株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[7974]任天堂

[3919]パイプドHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,838円/前日比+375円
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情報資産プラットフォーム「スパイラル」提供。月額利用料が収益。面接診断ツールなども。 本日寄り前から大量の買いを集めて急反発し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後にMBOの一環としてミライサイテキグループ社が同社株に対してTOBを実施すると発表しました。TOB価格は2,800円で買い付け予定数は510万7623株(下限183万400株、上限設定なし)で、買い付け期間は10月1日から11月15日までとなります。本日の株価はTOB価格にサヤ寄せする格好で寄り付き、その後一段高があったものの、2,800円台中盤で落ち着きました。地相場でしょう。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,842円/前日比-111円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日反落です。昨日はアフターコロナ株として旅行関連株が軒並み高となっていましたが、本日は旅行関連株が軒並み安になっています。本日から東京都などの緊急事態宣言が解除となりましたが、出尽くし的な動きになっています。旅行関連株などアフターコロナ株には足元で買われてきていた銘柄が目立っていただけに、一旦は出尽くし的な動きで売られるのも無理はないでしょう。まして本日のような地合いでは止むを得ません。ただ、アフターコロナ株には、中長期的には見直し余地が多い銘柄も少なくなく、後場には下げ幅を縮小する関連株が目立っていました。この動きからも関連株の押し目買い意欲は強い印象ですが、同社などはエクイティファイナンスを警戒する向きもいるようで注意が必要との声も聞かれました。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値4,330円/前日比+385円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 本日逆行高となり、上場来高値を更新しています。昨日引け後には脱炭素関連技術を持つスタートアップ企業への出資を目的とするファンド設立を発表しており、それが物色材料になっているとの見方です。同社によるファンド設立は2件目ですが、今回は脱炭素関連のスタートアップ企業に出資するとのことで、将来的なリターンへの期待感や出資企業の脱炭素技術を活用した新たな事業への期待感などから好感する向きは多いようです。ただ、同社株はこの材料発表前から強い相場を作っていることから、継続的な強い買いが入っているのではとの声も聞かれました。また、個人投資家などの短期資金に取っては上場来高値圏ということもシコリ無く、物色し易い面もあるようです。



[3245]ディア・ライフ 
[1部]業種:不動産業
終値546円/前日比+64円
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首都圏で投資用マンションを開発・販売。ファンド運営や人材派遣事業なども。 本日大幅買い気配スタートから続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年9月期通期の連結業績目標を修正。経常利益目標を従来の30億円から40億5,000万円(前期実績は27億1,700万円)に上方修正しました。また、併せて期末一括配当を従来計画比10円増額の30円とする方針も明らかにしています。本日株価が駆け上がった価格帯はシコリも少ない真空地帯ですが、550円超からは戻り売りも増えることが見込まれ正念場を迎えそうです。



[4552]JCRファーマ 
[1部]業種:医薬品
終値3,125円/前日比+334円
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成長ホルモン製剤が主力。バイオ後続品も成長。ペプチドリームとキャリアペプチド創製。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を490億円から前期比72.8%増の520億円へ、営業利益を187億円から同2.6倍の217億円へ増額しました。契約金収入に関して、期首に予想していた72億円を上回る見込みとなったことが主な要因としています。本日の大幅高で株価は安値圏を脱しており、目先は7月末の下落時に空けた窓埋めが焦点になりそうです。



[6541]グレイステクノロジー 
[1部]業種:サービス業
終値1,100円/前日比+98円
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産業機械のマニュアル作成・管理・運用システムの提供。企画や翻訳サービスも。 本日大幅上昇です。本日は岡三証券が同社株を新規「強気」でカバレッジを開始したことが好感されています。「継承されるビジネスモデル」と題したレポートで、同社は製造業立国の盲点とも言えるBtoB製品向けマニュアルというニッチ分野で事業展開しており、潜在市場は数兆円あると見られるとのことです。同社創業者は2021年4月に逝去されましたが、ビジネスモデルは創業者と20年近く共に歩んできた現経営陣に継承されていると考えると指摘。2022年3月期は上期決算が業績モメンタム底打ちのタイミングになると見ているとのことです。同社株は安値圏で揉み合いを続けていた状況だけに、見直し買いを入れる良いキッカケになった面もあるようです。来週も戻り基調を続けられるか注目されます。



[7305]新家工業 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,699円/前日比+179円
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鋼管を製造販売。自転車用リムで高シェア。建材・スチール家具用小径パイプ等も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の5億円から13億円へと2.6倍上方修正。物流倉庫などの建築関連や自動車関連などの堅調な需要に支えられたことが要因です。これを受けて本日75日線をブレイクしましたが、節目水準にも達したことで売り圧力も強く、調整入りも想定されます。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値49,570円/前日比-4,740円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。同社株は本日から日経平均採用銘柄になっていますが、それに伴いパッシブファンドなどによる特需買いが昨日大引けに掛けて入り、本日はその反動から売られています。日経平均が本日は派手に下落している影響もありますが、同社株の売られ方からも日経平均組み入れイベント期待が、昨日までの同社株を支えていたようです。巣ごもり需要剥落で業績先行き懸念を抱く向きも少なくないだけに、日経平均組み入れイベントを通過したことから、暫く弱含みの展開が続きそうとの声も聞かれました。なお、同社同様に日経平均採用となった[6981]村田製作所と[6861]キーエンスも本日は売られています。




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[1881]NIPPO 
[1部]業種:建設業
終値4,215円/前日比+700円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で、大幅7営業日続伸にて年初来高値を大幅に更新しています。同社株は複数のメディアで「株式の非公開化を検討している」と報じられており、本日7日付の日経新聞朝刊では、「親会社のENEOS HDと米ゴールドマン・サックスが設立した特別目的会社(SPC)がTOB(株式公開買い付け)を実施、ENEOS以外の株主から株式を買い取る」としています。報道に対して同社は、「当社が発表したものではない。7日開催の取締役で審議する予定だ」とコメントしており、詳細を受けた明日の株価が妥当値に近寄るでしょう。



[2983]アールプランナー 
[M]業種:不動産業
終値3,070円/前日比+500円
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愛知県を中心に注文住宅の請負や、分譲住宅販売などを手掛ける。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年1月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の2.2億円から6.4億円へと2.9倍上方修正。コロナ禍に伴う生活スタイルの変化で戸建住宅の需要が高まり、販売棟数が増加。通期予想は据え置きましたが現在精査中であり、更なる上振れも期待する買いが向かっており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3854]アイル 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,930円/前日比+206円
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独立系システム開発会社。中小向け中心。ネットショップと在庫の総合管理システム展開。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年7月期の連結経常利益は前期比8.2%増の18.5億円となり、減益予想から一転して増益で着地。また、前期の年間配当を15円から17円に増額しました。株価はストップ高買い気配で始まるなど大きく買われましたが、ボリンジャーバンドの+3σに達した事で過熱感を警戒し、上げ幅を縮小されています。一旦、調整入りも想定されますので注意が必要です。



