東陽倉庫(9306) 東証1部 / 倉庫・運輸 / 100株単位
中部圏地盤の有力倉庫。工業品から食品まで取り扱い多彩。不動産事業。国際物流も手掛ける 。
当日の株価:350円 (11:00)
予想PER:15.7
実績PBR:0.71
配当利回り: 1.86%
優待制度:なし
①.【東陽倉庫はトヨタ&リニア関連で超低PBR】今のリスクオフ環境にある相場でも“買いやすい銘柄”というのがあって、例えば投下する投資資金の加減が容易な100株単位の中低位株はそれに該当します。その観点から、まず妙味ありとみられるのが、東陽倉庫 <9306> で300円近辺は押し目買いチャンス。同社は本社を名古屋市に置き、トヨタ関連の物流ニーズや都市再開発に伴う不動産事業が中期的な追い風となっています。名古屋市の地価は全国でも上昇が顕著であり、さらに2027年に品川―名古屋間で開通予定にあるリニア中央新幹線が世紀のビッグ・プロジェクトとして、同社の収益機会へとつながっていきます。年間6円50銭の配当を実施しているにも関わらず、PBR0.6倍台は超割安といってよく、買い向かうのに躊躇する要素が少ない銘柄です。
②.保管残高が堅調で国内物流がしっかり。国際物流も底堅い。納屋橋再開発の案件稼働で賃料収入確保。大型賃貸契約終了の影響をこなす。18.3期は増収増益を予想。営業外の持分利益も増える。株価はジリ高の展開を想定。
③.中部や関東で物流好伸。配送センターも好調。納屋橋と劇場跡地不動産が順次稼働し賃料拡大。国際物流の借庫費用など削減寄与。会社計画益超過へ。19年3月期も国内物流続伸。借庫費用減り増益。
キャッシュフロー(百万円)
営業CF : 1,734
投資CF : -728
財務CF : -267
現金等 : 2,347
財務(百万円)
自己資本比率 : 45.0%
利益剰余金 : 12,207
有利子負債 : 14,033
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