株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[4751]サイバーエージェント

[4366]ダイトーケミックス 
[2部]業種:化学
終値1,088円/前日比+108円
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感光性材料最大手。半導体、写真材料や医薬関連が主力。産廃処理事業も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.2倍の7.6億円に急拡大し、4-9月期計画の6億円に対する進捗率が128.2%と既に上回っています。また、半導体用感光性材料などの電子材料の生産能力増強を目的に、福井市に新工場を建設することも発表。株価は安値圏で推移していたことで割安感も強く、目先は2月15日に付けた年初来高値1,285円ブレイクが期待されます。



[7906]ヨネックス 
[2部]業種:その他製品
終値722円/前日比-56円
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スポーツ用品大手。バドミントン、テニス、ゴルフが3本柱。バドミントンで圧倒的シェア。 本日大幅続落です。同社の契約選手であるプロテニスプレイヤー大坂なおみ選手が、東京五輪のテニス・女子シングルスで敗れてから下げが始まっている格好ですが、昨日もやはりバトミントンの契約選手である桃田賢斗選手がまさかの敗北。金メダル候補で期待されていたものの、1次リーグで敗れ去り、これが重しとなって本日続落になっています。女子バトンミントンの山口茜選手も同社の契約選手で、決勝トーナメントに勝ち進んだものの、桃田選手程の期待は無い様子です。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。なお、同社は8月10日に1Q決算発表を予定しています。



[8783]GFA 
[JQ]業種:その他金融業
終値177円/前日比+33円
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不動産仲介アドバイザリーから不動産投資事業にシフト。eスポーツ事業でゲーム開発。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反騰しました。同社は昨日引け後に、スマートフォン向けゲーム「ザ・峠~DRIFT KING 1980~」の配信日が7月30日に決定したと発表。当初5月中の配信を予定していましたが、その後2回の延期を経て、配信日が確定したことで期待感が高まったようです。直近の株価は6月7日のザラ場高値以降下落基調が続いてきましたが、本日の大幅高で5日線が上向いており、トレンドの転換を示唆しています。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値2,038円/前日比-162円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日大幅安です。昨日引け後に発表した3Q決算は大幅増収増益で、更に通期業績予想を大きく上方修正しています。何れも市場コンセンサスを大きく上回りました。ただ、業績上振れ要因は主にスマートフォン向けゲーム「ウマ娘プリティーダービー」がヒットしている影響で、今回の3Q(4-6月期)は、それがフルに寄与している影響が大きくなっています。ただ、同ゲームは何れピークアウトしてくのが目に見えているだけに、好感する動きも限定的のようです。この決算を受けSMBC日興証券では、ポジティブと指摘しつつも同ゲーム依存拡大は懸念材料だとしています。また、今朝の日経新聞一面で、ネット閲覧履歴などに基き個人毎に広告を出すターゲティング広告の見直しが日本でも広がり始めたと報じられていることも重しになっているとの声も聞かれました。同社のインターネット広告事業には逆風になると言えるでしょう。



[6955]FDK 
[2部]業種:電気機器
終値1,273円/前日比+171円
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富士通系。電気エネルギー事業に注力。電池軸にエンジニアリング。次世代電池模索。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比94.6%増の6.9億円に拡大。ニッケル水素電池、リチウム電池何れも好調に推移していることが全体収益の伸びに貢献しました。株価は本日、25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、75日線付近からは上値の重さも感じられ、一旦調整入りも想定されます。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値7,020円/前日比+275円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日確りと反発して7,000円台を回復しています。昨晩のNY市場では同社のビジョンファンドが多額の含み損を抱えていると言われている中国配車アプリ企業DiDiが、大きく反発した他、アリババも大幅高となっています。また、日本時間朝方に同社は、保有する配車サービス大手の米ウーバーテクノロジーズ株を4500万株売却することが分かったと報じられています。DiDiへの投資による損失を補うためとのことです。これも安心感に繋がっている様子です。更に日本時間昼頃には米CNBCが、中国は米国でのIPOを引き続き認めると、証券当局が証券会社に伝えたと報じました。これが安心感に繋がり、後場一段高になっています。ただ、IPOは認めても中国当局による規制強化による締め付けは続くと見る向きは多く、中国IT企業の先行きは依然として不透明との見方も多いようです。



[7201]日産自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値627.9円/前日比+34.2円
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自動車大手。仏ルノー傘下、三菱自と連合で開発・販売などグローバル展開。 本日大きな窓を空けて5営業日続伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を9兆1,000億円から前期比24.0%増の9兆7,500億円に見直した他、営業損益はゼロから1,500億円の黒字に(前期は1,506億5,100万円の赤字)、最終損益は600億円の赤字から600億円の黒字に(同4,486億9,700万円の赤字)修正しました。本日の大幅高で株価は3月戻り高値水準を上回る場面があり、次なるターゲットは年初来高値664円ということになります。



[9110]NSユナイテッド海運 
[1部]業種:海運業
終値2,734円/前日比+383円
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旧新和海運。バラ積み船主力。日本製鉄が大口荷主、鉄鋼原料が柱。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は12時半に中間・通期業績の大幅上方修正を発表。利益がほぼ倍増となる大幅な上方修正となっており、好感されています。また、未定としていた配当予想について、中間配当を1株95円にするとも発表。前期実績は30円でした。期末配当は引き続き未定としていますが、同社は配当性向30%基準としていることから今回上方修正された数字のまま着地となれば、期末配当も95円で年間配当は190円程度になる見込みです。時価水準で配当利回りは7%超となることから、それを好感した買いも入っている様子です。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。




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[8070]東京産業 
[1部]業種:卸売業
終値711円/前日比+42円
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三菱系の機械専門商社。三菱パワーが主力。再生可能エネルギー、プラントに強み。 本日寄り付きに伴う商いが一巡したあとに上値追いが本格化し、3月22日に付けた年初来高値を更新しました。太陽光発電やバイオマス発電など再生可能エネルギー分野への注力を標榜していることで国策を追い風とする脱炭素関連の有力株として頭角を現しています。2023年3月期を最終年度とする中期経営計画では、連結営業利益段階で37億円(2021年3月期実績は19億4,100万円)を掲げており、テーマ性だけではなく株価指標面でも割安感が際立っています。700円飛び台を固められるかでしょう。



[3202]ダイトウボウ 
[1部]業種:繊維製品
終値120円/前日比+19円
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毛紡中堅。婦人衣料主力。静岡のSC賃貸が収益柱。ヘルスケア事業に注力。 本日大幅上昇です。昨日、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を更新したことが刺激になっているとの見方です。また、米国ではCDC(米疾病対策センター)が新型コロナウイルス感染抑制に関するマスク着用の指針を見直し、ワクチン接種の有無に関わらず屋内でマスクを着用するよう勧告。CDCは今年5月には、ワクチン接種を完了していれば屋内でもマスクの着用は不要との認識を示していましたが、大きく方針転換した格好です。これもマスク関連株には刺激になっているとの声も聞かれました。やはり、マスク関連の[3604]川本産業や[4558]中京医薬品なども買われています。続く物色にはならないとの見方は多いですが、明日の動向が注目されます。



