株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[4440]ヴィッツ

[1881]NIPPO 
[1部]業種:建設業
終値4,215円/前日比+700円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で、大幅7営業日続伸にて年初来高値を大幅に更新しています。同社株は複数のメディアで「株式の非公開化を検討している」と報じられており、本日7日付の日経新聞朝刊では、「親会社のENEOS HDと米ゴールドマン・サックスが設立した特別目的会社(SPC)がTOB(株式公開買い付け)を実施、ENEOS以外の株主から株式を買い取る」としています。報道に対して同社は、「当社が発表したものではない。7日開催の取締役で審議する予定だ」とコメントしており、詳細を受けた明日の株価が妥当値に近寄るでしょう。



[2983]アールプランナー 
[M]業種:不動産業
終値3,070円/前日比+500円
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愛知県を中心に注文住宅の請負や、分譲住宅販売などを手掛ける。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年1月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の2.2億円から6.4億円へと2.9倍上方修正。コロナ禍に伴う生活スタイルの変化で戸建住宅の需要が高まり、販売棟数が増加。通期予想は据え置きましたが現在精査中であり、更なる上振れも期待する買いが向かっており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3854]アイル 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,930円/前日比+206円
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独立系システム開発会社。中小向け中心。ネットショップと在庫の総合管理システム展開。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年7月期の連結経常利益は前期比8.2%増の18.5億円となり、減益予想から一転して増益で着地。また、前期の年間配当を15円から17円に増額しました。株価はストップ高買い気配で始まるなど大きく買われましたが、ボリンジャーバンドの+3σに達した事で過熱感を警戒し、上げ幅を縮小されています。一旦、調整入りも想定されますので注意が必要です。



[5901]東洋製罐グループHD 
[1部]業種:金属製品
終値1,367円/前日比-247円
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包装容器最大手でシェア圧倒的。缶詰からペットボトルまで展開。海外を強化。 本日大幅安です。昨日、日経平均定期入替銘柄が公表されており、同社は除外となりました。同社株は除外候補銘柄の一つだっただけにサプライズ感はありませんが、派手に売られています。足元、日経平均除外期待で売り込まれていた訳でもなく、売買インパクトがかなり大きいとのことから、改めて売られている模様です。大和証券の試算によれば、同社株は日経平均除外に伴い、パッシブファンドによる売りが推定2696万7000株出るとのことです。同社株の過去3ヵ月の一日平均出来高から算出した売却インパクトは51.58日分にもおよびます。なお、SMBC日興証券の試算では、同社株の売却インパクトは57.1日分となっています。同様に日経平均を除外された[3105]日清紡HDも安く、こちらは大和証券試算で売却インパクト37.8日分、SMBC日興証券試算では37.3日分となっています。一方、やはり日経平均除外となった[9412]スカパーJSAT HDは、売却インパクト2日余りと試算されており、ほぼインパクトが無いとのことでアク抜け的に買われています。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値55,680円/前日比+540円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日確りです。遂に日経平均に新規採用されることが決定。選定ルール改正により、同社株が新規採用されることは想定されていたと言え、採用期待から足元で買われていただけに寄り後は出尽くし的に売られ、マイナスに転じる場面も見られました。また、同社株はルール改正により売買インパクトがかなり小さく、日経平均採用に伴うパッシブファンドによる特需買いも乏しいことから、その期待買いも限定的となっている様子です。大和証券試算によれば、パッシブファンドによる推定買入れ株数は269万7000株で、買入れインパクトは約3日分となっています。同様に日経平均新規採用となった[6861]キーエンスと[6981]村田製作所は確りと買われています。なお、銘柄入れ替えは10月1日に行われますが、実質的なリバランスは9月30日の終値ベースで行われます。



