[9274]国際紙パルプ商事
[1部]業種:卸売業
終値346円/前日比+80円
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国内外で紙・板紙・パルプなどの卸売業を手掛ける。不動産賃貸も。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績について発表。連結経常損益予想を従来の34億円の黒字から50億円の黒字(前期は120億4,100万円の赤字)へ上方修正しました。従来の4期ぶりの最高益予想を更に上乗せし、更に好調な業績を踏まえ、今期の年間配当を従来計画の10円から12円に増額修正しています。本日の株価は12時32分以降張り付いたまま終えており、2019年7月高値355円を捉えると更に景色が変わりそうです。
[9127]玉井商船
[2部]業種:海運業
終値1,529円/前日比+300円
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日軽金のアルミニウム原料船が主体。全農向け穀物輸送にも強み。自社船運航。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算は大幅増収増益で、ドライバルク市況が想定以上に好調を維持しており、2Q以降もその状況が継続すると思われ、更に貸船料収入が前回予想を大幅に上回ることが予想されることから、中間・通期業績予想は大きく上方修正しています。既に期待感から足元で同社株は大きく買われていましたが、想定以上の好決算になったことで改めて買いを集めています。同社株は本日終値でもPER4倍程度で、配当は引き続き未定としていますが、高配当を期待する向きも多い様子です。ただ、過度な期待は禁物で大手海運株と比較すれば割安感は乏しいとの声も聞かれました。なお、本日決算発表予定の[9362]兵機海運、[9308]乾汽船や明日決算発表予定の[9171]栗林商船も刺激を受けて買われました。
[4092]日本化学工業
[1部]業種:化学
終値3,585円/前日比+490円
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無機薬品メーカー大手。リン製品、クロム塩など高シェア。電極材、セラミック材を強化。 本日大幅買い気配スタートから続急騰し、6ヵ月ぶりに年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績について発表。連結経常利益予想を従来の26億円から前期比72.7%増の40億円へ上方修正しました。自動車市場向けを中心に想定を大きく上回る需要の回復が見られ、半導体関連市場も引き続き強い需要環境にある中、稼働率の向上や一般管理費の削減効果などが利益を押し上げるとしています。株価は2019年以降3,500円処が重い印象にありましたが、今回このレベルを固められれば一段高相場が加速するかも知れません。
[3652]ディジタルメディアプロフェッショナル
[M]業種:情報・通信業
終値2,027円/前日比+299円
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ファブレス半導体企業。描画回路設計ライセンス収入をAIに主軸移行。自動運転も。 本日大きな窓を空けて続急騰しました。同社は昨日引け後に、アミューズメント市場向け画像処理半導体「RS1」の大型受注を獲得したと発表。受注額は9億7,900万円で、2022年3月期の第2四半期から第4四半期にかけて顧客に分納する予定とのことです。「RS1」は第1四半期売上実績と今回の大型受注を合わせて11億5,000万円となり、業績予想に織り込んだ8億4,000万円を上回ります。株価は4月以降4ヵ月超に渡り下降トレンドを強いられてきましたが、本日の大幅高で25日線が下げ渋っており、トレンド転換に期待が掛かる処です。
[6195]ホープ
[M]業種:サービス業
終値746円/前日比+100円
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自治体広告や官民連携促進、電力供給等、自治体に特化したサービスを展開。 本日ストップ高まで買われています。同社が昨日発表した本決算で示した今期見通しは微増収で黒字転換予想となっています。四季報予測では赤字継続予想だっただけに本日は好感されている模様です。ただ、同社は前期末の6月末時点で、約25億円の債務超過に陥っており、2022年3月末に債務超過解消を目指すとのことですが、依然として不透明感は強い状況です。本日の上昇で発行済み新株予約権の下限行使価額を上回っており、今後行使が進む期待はあるものの、やはり更なるエクイティファイナンスは必要との見方が多いだけに買いも続き難いとの声も聞かれました。目先どこまで買われていくのか注目されます。
[3397]トリドールHD
[1部]業種:小売業
終値2,083円/前日比+89円
