株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[4477]BASE

[7608]エスケイジャパン 
[1部]業種:卸売業
終値546円/前日比+80円
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ゲームセンター向け景品やキャラクター関連商品が主力。自社オリジナルキャラクター商品化も。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高の一本値となりました。同社は先週末22日引け後に、[4680]ラウンドワンが同社を持ち分法適用会社化すると発表。主要株主である久保泰子氏および久保千晶氏が保有する株式の一部を市場外の相対取引によりラウンドワンへ譲渡します。11月25日に合計268万8462株を約12億5,000万円で譲渡し、ラウンドワンは発行済み株式の32.83%を保有する筆頭株主となります。本日360万株超の買いを残しており、9月28日の年初来高値587円を視野に捉えています。



[6522]アスタリスク 
[M]業種:電気機器
終値9,920円/前日比+303円
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モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーなどの開発・販売を手掛ける。 本日一時1,710円高まで上昇し、17%高となる場面も見られましたが、終わってみればマイナス引けとなっています。足元で強い動きとなっている流れで、本日も強く始まり、寄り後は揉み合いの動きとなっていました。しかし、後場に日経CNBCに同社社長が出演すると上げ幅を縮小してくる動きになり、社長出演終了で更に下げて大引けに掛けてマイナスに転じています。この動きからも日経CNBCへの社長出演というイベントドリブン的に同社株を買っていた向きも多い様子です。実際の出演で出尽くし的に手仕舞いしてきた向き多いようで、本日の動きからも目先ピーク感を付けたことから、暫く手掛け難くなったとの声も聞かれました。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[2743]ピクセルカンパニーズ 
[JQ]業種:卸売業
終値78円/前日比+25円
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カジノ向けゲーム機開発、産業用太陽光発電支援、フィンテックに主力転換。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は先週末22日引け後に、ブロックチェーンおよびAI製品の開発を行うXクリエーション社およびゲームコンテンツの開発・運営を行うマレーシアのTRICOA社と、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供に向けて基本合意したと発表しています。本日の大幅高で株価は先週19日以降の急落分を一気に取り戻しており、ここからは戻り売りとの鬩ぎ合いになり、勝負処を迎えます。



[5423]東京製鐵 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,302円/前日比+179円
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独立系電炉大手。建材が主力でH形鋼や厚板等製品多彩。熱延鋼板に進出。 本日大幅上昇です。同社は先週末22日引け後に2Q決算を発表。通期業績は大きく上方修正して何れも市場コンセンサスを大きく上回っており、配当見通しは増額修正しています。主原料である鉄スクラップ価格の高騰や燃料高による収益悪化懸念もあったと言えますが、販売価格の値上げで吸収されています。鋼材需要拡大の影響もあって、業績計画大きく上振れた格好です。また、休止中の岡山工場の熱間圧延工程の再稼働計画も公表しており、それも先行き期待に繋がっている面もある様子です。この決算を受けポジティブだと指摘するアナリストも多く、本日は素直に買われています。なお、同社の好決算に刺激を受け同社と同じ電炉大手の[5444]大和工業も大幅高となっています。



[1967]ヤマト 
[1部]業種:建設業
終値804円/前日比+64円
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関東地盤の空調・衛生など管工事。水道工事も。配管の生産システムに強み。 本日大きく反発しました。同社は先週末22日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の14.7億円から20億円へと36.1%上方修正し、第1四半期は前年同期比7.9%増益に留まっていたこともあり、7-9月期の増益率急拡大をポジティブ視する買いが向かいました。ただ、上値では売り圧力も強く、この800円水準を維持出来るか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値929円/前日比-83円
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個人・小規模企業向けECプラットフォーム「BASE」、オンライン決済サービス「PAY.JP」運営。 本日大幅安となり、節目の1,000円も割り込んで年初来安値を約2ヵ月ぶりに更新しています。特に悪材料は見当たりませんが、コロナ禍で恩恵を受ける銘柄としての印象が強いことから、足元の新型コロナウイルス感染者数減少を受け見切り売りに繋がっているとの見方です。また、メルカリが今月から本格的にEC支援サービス事業参入していることから、競争激化による悪影響を警戒する向きは多いようで、ここに来て先行き不透明感から売ってきている向きが多いのではとの声も聞かれました。信用買い残も多い銘柄だけに下抜けてきたことで投げも出易かった様子です。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[6897]ツインバード工業 
[2部]業種:電気機器
終値935円/前日比+133円
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小物家電・健康機器を企画・販売。ライフスタイル家電に強み。生産は中国活用。 本日11時過ぎから商いを伴い急伸し、4営業日ぶりの大幅反発で一時ストップ高を達成しました。同社は本日11時に「中期経営計画の進捗と今後の事業展開」を発表。家電事業の強化に向けて、広告大手の博報堂と共に11月上旬に「70周年リブランディングと新商品プレス発表予定」とされました。なお、中期計画では最終年度となる2023年3月期売上高は134億円、営業利益は6億円、純利益3億円を掲げています。株価は今月8日のギャップダウン以降の下げ分を帳消しにしており、先月レベル1,000円処がポイントになってくるでしょう。



[6178]日本郵政 
[1部]業種:サービス業
終値837.4円/前日比-39.4円
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郵政グループの持ち株会社で傘下に日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命。 本日大商いです。本日から売出価格決定期間入りとなり、本日にも決まるとの見方が多いため、それを見込んで売り買い交錯の展開になっています。足元で売り込まれてきたこともあり、売出価格決定後は買われるとの期待も強いようで、本日はプラスに転じる場面も見られましたが、大引けに掛けては改めて売り込まれて安値引けとなっています。この動きからも売出価格を出来るだけ安くしたい向きも多い様子です。明日以降、期待通り反発出来るのか注目されます。なお、同社は売出による需給悪化を和らげるため、1,000億円の自社株買いを予定しています。取得期間は売出株の受渡日翌営業日からとなっており、それが支えになると期待する向きも少なくはない様子です。先ずは売出価格決定後の動きが注目されます。




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[3458]シーアールイー 
[1部]業種:不動産業
終値2,450円/前日比+375円
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物流施設で事業用不動産の総合サービスを手がける。賃貸面積はトップクラス。 本日大幅ギャップアップスタートから6営業日続伸し、上場来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に、2021年7月期決算を発表。売上高は前期比15.4%増の475億5,600万円、営業利益は同36.5%増の57億7,200万円で着地しました。続く2022年7月期の連結業績予想も売上高が前期比29.5%増の616億円、営業利益は同49.0%増の86億円と大幅増収増益の見通しになっています。併せて、2026年7月期を最終年度とする第二次中期経営計画を発表しています。本日の株価は前場に大きく上げ幅を縮める場面があるも後場戻して終えており、青天井相場は続くかも知れません。



[3925]ダブルスタンダード 
[1部]業種:情報・通信業
終値8,750円/前日比+860円
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企業向けビッグデータを活用、業務改善支援。ネット上のデータ加工技術に強み。 本日大幅上昇となり、上場来高値を更新しています。SBIグループが同社の第2位株主となっており、同社はSBIグループと地域金融機関の業務効率化などで業務提携しています。SBIグループ企業やSBI傘下の地銀との取引も多く、[8473]SBI HDが新生銀行を傘下に収めれば、新たな受注が期待出来るとの思惑から買われているようです。同社は先月の1Q決算発表を機に大きく買われており、最近は高値圏揉み合いとなっていましたが、今回SBI HDが新生銀行へTOBを実施すると発表したことがキッカケとなり、上放れてきた格好です。ここまでくれば次回の決算発表までに同社株は大台である10,000円を獲りに行く場面も出てくると期待する声も聞かれました。なお、やはりSBI HDと資本業務提携している[4284]ソルクシーズも思惑で買われています。



