株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[4673]川崎地質

[2927]AFC-HDアムスライフサイエンス 
[JQ]業種:食料品
終値1,402円/前日比+300円
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健康食品の受託製造・販売。自社ブランド品を強化。通販や卸にも注力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年8月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.4倍の19億円に急拡大しています。海外部門が記録的な増収となるなど引き続き好調さを維持している他、子会社の本草製薬が黒字化したことなどが寄与。なお、通期計画の21億円に対する進捗率は90.8%に達し、業績上振れを評価する買いなどで株価は新値追いが期待されます。



[9519]レノバ 
[1部]業種:電気・ガス
終値5,310円/前日比+425円
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再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。 本日大幅上昇です。今朝の日経新聞では、「日銀、脱炭素融資で優遇検討」と報道されています。更に「30年時点の太陽光発電費、原発より安く 経産省試算」とも報じられており、太陽光発電など再生エネルギー関連事業を手掛ける同社には追い風になるとの見方から、物色されています。同社株は今月に入ってから強い動きで、久しぶりに上場来高値を更新していましたが、買われ過ぎとの見方からか空売りも多く入っている銘柄だけに、踏み上げの動きも加わっているとの見方です。動意付けば買戻しに動く売り方も少なくなく、上昇に拍車を掛け易いと言えるでしょう。大きく崩れずに粘り強い展開はまだ続くのではと見る向きも多く、明日以降の動向が注目されます。



[4051]GMOフィナンシャルゲート 
[M]業種:情報・通信業
終値21,620円/前日比+1,840円
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GMO-PG傘下。店舗のキャッシュレス決済端末の提供や決済処理サービスを展開。 本日ギャップアップスタートから大幅続伸しました。SMBC日興証券は12日付で、投資判断「1」、目標株価24,800円でカバレッジを開始しています。「1」の理由として、成長余地の大きい対面決済市場におけるキャッシュレス化の恩恵を享受出来ること、成長ドライバーであるsteraの端末販売が加速していることなどを挙げています。本日の大幅高で株価は月初からの下げ分の大半を取り戻しましたが、目先は2日の直近高値21,870円をブレイク出来るかが焦点になります。



[3349]コスモス薬品 
[1部]業種:小売業
終値17,730円/前日比+1,510円
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九州地盤にドラッグストアを展開。郊外型大型店、食品や低価格戦略が強み。 本日大幅高となり、年初来高値を4ヵ月ぶりに更新しています。同社が昨日引け後に発表した本決算は前期業績計画を大きく超過し、市場コンセンサスも上回っての着地となりました。今期見通しはほぼ横這い計画でサプライズは無いものの、ドラッグストア株は決算発表を受け失望されて売られるものが足元で目立っていただけに、同社株への警戒感は事前からあり、アク抜け的に買われています。この決算を受けSMBC日興証券では、複数他社が価格競争や競争激化をコメントしているものの、同社は4Q粗利率からも利益調整のための価格引下げは限定的だったと指摘。同社はそもそも従来からドラッグ他社より安値を設定しており、このような他社コメントが出る中では同社の業績の相対的な強さが今後確認出来るとのことです。また、調剤市場についに宣戦布告とも指摘しており、中期的な同社の調剤拡大に期待したいとのことです。



[4025]多木化学 
[1部]業種:化学
終値5,680円/前日比+470円
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人造肥料の草分けで化学肥料大手。水処理薬剤や商業施設賃貸も展開。 本日寄り前から大量の買いを集めて続急伸しました。同社は昨日引け後に、5月に大量生産試験が可能なバカマツタケ研究栽培設備を増設したと発表。同設備により、量産スケールでの生産安定性、生産コストなど課題解決のための検討を加速するとのことです。なお、2022年度内の事業化を目指しています。株価は3月下旬から25日MAがレジスタンスになる格好で下値模索が継続してきましたが、本日は3月29日以来と言える明確な上放れを見せており、中期トレンド転換に繋がるかの勝負処に差し掛かっています。