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発祥の焼鳥店から低価格うどん「丸亀製麺」にシフト。海外にも積極的。 本日年初来高値を更新しています。今朝の日経新聞で同社の4-6月期連結営業損益(IFRS)が、50億円弱の黒字になったことが分かったと報じられています。同社が5月に公表した2021年3月期の通期計画は営業利益16億円だけに、それを1Qで大きく上回る格好です。4月に発売した「丸亀うどん弁当」の好調が収益を牽引したとのことで、足元でも好調が続き、通期業績を上方修正する公算が大きいとのことです。これが好感されて買われています。また、同社はこの報道を受け朝方コメントを発表。1Q業績は報道と同様の水準になる見通しで、通期業績は上方修正する公算が大きいとの記載については、その方向で本日公表する予定とのことです。実際、後場14時25分に上方修正を発表しています。なお、1Q決算は13日に公表する予定とのことで、明日も買いが続くのか注目されます。
[5698]エンビプロHD
[1部]業種:鉄鋼
終値1,498円/前日比+249円
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資源リサイクル大手。金属スクラップ加工、販売。高品位に強み。中古車輸出も。 本日大幅ギャップアップスタートからの大陽線で急反発し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年6月期の連結業績予想を発表。売上高が前期比31.9%増の540億円、純利益は同30.7%増の19億5,000万円と、前期に続き増収増益となり、過去最高を更新する見通しを示しました。更に年間配当予想は33円としており、前期の25円から8円増額しています。株価はここ2ヵ月程1,240円処がレジスタンスになってきましたが、本日明確に上放れており、青天井相場の継続を示唆しています。
[6541]グレイステクノロジー
[1部]業種:サービス業
終値971円/前日比-300円
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産業機械のマニュアル作成・管理・運用システムの提供。企画や翻訳サービスも。 本日ストップ安まで売られて年初来安値を大きく更新し、昨年3月以来の安値水準になっています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算が失望されています。1Q業績はコンセンサスを下回っており、実質的に大幅減益となっています。通期計画は据え置きながら進捗率が低く、計画未達懸念にも繋がっています。同社株は足元で売り込まれてきただけにアク抜け的な動きを見せても不思議はなさそうですが、その気配は全くありません。今年4月に同社創業者で代表取締役会長だった松村幸治氏が逝去してから、同社株は大した戻りも見られず非常に弱い動きを続けています。やはり今後の経営に悪影響が出るとの懸念が強いようで、機関投資家の売りも継続的に出ているとの声も聞かれました。
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[1部]業種:卸売業
終値346円/前日比+80円
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国内外で紙・板紙・パルプなどの卸売業を手掛ける。不動産賃貸も。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績について発表。連結経常損益予想を従来の34億円の黒字から50億円の黒字(前期は120億4,100万円の赤字)へ上方修正しました。従来の4期ぶりの最高益予想を更に上乗せし、更に好調な業績を踏まえ、今期の年間配当を従来計画の10円から12円に増額修正しています。本日の株価は12時32分以降張り付いたまま終えており、2019年7月高値355円を捉えると更に景色が変わりそうです。
[9127]玉井商船
[2部]業種:海運業
終値1,529円/前日比+300円
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日軽金のアルミニウム原料船が主体。全農向け穀物輸送にも強み。自社船運航。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算は大幅増収増益で、ドライバルク市況が想定以上に好調を維持しており、2Q以降もその状況が継続すると思われ、更に貸船料収入が前回予想を大幅に上回ることが予想されることから、中間・通期業績予想は大きく上方修正しています。既に期待感から足元で同社株は大きく買われていましたが、想定以上の好決算になったことで改めて買いを集めています。同社株は本日終値でもPER4倍程度で、配当は引き続き未定としていますが、高配当を期待する向きも多い様子です。ただ、過度な期待は禁物で大手海運株と比較すれば割安感は乏しいとの声も聞かれました。なお、本日決算発表予定の[9362]兵機海運、[9308]乾汽船や明日決算発表予定の[9171]栗林商船も刺激を受けて買われました。
[4092]日本化学工業
[1部]業種:化学
終値3,585円/前日比+490円
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無機薬品メーカー大手。リン製品、クロム塩など高シェア。電極材、セラミック材を強化。 本日大幅買い気配スタートから続急騰し、6ヵ月ぶりに年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績について発表。連結経常利益予想を従来の26億円から前期比72.7%増の40億円へ上方修正しました。自動車市場向けを中心に想定を大きく上回る需要の回復が見られ、半導体関連市場も引き続き強い需要環境にある中、稼働率の向上や一般管理費の削減効果などが利益を押し上げるとしています。株価は2019年以降3,500円処が重い印象にありましたが、今回このレベルを固められれば一段高相場が加速するかも知れません。
