株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[6196]ストライク

[1712]ダイセキ環境ソリューション 
[1部]業種:建設業
終値1,130円/前日比+84円
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土壌汚染処理大手。調査から処理まで一貫。リサイクル事業にも積極展開。 本日寄り付きこそ下げて始まったものの、即切り返して大幅続伸で年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年2月期第1四半期の決算を発表。営業利益は前年同期比21.8%増の31億2,300万円と大幅増益で着地しました。主力事業である産業廃棄物処理の受注量・工場稼働率が上昇傾向となった他、コンサルティングなどの高難易度案件の獲得が進んだことで採算が改善しました。併せて8月31日を基準日とする1対1.2株の株式分割の実施も発表しており、目先の株価は2020年1月高値1,243円を目指すことになります。



[6194]アトラエ 
[1部]業種:サービス業
終値2,284円/前日比+123円
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人材紹介サイト「Green」を運営。成功報酬型が特長。ITやAI関連に強み。 本日大幅続伸となり、年初来高値を更新。分割調整価格で2018年2月に付けていた上場来高値も更新しています。昨日はジェフリーズ証券が新規「Buy」とし、目標株価3,200円でカバレッジを開始したことから買われましたが、本日はいちよし証券が強気レポートを出してきており、更に見直されている格好です。いちよし証券は本日付けで、同社株の投資判断を新規「A」、フェアバリュー4,000円でカバレッジを開始しています。「Green」がDX人材の効率的配置に 貢献できる点を評価しているようで、「wevox」については足元の収益化が加速しつつあると指摘しています。それにより同社業績は2021年9月期を起点に業績拡大が加速すると予想しているようです。



[4179]ジーネクスト 
[M]業種:情報・通信業
終値1,455円/前日比+160円
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顧客対応業務に特化したソフトウェア「Discoveriez」の開発や提供を手掛ける。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に、ジェネシスクラウドサービスが提供するアプリマーケットプレイスの「CRM and Case Management」ジャンルで日本企業初のテクノロジーパートナーに認定されたと発表。同社の顧客対応DXプラットフォームと連携し、顧客との対応履歴や関係者との情報共有を管理出来るようになります。底値圏で推移していた株価の刺激材料となり、本日25日移動平均線をブレイクしました。目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3919]パイプドHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,121円/前日比+346円
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情報資産プラットフォーム「スパイラル」提供。月額利用料が収益。面接診断ツールなども。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は昨日、大幅増収増益となる1Q決算を発表。同時に中間・通期業績予想の上方修正も発表しています。大した上方修正でもないものの、1Qの数字からも依然として保守的との見方も強く、4月9日に本決算発表した際、同社が示した今期見通しが失望されて同社株は大きく売られていました。それだけに今回の強い1Q決算発表で改めて見直されたと言え、再び買いに来ている投資家も多い様子です。次の決算発表まで確りとした展開を続ける期待もありそうだとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[2168]パソナグループ 
[1部]業種:サービス業
終値2,341円/前日比+181円
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人材サービス大手。派遣や紹介、再就職支援など。福利厚生代行が収益柱に。 本日買い気配スタート後も上げ幅を拡げて4営業日ぶりに急反発し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年5月期連結業績予想の増額修正を発表。売上高は3,300億円から前期比2.9%増の3,345億円に見直した他、純利益は62億円から同11.3倍の67億円に修正しました。ビジネス・プロセス・アウトソーシングサービスが引き続き拡大した他、エキスパートサービスやキャリアソリューションの人材需要にも回復が見られました。株価は新展開の入り口に差し掛かっている状況です。



[6196]ストライク 
[1部]業種:サービス業
終値4,100円/前日比-335円
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み。 本日大幅安です。同社は昨日、3Q決算を発表。増収ながらも減益となっています。四半期ベースでも3-5月期は前年同期比で減益になっており、3Qの案件成約数は2Qとほぼ同程度だったものの、中小型案件の成約が多く、売上高としては伸びなかったとのことです。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、引き続き交渉が長期化する傾向が見られたとのことです。ただ、3Qの新規受託については、コンサルタント増員の効果もあり、2Qより約2割の増加になっているとのことです。また、通期の成約組数は計画を下回る見通しですが、4Qでは大型案件の成約が計画以上に見込まれる状況であり、売上高・利益については計画を達成出来る見通しとのことです。それだけに更に下げれば買いに来る向きも多いのではとの声も聞かれました。



[3390]INEST 
[JQ]業種:卸売業
終値106円/前日比+25円
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個人・法人向け携帯販売が主力。飲食店向け業務管理システムの開発も。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸しました。同社は昨日引け後に、[9435]光通信と資本・業務提携すると発表。この提携により、光通信グループが手掛けるフードデリバリーサービス事業者向けの飲食店開拓に関する事業について、同社が同事業を独占的に受託します。なお、今回の資本・業務提携を以って、こうした提携については終了させる見込みとしています。株価の次なる節目は120円手前レベルで、その上は年初来高値157円ということになります。



[5759]日本電解 
[M]業種:非鉄金属
終値2,988円/前日比+374円
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プリント配線板や半導体パッケージ用電解銅箔の製造販売を手掛ける。 本日大幅に反発し上場来高値を更新しています。ベンチャーキャピタルが上場時殆ど売り出したものの、上場後も未だ保有株が残っており、それにはロックアップ掛かっていますが、公開価格1.5倍以上で解除されます。そのロック解除となる価格が2,850円であり、本日はそれを睨んでの推移だったものの、大引けに掛けての急騰で、それを突破し超えてきています。ロック解除対象となる株数は約150万株ですが、明日以降その売りが出てくる恐れもあり、それを熟せるか注目です。




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[6664]オプトエレクトロニクス 
[JQ]業種:電気機器
終値477円/前日比+80円
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バーコードリーダー大手。レーザーエンジンで国内首位、世界2位。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2020年11月期の連結経常損益は3.5億円の赤字に赤字幅が拡大しましたが、従来予想の5.3億円の赤字を上回って着地しました。なお、2021年11月期は4.1億円の黒字に浮上する見通しを示しています。また、米国では2次元ハンディスキャナの案件が継続し、増収となる見込みです。株価は75日移動平均線をブレイクし、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[9758]ジャパンシステム 
[JQ]業種:情報・通信業
終値494円/前日比+80円
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米HP系ソフト開発中堅。NTTデータ2次受けと自治体支援ソフトなどが主力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、香港や東京に拠点を置く投資会社ロングリーチグループ傘下のJSL HDが同社株に対してTOBを実施し、完全子会社化を目指すと発表しました。買い付け期間は12月25日から2021年2月15日までで、TOB価格が昨日引け値を42.5%上回る1株590円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする格好でストップ高まで買われましたが、週明け28日もストップ高は+80円ですので連続ストップ高が見込まれます。



[9610]ウィルソン・ラーニングワールドワイド 
[JQ]業種:サービス業
終値297円/前日比+80円
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企業向け人材育成コンサル大手。金融、IT、医療に強み。日米欧で世界展開。 連日のストップ高です。同社は一昨日、レッド・エデュケーション社と販売代理店契約を締結したことを発表。更に最先端のアセスメントプラットフォームを提供するProfiling Online社と戦略提携も発表しており、昨日はこれらが材料視されてストップ高まで買われていました。本日は売り優勢で始まっていたものの、寄り後は改めて物色されています。また、同社株は超小型の貸借銘柄で、しかも低位株ということから動意付けば短期資金も集まり易い模様です。踏み上げの思惑も加わって前場は大商いになっており、これを受け日証金は後場から売り禁を決め、後場はストップ高買い気配が続く展開になっています。このまま続くかどうかは、日証金速報と逆日歩次第となります。月曜の動向が注目されます。