[3814]アルファクス・フード・システム 
[JQG]業種:情報・通信業
終値749円/前日比+100円
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注文システム、配膳ロボットなど外食向けASPサービス提供。セルフレジを推進。 本日前場10時過ぎから出来高を伴い急伸し、ストップ高まで買われました。本日10時頃、[7581]サイゼリヤが同社製配膳AIロボット「サービスショットα2号機」の実証実験を開始したと発表。「サービスショットα2号機」は1号機の運用ノウハウをベースに改良を加えた価格的にもリーズナブルな配膳AIロボットで、配膳、下げ膳、案内の3モードの運用が出来、更にAIによる完全自律歩行型で、高精度な地図を読み取ることも可能とのことです。本日は26万株超の買いを残しており、一段高相場を匂わせています。



[9519]レノバ 
[1部]業種:電気・ガス
終値6,110円/前日比+440円
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再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。 本日大幅続伸となり、連日で最高値を更新しています。河野太郎規制改革担当相が自民党総裁選に出馬する意向を固めたことから、脱炭素関連として連日買われてきている格好です。本日にも河野氏は正式に出馬表明すると報じられており、同社株など再生可能エネルギー関連株には買われている銘柄が目立っています。ただ、同社株などは連日買われてきており、河野氏出馬表明で出尽くしになるのではとの声も聞かれました。その一方で、実際に河野氏が新総裁になる期待も強いことから、総裁選までは確りとした展開を続けると期待する向きも少なくありません。何れにせよ出馬表明で一旦売られたとしても河野新首相への期待がある以上、そう大きくは崩れないでしょう。



[8946]ASIAN STAR 
[JQ]業種:不動産業
終値99円/前日比+12円
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横浜中心に投資用マンションを販売。管理・仲介に注力。中国系企業と連携。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、中国で健康コンサルティングを行う広東泛華藍十字健康管理有限公司と医療健康サービス分野で戦略提携覚書を締結したと発表しました。訪日健康診断・先進医療治療・医療ツーリズムなどのコーディネートサービスを提供するとのことで、これを受けて大きく買いが向かいましたが、ボリンジャーバンドの+3σに達するなど過熱感も感じられ、ボラティリティの大きい動きも想定されるため、注意が必要です。



[6335]東京機械製作所 
[1部]業種:機械
終値3,335円/前日比-25円
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新聞向け中心の輪転機大手。デジタル印刷機など新分野に構造転換中。 本日荒い動きながら連日で高値を更新しています。買収防衛策の発動を巡って10月下旬に臨時株主総会を開くと発表してから上昇基調続けています。同社株は既にかなり前から売り禁ですが、先日大量の現引きが行われたと思われ、それに伴い株不足が増加。それを受け逆日歩10倍措置となったことも足元の上昇に拍車を掛けています。また、本日は臨時株主総会の議決権を行使出来る権利取り最終売買日であり、この議決権を巡り思惑的に買われてきた面もあるようです。それだけに週明けは権利落ちとなり、反動安を警戒する声も聞かれました。何れにせよ過熱感が強いだけに、更にリスキーな動きになるとの見方は多いようです。



[5609]日本鋳造 
[2部]業種:鉄鋼
終値1,000円/前日比+137円
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JFE系の鋳造専業。産業機械向け素形材が主力。インフラ向けエンジニアリング強化。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、宇宙での地球・天文観測衛星の軽量化を目的に進めてきたJAXAとの3Dプリンターによる低熱膨張合金の軽量化研究で、基礎段階が完了したことを発表。また、機械的特性や熱膨張率に関する傾斜機能材の開発にも着手します。株価は年初来高値を更新しましたが、流動性の乏しい銘柄でもあるため、勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値1,382円/前日比+261円
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個人・小規模企業向けECプラットフォーム「BASE」、オンライン決済サービス「PAY.JP」運営。 本日大幅上昇です。みずほ証券が同社株を新規「買い」でカバレッジを開始し、目標株価を1,830円としたことが見直し買いに繋がっています。競争激化懸念で同社株の直近パフォーマンスは低調となっていますが、過度な競争激化懸念は投資機会と指摘。同社は決済とEC独自ショップ開設を一体運営する希少なサービスとして優位性があり、審査ノウハウや良質な購買履歴データの蓄積も進むとのことです。今後は過度な競争激化懸念の後退が株価の再評価に繋がる展開を期待しているとのことです。また、本日午前中に提出された大量保有報告書では、英投資会社のベイリー・ギフォードが同社株の保有比率を更に引き上げていることが明らかになっています。これが追い風になった様子で、本日の上昇を機にトレンドが明確に変わってくるか来週の動向が注目されます。




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[9878]セキド 
[2部]業種:小売業
終値1,821円/前日比+137円
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輸入ブランド専門店展開。中古品やネット通販も。韓国化粧品と新ブランド設立。 本日ギャップアップスタートから急反騰しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比86.7%増の18億7,900万円、営業利益は1億1,400万円(前年同期5,900万円の赤字)でした。同社が日本総代理店を務める主力ブランドの売り上げが順調だった他、好調なラグジュアリーブランドや高級時計、宝飾品などの品揃えを充実させることで客単価を高めました。通期計画に対する営業利益の進捗率は68%と高く、通期業績の上振れを期待した買いがどこまで続くか注目されます。



[9478]SE_HD・アンド・インキュベーションズ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値203円/前日比-36円
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情報技術専門書の出版が主力。スマホコンテンツ作成やマーケティング、技術者派遣も。 本日大幅反落です。同社は一昨日引け後に大幅増収増益となる1Q決算を発表し、昨日はストップ高まで買われていました。利益面は1Q時点で中間業績見通しを大きく超過していたものの、中間・通期業績予想は据え置いていました。7-9月期は赤字予想ではなく、1Qの売上に特殊要因も含まれており、業績予想値に関しては現在調査中とのことです。現状の新型コロナウイルス感染拡大の影響が極めて不透明なため、それを踏まえて可能になった段階で速やかに開示するとしていました。ところが昨日引け後に早速、中間・通期業績見通しを上方修正してきています。1Qの数字の割には大した上方修正ではないことから、本日は失望的に売られている格好です。1日後に修正発表するなら何とか決算発表と同時に発表することも出来たのではとの声も聞かれました。同時に発表していれば株価動向もまた変わったと見る向きが多いようです。



[6315]TOWA 
[1部]業種:機械
終値2,388円/前日比+346円
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半導体製造関連装置大手。樹脂封止装置が主力。精密金型製作にも強み。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円から91億円へと82.0%上方修正し、4-9月期の連結経常利益も従来予想の27億円から53億円へと96.3%上方修正しました。5Gの普及やコロナ禍における巣ごもり需要、自動車需要の急回復を背景に受注が増加。株価は本日、25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、上値の節目付近に達しており、慎重に動きを見たい処です。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値1,140円/前日比-153円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅続落となり、年初来安値を更新しています。[4385]メルカリがEC化支援事業に参入を発表してから弱い動きが続いています。信用買い残多い銘柄だけに個人投資家による継続的な見切り売りが出ているようですが、この弱さからも個人投資家による投げだけではなく、ファンド勢など機関投資家の見切り売りも出ているとの見方もあります。また、日本時間朝方に米アマゾンが決算発表をしており、7-9月期売上高見通しが弱い数字になっており、巣ごもり需要一巡で減速する模様です。これを受け時間外取引でアマゾン株が派手に下落していることも同社などウィズコロナ銘柄には重しになっている面もあるようです。