[5901]東洋製罐グループHD 
[1部]業種:金属製品
終値1,367円/前日比-247円
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包装容器最大手でシェア圧倒的。缶詰からペットボトルまで展開。海外を強化。 本日大幅安です。昨日、日経平均定期入替銘柄が公表されており、同社は除外となりました。同社株は除外候補銘柄の一つだっただけにサプライズ感はありませんが、派手に売られています。足元、日経平均除外期待で売り込まれていた訳でもなく、売買インパクトがかなり大きいとのことから、改めて売られている模様です。大和証券の試算によれば、同社株は日経平均除外に伴い、パッシブファンドによる売りが推定2696万7000株出るとのことです。同社株の過去3ヵ月の一日平均出来高から算出した売却インパクトは51.58日分にもおよびます。なお、SMBC日興証券の試算では、同社株の売却インパクトは57.1日分となっています。同様に日経平均を除外された[3105]日清紡HDも安く、こちらは大和証券試算で売却インパクト37.8日分、SMBC日興証券試算では37.3日分となっています。一方、やはり日経平均除外となった[9412]スカパーJSAT HDは、売却インパクト2日余りと試算されており、ほぼインパクトが無いとのことでアク抜け的に買われています。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値55,680円/前日比+540円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日確りです。遂に日経平均に新規採用されることが決定。選定ルール改正により、同社株が新規採用されることは想定されていたと言え、採用期待から足元で買われていただけに寄り後は出尽くし的に売られ、マイナスに転じる場面も見られました。また、同社株はルール改正により売買インパクトがかなり小さく、日経平均採用に伴うパッシブファンドによる特需買いも乏しいことから、その期待買いも限定的となっている様子です。大和証券試算によれば、パッシブファンドによる推定買入れ株数は269万7000株で、買入れインパクトは約3日分となっています。同様に日経平均新規採用となった[6861]キーエンスと[6981]村田製作所は確りと買われています。なお、銘柄入れ替えは10月1日に行われますが、実質的なリバランスは9月30日の終値ベースで行われます。



[3092]ZOZO 
[1部]業種:小売業
終値3,955円/前日比-290円
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ZHD傘下。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。ブランド品を受託販売。 本日大幅安です。同社株は日経平均定期入替や臨時銘柄入替では、いつも新規採用候補銘柄として取り上げられますが、今回も採用されていません。採用されれば同社株はパッシブファンドによる買い需要がかなり見込まれ、株価へのインパクトも大きいとの見方から今回も先回り的に仕込んでいた向きも多い様子です。その影響で足元の株価も確りとした推移を続けていたと言えるだけに本日は失望的に売られています。同様に新規採用候補として取り上げられていた[4661]オリエンタルランドも安く、逆に除外候補として取り上げる向きの多かった[1333]マルハニチロ、[5707]東邦亜鉛、[5541]大平洋金属は除外を逃れて、確り買われています。



[4440]ヴィッツ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,832円/前日比+208円
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自動車や工作機械に組込むソフトウェアの開発・販売。アイシン、オークマが出資。 本日買い先行スタートから大幅3営業日続伸となりました。同社は昨日引け後に、同社のDXソリューションが、岐阜県IoTコンソーシアムの基本システムに採用されたと発表。同社のDXソリューション(SF Twin機能)の一部とエッジセンサーを活用することで、工場での人・物の動きを可視化し、生産状況や設備稼働率の向上を安価に実現するとしています。本日の株価大幅高で下げ続けてきた25日線が下げ渋っており、中期目線でのトレンド転換に注目が集まります。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値6,943円/前日比+623円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅高となり、日経平均を135円近く押し上げています。前場から強かったものの、後場にはドイツテレコムと長期戦略的パートナーシップおよびTモバイル株に関する株式交換に合意したと発表しており、追い風になっています。中国当局による中国IT企業への規制強化の煽りを受け同社株は随分と売り込まれていましたが、本日は25日移動平均線を久しぶりに上回ってきたことから、底打ち期待で見直し買いが強まってきた様子です。同社株が25日線を上回って引けるのは5月10日以来となるだけに、狙っている向きも多かったようですが、信用買い残もそれなりに多く、上値のシコリを懸念する声も聞かれました。やはり足元で下げ渋っているアリババ株が再び売られてくるようなら、同社株の買いも続かないとの見方が多いようです。アリババ株は先月に上場来安値を更新したあとは、下げ渋っているものの、戻りは鈍い状況が続いています。目先どこまで戻せるか明日以降の動向が注目されます。




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[7162]アストマックス 
[JQ]業種:証券・商品
終値252円/前日比+22円
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商品先物売買・資産運用から、卸・小売りの電力取引や太陽光発電にシフト。 本日寄り付き直後から商いを伴い急伸し、一時ストップ高まで買われるなど大幅4営業日続伸となりました。同社は昨日付の日本経済新聞で、「経済産業省は地熱発電所を増やすため、国立公園内などに適地を見つける調査を本格化する」と報じられています。記事によると経産省は環境省と連携して北海道や九州など30箇所を現地調査するとしており、2022年度予算の概算要求に地熱発電の開発支援として183億円を盛り込むとのことです。目先の株価は戻り売りをどれだけ捌けるかになります。



[4884]クリングルファーマ 
[M]業種:医薬品
終値1,025円/前日比+150円
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HGFタンパク質を用いた難治性疾患の治療薬の研究開発を手掛ける。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、提携先のクラリス・バイオセラピューティクスが、神経栄養性角膜炎を対象とする第1/2相試験を開始し、第1例目の被験者へ投与が行われたと発表。同社はこれを起点として毎年定額の技術アクセスフィーをクラリス社から受領するとしています。株価は底値圏で推移していたことで割安感も強く、本日25日・75日両移動平均線をブレイクしました。ただ、ここからは売り圧力の高まりも想定されますので、慎重に動きを見たい処です。



[8038]東都水産 
[1部]業種:卸売業
終値6,050円/前日比+330円
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麻生G系。水産荷受け大手。冷蔵倉庫、貸しビル等に多角展開。カナダで加工品。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しました。8月18日に提出された大量保有報告書で、同社の大株主である[9955]ヨンキュウが、再び同社株の保有比率を引き上げてきたことが明らかになっています。大量保有報告書によれば、ヨンキュウは同社株を市場内で毎日コツコツと買っています。ヨンキュウは同社株をかなり前から徐々に買っていましたが、昨年には麻生グループがTOBで同社株の3分の1超を取得しています。そのTOBには同社も賛同しており、所謂ホワイトナイト的な存在です。同社株を巡っては[1333]マルハニチロも大量保有しており、今年の株主総会では否決されたものの、株主提案も行っていました。ヨンキュウが再び買い集めに動いてきたことから、同社株の争奪戦になるのではとの思惑に繋がっているようです。今後の展開が注目されます。



[5759]日本電解 
[M]業種:非鉄金属
終値3,145円/前日比+231円
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プリント配線板や半導体パッケージ用電解銅箔の製造販売を手掛ける。 本日付の弊社朝刊レポートにて推奨した銘柄ですが、本日の株価は買い先行スタート後も積極的な上値追いが見られ大幅3営業日続伸しています。昨日は、同時期上場の[4068]ベイシス、[7373]アイドマHDと共に直近IPO銘柄物色と捉えられましたが、本日は同社株の優位性が目立ちました。本日ギャップアップで25日線をブレイクしており、どこまでの戻りを見せるか注目される処です。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値52,550円/前日比-740円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日軟調です。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が弱気なレポートをリリースしており、これが重しとなっています。同証券は同社株の投資判断を「Underweight」継続とし、目標株価を25,000円まで引き下げました。従来の目標株価だった44,000円も十分安いですが、それを更に引き下げています。同証券によれば、自己株取得実施や日経225採用期待など好材料はあるものの、今後は懸念材料を織り込む局面に入ると見るとのことです。懸念材料は半導体など部材調達難からスイッチハード生産苦戦、スイッチハード出荷数ピークアウトの影響、巣ごもりゲーム需要の反動減、PS5との競争激化などを上げています。ただ、早ければ来週末にも日経新聞社が日経平均定期入れ替え銘柄を発表することから、新規採用期待が強いだけに下値では買い向かう投資家も多い様子です。しかし、期待通り採用されてもインパクトは限定的との見方も多いようです。