[3408]サカイオーベックス 
[1部]業種:繊維製品
終値3,715円/前日比+700円
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染色加工大手。織布から一貫。スポーツウエアに強み。電子、魚礁、建設なども。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で大幅反発にて年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、MBOの一環として同社代表取締役社長である松木伸太郎氏が全株式を所有するサカイ繊維社が同社株に対してTOBを実施すると発表。TOB価格は3,810円で、買い付け予定数は567万5533株(下限361万1900株、上限設定なし)で、買い付け期間は7月28日から9月8日までとなります。明日以降の株価はTOB価格を意識しての値動きが続きます。



[6335]東京機械製作所 
[1部]業種:機械
終値1,125円/前日比+150円
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新聞向け中心の輪転機大手。デジタル印刷機など新分野に構造転換中。 本日大幅続伸となり、ストップ高まで買われました。引き続きアジアインベストメントファンドによる同社株買い増しで思惑相場が続いている格好です。アジアインベストメントファンドは保有株の半分以上は信用取引での保有となっていますが、現引きしてくるとの見方も多い様子です。また、アジアインベストメントファンドは、更に買い増してくるとか、TOBで買収に動くのではと期待する声も聞かれました。何れにせよ思惑が続いている以上、株価は大きく崩れ難い展開が続きそうだとの見方が多く、明日以降の動向も注目されます。



[6573]アジャイルメディア・ネットワーク 
[M]業種:サービス業
終値500円/前日比+12円
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ソーシャルメディアの口コミを分析し、販促や商品開発を支援。AIカメラで店舗解析も。 本日ギャップアップスタートから大幅続伸しました。今月12日に大量保有報告書を提出したサイブリッジが27日引け後に、財務省へ変更報告書を提出し、サイブリッジの同社株式保有比率は5.01%から9.99%に増加したことが判明。また、同日に子会社クリエ・ジャパンが、[6702]富士通の主催する富士通アクセラレータープログラム「Work Life Shift」の採択企業に決定したと発表しています。株価は高寄り後に上影陰線を余儀なくされており、仕切り直しとなります。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値639円/前日比-24円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日前引け後に1Q決算を発表。大幅増収増益となっており、コンセンサスも大きく上回りました。それを受け後場は買い気配で始まるも後場寄り後は売られる動きで、本日の安値も割り込んでくる動きになっています。出尽くし的な動きとも言えますが、2Q以降は業績鈍化するとの警戒も強い様子です。同社は利益の大半を暗号資産取引所の子会社コインチェックが稼いでいる状況であり、4-6月期は1-3月期に引き続き暗号資産市場はボラティリティが高かったことから取引量が多く、利益貢献しています。ただ、今後はボラティリティが落ち着いてくる恐れもあり、そうなれば暗号資産の取引量も減って同社の業績も伸びないとの声も聞かれました。それだけに同社業績は暗号資産のボラティリティ次第と言え、先行きは見通し難いでしょう。



[5632]三菱製鋼 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,113円/前日比+44円
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特殊鋼、ばね大手。アジア、北米など海外に生産拠点。加工組み立てに進出。 本日確りした寄り付き後に上げ幅を拡げて大幅3連騰で、14日に付けた年初来高値1,127円を奪回して新値街道に突入しています。世界的な自動車販売の好調で収益環境は良好な中、2021年3月期は営業損益が49億4,300万円の赤字だったものの、2022年3月期は30億円の黒字に転じる見通しを示しました。トップラインの伸びが顕著で利益を押し上げるとしています。本日の株価は軟調地合いの中、大幅高を維持しており、上昇余地が残されていることを印象付けた格好です。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値1,334円/前日比-181円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅安となり、年初来安値を更新して約1年ぶりの安値水準となっています。[4479]マクアケの決算が想定より弱かったことが刺激になっているとの見方です。連想的に同社も成長鈍化が次の決算で見られるのではとの警戒に繋がっているようです。なお、同社は8月5日に2Q決算発表を予定しています。また、本日11時には、メルカリがEC化支援事業参入を発表。この発表を受け同社と競合になるとの懸念から一段安になっています。同社株は信用買い残が非常に多く、その殆どが含み損状態と言えるだけに、個人投資家の投げも結構出ている様子です。明日以降どこで下げ止まるのか注目されます。




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[6938]双信電機 
[1部]業種:電気機器
終値529円/前日比+80円
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日本ガイシ系電子部品メーカー。産業用ノイズ除去フィルターなど柱。情報機器向けも。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常損益は4,300万円の黒字に浮上し、従来予想の2,000万円の黒字を上回って着地。2022年3月期の同利益は前期比14倍の6億円に急拡大する見通しを示しました。ただ、ボリンジャーバンドの+3σを超えるなど過熱警戒感も懸念される水準に達しており、調整入りも想定されます。



[5486]日立金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値2,120円/前日比+225円
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高級金属製品や磁性材料等で世界高シェア。日立電線と合併。環境分野開拓。 本日大幅高です。一昨日28日に、[6501]日立製作所が正式に米投資ファンドのベインキャピタルなどの日米ファンド連合に同社株の売却を発表。それに伴い、ベインキャピタルは同社株を一般株主から1株2,181円でTOBを実施するとのことです。事前報道で買収額は8,000億円超と報じられていただけにTOB価格は1,900円台になるとの見方が多かったものの、実際の買収額は8,100億円超で、ほぼ事前報道通りでした。ただ、日立製作所が保有する同社株は1株1,674円で取得し、残りの株主からは1株2,181円のTOBで取得するとのことで、本日はそれにサヤ寄せする格好で始まるもTOB価格2,181円からは結構乖離しています。TOBは11月下旬を目途に実施とのことで、未だ日柄が多いだけにTOB価格からの乖 離が大きいのは止むを得ないと言えます。日柄と共に徐々にサヤ寄せしていくのではと見られています。



[9696]ウィザス 
[JQ]業種:サービス業
終値575円/前日比+69円
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学習塾「第一ゼミナール」主力。ICT教育。通信制高校生サポートや個別指導塾も。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反発し、年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が160億円から前の期比7.5%減の162億7,000万円へ、営業利益は5億円から同23.2%減の10億8,000万円へ、最終損益は1億5,000万円の赤字から同90.8%増の6億2,000万円の黒字へ上振れて着地したようだとしています。株価は昨年6月の戻り高値を更新した処で上げ一服となりましたが、目先はこの600円レベルがポイントとなりそうです。



[4393]バンク・オブ・イノベーション 
[M]業種:情報・通信業
終値2,775円/前日比-225円
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ロールプレイングゲームを中心にスマホ向けゲームの開発・運営。海外進出に意欲。 本日大幅安です。同社は一昨日28日に子会社が手掛けるスマートフォン向けの新マッチングアプリ「恋庭」の配信を開始したと発表。ただ、好感する動きは見られず本日は朝から売られています。既に4月12日には「恋庭」配信日が4月28日に決定したと発表していただけに目新しさは乏しく、4月12日以降配信開始へ向けてイベントドリブン的に同社株を買っていた向きも多いと思われ、配信開始で出尽くし的に売られた格好です。セールスランキングが圏外になっているとのことが嫌気されているとの見方もありますが、ゲームの性質上セールスランキング上位になるような可能性は低いとの声も少なくありません。それだけに市場では過剰に期待され過ぎていたのではと見られています。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値2,248円/前日比+298円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に、2021年9月期の連結業績予想について発表。売上高を5,000億円から前期比25.4%増の6,000億円へ、営業利益を300億~350億円から同69.7~84.5%増の575億~625億円へ上方修正し、併せて期末一括配当予想を9.25円(株式分割考慮)から10円へ引き上げています。本日の株価は大幅ギャップアップスタート後も上げ幅を広げており、新しいステージ入りを匂わせています。