[3092]ZOZO 
[1部]業種:小売業
終値3,955円/前日比-290円
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ZHD傘下。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。ブランド品を受託販売。 本日大幅安です。同社株は日経平均定期入替や臨時銘柄入替では、いつも新規採用候補銘柄として取り上げられますが、今回も採用されていません。採用されれば同社株はパッシブファンドによる買い需要がかなり見込まれ、株価へのインパクトも大きいとの見方から今回も先回り的に仕込んでいた向きも多い様子です。その影響で足元の株価も確りとした推移を続けていたと言えるだけに本日は失望的に売られています。同様に新規採用候補として取り上げられていた[4661]オリエンタルランドも安く、逆に除外候補として取り上げる向きの多かった[1333]マルハニチロ、[5707]東邦亜鉛、[5541]大平洋金属は除外を逃れて、確り買われています。



[4440]ヴィッツ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,832円/前日比+208円
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自動車や工作機械に組込むソフトウェアの開発・販売。アイシン、オークマが出資。 本日買い先行スタートから大幅3営業日続伸となりました。同社は昨日引け後に、同社のDXソリューションが、岐阜県IoTコンソーシアムの基本システムに採用されたと発表。同社のDXソリューション(SF Twin機能)の一部とエッジセンサーを活用することで、工場での人・物の動きを可視化し、生産状況や設備稼働率の向上を安価に実現するとしています。本日の株価大幅高で下げ続けてきた25日線が下げ渋っており、中期目線でのトレンド転換に注目が集まります。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値6,943円/前日比+623円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日大幅高となり、日経平均を135円近く押し上げています。前場から強かったものの、後場にはドイツテレコムと長期戦略的パートナーシップおよびTモバイル株に関する株式交換に合意したと発表しており、追い風になっています。中国当局による中国IT企業への規制強化の煽りを受け同社株は随分と売り込まれていましたが、本日は25日移動平均線を久しぶりに上回ってきたことから、底打ち期待で見直し買いが強まってきた様子です。同社株が25日線を上回って引けるのは5月10日以来となるだけに、狙っている向きも多かったようですが、信用買い残もそれなりに多く、上値のシコリを懸念する声も聞かれました。やはり足元で下げ渋っているアリババ株が再び売られてくるようなら、同社株の買いも続かないとの見方が多いようです。アリババ株は先月に上場来安値を更新したあとは、下げ渋っているものの、戻りは鈍い状況が続いています。目先どこまで戻せるか明日以降の動向が注目されます。




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[6899]ASTI 
[2部]業種:電気機器
終値2,055円/前日比+400円
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車載・家電用電装品が主力。ワイヤハーネスや電子制御基盤を生産。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比66.6%減の3.5億円に大きく落ち込みました。ただ、通期の同利益を従来予想の1億円から9億円へと9.0倍上方修正しました。自動車をはじめとする納入先企業の生産が下期に入り回復基調となったことが要因です。ただ、株価は過熱感も感じられる水準に達し、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[3465]ケイアイスター不動産 
[1部]業種:不動産業
終値3,180円/前日比+501円
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首都圏で1次取得者向け分譲住宅。注文住宅やリフォームなど多角的な展開。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.0倍の82.1億円に急拡大。併せて通期の同利益を従来予想の70億円から116億円へと65.7%上方修正し、今期の年間配当を従来計画の88円から139円へと大幅増額修正しました。株主還元の拡充などを好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[3436]SUMCO 
[1部]業種:金属製品
終値2,343円/前日比+80円
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三菱・住友系、シリコンウエハー大手。半導体用で世界首位級。大口径ウエハーに強み。 本日確りと上昇しています。同社が昨日引け後に発表した本決算で示した1Q(1-3月期)業績見通しは、大幅な減益予想となっており、市場コンセンサスも下回っています。しかし、嫌気する動きは見られず朝から買われています。10-12月期比では、増収増益見通しとなっており、回復基調は続いているとの見方のようです。それに決算説明会で、橋本会長が先端のエピタキシャルは既に相当足りない状態であり、エピタキシャルを増産するには価格を50〜60%上昇させないと採算が取れないと、値上げを示唆したことを好感する声も聞かれました。なお、この決算を受け三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ややネガティブな印象と指摘する一方、SMBC日興証券では印象はややポジティブと指摘しており、アナリストによって見方は分かれている模様です。それだけに暫く売り買い交錯の動きになるのでとの見方が多いようです。