[3356]テリロジー 
[JQ]業種:卸売業
終値473円/前日比+41円
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通信機器や情報セキュリティ品を輸入販売。米新興メーカーの最新技術発掘に強み。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、子会社のテリロジーサービスウェアが開発・販売を行う多言語映像通訳サービス「みえる通訳」をNTT東日本が取扱いを開始したと発表。NTT東日本が持つ顧客基盤と通信インフラを融合させ、幅広い顧客のニーズに応えるとしています。株価は大きく売り込まれていましたが、これを刺激材料に上値を試す展開が予想されます。目先、25日線を明確にブレイク出来るかどうかが焦点となりそうです。



[6196]ストライク 
[1部]業種:サービス業
終値5,290円/前日比-740円
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み。 本日大幅安です。同社が昨日発表した1Q決算は大幅減収減益となっており、上期計画据え置きながら進捗率が低く嫌気されています。翌四半期にズレ込んだ大型案件が3組あったようで、中小型案件でも成約の遅延が生じた結果、当初計画を下回る売上実績になったとのことです。ただ、2Q以降で成約遅延案件の解消が見込まれることから、業績予想は変更しないとのことです。しかし、説明資料を見ますと、コロナ禍で業績が悪化している会社も多く、売手希望に叶うM&Aマッチング先を探索することが困難な場合には受託しないよう新規受託は従来以上に配慮しているとのことで、成約面では買手候補がより意思決定に慎重となっている状況から、条件交渉が長期化する傾向が見られるとのことです。このことからも2Q以降の巻き返しは難しいのではとの見方も多いようで、本日は見切り売りに繋がっています。



[6080]M&Aキャピタルパートナーズ 
[1部]業種:サービス業
終値5,990円/前日比-70円
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独立系の中小向けM&A仲介サービス会社。16年にレコフを買収。事業承継に強み。 本日軟調です。東海東京調査センターが同社株の投資判断を「アウトパフォーム」へ引き上げ、目標株価を7,600円まで大きく引き上げています。それによれば、今期業績は会社計画を上回ると予想しており、前年のコロナ禍の影響が一巡し、成長ペースは回復すると指摘しています。ただ、これを好感する動きは朝方に少し見られたものの、限定的で結局売られる動きになっています。やはり同業と言えるストライクの弱い決算が刺激になっているようで、同社業績への警戒感にも繋がっているようです。同様の理由で[2127]日本M&Aセンターも軟調な動きとなっています。



[3315]日本コークス工業 
[1部]業種:石油・石炭
終値80円/前日比+10円
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石炭、コークス大手。粉体化工機製造など総合エンジニアリング事業も手掛ける。 本日13時過ぎから商いを伴い急伸し、年初来高値を更新しています。同社は本日13時頃に、2021年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益見通しを前期比3.5倍の57億円に上方修正した他、期末一括配当を従来計画比1円増額の3円に引き上げました。中核のコークス事業でコスト削減効果に加え、原料炭価格が下落する一方でコークス市況が高騰したことが主な要因だとしています。本日の株価はザラ場に年初来高値を更新するも長い上影を引いており、一段高を目指すなら80円近辺を固めたい処です。



[4485]JTOWER 
[M]業種:情報・通信業
終値9,920円/前日比+270円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供する。 本日前場は弱含みの揉み合いでしたが、後場から買われてくる動きになっています。同社は本日昼に、Sub6帯域を活用したローカル5G・SAシステムの実験試験局免許を取得し、ローカル5Gの実証を開始したと発表。これを受け後場から買われた模様です。本日のほぼ高値圏で引けており、上場来高値も射程圏となっていることから、年末へ向けて上放れていくとの期待もある状況です。今年は5G元年と言えますが、同社株は関連株として大相場を作った経緯から、来年も更に相場が続くと期待する声も多く聞かれます。来週の動向が注目されます。




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[7608]エスケイジャパン 
[1部]業種:卸売業
終値675円/前日比+100円
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ゲームセンター向け景品やキャラクター関連商品が主力。自社オリジナルキャラクター商品化も。 本日大きな窓を空けて4営業日続伸。「鬼滅の刃」関連として人気化が続き、年初来高値を更新して連日でストップ高を達成しました。劇場版「鬼滅の刃」がコロナ禍にあっても爆発的な興行人気を博しており、市場では同関連グッズを手掛ける同社株に販売拡大が思惑視される展開となっています。個人投資家などの短期値幅取りを狙った資金が集中しているようです。株価は19日に急動意し、ストップ高を演じましたが、その後小休止を挟んで一気に上値追い基調を強めてきています。先週初からの株価上昇率はすでに93%にまで達しています。時価総額50億円前後と小型で足が軽い銘柄であり、参加は上級者限定となるでしょう。なお、関連銘柄の一角とされるジーンズメイトなども本日は強い動きとなっている。



[6897]ツインバード工業 
[2部]業種:電気機器
終値715円/前日比+100円
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小物家電・健康機器を企画・販売。ライフスタイル家電に強み。生産は中国活用。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末に、FPSC事業における米Global Cooling社のツインバード工業社製フリーザーボックスの初期ロットとして前期販売台数の約2倍に相当する1000台の新規受注を頂いたと発表。バイオ医薬品の保管や輸送など、ワクチンの保管と流通に使用することを目的とした製品としてシステムに組み込まれ引き合いが多いもよう。これ以外にも海外企業を中心に数多くの引き合いが来ているとのことです。今期業績に与える影響は、初期ロットとしては軽微ですが、取引全体としての影響は現在精査中だとのことです。今後も受注拡大が期待されることを考慮すれば、業績への寄与も期待出来るとの思惑に繋がっている様子です。この思惑でどこまで物色が続くのか注目されます。



[2440]ぐるなび 
[1部]業種:サービス業
終値763円/前日比+20円
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飲食店情報サイトを運営。飲食店からの課金収入が収益源。楽天と提携強化。 本日確りと上昇して、一時50円高となる大幅続伸の場面も見られました。先週末の日経新聞では、飲食店情報サイトぐるなびで、10月1日〜14日のネット予約利用数が前年同期比2.5倍に増えたことが分かったと報じられています。「Go To イート」がスタートしたことで、現金と同等のポイントを得られるネット予約が急増したとのことです。同期間の予約件数はGoToイート開始前の9月と比較して、1日あたり3.6倍に増えた模様です。また、ネット予約に対応しない飲食店はポイント還元対象外のため、ぐるなびにはネット予約対応を希望する店が増えているとも書かれており、中期的な業績拡大にもつながっていくとの見方が優勢です。本日は見直し買いに繋がった様子で、明日以降も見直し買いが継続するか注目されます。



[3765]ガンホー・オンライン・エンターテイメント 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,477円/前日比+49円
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本日確りと続伸しています。鬼滅の刃関連としての物色が続いている格好です。同社が手掛けるスマートフォン向けゲーム「パズドラ」は鬼滅の刃とのコラボを明日から開催する予定となっています。鬼滅の刃の映画公開を受けて、今や鬼滅の刃の人気や話題は絶好調状態と言えるだけに、コラボ企画はかなり大盛況になるとの期待が強い様子です。課金急増も期待され、実際に業績へ与える影響は大きくなると期待する向きも多いようです。ただ、既に明日のコラボ開始イベントを前に株価は上げてきたことから、出尽くしとなる恐れもあると警戒する声も聞かれました。明日の動向が注目されます。22日にはみずほ証券が目標株価を中立で2400円から2500円引き上げています。