[3681]ブイキューブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,864円/前日比-251円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。 本日大幅安です。同社は一昨日28日に、大幅増収増益の1Q決算と中間・通期業績の上方修正を発表。市場コンセンサスは無いものの、四季報予測は大きく上回っています。それが好感されて買い優勢で始まるも寄り後は売られてしまう動きになっています。そのままマイナス圏まで売られ、下げ幅を拡大する動きとなって出尽くし的な格好になっています。新型コロナウイルスの影響が追い風になっており、所謂ウィズコロナ銘柄だけに今期業績がピークとの見方が多いようで、買い手より手仕舞う向きが多い様子です。ただ、コロナ収束後も同社サービスの需要はなくならず、緩やかながらも業績拡大は続くとの見方も少なくありません。それだけに更に下げれば買いも入る期待があるとの声も聞かれました。



[6378]木村化工機 
[1部]業種:機械
終値801円/前日比+96円
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化学プラント主力。原発関連の容器、濃縮機器に強み。公害防止用機器も。 本日買い気配スタート後も上値追いが続き急反発し、年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が203億円から前の期比3.9%増の215億1,000万円へ、営業利益は10億2,000万円から同8.6%増の19億円へ、最終損益は7億2,000万円から同9.5%増の13億3,000万円へ上振れ、減益予想から一転して営業増益で着地したようだとしています。株価は直近レンジを上放れてきており、次なる目標は2019年12月高値839円になります。



[4488]AI inside 
[M]業種:情報・通信業
終値30,300円/前日比-7,000円
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人工知能技術を用いた光学式文字読み取り装置(OCR)サービスを提供。 本日ザラ場寄らずのストップ安比例配分のみとなっています。同社は一昨日28日引け後に、OEMパートナーであるNTT西日本から、AI-OCRサービスのライセンスの内、未使用分について期間満了日をもって更新を行わない旨の通知を受けたと発表。NTT西日本が販売した多くのユーザーが、AI-OCRサービスのライセンスを1年間の最低利用期間を待たずに解約しているとのことです。その数は9284件中、8割超となる7636件が5月から6月に不更新が見込まれるとのことです。もし、NTT西日本が全てのライセンスを更新しない場合、今期売上高へ与える影響は17.63億円にもなるとのことだけに業績へのインパクトは多大だと見られています。また、連想的にNTT西日本だけでなく、他の販売先の不更新も警戒されている模様で、何れにせよ高成長をかなり織り込んで同社株は買われてきただけに、成長期待も剥落した格好で下値は深いと見る向きも多いようです。先ずは5月12日に予定している本決算で示す今期見通しが注目されます。




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[6967]新光電気工業 
[1部]業種:電気機器
終値3,585円/前日比+360円
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富士通系の半導体パッケージ・リードフレーム大手メーカー。インテルなど海外へ供給大。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期決算を発表。営業利益は前期比7.2倍の233億2,800万円と急拡大しました。パソコンやデータセンター用のサーバー向けで主力のフリップチップタイプパッケージが大幅に伸びて収益を押し上げています。年間配当は従来計画の25円から30円に増額。更に2022年3月期も好調が続く見通しにあり、営業利益は前期比43%増の334億円と急成長が続く見通しで、配当も前期比5円増配の35円を計画しています。本日の株価は空中戦で25日線を上回ってきており、年初来高値チャレンジ局面に入っています。



[5009]富士興産 
[1部]業種:卸売業
終値1,290円/前日比+179円
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ENEOS系石油販社。軽油や灯油が主体。北海道でガス小売りや建機レンタル等も。 本日大幅上昇です。シンガポールを拠点とする運用会社のアスリード・キャピタルは同社株にTOBを実施すると発表。TOB価格は1株当たり1,250円とのことです。既にアスリード・キャピタルは同社株を16.8%保有しているとのことで、経営陣から企業価値向上の方針について納得出来る方策が提示されず中長期的な企業価値向上のために非公開化が必要との理由でTOBに踏み切った模様です。買い付け比率の下限は40%に設定しており、上限は設けていません。本日は寄り付きからTOB価格を上回っており、思惑的に買われている模様です。TOB阻止のため、筆頭株主のENEOS辺りが対抗TOBしてくるのではとの思惑もあるようです。そもそもアスリード・キャピタルが提示したTOB価格1,250円は年初来高値にも届かない水準で、アスリード・キャピタルもTOBを本気で成立させる気は無いのではとの声も聞かれました。同社経営陣のケツを叩くための牽制的なTOBだとの見方です。



[7283]愛三工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値762円/前日比+80円
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トヨタ系自動車部品メーカー。電子式燃料噴射装置部品やポンプなどが主力。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常利益は前期比27.4%減の49.8億円となりましたが、従来予想の33億円を上回って着地。2022年3月期は前期比2.0倍の100億円に拡大する見通しを示しました。また、前期の年間配当は16円から18円に増額し、今期も前期比9円増の27円に増配。これを受けて大きく買いが流入しましたが、ボリンジャーバンドの+3σ付近からの上値は重く注意が必要です。



[6807]日本航空電子工業 
[1部]業種:電気機器
終値1,940円/前日比+252円
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NEC系コネクター大手。小型、高速伝送で競争力。防衛省向け電子部品にも力。 本日大きく反発して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常利益は前期比44.6%減の78.8億円に落ちみましたが、従来予想の57億円を上回って着地。また、2022年3月期は前期比84.0%増の145億円にV字回復する見通しを示しました。また、5ヵ年の中期計画では2026年3月期経常利益は300億円としており、高い利益成長計画を評価する動きが優勢です。



[6668]アドテックプラズマテクノロジー 
[2部]業種:電気機器
終値1,756円/前日比+134円
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高周波プラズマ電源装置最大手。液晶、半導体装置向け主力。技術に強み。 本日大幅続伸となり、年初来高値を約3ヵ月ぶりに更新しています。本日は東海東京調査センターが、同社株を新規「OP」でカバレッジを開始したことが伝わっており、材料視されています。それによれば4月23日に決算説明会が行われ、受注高は2020年10月を底に急速に改善し、2021年2月には10月比倍増以上になり、3月と4月も高水準を持続しているとの説明があったとのことです。これを受けALD用プラズマ高周波電源装置を主力とする受注高は拡大していくと予想しています。また、今期業績は会社計画を上回ると予想しており、来期は営業利益今期予想比で51.7%増と急拡大すると予想しています。目標株価は3,000円に設定しており、時価を大きく上回る水準だけに見直す動きが強まった様子です。今後も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[6676]メルコHD 
[1部]業種:電気機器
終値4,315円/前日比+380円
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Wi-Fi関連などPC周辺機器のバッファローを傘下。製麺のシマダヤ、金融事業も。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常利益は前期比84.6%増の90.7億円に拡大し、2022年3月期も前期比10.2%増の100億円に伸びる見通しを示しました。同時に今期の年間配当は前期比10円増の80円に増配することも発表。堅調に下値を切り上げてる株価の刺激材料となっており、新値追いに期待されますが、過熱感も感じられる水準に達しており、調整入りも考えられます。