[7071]アンビスHD 
[JQ]業種:サービス業
終値7,630円/前日比+370円
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住宅型有料老人ホーム「医心館」施設内の訪問介護サービスなどを手掛ける。 本日確りと続伸し、今年2月に付けていた上場来高値を約半年ぶりに更新しています。同社は今年2月上場来高値を更新した直後に公募増資を発表して株価は6,000円割れ水準まで下落してから、最近まで長らく調整していました。公募価格は6,004円で、何度も割り込んでいたものの、6,000円割れ水準では下げ止まっていました。特にキッカケも無く、数日前から動意付き連騰で一気に上場来高値を更新しています。継続的な買いが入っていることから、ファンドなどの買いが入ってきた可能性もあるのではとの見方もあります。上場来高値を更新してきたことで、一先ず達成感が出ても不思議は無いものの、大きくは崩れないのではと期待する声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[3042]セキュアヴェイル 
[JQG]業種:情報・通信業
終値292円/前日比+19円
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情報セキュリティの設計・構築・監視。24時間有人対応。ログ分析サービスも。 本日後場商いを伴い急伸しました。同社は本日13時台に子会社が手掛けるセキュリティ運用ソフトウェア「LogStare Collector」をAWSマーケットプレイスに出品したと発表。このソフトウェアは、ネットワーク機器やサーバーなどの社内システムの可視化や障害監視、ログ収集の自動化を実現する製品で今回の出品により、AWS上で稼働するシステムとの連携が容易となるとのことです。本日の株価は高値から大きく押し戻されましたが、仕切り直しからの一段高に期待が集まります。



[6198]キャリア 
[M]業種:サービス業
終値500円/前日比+80円
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シニア人材活用、派遣・紹介。介護施設等へ看護・介護士の派遣・紹介。 本日後場一段高となり、ストップ高まで買われています。政府分科会の尾身会長は所謂「野戦病院」など臨時医療施設の整備を国や自治体の判断で早急に進めるべきとの認識を示したと報じられており、思惑的に買われている模様です。臨時医療施設を作れば、東京都などの大規模ワクチン接種センターに看護師を派遣した同社には、新たな受注に繋がるとの思惑に繋がっているようです。野戦病院の必要性は尾身会長は以前から言っていたことだけに目新しさは乏しいですが、現実的に医療が逼迫しているだけに実際に臨時医療施設が作られるとの期待も強い様子です。同様に[7681]レオクランも連想的にストップ高まで買われました。




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[6993]大黒屋HD 
[2部]業種:小売業
終値110円/前日比+18円
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祖業は特殊照明器。ブランド品売買・質屋の大黒屋が主力に。英国から撤退。 本日買い気配スタートから10営業日ぶりに大幅反発しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期第1四半期の連結決算を発表。営業損益が前年同期2億1,400万円の赤字から3,600万円の黒字に浮上しました。外国人観光客の激減や緊急事態宣言下の外出自粛要請の影響を大きく受けた前年から経済活動制限が緩和されたことで実店舗の売り上げが回復した他、オンライン店舗の売り上げも増加したようです。目先の株価ポイントは先月26日の直近高値124円となります。



[4180]Appier Group 
[M]業種:情報・通信業
終値1,569円/前日比+271円
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企業の経営課題の解決を支援するAI搭載のプラットフォームを提供する。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。同社が昨日引け後に発表した2Q決算は赤字継続となっていますが、赤字幅縮小で売上高は大幅増収を継続。更に通期業績の上方修正も発表しています。説明資料によれば、6月は営業利益の単月黒字化を達成したとのことで、EBITDAマージンは2Qに過去最高水準で、ほぼ損益分岐点に到達したとのことです。また、月次顧客解約率は0.78%と過去最低レベルまで改善しています。また、修正後の通期計画は依然として保守的とも記載されており、更なる上方修正期待も意識されている模様です。同社株は昨日上場来安値を更新していたこともあり、見直し買いのキッカケとなった様子です。上値にはシコリも多そうですが、来週も見直し買いが継続するか注目されます。



[7915]NISSHA 
[1部]業種:その他製品
終値1,850円/前日比+248円
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特殊印刷を展開。表面加飾技術やタッチパネル製品に強み。医療機器受託製造。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を大幅に更新しました。同社は昨日引け後に、2021年12月期の連結業績予想について発表。売上高を1,725億円から前期比3.6%増の1,865億円へ、営業利益を105億円から同2.3倍の170億円へ、最終利益を87億円から同2.2倍の152億円へ上方修正しました。産業資材事業のモビリティー向けや蒸着紙、ディバイス事業のIT機器向けなどの製品需要が前回の想定を上回って推移する見通しとのことです。本日の大幅高で株価は2018年11月以来の高値レベルを回復し、9ヵ月移動平均線をサポートとした中期上昇トレンドが継続中です。



[3994]マネーフォワード 
[1部]業種:情報・通信業
終値7,380円/前日比+590円
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個人向け家計簿アプリとクラウド会計中心の法人向けバックオフィスSaaS事業が柱。 本日大幅高となり、上場来高値を更新して一時ストップ高まで買われる場面も見られました。同社は8月2日に海外での公募増資を発表。その発行価格が6,586円に決まったと昨日発表しています。公募増資に絡んで足元で空売りしていた向きも多いようで、そういう向きの買戻しが入ってきたのではと見られています。買戻しが中心なら、本日の動きからも一巡した可能性があり、公募株の受渡日である18日までは上値の重い展開になりそうとの声も聞かれました。ただ、受渡完了し公募イベント通過となれば、改めて買い安心感が出てくるとの見方もあり、来週の動向が注目されます。



[6299]神鋼環境ソリューション 
[2部]業種:機械
終値3,205円/前日比+502円
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神戸鋼系。環境装置メーカー。水処理、ゴミ焼却関連に強み。IHI廃棄事業を統合。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比19.8%増の11.9億円に伸び、通期計画の50億円に対する進捗率は前年同期17.6%を上回る24.0%に達しました。また、親会社の[5406]神戸製鋼所が株式交換により完全子会社化すると発表しており、株式交換比率による理論株価3,657円に向けた動きが見込まれます。



[6612]バルミューダ 
[M]業種:電気機器
終値5,480円/前日比+410円
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スチームトースターやワイヤレススピーカーなど家電製品の企画・製造・販売を手掛ける。 本日大幅反発です。同社は本日引け後に2Q決算発表を予定しています。5月の1Q決算発表は好感されて翌日派手に買われた経緯もあり、今回の決算への期待もある様子です。また、同社は1Q決算発表時に5Gスマートフォンの開発および販売を行う携帯端末事業参入も発表しており、今回の決算時にその追加情報が発表される可能性もあるのではとの声も聞かれました。何れにせよ同社株は足元で売り込まれてきただけに、決算リスクは乏しいのではとの見方から、買いに来ている個人投資家も多いとの声も聞かれました。ただ、本日先回り買いでこれだけ買われますと、結局決算リスクが出てくるとの見方もあり、週明けの動向が注目されます。



