株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[7342]ウェルスナビ

[6996]ニチコン 
[1部]業種:電気機器
終値1,237円/前日比+46円
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世界有数のコンデンサーメーカー。アルミ電解が柱。EVや家庭用蓄電システムなど積極化。 本日買い先行スタートから続急伸しました。世界的にEVの普及加速が見込まれる中、同社のEV用フィルムコンデンサーの売り上げが急増しており、2022年3月期営業利益は従来予想の40億円から46億円に大幅増額しています。直近で全体相場は新型コロナウイルスのオミクロン株が与える影響が懸念され、波乱の様相を余儀なくされていますが、その中で同社株は11月10日に窓を空けて急騰したあとも売りを吸収し、本日は1,000円~1,200円のボックス圏を上放れました。次は2月の窓埋めにチャレンジすることになります。



[4587]ペプチドリーム 
[1部]業種:医薬品
終値2,850円/前日比+154円
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創薬ベンチャー。特殊ペプチドを使った医薬品候補物質を大手と共同開発。 本日大幅反発です。昨日に米国で初のオミクロン株感染者が確認されるなど、世界的に感染再拡大が改めて警戒されてきたことから、新型コロナウイルス治療薬への期待が改めて高まっている模様です。同社は独自の特殊環状ペプチドを使った新型コロナウイルス感染症治療薬「PA-001」を飲み薬としても開発していますが、11月29日に研究開発説明会では、経口剤として投与しても高い血中濃度を維持出来る可能性を動物試験で確認したと明らかにしています。ただ、これに関しては既に11月11日に日経新聞電子版で報じられており、目新しさは乏しいものの、研究開発説明会では、オミクロン株にも有効な可能性は高いとの見解も示されました。最短で来年中に治験入りし、2023年中の実用化も可能との見方を示しています。このことが昨日の化学工業日報で報じられていましたが、昨日は材料視されず1日遅れて市場に知れ渡ったようで、本日改めて材料視された格好です。



[3356]テリロジー 
[JQ]業種:卸売業
終値388円/前日比+35円
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通信機器や情報セキュリティ品を輸入販売。米新興メーカーの最新技術発掘に強み。 本日前場中盤から商いを伴って急伸して大幅反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は本日10時に、子会社テリロジーサービスウェアが多言語ヘルスケアサービスを運営するWELL ROOM社と業務提携すると発表。今回の業務提携を通じ、テリロジーサービスウェアの多言語映像通訳サービス「みえる通訳」と「WELL ROOM」を連携し、医療機関に向けた多言語サービス提案を開始するとしています。株価は2月高値から下げが続いた印象ですが、5日線に継ぎ25日移動平均線の上向きも迫っている状況です。



[3501]住江織物 
[1部]業種:繊維製品
終値1,575円/前日比+69円
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名門繊維企業。カーペット大手、国会の赤じゅうたん納入。自動車内装材に力。 本日買い先行で始まったあとも一段高となり、5営業日ぶりに大幅反発しています。同社は昨日、東京ビッグサイトにおいて8日から10日まで開催される展示会「エコプロ2021」に、今春に審査が行われた「第4回エコプロアワード」で経済産業大臣賞を受賞した水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」を出展すると発表しました。本日の大幅高で株価は2月の大幅ギャップダウン以降の戻り高値を更新しており、新展開入りが注目される処です。



[1930]北陸電気工事 
[1部]業種:建設業
終値1,120円/前日比+80円
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北陸電力系。全国展開志向で北陸電力向け配電線は低下。公共工事強化。 本日買い先行スタート後も上値追いが継続し、3営業日ぶりに急反発しました。同社は昨日引け後に、[9435]光通信が財務省に大量保有報告書を提出し、北陸電工株の保有割合が5.70%と新たに5%を超えたことが判明しています。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は11月24日です。足元の株価は、1対1.2株の株式分割発表を受けた急騰後、一昨日と昨日に跳ね返されましたが、本日の切り返しで反騰トレンドを維持した格好となっています。