[7343]ブロードマインド 
[M]業種:保険業
終値1,193円/前日比+175円
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様々な金融商品をワンストップで取り扱うフィナンシャルパートナー事業を手掛ける。 本日大幅上昇です。同社は昨日、金融市場AIに特化したサービス展開をするAlpacaJapan社と業務提携契約を締結したと発表。同社アドバイザーの知見とAlpacaのAI技術とを融合した「次世代型金融プラットフォーム」を共同構築し、今夏より株式投資における新サービスの提供を開始する予定とのことです。似たような資産運用サービスを手掛ける[7342]ウェルスナビは上場後に強い相場を作っていることから、同社の株式投資における新サービスへ期待する向きも多いようです。同社株は上場後、殆ど良いところ無しで売り込まれてきており、株価は上場来安値水準にある状況です。それだけに値ごろ感もあり、これを機に見直される展開になっていくと期待する声も聞かれました。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値1,950円/前日比+42円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日確りと反発しました。本日引け後に同社は2Q決算発表予定となっており、期待感から改めて買いが入ってきたとの見方です。同社子会社のCygamesが開発し、提供しているスマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」への期待が強いようで、2Q業績に寄与するとの見方も多い様子です。引け後に発表された2Q決算は大幅増収増益で市場コンセンサスを大きく上回っています。更に通期業績は大きく上方修正しており、それも市 場コンセンサスを大きく上回っています。想定以上の好決算との見方が多いものの、コンセンサス上振れることも想定され、同社株は買われていた面もあり、信用買い残も多い銘柄だけに上値は重いとの見方も少なくありません。祝日明けとなる明後日の動向が注目されます。




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[7608]エスケイジャパン 
[1部]業種:卸売業
終値476円/前日比+36円
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ゲームセンター向け景品やキャラクター関連商品が主力。自社オリジナルキャラクター商品化も。 本日大幅ギャップアップスタートから急反騰しています。同社は先週末2月26日引け後に、2021年2月期の連結業績予想について発表。売上高を52億円から前期比18.2%減の54億円へ、営業利益を1億5,000万円からどう63.9%減の2億2,000万円へ、純利益を1億5,000万円から同47.8%減の2億7,500万円へ上方修正しました。本日の株価は高寄り後に大きく上値を伸ばすも長い上影を形成しており、明日以降仕切り直しとなります。



[6897]ツインバード工業 
[2部]業種:電気機器
終値1,472円/前日比+72円
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小物家電・健康機器を企画・販売。ライフスタイル家電に強み。生産は中国活用。 本日急伸しました。同社は先週末2月26日引け後に業績修正を発表。2021年2月期の連結経常利益を従来予想の2.4億円から4.8億円へと2.0倍上方修正し、増益率が3.6倍から7.4倍に拡大する見通しとなりました。モデルナ社製の新型コロナワクチン用ディープフリーザーについて、厚生労働省向け追加受注が発生したことが寄与。1月高値からの調整が進んでいたこともあって、押し目買いの手掛かり材料に繋がっていますが、75日移動平均線付近からの上値は重く、慎重に動きを見たい処です。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値6,730円/前日比+310円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日確りと上昇しています。同社子会社のCygamesが開発し提供しているスマートフォン向けゲーム「ウマ娘プリティーダービー」が話題となっており、刺激を受けているとの見方です。美少女化した名馬を育成し大レースでの勝利を目指すシミュレーションゲームで配信早々、AppStoreトップセールスランキングで1位を獲り、更にGooglePlayトップセールスランキングでも1位を獲得しています。先週末からは全国地上波などで新CMも配信されており、ネット上でも話題になっている模様です。話題性だけの人気に留まるのか、長期的なヒット作になるのか見方が分かれるものの、期待する向きも多いようです。



[9613]NTTデータ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,757円/前日比+132円
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情報サービス最大手。官公庁、金融機関向け大型システム受託に強み。海外拡大。 買い気配スタート後も積極的な上値追いが見られ急反発して昨年来高値を更新しました。先週末26日の株価は高寄り後に地合い悪もあり、伸び悩み下落したものの、下げた場面では確信犯とも思われるような押し目買いが散見されていました。本日、2月5日高値を上放れたことで目先値動きが軽くなるか注目されます。なお、思惑が飛び交っているタイプですので、保有継続には明確なロスカット値の設定が条件となるでしょう。



[3088]マツモトキヨシHD 
[1部]業種:小売業
終値4,770円/前日比+590円
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都市型ドラッグストアの代表格。化粧品に強み。PB注力。ココカラファインと経営統合へ。 本日大幅上昇です。同社は先週末、[3098]ココカラファインとの経営統合の最終合意を結んだと発表。今年10月に共同持ち株会社を設立し、両社が傘下に入る格好となり、その株式交換比率も発表しています。本日は、その後交換比率にサヤ寄せする格好となっていますが、両銘柄共に大きく上昇しており、漸く正式に決まった経営統合を好感する動きも加わっているようで、統合によるシナジー効果を本格的に織り込み始めたのではとの声も聞かれました。明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[8001]伊藤忠商事 
[1部]業種:卸売業
終値3,292円/前日比+124円
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総合商社大手。非資源事業が主力。中国ビジネスに強み。傘下にファミマなど。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイが27日に年次書簡、所謂「株主への手紙」を公表。日本株として初めて同社株が上場株の保有額上位15銘柄に入っています。バークシャー・ハザウェイによる同社株の保有額は時価で23億3,600万ドル(約2,490億円)と記載されています。バークシャー・ハザウェイは昨年8月に同社株や三菱商事、住友商事、三井物産、丸紅の商社大手5社をそれぞれ5%超取得したことを明らかにしていました。その時より保有額は株価の上昇により増えていますが、保有株数自体はほぼ変わっていないことから目新しさは乏しいとの声も聞かれました。ただ、本日は改めて見直す動きに繋がっている様子です。



[4390]アイ・ピー・エス 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,255円/前日比+336円
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フィリピンの通信ネットワーク提供や在日人派遣が主力。国内はMVNOの通信サービス。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反発し、昨年来高値を更新しました。同社は本日寄り前に子会社のInfiniVANが、フィリピン国家通信委員会から1.5ギガヘルツ帯の周波数帯(20メガヘルツ×2)を新たに割り当てる通知書を受領したと発表。5Gがその技術的能力を最大限に発揮するまでには今後数年間を要すると見られており、それまでの間は従来の4G技術と新規の5G技術が併用されていく見込みだとのことです。目先の株価は早期の一段高が見られれば新展開に入っていきそうです。



[9973]小僧寿し 
[1部]業種:小売業
終値69円/前日比+18円
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持ち帰りすし大手。「小僧寿し」「茶月」全国展開。宅配「デリズ」新業態も。 本日大幅上昇です。同社は本日14時20分に未定としていた2021年12月期業績予想を発表。前期比大幅増収増益計画となっており、四季報予測も利益面はやや上回っています。これが好感されて大きく値を伸ばす展開になっています。ここまで買われる程のサプライズ感は乏しいと言えるものの、物色難というタイミングだったことや低位株ということもあって短期資金による物色材料になった面もあるようです。ネット証券で一般信用売りで空売りした短期資金が踏まされているとの声も聞かれました。続く物色にはならないとの見方が多いものの、最近は低位株に物色が続くものが目立っているだけに、意外と続く期待もあるのではとの声も聞かれました。明日の動向が注目されます。