[6969]松尾電機 
[2部]業種:電気機器
終値896円/前日比+106円
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コンデンサー大手。自動車用、産業用、タンタルに強み。回路保護部品も。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を41億円から前期比18.3%増の45億円へ、営業利益を3億5,000万円から同71.8%増の4億5,000万円へ、純利益を1億5,000万円から同41.8%増の1億9,000万円へ上方修正しました。カーエレクトロニクス向けのタンタルコンデンサやリチウムイオン電池向けの高電流ヒューズの需要が好調に推移したことに加え、下期も概ね堅調な推移が見込まれるためとしています。株価は880円台を走る75日移動平均線をサポート出来れば、新たな上昇トレンドが発生しそうです。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値52,410円/前日比-4,080円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算が嫌気されています。4-6月期の営業利益は大幅減益で市場コンセンサスも下回っています。また、Nintendo Switchの販売台数は前年同期比で21.7%減、ソフトウェア販売本数は10.2%減となっています。同時に発表された自社株買いはポジティブだとの声が多いものの、本日は株価の支えにはなっていない様子です。同社株は足元で売り込まれてきましたが、出尽くしとならず一時10%超も売られる場面も見られました。連休前ということもあり、積極的な押し目買いも入り難い様子です。海外投資家による売りとの声も聞かれ、来週以降押し目買いが入ってくるか注目されます。




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[2183]リニカル 
[1部]業種:サービス業
終値979円/前日比+85円
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医薬品の開発業務を受託。臨床試験の2・3相に特化。医薬品販売支援も。 本日寄り直後から商いを伴い急伸し、大幅反発しました。同社は昨年9月に北里研究所とイベルメクチン誘導体による新型コロナウイルスに対する画期的治療薬創出および抗ウイルス薬の基盤構築を目的とした治験業務委託契約を締結し、今年6月に共同研究開発をスタートさせており、展開が注目されています。本日の株価は、前場早い時間帯に急速に上値を追い1,000円台回復場面があるも、先週末の年初来高値に届かず長い上影を残しており、目先はこの高値1,029円を捉えることが出来るかが焦点になります。



[3649]ファインデックス 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,215円/前日比+172円
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医療システム会社。医療用画像管理システム「Claio」が主力、国立病院の採用多い。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。昨日引け後に同社は今後の経営方針について、「Visionfor2025」を策定したと発表。Visionfor2025は、2021年1月から2025年12月までの5ヵ年計画で、2025年12月期には売上高108億円、経常利益49億円を目標にするとのことです。前期実績が売上高40.04億円、経常利益6.43億円だっただけにインパクトが強かった様子です。実際に目標達成出来るかは当然不透明ながら、見直し買いを入れるキッカケにはなった様子です。基本的には買いも続き難い材料との見方が多いですが、明日以降の動向が注目されます。



[8070]東京産業 
[1部]業種:卸売業
終値656円/前日比+48円
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三菱系の機械専門商社。三菱パワーが主力。再生可能エネルギー、プラントに強み。 本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に大株主の[8058]三菱商事が全株を売り出すと発表。売り出す株数は334万7600株となり、発行済み株式数の14%弱にもなります。一時的な需給悪化懸念に繋がりますが、本日は朝から買い優勢で始まっています。同社はこの売り出しに合わせて、200万株・10億円を上限とする自社株買いを行うと発表していることから、言う程の需給悪化に繋がらないとの見方から安心感に繋がっている様子です。三菱商事が売り出すことで、持ち合い解消になり、更に来年の東証市場区分再編で、プライム市場への期待にも繋がっている様子です。売り出しイベントを通過するまで更なる上値は期待は乏しいとの見方が多いですが、明日以降底堅い推移を続けられるか注目されます。



[6656]インスペック 
[2部]業種:電気機器
終値2,404円/前日比+362円
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x 半導体やIT関連デバイスの外観検査装置メーカー。プリント基板のパターン検査など。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に、車載フレキシブル基板向けロールtoロール型検査装置の受注を獲得したと発表。動車分野向け検査装置では同社初となります。計画には織り込み済みで業績に与える影響は無いとしていますが、市場拡大が期待されている分野だけに今後の展開に期待が高まっています。ただ、上値の節目水準に達しており、この水準を保てるか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[9519]レノバ 
[1部]業種:電気・ガス
終値4,520円/前日比+345円
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再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。 本日大幅高です。読売新聞が独自ニュースとして、環境省は温室効果ガスの削減に向け2030年度の太陽光発電の導入目標を積み増す方針を決めたと報じています。これにより、2030年度の太陽光発電容量は、既に増加を見込んでいる部分も含め現行導入目標の1.7倍にあたる1億800万キロ・ワット以上となる見通しとのことです。6日に開かれる政府の有識者会議で積み増し案を示すとのことです。これを受けて本日は同社株など太陽光関連株には買われている銘柄が見られています。他にも[3856]Abalanceや[1407]ウエストHD、[6255]エヌ・ピー・シーなども買われました。昨日は熱海で起こった土石流の要因が、山頂部でのメガソーラー設置の影響があったのではとの見方が一部で出ていたことから、太陽光関連株には売られたものが目立っていました。本日は一転、読売新聞記事を機に買戻しとなった様子です。



[3923]ラクス 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,360円/前日比+200円
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中小企業向けクラウドで開発・販売・支援。メール管理の大手。経費精算ソフトも。 本日寄り付きに伴う商いが一巡したあとに上値追いが加速して大幅反発し、上場来高値を更新しました。M&A戦略に積極的で海外企業も対象にした買収で業容拡大を図っており、5月に開示した2026年3月期を最終年度とする中期経営計画では、2026年3月期の最終利益を100億円以上(前期実績は29億3,600万円)にする目標を掲げています。直近の株価は6月7日に引け値ベースで2,000円大台を回復した後異彩を放つ上昇トレンドを形成しており、本日更に一段高で継続的な実需買いが流入しており、流れは変わっていません。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値66,760円/前日比+1,610円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日確りと上昇しています。日経新聞社はみなし額面などに関するコンサルテーションの結果を発表。ほぼ原案通りの決定となりました。これを受け改めて同社の日経平均新規採用期待が高まり、本日は買いが集まった様子です。SMBC日興証券では、この新ルールに沿って今秋の日経平均定期見直しの対象銘柄を予想しており、新規採用候補として同社株を挙げています。同社株の流動性順位は全体でも5位と非常に高いため、採用の可能性は非常に高いと考えるとのことです。一方、除外銘柄候補として[9412]スカパーJSAT HDを挙げています。日経平均定期見直しは例年9月上旬に発表されます。それまでは大きくは崩れない展開が続きそうだとの見方も多いようです。




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[6768]タムラ製作所 
[1部]業種:電気機器
終値701円/前日比+100円
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弱電用トランス大手。ハンダ、絶縁膜や子会社でLED関連も生産。海外生産メイン。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。今朝の日経新聞で、「電子部品のタムラ製作所やAGCなどが出資するノベルクリスタルテクノロジーは、次世代パワー半導体材料である酸化ガリウムの100ミリウエハーの量産に世界で初めて成功した」と報じられており、これが好感されています。昨日の昼頃に、この発表がノベルクリスタルテクノロジーのサイト上で誤って一時的に表示されたようで、同社株は昨日の後場から買われていました。ただ、今朝の日経新聞で報じられたことで改めて好感した買いが集まってきた格好です。[5201]AGCも確りと上昇しており、明日以降も物色が続くか注目されます。