[2914]JT 
[1部]業種:食料品
終値1,990.5円/前日比-160.5円
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たばこ製造を独占。M&Aで海外たばこ。加熱式も注力。医薬・食品なども。 本日大幅安です。同社が昨日引け後に発表した本決算で示した今期見通しは大幅減益計画となっており、市場コンセンサスも大きく下回っています。更に配当見通しは前期までの1株154円から130円に減配しています。同社は1994年に上場してから一度も減配は無く、基本的に増配を続けてきた企業です。前期は据え置きで横這いでしたが、今期は初の減配となっています。何れ減配は来るとは見られていただけに、インパクトは乏しいものの、今期は未だ横這いを続けるとの見方が多かった様子です。業績不振で先行き不透明感も強い企業だったものの、高配当だけに保有を続けていた個人投資家も多いようで、本日は見切り売りが出てきている様子です。一度、減配したことから今後も減配し易くなったと言え、減配基調は続きそうだと警戒する声も聞かれました。



[9696]ウィザス 
[JQ]業種:サービス業
終値522円/前日比+80円
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学習塾「第一ゼミナール」主力。ICT教育。通信制高校生サポートや個別指導塾も。 本日買い気配スタートからの急伸で大幅4営業日続伸し、ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、2021年3月期第3四半期累計業績を発表。営業損益は前年同期比54.8%減の3.98億円の黒字になりました。ただ、第2四半期累計では3.80億円の赤字だっただけに、10-12月期の急速な回復が評価され、本日の株価大幅高に繋がった格好でしょう。株価は昨年11月以降続いていた直近安値圏でのレンジ相場を上放れてきており、新たなステージに入ったと言えそうです。



[6785]鈴木 
[1部]業種:電気機器
終値1,192円/前日比+88円
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自動車・携帯向けコネクター部品が主力。精密金型技術に強み。医療関連にも。 本日大幅反発となり、昨年来高値1,277円に迫る場面も見られました。昨日は決算発表を受けて出尽くし的に売られていましたが、本日はその下落分を全て取り戻す格好となっています。同社は今朝、EDINETに四半期報告書を提出。それに記載されている大株主の状況で、昨年末時点で著名個人投資家の片山晃氏が43万7000株(3.04%)保有していることが判明しています。現在も保有しているかは不透明ながら、財務体質盤石なバリュー株だけに見直し余地は大きいのではとの見方から、個人投資家の買いが入ってきた様子です。見直し買いが今後も続いていくか注目されます。



[7220]武蔵精密工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値1,981円/前日比+314円
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ホンダ系自動車部品メーカー。シャフトやギアが主力。海外に工場を積極展開。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で急騰し、昨年来高値を大幅に更新しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益予想は従来の15億円から前期比31%減の50億円に大幅増額しています。直近の株価は75日移動平均線をサポートに戻り歩調を強めてきましたが、本日の大幅高で一時2,000円大台を捉えており、2018年5月に付けた修正後の上場来高値2,132.5円を視野に入れたと考えられるでしょう。



[2983]アールプランナー 
[M]業種:不動産業
終値4,535円/初値比-465円
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愛知県を中心に注文住宅の請負や、分譲住宅販売などを手掛ける。 本日新規上場した銘柄です。愛知県地盤の不動産会社で注文住宅や戸建て分譲・販売、リフォーム・リノベーション、不動産仲介なども手掛けています。目新しい事業でも無く、初値もそれ程高くなるとの見方は乏しかったものの、公開価格2,210円に対して初値は5,000円と想定以上に高騰しました。しかも寄り後も買われ、一時ストップ高の6,000円まで買われる場面も見られました。先週に新規上場した[6613]QDレーザが今年最初のIPOということもあって、初値形成後に連日ストップ高となり、本日も派手に物色されていたこともあり、2匹目のドジョウ期待で買い向かった個人投資家が多いようです。ただ、ストップ高まで買われたあとは一転して弱含みの動きとなり、初値も割り込んで陰線で引けています。やはり業種的にも買いは続き難い様子です。