[3092]ZOZO 
[1部]業種:小売業
終値3,725円/前日比+280円
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ZHD傘下。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。ブランド品を受託販売。 本日大きな窓を空けて続急伸しています。同社は昨日引け後に第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比15.4%増の388億6,600万円、営業利益は同20.8%増の125億9,100万円、純利益は同19.3%増の87億3,100万円と大幅営業増益となりました。テレビCMなどの集客施策が奏功し、PayPayモールが好調に推移したことが牽引役となりました。本日の株価大幅高で、100日・25日・75日の各主要移動平均線を一気にブレイクしてきており、軟調地合い下の上昇であることを考えると年初来高値方向へ進む可能性もありそうです。



[8527]愛知銀行 
[1部]業種:銀行業
終値3,210円/前日比+402円
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愛知地盤の第2地銀で県内2位。中小企業向けが主力。堅実経営に定評。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の上方修正を発表。純利益を43億円から前期比54.7%増の66億円へ増額しました。併せて通期の年間配当予想を100円から180円へ引き上げています。銀行単体において貸出金利息や役務収益が当初予想を上回る見込みとなったことに加え、与信費用が想定を下回る見通しとなったことが業績押し上げ要因です。本日の株価は逆風下で陽線を形成しており、一段高に期待が掛かります。



[1803]清水建設 
[1部]業種:建設業
終値803円/前日比-73円
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総合建設大手。民間建築中心。社寺・伝統建築に定評。PFI事業に注力。 本日大幅安です。同社は本日13時に1Q決算を発表。前年同期比微増収となっていますが、利益面は大幅減益となっており、市場コンセンサスを大きく下回りました。通期業績予想は据え置いていますが、進捗率は低く、完成工事高は増加したものの、工事採算の低下に伴う完成工事総利益の減少や開発事業等総利益の減少、販売費および一般管理費の増加により大幅減益になったとのことです。特に決算への期待があった訳でもないですが、この決算では先行き懸念を抱かれても不思議はないと言え、それだけにニューショートの動きも入っているとの声も聞かれました。同社の決算を受け他の大手ゼネコン株も軒並み安になっており、来週の動向が注目されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値5,650円/前日比+620円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日後場一段高になっています。同社は本日昼に1Q決算を発表。同時に中間・通期業績の上方修正も発表しています。市場コンセンサスも上回っており、配当見通しも増額修正しています。年間配当を従来予想の1株150円から550円に大きく引き上げ、配当利回りは前場終値5,050円で10%を軽く超えます。中間配当だけで300円もあり、株価は高値圏ながらも後場改めて見直されています。昨日は[9110]NSユナイテッド海運が、上方修正と配当見通しを昼過ぎに開示し、やはり配当額が好感され後場大きく買われていました。なお、8月4日に決算発表予定の[9101]日本郵船と[9107]川崎汽船も連想的に後場大きく買われています。




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[8070]東京産業 
[1部]業種:卸売業
終値711円/前日比+42円
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三菱系の機械専門商社。三菱パワーが主力。再生可能エネルギー、プラントに強み。 本日寄り付きに伴う商いが一巡したあとに上値追いが本格化し、3月22日に付けた年初来高値を更新しました。太陽光発電やバイオマス発電など再生可能エネルギー分野への注力を標榜していることで国策を追い風とする脱炭素関連の有力株として頭角を現しています。2023年3月期を最終年度とする中期経営計画では、連結営業利益段階で37億円(2021年3月期実績は19億4,100万円)を掲げており、テーマ性だけではなく株価指標面でも割安感が際立っています。700円飛び台を固められるかでしょう。



[3202]ダイトウボウ 
[1部]業種:繊維製品
終値120円/前日比+19円
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毛紡中堅。婦人衣料主力。静岡のSC賃貸が収益柱。ヘルスケア事業に注力。 本日大幅上昇です。昨日、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を更新したことが刺激になっているとの見方です。また、米国ではCDC(米疾病対策センター)が新型コロナウイルス感染抑制に関するマスク着用の指針を見直し、ワクチン接種の有無に関わらず屋内でマスクを着用するよう勧告。CDCは今年5月には、ワクチン接種を完了していれば屋内でもマスクの着用は不要との認識を示していましたが、大きく方針転換した格好です。これもマスク関連株には刺激になっているとの声も聞かれました。やはり、マスク関連の[3604]川本産業や[4558]中京医薬品なども買われています。続く物色にはならないとの見方は多いですが、明日の動向が注目されます。



[3408]サカイオーベックス 
[1部]業種:繊維製品
終値3,715円/前日比+700円
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染色加工大手。織布から一貫。スポーツウエアに強み。電子、魚礁、建設なども。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で大幅反発にて年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、MBOの一環として同社代表取締役社長である松木伸太郎氏が全株式を所有するサカイ繊維社が同社株に対してTOBを実施すると発表。TOB価格は3,810円で、買い付け予定数は567万5533株(下限361万1900株、上限設定なし)で、買い付け期間は7月28日から9月8日までとなります。明日以降の株価はTOB価格を意識しての値動きが続きます。



[6335]東京機械製作所 
[1部]業種:機械
終値1,125円/前日比+150円
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新聞向け中心の輪転機大手。デジタル印刷機など新分野に構造転換中。 本日大幅続伸となり、ストップ高まで買われました。引き続きアジアインベストメントファンドによる同社株買い増しで思惑相場が続いている格好です。アジアインベストメントファンドは保有株の半分以上は信用取引での保有となっていますが、現引きしてくるとの見方も多い様子です。また、アジアインベストメントファンドは、更に買い増してくるとか、TOBで買収に動くのではと期待する声も聞かれました。何れにせよ思惑が続いている以上、株価は大きく崩れ難い展開が続きそうだとの見方が多く、明日以降の動向も注目されます。



[6573]アジャイルメディア・ネットワーク 
[M]業種:サービス業
終値500円/前日比+12円
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ソーシャルメディアの口コミを分析し、販促や商品開発を支援。AIカメラで店舗解析も。 本日ギャップアップスタートから大幅続伸しました。今月12日に大量保有報告書を提出したサイブリッジが27日引け後に、財務省へ変更報告書を提出し、サイブリッジの同社株式保有比率は5.01%から9.99%に増加したことが判明。また、同日に子会社クリエ・ジャパンが、[6702]富士通の主催する富士通アクセラレータープログラム「Work Life Shift」の採択企業に決定したと発表しています。株価は高寄り後に上影陰線を余儀なくされており、仕切り直しとなります。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値639円/前日比-24円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日前引け後に1Q決算を発表。大幅増収増益となっており、コンセンサスも大きく上回りました。それを受け後場は買い気配で始まるも後場寄り後は売られる動きで、本日の安値も割り込んでくる動きになっています。出尽くし的な動きとも言えますが、2Q以降は業績鈍化するとの警戒も強い様子です。同社は利益の大半を暗号資産取引所の子会社コインチェックが稼いでいる状況であり、4-6月期は1-3月期に引き続き暗号資産市場はボラティリティが高かったことから取引量が多く、利益貢献しています。ただ、今後はボラティリティが落ち着いてくる恐れもあり、そうなれば暗号資産の取引量も減って同社の業績も伸びないとの声も聞かれました。それだけに同社業績は暗号資産のボラティリティ次第と言え、先行きは見通し難いでしょう。