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[7527]システムソフト 
[1部]業種:情報・通信業
終値123円/前日比+30円
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システム開発会社。ウェブマーケティング支援も。アパマン傘下で不動産情報サービスに力。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年9月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字から2.5億円の黒字へ2.5倍上方修正しました。1月1日付で吸収合併したfabbit社の収益が寄与する他、システムソリューション事業の受注が順調に推移していることが上振れ要因です。決算発表前の上方修正にインパクトが強く、引き続き買い優勢との見方も強いようです。



[6758]ソニー 
[1部]業種:電気機器
終値11,650円/前日比+1,015円
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AV機器世界大手。映画、ゲーム、音楽、金融を展開。センサー等デバイス事業も拡大。 本日大幅高となり、昨年来高値を更新して2000年以来の高値水準になっています。同社が昨日引け後に発表した3Q決算は大幅増益となっており、四半期ベースでも大幅な増益となっています。通期業績予想は大きく上方修正し、純利益は同社初となる1兆円超になる見込みです。3Q業績も通期業績予想も市場コンセンサスを大きく上回っています。株価高値圏で決算への期待感もあったものの、それでも出尽くしとはならず改めて買われている格好です。申し分無い決算で、改めて見直す向きも多いようです。暫くは下げれば買いも入り易く、高値圏揉み合いの動きが続きそうだと見る向きが多いようです。



[5358]イソライト工業 
[1部]業種:ガラス・土石
終値609円/前日比+39円
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品川リフラクトリーズ系のセラミックファイバー大手。耐火断熱材を製造。アジアで生産拡大。 本日大きな窓を空けて4営業日続伸となりました。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績予想について増額修正を発表。売上高は135億円から前期比15.1%減の137億円に見直した他、営業利益は17億円から同33.0%減の19億円に、純利益は13億円から同20.7%減の15億円に修正しています。株価は本日の大幅高で先月の直近高値を明確にブレイクしてきており、昨年1月に付けた昨年来高値672円を視界に捉えた格好です。



[2389]デジタルHD 
[1部]業種:サービス業
終値2,178円/前日比+215円
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ネット広告専業代理店大手。自社で情報サイト運営も。シナジー投資事業も注力。 本日大幅上昇となり、昨年来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、保有する[4384]ラクスルの株式を海外市場における売り出しの方法により全株売却すると発表。また、今朝にはラクスル株の売却により、第1四半期において売上高113億5,500万円、営業利益95億5,300万円を計上する予定だと発表しています。前期営業利益は会社計画で20億円程度だけに、業績へのインパクトは大きいとのことから見直し買いに繋がっています。売却資金は成長投資に活用するとのことですが、一部は配当や自社株買いなど株主還元に充てる可能性もあるのではとの期待もある様子です。なお、同社は2月10日に本決算発表を予定しています。



[8584]ジャックス 
[1部]業種:その他金融業
終値2,179円/前日比+184円
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MUFGの信販大手。オートローンが主力。クレジットカード、保証業務も。東南アジア進出。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比9.5%減の120億円となりました。ただ、通期の同利益を従来予想の115億円から145億円へと26.1%上方修正しました。海外子会社で想定より貸倒関連コストが抑制される見込みとなったことが主な要因です。ボリンジャーバンドの+3σ付近からの上値は重く、この水準を保てるか否かがポイントとなりそうです。



[6035]アイ・アールジャパンHD 
[1部]業種:サービス業
終値16,230円/前日比-1,860円
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企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務で国内トップシェア。関連事務も。 本日大幅安です。同社は12時に3Q決算を発表。累計では大幅増益となっていますが、10-12月期は前年同期比で減益となっています。通期計画は据え置いていますが、進捗率から未達になるのではとの見方に繋がった様子です。同社株は前回の2Q決算発表から随分と買われてきており、業績への期待感もあったようで後場は失望的に大きく売られる動きになっています。通期計画未達懸念が意識された以上、買い難くなったと言え、暫く弱含みの展開が続く恐れもあるのではとの声も聞かれました。明日以降下げ渋りを見せられるか注目されます。



[3802]エコミック 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,144円/前日比+150円
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企業の給与計算代行などBPOが主体。北海道地盤で札幌と中国現法で処理。 本日商いを伴い後場から急伸してストップ高まで買われています。同社は本日11時30分頃に、2021年3月期第3四半期累計連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.0%増の1億1,800万円となり、通期計画1億4,600万円に対する進捗率は80.8%となりました。給与計算処理人数が増加した他、クラウド型年末調整サービス「簡単年調」の受注が大幅に伸びたことなどが寄与したようです。本日の株価急騰で8営業日ぶりに日足陽線を達成しており、一段高が期待されます。



[9831]ヤマダHD 
[1部]業種:小売業
終値539円/前日比-17円
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家電量販店最大手。大型店で急成長。スマートハウス育成。大塚家具を子会社化へ。 本日軟調です。同社は今朝9時に3Q決算と通期純利益の上方修正を発表。これが好感されて買われましたが、買い一巡後は売られる動きになっています。同社は決算と一緒に株主優待制度の変更も発表しています。今まで行っていた保有期間に応じた優待を廃止し、500株未満の株主への優待金額は従来の半分に減額するとのことで、大きな改悪と言え、それが失望されて売りに動いた個人投資家も多いようです。長期株主を優待で優遇する企業は多いですが、逆にそれを撤廃して更に小口投資家の優待を減額するという動きには失望する個人投資家も多い模様です。明日以降も個人投資家の見切り売り続きそうだと見る向きは多いようです。




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[7022]サノヤスHD 
[1部]業種:輸送用機器
終値183円/前日比+25円
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造船が中核。中型ばら積み船に強み。遊園地機械や工事用昇降機なども。 本日買い気配スタートからの大陽線で急伸し、年初来高値を更新しました。本日付の読売新聞で「政府は、国内造船業の国際競争力を強化するため、巨額の金融支援を行う新たな枠組みを作る方針を固めた」と報じられました。記事によると1件あたり数百億円規模となる見通しで、年内の実行を目指すとのことです。中韓に対抗し造船業界の活性化を図るのが目的とされ、思惑的な商いが継続しそうです。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値5,760円/前日比-440円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日大幅安です。同社が連休前に発表した3Q決算が失望されています。巣ごもり需要により同社のABEMA事業への期待は強かったものの、期待した程有料会員数は増えていないとの見方が多く、同社株は巣ごもり需要への期待で、5月以降随分と上昇してきており、今回発表された決算への期待感も非常に強かった様子です。それだけに市場期待のハードルもかなり高まっていたと思われ、本日は失望売りや出尽くし売りで下落したようです。動画配信事業は競合も多く、実際に巣ごもり需要で4月以降、有料会員数が伸びている部分もあるだけに、4-6月期に有料会員数を大きく伸ばせなかったことは、ABEMA事業への先行き懸念にも繋がったと言えるでしょう。



[7518]ネットワンシステムズ 
[1部]業種:情報・通信業
終値4,105円/前日比+355円
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ネットワーク構築大手。シスコ製品など海外製通信機器の導入・支援が主体。 本日大きな窓を開けて5連騰し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は連休前22日引け後に、2021年3月期第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比2.6%増の365億500万円、経常利益は同48.1%増の26億9,100万円と増収増益を達成しました。セキュリティ対策やクラウド基盤などの付加価値ビジネスが好調に推移したようです。本日の株価は、4,000円大台乗せで売りものが目立つも順調に熟しており、上値余地は残されているように映ります。