[6067]インパクトHD 
[M]業種:サービス業
終値3,560円/前日比+180円
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小売り、外食の覆面店舗調査や販売支援。電子看板で販促サービス、案内も。 本日大きく反発しました。同社は先週末23日引け後に、[2768]双日社と資本業務提携契約を締結したと発表。第三者割当で双日に普通株15万6000株を割り当て、調達資金の4.92億円はM&Aに伴う株式取得費用に充てます。リアル店舗の新規出店加速やリテール関連事業などでも連携を進めながら互いに海外事業を発展させる予定としています。株価は一時4,035円を付けましたが、4,000円処からは売りの圧力も強く、上値の重さも感じられるため、過度な期待は禁物とも取れます。



[8060]キヤノンマーケティングジャパン 
[1部]業種:卸売業
終値2,218円/前日比+180円
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OA機器販社。キヤノンの国内販売が主力。営業力に定評。BPO、ITソリューションに注力。 本日小安く寄り付いた直後に切り返して上昇幅を拡大し、大幅4営業日続伸しています。同社は先週末23日引け後に、2020年12月期連結業績予想を発表。売上高を5,320億円から前期比13.5%減の5,370億円へ、営業利益を210億円から同26.0%減の240億円へ、純利益を146億円から同24.5%減の168億円へ上方修正しました。在宅勤務の増加などで、家庭用インクジェットプリンターやITプロダクトが計画を超過したことが上振れの主因となりました。また、期末配当金を引き上げ、年間配当金を前期比10円増配となる50円に引き上げたこともプラス材料に。本日の大幅高で株価は約4ヵ月半ぶりに200日移動平均線を上回ってきましたが、当時の高値2,351円を捉えるとなると中期上昇トレンドが発生することになります。



[4556]カイノス 
[JQ]業種:医薬品
終値998円/前日比+68円
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臨床検査薬中堅。腎機能やアレルギー等が主力。生化学、免疫血清学に重点。 本日後場買い気配スタートから急伸し、大幅続伸となっています。同社は本日正午頃、2021年3月期の単独業績予想について発表。営業利益を4億5,000万円から前期比6.8%増の6億5,000万円(前期実績6億800万円)へ、純利益を3億円から同12.9%増の4億5,000万円へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた営業・学術活動等の制限で販管費が予算以下に縮小し、利益を押し上げる見通しです。本日の株価は、前場は前営業日終値を挟んでもみ合っていたが、減益予想が増益予想に転じるとの発表が好感され、後場高寄り後に多くの商いを熟しながら一段高。引けに掛けては上げ幅を縮めたものの大陽線を引いており、上値慕いの大きさを現しています。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値1,172円/前日比+63円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。本日大幅続伸です。特に材料は見当たりませんが、同社の創業者である森下氏が、先週22日の大阪講演で新型コロナウイルスのワクチン開発について、次の段階の臨床試験は11月頃から始まる予定だと明らかにしたことが、引き続き好感されている模様です。本日引け後には3Q決算発表を予定していますが、その際にワクチンに関する何らかの発表があるのではとの思惑にも繋がっている様子です。引け後には赤字拡大となる3Q決算を発表していますが、15時時点では他の発表は出ていません。明日の動向が注目されます。




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[5614]川金HD 
[2部]業種:鉄鋼
終値--円/前日比--円
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橋梁用支承最大手。素形材や産業機械、土木建築資材も柱。米社DIS買収。 本日PTS(私設取引システム)で大幅上昇しています。同社は昨日引け後に、MBO(経営陣買収)の実施を発表。社長が100%の株式を保有しているSS HDがTOBを実施し、同社は賛同の意を表明しています。TOB価格は388円で、前日終値に対する上昇率は27.2%。TOB期間は10月1日から11月12日までの計画で、MBO完了後は上場廃止となります。



[4564]オンコセラピー・サイエンス 
[M]業種: 医薬品
終値--円/前日比--円
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東大医科研発の創薬ベンチャー。がん遺伝子の解析、治療薬の開発が主柱。 本日PTSで大幅続伸しています。同社は今朝、新型コロナウイルス感染症の感染制御および重症化抑制を目指したペプチドワクチンの研究開発に着手し、特許出願を完了したと発表。これが好感されて買われています。また、来週月曜日にはノーベル医学生理学賞が発表されますが、同社創業者の一人であり今でも筆頭株主の中村祐輔氏が候補者の一人となっており、その期待買いも入っているようです。先週、米情報会社クラリベイト・アナリティクスは、ノーベル賞を受賞する可能性が高い24人の研究者を発表、日本人では二人が選ばれており、その一人が同氏となります。ここで選ばれた研究者の多くが過去ノーベル賞を受賞しているだけに、ノーベル賞の登竜門と言われており、期待感も強い様子です。



[3396]フェリシモ 
[1部]業種:小売業
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カタログ通販大手。衣料品・生活関連品などの長期購入予約型システムに強み。 本日PTSで大幅上昇しています。同社は昨日引け後に、2021年2月期上期および通期の連結業績予想を上方修正しました。予想売上高を従来の140億300万円から161億6,700万円に、営業損益を1億5,200万円の赤字から9億2,400万円の黒字にそれぞれ増額。通期は売上高を295億8,700万円から316億4,500万円に、営業利益を5,800万円から4億6,100万円に引き上げています。



[8848]レオパレス21 
[1部]業種:不動産業
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建築請負と賃貸が主力。単身者向けアパート「レオパレス21」。補修費用が重荷に。 本日PTSで大幅上昇しています。同社は昨日引け後に、[9984]ソフトバンクグループ傘下である米投資ファンドのフォートレスから資金支援を得て経営再建に取り組むと発表。フォートレスから第三者割当増資などで資金調達し、債務超過を解消する見通しです。これを受け懸念されていた経営破綻懸念が後退し、見直されています。ただ、フォートレスへ割り当てる新株や新株予約権の発行価額、行使価額は1株142円で年初来安値も下回る水準となります。更にフォートレスから300億円借り入れますが、その金利が年率14.5%となっており、最低2年間は期限前弁済出来ず、更に不動産などの担保も確りと押さえられています。この利率ですと金利負担も厳しくなる恐れがあり、今の入居率では再建は難しいとの見方も多く、先行きは依然として不透明との声もあります。それだけに見直し買いも続き難いでしょう。



[6734]ニューテック 
[JQ]業種:電気機器
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ストレージ製造販売ファブレス企業。台湾プロミス・テクノロジーと協業。付加価値品に力。 本日PTSで大幅上昇しています。同社は昨日引け後に、2021年2月期上期の連結業績予想を上方修正しました。予想売上高を従来の15億6,500万円から16億1,800万円に、営業利益を1億3,300万円から2億1,600万円にそれぞれ引き上げています。ストレージサーバやアプライアンス製品群の高付加価値化の工夫が利益を押し上げているようです。