[6976]太陽誘電 
[1部]業種:電気機器
終値6,130円/前日比-200円
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セラミックコンデンサ世界大手。インダクタ、通信フィルター、複合デバイスも。全個体電池開発。 本日軟調です。前場はプラス圏での推移となっていましたが、11時頃から売り込まれています。「米アップルは部品サプライヤーに対して、iPhone13の需要が鈍化していると伝えた」とブルームバーグが報じており、それがアップルのサプライヤーである同社株売りのキッカケとなった様子です。米アップルは世界的な供給不足に悩まされてきましたが、今は需要の鈍化という別の問題に直面しているとのことです。アップルは既に部品不足を理由に今年のiPhone13の生産台数を引き下げていましたが、その分は来年上乗せされるとの見方が多かったものの、累積受注は以前予想されていた程強くないとのことで、来年への上乗せは無い可能性もある模様です。他にも[6981]村田製作所、[6770]アルプスアルパイン、[6762]TDKなども11時から売られています。今晩のNY市場で、アップル株が下落するのか注目されます。



[7342]ウェルスナビ 
[M]業種:証券・商品
終値2,584円/前日比-316円
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資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発や提供を行う。 本日大幅続落となり、1月に付けていた年初来安値が射程圏に入っています。同社は11月18日に海外募集で公募売出を行うことを発表してから弱い動きを続けています。公募売出価格は3,183円となっており、それを割り込んでから下げに拍車が掛かっている格好です。公募売出株を引き受ける向きがヘッジのため、繋ぎ売りしてきているとの声も聞かれました。受渡日は週明けの12月6日となっており、需給悪化への警戒から見切り売りも出ている様子です。ただ、これだけ公募売出価格を割り込んでしまえば、受渡日にはアク抜け的に多少の戻りは期待出来るのではとの声も聞かれました。明日以降、年初来安値を更新してくるのか、その水準で下げ渋るのか注目されます。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値5,440円/前日比+555円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日大幅高です。本日は海運株に買われている銘柄が目立っており、特に同社株や[9101]日本郵船、[9104]商船三井の海運大手3社の強さが目立っています。かなり前から大手海運株を強気としていたモルガン・スタンレーMUFG証券が、3社の目標株価を一段と大きく引き上げてきたことが刺激になっています。同社株に関しては従来の目標株価7,700円から、16,900円まで2倍以上に引き上げています。同証券は、3社の持ち分法適用会社であるコンテナ船統合会社ONEが想定以上に好調なことを受け業績予想を上方修正。スポット運賃が想定以上に切り上がり、コンテナ船物流の供給混乱の想定以上の長期化シナリオも要因とのことです。配当については、市場では来期減配懸念強いものの、それは避けられると予想。また、同社に関しては来期の配当性向は20%になると予想しています。




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[8871]ゴールドクレスト 
[1部]業種:不動産業
終値1,492円/前日比+8円
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首都圏基盤のマンション開発・分譲中堅。タワーマンションなど展開。少人数効率経営。 同社は本日引け後に、自己株式の取得に関するお知らせを発表。上限を12億円・60万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.76%)とする自社株買いを実施するとしています。取得期間は2021年12月3日から2022年2月28日までで、取得方法は自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付。自己株式の取得を行う理由としては、株主還元の充実および資本効率の向上のためとのことです。



[6952]カシオ計算機 
[1部]業種:電気機器
終値1,526円/前日比+42円
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腕時計、電子辞書でシェア高い。業務用PDA、電子レジなど法人向け事業を強化。 複数の証券会社が投資判断を引き上げています。野村證券が12月1日付のレポートで、「スマートウオッチや教育関連などでコロナ後の成長シナリオが見えてきた」と指摘。岡三証券も同日付で、時計の主力ブランド「Gショック」がコアファンを中心に堅調に推移すると見て格上げに踏み切りました。レーティングは野村證券が「ニュートラル」から「Buy」に変更し、目標株価を1,900円から2,200円に変更。岡三証券は2,100円の目標株価を継続した上で、「中立」から「強気」に見直しています。



[6997]日本ケミコン 
[1部]業種:電気機器
終値1,869円/前日比+58円
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アルミ電解コンデンサー最大手。一貫生産体制で競争力。車載用キャパシタへ注力。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は12月1日付で、同社の投資判断「オーバーウエート」を据え置き、目標株価を3,200円から3,300円に引き上げました。レポートでは、2022年3月期上期はマレーシアの操業度低下や原材料・物流費上昇の影響を受けながら、営業利益34億9,200万円の好決算だったと評価。アルミ電解コンデンサは世界的な自動車減産により受注は減速中ですが、第3四半期中に下げ止まると見ています。