[3772]ウェルス・マネジメント 
[2部]業種:不動産業
終値2,292円/前日比+400円
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アセットマネジメント事業を展開。不動産ファンド活用のホテル運営や媒介業務。 業種 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、今年度を初年度とした3ヵ年の中期経営計画を策定したと発表。数値目標では2024年3月期に経常利益75億円(2022年3月期計画は55億円)を目指すことを掲げました。2021年3月期こそ新型コロナウイルスによる影響で赤字を余儀なくされましたが、2022年3月期以降は大幅黒字転換が見込まれており、株価にインパクトを与えました。目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[6232]自律制御システム研究所 
[M]業種:機械
終値2,798円/前日比+296円
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商業用ドローンの製造販売。無人化・IoT化で多目的利用に係るソリューション提供。 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅5営業日続伸となりました。同社は昨日引け後に、日本郵便と日本郵政キャピタルの2社との間で業務提携し、併せて日本郵政キャピタルに対して第三者割当による新株式の発行を行うと発表。同業務提携により、都市などでの目視外飛行が可能なドローンやそれに関わるシステムの開発をはじめ、ドローンを用いた物流システム確立などを目指すとしています。本日の株価は高寄り後大陰線を強いられており、明日以降先ずは落ち着き処を探ることになります。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値63,250円/前日比-1,820円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日続落です。オンラインで開かれた世界最大級のゲーム見本市「E3」で、同社は昨晩予定通り発表会を行いました。人気ゲーム「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編を2022年に発売すると発表。2019年に開発表明をしていたことあり、想定されていたことで目新しさは無く、一部で噂されていたNintendo Switchの上位機種「Switch Pro(仮)」の発表が無かったことで、本日は失望されて売られています。既に警戒感から昨日まで売られていたと言えますが、本日改めて売られたことから期待していた向きも未だ多かったのではとの声も聞かれました。ただ、売り一巡後は下げ渋っており、明日以降の動向が注目されます。



[3237]イントランス 
[M]業種:不動産業
終値97円/前日比+18円
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都市部で中古不動産再生事業。宿泊施設の開発やハーブガーデン運営も。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、売却取引を進めていた販売用不動産の決済・引き渡しが完了したことに伴い、シンジケートローンの返済を行い、2021年3月期決算短信に記載していた「継続企業の前提に関する重要事象等」および「継続企業の前提に関する注記」の解消を決定したと発表しました。株価は底値圏を脱してきた訳ですが、2019年に長く滞留した120円台を回復出来れば景色が変わってくるでしょう。



[7095]Macbee Planet 
[M]業種:サービス業
終値8,500円/前日比+1,250円
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Webデータを活用したマーケティング分析サービス「ハニカム」展開。成果報酬が主。 本日大幅続伸となり、4月に付けていた上場来高値を更新しています。同社が先週末に発表した本決算を好感した買いが続いている格好です。前期業績は計画上振れ着地となり、今期見通しは大幅増収増益計画のため、見直し買いが続いています。また、本日は水戸証券から強気のレポートが出ており、それも刺激になっている様子です。同証券によれば、新規クライアントの獲得も進み始めたようだと指摘しており、今期は獲得した新規クライアントが貢献し、2022年4月期売上高130億円(前期比+33%)、営業利益12.5億円(同+59%)を予想するとのことです。これは先週末発表した本決算で示した会社計画も上回ります。投資判断は「A」を継続し、目標株価を従来の6,500円から8,900円に大きく引き上げています。



[3393]スターティアHD 
[1部]業種:卸売業
終値1,627円/前日比+139円
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中小企業向けITインフラやサーバー提供。電子ブック、ARコンテンツ制作サービスに注力。 本日小高く寄り付いた直後から買いが本格化して続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に連結子会社スターティアラボが、タイを拠点に事業展開するBangkok Shuho GroupおよびS.I. Asia Pacificと業務提携し、傘下のエムタメが提供するマーケティングオートメーションツール「BowNow(バウナウ)」を21日からタイで販売開始すると発表しました。本日の株価大幅高で、主要移動平均線は短期から長期まで総じて上を向いています。



[6616]トレックス・セミコンダクター 
[1部]業種:電気機器
終値2,482円/前日比+230円
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電子機器用電源、電圧制御回路の製造販売。車載、産業機器向けに強み。 本日大幅上昇です。ノベルクリスタルテクノロジーが次世代パワー半導体材料の量産成功との報道を受け出資するタムラ製作所がザラ場寄らずのストップ高買い気配となっ ていたことから、ノベルクリスタルテクノロジー関連株として同社株にも買いが集まっています。同社は昨年6月にノベルクリスタルテクノロジーへ出資しており、同様に[7420]佐鳥電機や[6844]新電元工業も出資していることから買われています。出資比率はタムラ製作所にはおよばないものの、タムラ製作所の物色が続くなら同社株なども更に物色される期待もありそうだとの声も聞かれました。




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[7774]ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 
[JQG]業種:精密機器
終値714円/前日比+47円
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再生医療ベンチャー。自家培養表皮や軟骨などを開発。TOBで帝人の傘下。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反騰しました。同社は昨日引け後に、自家培養口腔粘膜上皮「COMET01」が、24日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生審議会再生医療等製品・生物由来技術部会で製造販売が了承されたと発表しています。「COMET01」は2020年に角膜上皮幹細胞疲弊症の治療を目的とした希少疾病用再生医療等製品に指定されています。本日の大幅高で株価は、25日線、5日線、200日線、100日線という主要移動平均線を悉く上昇ブレイクしており、TOB価格にどこまで近付けるか注目が集まります。



[7859]アルメディオ 
[2部]業種:その他製品
終値204円/前日比+50円
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CDなどの規格テスト大手。データ保存のアーカイブ事業や断熱材の開発・販売も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、自動運転用レーダー波制御用CNF複合樹脂コンパウンドを開発したと発表。既に自動車分野における潜在顧客へのサンプル提供を開始したとのことです。同社CNF複合樹脂コンパウンドを用いた成型部品は、自動運転技術で凌ぎを削る自動車業界からの引き合いが増加しているとも書かれており、好材料視されています。既に売り禁となっているだけに踏み上げ相場への発展期待は無いものの、小型の低位株ということも買いが集まり易い様子です。信用買い残も多い銘柄だけに上値は重そうですが、明日以降それらの戻り売りや利食い売りを熟して更に物色が続くのか注目されます。