[6196]ストライク 
[1部]業種:サービス業
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み。 本日PTSで大幅安になっています。同社は昨日引け後に本決算を発表。前期業績は既に上方修正済みでサプライズはありませんが、注目の今期見通しが物足りないとの見方から失望されています。今期は決算月を8月から9月に変更するため、13ヵ月決算となり前期との単純比較は出来ませんが、12ヵ月決算の前期と比較しても営業利益は微増益に留まっており、純利益は減益計画となっています。説明資料によれば、今期は今後の更なる成長のため、本社オフィスを移転すると共に人員も積極的に採用し、新規受託獲得のための活動も積極化するため、利益率は一時的に低下する見通しだとのことです。先行投資的な面が強いだけに悪くはないとの見方もあります。ただ、同社株は足元で前期業績の上方修正を受けて大きく買われてきていただけに、手仕舞い売りのキッカケとなったようです。それだけに足元で売られるのも無理はありませんが、売り一巡後は買いも入るとの見方が多い模様です。



[9270]バリュエンスHD 
[M]業種:卸売業
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ブランド品リユース大手。貴金属・骨董品等。店舗は買取特化。非接触型サービス開始。 本日PTSで大幅上昇しています。同社は昨日引け後に、2020年8月期の連結業績予想を上方修正しました。売上高が369億円から379億3,200万円に、営業利益は2億4,000万円から6億3,100万円に引き上げられています。7-8月における仕入れの水準が想定以上で推移したことなどを受け、8月のオークションでの販売が好調に推移したようです。



[6702]富士通 
[1部]業種:電気機器
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サーバー、ITシステムの国内トップ。公共、金融、流通向けに強み。超高速コンピューターも。 本日PTSで軟調となっています。東証がシステム障害により売買全面停止となったことを受けて、東証の株式売買基幹システム「アローヘッド」を開発した同社が連想的に売られました。過去にやはりシステム障害があった時、同社株は売られています。今回の障害がアローヘッドに問題があるなら賠償問題なども出てくる恐れがあり、不透明感から売られた様子です。ただ、朝方に相場情報配信に障害があったとの報道も出ており、相場情報配信システムは同社のシステムではなく、更に昼過ぎにはハードの故障であることが分かったと報じられています。何れにせよアローヘッドに問題があった訳ではない模様です。




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[3927]フーバーブレイン 
[M]業種:情報・通信業
終値1,219円/前日比+85円
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情報セキュリティ製品の開発・販売・保守。中小企業向けの業務システムに注力。 本日買い気配スタート直後の急伸で大幅反発し、一時前日比15.3%高まで買われました。同社は昨日引け後に、[4493]サイバーセキュリティクラウドと取次店契約を締結し、クラウド型セキュリティ対策サービス「攻撃遮断くん」の取り扱いを開始したことを発表。「攻撃遮断くん」を取り扱うことで、国外セキュリティーベンダーのWAF製品と含め幅広い顧客層に対してWAFセキュリティーを提供するとしています。株価は5月末より約4ヵ月弱に渡り急調整を強いられており、先ずは中期トレンド転換の有無を見極めたい処です。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値11,460円/前日比-290円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日反落です。昨日引け後に同社は海外での公募増資を発表。これによる希薄化懸念で売られています。昨日は上場来高値を更新していたこともあり、手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。ただ、朝方売られたあとは下げ渋っており、希薄化は5.5%だけで需給悪化も限定的との見方も多く、良い押し目だとの声も聞かれました。国内では無く海外募集ということも好感出来るとの見方もあります。また、これで当面エクイティファイナンスへの警戒は無くなるため、買い安心感も出てくるだけに現状の上昇トレンドを崩すキッカケにはならないとの見方が多いようです。明日以降の動向が注目されます。



[4398]ブロードバンドセキュリティ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値2,890円/前日比+230円
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SBI系でクレジットカードデータのセキュリティ監視やコンサルティングサービス。漏洩対策も。 本日大きく急伸しました。同社は今朝、[7912]大日本印刷と資本・業務提携すると発表。情報セキュリティ事業分野で、両社の事業競争力の強化・拡大を図るのが狙いです。企業がテレワークなどにより新たに導入したクラウドやモバイル環境など、ネットワークにおける脆弱性診断事業を強化し、脆弱性対策のコンサルティングや製品・サービスを提供する予定です。株価は上昇基調にありますが3,000円付近の上値は重く、慎重に動きを見たい処です。



[3788]GMOグローバルサインHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値10,220円/前日比+680円
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サーバー管理と電子認証提供が2本柱。電子認証の海外展開急ぐ。GMO傘下。 本日大幅高となり、7月上旬以来となる大台を回復しています。脱ハンコ関連として見直されている模様です。河野太郎行政改革担当相が全省庁に対し、行政手続きで印鑑を使用しないよう要請したことが報じられており、脱ハンコの流れが加速するとの期待から電子認証や電子契約サービスを手掛けている同社事業には追い風になるとの見方で買われています。同様に[6027]弁護士ドットコムも確りで、タイムスタンプサービスを手掛けている[3683]サイバーリンクスも上昇し、[2351]ASJも同関連として買われているとの見方です。その一方で、印鑑のネット販売を手掛けている[7671]AmidA HDは売られています。



[7353]KIYOラーニング 
[M]業種:サービス業
終値11,510円/前日比+1,010円
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個人向けオンライン資格講座や社員教育クラウドサービスの提供を手掛ける。 本日大幅に反発しています。昨日後場寄り前に提出された大量保有報告書では、フィデリティ投信が同社株を6.05%保有していることが明らかになっています。報告義務発生日は9月15日となっており、これを受け昨日の後場買われたものの、地合い悪化の影響で崩れてしまっていました。本日改めて見直されて買われている模様です。同様にフィデリティ投信の大量保有が明らかになった[4475]HENNGEも本日確りと買われており、上場来高値を更新しています。更に買い増してくるとの期待もある様子で、フィデリティ投信が買い増したことが判明した[4449]ギフティも本日は確りと買われています。



[3917]アイリッジ 
[M]業種:情報・通信業
終値1,113円/前日比+150円
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スマホを活用して実店舗へ集客・販促するO2O支援事業。「FANSHIP」が拡大。 本日買い気配スタート後も一段高となり、急反発してストップ高まで買われています。同社は昨日、[9021]JR西日本が提供を開始したMaaSアプリ「WESTER(ウェスター)」の開発を支援したことを明らかにしました。今年4月にMaaS事業推進室を新設し、同領域における市場調査やMaaSアプリ企画支援、実証の実施を積み重ねており、今後はその知見を生かして鉄道業界のMaaS領域拡大の支援を目指すとしています。本日の株価は週末要因の中、後場長い時間張り付いており、週明けは6月3日の戻り高値1,210円チャレンジ局面に入っていきます。



[6196]ストライク 
[1部]業種:サービス業
終値5,820円/前日比+400円
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み。 本日大幅高となり上場来高値を更新しています。読売新聞が独自ニュースとして、中小企業再編へ優遇策を政府が検討していると報じています。買収時の法人税軽減を検討しているとのことで、先日政府は中小企業基本法の見直しに着手することを検討し、再編や経営統合を促すと報じられていました。主に中小企業のM&A仲介事業を手掛ける同社事業には追い風になるとの見方で、改めて見直し買いに繋がっているようです。同様に[6080]M&Aキャピタルパートナーズも大幅高となっており、[2127]日本M&Aセンターも確りとなっています。コロナ禍の影響で、今後中小企業のM&Aは増えるとの見方も少なくなく、同社株など関連株は確りとした展開を続けるのではと期待する声も聞かれました。