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[6016]ジャパンエンジンコーポレーション 
[2部]業種:輸送用機器
終値973円/前日比+103円
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船舶用ディーゼル機関専業。三菱重と資本関係。名村造船、来島Gなどに納入。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、シンガポール農産物大手の建造船向け輸出エンジンを受注したと発表しました。また、同契約には追加2隻のオプション権が付いており、既に1隻分のオプション権を行使するとの意向が示されているようです。更に1台を追加受注の見込みで、2021年末より順次納入予定です。株価は一時ストップ高を付けましたが、75日移動平均線から上は戻り売りの圧力も強く、ここを明確にブレイク出来るかどうかが焦点となりそうです。



[4168]ヤプリ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,200円/前日比+700円
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プログラミング不要でスマートフォンアプリの開発などをする「Yappli」を運営。 本日ストップ高まで買われています。昨日新規上場した銘柄ですが、昨日は長い陰線で安値引けとなっていました。昨日の下落でロックアップ解除ラインを割り込んでいたことから、本日早くも反発しています。また、主幹事の一社である大和証券からレポートが出ており、今期の2020年12月期は会社計画通り赤字予想ですが、来期の2021年12月期は黒字転換を予想しています。更に再来期の2022年12月期は大幅増収増益を予想。来期比で売上高は40%増、営業利益は1270%増(約13.8倍)、純利益は1353%増(約14.7倍)、EPSは40.3円と予想しています。そこまで織り込んでも今の株価はPER100倍超となりますが、その後も高成長を続けることを考慮すれば、まだ買えるとの声も聞かれました。明日以降、昨日付けている上場来高値を取りに来るか注目されます。



[2792]ハニーズHD 
[1部]業種:小売業
終値1,011円/前日比+69円
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婦人服製造小売り大手。カジュアル衣料中心。EC、服飾雑貨を強化。中国撤退。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、集計中の第2四半期累計連結業績について発表。営業利益が19億円から前年同期比2.5%減の23億5,600万円へ、純利益が11億5,000万円から同17.1%減の16億1,100万円へ上振れて着地したようだとしています。株価は本日の大幅高で16日の直近高値を上回ってきましたが、この1,000円レベルは9月中旬から2カ月以上滞留した価格帯で、更に75日・100日など主要移動平均線も走っています。この価格帯をサポートに出来れば景色は変わります。



[7342]ウェルスナビ 
[M]業種:証券・商品
終値2,337円/前日比+400円
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資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発や提供を行う。 本日ストップ高まで買われて上場来高値を更新するなど強い動きが続いています。日経新聞電子版などでは、同社社長の上場会見での発言が報じられており、それが刺激になっている面もあるとの見方です。それによれば、比較的早期に黒字化が可能だとの認識を示しており、先ず早期に預かり資産1兆円を目指すが、それでも金融資産全体の0.05%にしかならず、そこがスタート地点で更に大きくしていくとのことです。また、主幹事の一社である大和証券がレポートを出しており、2021年12月期の黒字化を予想しているとのことで、更に2022年12月期は来期予想比で売上高57%増、営業利益993%増(約10.9倍)、純利益983%増(約10.8倍)と予想しています。2022年12月期EPSは28.9円との予想となっています。これを受け改めて高成長が意識されて見直されているとの見方もあります。ただ、今朝の日経新聞でも報じられていますが、同社の手数料は預かり残高に対して原則年1%ですが、手数料の引き下げ競争は何れ日本でも本格的に広がる可能性が高く、それが長期的には警戒されるとの声も聞かれました。



[7888]三光合成 
[1部]業種:化学
終値341円/前日比+15円
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工業用樹脂部品大手。自動車向け大。金型の外販、エンジニアリングも。海外拡大。 本日急伸しました。同社は本日付の日刊工業新聞で、富山県立大学工学部医薬品工学科が高微細なマイクロニードルを基板上に試作することに成功。その中で同社が金型の製造で協力したと報じられました。皮膚に効率的に薬物を送るTDDSや化粧品への活用が期待されています。前場こそ大きく値を上げましたが後場からは売りに押されて上げ幅を縮小させており、25日移動平均線付近での推移が見込まれます。



