株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2021年10月

[4771]エフアンドエム 
[M]業種:サービス業
終値1,985円/前日比+400円
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個人事業主などの会計サービスや小企業向け管理支援サービス。税理士支援も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の11.4億円から19.8億円へと74.2%上方修正し、4-9月期の連結経常利益も従来予想の0.7億円から7.5億円へと9.9倍上方修正しました。株価はは年初来高値を更新となりましたが、流動性の乏しい銘柄でもありますので勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[3976]シャノン 
[M]業種:情報・通信業
終値1,648円/前日比+225円
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クラウドでマーケティング業務自動化、企画・開発・販売。コンサルティングにも強み。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸し、年初来高値顔合わせを達成しました。同社は昨日引け後に、子会社ジクウが3DCGでバーチャル展示会を実現出来るメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」を11月1日から提供すると発表。バーチャル空間は既に用意されているため、面倒なCG制作などは不要で簡単に3Dのバーチャルイベントを開催することが出来るとしています。株価は上場来の戻り高値を更新しており、新ステージ入りに期待が高まる処です。



[6504]富士電機 
[1部]業種:電気機器
終値5,550円/前日比+585円
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重電大手。自販機、パワエレ機器、パワー半導体に力。火力発電システムは海外メイン。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期第2四半期累計の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.1倍の162億9,100万円となり、従来予想の115億円から上振れて着地しました。また、これまで未定としていた中間配当を45円(前期中間は40円)にするとしています。株価は昨年のコロナショック後、今年6月まで上昇トレンドを描いてきましたが、7月以降は調整局面に。ただ、ここにきて6月高値を塗り替えており、一段高相場を期待する向きは少なくないでしょう。



[4293]セプテーニHD 
[JQ]業種:サービス業
終値481円/前日比+41円
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電通系。ネット広告代理店。傘下に販促支援、コンテンツ配信、まんがアプリなど。 本日大幅上昇です。同社は昨日、[4324]電通グループを割当先として1株465円で約7000株新株発行すると発表。それにより同社は電通グループの連結子会社になります。これにより発行済み株式数は現状の1.5倍以上となり、希薄化は50%超にもおよびますが、嫌気する動きは見られていません。既に電通グループは同社の筆頭株主で持分法適用会社となっていましたが、更に出資比率を引き上げ50%超として子会社化することにより、恩恵が得られるとの見方が多いようです。将来的に希薄化以上の恩恵があるとの見方で買われています。また、今回電通グループは1株465円と昨日の終値より高い水準で引き受けるとのことも安心感に繋がっている模様です。来週も買いが続くのか注目されます。



[9919]関西スーパーマーケット 
[1部]業種:小売業
終値1,848円/前日比+29円
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兵庫・大阪地盤のスーパー中堅。生鮮食品に強み。H2Oと資本業務提携。 本日注目されていた臨時株主総会が行われ、H2O傘下のイズミヤと阪急オアシスとで経営統合する株式交換議案が採決されました。議決権の3分の2以上から賛成を得られ承認されれば、同社は12月に株式交換でH2Oの子会社になる見込みで、否決された場合は同業のオーケーが1株2,250円でTOBを実施し買収する見通しでした。それだけに否決期待からか、臨時株主総会が開始された10時以降は思惑的に買われて、後場に入ると更に思惑が強まって一段高となり、一時1,958円まで買われる場面も見られました。しかし、14時前に突如急落し、一時1,623円まで売られましたが、その後は切り返して戻してくる荒い動きになっています。結局大引けまで結果は出ずに小幅高で引けています。集計結果が注目されます。



[5208]有沢製作所 
[1部]業種:化学
終値969円/前日比+86円
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プリント基板向け材料が主力。液晶用フィルムも。電気絶縁・産業用構造材に注力。 本日大きな窓を空け急反発しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の修正を発表。最終利益段階で従来予想の21億円から前期比25%増の27億円に増額しました。従来見通しでは小幅ながら最終減益見通しにあったものの、一転大幅増益予想となっています。また、これまで未定だった年間配当は53円としており、前期実績に14円の上乗せとなります。株価は9月の戻り高値を形成した際に上値抵抗ラインとなった75日MAを本日一気に上抜いてきており、一段高相場入りに向けて地均しが進んでいる印象です。