[5632]三菱製鋼 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,113円/前日比+44円
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特殊鋼、ばね大手。アジア、北米など海外に生産拠点。加工組み立てに進出。 本日確りした寄り付き後に上げ幅を拡げて大幅3連騰で、14日に付けた年初来高値1,127円を奪回して新値街道に突入しています。世界的な自動車販売の好調で収益環境は良好な中、2021年3月期は営業損益が49億4,300万円の赤字だったものの、2022年3月期は30億円の黒字に転じる見通しを示しました。トップラインの伸びが顕著で利益を押し上げるとしています。本日の株価は軟調地合いの中、大幅高を維持しており、上昇余地が残されていることを印象付けた格好です。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値1,334円/前日比-181円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅安となり、年初来安値を更新して約1年ぶりの安値水準となっています。[4479]マクアケの決算が想定より弱かったことが刺激になっているとの見方です。連想的に同社も成長鈍化が次の決算で見られるのではとの警戒に繋がっているようです。なお、同社は8月5日に2Q決算発表を予定しています。また、本日11時には、メルカリがEC化支援事業参入を発表。この発表を受け同社と競合になるとの懸念から一段安になっています。同社株は信用買い残が非常に多く、その殆どが含み損状態と言えるだけに、個人投資家の投げも結構出ている様子です。明日以降どこで下げ止まるのか注目されます。




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[6907]ジオマテック 
[JQ]業種:電気機器
終値1,050円/前日比+150円
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ガラス基板に成膜加工の専業大手。スマホ、タブレット向けパネル用フィルムが主力。 本日買い気配スタート後の一段高で大幅続伸し、ストップ高まで買われています。本日付の化学工業日報で「車載ディスプレイ用カバーガラスへの反射防止・防汚コートが好調に推移しており、日中両工場の増強を決めた」と報じられました。記事によりますと全体の生産能力を一気に数十倍に引き上げるとあり、半導体パッケージ用基板向けの薄膜形成ラインを増設する他、新たに露光機も導入するとのことです。株価は本日の大幅高で5日線が明確に上向き、トレンド変化の兆しが見られています。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,551円/前日比+198円
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格安航空券販売の最大手。個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅高です。本日は旅行関連株など所謂アフターコロナ関連株に買われている銘柄が目立っています。政府は首都圏を除く6府県について、緊急事態宣言を月末で先行して解除する検討に入ったと報じている他、首都圏に関しては3月7日に解除する方向で調整と報じられています。これを受け反動的に旅行需要拡大などが出てくるとの見方で、改めてアフターコロナ関連株に見直し買いが入ってきている模様です。同社株は既に足元で上昇基調を続けており、随分と上げてきたものの、未だコロナ前水準には戻せていません。世界的に経済正常化していけば、見直し余地はまだあるとの見方も多いようで、それを睨んでの買いが改めて入っているとの見方です。ただ、同社の主力事業である海外旅行の需要が本格回復するのは、当面先との見方も多く、業績の厳しい状況はまだまだ続くと警戒する声も少なく ありません。



[8789]フィンテックグローバル 
[2部]業種:その他金融業
終値75円/前日比+7円
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財務助言や資金アレンジなど企業支援が主力。ムーミンのテーマパーク開園も。 本日ギャップアップスタートから2営業日大幅急伸し、昨年来高値を更新しました。同社は22日引け後に、プライベートエクイティ投資を行うファンドからの投資収益と関連するアセットマネジメント業務受託の報酬などで、2021年9月期第2四半期の連結営業利益が約9億円増加する見込みだと発表しています。本日の株価は高値を更新した後、上げ幅を大きく縮めて終えており、方向性の決定は明日、明後日に持ち越されたと言えるでしょう。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値913円/前日比-61円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日軟調です。一時10%超の下落となる場面も見られました。昨日、ビットコイン価格が乱高下して派手に下落したことが重しとなっています。ビットコインを大量保有しているテスラのイーロンマスクCEOが、ビットコインとイーサリアムの価格は高過ぎるとの見解をツイートしたことが嫌気されたとの見方です。ビットコインは、足元急ピッチに上昇してきたこともあり、警戒感も強かったようで、イーロンマスク氏の発言が、手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。また、イエレン米財務長官が、改めてビットコインに対して批判的な発言をしたことも重しになったとの声も聞かれました。イエレン氏は以前からビットコインに対して批判的な発言を繰り返しています。ただ、ビットコイン相場はこれで終わったと見ている向きは乏しいようで、あくまでも調整の一環で今後新ためて買われるとの見方も多い模様です。それだけに同社株には押し目買いも入っているようです。



[6928]エノモト 
[1部]業種:電気機器
終値1,930円/前日比+62円
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半導体用リードフレームやコネクター用部品大手。精密プレス金型技術に定評。 本日付の弊社朝刊レポートにて推奨した銘柄ですが、3連騰で昨年来高値を更新しました。NY市場では長期金利の上昇を背景にハイテクセクターに売りが嵩み、大きく株価水準を切り上げていた半導体関連にも足元では向かい風が強いものの、同社は半導体用リードフレームなど半導体用部品を手掛けますが、業績成長トレンドにある他、株価指標面の割安さから実需買いを誘導した格好でしょう。本日の株価は十字足を形成しており、明日の反応が重要視されそうです。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値11,260円/前日比-2,030円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅安です。本日はアフターコロナ関連株が総じて買われている一方で、ウィズコロナ関連株には売られているものが目立っています。同社株もウィズコロナ関連と言え、手仕舞う動きが強い状況です。また、同社株に関してはSBI証券が、同社の業績予想を上方修正して目標株価を引き上げたものの、投資判断は従来の「中立」から「売り」に格下げしていることも重しになっているとの見方もあります。目標株価を引き上げたと言っても時価を大きく下回る8,500円としています。グロース銘柄である以上、ファンダメンタルズ的な観点では説明し難い局面を迎えることはままあるでしょうが、コロナ禍以降の同社の株価推移は流石に「行き過ぎ」だと見ると指摘。市場のミスプライシングと判断したとのことです。明日以降下げ渋りを見せられるか注目されます。



[9972]アルテック 
[1部]業種:卸売業
終値320円/前日比+30円
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特殊産業機械の商社。包装、印刷関連が主力。中国でペットボトル容器の製造。 本日後場、大幅ギャップアップスタートから続急伸して昨年来高値を更新し、一時ストップ高まで買われました。同社は本日昼頃、生体液反応を再現する「QCM-D水酸アパタイトセンサ」の販売を開始したと発表。今後、再生医療や新規バイオマテリアル開発を活性化させる分析ツールとして、国内をはじめ世界市場で販売を拡大させていく予定としています。本日の株価は後場の高値から大きく上昇幅を縮小し終えており、一段高へ向かうなら先ずは年初高値340円処を固めたい処です。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値999円/前日比-107円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。 本日大幅続落です。日本でもファイザー製のワクチン接種が始まりましたが、接種が先行しているイスラエルなどのデータから、感染予防で高い効果示すなど想定以上の有効性が認められてきています。それだけに国内での普及期待も一段と強まっており、既に市場ではアフターコロナ関連株が買われるなど経済正常化をも意識してきている状況です。そうした中、依然として進展が見られない同社開発中のワクチンへの期待も足元で大きく後退しているとの見方です。今後、順調に開発進んで成功したとしても、その時には既に経済正常化している可能性が高く、その状況では同社製ワクチンの需要も言う程期待出来ないとの見方から見切り売りが強まってきたようです。信用買い残も多い銘柄だけに個人投資家による損失覚悟の投げも継続的に出ているとの声も聞かれました。節目の1,000円割れ水準で下げ渋りを続けられるか注目されます。