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[3053]ペッパーフードサービス 
[1部]業種:小売業
終値535円/前日比+80円
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低価格ステーキ店・ペッパーランチを展開。「いきなりステーキ」が主力。出店計画見直し。 本日買い先行スタート後に商いを伴って急伸し、8営業日ぶりの大幅反騰でストップ高まで買われました。同社は経営不振の中、人員削減などリストラ策を打ち出していますが、先週末3日引け後に、ステーキチェーンの「ペッパーランチ」事業を投資ファンドJ-STARに売却することを発表。本日は、経営体質改善を見込んだ買い戻しを呼び込む格好となりましたが、今後も材料発表に絡む株価動意シーンが見られるかも知れません。



[3186]ネクステージ 
[1部]業種:小売業
終値943円/前日比+150円
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中古車販売大手。東海から全国展開。車種別専門店や新車販売店も。 本日ストップ高まで買われています。先週末同社は2Q決算を発表。既に6月5日に下方修正していただけに目新しさはありません。通期計画は据え置かれたことから、本日は安心感に繋がっている様子です。進捗率の低さから通期業績下方修正されるのではとの警戒もあった様子だけに本日は買い戻しの動きに繋がったのではとの見方です。ただ、通期業績は結局今後下方修正されるとの見方は強く、買いも続き難いと見る向きが多いようです。更に、上げても200日移動平均線の970円台が一杯ではとの声も聞かれており、明日以降の動向が注目されます。



[3686]ディー・エル・イー 
[1部]業種:情報・通信業
終値561円/前日比+80円
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独自キャラの著作権ビジネス。「秘密結社鷹の爪」が人気。朝日放送GHD傘下。 本日大幅ギャップアップスタートからストップ高を達成しています。同社株は短編動画投稿プラットフォームアプリを運営する「Triller(トリラー)」への投資をキッカケに急速人気化し、需給相場の様相を強めてきましたが、信用規制などの動きを背景に足元では大幅な調整を余儀なくされていました。しかし、東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除することを発表し、日証金も増担保金徴収措置を解除することを発表しており、明日以降どこまでの戻りを見せるか注目されます。



[7317]松屋アールアンドディ 
[M]業種:輸送用機器
終値2,012円/前日比+112円
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自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける。 本日大幅高です。7月12日の朝7時半から放送されるTV番組「がっちりマンデー!!」で、同社などが紹介されることが昨日の放送で明らかになっています。来週は「(こんな時だけど)僕たち上場しました!」という特集が放送されるようで、同社や[7686]カクヤス、[7689]コパコーポレーションが紹介される模様で、何れも本日大幅高となっています。この「がっちりマンデー!!」絡みでは度々物色材料になることもありますが、大抵は物色が続きません。先回り的に買われていると放送後は売られることも少なくないだけに今回も買いは続かないとの見方が多いですが、明日以降の動向が注目されます。



[4440]ヴィッツ 
[M]業種:情報・通信業
終値2,000円/前日比+215円
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自動車や工作機械に組み込むソフトウェアの開発・販売を手掛ける。 本日大きく急伸しました。同社は先週末3日引け後に業績修正を発表。2020年8月期の連結経常利益を従来予想の3億円から3.1億円に3.7%上方修正。一転して2.6%増益を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。同時に交通事故リスクを情報統合化する「リスクポテンシャルシンセサイザ」と可視化する「WARXSS RPV」の提供を開始したことも発表。引き続き買い優勢の見方も強く、6月19日に付けた直近高値2,220円を目指す動きにあります。



[9973]小僧寿し 
[JQ]業種:小売業
終値83円/前日比±0円
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持ち帰りすし大手。「小僧寿し」「茶月」全国展開。宅配「デリズ」新業態も。 本日一時100円台を回復する場面も見られました。特に材料は見当たりませんが、13時半に発表された6月の月次を機に売り込まれていることから、月次期待で買われていたのではとの見方が強いようです。6月4日に発表した5月の持ち帰り寿し事業の月次売上高は前年同月比41.7%増となり、4月に7.6%増より伸び率が拡大していました。緊急事態宣言によるテイクアウト需要拡大が追い風になった様子です。本日発表された6月の持ち帰り寿し事業の月次は前年同月比16.1%増となり、5月よりは伸び率が大きく鈍化。これを受け同社株は90円台からマイナス圏まで下落し、一時74円まで下落する場面も見られました。ただ、緊急事態宣言は5月下旬には全国的に解除されていたことから6月の月次が5月より伸び率鈍化するのは想定済みだけに売りも続かず結局前日比変わらずで引けています。明日以降の動向が注目されます。



