数は順調に増加しており、今期営業利益はほぼ会社計画通りの2億円、来期は5.1億円、再来期は10.3億円と大幅増益を続けると予想しています。同証券は同社の主幹事のため、過度な期待は禁物との声も聞かれますが、先ずは目標株価達成出来るか注目されます。



[6803]ティアック 
[1部]業種:電気機器
終値163円/前日比+15円
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米ギブソングループ傘下。音楽制作機器が軸でオンキョーと提携。医用映像システムも。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、格安航空会社ピーチおよびABCテレビとの合同プロジェクト「機内デジタルサービス」を共同開発したと発表。同サービスは、搭乗者が自身のスマートフォンやタブレット端末からドラマやバラエティ、アニメなど人気の動画コンテンツを機内で楽しむことが出来る他、飛行位置を確認出来るフライトマップなどを提供。上昇トレンドを形成中の株価に弾みが付き、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値3,605円/前日比+250円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日大幅上昇となり、昨年来高値を更新しています。[9101]日本郵船と[9107]川崎汽船も大幅高となっています。本日はモルガン・スタンレーMUFG証券が大手海運株の目標株価を大幅に引き上げており、それが見直し買いに繋がっています。同社株に関しては従来の4,300円から7,000円まで引き上げており、日本郵船は3,000円から6,000円に倍増、川崎汽船は1,400円から3,400円に2倍超引き上げました。何れも時価を大幅に上回る水準となっています。3社のコンテナ船事業を統合したONE(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス)のコスト競争力の高さは株価に十分織り込まれていないと指摘しています。ONEの株主価値は約3兆円と試算しているようです。明日以降も見直す動き続くか注目されます。



[6030]アドベンチャー 
[M]業種:サービス業
終値5,240円/前日比+520円
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格安航空券の予約サイト「スカイチケット」運営。ツアーやレンタカー、金券ショップ、投資事業も。 本日買い気配スタートからの一段高で大幅反発しました。同社は昨日引け後に、従来非開示としていた2021年6月期の連結業績予想について発表。売上高が前期比39.5%減の300億円、営業利益は同58.3%増の7億3,000万円、最終利益は同6.4倍の4億6,000万円を見通すとしています。3期ぶりに営業最高益更新を見込んでいます。本日の株価大幅高で急速に下げてきた5日線が上向き、戻りの強さが試される局面に入っていきます。



[3996]サインポスト 
[M]業種:情報・通信業
終値1,196円/前日比+88円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 昨日はザラ場寄らずのストップ高でしたが、本日も大幅に続伸しています。引き続き同社とJR東日本グループ企業との合弁会社TOUCH TO GOが、ファミリーマートと資本業務提携したことを好感しています。ファミリーマートはTOUCH TO GOの決済技術を活用した無人店舗1号店を開くとのことです。これを機に本格的に無人店舗が増えていくとの期待に繋がっているようです。ただ、朝方は売られる場面も見られました。同社がいちよし証券に割り当てた新株予約権が未だ残っており、その売りが上値を抑えた面もある様子です。3月1日時点で未行使分は48万600株分ありましたが、本日でかなり熟しているのではとの見方も多く、近い内に行使完了のアナウンスが出てくるのではと見られています。そうなれば更に買い安心感い繋がるとの声も聞かれました。



[3477]フォーライフ 
[M]業種:不動産業
終値1,320円/前日比+99円
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東急沿線を中心に低価格注文住宅の施工・分譲販売。狭小住宅に強み。 本日後場13時台から商い急増にて急伸し、昨年来高値を更新しています。同社は本日13時30分頃に、2021年3月期の単独業績予想について発表。営業利益を3億2,000万円から前期比51.1%増の5億円へ、純利益を2億円から同50.7%増の3億1,500万円へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としました。本日の株価は発表直後の高値から上げ幅を大きく縮めて終えましたが、ザラ場の決算発表であったこともあり、明日以降に評価を委ねることになるでしょう。



[9418]USEN-NEXT HD 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,984円/前日比+84円
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持ち株会社。店舗向け音楽・動画有料配信が主力。POSレジなど業務システムも。 本日確りと続伸しています。昨日は日経新聞が同社の2021年8月期連結営業利益が、会社計画110億円を30億円強上回る145億円強になりそうだと報じたことで買われましたが、本日は日経新聞電子版の「記者の目」で取り上げられて刺激になっているとの見方です。それによれば、同社は2021年8月期の連結営業利益は5期連続で過去最高を更新する見通しですが、株価は上場来高値の6割水準で市場評価はいまひとつとなっています。事業毎に理論的な価値を試算して積み上げる「サム・オブ・ザ・パーツ」の手法で分析しますと同社の時価総額理論値は1,875億円ですが、現実の時価総額はこれを4割下回り、ディスカウントは約700億円に上るとのことです。本日はこの記事で見直し買いに繋がっているとの見方です。




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[6573]アジャイルメディア・ネットワーク  [M]業種:サービス業
終値754円/前日比+100円
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ソーシャルメディアの口コミを分析し、販促や商品開発を支援。AIカメラで店舗解析も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、AIカメラによる「密集・発熱・マスク着用」を検知・共有する新型コロナウイルス対策の独自AIソリューションの提供を開始したと発表。施設来店者やイベント参加者および従業員の安全対策として、イベントや展示会場、ホテルビュッフェ、社員食堂、商業施設、オフィスビルなどに提案するとしています。今後は需要の高まりも想定され、株価は上値を追う展開が期待されます。