[2303]ドーン 
[JQ]業種:情報・通信業
終値3,600円/前日比+495円
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地図情報ソフトの受託開発、ライセンス販売。地理情報配信サービスなど事業展開。 本日大幅に反発しています。昨日は新興市場の地合いが悪かったこともあり、手仕舞い売りで大きく下落しましたが、本日早くも反発しており、昨日の下落分以上に上げています。12月10日に一部報道で、事件や事故、火災の現場に居合わせた人が110番通報する際、スマートフォンで撮影した映像も送ってもらうシステムを警察庁が来年度から全国の警察で導入することが関係者への取材で分かったと報じてから、強い動きを続けている格好です。実際に導入されれば、同社が手掛ける映像通報システム「Live110」が、全国の警察に導入されるのではとの思惑で、Live110は既に兵庫県警察本部で導入されています。本日の動きからも押し目を待っている向きも多いようで、年内に更に上値を取ってくる期待もあるのではとの声も聞かれました。



[2986]LA HD 
[JQG]業種:不動産業
終値910円/前日比+69円
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中古マンションの改装・販売や不動産管理が収益柱。ラ・アトレが株式移転で設立。 本日の株価は買い気配スタート後も積極的な上値追いが見られ大幅反発しました。ご紹介の通り、18日の臨時株主総会で特定株主からの自己株式取得の件を決議発表しており、1株を取得するのと引換えに交付する金額は873円とされています。本日の株価は引けに掛けて一段高を達成しており、10月28日の上場来高値927円を上抜ければ更に値動きが軽くなりそうです。



[7695]交換できるくん 
[M]業種:小売業
終値4,205円/初値比-410円
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インターネットを利用した住宅設備機器と工事をセットで販売する。 本日新規上場したIPOです。公開価格2,050円に対して初値は4,615円と想定よりかなり高くなった印象です。本日は直近IPOからストップ高が続出していることから、同社も初値形成後派手に物色されるとの期待も強かった様子です。それだけに初値で買い向かった個人投資家も多かった模様ですが、初値形成後は買いも続かずとなっています。同社は自社が運営するECサイトで、キッチン・トイレ・洗面室・浴室周りなどの住宅設備機器と工事をセットで販売しています。今期大幅増収増益予想となっていますが、コロナ禍による巣ごもりで、住宅設備機器の交換などの需要が増えた模様だけに来期以降は反動が出てくる懸念も言われていますが、一先ず目先はそのことは関係なく、値動き期待で買いにきた向きは多いようです。ただ、結果的に本日は長い陰線で引けていることから、明日も厳しいのではとの声も多い様子です。




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[6635]大日光・エンジニアリング 
[JQ]業種:電気機器
終値640円/前日比+100円
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電子基板実装、カメラ用レンズ組み立てが主軸。キヤノン向け中心。NCネットワークと提携。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、デンソーテン社の生産ラインを自社工場内に構築し、2021年から生産・供給を開始する契約を締結したと発表。また、栃木県那須烏山市に土地・建物を取得し、受託しているエレクトロニクス製品の生産を開始したことも明らかにしました。目先、12月10日に付けた715円を目指す動きに期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[6045]レントラックス 
[M]業種:サービス業
終値580円/前日比+33円
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ネットの成果報酬型広告サービスや検索連動型広告代行。健康産業、不動産が多。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、11月の売上高が前年同月比57.8%増の10.44億円になったと発表。10月の同40.6%増から加速しており、高い伸び率を維持したことが好感されています。なお、4-11月の累計では79.06億円で、2021年3月期の売上高予想に対する進捗率は78.3%に達し、業績上振れを期待する買いも向かいました。ただ、後場からは売りに押されて上げ幅を縮小しており、慎重に動きを見たい処です。



[4565]そーせいグループ 
[M]業種:医薬品
終値1,745円/前日比+100円
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創薬ベンチャー。がん治療薬など研究開発。M&Aで技術力強化。英国に展開。 本日確りと続伸しています。日経新聞電子版「記者の目」で同社が取り上げられ、企業紹介的な記事が書かれており、それが刺激になっているとの見方です。同社による新薬の共同開発戦略が、コロナ禍でも着実に進展していると書かれています。一般的なバイオベンチャーを大きく上回る12候補を世界の製薬大手などと開発中とのことで、それぞれの開発段階などに応じて得る収入が収益安定に繋がり、その資金を投じて更に開発を進める好循環を生み出しているとのことです。昨日朝発表の英GSK社との世界での研究開発提携やライセンス契約についても書かれており、目新しい内容は無いものの、この記事により同社の見直し買いに繋がっている様子です。明日以降も買いが続くのか注目されます。