[4361]川口化学工業 
[2部]業種: 化学
終値1,011円/前日比+46円
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ゴム薬品大手。タイヤメーカーなどに販売。樹脂薬品も展開。医農薬中間体強化。 本日急伸しました。同社は先週末3日引け後に決算を発表。2020年11月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.7倍の8,300万円に急拡大し、従来予想の6,000万円を上回って着地しました。新型コロナウイルスの影響で、売上高は計画の37億円から下振れましたが、効率的生産体制の実施や原料安定調達によるコストダウンを図り利益押し上げました。株価は下値を切り上げる展開が続いてますが、流動性の乏しい銘柄でもあるため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値1,306円/前日比+300円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービスなどを手掛ける。 本日後場派手に買われてストップ高を付けています。同社は12時半に6月度月次売上高を発表。緊急事態宣言の解除と積極的に採用を行っている営業兼講師の増員効果によって、新規案件の受注が非常に順調に推移しているとのことで、6月は前年同期比+40.0%になっています。5月は+18.3%だっただけに大きく伸びており、これが好感されて見直し買いに繋がった模様です。なお、7月13日の1Q決算発表時に未定としていた通期業績予想を公表する予定とのことで、月次公表は今回が最後になるとのことです。月次は業績予想の公表を見送ることの代替として開示していました。好調な月次からも通期業績期待も出易く、7月13日の決算発表へ向け、確りとした展開が続きそうだとの見方も多いようです。




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[3549]クスリのアオキHD 
[1部]業種:小売業
終値9,390円/前日比+980円
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ドラッグストア中堅。北陸3県で首位。長野や岐阜も展開。調剤併設店を拡大。 本日買い先行で寄り付いた直後から商いを伴い一段高となり大幅反発し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2020年5月期業績を発表。連結経常利益は前期比15.1%増の168億2,900万円と減益予想から一転して増益で着地しました。続く2021年5月期の同利益は前期比0.4%増の169億円と11期連続で過去最高益を更新する見通しとなっています。株価は今週急落分を一気に取り戻しており、2018年9月の上場来高値9,550円を目指すことになるでしょう。



[4485]JTOWER 
[M]業種:情報・通信業
終値5,820円/前日比+520円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供する。 本日大幅反発です。昨日同社は三菱UFJリースと、主に5Gの通信インフラシェアリング分野での協働を推進することを目的として資本業務提携契約締結を発表しています。既存株主のINCJが保有する同社株の一部を譲り受ける形で資本参加するとのことです。新株発行も無いことから素直に好感されています。また、今朝の日経新聞で、政府は新型コロナウイルス感染拡大を機に、社会全体のデジタル化を進めるための法整備に着手すると報じられており、「IoT」時代を見据え国土全体で次世代通信規格「5G」インフラ整備を進めるとのことです。この報道も追い風になっているとの見方もあります。同社株は足下で利食い売りに押されて垂れてきていただけに押し目買いのキッカケとなった面もある様子です。



[3908]コラボス 
[M]業種:情報・通信業
終値511円/前日比+35円
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コールセンター向けクラウドシステムの開発・販売・運用。AI活用の音声認識技術に強み。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に、ソフトフォンサービス「COLLABOS PHONE」にコールセンターの業務運営をサポートする新たな機能を追加したと発表。中期経営計画で示した「AI技術を活用した新コールセンターソリューションのリリース」の一環で管理業務の効率化や応答率の向上、システム安定性の向上などを実現するとしています。ただ、直近高値589円をブレイクするには追加の支援材料も欲しい処でもあり、慎重に動きを見たい処です。