[6027]弁護士ドットコム 
[M]業種:サービス業
終値10,250円/前日比-70円
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会員向け法律相談と弁護士向け営業支援のサイト運営。税理士向けサイトも。 本日小動きです。同社は本日引け後に1Q決算発表を予定しています。期待の電子契約サービス「クラウドサイン」がコロナ禍で需要拡大しているとの見方から、同社株は先月まで随分と買われてきたと言え、今月も高値圏での揉み合いを続けている格好だけに決算への期待も強いと思われますが、本日は出尽くし警戒感の動きも見られています。ただ、売りも続かず底堅さも見せていることから期待する向きも多い様子です。同社株はマザーズ市場で時価総額も大きいことから指数寄与度も大きく、同社株の明日の動向は新興市場全体に影響を与える可能性もありそうだとの声も聞かれました。それだけに決算と明日以降の動向が注目されます。



[3710]ジョルダン 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,260円/前日比+157円
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鉄道経路探索ソフトの開発・販売が主体。動画配信や旅行も。移動手配に参入。 本日反落スタートも即切り返して続急伸しました。同社は連休前22日引け後に大阪府とスマートシティ推進に関する協定を21日付で締結したと正式発表。今回締結された協定では、同社の技術を活用した府民の利便性向上を図るための検討および実証実験の実施や交通データの標準化およびオープンデータ化の検討、大阪のスマートシティ推進に向けたMaaS分野における啓発協力などを連携して進めるとしています。株価の目先目標は3月2日の年初来高値1,350円ということになるでしょう。



[9973]小僧寿し 
[JQ]業種:小売業
終値84円/前日比+12円
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持ち帰りすし大手。「小僧寿し」「茶月」全国展開。宅配「デリズ」新業態も。 本日大幅上昇です。先週、農水省が新型コロナウイルスで打撃を受けた飲食業界の支援策「Go To イート」で、店内飲食だけでなく宅配やテイクアウトでも新たに発行するプレミアム付き食事券で支払えるようにすることが分かったと報じられています。これを受け持ち帰り寿司を手掛ける同社株に追い風になるとの見方から買われた模様です。他にも[9969]ショクブンも買われました。正式に決まれば改めて買われるとの見方もあります。なお、Go To イートは、8月下旬辺りから始められる見込みとなっています。



[8705]岡藤HD 
[JQ]業種:証券・商品
終値290円/前日比+33円
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商品先物大手。金、中心に預かり資産拡大に注力。日産証券と統合推進。 本日アジア市場でNY金先物が、一時1トロイオンス1,940ドル台まで上昇し、2011年9月に付けた史上最高値1,923ドルを約9年ぶりに上回りました。ドル安の進行で代替資産として金が見直されている他、新型コロナウイルス感染拡大による経済悪化、米中対立の深刻化などを警戒した買いが流入しているようです。目先の株価は、[5713]住友金属鉱山、[8747]豊商事、[8740]フジトミなどと連動することが見込まれます。



[3911]Aiming 
[M]業種:情報・通信業
終値899円/前日比-91円
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スマホやPC向けオンラインゲームを開発配信。大手ゲーム会社と共同開発や運営。 本日乱高下です。後場序盤まではストップ高となっていました。同社が開発したスマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストタクト」が連休中にセールスランキング1位となる日もあり、好感された様子です。しかし、後場にはセールスランキングが2位から3位に下落したことを受け、ストップ高が崩れてマイナス圏まで売られる荒い動きになっています。この動き見る限り、セールスランキングで短期資金が頻繁に売買しているとの見方が多く、暫くはランキングに振り回される動きになりそうです。なお、同社は7月30日に2Q決算発表を予定しています。ただ、ドラゴンクエストタクトの寄与は3Q以降となるだけに2Q決算期待は乏しいと言えるでしょう。




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[2112]塩水港精糖 
[1部]業種:食料品
終値236円/前日比+20円
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三菱商事系。東洋糖・フジ日本糖と共同生産。乳果オリゴ糖強化。本日は確りした寄り付き後に商いを伴い急伸し、一気に250円まで上昇しました。弱含み閑散相場の中、昨日買い付けた短期筋の売りものを熟し、寄り直後の急騰シーン後も本日高値圏を維持して終えており、1月31日の年初来高値260円を意識した一段高相場は十分見込める状況と言えそうです。



[3181]買取王国 
[JQ]業種:小売業
終値777円/前日比+100円
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衣料、玩具など中古品販売店「買取王国」を愛知や大阪などで運営する。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、6月度の月次売上概況を発表し、既存店売上高が前年同月比3.3%増と4ヵ月振りに前年実績を上回りました。多くの商材が順調に推移し、全店売上高が同8.5%増と伸びたことで新型コロナウイルスの影響から脱しつつあると業績底打ち期待が高まっています。ただ、流動性の乏しい銘柄でもあるために勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[6866]HIOKI 
[1部]業種:電気機器
終値3,260円/前日比+441円
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電気計測器の中堅。電子測定器、現場測定器を積極展開。アジア販売強化。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2020年12月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の12億円から16.7億円に39.2%上方修正し、一転して0.3%増益見通しとなりました。5G関連の設備投資の増加や中国経済の回復傾向などが追い風となり、計画を上回りました。株価は6月の下方修正を受けて下落基調にありましたが、今回の上方修正をキッカケに6月3日に付けた直近高値3,500円を視界に捉えたと言えるでしょう。



[3566]ユニフォームネクスト 
[M]業種:小売業
終値1,270円/前日比+170円
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業務用ユニホームのネット販売大手。医療や飲食など作業・事務服を最短で納品。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高で寄り付きました。同社は昨日引け後に、6月度の月次業績速報を発表。売上高が前年同月比36.7%増の6.70億円となりました。前月の5.5%減から改善し、前年実績比プラスとなるのは7ヵ月ぶりとなります。同社は5月14日に新型コロナウイルス感染拡大の影響が不透明として、2020年12月期の業績予想を未定に変更しており、売上高の大幅改善はポジティブサプライズと受け止められたようです。本日の株価は戻り売りが出易い価格帯を上昇したため、高寄り後陰線を強いられており、落ち着き処の水準次第で目先の方向性が決まりそうです。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値5,970円/前日比-400円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日大幅反落です。昨日まで強い動きを続けていましたが、本日は朝から弱く、寄り後も売り込まれる動きになっています。今朝の日経新聞では、「サイバー、ようやく見えたABEMA赤字脱却メド」との記事が掲載されており、赤字が続くインターネットテレビ「ABEMA」に変化の兆しが出てきたとのことです。アプリのダウンロード数は5200万件を突破し、巣ごもり需要を取り込んで視聴者が急増して1週間あたりの利用者数は1500万人に迫り、有料会員の増加や関連ビジネスの拡大に繋げられれば、ネット広告やゲームに次ぐ第3の柱に育つ可能性を秘めるとのことです。好感出来る内容ですが、ABEMA事業の黒字化にはまだ暫く時間掛かりそうな印象で、同社株は足下でABEMA事業への早期黒字化への期待から買われて来たとの見方が多く、それだけにこの記事が利食いのキッカケになった格好です。