[6172]メタップス 
[M]業種:サービス業
終値1,710円/前日比+44円
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オンライン決済代行などのファイナンス関連を主軸にマーケティング関連事業に注力。 本日売り買い交錯です。本日11時に日経新聞電子版で、米グーグルが同社子会社のpringを買収し、日本でも送金・決済事業に参入すると改めて報じられており、同社などpringの既存株主は本日にもグーグルへの株式売却を正式に発表する見通しとも書かれています。これを受けマイナス圏で推移していた同社株は、改めて買われて一時1,756円まで上昇する場面も見られました。ただ、買いも続かず出尽くし的な売りに押される展開になっています。しかし、下値では買いも入り後場再び買われたものの、上値は重い様子です。以前の報道でグーグルは全株式を200億〜300億円で取得する方向で最終調整に入ったと報じていましたが、今回の報道では金額が書いておらず不透明感もある様子です。引け後には保有する全pring株を49.21億円で売却すると発表。同社はpring株を45%程度保有していただけに想定以上に安い値段となっています。最低でも100億円程度は期待されていました。



[4173]WACUL 
[M]業種:情報・通信業
終値2,940円/前日比+276円
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アクセス解析データの自動分析で行う「AIアナリスト・シリーズ」などを提供する。 本日窓を空けて大幅3営業日続伸しました。同社は2022年2月期第1四半期の営業利益を0.68億円(前年同期比増減率は非開示)と発表しています。DX支援ソリューション群の「AIアナリスト・シリーズ」のクロスセルを継続的に推進した他、ラーニングスタジオにデジタルマーケティング基礎講座を提供しています。進捗率は29.7%に達しており、第1四半期の好調なスタートが評価されたようです。本日の株価は後場13時台に上げ幅を縮めるも、引けに掛けて再度上値を追って終えており、明日に繋がる流れとなっています。



[4934]プレミアアンチエイジング 
[M]業種:化学
終値18,330円/前日比+1,750円
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「DUO」「CANADEL」シリーズなど基礎化粧品の製造・販売を手掛ける。 本日大幅続伸となり、5月31日に付けていた上場来高値を更新しています。大和証券では「ファブレス化粧品企業の現状と展望」とのレポートがリリースされており、コロナ禍で「消費者購買のECシフト」が進行しており、その中で存在感が増してきている中小型ファブレス化粧品企業6社を紹介しています。その6社の中でフォロワー数が最も多くSNSマーケティングに一番熱心なのがI-neであり、それに次ぐのが同社であると指摘。SNSマーケティングの状況と単品依存度の大小という二つの評価軸から、I-neと同社に注目だと指摘し、その2銘柄を新規に「強気」を付与しています。これを受け改めて見直されている格好です。勿論、[4933]I-neも高くなっています。なお、同社株は本日の上昇で同証券の設定した目標株価を超えています。




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[6951]日本電子 
[1部]業種:電気機器
終値5,190円/前日比+700円
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電子顕微鏡世界最大手。分析機器・半導体関連・医療機器等も。ニコンと提携。 本日ストップ高です。本日はゴールドマン・サックス証券が同社株を新規「買い」でカバレッジを開始したことが伝わっており、見直し買いに繋がっています。目標株価は時価を大幅に上回る8,000円に設定しており、非常に強気なレポートを出しています。それによれば、半導体微細化の進展やEUVプロセス適用拡大の恩恵を大きく受ける可能性が高いと指摘しており、第二の[6920]レーザーテックとの位置付けで取り上げています。コンビクションリストにも採用しているようで、中長期資金の買いも入ってきた様子です。暫くは下げれば押し目買いも入ると思われ、確りとした展開が続きそうだと期待する声も多いようです。



[4673]川崎地質 
[JQ]業種:サービス業
終値2,870円/前日比+500円
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地質調査大手。非破壊診断や環境調査などに強み。治水・地震防災も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年11月期第1四半期の経常損益は2.3億円の黒字に浮上。繰越業務が順調に完成したことに加え、売上原価が低減したことから利益が拡大しました。12-5月期計画の2.5億円に対する進捗率は92.0%となっており、業績上振れを期待する買いなどが向かっていますが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、調整入りも考えられます。