[3053]ペッパーフードサービス 
[1部]業種:小売業
終値455円/前日比-13円
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低価格ステーキ店・ペッパーランチを展開。「いきなりステーキ」が主力。出店計画見直し。 今朝の日経新聞などで、同社はペッパーランチ事業を投資ファンドのJ-STARに売却することが分かったと報じられています。これが好感されて買われたものの、買いも続かず売却額は80億円程度と見られると報じられており、同社も報道における金額については、ほぼ事実だと午前中にコメントを発表して認めています。ただ、先月の報道では売却額は100億円規模だと報じられていただけに、80億円は失望だとの声も聞かれました。それに「いきなり!ステーキ」事業が本当に再建出来るかは不透明なだけに買いも続き難いとの見方も多く、ペッパーランチ事業を売却すること自体、それだけ資金繰りが厳しい状況だと言え、先行き懸念は拭えないと言えるでしょう。また、同社は1-3月期決算を未だ発表しておらず、先ずはそれを確認しないことには手出し出来ないとの声も聞かれました。



[3823]アクロディア 
[2部]業種:情報・通信業
終値208円/前日比+8円
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IoTソフトを開発。インターホンとIoT連携など。ゲームやアプリも。ブロックチェーンに注力。 本日反発しました。同社は今朝、不動産会社向け帯替え自動化ソフトウェア「らくオビR」において、東日本版に続いて近畿版の提供を開始したことを発表しました。現在、首都圏を中心に200以上の店舗で採用されており、今回近畿版をリリースすることで業績拡大が期待されています。株価は日経平均に連れ安を余儀なくされ、大きく下落していたことで割安感も強く、25日線に向けた動きに期待が掛かります。



[4661]オリエンタルランド 
[1部]業種:サービス業
終値14,075円/前日比-215円
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東京ディズニーランド・シーを運営。入園者数世界有数。ホテルや商業施設なども。 本日軟調で、久しぶりに節目の14,000円を割り込む場面も見られました。昨日に続いて本日も新型コロナウイルスの東京都新規感染者数が100人超えとなり、120人程度になったと昼頃に報じられていました。これを受け後場に下げ幅を拡大する動きになっています。東京ディズニーリゾートは7月1日から営業を再開していますが、このまま感染者数が増えていけば、再び臨時休園を余儀なくされるのではとの見方も多くなっているようです。再度臨時休園になれば今度は長引く恐れもあると警戒する向きも多く、他にもアミューズメント施設を運営する[4680]ラウンドワンやフィットネスクラブを手掛ける[7085]カーブスHD、カラオケボックスを手掛ける[2157]コシダカHDなども売られています。



[4591]リボミック 
[M]業種:医薬品
終値501円/前日比+79円
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東大発の創薬ベンチャー。RNA活用した分子標的薬を開発。大手製薬と提携。 本日後場一段高で大幅反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、藤本製薬社と共同でインド特許庁に出願していた抗NGFアプタマーに関する物質特許について特許査定を得たと発表。今回のインドでの特許査定により、疼痛治療薬として開発中のプロジェクトであるRBM004が、知的財産権面で更に強固に保護されるとしています。本日の大幅高で株価は約1週間に渡る急調整に終止符を打ち、戻りの継続性が問われる局面に入っていきます。



[6298]ワイエイシイHD 
[1部]業種:機械
終値645円/前日比+100円
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各種自動化機器中堅。HD、液晶、半導体製造装置が主力。クリーニング向けも。 本日大幅高となり、一時ストップ高を付けています。前場からリバウンド的に買われていましたが、後場には一段高となりました。昼頃に東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が120人程度になったようだと報じられたことが刺激になっている様子です。ここにきて東京都中心に国内の感染が増えてきていることから、同社が販売しているLEDを使って細菌やウイルスを分解する空気清浄機への需要が拡大するとの見方に繋がっているようです。6月22日付の日経新聞では、光触媒製品開発のナノウェーブが開発したLEDを使い細菌 やウイルスを分解する空気清浄機を同社が製造し、初年度10万台の販売を目指すと報じられていました。その報道で同社株は700円台まで上昇したものの、その後は垂れてきていました。東京都の感染再拡大を受け改めて見直し買いが入ってきた様子です。