[6479]ミネベアミツミ 
[1部]業種:電気機器
終値1,917円/前日比-52円
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極小ベアリングで世界高シェア。スマホ用バックライト拡大。ミツミと統合で新分野開拓。 本日軟調です。今朝の日経新聞でアップルが今年発売するiPhoneの全新機種に有機ELパネルを採用する方針だとの報道が重しになっています。同社はアップルへiPhone向けの液晶バックライトを供給しているだけに、ネガティブだとの見方です。寄り後は下げ渋っていたものの、10時15分に同社が適時開示情報にて、日経報道についてコメントを発表すると改めて売られる動きになっています。同社は現在、顧客から液晶を採用したモデルが無くなる旨の連絡を受けていないとのことです。今後も液晶用のバックライト生産体制を維持し、安定して供給を継続していくとのことです。このコメント公表後に売られていることから、日経報道が誤りという見方には繋がっておらず逆に報道が事実なら同社は悪影響受けることが改めて示されたとの見方で、売り直されたようです。



[2438]アスカネット 
[M]業種:サービス業
終値1,617円/前日比+82円
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ネットで個人写真集を制作。デジタル画像処理も。遺影写真加工で高シェア。 本日大幅上昇です。昨日、7月7日からくら寿司の新世界通天閣店で、新たな受付システムが試験導入されたと一部で報じられています。タッチパネルには一切触れる必要は無く、ホログラムのように空中に映し出された文字を選んで受付を完了させるとのことです。この報道を受け連想的に同社株は朝から買われていました。10時には同社がASKA3Dプレートを搭載した非接触タッチパネルが無添くら寿司店舗での実証実験に採用されたと発表。やはり、同社製だったことが明らかとなり一段高になっています。今後、実証実験を終えて全店に採用される可能性もあるとの期待から好感されています。くら寿司が全店で採用すれば、他の飲食店などの採用にも広がるとの期待もあるようです。同関連として[5817]JMACSも連想的に買われています。



[3911]Aiming 
[M]業種:情報・通信業
終値929円/前日比+110円
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スマホやPC向けオンラインゲームを開発配信。大手ゲーム会社と共同開発や運営。 本日後場買われて大幅高になっています。同社が[9684]スクウェア・エニックスHDと共同開発している新作スマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストタクト」の配信日が7月16日に決まったと公式サイトで発表。これを受け物色 されています。夏にも配信が開始されることは既に公表されていただけに、基本的には出尽くしと言える材料ですが、改めて買われています。同社株はかなり前から同タイトルへの期待から相場を作っていただけに、更に上げて行くには、同タイトルのヒットが必要になるだけに配信後のセールスランキング動向が非常に注目されそうです。ヒット出来なければドラゴンクエストタクト相場は完全に終わるとの声も聞かれました。




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[6722]A&T  [JQ]業種:電気機器
終値1,697円/前日比+300円
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トクヤマ系で病院向け臨床検査装置が主力。検査試薬も。日本電子と提携。本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2020年12月期第1四半期の経常利益は前年同期比4.1倍の5.2億円に急拡大しました。なお、1-6月期画の4.7億円に対する進捗率は111.1%と既に上回り、5年平均の68.9%も超えました。同社は臨床検査装置を手掛け、新規・更新需要が旺盛で業績が絶好調に推移しています。引き続き買い優勢の見方が強く、1月27日に付けた1,930円を目指す動きにあります。



[2158]FRONTEO  [M]業種:サービス業
終値363円/前日比+80円
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訴訟支援。証拠開示のデータ収集分析など解析事業。AI活用で効率向上。本日ストップ高まで買われて年初来高値を更新しています。今朝の日経新聞では、同社は既存薬を別の病気に転用する「ドラッグリポジショニング」の研究に使うAIを開発したと報じられており、そのAIを使い新型コロナウイルス感染症治療薬の候補を既存薬の中から複数見つけることに成功したとのことです。既に同社は4月17日にAIを利用した新型コロナウイルスに対するドラッグリポジショニングの研究を開始するとは発表していましたが、今回の新型コロナウイルスパスウェイマップを構築することに成功し、当該感染症に関わる重要な分子や遺伝子を明らかにすることが出来たとのことで、製薬企業にこの情報を提供し新型コロナウイルス治療薬の治験や早期承認に繋げることを目指すとのことで好材料視されています。



[3772]ウェルス・マネジメント  [2部]業種:不動産業
終値886円/前日比+150円
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アセットマネジメント事業を展開。不動産ファンド活用のホテル運営や媒介業務。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2020年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円から36億円に20.0%上方修正し、増益率が3.1倍から3.8倍に拡大し、従来の2期振りの過去最高益予想を更に上乗せしました。同時に従来未定としていた期末一括配当は20円を実施する方針としました。株価は3月17日に609円の底値を付けたあと、安値圏で推移していましたが、本日をキッカケに新しいトレンド形成が期待されます。



[2309]シミックHD  [1部]業種:サービス業
終値1,514円/前日比+84円
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臨床試験支援大手。製薬会社向け新薬が主体。医薬品受託製造にも注力。本日大幅高ですが、朝方からは上げ幅を縮小しています。昨日同社は抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」の臨床試験および製造を支援すると発表。新型コロナウイルス感染症患者を対象とした国内臨床第III相試験において、CRO(医薬品開発受託機関)としてモニタリング業務を提供するとのことです。また、CDMO(医薬品製剤開発および製造受託機関)として、「アビガン」の製造を支援するとのことです。米ギリアド・サイエンシズ社のレムデシビル臨床試験の失敗が伝わっているだけに、アビガンへの期待は高まっており、同社は恩恵を受けるとの期待も強い様子です。来週も改めて好感する動きが見られるのではと期待する声も聞かれました。



[7709]クボテック  [1部]業種:精密機器
終値378円/前日比+55円
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画像検査装置が主力。液晶・太陽電池関連に強み。3DCADソフトも展開。 本日買い気配スタートからの大陽線で続急伸し、一時ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に集計中の2020年3月期連結業績について発表。売上高が18億5,000万円から前期比14.9%増の18億8,100万円へ、営業損益が2億1,000万円の赤字から2,900万円の赤字(前期4億4,200万円の赤字)へ、最終損益が2億3,000万円の赤字から1億100万円の赤字(同1億200万円の黒字)へ上振れて着地したようだとしました。現値レベルで本日同様に上影を引いた4月9日は当日が戻り高値となっており、週明け以降の反応が非常に大事になってきます。



[4563]アンジェス  [M]業種:医薬品
終値1,103円/前日比+71円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。本日大幅高となり、連日で年初来高値を更新しています。今朝、ロイターでWHO(世界保健機関)が、新型コロナウイルスの治療薬や検査、ワクチンの開発を加速させる「画期的な協力体制」を24日に発表すると明らかにしたと報じられています。これを受け思惑的に新型コロナウイルスのワクチンを開発している同社に物色資金が集まった様子です。また、米ギリアド・サイエンシズ社のレムデシビルによる新型コロナウイルスへの初期臨床試験が失敗に終わったと報じられたことも追い風になっているとの見方もあります。それにより一段と同社開発中のワクチンへの期待が高まっている様子です。同社と新型コロナウイルスのワクチン開発で提携している[2395]新日本科学や[4974]タカラバイオも買われています。