[1972]三晃金属工業 
[1部]業種:建設業
終値2,438円/前日比+271円
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日本製鉄系。長尺屋根の最大手。官公需に強み。緑化など環境屋根強化。 本日大引け間際に商いを伴い急伸しています。同社は本日14時50分に業績・配当修正を発表。2021年3月期第2四半期累計の非連結経常利益予想を従来の6億円から9億円に50.0%上方修正し、減益率は46.6%減から19.9%減に縮小する見通しとなりました。また、上期業績の好調に伴い通期の経常利益予想も従来の18億円から21億円に16.7%上方修正しています。本日株価が反応する時間が10分弱しかなく、週明け更なる玉が発生しそうです。




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[1447]ITbook HD 
[M]業種:建設業
終値915円/前日比+102円
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地盤調査改良とITコンサルが主力。ITbookとサムシングが経営統合。官公庁に強み。 本日大きく急伸しました。菅首相はデジタル行政の加速を政策として掲げ、来年秋までに「デジタル庁」を新設する予定としています。また、行政デジタル化のカギを握るのはマイナンバーカードとの認識を示し、マイナンバーカード活用に関するコンサルティングで実績の高い同社に資金が流入しています。連休前9月18日付の朝刊レポート(本日の無料特選銘柄)にて推奨した銘柄ですが、引き続き上昇トレンドを形成中で、6月24日の上場来高値949円を目指す勢いにあります。



[8184]島忠 
[1部]業種:小売業
終値3,380円/前日比+502円
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家具店とホームセンターを展開。埼玉地盤に関東・関西に展開。店舗大型化。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で年初来高値を更新しています。ホームセンター大手[3050]DCM HDが、同社に対してTOB(株式公開買付)の検討を始めたとNHKや日経新聞など複数のメディアが報じています。18日に報じたNHKによると、DCM HDは同社の50.1%を超える株式を取得して傘下に収める方向で最終調整を進めているとのことです。今後の株価は、勿論詳細情報に左右されることになります。



[5337]ダントーHD 
[1部]業種:ガラス・土石
終値473円/前日比+80円
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内外装・床タイルの大手。デザインタイルなど高級化に力。米で住宅開発・不動産も。 本日買い気配スタート後も上値追いが続き急反発し、年初来高値を更新してストップ高まで買われています。同社は本日寄り前に、米住宅金融子会社SREモーゲージ・アライアンス社が17日、米アクソス銀行と月間1億ドルのクレジットライン契約を締結したと発表。住宅ローン供給の総取扱金額の増加が可能となることを好感した買いが入った格好です。本日の株価は連休前の急調整分を寄り付き早々に取り返して更に上昇しており、上値慕いの大きさを現しています。



[6196]ストライク 
[1部]業種:サービス業
終値5,460円/前日比+450円
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み。 本日大幅上昇です。先週末同社は2020年9月期業績の上方修正を発表。3Q決算時点で進捗率が高かっただけに上方修正期待は強まったものの、市場コンセンサスも上回っており、想定以上の上方修正だったとの見方も多い様子です。配当も増額修正しており、権利取りも近いことから見直し買いに繋がっています。また、連休中に菅政権は中小企業基本法の見直しに向けた検討に着手すると報じられていたことも追い風になっているとの見方もあります。税制上の優遇措置や補助金を受けられる中小企業の定義を変え、再編や経営統合を促すとのことで、M&A仲介事業を手掛ける同社には追い風になると見られています。その影響か、[2127]日本M&Aセンターも大きく買われています。明日以降、1月に付けている年初来高値を取りに行く展開になるのか注目されます。



[3981]ビーグリー 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,027円/前日比+400円
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コミック配信サービス「まんが王国」運営。豊富なコンテンツに強み。自社企画に注力。 本日ストップ高を付けました。同社は先週末18日引け後に、漫画雑誌や漫画単行本ならびにその電子書籍を主力商品とする総合出版社ぶんか社およびその複数のグループ会社の持株会社の全株式を取得し、完全子会社化することを決議したと発表しました。なお、今回のM&Aを目的に70億円のシンジケートローンの締結も発表。業容の大幅拡大ならびにシナジー効果などを期待する動きが優勢で、8月11日に付けた2,392円へ向けた動きに期待されます。



[6538]キャリアインデックス 
[1部]業種:サービス業
終値580円/前日比+67円
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転職、専門学校などの情報を一括検索できるサイト運営。不動産賃貸情報も。 本日大幅高となり、7月15日に付けていた年初来高値を久しぶりに更新しています。昨日の日経新聞では、中堅上場企業「NEXT1000」を対象としたソフトウエアなど無形資産の占める割合が高いことを示す無形固定資産倍率ランキングが掲載されています。そのランキングで同社が断トツ1位となっており、企業紹介的な記事も掲載されています。それによれば、コロナ禍で転職希望者が減ると見ていたものの、同社を通じた登録人数は計画通りとのことで、求職者を集める柱になっているとのことです。また、同社は転職サイトで培ったノウハウを不動産分野に横展開しており、不動産分野はコロナ禍でオフィス賃貸需要が落ち込んでいますが、賃貸住宅は安定しており、市場規模も大きいとのことで今後は引っ越しや物件の売却査定など関連サービスを展開する考えとのことです。



[5631]日本製鋼所 
[1部]業種:機械
終値1,784円/前日比+242円
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大型鋳鍛鋼、樹脂成形機で世界有数。射出成形機にも強み。防衛関連も。 本日大幅上昇です。先週末同社は、電話会議により事業概況および業績予想説明会を実施しています。そこで受注に関してポジティブなコメントがあったとのことで、本日は見直し買いに繋がっているとの見方です。特にEVセパレータ用のフィルムシート装置については、前期比20〜30%の受注増加を計画しているとのことです。6月後半から状況が変わりつつある模様で、これを受けSMBC日興証券では、ポジティブだと指摘しており、本日の買い材料になっているようです。同社株はここ数ヵ月間、方向感の乏しい揉み合い相場を続けていましたが、これを機に相場付きが変わってくるか注目されます。



[4901]富士フイルムHD 
[1部]業種:化学
終値5,283円/前日比+246円
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写真フィルムから医療機器や医薬、液晶材料などに転換。傘下に富士ゼロックス。 本日確りです。連休中に新型コロナウイルスの治療薬候補アビガンについて、富士フイルム傘下の富山化学が近く政府に製造販売の承認を申請することが分かったと報じられています。9月中旬まで実施した臨床試験で一定の有効性が確認出来た模様だとのことです。同社は本日正式に10月中に承認申請を行うと発表。これが12時半に共同通信で報じられると後場一段高となっています。アビガンの原薬を手掛ける[8285]三谷産業や原材料生産している[4367]広栄化学、中間体を製造・供給している[4366]ダイトーケミックスなど他のアビガン関連株も買われています。




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[3359]cotta 
[M]業種:卸売業
終値721円/前日比+100円
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製菓・製パンの容器・包装資材を小口・短納期で通販。個人向け通販も。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は先週末26日引け後に業績修正を発表。2020年9月期の連結経常利益を従来予想の4,300万円から2.1億円に5.0倍上方修正し、減益率が87.7%減から38.9%減に縮小する見通しとなりました。巣ごもり消費による需要の拡大が続いており、インターネット通販サイトの第3四半期売上高が前年同期比約70%増となることが確実で引き続き需要拡大が見込まれ、株価は新値追いの展開が期待されます。