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[3054]ハイパー  [1部]業種:卸売業
終値602円/前日比+84円
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法人向けのパソコン、事務用品販売。設置・保守やアスクル代理店も兼営。本日寄り前から買いものを集め大幅続伸し、一時ストップ高まで買われました。同社は法人向けPC販売を展開しており、「テレワーク推進パッケージ」の販売などテレワーク関連株としての位置付けや学校向けオンライン教育の普及でもビジネスチャンス獲得が期待されています。本日は[3681]ブイキューブや[3968]セグエグループなど他のテレワーク関連株も買われており、値動きの軽い同社株は一層物色の流れに乗っていきそうです。



[4563]アンジェス  [M]業種:医薬品
終値908円/前日比+150円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。本日大商いでストップ高まで変われており、年初来高値を更新しています。今朝の日経新聞では、同社は新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を前倒しする方針を固めたと報じています。当初9月の開始を予定していましたが、動物試験の進捗が順調なことなどから厚労省と協議し、1カ月程度早めるようです。2021年の早い時期にも医療現場で使える可能性が出てきたとのことで好感されています。また、今朝このワクチン共同開発にペプチド研究所が参画すると発表していることも追い風になった様子です。多くの企業などが、このワクチン開発に参画していることからも期待感は強いようで、改めて期待する買いが入ってきた様子です。



[4440]ヴィッツ  [M]業種:情報・通信業
終値1,401円/前日比+300円
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自動車や工作機械に組み込むソフトウェアの開発・販売を手掛ける。本日大きな窓を開けて急反騰し、ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、第2四半期累計連結決算を発表。売上高こそ前年同期比8.9%減の10億5,800万円と減収を強いられたものの、営業利益は同25.3%増の1億3,900万円、純利益は同25.4%増の9,000万円と大幅増益でした。CASE対応の自動運転・先進安全シミュレータ開発や組み込みセキュリティサービスの積極的な提案を進めたことなどを理由として挙げています。株価は9時25分以降張り付いたままで上値慕いを示しています。



[3906]ALBERT  [M]業種:情報・通信業
終値4,495円/前日比+700円
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ビッグデータをAI活用したマーケティング支援システムを提供。ユニシスと資本業務提携。本日ストップ高まで買われています。同社は今朝8時半に厚労省クラスター対策班との協働による新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたビッグデータ分析、AIアルゴリズム開発支援を開始したと発表。同社が持つ知見を提供し、政府および自治体における感染防止対策を全面的に支援するとのことです。業績への寄与は無いと言えますが、改めて同社のAI技術の高さが意識されたようで、好感されています。同社は[7203]トヨタ自動車や[9433]KDDI、東京海上日動火災と資本提携するなど以前から技術力の高さには定評がありましたが、2月以降同社の株価は大きく下落していました。それだけに今朝の材料は見直し買いのキッカケとなった面もあるようです。



[7928]旭化学工業  [JQ]業種:化学
終値408円/前日比+80円
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工業用樹脂の成型・加工中堅。電動工具や自動車部品向けが主力。 本日ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に決算を発表。2020年8月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比14.5%増の9,500万円に伸び、通期計画の1億円に対する進捗率は95.0%に達し、5年平均の49.6%も上回りました。自動車部品の受注増加が大きく寄与した模様です。株価は3月23日に安値を付けたあと安値圏で推移していたこともあって割安感も強く、目先75日移動平均線突破の動きにあります。



[6255]エヌ・ピー・シー  [M]業種:機械
終値345円/前日比+45円
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太陽電池の製造装置大手。太陽電池モジュール受託加工、ラインの一括請負も。本日大幅ギャップアップスタートから続急伸しています。同社は昨日引け後に、第2四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比7.6%増の21億9,400万円、営業利益は同31.6%減の1億6,400万円、純利益は同38.7%減の1億4,000万円となり、営業利益は従来予想7,000万円に対し大幅に上振れて着地しました。本日の株価は高寄り後伸び悩んだものの陽線で引けており、明日の反応次第では早期の一段高相場形成もあり得るでしょう。