[6837]京写 
[JQ]業種:電気機器
終値383円/前日比+77円
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プリント配線基板メーカー。片面板で世界首位。ノンシリコンタイプを量産化へ。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反発し、年初来高値を更新して一時ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、[6787]メイコーと資本・業務提携したと発表。業務提携の概要は、それぞれが得意とするプリント配線板分野での生産・販売の相互協力や設計・技術・生産・購買面での協力、搬送用治具の生産・販売の協力、実装・EMS(受託生産)事業での協力などとしています。本日の株価は高寄り後揉み合って終えており、目先の方向性は明日に委ねる格好になります。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値66,750円/前日比+1,750円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日確りと続伸しています。東京都や大阪府などで緊急事態宣言が延長されるとの見方が強まっており、巣ごもり需要継続との期待から買われているとの声も聞かれますが、日経平均採用への期待買いが継続しているとの見方も多い模様です。日本経済新聞社が今月10日に、日経平均の算出要領と銘柄選定基準の一部変更を検討していることを明らかにしています。変更を検討している項目の一つとして、「新規採用銘柄の株価換算係数は、指数構成比が1%を上回らないように設定する」というのがあり、この変更が実際に適用されれば、今までマーケットインパクトに配慮し採用されなかった値嵩株が採用され易くなるとの見方です。その最有力候補として同社株を挙げる向きが多く、実際変更されるなら適用されるのは今年10月の定期見直しからであり、その入れ替え銘柄が発表される9月上旬へ向けて思惑は一段と強まりそうです。先ずは選定基準変更が正式に決まるかどうか注目されます。日本経済新聞社は6月13日まで意見を募集しており、来月中には変更が正式に決まるとの見方が多いようです。



[7217]テイン 
[JQ]業種:輸送用機器
終値1,530円/前日比+215円
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自動車用サスペンションメーカー。英・米・中・香港に拠点。スポーツ車用に強み。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、6月30日付で発行済株式総数に対する割合18.8%に相当する125万2250株の自社株を消却すると発表しています。消却予定日は6月30日で、消却後の発行済み株数は540万株となる予定です。本日の株価はザラ場高値から一時上昇幅を縮小したものの、長い下影を引き終えており、上値余地は残されていそうです。



[4180]Appier Group 
[M]業種:情報・通信業
終値1,840円/前日比+231円
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企業の経営課題の解決を支援するAI搭載のプラットフォームを提供する。 本日大幅上昇です。本日はみずほ証券が同社株を新規「買い」でカバレッジを開始したことが伝わっており、好感されています。ただ、目標株価は1,900円と時価から言う程高くない水準で、先日にはSMBC日興証券が新規「1」、目標株価2,100円で新規カバレッジしていただけに目新しさは乏しい模様です。更にその前にはBofA証券が新規「買い」、目標株価2,200円でカバレッジを開始しています。みずほ証券、SMBC日興証券、BofA証券は、同社の共同主幹事証券です。現状は、主幹事3社が何れも強気でカバレッジしている格好ですが、今後は他の証券会社から強気なカバレッジが出てくるのか注目されます。



[7367]セルム 
[JQ]業種:サービス業
終値1,041円/前日比+100円
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企業変革の実行を支援する組織開発や人材開発のコンサルティングを手掛ける。 本日買い先行で始まったあとに上値追いが本格化し、3営業日ぶりに大幅反発しました。同社は昨日引け後に、グループ会社のファーストキャリアが、地域・人材共創機構と人材育成事業を通じて地方創生を推進する協定を締結したと発表。両者は連携して地域をフィールドとした越境型人材育成事業に係る企画開発や情報発信・ブランディング、コミュニティー形成などを行うとしています。4月6日の上場以来株価は急調整を強いられてきましたが、本日の大幅高で戻り相場入りとも捉えられそうです。



[4556]カイノス 
[JQ]業種:医薬品
終値1,318円/前日比+300円
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臨床検査薬中堅。腎機能やアレルギー等が主力。生化学、免疫血清学に重点。 本日大幅上昇となり、ストップ高まで買われました。今朝の化学工業日報では、同社は3種類の新型コロナウイルス感染症の検査試薬を同時に発売すると報じています。6月に新型ウイルスの遺伝子の有無を試験紙で簡便に調べられる検査試薬を発売し、抗原検査薬と抗体検査薬も投入するとのことです。発売するコロナ遺伝子検査薬は自社開発した「NASBA核酸クロマト法」と呼ぶ技術を用いており、1月に体外診断用医薬品として承認申請しており、今月に見込む承認取得と保険適用を経て販売するとのことです。業績への寄与もあるのではとの期待から、本日は見直し買いに繋がっている様子です。超小型株だけに相場が続く期待もあるのではとの声も聞かれました。




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[2162]nms HD 
[JQ]業種:サービス業
終値399円/前日比+80円
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製造派遣・請負の中堅。国内外で電機・精密など。ソニー車載関連事業を譲受。 本日ストップ高を付けました。同社は連休前4月30日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の営業利益を従来予想の6億円から6.8億円へと上方修正。また、2022年3月期業績についても営業利益を前期比75%増の12億円、純損益を黒字転換の6億円とする計画を明らかにしました。HS事業を中心に半導体・電子部品関連などの業種で需要が堅調に推移しており、株価は4月1日に付けた年初来高値425円ブレイクが期待されます。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値61,610円/前日比-1,080円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日軟調です。連休中に日経新聞で、同社が2021年度、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産をこれまでで最高となる3000万台前後に増やすと報じられています。競争が激しいゲーム業界で発売から5年目での生産増は異例で、今年度計画を合わせると累計販売台数は1億1千万台に達する見通しとのことです。これを好感して買い優勢で始まったものの、寄り後は売られる動きになっています。市場の関心は既にアフターコロナへ注目がシフトしており、ウィズコロナと言える巣ごもり関連銘柄には買いも入り難い状況です。また、同社は本日引け後に本決算発表を予定しており、ガイダンスリスクも意識されているようで買いも入れ難い様子です。決算発表を受けた明日の動向が注目されます。



[4220]リケンテクノス 
[1部]業種:化学
終値560円/前日比+78円
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塩ビコンパウンドの最大手。化粧材用フィルムにも強み。高透明フィルムは抗菌製品。 本日大きな窓を空けて6営業日ぶりに大幅反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は連休前4月30日引け後に、2022年3月期業績予想を発表。売上高が前期比19%増の1,050億円と大きく伸び、営業利益も増収効果を反映して同22%増の65億円を予想しています。医療市場や食品包材市場で販売が増加している他、抗ウイルスフィルムが売り上げを伸ばし業績に貢献しています。本日の株価は、前場ストップ高タッチで跳ね返されるも後場再び切り返しており、PER10倍未満、PBR0.6倍台という際立つ割安さから上値追いに期待が集まります。



[4755]楽天グループ 
[1部]業種:サービス業
終値1,332円/前日比-57円
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ネット通販大手。金融、旅行、電子書籍など幅広く展開。携帯電話に参入。 本日軟調です。前場から売られていましたが、後場には一段安になっています。本日13時に[9434]ソフトバンクが、楽天モバイルと楽天モバイル元社員に対し、約1,000億円の損害賠償請求権の一部として10億円の支払いなどを求める民事訴訟を東京地方裁判所へ提起したと発表。請求額については、今後の審理状況に応じて拡張することがあるとのことです。ソフトバンクは損賠賠償請求の他にも楽天モバイルの不正競争により建設された基地局の使用差止請求および廃棄請求も求めています。これを受け先行き不透明感が意識された様子です。可能性は低いものの、万が一、これらが全て認められれば同社の携帯電話事業が頓挫し兼ねないとの声も聞かれました。明日以降も売りが続くのか注目されます。



[7183]あんしん保証 
[M]業種:その他金融業
終値426円/前日比+52円
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賃貸の家賃保証を全国展開。「事前立替型」でビジネス特許。株主にアイフル。 本日大幅ギャップアップスタートから急騰しました。同社は連休前4月30日引け後に、東証の承認を受けて5月12日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更されることになったと発表。2021年3月期単独業績は、売上高が前期比8.8%増の38億5,300万円、経常利益は同36.5%増の6億2,000万円を見込んでいます。本日の株価はTOPIX連動ファンドなどによる買い需要発生を先取りする形で上昇しましたが、2月急落時の窓埋め完了で押し戻された格好となっており、明日は落ち着き処のレベルが重要になってきます。