[9110]NSユナイテッド海運 
[1部]業種:海運業
終値3,575円/前日比-170円
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旧新和海運。バラ積み船主力。日本製鉄が大口荷主、鉄鋼原料が柱。 本日は[9104]商船三井の上方修正と配当増額修正を受け連想的に後場買われていましたが、本日14時半に発表した決算を機に売り込まれています。2Q決算は計画超過での着地となり、通期業績の上方修正も発表していますが、好感する動きは見られず出尽くし的に売られています。未定としている期末配当が明らかにされず引き続き未定のままとなっていることが嫌気されたとの見方もあるようです。既に実施済みの中間配当は大幅増配の1株95円だっただけに、期末も1株95円になるとの見方は多いですが、今回上方修正されたことで、更なる増配を期待する向きも多く、来週下げ渋りが見られるのか注目されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値7,160円/前日比+620円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 同社は本日12時に中間決算を発表。計画を大きく超過する決算となっており、通期業績は上方修正しています。新たな通期業績予想は市場コンセンサスも上回りました。また、それに伴い配当見通しも上方修正しています。既に中間配当は1株300円で実施済みですが、期末配当を従来の1株250円予想から倍増して500円とし、年間合計で800円にするとのことです。これを受け後場は買い優勢で始まるも寄り後は戻り売りに押され上げ幅縮小の動きになっています。ただ、売り一巡後は下げ渋り、その後改めて買われて結局大幅高で、海運株は最近弱含みの展開を続けていただけに、期末配当だけでも高配当となっていることもあって、押し目買い意欲も強い様子です。しかし、足元で海運市況は下落基調となっているだけに、買いも続き難いとの見方も少なくありません。




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[7735]SCREEN HD 
[1部]業種:電気機器
終値10,400円/前日比+790円
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半導体・液晶製造装置が主力。ウエハ洗浄装置で世界首位。画像処理機器も。 本日大幅買い気配スタートから3営業日続伸しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期連結業績について発表。売上高が3,915億円から前期比27.7%増の4,090億円へ、営業利益は445億円から同2.2倍の545億円へ、純利益は280億円から同2.4倍の360億円へ、年間配当は180円から231円へ、当初の会社計画を上回りそうだとしています。本日の株価は大幅高も4月高値以降のレジスタンスラインを超えられずにおり、同ラインを明確に上放れなければ戻り売りに押されることになります。



[6804]ホシデン 
[1部]業種:電気機器
終値1,202円/前日比+97円
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情報通信部品大手。コネクター、スイッチなど主力。ゲーム関連は任天堂比率が大。 本日幅上昇となり、年初来高値を更新しています。昨夕提出された大量保有報告書によれば、アクティビストで知られる旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが同社株を大量保有(5.08%)していることが明らかになっています。保有目的は「純投資・重要提案行為等を行うため」としています。更に買い増すとの思惑も出ているようで、本日は物色材料になっている格好です。ただ、[7516]コーナン商事のように大量保有報告書を出したあと、買い増しせず少しづつ手仕舞いに動くという恐れもあるとの声も聞かれました。ちなみにシティインデックスイレブンスの平均買いコストは大量保有報告書によれば約946円となっています。



[4356]応用技術 
[JQ]業種:情報・通信業
終値5,870円/前日比+410円
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トランスコスモス子会社。業務効率化ソフトが主力。構造解析、防災環境解析に定評。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、12月31日(実質12月30日)を基準日として1株を2株とする株式分割を行うと発表。株式の投資単位あたりの金額を引き下げ、投資家がより投資しやすい環境を整えると共に、株式の流動性向上と投資家層拡大し、株主数の増加を図る目的としています。本日の株価は新値を更新した処で押し戻されており、目先6,200円台を固められるかが焦点になりそうです。



[6807]日本航空電子工業 
[1部]業種:電気機器
終値1,882円/前日比+198円
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NEC系コネクター大手。小型、高速伝送で競争力。防衛省向け電子部品にも力。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比11倍の89.4億円に急拡大し、従来予想の75億円を上回って着地しました。併せて通期の同利益予想を従来の145億円から175億円に20.7%上方修正し、増益率は84.0%増から2.2倍に拡大する見通しとなっています。株価は7月中旬以降75日移動平均線に頭を抑えられてきましたが、本日の上放れで中期波動の上昇転換を印象付けています。



[4726]SBテクノロジー 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,130円/前日比+249円
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ECサイト運営受託からクラウド、セキュリティ、データ分析へ軸足シフト。自社サービスを拡大。 本日大きな窓を空けて続伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期第2四半期連結決算を発表。売上高が313.16億円、営業利益が22.05億円、経常利益が21.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が13.15億円となり、四半期純利益は第2四半期として過去最高となりました。また、通期の連結業績予想について、4月27日に公表した連結業績予想から修正しています。本日の株価は高寄り後も一段高を形成しており、52週移動平均線をブレイクすると景色が変わりそうです。