[3996]サインポスト  [1部]業種:情報・通信業
終値1,190円/前日比-127円
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CT技術を活用した地銀向けシステムコンサルティング、ソリューション、AI事業を手掛ける。 本日大幅安です。昨日発表した本決算が嫌気されています。前期業績は計画より赤字幅縮小となりましたが、今期見通しは増収計画ながらも赤字幅拡大する見通しとなっています。しかも新型コロナウイルスの感染拡大が、コンサルティング事業とソリューション事業の得意先に与える影響が不透明とのことで、その影響は織り込んでいないとのことです。ただ、一方で期待されているイノベーション事業では、ワンダーレジの新規受注獲得は見込んでいないとのことですが、今後無人AI決済店舗が増えていく期待は、新型コロナウイルスの影響でより高まっており、同社のワンダーレジ需要拡大への期待は根強いだけに下値も限定的と見る向きも多い様子です。



[9984]ソフトバンクグループ  [1部]業種:情報・通信業
終値4,420円/前日比+220円
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携帯電話で日米展開。傘下にZHD、英ARM、10兆円ファンド。持分に中国アリババ。 本日確りと上昇しています。同社は昨晩、2020年3月期業績予想を発表。連結営業利益は1兆3,500億円の赤字となり、最終損益は7,500億円の赤字になるとのことです。ソフトバンクビジョンファンドで、約1.8兆円の投資損失を計上するためで、これにより2017年のファンド設立以来の累積投資損益は僅かにマイナスに転じた模様です。2号ファンドは凍結し、当面は投資を見送り自社株買いを優先するとのことです。これを受け本日は安く始まったものの、寄り後は下げ渋り、早々にプラスに転じてくる動きになっています。既にコロナショックによる世界的な株安を受け、同社株も随分と売り込まれてきており、赤字転落も想定されていたことからアク抜け的な動きになっています。なお、UBSは開示された損失規模は寧ろ軽微な印象と指摘し、目標株価を引き上げています。市場では実施中の自社株買いが本日入ってきたのではとの声も聞かれました。明日以降も買いが続くのか注目されます。




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[3671]ソフトマックス [M]業種:情報・通信業
終値1,300円/前日比+20円
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総合医療情報システムの開発。病院向けウェブ型電子カルテ、会計システムが主力。ソフトマックスは本日引け後に業績修正を発表。2019年12月期第2四半期累計の非連結経常利益予想を従来の1,300万円から1億1,100万円に8.5倍上方修正し、一転して2.2倍増益見通しとなりました。前事業年度受注した物件が概ね当初予想通りの数字を達成出来る見込みであることに加え、当事業年度に入りソフトウェアの仕様追加、ハードウェアの更新などの案件を新たに受注し、売上計上となったことにより、当初の予想を2割上回る見込みとなったとしています。





[4440]ヴィッツ [M]業種:情報・通信業
終値6,000円/前日比+160円
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自動車や工作機械に組み込むソフトウェアの開発・販売を手掛ける。岩井コスモ証券は30日付で、投資判断「A」、目標株価7,000円でカバレッジを開始しています。中核技術を掛け合わせて提供出来るという強みやコネクティッドカーのセキュリティは必要不可欠で市場規模も急拡大することが見込まれていること、積雪環境下における自動運転技術の研究が日本の厳しい自然環境下において活用と応用に期待出来ること、人工知能の安全活用技術も今後人工知能が実装されるに連れ需要が膨らむことが予想され活躍が期待出来ることの4点を注目ポイントに挙げています。





[6758]ソニー [1部]業種:電気機器
終値6,170円/前日比+311円
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AV機器世界大手。映画、ゲーム、音楽、金融を展開。デバイス事業も注力。野村證券は30日付で、投資判断「Buy」を継続、目標株価は8,200円から8,600円に引き上げています。エンタテインメントの産業構造が変化しつつある中で、ゲームにおけるプラットホーム提供者、音楽・映画におけるコンテンツ保有者としての地位強化に期待が持てようとコメント。エレクトロニクスでは民生用ハードウエアから生まれる安定キャッシュフローを活用し、強みを持つイメージング領域での積極投資を進めており、クリエイティビティとテクノロジーを軸としたユニークな事業ポートフォリオ戦略の進化にも注目したいとしています。

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