[3652]ディジタルメディアプロフェッショナル
[M]業種:情報・通信業
終値2,027円/前日比+299円
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ファブレス半導体企業。描画回路設計ライセンス収入をAIに主軸移行。自動運転も。 本日大きな窓を空けて続急騰しました。同社は昨日引け後に、アミューズメント市場向け画像処理半導体「RS1」の大型受注を獲得したと発表。受注額は9億7,900万円で、2022年3月期の第2四半期から第4四半期にかけて顧客に分納する予定とのことです。「RS1」は第1四半期売上実績と今回の大型受注を合わせて11億5,000万円となり、業績予想に織り込んだ8億4,000万円を上回ります。株価は4月以降4ヵ月超に渡り下降トレンドを強いられてきましたが、本日の大幅高で25日線が下げ渋っており、トレンド転換に期待が掛かる処です。
[6195]ホープ
[M]業種:サービス業
終値746円/前日比+100円
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自治体広告や官民連携促進、電力供給等、自治体に特化したサービスを展開。 本日ストップ高まで買われています。同社が昨日発表した本決算で示した今期見通しは微増収で黒字転換予想となっています。四季報予測では赤字継続予想だっただけに本日は好感されている模様です。ただ、同社は前期末の6月末時点で、約25億円の債務超過に陥っており、2022年3月末に債務超過解消を目指すとのことですが、依然として不透明感は強い状況です。本日の上昇で発行済み新株予約権の下限行使価額を上回っており、今後行使が進む期待はあるものの、やはり更なるエクイティファイナンスは必要との見方が多いだけに買いも続き難いとの声も聞かれました。目先どこまで買われていくのか注目されます。
[3397]トリドールHD
[1部]業種:小売業
終値2,083円/前日比+89円
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発祥の焼鳥店から低価格うどん「丸亀製麺」にシフト。海外にも積極的。 本日年初来高値を更新しています。今朝の日経新聞で同社の4-6月期連結営業損益(IFRS)が、50億円弱の黒字になったことが分かったと報じられています。同社が5月に公表した2021年3月期の通期計画は営業利益16億円だけに、それを1Qで大きく上回る格好です。4月に発売した「丸亀うどん弁当」の好調が収益を牽引したとのことで、足元でも好調が続き、通期業績を上方修正する公算が大きいとのことです。これが好感されて買われています。また、同社はこの報道を受け朝方コメントを発表。1Q業績は報道と同様の水準になる見通しで、通期業績は上方修正する公算が大きいとの記載については、その方向で本日公表する予定とのことです。実際、後場14時25分に上方修正を発表しています。なお、1Q決算は13日に公表する予定とのことで、明日も買いが続くのか注目されます。
[5698]エンビプロHD
[1部]業種:鉄鋼
終値1,498円/前日比+249円
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資源リサイクル大手。金属スクラップ加工、販売。高品位に強み。中古車輸出も。 本日大幅ギャップアップスタートからの大陽線で急反発し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年6月期の連結業績予想を発表。売上高が前期比31.9%増の540億円、純利益は同30.7%増の19億5,000万円と、前期に続き増収増益となり、過去最高を更新する見通しを示しました。更に年間配当予想は33円としており、前期の25円から8円増額しています。株価はここ2ヵ月程1,240円処がレジスタンスになってきましたが、本日明確に上放れており、青天井相場の継続を示唆しています。
[6541]グレイステクノロジー
[1部]業種:サービス業
終値971円/前日比-300円
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産業機械のマニュアル作成・管理・運用システムの提供。企画や翻訳サービスも。 本日ストップ安まで売られて年初来安値を大きく更新し、昨年3月以来の安値水準になっています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算が失望されています。1Q業績はコンセンサスを下回っており、実質的に大幅減益となっています。通期計画は据え置きながら進捗率が低く、計画未達懸念にも繋がっています。同社株は足元で売り込まれてきただけにアク抜け的な動きを見せても不思議はなさそうですが、その気配は全くありません。今年4月に同社創業者で代表取締役会長だった松村幸治氏が逝去してから、同社株は大した戻りも見られず非常に弱い動きを続けています。やはり今後の経営に悪影響が出るとの懸念が強いようで、機関投資家の売りも継続的に出ているとの声も聞かれました。
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