[4570]免疫生物研究所 
[JQG]業種:医薬品
終値546円/前日比+46円
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研究用試薬の製造販売・受託。抗体作製技術に定評。化粧品事業に参入。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に、抗体医薬品や診断薬候補の抗体作製などを手掛ける韓国のアブコンテック社と合弁会社を設立する事を発表。新型コロナウイルス治療薬について、中和活性の高い治療用抗体医薬品候補の実用化を目指して共同研究を開始する予定で、医薬品開発のスピードを加速させる事を目的としています。株価は一時600円までの上昇も見られましたが、75日移動平均線付近の上値は重く、25日線近辺での推移が見込まれます。



[1757]クレアHD 
[2部]業種:建設業
終値73円/前日比+6円
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木造住宅建設やリフォーム等を手掛ける。給排水管が柱。太陽光事業に参入。 本日大幅高で、一時20円高の87円まで買われる場面も見られました。午前中に提出された大量保有保有報告書で、西山由之氏が同社株を5.02%保有していることが明らかになり、それが刺激になっているとの見方です。保有目的は純投資ですが、同氏は[9788]ナックの創業者で名誉会長、経団連理事でもある人物です。そのような人物が、同社株を買ってきたことから思惑に繋がっているようです。平均取得額は58.6円となっています。ただ、取得資金の大半が野村證券の信用取引であり、単なる短期投資ではとの見方も少なくありません。今後の同社株や同氏の動向が注目されます。



[9698]クレオ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,400円/前日比+57円
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アマノ、ZHD系、ソフト開発。受託開発とERP販売が柱。法人向けRPAサービスに注力。 本日全体下げ相場の中、続伸しました。同社が強みとするクラウドサービスでは人事部門のDX推進フレームワーク「ジームクラウド」を今月から販売開始しており、需要獲得が期待される状況にあります。業績も好調で、2018年3月期以降は利益高成長トレンドに乗っています。株価は16日の大陽線で75日移動平均線を上放れ、その後も継続的な買いを呼び込み揉み合い離脱を鮮明としています。目先は7月の戻り高値1,470円処がポイントになりそうです。



[4168]ヤプリ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,500円/初値比-740円
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プログラミング不要でスマートフォンアプリの開発などをする「Yappli」を運営。 本日新規上場したIPOです。同社はプログラミング不要でネイティブアプリを開発出来るクラウド型アプリ運営プラットフォーム「Yappli」の企画・開発・販売を行っています。目新しい事業で、SaaS関連、DX関連と言え、成長期待も抱かれ易いだけに人気化しやすいIPOのため、吸収金額170億円超もあり、VC(ベンチャーキャピタル)保有が多いにも関わらず初値は公開価格1.66倍の5,240円になりました。ただ、寄り後は値も保てずに売りに押される動きになっています。VCは上場時に多くを売り出したものの、保有株も残っており、ロックアップも公開価格1.5倍以上で解除されるだけにVC売りが継続的に出ていた模様です。既にロックアップ解除ラインは割り込んで引けているだけに、明日下げ渋れるか注目されます。



[7342]ウェルスナビ 
[M]業種:証券・商品
終値1,937円/初値比+212円
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資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発や提供を行う。 本日新規上場したIPOです。同社は資産運用を全自動化したロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供しています。12月7日時点で預かり資産3,200億円、口座数35万口座を突破しています。収入源は顧客の運用資産に掛かる手数料(年率1%)で、預かり資産に連動して増えていきます。顧客の大半が長期投資前提であり、老後2,000万円問題も追い風になって今後も預かり資産は右肩上がりで増えていくとの期待も強い様子です。それだけに同社の将来性に期待する向きも多く、強い買いが入っている様子です。同社の既存株主にはVCがズラリと並んでおり、多くのVCが上場 時に一部を売り出すも残りの保有株も多く、ロックアップは公開価格1.5倍以上で解除されます。その解除ライン1,725円で同社は初値を形成しています。上場後のVC保有株は約2650万株もあり、公開株数を大きく上回ります。その売りも1,725円以上では出ていると思われますが、それを確り熟す買いも入っている格好です。明日以降の動向が注目されます。




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