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[6969]松尾電機 
[2部]業種:電気機器
終値569円/前日比+80円
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コンデンサー大手。自動車用、産業用、タンタルに強み。回路保護部品も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は休日前10日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の経常損益は1.1億円の黒字に浮上して着地しました。また、通期の同利益を従来予想の0.7億からから1.5億円へと2.1倍上方修正しています。自動車生産の回復に加えて、原価低減や一般管理費の抑制などが寄与。目先、1月6日の高値672円に向けた動きが期待されます。



[6081]アライドアーキテクツ 
[M]業種:サービス業
終値647円/前日比+100円
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企業のSNSを活用したマーケティング支援。広告企画や中国向け越境EC支援も。 本日ストップ高まで買われて昨年来高値を更新しています。同社が一昨日に発表した本決算が好感されています。前期業績は昨年11月に上方修正した数値を更に上回っての着地となっており、10-12月期で見ますと前年同期比で大幅増収黒字転換となっています。営業利益率は2桁乗せで注目の今期見通しは大幅増益計画となっており、まだ時価総額も小さい小型企業ということもあって、混獲的に業績拡大基調となれば見直し余地は大きいと期待する向きも多い様子です。次の決算発表へ向けて更に見直される期待もありそうだとの声も聞かれました。



[7280]ミツバ 
[1部]業種:電気機器
終値613円/前日比+100円
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自動車電装品メーカー。ワイパーモーターなど主力。ホンダ向け中心に取引先多数。 本日大幅買い気配スタートからストップ高の一本値で続急伸しています。同社は休日前10日引け後に、2021年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは従来予想の6億円から前期比29.7%減の60億円に引き上げました。世界最大の自動車市場である中国での売り上げが堅調に推移している他、日本や欧米での販売が回復していることが主な要因とのことです。本日は差し引き119万株超の買いものを残して終えており、昨年来高値780円を目指すことになります。



[7071]アンビスHD 
[JQ]業種:サービス業
終値7,220円/前日比+1,000円
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住宅型有料老人ホーム「医心館」施設内の訪問介護サービスなどを手掛ける。 本日ストップ高まで買われて上場来高値を更新しています。同社が一昨日に発表した1Q決算が好感されています。既に同社は2月1日に中間・通期業績の上方修正を発表しており、株価も上げていましたが、最近は揉み合いを続けていました。早い段階で上方修正に踏み切ったことからも1Qがかなり強い数字ということは想定されていたものの、想定以上に強い数字が出てきたとの見方も多いようです。この1Qからも先日上方修正した数字は依然として保守的と言え、更なる上方修正も必至との見方に繋がっている様子です。来週も更に上値を買ってくる向きが出てくるか注目されます。



[3993]PKSHA Technology 
[M]業種:情報・通信業
終値3,930円/前日比+600円
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AIベンチャー。画像認識・自動対話などディープラーニング技術開発が軸。トヨタと連携。 本日買い気配スタート後に急速に上げ幅を拡げ大幅5営業日続伸し、昨年来高値を更新しています。同社は休日前10日引け後に決算を発表。2021年9月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.1倍の2.3億円に急拡大し、通期計画7億円に対する進捗率は33.7%に達しました。10-12月期の売上営業利益率は前年同期の5.8%から12.2%に急改善しています。株価は2019年12月以来1年2ヵ月ぶりに4,000円大台を復活しましたが、この4,000円台前半は過去に商いを熟した価格帯で、レジスタンスとなるのかサポートに変えるのか注目されます。



[8035]東京エレクトロン 
[1部]業種:電気機器
終値42,990円/前日比+1,520円
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半導体製造装置で世界的。FPD製造装置も強み。次世代微細加工に注力。 本日は半導体関連株に買われているものが目立っています。昨晩のNY市場では、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が過去最高値を更新。バイデン米政権が半導体不足への対策をまとめる方針と伝わり、半導体関連株が総じて買われました。それを受け東京市場でも関連株を見直す動きに繋がっています。具体的にどのような対策が出されるのかは不透明ながら、半導体の生産設備増強への支援策などが出される期待があり、半導体製造装置を手掛ける同社などにも追い風になるとの見方が多いようです。半導体関連株は足元の利食い売りで上値の重さも見られていただけに、改めて見直すキッカケとなった様子です。



[6245]ヒラノテクシード 
[2部]業種:機械
終値2,868円/前日比+500円
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塗工機・化工機が主体。コーティング技術に定評。各種熱処理機械にも強み。 本日大幅ギャップアップスタートからの大陽線で急反発し、昨年来高値を更新してストップ高まで買われています。同社は休日前10日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比56.8%減の13.1億円に大きく落ち込み、通期計画20億円に対する進捗率は65.7%に留まったものの、5年平均の63.1%を上回りました。本日の株価は高値を更新して以降も上値追いが進み、更に特殊日程の中、ストップ高で終えており先高期待の大きさを現しています。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値12,240円/前日比-20円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日一時11,000円割れとなる場面も見られ大幅安になっています。一昨日に発表した本決算が失望されています。前期実績は計画超過しての着地となるも10-12月期は赤字となっており、売上高が2四半期連続で前四半期比で減収となっています。更に注目された今期見通しは増収計画ながらも赤字転落計画になっており、人員採用や広告宣伝費など先行投資で赤字となる見込みです。先行投資による赤字は高成長企業にはありがちで、売上高の大きな伸びが続いている内は赤字も許容出来るとの声も聞かれましたが、やはり足元の売上高が伸び悩んでいるのが気掛かりだと見られています。ただ、後場は下げ幅縮小の動きとなっており、前日終値付近まで戻して引けています。決算と同時に株式5分割を発表していることもあり、押し目買い意欲も強い様子です。来週の動向が注目されます。




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[2398]ツクイHD 
[1部]業種:サービス業
終値785円/前日比+100円
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神奈川地盤の高齢者介護サービス大手。在宅介護主力に全国展開。老人ホームも。 本日大幅ギャップアップスタートからストップ高の一本値で昨年来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、投資ファンドMBKパートナーズ系のMBKP Lifeが完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しています。TOB価格は924円としており、買い付け期間は9日から3月24日まで。TOB成立後は上場廃止となり、会社側ではTOBに賛同の意を表明しています。明日も株価はTOB価格にサヤ寄せする格好での上昇が見込まれ、一巡後は安定する筈です。



[6707]サンケン電気 
[1部]業種:電気機器
終値5,150円/前日比+705円
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パワー半導体が主力。通信・民生用電源を展開。自動車と家電向けを拡大。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高の一本値で急反発しました。同社は昨日引け後に、旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、同社に対してTOBを実施すると発表しています。TOB価格は5,205円に設定されており、買い付け期間は2月9日から3月24日まで。株価は明日には完全合致が見込まれ、TOB価格を意識した小動きが始まります。