[6195]ホープ 
[M]業種:サービス業
終値1,422円/前日比+69円
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自治体広告や官民連携促進、電力供給等、自治体に特化したサービスを展開。 本日大幅上昇です。同社は先週末、第三者割当増資と新株予約権発行を発表。これらエクイティファイナンスで最大49億円超の資金を調達する見込みです。同社は3Q決算期時点で約45億円の債務超過になっており、資本増強を実施しない場合、6月期末には約23〜32億円の債務超過になることが見込まれると発表していました。今回発行する新株予約権が行使されれば、債務超過を回避出来る可能性もあるとの見方で、本日は見直し買いに繋がっています。希薄化は約60%にもなるものの、それ以上に資本増強出来ることを好感する向きは多い様子です。明日以降も戻り基調を続けられるか注目されます。



[7433]伯東 
[1部]業種:卸売業
終値1,527円/前日比+279円
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エレクトロニクス商社。半導体製造装置に強み。工業薬品製造も併営。中国開拓。 本日大幅買い気配スタートから続急伸し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は連休前4月30日引け後に、2021年3月期業績を発表。連結経常利益は前期比68.4%増の36億300万円で着地し、続く2022年3月期も前期比5.5%増の38億円に伸びる見通しとなりました。同時に前期の年間配当を50円から60円に増額し、併せて自社株を除く発行済み株式数の7.29%にあたる150万株・18億円を上限に自社株買いを実施することも発表しています。本日の株価は高寄り後も大陽線を引いており、上値余地を残していそうです。



[6920]レーザーテック 
[1部]業種:電気機器
終値19,180円/前日比-160円
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液晶・半導体検査装置が主力。マスクブランクス検査装置でシェア独占。 本日軟調です。一時5%超の下落となる場面も見られました。同社が先週末に発表した3Q決算は大幅増収増益で市場コンセンサスも上回ったものの、出尽くし的に売られています。既に足元の好業績は織り込まれているとの見方が多く、通期業績は据え置かれたことも嫌気されているとの見方もあります。また、受注状況から業績の伸びは今後鈍化してくる恐れもあると警戒する声も聞かれ、更に連休中のNY市場では半導体関連株が弱く、SOX指数は昨晩反発したものの、連休前からは下落していることも重しになっている様子です。同社株だけではなく、本日の東京市場では半導体関連株に弱いものが目立っています。ただ、下げた処では押し目買いも見られており、未だ同社株の強気相場は継続中だと期待する向きもいる様子です。明日以降の動向が注目されます。




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[7283]愛三工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値627円/前日比+90円
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トヨタ系自動車部品メーカー。電子式燃料噴射装置部品やポンプなどが主力。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比82.1%減の9.4億円に落ち込みましたが、通期の同利益を従来予想の9億円から33億円へと3.7倍上方修正。また、今期の年間配当を15円から16円へと増額修正しました。株価は一時ストップ高まで買われましたが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、過度な期待は禁物とも取れます。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値62,400円/前日比-240円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日軟調です。朝方買われる場面も見られましたが、買いも続かず結局売られています。昨日発表した3Q決算は大幅増収増益で市場コンセンサスも上回っており、通期業績は上方修正し、それもコンセンサスを上回っています。ニンテンドースイッチの販売台数見通しも上方修正しており、申し分ない好決算となっています。しかし、既に期待感が強かったことから、コンセンサス以上とは言え想定内の数字だとの見方も少なくない模様です。それにコロナ禍による巣ごもり需要も同社事業に追い風になっていると言え、今期業績が当面のピークになるのではとの警戒も強い様子です。来期も増益を続けられるとしても増益率鈍化は避けられないとの見方が多く、それなら株価も今がピークになる恐れもあると警戒する向きもいるようです。ただ、暫くは下げれば買いたい向きは多いだけに、確りとした展開は続きそうだと見る向きが多いようです。



[7071]アンビスHD 
[JQ]業種:サービス業
終値6,150円/前日比+1,000円
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住宅型有料老人ホーム「医心館」施設内の訪問介護サービスなどを手掛ける。 本日大幅高となり、上場来高値を更新してストップ高まで買われています。同社は昨日、2021年9月期中間・通期業績の上方修正を発表。昨年11月に発表した本決算で示した今期の強気見通しが好感されて、同社株は随分と買われてきましたが、その強気見通しを早くも上方修正してきています。同社は2月10日に1Q決算発表を予定していますが、かなり強い数字が出てくるのではとの見方も多く、今期の早い段階で上方修正してきたことから今期中に再度上方修正する期待もありそうだとの見方も多いようです。先ずは1Qの数字がどの程度になるのか注目で、明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[2315]CAICA 
[JQ]業種:情報・通信業
終値29円/前日比+6円
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金融向け中心のSI。フィンテック関連に注力。教育関連事業も。フィスコと親密。 本日買い先行スタートから大幅4営業日続伸しています。同社は昨日、子会社のeワラント証券が、2021年2月15日より個人投資家向けカバードワラントの新規銘柄として「ビットコイン先物リンク債プラス5倍トラッカー」および「ビットコイン先物リンク債マイナス3倍トラッカー」の取扱いを開始したことを発表しています。昨日からの大幅続伸で直近レンジを明確に上放れた格好ですが、超低位株で板が100万株単位づつ詰まっており、大きなロットで取り組める方のみの相場になります。



[4098]チタン工業 
[1部]業種:化学
終値2,191円/前日比+400円
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酸化チタンの老舗。超微粒子酸化チタンを展開。UVカットやリチウム電池向け注力。 本日ストップ高まで買われています。今朝、日経ビジネス電子版で「アップルEVの電池はどこがつくる?ある日本企業が候補に浮上」との記事が掲載されました。それによれば、アップルが複数選択肢の中でも有力視するのは[6502]東芝のリチウムイオン電池「SCiB」だとのことです。内部関係者から得た情報で「信憑性は高い」と話すとまで書かれており、同社は東芝とリチウムイオン2次電池向けのチタン酸リチウム事業で共同出資会社を設立しているだけに、実際に東芝の「SCiB」がアップルEVに採用されれば、恩恵を受けるとの思惑から本日は買われている様子です。現状では思惑の域を出ずアップルEVも未だ先の話だけに続く物色にはなり難いとの見方が多いようです。ただ、今後アップルEVの話が具体的に出てくれば、改めて思惑から物色されそうです。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値2,448円/前日比+243円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日買い気配スタートから急反発し、昨年来高値を更新しました。同社株は従来より東証マザーズの制度信用銘柄に選定されていますが、昨日引け後に東証が同社株を2日付で貸借銘柄に選定すると発表。日証金も貸借取引対象銘柄に追加しています。株価は株式流動性の向上による売買活性化を期待する買いが入り、直近急角度で切り上がる5日線をサポートとした上昇トレンドが継続していますが、入るならロスカット値を置きながらの回転が条件となるでしょう。