[3667]enish 
[1部]業種:情報・通信業
終値651円/前日比+12円
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ゲーム・アプリの企画・開発・運営。シミュレーション型交流ゲームが主力。プラットフォーム多数。 本日一時700円台まで買われる場面も見られました。特に新たな材料見当たりませんが、引き続きアニメ「五等分の花嫁」初のゲームアプリへの期待相場との見方です。同社は5月27日に「五等分の花嫁」初のゲームアプリ制作を決定したと発表。2020年内配信予定だとのことです。これが好感されて、同社株は派手に上げてきましたが、今月は揉み合いで調整を続けていた格好です。それが上放れてきたことから、買い場を探っていた向きが集まってきたようです。小型の貸借銘柄だけに物色が続けば空売りも増えて、踏み上げ相場の思惑も出てくるため、面白くなりそうだと期待する向きも多いですが、結局垂れて引けているだけに続伸出来なければ暫く厳しそうだとの声も聞かれました。



[2335]キューブシステム 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,042円/前日比+110円
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システム開発。金融・通信・流通向けに強み。プロジェクト管理に定評。AIに注力。本日は大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を大幅に更新しました。キャッシュレス化の流れを追い風にクレジット会社向けシステム構築案件が好調で業績に寄与。2021年3月期は売上高前期比9%増の160億円、営業利益は同17%増の11億2,000万円と増収2桁増益を見込んでおり、コロナ禍でも成長路線に陰りはありません。本日の株価は昨年5月以来となる4桁大台乗せを果たしており、値動きが軽くなることが想定されます。



[4596]窪田製薬HD 
[M]業種:医薬品
終値330円/前日比-80円
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眼疾患治療薬ベンチャー。白内障や網膜色素変性の新薬開発。遺伝子治療も。 本日大幅安となりストップ安まで売られました。先週末引け後に同社は新株予約権発行を発表。希薄化は最大で21%超となることから嫌気されています。足元で同社株は近視治療のために開発中のメガネ型機器について、近く米国で治験に入ると日経新聞で報じられ派手に物色されていました。それだけにタイミングも悪く、掴まってしまった短期資金も多いようで、本日はそういった向きの売りも出易かった様子です。同社が開発中の近視治療メガネ型機器への期待は強いものの、暫くは手掛け難くなったとの声も多いようです。



[6871]日本マイクロニクス 
[1部]業種:電気機器
終値1,176円/前日比+87円
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半導体計測器具「プローブカード」やFPD検査装置が主力。新素材開発に積極。 本日買い気配スタートから大幅続伸しています。いちよし証券がレーティングを「B」から「A」に格上げし、フェアバリューも1,000円から1,560円に引き上げました。新型コロナウイルスの影響によるテレワーク増などもあり、データセンターやサーバなどの逼迫感が急速に強まっており、DRAM向けブローブカードの需要が拡大していると指摘しています。本日の大幅高で株価は今月2日のコロナショック後の戻り高値1,218円に急接近しており、ブレイクすれば2月に空けた大きな窓埋め水準1,289円がターゲットになります。



[3998]すららネット 
[M]業種:情報・通信業
終値3,940円/前日比+700円
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小学生から高校生向けネット学習教材「すらら」を提供。地方塾、学校が導入。 本日ストップ高まで買われ上場来高値を更新しています。本日分割権利落ちですが、分割により最低投資価格が安くなったことで個人投資家の買いが入ってきたとの見方です。同社株は6月12日に5分割の株式分割を発表しましたが、それ以来強い上昇基調が続いていました。それでも分割権利落ちで出尽くしとならず改めて買われていることから、それだけ同社株を買いたい向きが多かった様子です。同社のオンライン学習教材事業への先行き期待は強いようです。足元の相場でどこまで上げられるか明日以降の動向が注目されます。



[4687]TDCソフト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,022円/前日比+74円
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独立系SI。金融・流通関連ソフト開発に強み。AI、アジャイル・クラウド分野に注力。 本日寄り付きに伴う商い一巡後から上値追いが始まり続急伸となりました。同社はAIデータサイエンスやアジャイル開発、クラウド分野などへの取り組みに力を入れており、ローカル5G分野に傾注していることもポイントで、高速大容量通信のプライベートLTEサービスを手掛けるLTE-X社と戦略的提携を行い同分野を深耕しています。株価は4桁大台を回復し、今月11日に付けた戻り高値1,005円を払拭しており、新展開入りが見込まれます。



[4594]ブライトパス・バイオ 
[M]業種:医薬品
終値314円/前日比+22円
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久留米大学発バイオベンチャー。NKT細胞を用いたガン免疫療法の開発手掛ける。 本日一時356円まで買われ大幅高になっています。千葉大学病院は理化学研究所と連携し、iPS細胞からNKT細胞を作製した「iPS-NKT細胞」をヒトに投与する世界初の治療法を医師主導治験として行うこととなったと14時に発表しています。これまでに「iPS-NKT細胞」が人の血管内に直接投与されたことは無く、本治験で忍容性、安全性、有効性が確認されれば頭頸部癌と闘っている患者にとって大きな希望となるとのことです。同社は、この研究への支援を行っているとのことから好材料視されたようです。ただ、物色一巡後は上げ幅を縮小しています。行使されていない新株予約権が未だ豊富にあり、それが重しになっている面もあるようです。




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[8044]大都魚類  [2部]業種:卸売業
終値926円/前日比150円
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マルハニチロ系の水産荷受け大手。首都圏に複数拠点。水産物などの輸出入も。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高を達成しています。同社は昨日引け後に、[1333]マルハニチロがTOB(株式公開買付)を実施し、完全子会社化を目指すと発表しています。TOB価格は前日終値比58%上昇した水準1,225円で、TOB実施期間は3月31日より5月21日までで、同社はTOBに賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっています。当然、明日の株価もストップ高が見込まれ、通常なら明後日に完全合致することになります。



[9326]関通  [M]業種:倉庫・運輸
終値1,449円/前日比+209円
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Eコマースを展開する顧客企業の配送センター代行業務などを手掛ける。本日一時、ストップ高まで買われて上場来高値を更新しています。直近IPOでコロナショックの真っ直中に上場したものの、確りとした初値を付けて、上場後も底堅い推移を続けていました。この動きから確りと拾っている向きも多い模様です。同社は通販業者の配送センター業務代行事業を手掛けていることから、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要拡大は追い風との見方も多いだけに今期業績は期待出来るとの見方も多いようで、4月14日に予定している本決算発表へ向け、強い動きが続くとの見方もあるようです。



[4389]プロパティデータバンク  [M]業種:情報・通信業
終値667円/前日比+100円
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不動産・施設を管理するクラウドサービスの提供。REIT向けに強み。本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、発行済み株式数(自社株を除く)の2.91%にあたる17万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しました。なお、買い付け期間は4月1日から6月30日までとしています。株価浮揚策としてポジティブに受け止めらており、需給改善や株式価値の向上といった株主還元を好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[7183]あんしん保証  [M]業種:その他金融業
終値244円/前日比+4円
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賃貸の家賃保証を全国展開。「事前立替型」でビジネス特許。株主にアイフル。本日一時大きく買われる場面も見られましたが、買いは続かず明日から改正民法が施行されることから、改めて恩恵を受けるとの見方で買われた模様です。改正民法で個人保証の要件が厳しくなり、同社のように個人相手に家賃などの保証事業を手掛ける企業には追い風になるとの見方が多いようです。2月には決算も良かったことが追い風となり、4月からの改正民法期待から買われていたものの、コロナショックで相場は崩れてしまっていました。明日から改めてテーマ物色的に相場を作ってくるのではとの期待もある様子です。ただ、本日も盛り上がりに欠けているだけに、テーマ物色は不発になりそうだとの声も聞かれました。