[6366]千代田化工建設 
[2部]業種:建設業
終値482円/前日比+80円
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三菱系の総合エンジニアリング大手。LNGプラント世界首位級。米LNGプロジェクト合意。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。今朝の日経新聞では、同社はカタールの国営石油会社からLNG(液化天然ガス)プラントの設計、調達、建設業務を受注すると報じられており、受注額は1兆数千億円と見られ、日本企業が受注したLNGプラントで最大級になるとのことです。2025〜27年の完成を目指すとのことで今朝正式に発表しています。仏企業との共同受注ながら受注額が1兆数千億という規模だけに、業績へのインパクトは大きくなるとの期待に繋がっているようです。この材料で同社株はどこまで見直されるか明日以降の動向が注目されます。なお、[6330]東洋エンジニアリングも刺激を受けて買われています。



[1787]ナカボーテック 
[JQ]業種:建設業
終値5,100円/前日比+700円
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防食防さび専業エンジニアリングで業界トップ。診断から補修まで。RCなど育成。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の経常損益は5.8億円の黒字に浮上。併せて通期の同利益を従来予想の6.7億円から11億円へと64.2%上方修正し、期末一括配当を従来計画の130円から220円に大幅増額修正、株主還元の拡充などを好感する買いが向かいました。ただ、流動性の乏しい銘柄のため、注意が必要です。



[4927]ポーラ・オルビスHD 
[1部]業種:化学
終値2,427円/前日比+257円
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化粧品大手。ポーラとオルビスが2大ブランド。ポーラはエステ併設店展開。医薬品も。 本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に前期業績の大幅な上方修正を発表。市場コンセンサスも大きく上回っています。既に終わった期ながら足元は想定以上に回復してきていることが示されたと言え、今期への期待が一段と強まった様子です。今期は新型コロナウイルスによる悪影響も軽減することから、大幅増収増益になるとの見方が多い様子です。同社は12日に本決算発表を予定しており、今期業績予想でどのような数字を出してくるのか注目されます。なお、今期である2021年12月期連結営業利益のコンセンサスは200億円程度となっています。保守的に出してくる恐れもありそうだとの声も聞かれました。



[5698]エンビプロHD 
[1部]業種:鉄鋼
終値763円/前日比+71円
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資源リサイクル大手。金属スクラップを収集、加工、販売。高品位に強み。プラごみも。 本日大きな窓を空けて続急伸し、一時ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、2021年6月期連結業績予想について発表。売上高を288億6,000万円から前期比5.4%増の357億円へ、営業利益を5億1,000万円から同26.5%増の10億円へ、純利益を4億1,000万円から同44.5%増の8億7,000万円へ上方修正し、営業減益予想から一転して増益予想としました。更に、期末一括配当予想を10円から15円へ引き上げています。本日の株価は高寄り後押し戻されて終えており、明日は先ず早期に落ち着き処を見出したい処です。



[2160]ジーエヌアイグループ 
[M]業種:医薬品
終値2,006円/前日比-399円
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バイオ創薬ベンチャー。中国に製造・開発拠点。製薬会社と遺伝子解析も。 本日大幅安です。後場終盤に突如売り込まれる動きになっています。同社は14時38分にエディネットで有価証券届出書を出しており、それによれば第46〜48回の新株予約権を発行するとのことです。全て行使された際の希薄化は9.75%ということから、これが嫌気されて売り込まれた格好です。大引けに掛けて売り込まれて、希薄化以上となる16%超の下落で引けています。引け後に同社は適時開示で正式発表しており、明日改めて売られるのか注目です。既に本日の下落で織り込まれた面もありますが、やはり引け後に適時開示で新たに知る投資家も多いだけに、それなりの嫌気売りは明日も出てくるとの見方が多いようです。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値12,740円/前日比+750円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅上昇です。特に材料は見当たりませんが、同社株は足元でジリジリと下値を切り上げてきており、本日は後場に入ってから一段高となっています。同社は明日本決算発表を予定しており、期待する買いが足元で入ってきているのではとの見方です。同社は2020年12月期業績予想をレンジで示していますが、既に利益面は3Q時点で通期予想のレンジ上限を大幅に超過しています。また、今期である2021年12月期も大幅増収増益という期待も強いだけに期待する向きも多いようです。ただ、今期見通しは開示するか不透明であり、開示するとしてもレンジでの開示になるとの見方が多いようです。また、前期業績に関しては4Q期間である10-12月期は大型プロモーションなどにより販売費および一般管理費が大きく増加すると明らかにしているだけに、過度な期待は危険との声も聞かれました。




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[4549]栄研化学
[1部]業種:医薬品
終値1,967円/前日比+137円
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臨床検査薬大手。便潜血試薬で高シェア。免疫、微生物、遺伝子技術なども。 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅反発しました。同社は昨日引け後に、海外展開を進めているLAMP法を用いた新型コロナウイルス検出試薬について、CEマーク認証を取得したと発表。今回のCEマーク認証取得により、EU加盟国で体外診断薬としての販売が可能となります。直近の株価は10営業日連続で日足陰線を強いられ、10日の戻り高値以降急調整を余儀なくされてきましたが、本日の急騰で5日線は上を向き短期トレンド転換が期待されます。



[3751]日本アジアグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値759円/前日比-30円
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太陽光、測量、不動産、金融の4事業が主力。国際航業HDを完全子会社化。 本日軟調です。昨夕提出された大量保有報告書によれば、旧村上ファンド系のアクティビストであるシティインデックスイレブンスが同社株を6.1%保有していることが明らかになっています。同社株は1株600円でMBO実施中ですが、今週はその価格を超えて大きく上げてきていました。シティインデックスイレブンスが大量保有していることから、取得価格を600円から引き上げるよう何らかのアクションを起こすのではとの声も聞かれました。ただ、既に取得価格600円から昨日の終値水準で30%超も上げていることから、この水準ならシティインデックスイレブンスは売ってくるのではとの見方も多い様子です。そういった警戒から本日は売られた模様です。シティインデックスイレブンスは[8184]島忠もDCM HDによるTOB価格付近で大量保有していましたが、その3割高い水準で手仕舞いに動いています。



[6982]リード 
[2部]業種:輸送用機器
終値429円/前日比+80円
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SUBARU向け車両部品生産が主体。シャーシ、バンパー、スポイラーなど。照明機器撤退。 本日ストップ高を付けました。本日付の日刊工業新聞で、同社が「自動車用外装部品で熱に伴う収縮変化を防ぐアニール処理を行わず品質を維持できる技術を確立した」と報じられ、これを好材料視した買いが入りました。なお、収縮変化に強い材料を用いて工程を短縮し、部品費を15~30%削減します。また、2021年度中にも適用部品の量産を開始し、[7270]SUBARU社に納入する予定です。今後の業績寄与期待もあり、上値を追う展開も見込まれます。



[6727]ワコム 
[1部]業種:電気機器
終値788円/前日比+68円
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ペンタブレットの世界シェア首位。PCやスマホ向け電子ペンシステムのOEMも展開。 本日大幅反発です。本日は野村證券の強気レポートが伝わっています。投資判断は「Buy」継続で目標株価を従来の950円から1,200円まで引き上げています。時価を大幅に上回る目標株価だけに、見直し買いのキッカケとなった様子です。同證券によれば、オンライン教育やテレワークの普及によって、デジタルペン市場はクリエイティブユーザーだけでなく、一般ユーザーへも広がっていくと指摘。中長期的に高い利益成長が続くと予想している模様です。それにより業績予想を従来から上方修正しており、今期業績予想は営業利益が110億円(会社計画90億円)になると予想しています。同社株は好決算発表で買われたあとは調整気味でしたが、本日の上昇で来週の高値取りも意識されそうです。