[2153]E・J HD 
[1部]業種:サービス業
終値1,193円/前日比+108円
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総合建設コンサル会社。エイトコンと日本技術開発が統合。官公庁工事が主体。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で大幅反発し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年5月期第3四半期累計の連結経常損益は前年同期の12.9億円の赤字から2億円の赤字に赤字幅が縮小しました。総合建設コンサルタント事業が順調に売り上げを拡大。同社は第4四半期に売上高が偏重する傾向が強く、最盛期の第4四半期に向けての期待感が高まる格好のようです。この株価位置からは昨年9月29日高値1,359円を意識することになります。



[3994]マネーフォワード 
[M]業種:情報・通信業
終値4,740円/前日比+475円
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個人向け家計簿アプリとクラウド会計中心の法人向けバックオフィスSaaS事業が柱。 本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に1Q決算を発表。大幅増収で黒字転換となっており、四半期ベースでの黒字は上場以来初めてとなります。ただ、1Q決算は概ね計画通りとのことで同社は必要に応じて広告宣伝費の投下など戦略投資を行う方針だけに、通期は計画通り赤字になる見通しです。しかし、売上総利益は前年同期比+53%と順調に拡大しており、課金顧客数は法人・個人事業主の何れも順調に増加しています。その一方で解約率は1.0%と前年同期の1.4%から更に改善していることから、内容的にも悪くないとの見方で本日は見直されている模様です。本日の上昇で25日・75日両移動平均線を何れも上抜き、一目均衡表の雲も上抜いています。それだけに明日以降にも期待する向きは多いようです。



[3267]フィル・カンパニー 
[1部]業種:建設業
終値2,649円/前日比+398円
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貸し駐車場の上、利用「空中店舗」フィル・パークの企画、設計、建築。投資用も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年11月期第1四半期の連結経常損益は1.5億円の赤字に赤字幅が縮小。併せて12-5月期の同損益を従来予想の7,000万円の黒字から1.9億円の黒字に2.8倍上方修正しました。また、発行済み株式数の2.85%にあたる16.5万株、5億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。これを受けて大幅高となりましたが上値では戻り圧力も強く、過度な期待は禁物とも取れます。



[6614]シキノハイテック 
[JQ]業種:電気機器
終値2,094円/前日比-249円
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半導体検査装置の開発・製造やLSIの設計などを手掛ける。 本日大幅反落です。昨日は増担保規制解除が好感されて上場来高値を更新し、勢いでストップ高まで買われました。しかし、早くも本日から再び増担保規制が入ったことであっさりと反落しています。昨日の出来高が上場株式数以上にあり且つ信用取引の新規買付比率が60%以上、更にストップ高で引けたことで増担保規制基準に抵触した模様です。上場日から24営業日までの間、日々公表銘柄に指定されているものは、基準に抵触すれば即日増担保規制入るということが、同社株は再度身をもって示した格好です。信用取引の新規買付比率は不透明ですが、日々公表銘柄かどうかや出来高が上場株式数以上かどうかは見て分かるため、そういった銘柄は今後ストップ高には行かなくなりそうです。



[6199]セラク 
[1部]業種:サービス業
終値2,247円/前日比+241円
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ITソリューションを提供、支援サービス。業務請負から派遣、ハードウェアの開発も。 本日買い気配スタートから急反発しています。同社は昨日引け後に第2四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比11.0%増の72億6,800万円、営業利益は同62.3%増の7億1,600万円、純利益は同2.5倍の7億300万円と大幅増益となりました。新型コロナウイルスの影響で一時的に悪化したエンジニアの稼働率が改善した他、DXシフトを推進したことが奏功したようです。12日に引いた上影分を早期に奪還したことの意味は大きく、年初来高値にどこまで迫れるかが注目されます。