[5191]住友理工 
[1部]業種:ゴム製品
終値678円/前日比+81円
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住友電工系で自動車用防振ゴム世界首位。トヨタ比率高い。非自動車も展開。 本日後場買われて急反発しました。同社は本日昼頃、2021年3月期の連結業績について発表。税引き前損益予想を従来の95億円の赤字から32億円の赤字へ上方修正しています。今期業績の上方修正は昨年10月に続き2回目で想定以上に自動車生産台数が回復し、自動車用品事業の業績が好転するとしています。本日の大幅高で株価は昨年末から頭を抑えられてきた52週移動平均線をブレイクしてきており、新たな相場が始まりそうです。



[6755]富士通ゼネラル 
[1部]業種:電気機器
終値3,130円/前日比+388円
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富士通傘下。エアコンなど家庭用が主軸。欧州、豪、中東のシェア高い。アジアに注力。 昨日から動意付いて本日も大幅上昇です。月間総合情報誌「選択」2月号で、同社が売りに出るとの情報が出回っていると報じられています。現在、筆頭株主は44%保有する[6702]富士通ですが、その株を手放す可能性が高いとのことです。アドバイザーは選任済みとのことで、この報道を受け昨日から思惑的に買われているとの見方です。事実なら同社を欲しがるファンドや企業などは多いと思われ、時価より高く売却されるのではとの見方もあるようです。富士通が保有する株式も取得となればTOBでの取得になる可能性もあり、そうなればプレミアムも期待出来るでしょう。なお、この「選択」は2019年12月号で、富士通は親子上場解消を検討していると報じており、その際には同社株や[6967]新光電工、[6955]FDKなどが思惑で物色された経緯があります。実際に昨年夏には、富士通は富士通フロンテックをTOBで完全子会社化しています。




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[6944]アイレックス 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,959円/前日比+400円
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TCS傘下。システム開発会社。通信系コア技術に強み。NEC、パナソニック向け中心。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高の一本値となりました。同社は昨日引け後に、親会社TCSカンパニーズがTOBを実施し、完全子会社化を目指すと発表。TOB価格は前日引け値を34.7%上回る1株2,100円で、買付期間は12月17日から来年2月8日までとなります。本日の株価はTOB価格にサヤ寄せする形で気配値を切り上げており、明日は2,100円近辺で落ち着くことになります。なお、同様に親会社TCSカンパニーズによるTOB実施が発表された[6852]テクノ・セブン、[4640]アンドールも本日ストップ高まで買われ、TOB価格にサヤ寄せしています。



[3083]シーズメン 
[JQ]業種:小売業
終値405円/前日比+80円
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衣料品小売り。アメカジ店「METHOD」など全国展開。和柄の「流儀圧搾」が成長。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、衣料品製造・販売のスピックインターナショナル社の株式を取得し、完全子会社化すると発表しました。なお、同社親会社の[3608]TSI HDから8万株を取得します。スピックインターナショナル社が所有するブランドや商品企画力、販売チャネルと自社とのシナジーを図ることを目的としています。株価は上値抵抗線となっていた75日移動平均線をブレイクしたことで、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3753]フライトHD 
[2部]業種:情報・通信業
終値723円/前日比+100円
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携帯端末利用の電子決済端末アプリサービス展開。IP電話やITコンサル・開発も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、マイナンバーカードの読取に対応した新次世代型マルチ決済装の「インクレディスト・プレミアム・ツー」の量産開始を発表。2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証としても利用出来るようになり、今後の普及拡大が想定されています。これに伴い、同製品のニーズも広がっていくものと期待感が先行する形で、本日は一時ストップ高を付ける動きとなりました。株価は目先75日移動平均線をブレイク出来るかが焦点となりそうです。



[4592]サンバイオ 
[M]業種:医薬品
終値1,424円/前日比+36円
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バイオベンチャー。再生細胞治療薬の開発。脳神経系疾患の治療薬に期待。 昨日はザラ場寄らずのストップ安でしたが、本日は朝から反発して一時大幅高になっています。野村證券が強気なレポートを出しており、刺激になっているとの見方です。それによれば、再生細胞医薬品「SB623」の外傷性脳損傷プログラム国内製造販売承認申請遅延は、SB623の製品や技術的なものでは無いと見られ、SB623が将来的に外傷性脳損傷治療薬として普及するというシナリオに変わりはないと指摘しています。申請遅延に伴い目標株価を従来の4,300円から3,100円に引き下げたものの、投資判断は「Buy」継続としています。これを受け過度な懸念が後退し、本日は早くも見直し買いが入ってきている様子です。ただ、上値の重さは見られており、明日以降の動向が注目されます。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値367円/前日比+24円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日大幅高です。仮想通貨ビットコインが初めて20,000ドル台まで上昇したと複数で報じられています。ビットコイン以外の他仮想通貨も上昇が目立っており、子会社に仮想通貨取引所コインチェックを持つ同社業績には追い風になるとの見方です。ビットコインは日本時間に入っても上昇を続けており、一時22,000ドルを超える場面も見られました。ビットコインに「クジラ」出現、水面下で巨額購入との記事や米グッゲンハイム・インベストメンツの最高投資責任者は、適正水準にはまだ程遠く、何れ約400,000ドル(約4,100万円)に上昇するとの見方を示した、などとの記事も出て追い風になっています。[3807]フィスコや[3696]セレスも関連株として買われているとの見方です。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値67,600円/前日比+4,190円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日確りと続伸して年初来高値を更新しています。主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の一部機種の不具合を発表しており、朝方はやや弱含む場面も見られていましたが、下値は限定的で底堅い推移となりました。売り物を熟したあとは値を伸ばす展開となり、昨日に続き本日も強い買いが入ってきている様子です。クリスマス商戦への期待や巣ごもり需要への期待から見直されているとの見方で、中長期の海外投資家が買いに来ているとの声も聞かれました。ただ、物色が加速してきていることから、ヘッジファンドなどの投機筋も結構入ってきているのではとの見方もあります。2007年に付けている上場来高値を目指すと期待する声も聞かれました。なお、[6758]ソニーもPS5の好調からか確りと買われており、年初来高値を更新して約19年ぶりの高値を付けています。



[7317]松屋アールアンドディ 
[M]業種:輸送用機器
終値5,990円/前日比+590円
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自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける。 本日買い気配スタート後の大陽線で3営業日ぶりに大幅反発しました。同社は昨日引け後に、防護服(アイソレーションガウン)の製造ラインを設置したと発表。同製造ラインは防護服生産設備導入支援補助事業により、補助金の採択を受けて設置したとのことです。子会社のタカハターと合わせ供給体制を整え、防護服不足に備える構えになります。直近の株価は月初より急調整を強いられてきましたが、日足チャートではこの処の上値抵抗となっていた5日線の下げ角度が大分鈍化してきました。先ずは底打ち確認からになります。



[4901]富士フイルムHD 
[1部]業種:化学
終値5,530円/前日比-171円
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写真フィルムから医療機器や医薬、液晶材料などに転換。傘下に富士ゼロックス。 本日軟調です。昨日、厚労省は21日に薬事・食品衛生審議会の部会を開き、抗ウイルス薬「アビガン」を新型コロナウイルス感染症治療薬として承認するかどうか審議すると発表しました。しかし昨晩、アビガンについて、開発企業の治験では「有効性を判断するのは困難」とする国の審査報告書がまとまったと共同通信が政府関係者への取材を基に報じています。国の審査報告書は重要な判断材料になるとのことだけに、21日の部会で承認が見送られるとの見方に繋がっています。アビガン承認への期待から同社株を買っていた向きも多いようで、本日は見切り売りに繋がっている様子です。21日に部会での審議結果が注目されます。




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