[4051]GMOフィナンシャルゲート
[M]業種:情報・通信業
終値17,830円/前日比+2,790円
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GMO-PG系で対面型決済を行う決済端末の提供や決済処理を手掛ける。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で急反騰しています。独立系資産運用会社であるティー・ロウ・プライスの日本法人が19日付で、関東財務局に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出。報告書によるとティー・ロウ・プライス・ジャパンの同社株式保有比率は5.24%となり、新たに5%を超えたことが判明しました。本日の株価は需給思惑的な買いが入り人気化した訳ですが、足の短い資金の介入も考えられ、ロスカット値を置きながらの商いとなりそうです。



[9433]KDDI 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,042円/前日比-50円
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総合通信会社。「au」ブランドの携帯電話主体。光回線事業も。楽天と提携。 本日前場は小高く推移していたものの、後場売られる動きになっています。総務相は20日の閣議後記者会見で、携帯大手の料金について「新プランが発表されていない。これが問題だ」と述べ、割安プランが必要との認識を示した、と日経新聞電子版が後場寄り前に報じたことがキッカケとの見方です。菅政権は家計負担の軽減を目指しており、値下げ圧力が強まりそうだとのことで、改めて将来的な収益悪化への懸念が意識された様子です。[9434]ソフトバンクや[9432]NTTも後場売られています。ただ、これらの銘柄には週明け、[9437]NTTドコモのTOBに応じた株主による資金流入が期待されています。週明けにはTOBに応じた株主に総額約4兆円も振り込まれることになり、その一部はドコモと同業のKDDIやソフトバンク、また、NTTドコモの親会社NTTに流入するのではとの見方が多く、実際にその手の資金が来週これらに入ってくるのか注目されます。



[7356]Retty 
[M]業種:サービス業
終値1,880円/前日比+233円
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実名型グルメプラットフォーム「Retty」の運営などを手掛ける。 本日大きく反発しました。昨日付の大量保有報告書で、ゴールドマン・サックス証券のグループ会社3社が同社株を計6.89%を保有していることが明らかになりました。これを受けて先高期待感が高まり、大きく買いが流入しています。なお、今月のIPO銘柄でもある同社は、11月9日に初期天井をを付けたあと大きく下落するも下げ止まる格好を見せており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[6367]ダイキン工業 
[1部]業種:機械
終値23,215円/前日比-630円
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エアコンで世界トップ級。業務用は国内圧倒。冷凍・冷蔵機器やフッソ化学事業も。 本日反落です。今朝の日経新聞では、米テスラが家庭用エアコン事業への参入に意欲を示していると報じられており、同社など空調大手はイーロン・マスクCEOの打とうとする一手に警戒を強めるとのことです。これが嫌気され売られているとの見方です。実際にテスラがエアコン事業参入してくれば、同社のシェアが少なからず奪われるため、悪材料だとの見方が多いようです。ただ、テスラがエアコン事業に参入する際、どこかのエアコン大手と手を組む可能性が高く、同社と手を組む可能性もあるとの見方もあります。しかし、テスラが同社の競合相手と手を組む恐れもあるだけに、やはり警戒は必要だと見る向きは多い様子です。また、同社株は上場来高値圏にあっただけに手仕舞い売りのキッカケになった面もあるようです。




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[4488]AI inside 
[M]業種:情報・通信業
終値65,900円/前日比+6,600円
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人工知能技術を用いた光学式文字読み取り装置(OCR)サービスを提供。 朝方の確りしたスタート後も継続的に買いが入り、日通しで右肩上がりの展開となりました。本日の大幅高で株価は先月21日に付けた上場来高値67,200円に顔合わせしており、中期的な成長が期待出来るとの見方が一般的な銘柄ですので、明確な新値更新となれば、その払い方によっては青天井圏を更に駆け上がる可能性も出てきています。



[6255]エヌ・ピー・シー 
[M]業種:機械
終値380円/前日比-15円
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太陽電池の製造装置大手。太陽電池モジュール受託加工、ラインの一括請負も。 本日買い優勢で始まり、寄り後も値を伸ばす展開で、一時12%超の上昇となる場面も見られました。米大統領選でバイデン氏勝利を見込み、再生エネルギー関連はバイデン関連との見方から前場は買われていた模様です。しかし、トランプ氏が激戦州でリードしてくると、トランプ氏再選の可能性が意識され、バイデン関連銘柄が後場売られる展開になっています。同社株は後場特売りで始まっており、前場の上昇分を全て吐き出して始まり、後場寄り後も弱含みの展開でマイナスに転じています。同様に[9519]レノバなども後場大きく売られました。



[8101]GSIクレオス 
[1部]業種:卸売業
終値2,158円/前日比+292円
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繊維主力の専門商社。繊維原料と婦人服が柱。環境保全型ビジネス拡大へ。 本日大きく急伸しました。同社は2日引け後に決算を発表。2021年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比3.9倍の22.5億円に急拡大しました。新型コロナウイルス感染防止用の医療・衛生消耗品の需要に対応した他、巣ごもり需要および海外市場拡大でホビー関連商材が伸長したことが利益を押し上げました。なお、通期計画の20億円に対する進捗率が112.6%と既に上回っており、業績上振れを評価する買いがどこまで続くか注目されます。



[5803]フジクラ 
[1部]業種:非鉄金属
終値362円/前日比+79円
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電線3強の一角。フレキシブルプリント基板で世界的。電子電装に力。不動産事業も。 本日大幅上昇となり、一時ストップ高まで買われました。計画を大幅に上回る2Q決算が好感されています。元々の予想は前年同期比大幅減収減益計画で、純利益は赤字転落との見通しでしたが、実際は減収には変わりないものの、営業利益、経常利益は大幅増益での着地となっており、純利益は黒字で着地。未定だった通期業績見通しも開示しており、営業利益、経常利益は市場コンセンサスを上回っています。ただ、純利益は構造改革費用計上により大幅赤字計画で、それはコンセンサスより悪く、年間配当は無配としています。それでも嫌気する動きは見られず好感されています。SMBC日興証券では、この決算をポジティブと評価しており、超多芯ケーブルの同社への業績貢献の大きさはサプライズであり、好印象だったと指摘しています。空売りも多く入っている銘柄だけに買戻しの動きもあったのではとの声も聞かれました。明日以降も買いが続くか注目されます。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値11,940円/前日比+1,390円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日買い気配スタートからの大陽線で3営業日ぶりに大幅反発しています。同社は本日、同社運営のネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」が、Googleによるデジタルスキルトレーニングプロジェクト「Grow with Google」のパートナーとして、中小企業のオンラインショップ立ち上げを支援するため、「はじめてのオンラインショップ支援プログラム」に参画したち発表しました。本日の急反騰で株価は、直近下落相場前の先月19日以来に5日線を上回って引けており、短期トレンドの転換に期待が集まる処です。