[6502]東芝 
[1部]業種:電気機器
終値4,860円/前日比+265円
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総合電機大手。米原発事業巨額損失で撤退。メモリ売却、インフラ軸に再建へ。 本日高値を更新し、一時4,975円まで買われる場面も見られました。昨晩、車谷社長が辞任して綱川智会長が社長に復帰すると複数で報じられ、英ファンドのCVCキャピタル・パートナーズによる買収提案が流れるのではとの懸念から昨晩のPTSで同社株は売られていました。しかし、深夜には英フィナンシャル・タイムズ電子版が、米投資ファンドKKRが同社に対して200億ドルを上回る金額での買収提案を検討していると報じました。更にブルームバーグは、カナダの投資会社も同社への買収案提示に向けて検討の予備段階にあると報じています。これらを受け買収合戦に発展するとの思惑で、本日は大きく買われて始まりました。しかし、後場に同社が社長交代の記者会見を行い、そこで永山治取締役会議長はCVCキャピタル・パートナーズからの買収提案について、慎重な検討を要する問題が少なくなく、極めて流動的な状況だと述べたことから、改めて不透明感が意識されて上げ幅を縮小しています。まだまだこの問題で同社株は振り回されるような動きを続けそうです。




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[3053]ペッパーフードサービス 
[1部]業種:小売業
終値535円/前日比+80円
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低価格ステーキ店・ペッパーランチを展開。「いきなりステーキ」が主力。出店計画見直し。 本日買い先行スタート後に商いを伴って急伸し、8営業日ぶりの大幅反騰でストップ高まで買われました。同社は経営不振の中、人員削減などリストラ策を打ち出していますが、先週末3日引け後に、ステーキチェーンの「ペッパーランチ」事業を投資ファンドJ-STARに売却することを発表。本日は、経営体質改善を見込んだ買い戻しを呼び込む格好となりましたが、今後も材料発表に絡む株価動意シーンが見られるかも知れません。



[3186]ネクステージ 
[1部]業種:小売業
終値943円/前日比+150円
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中古車販売大手。東海から全国展開。車種別専門店や新車販売店も。 本日ストップ高まで買われています。先週末同社は2Q決算を発表。既に6月5日に下方修正していただけに目新しさはありません。通期計画は据え置かれたことから、本日は安心感に繋がっている様子です。進捗率の低さから通期業績下方修正されるのではとの警戒もあった様子だけに本日は買い戻しの動きに繋がったのではとの見方です。ただ、通期業績は結局今後下方修正されるとの見方は強く、買いも続き難いと見る向きが多いようです。更に、上げても200日移動平均線の970円台が一杯ではとの声も聞かれており、明日以降の動向が注目されます。



[3686]ディー・エル・イー 
[1部]業種:情報・通信業
終値561円/前日比+80円
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独自キャラの著作権ビジネス。「秘密結社鷹の爪」が人気。朝日放送GHD傘下。 本日大幅ギャップアップスタートからストップ高を達成しています。同社株は短編動画投稿プラットフォームアプリを運営する「Triller(トリラー)」への投資をキッカケに急速人気化し、需給相場の様相を強めてきましたが、信用規制などの動きを背景に足元では大幅な調整を余儀なくされていました。しかし、東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除することを発表し、日証金も増担保金徴収措置を解除することを発表しており、明日以降どこまでの戻りを見せるか注目されます。



[7317]松屋アールアンドディ 
[M]業種:輸送用機器
終値2,012円/前日比+112円
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自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける。 本日大幅高です。7月12日の朝7時半から放送されるTV番組「がっちりマンデー!!」で、同社などが紹介されることが昨日の放送で明らかになっています。来週は「(こんな時だけど)僕たち上場しました!」という特集が放送されるようで、同社や[7686]カクヤス、[7689]コパコーポレーションが紹介される模様で、何れも本日大幅高となっています。この「がっちりマンデー!!」絡みでは度々物色材料になることもありますが、大抵は物色が続きません。先回り的に買われていると放送後は売られることも少なくないだけに今回も買いは続かないとの見方が多いですが、明日以降の動向が注目されます。