[2121]ミクシィ  [M]業種:サービス業
終値1,870円/前日比+183円
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SNS「ミクシィ」を運営。スマホゲーム「モンスターストライク」が収益源。関連商品、広告事業も。本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に、6月23日付けで東証1部に市場変更すると発表。これが好感され買われています。マザーズ市場の顔として長らく個人投資家を一喜一憂させてきましたが、いつ東証1部に市場変更となっても不思議はで無い銘柄でした。それが、マザーズ市場から抜けることにより、マザーズコアETFなどによる売り需要は今後発生するものの、それ以上に東証1部に市場変更することにより、来月末にはTOPIXに組み入れられることにな り、TOPIX連動型投信などの買いが流入することになります。正確には7月30日の終値基準で組み入れられるため、それに向けて確りとした展開を期待する向きは多い様子です。



[4274]細谷火工  [JQ]業種:化学
終値1,143円/前日比+150円
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火工品中堅。自衛隊向け照明弾・発煙筒では大手。エアバッグ用火薬なども。 本日大きな窓を空け急反発し、ストップ高を達成しています。北朝鮮と韓国の関係悪化が懸念される中、16日に北朝鮮が同国南西部に設置されている南北共同連絡事務所を爆破したことで地政学リスクが改めて意識される状況となりました。本日の東京市場では同社株の他、[6208]石川製作所や[6203]豊和工業など一連の防衛関連株に値幅取りを狙った短期資金が流入しましたが、御存知の通りこれらの銘柄群はいつも値動きが荒くなる傾向があり、取り扱いには注意が必要です。



[3031]ラクーンHD  [1部]業種:情報・通信業
終値932円/前日比+95円
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電子商取引サイト運営。メーカーと小売店を仲介。決済代行、売掛債権保証を拡大。 本日大幅上昇です。先週同社は本決算を発表。前期業績計画上振れ着地となり、今期も大幅増収増益計画を出してきましたが、その決算を受け出尽くし的に売られていました。しかし、本日の上昇で決算発表前の水準を上抜いてきています。本日はいちよし証券が強気なレポート出しており、刺戟になっている面もあるようです。それによれば、同社は特需を契機とした認知度向上、非対面取引の拡大を通じてスーパーデリバリーの成長が加速していると指摘。購入者、出展企業、流通額の増加の好循環が加速しているとのことです。それにより業績予想を上方修正し、投資判断「A」継続でフェアバリューを1,200円まで引き上げています。これを受け改めて見直し買いに繋がっているようです。



[3688]CARTA HD  [1部]業種:情報・通信業
終値1,270円/前日比+99円
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広告配信プラットフォーム運営や販促支援サイトを展開。電通子会社CCIと統合。 本日静かな寄り付き直後に出来高を伴って急伸し、大幅続伸となりました。同社は昨日引け後に、2020年6月末時点の株主から継続保有期間3年以上の株主に対する株主優待制度を拡充すると発表。現行制度では1単元以上を保有する株主を対象に一律で年2回、デジタルギフト「デジコ」で利用可能なギフトコードを1,000円分贈呈していましたが、新制度では継続保有期間3年未満はそのままに3年以上保有の株主には年2回1,500円分を贈呈するとしています。株価の目先目標は当然、2月13日の年初来高値1,286円ということになります。



[4485]JTOWER  [M]業種:情報・通信業
終値5,620円/前日比+510円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供する。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。本日は5G関連株に買われている銘柄が目立っています。昨日、総務省は次世代通信規格「5G」の基地局について、2023年度末までに従来計画の3倍超となる21万局に増やす計画を公表したと、様々なメディアで報じられています。既に昨日の昼頃には一部では報じられましたが、昨日は殆ど材料視はされていませんでした。しかし、本日複数のメディアで報じられたことで改めて5G関連株物色の材料になっている様子です。後場には[9433]KDDIが5Gの基地局について、従来計画を2年前倒して2021年度末までに5万局超を整備する計画を公表したことも追い風になりました。他にも[6778]アルチザネットワークス、[2375]ギグワークス、[6838]多摩川HDなども大きく物色されています。明日以降も物色が続くか注目されます。



[3940]ノムラシステムコーポレーション  [1部]業種:情報・通信業
終値679円/前日比+100円
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独SAPのERP導入コンサルティグや保守・運用を一貫でサポート。短期導入に強み。 本日大陽線で大幅続伸し、年初来高値を大幅に更新しました。同社はRPA分野での受注開拓を進めており、政府が旗を振る企業のDX投資の担い手として注目度が高い銘柄です。2020年1-3月期はトップラインが2桁増収、営業利益も前年同期を4割以上も上回る好調ぶりです。更に6月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施する予定であり、株価は権利取り狙いの買いも呼び込む上値追いが見られそうです。



[3686]ディー・エル・イー  [1部]業種:情報・通信業
終値665円/前日比+100円
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独自キャラの著作権ビジネス。「秘密結社鷹の爪」が人気。朝日放送GHD傘下。 本日大幅続伸となりストップ高まで買われました。既に売り禁で最大逆日歩10倍とする臨時措置も解除されている状況だけに踏み上げの思惑は後退しているものの、強い買いも見られています。元々は全世界で8000万超ダウンロードされているTikTokを猛追する米国アプリ「TRILLER」を運営する米Triller社への出資に加え、TrillerJapanの設立についてもTriller社と合意したとの発表が材料となっている相場で、その思惑相場は生きているとの見方も多いようです。それだけに押し目買いを狙っている向きは多いようで、場合によっては高値取りもあり得るとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。




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