[3962]チェンジ 
[1部]業種:情報・通信業
終値9,020円/前日比+760円
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製造派遣・請負の中堅。国内外で電機・精密など。ソニー車載関連事業を譲受。 本日大幅上昇となり、久しぶりに25日線を回復しています。日経新聞が売上高100億円以下の上場企業「NEXT1000」を対象に、3月中旬以降に上場来高値を付けた企業をランキングした処、同社株が1位になったと昨日の日経新聞で報じられています。企業紹介記事も掲載されており、見直し買いに繋がっている模様です。同様に2位の[7707]プレシジョン・システム・サイエンス、3位の[3681]ブイキューブも企業紹介記事が掲載されており、何れも本日は確りと買われています。明日以降も見直し買いが継続するか注目されます。



[2162]nms HD 
[JQ]業種:サービス業
終値282円/前日比+33円
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本日前場9時台に商いを伴い急伸し後場一段高で大幅続伸となっています。同社は本日9時30分頃に、2021年3月期第2四半期累計の連結業績予想を修正。営業損益見通しを従来の1億円の赤字から1億4,000万円の黒字に上方修正しました。ヒューマンソリューション事業で半導体・電子部品関連など繁忙な業種で人材供給ニーズが続いた他、エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業で固定費削減による利益の確保に努めたことが利益を押し上げる主な要因だとしています。コロナショック以降の戻り局面での株価は300円処がレジスタンスになることが多く、今回もこのレベルがポイントになるでしょう。



[3996]サインポスト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,098円/前日比+150円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 本日ストップ高まで買われています。同社は14時にJR東日本スタートアップ社との合弁会社TTG(TOUCH TO GO)が、[8028]ファミリーマートとTTGが開発した無人決済システムを活用するコンビニエンスストアの実用化に向けて業務提携したことを発表。本業務提携による1号店を2021年春頃にオープンする予定とのことです。ファミリーマートとの提携により、同社がライセンス給与している無人決済システムが将来的に本格普及していくとの期待が強まり、見直し買いに繋がっています。同社株は決算発表を機に売り込まれてきており、この材料でどこまで戻せるか注目されますが、いちよし証券を割当先とする新株予約権が未だ多く残っているだけに、それが重しになる警戒もあるとの声も聞かれました。




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[3469]デュアルタップ 
[2部]業種:不動産業
終値567円/前日比+80円
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都内で投資用マンション開発・販売、賃貸管理、補修。海外不動産事業も展開。 本日買い気配スタート後も上値追いが続き続急伸し、年初来高値を更新してストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、不動産売買などを営むシーラHDが関東財務局に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出。報告書によると、シーラHDと共同保有者の同社株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明しました。なお、保有目的は純投資としています。需給思惑などが働いたようですが、本日237万株超の買いものを残しており、株価の一段高が見込まれています。



[9101]日本郵船 
[1部]業種:海運業
終値1,925円/前日比+44円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日確りです。本日は海運業が値上がり率トップとなっています。米国で再び追加経済対策への期待が強まったことから、世界的な景気回復への期待が再燃し、建機敏感株と言える海運株などには追い風になっています。また、本日はUBSがレポートを出しており、同社株に関しては投資判断を「Buy」へ格上げし、目標株価を2,300円まで引き上げており、それも追い風になっています。コンテナ船事業の好転は一過性ではなく構造的な変化だと指摘しています。同様に[9104]商船三井に関しては、「Buy」継続で目標株価を3,100円まで引き上げており、[9107]川崎汽船は従来の「Sell」から「Neutral」へ格上げし、目標株価を500円から一気に1,260円まで引き上げました。大手海運株買いの動きが刺激を与えたのか、[9115]明治海運は一時ストップ高まで買われました。



[6675]サクサHD 
[1部]業種:電気機器
終値1,328円/前日比+234円
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ビジネスホンやネットワーク・セキュリティ機器を販売。企業、学校等にITソリューションも展開。 本日大きな窓を空けて急反発しています。同社は昨日引け後に、不適切な会計処理に関する調査報告書を特別調査委員会から受領したと発表。有価証券報告書等の訂正報告書を12日までに提出出来なかった場合、整理銘柄に指定されたあとに上場廃止となることから、これを回避出来る見込みになったことが好感された格好です。ただ、先月末の急落後だけに目先の株価は荒い値動きが続きそうです。



[2929]ファーマフーズ 
[2部]業種:食料品
終値1,858円/前日比-42円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日一時大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は前場中に主力4行とコミットメントライン契約を締結し、飛躍的な成長へ向け総額100億円の資金枠を確保したと発表。これにより今後3年間の業績の成長に応じた資金調達が可能になるとのことです。担保は無担保・無保証となっており、金利は公表されていませんが、同社グループの成長性が評価され、好条件での契約締結になったとのことです。これが好感されて物色された格好です。後場には2,100円台まで買われたものの、その後は利食い売りに押される展開で、2,000円すら割り込んで更に1,900円も割り込みマイナス引けとなっています。同社株は足元で随分と上がってきたこともあり、本日2,000円を一時突破したことで達成感が出た面もある様子です。本日の動きから暫く調整となる懸念も否めないでしょう。



[9273]コーア商事HD 
[1部]業種:卸売業
終値2,531円/前日比+206円
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ジェネリック医薬品原薬の輸入・販売が主力。医薬品の製造受託も手掛ける。 本日寄り前から大量の買いを集め急反騰し、株式分割を考慮した上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、11月5日現在の株主を対象に1株から2株への株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待するなど買いが向かった格好です。ただ、本日の株価は高寄り後大陰線を強いられており、早期に落ち着き処を見つけることが求められます。



[3914]JIG-SAW 
[M]業種:情報・通信業
終値6,090円/前日比+810円
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企業運営のクラウド・サーバー自動監視や保守業務。IoT組込やAI活用を展開。 本日大幅高となり、5月に付けていた年初来高値を更新して一時ストップ高まで買われました。同社は後場寄りに、米国におけるIoTエコシステムでOracleクラウドと提携と発表。米国の農業IoTビッグデータマーケットへ進出するとのことです。「Oracle」「クラウド」「農業IoT」と好感されそうなワードが含まれていることから、後場の物色材料になった格好です。久々に高値を超えてきただけに、明日以降も物色が続くと期待する向きも多いですが、癖の悪い銘柄だけにそう簡単でもないとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[4427]EduLab 
[M]業種:情報・通信業
終値10,070円/前日比+670円
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次世代教育向けにeラーニングやテストの運営・受託事業。学力調査受託など。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、公募増資と売り出しなどの価格は1株に付き8,836円で決まったと発表。同時に19日から変更となる上場市場区分が東証第1部に決定したことも発表しました。このため、指数に連動した運用を目指すパッシブファンドなどの需要が期待出来るとして、先回り買いが入りました。また、アク抜け感も台頭しており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値15,930円/前日比+1,680円
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Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛ける。 本日大幅続伸です。昨日引け後に青森銀行と事業提携を開始し、青森県内企業のインターネットビジネスを支援すると発表。これが好感されている面もありますが、足元で強い動きを続けており、継続的な買いが入っているとの見方です。同社は9月に海外募集で公募増資を発表しており、その受渡日が来週12日となっているだけに、受渡日へ向けて強引に釣り上げている向きでもいるのではとの声も聞かれました。公募株の発行価格は10,810円で、時価を大幅に下回っており、受渡日には早くも利食い売りが出てくるのではとの見方も多い模様です。公募株数は120万株だけであり、多少利食い売り出てきても熟せるとの見方もありますが、その日を境に動きが変わる可能性もあり、注目されます。




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