[6069]トレンダーズ  [M]業種:サービス業
終値472円/前日比+64円
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インフルエンサーをマーケティングに活用した販売促進支援。SNS中心に広告運用も。本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2020年3月期の連結最終利益を従来予想の1.2億円から3億円に2.4倍上方修正しました。主力のマーケティング事業が好調だった他、ギフトEC事業を運営する連結子会社の株式譲渡に伴い、2.2億円の特別利益を計上することも最終利益を押し上げます。株価は日経平均に連れ安を余儀なくさていたことで割安感も強く、ここからの強い上昇トレンド形成も見込まれます。



[8771]イー・ギャランティ  [1部]業種:その他金融業
終値1,581円/前日比+95円
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伊藤忠系の保証サービス会社。売掛債権保証で成長。地銀との提携積極。本日大幅高となり高値を更新しています。今朝の日経新聞では、「政府、無利子融資など対策続々 資金支援窓口はパンク」との記事内で、企業が取引先の倒産や支払い遅延に備え、売掛金の債権を保証して貰うサービスの引き合いも強まったと報じています。同社では、3月に新たに契約する企業の売掛債権保証料が過去最大となる見込みで、保証料率は新規顧客で2019年10〜12月期から約3割上がったと報じられています。同社は売掛債権をファンドなどへ移転しているだけに取りっぱぐれリスクは無いに等しく、保証料率の上昇は利益率が高まるとの見方から見直し買いに繋がっています。



[6196]ストライク  [1部]業種:サービス業
終値3,520円/前日比+165円
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み本日急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2020年8月期第2四半期累計の経常利益は前年同期比2.1倍の15.5億円に急拡大し、通期計画の22.3億円に対する進捗率は69.3%に達し、5年平均の47.9%も上回りました。株価は3月23日に安値を付けましたが、同日の上方修正発表をキッカケに反騰局面にあります。今回の決算発表を受けて前場は勢いが良かったものの、後場からは利益確定売りなどに押される展開も見せており、過度な期待は禁物とも取れます。



[8473]SBI HD  [1部]業種:証券・商品
終値1,578円/前日比-3円
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ベンチャーキャピタル大手。証券事業が収益の柱。総合金融業を志向。バイオも。 本日13時15分に同社は「ひふみ投信」などを運用しているレオスキャピタルワークスの株式取得で基本合意したと発表。既存株主からレオス社の発行済株式総数の51.28%を取得し、連結子会社となる予定だとのことです。これが好感されて一時買われました。レオス社の業績からも同社業績へ与える影響はそれ程大きくは無いものの、個人投資家に知名度も人気もあるレオス社を傘下に収めることで、シナジー効果も期待出来、好感出来るとの声も多いようです。ただ、カリスマファンドマネージャーとして知られるレオス社長の藤野英人氏が、SBI傘下入り後も社長を続けるかが重要だとの声も聞かれました。




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[4557]医学生物学研究所  [JQ]業種:医薬品
終値3,145円/前日比+503円
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臨床検査薬・研究用試薬を製造。難病領域に強くがん領域も。JSR子会社。本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高の一本値で大幅続伸となりました。同社は昨日引け後に、新型コロナウイルス「SARS-CoV-2」を検出するリアルタイムPCR試薬を27日に発売予定であることを発表。同試薬は行政検査に使用出来るだけでなく、公的医療保険も適用されるとのことです。本日110万株超の買いものを残していることや現値レベルの上方にシコリが少ないことを考慮しますと反騰の流れは継続しそうです。



[3031]ラクーンHD  [1部]業種:卸売業
終値413円/前日比+80円
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電子商取引サイト運営。メーカーと小売店を仲介。決済代行、売掛債権保証を拡大。本日ストップ高まで買われています。売られてきた反動に加えて、昨日同社は新型コロナウイルス感染拡大の影響を発表。それによれば、EC事業は主に海外流通においてマスクの需要が急速に高まり、消毒等の抗菌・除菌用品まで広がっている状況であり、海外流通額は当初の予想を上回り大きく伸びているとのことです。また、フィナンシャル事業では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、取引先の倒産・未入金リスク対策を検討する中小企業から、同社グループが手掛ける売掛保証サービスへの問い合わせが増加しており、特にオンライン完結型の売掛保証である「URIHO」への問い合わせ数は倍増しているとのことです。これが買い安心感に繋がり見直し買いが入ってきた様子です。



[3727]アプリックス  [M]業種:情報・通信業
終値173円/前日比+37円
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ソフトウェア基盤技術は撤退。IoT関連事業に注力。光通信と資本・業務提携。本日大きな窓を開けて急伸し、一時ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、[9531]東京ガス100%子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズが取り扱うガス保安関連機器のIoT化に関する共同開発について基本合意したと発表。これまで以上にタイムリーなデータ取得や状態の把握・監視を可能とし、各種データの分析、連動を強化することで予防保全やメンテナンスの効率化を実現するとしています。本日の株価は25日移動平均線に頭を抑えられた格好ですが、明確に上回るとなると2ヵ月ぶりとなり、景色が変わるでしょう。



[4563]アンジェス  [M]業種:医薬品
終値680円/前日比+100円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。本日ストップ高まで買われました。同社は今朝寄り前に、大阪大学と共同で手掛ける新型コロナウィルス(COVID-19)向けDNAワクチンに関して、プラスミドDNAワクチンの原薬が完成し、動物への投与を行う非臨床試験準備が整ったと発表。ワクチン開発へ向けて進展が見られたことで素直に好感されています。また、今朝の日経新聞では、G20(先進20ヵ国)の財務相・中央銀行総裁が緊急のテレビ会議を開き、新型コロナウイルスのワクチン開発に向けて、各国の資金を集中させることで合意したと報じていることも追い風になっています。同社と大阪大学のワクチン開発に絡んでいる[4974]タカラバイオや[4202]ダイセルも刺激を受けて買われています。明日も物色が続くか注目されます。



[6946]日本アビオニクス  [2部]業種:電気機器
終値1,487円/前日比+273円
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NEC系の防衛向け表示電子機器大手。防衛省向け約4割。レーザー溶接も。本日大きく急伸しました。本日付の日経新聞朝刊で同社が「会社や学校の入り口などで発熱している人を見つける感染症の予防対策サービスを4月にも始める」と報じられ、買いが流入しました。これはAIを活用した映像解析技術と、サーモグラフィーによる体表面の温度検知と顔認証技術を組み合わせた装置となり、感染症対策に力を入れる企業などへの導入を目指しております。需給増から上値余地を試す展開も予想されます。



[6196]ストライク  [1部]業種:サービス業
終値2,949円/前日比+331円
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み。 本日大幅高です。昨日引け後に同社は中間業績の大幅な上方修正を発表。足元で売り込まれてきたこともあり、見直し買いのキッカケとなった様子です。新型コロナウイルスの影響で国内景気が今後大きく悪化していくとの見方は強く、M&A市場では売却相談が増える期待はある一方、買い手の買収意欲が落ちる恐れがあり、M&A成約自体は減少するとの警戒も強いようで、売り込まれてきた格好です。それだけに下期以降は不透明との見方も多いですが、かなり織り込まれて売られきたとの声も少なくありません。明日以降も見直し買い続くか注目されます。同社の上方修正に刺激を受けたのか、本日は[6080]M&Aキャピタルパートナーズ、[2127]日本M&Aセンター、[2174]GCAも大幅高となっています。