[4440]ヴィッツ 
[M]業種:情報・通信業
終値2,000円/前日比+215円
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自動車や工作機械に組み込むソフトウェアの開発・販売を手掛ける。 本日大きく急伸しました。同社は先週末3日引け後に業績修正を発表。2020年8月期の連結経常利益を従来予想の3億円から3.1億円に3.7%上方修正。一転して2.6%増益を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。同時に交通事故リスクを情報統合化する「リスクポテンシャルシンセサイザ」と可視化する「WARXSS RPV」の提供を開始したことも発表。引き続き買い優勢の見方も強く、6月19日に付けた直近高値2,220円を目指す動きにあります。



[9973]小僧寿し 
[JQ]業種:小売業
終値83円/前日比±0円
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持ち帰りすし大手。「小僧寿し」「茶月」全国展開。宅配「デリズ」新業態も。 本日一時100円台を回復する場面も見られました。特に材料は見当たりませんが、13時半に発表された6月の月次を機に売り込まれていることから、月次期待で買われていたのではとの見方が強いようです。6月4日に発表した5月の持ち帰り寿し事業の月次売上高は前年同月比41.7%増となり、4月に7.6%増より伸び率が拡大していました。緊急事態宣言によるテイクアウト需要拡大が追い風になった様子です。本日発表された6月の持ち帰り寿し事業の月次は前年同月比16.1%増となり、5月よりは伸び率が大きく鈍化。これを受け同社株は90円台からマイナス圏まで下落し、一時74円まで下落する場面も見られました。ただ、緊急事態宣言は5月下旬には全国的に解除されていたことから6月の月次が5月より伸び率鈍化するのは想定済みだけに売りも続かず結局前日比変わらずで引けています。明日以降の動向が注目されます。



[4361]川口化学工業 
[2部]業種: 化学
終値1,011円/前日比+46円
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ゴム薬品大手。タイヤメーカーなどに販売。樹脂薬品も展開。医農薬中間体強化。 本日急伸しました。同社は先週末3日引け後に決算を発表。2020年11月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.7倍の8,300万円に急拡大し、従来予想の6,000万円を上回って着地しました。新型コロナウイルスの影響で、売上高は計画の37億円から下振れましたが、効率的生産体制の実施や原料安定調達によるコストダウンを図り利益押し上げました。株価は下値を切り上げる展開が続いてますが、流動性の乏しい銘柄でもあるため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値1,306円/前日比+300円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービスなどを手掛ける。 本日後場派手に買われてストップ高を付けています。同社は12時半に6月度月次売上高を発表。緊急事態宣言の解除と積極的に採用を行っている営業兼講師の増員効果によって、新規案件の受注が非常に順調に推移しているとのことで、6月は前年同期比+40.0%になっています。5月は+18.3%だっただけに大きく伸びており、これが好感されて見直し買いに繋がった模様です。なお、7月13日の1Q決算発表時に未定としていた通期業績予想を公表する予定とのことで、月次公表は今回が最後になるとのことです。月次は業績予想の公表を見送ることの代替として開示していました。好調な月次からも通期業績期待も出易く、7月13日の決算発表へ向け、確りとした展開が続きそうだとの見方も多いようです。




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[5301]東海カーボン 
終値2,008円/前日比+98円
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券は5日付で、レーティング「オーバーウエート」、目標株価は2,790円でカバレッジを開始しています。中国勢による黒鉛電極の増産懸念が株価のディスカウント要因となっているものの、中国環境規制強化に伴う黒鉛電極の需給タイト感は根強く値崩れリスクは小さいとしています。






[4673]川崎地質
終値---円/前日比---円【2,233円 (18/07/05)】
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同社は本日引け後に業績修正を発表。2018年11月期第2四半期累計の非連結経常利益予想を従来の1.7億円から2.2億円に31.8%上方修正し、増益率は9.0%増から43.6%増に拡大する見通しとなりました。前期からの繰越受注業務の完成促進に加え、積極的な技術提案を行った結果としています。






[4208]宇部興産
終値2,856円/前日比+27円
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大和証券は5日付で、投資判断「3」を継続、目標株価は3,200円から3,230円に引き上げています。化学事業の定修が連結利益に与える影響度が比較的大きいものの連結営業利益の成長率を2019年3月期、2020年3月期予想の2期間で見ても年率2%弱であり、特に高いとは言えないとコメントしています。


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