[7518]ネットワンシステムズ  [1部]業種:情報・通信業
終値3,090円/前日比+399円
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ネットワーク構築大手。シスコ製品など海外製通信機器の導入・支援が主体。本日大きな窓を開け急反騰し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期の連結業績予想を発表。売上高が前期比2.1%増の1,900億円、営業利益は同3.2%増の170億円、純利益は同13.6%増の115億円と増収増益を見込み、年間配当は前期比3円増の48円を予定しています。本日の大幅高で株価は昨年末12月13日以来約4ヵ月半ぶりに3,000円の大台を回復しており、次なる目標は当時の高値3,215円、更に昨年6月高値3,295円になるでしょう。



[4531]有機合成薬品工業  [1部]業種:化学
終値377円/前日比+80円
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医薬原料・工業薬品・食品添加物が主力。高品質アミノ酸で世界有数。 本日後場、突如物色されてストップ高まで買われています。同社が発表した「新型コロナウイルスへの対応について」とのリリースがキッカケとなっています。それによれば、同社がグローバルベースで手掛けている医薬用原薬「硫酸プロタミン」が、新型コロナウイルスの重症患者には必須の医薬品だとのことです。この同社製品は日本や欧米主要各国において、唯一認可されている原薬のため、今年3月から欧米での需要が急拡大しており、現在同社では生産量を増やして対応しているとのことです。これが好感されて見直し買いに繋がった様子です。また、小型の貸借銘柄だけに来週も物色が続くと期待する向きも多い様子です。




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[4586]メドレックス  [M]業種:医薬品
終値396円/前日比+80円
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創薬ベンチャー。経皮吸収型製剤技術やマイクロニードルアレイ技術に強み。本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、国内出願中の「薬剤でコーティングされたマイクロニードルアレイの製造方法」が、特許庁から特許査定を取得したと発表しました。なお、2020年12月業績への影響は無いとしています。株価は4月17日に年初来高値を付けたあと大きく売り込まれていましたが、本日をキッカケに再度上値を追う展開が期待されます。ただ、目先筋の参加者も多く、短期の回転売買からボラティリティの大きい動きも想定されるため、注意が必要です。



[8023]大興電子通信  [2部]業種:卸売業
終値785円/前日比+100円
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富士通特約店。情報通信機器販売とシステム開発が両輪。クラウド型に注力。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2020年3月期の連結経常利益を従来予想の14.2億円から20億円に40.8%上方修正し、増益率が32.8%増から87.1%増に拡大する見通しとなりました。業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の6円から10円に大幅増額修正した事も発表しました。株価は3月23日安値を付けたあと反騰局面にあり、株主還元などを好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[4751]サイバーエージェント  [1部]業種:サービス業
終値4,395円/前日比+280円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日大幅高となり、2月4日に付けている年初来高値に合わせる場面も見られました。同社が昨日発表した2Q決算では、ゲーム事業の好調などで大幅増益となっており、市場コンセンサスも上回っています。3Q以降は新型コロナウイルスの影響で主力の広告事業の落ち込みは避けられそうもありませんが、変わりにゲーム事業やメディア事業は外出自粛による巣ごもり需要で追い風となり、3Q以降の広告事業の落ち込みを補えるとの期待も強い様子です。この決算を受け、ゲーム事業の好調はサプライズとの見方が多いものの、やはり今後の広告事業減速への警戒を抱くアナリストも少なくありません。ただ、3Qに減速してもネット広告市場に対して同社広告事業の落ち込みは相対的に軽微だと指摘する向きもあり、明日以降高値を更新してくるか注目されます。



[3909]ショーケース  [1部]業種:情報・通信業
終値529円/前日比+80円
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ウェブサイトをスマホ向けに最適化。成約率を高める「ナビキャスト」を提供。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反発し、ストップ高まで買われています。同社は昨日、顔認証システム「ProTech ID Checker Type S」を5月中にも提供を開始すると発表。決済利用時に不正検知をした際の認証や遊園地、映画館といった娯楽施設や商業施設の入場パス購入時の認証など、ユーザー毎に限定的サービスを提供するソリューションが実現出来るとしています。本日の切り返しで株価は4月20日の直近戻り高値を更新しており、シコリが少ないゾーンに入っていきいます。



[1447]ITbook HD  [M]業種:建設業
終値451円/前日比+45円
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地盤調査改良とITコンサルが主力。18年10月にITbookとサムシングが経営統合。 本日大幅高です。安倍首相は22日、国の行政手続きの9割を2024年度までに電子化する「デジタル・ガバメント実行計画」について、可能な限り前倒しで実施するよう指示したと今朝の日経新聞などで報じられています。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために「至急検討してほしい」とのことです。これを受け自治体向けITコンサル事業などを手掛ける同社株には追い風になるとの見方から買われている模様です。同様に[9758]ジャパンシステムなども買われています。ただ、同社らが実際恩恵を受けるかは不透明であり、続く物色にはなり難いとの見方が多いようです。



[1446]キャンディル  [1部]業種:建設業
終値474円/前日比+51円
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建物の修繕・改修が主力。住宅、ホテルなどリペアサービスに強み。大手建築と密接。本日大きな窓を開けて続急伸しました。同社は昨日、グループのバーンリペアが住宅向けに「抗ウイルス・抗菌」効果のある光触媒コーティング施工体制を強化すると発表。バーンリペアはこれまでも主に施設向けに光触媒コーティング施工を行っていますが、特に新築住宅購入者からの同サービスへの関心が高まっているため、今後はより高品質な光触媒コーティングサービス「レコナガード エアリフレッシュ」に切り替え、順次提供体制を強化していくとのことです。新型コロナウイルス感染拡大に歯止めが掛からない中、需要増などが期待されているようで、今後も話題に上るケースはありそうです。



[4570]免疫生物研究所  [JQG]業種: 医薬品
終値570円/前日比+25円
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研究用試薬の製造販売・受託。抗体作製技術に定評。化粧品事業に参入。本日14時頃から動意付き一時ストップ高まで買われています。生命科学インスティテュートが脳梗塞患者を対象としたMuse細胞製品(CL2020)の臨床試験結果を発表しています。それによれば、安全性について問題は認められなかったとのことで、副次評価項目である有効性については目標を達成、その他の詳細については解析中で、今後学会または学術雑誌での公表を予定しているとのことです。同社は生命科学インスティテュートとMuse細胞を用いた再生医療事業に関して共同研究を実施していただけに刺激になったようです。ただ、結局崩れて上げ幅を縮小し引けています。



[1671]WTI原油価格連動型上場投信  [東証E]業種:ETF
終値585円/前日比-100円
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NYMEXのWTI原油先物価格に連動。管理:シンプレクス。連日のストップ安です。昨日の原油相場は反発したものの、基準価額から大きく乖離しているだけに、それにサヤ寄せする格好で売られています。管理元のシンプレクスアセットが公表している同ETFの基準価額は22日付けで477円となっています。21日は798円でした。基準価額が大きく下がった要因は、同ETFの買建玉がロールオーバーされたためで、22日時点での同ETF買建玉は7月限24064単位、8月限6025単位となっています。21日までは6月限も含まれていました。基本的に原油先物価格は期先になればなる程高くなるだけに、ロールオーバーする度に同ETFは減価するため、長期的には下げていくものとなります。特に足元は原油需要激減で貯蔵庫不足となっているため、保管コストなどが急騰しており、先物は期近と期先の乖離が大きくなっています。そのため、ロールオーバーによる減価が大きくなり易いと言えるでしょう。




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