[6694]ズーム  [M]業種:電気機器
終値1,040円/前日比+125円
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ハンディレコーダー・ビデオなど音響機器の開発・販売。ファブレスメーカー。本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に自社株買いを実施すると発表。上限を5万1000株(発行済み株数の2.23%)または7,650万円としており、取得期間は2020年3月24日から5月22日までとしています。なお、ストックオプションの行使に伴い交付する株式に充当するためとしています。株価は3月13日に付けた785円を安値に下値を切り上げており、25日線接近の反騰局面にあります。この勢いで目先は2月に付けた1,339円を目指す動きが想定されます。



[2121]ミクシィ  [M]業種:サービス業
終値1,659円/前日比+218円
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国内最大級SNS「ミクシィ」を展開。スマホゲーム「モンスターストライク」が収益源。広告事業も。本日大幅高です。昨日引け後に同社は2020年3月期業績の大幅上方修正を発表。前期比で大幅減益には変わりないものの、市場コンセンサス上回っており、株価は安値圏だったこともあって見直し買いに繋がっています。同社が手掛けるスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」では、人気アニメ「鬼滅の刃」などとのコラボが好調だったとのことです。既にモンスターストライクは下火となっているものの、何とか踏ん張っている状況です。ただ、同社株は随分と売り込まれてきたと言え、PBRは1倍を大きく割り込んでおり、時価総額以上のキャッシュを保有していることからも売られ過ぎとの見方が改めて強まった様子です。10-12月期は赤字転落となっていただけに、来期は通期で赤字になるとの警戒も強かった状況でしたが、今回の上方修正から1-3月期は巻き返した格好だけに来期も黒字を続けられるとの期待が強まった様子です。




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[2372]アイロムグループ  [1部]業種:サービス業
終値1,229円/前日比+118円
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医療機関向け治験支援事業が主力。クリニックモール運営も。医薬品製造から撤退。本日買い気配スタートからの大陽線で大幅5連騰となりました。本日10時頃、同社子会社のIDファーマが新型コロナウイルスに対する新しいワクチンを共同開発することについて、開発を進めるために必要な文科省への申請が承認されたと発表。IDファーマは、共同開発先である復旦大学附属上海公衆衛生臨床センターから新型コロナウイルス由来の抗原に関する遺伝子デザインの提供を受けており、その遺伝子デザインに基きIDファーマが開発中新規ワクチンを製造し、上海公衆衛生臨床センターで非臨床試験及び臨床試験を行う予定としています。本日の株価は長い上影を強いられましたが、25日移動平均線を意識するレベルで踏み止まりたい処です。



[4657]環境管理センター  [JQ]業種:サービス業
終値362円/前日比+80円
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環境総合コンサルタント。超微量分析に強み。放射線量測定、環境経営支援なども。本日前場10時過ぎより出来高を伴って急伸し、ストップ高を付けています。同社は先週末19日引け後に、中国合弁会社の中国浙江同曄環境科技を通じ、日本へのマスク輸入を行う取り組みを進めていると発表。同関連会社では生産開始当初から1日当たり8万枚のマスクを生産する予定で、本格輸入を前に第1弾として1万枚のマスクを輸入。地元自治体や顧客への提供を進めるとしています。明日の株価がギャップアップで25日移動平均線を上回るとなると、少々景色が変わってきそうです。



[3672]オルトプラス  [1部]業種:情報・通信業
終値979円/前日比+39円
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ソーシャルゲームをグリー中心に展開。自社開発ゲームや他社との共同開発も。 本日大幅高となり、一時大台を回復しています。3月下旬に配信予定のスマートフォン向けラップ×リズムゲーム「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」の配信が3月26日に決定したと公式ツイッターで20日に発表されています。ただ、GooglePlayでのリリースに向けた展開は後日発表とのことです。漸く配信確定となったことで好感されて買われましたが、既に期待感から先回り的に買われたいこともあり、出尽くし的に売っている向きも多い様子です。ただ、配信開始の26日までは、下げれば買い手も多いのではとの声も聞かれました。その後は本格的な出尽くしも警戒で、配信後のセールスランキング次第になるでしょう。



[7190]マーキュリア  [1部]業種: 証券・商品
終値494円/前日比+59円
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ファンド運用や自己投資事業を手がける。政策投資銀行と伊藤忠が大株主。本日大きく急伸しました。同社は先週末19日引け後に、発行済み株式数(自社株を除く)の5.0%にあたる88万株(金額で6億1,600万円)を上限に自社株買いを実施すると発表しました。なお、買い付け期間は2020年3月23日から12月31日までとしています。株価浮揚策としてポジティブに受け止めらており、需給改善や株式価値の向上といった株主還元を好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[9603]エイチ・アイ・エス  [1部]業種:サービス業
終値1,387円/前日比+178円
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格安航空券販売の最大手。個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。本日大幅高です。新型コロナウイルスが世界中で感染拡大しているため、国内外の旅行需要が激減しており、同社株は先週末まで下落基調続けていました。しかし、政府与党が緊急経済対策で民間支出も含めた事業規模を30兆円超にする方向で調整に入ったと報じられ、その経済対策の一環として旅行代金の一部を国が助成することも検討とも報じられています。それだけに本日は買戻しや見直し買いのキッカケになった様子です。他にも[9726]KNT-CT HDや[3926]オープンドア、[6548]旅工房なども買われています。ただ、続く買いになるかは微妙との声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[4644]イマジニア  [JQ]業種:情報・通信業
終値814円/前日比+107円
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携帯コンテンツの企画・配信。パッケージソフトの開発やキャラクターのライセンス商品販売も。本日大きく急伸しました。同社は先週末19日引け後に、業績修正を発表。2020年3月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円から11億円に45.7%上方修正し、増益率が0.7%増から46.7%増に拡大する見通しとなりました。スマートフォン向けゲームやニンテンドースイッチ向けのソフト販売が好調に推移したことで売上高が計画を11.5%も上回り、利益を押し上げました。巣ごもり関連として再度注目を集める形となる他、今月末時点での保有で高配当を得られることから、引き続き買い優勢の展開が見込まれます。



[9984]ソフトバンクグループ  [1部]業種:情報・通信業
終値3,187円/前日比+500円
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携帯電話で日米展開。傘下にZHD、英ARM、10兆円ファンド。持分に中国アリババ。本日後場ストップ高です。前場から反発していましたが、13時50分に同社は、本日の取締役会で自己株式取得と負債削減のために最大4.5兆円の当社保有資産の売却または資金化を決定したと発表。これにより、最大2兆円の自己株式取得に加え、残額を負債の償還、社債の買入れ、現預金残高に充当するとのことです。これらの取引は今後1年に渡って行われるとのことで、実際に2兆円もの自社株買いを今後行うのであれば、同社株へのインパクトは大きいとの見方から買戻しや見直し買いに繋がっています。ただ、ある意味同社も今の世界的な株安状況に危機感を抱いているのではとの声も聞かれました。



[9434]ソフトバンク  [1部]業種:情報・通信業
終値1,414円/前日比-49.5円
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ソフトバンクグループの中核。携帯・固定通信やICTソリューションを提供する。本日軟調です。13時50分に親会社のソフトバンクグループが、大規模な資産売却方針を発表したことから連想的に売られています。ソフトバンクグループは通信子会社の同社株を66%超保有していることから、50%近くまで売却してくる可能性は十分あるとの見方です。同社株は通信事業ということもあり、ディフェンシブ性も強いことから、今回の世界的株安でも下げ渋っているだけに、売り易さもあるのではとの声も聞かれました。それだけに何れソフトバンクグループが同社株の売り出しを発表するのではと見られています。




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