[7072]インティメート・マージャー 
[M]業種:サービス業
終値3,755円/前日比+700円
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フリークHD傘下でデータマネジメントプラットフォームの提供やコンサルティング。消費データに強み。 本日年初来高値を更新しています。前場から買われていましたが、後場は特買いで始まりストップ高まで買われています。特に新たな材料見当たりませんが、ローソンが会員データとAIを活用したレシートやローソンアプリへの広告配信事業を2022年3月より開始すると発表しており、同社などの技術を活用するとのことだけに材料視されているとの見方です。ただ、これは26日に発表されており、既に昨日時点で一部で報じられていましたが、昨日は殆ど材料視されていませんでした。しかし、本日改めて材料視された格好になっており、この材料を知らなかった人は多いようで、SNS上で煽られたことで知れ渡り、見直し買いが集まったとの見方です。明日以降、上場時に付けていた上場来高値4,060円を取りにいけるか注目されます。



[4373]シンプレクスHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,590円/前日比+146円
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コンサルティングサービスやシステム開発、運用保守などを手掛ける。 本日大幅上昇です。同社は本日引け後に2Q決算発表を予定しています。上場時に公表している1Q実績からも通期業績の上方修正期待も強い様子です。また、同社は東証1部直接上場だけに、本日の終値ベースでTOPIXに組み入れられるだけに、パッシブファンドによる特需買いが大引けに入ることから、その期待買いも本日の上昇に繋がっている面もあるようです。明日はTOPIX組み入れイベント通過となるため、出尽くし的に売られ易いと言えるものの、結局は決算次第になりそうだとの見方が多いようです。なお、引け後に発表された2Q決算は大幅増益決算となるも通期業績は据え置いています。この決算発表を受け明日の動向が注目されます。



[6954]ファナック 
[1部]業種:電気機器
終値22,250円/前日比-2,110円
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NC装置で世界トップ。産業用ロボットに強み。小型マシニングセンタも。 本日大幅安となり、本日の日経平均を75円近く押し下げています。同社が昨日引け後に発表した2Q決算は大幅増収増益ながらも計画未達となっており、市場コンセンサスも下回っています。四半期ベースでは7-9月期は急失速している状況で、通期業績予想は下方修正しています。1Q決算発表時に通期業績は上方修正されており、コンセンサスでは通期は再度上方修正されるとの見方も強かっただけに失望感が強い決算になっています。決算説明資料によれば中国での受注減少が重しなっていますが、下期の想定為替レートは1ドル105円のままとしており、下方修正された数字はかなり保守的に見積もっているとの見方も多い模様です。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。




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[6016]ジャパンエンジンコーポレーション 
[2部]業種:輸送用機器
終値1,126円/前日比+87円
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船舶用ディーゼル機関専業。三菱重と資本関係。名村造船、来島Gなどに納入。 本日前場中頃から出来高を伴い急伸して大幅2連騰となりました。同社は昨日、[9101]日本郵船と[7013]IHI傘下のIHI原動機、日本シップヤード社および協力機関である日本海事協会の5社で、アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の社会実装に向けた実証事業を開始すると発表しています。本日の株価は高値を付けたあとに急速に押し戻されて終えており、目先は100日移動平均線などを見ながら落ち着き処を探ることになりそうです。



[4479]マクアケ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,585円/前日比+65円
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クラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営。サイバーエージェント傘下。 本日一時5,210円まで買われて15%超の上昇となる場面も見られました。同社は昨日引け後に本決算を発表。前期実績は大幅減益ながら会社計画はやや上振れて着地となっており、今期見通しは大幅増収増益計画となっています。それが好感されて一時派手に買われたものの、買いも続かず、この程度の増収増益は既に同社の株価水準から織り込まれていると言え、逆に物足りないとの声も少なくありません。決算発表資料によれば、同社の業績を左右するGMV(応援購入総額)の伸びが7-9月期は鈍化しており、今期のGMV計画は前期比1.4倍としていますが、前期より伸び率鈍化となっており、物足りないと言えるだけに決算を好感した買いも続き難い様子です。本日の動きからも明日以降の動向に警戒する向きも少なくありません。



[6804]ホシデン 
[1部]業種:電気機器
終値1,105円/前日比+81円
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情報通信部品大手。コネクター、スイッチなど主力。ゲーム関連は任天堂比率が大。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で7連騰となっています。同社は昨日引け後に、2022年3月期上期の業績予想の修正を発表。営業利益を従来見通しの51億円から前年同期比26%増の65億円に大幅増額修正しました。ゲーム機向け需要一服もスマートフォンなどモバイル機器向けや健康関連機器向け需要が会社側の想定を上回る伸びを示しています。株価は8月の戻り高値レベルをブレイクしたことで、次なるターゲットは年初来高値ということになります。



[6967]新光電気工業 
[1部]業種:電気機器
終値4,445円/前日比+575円
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富士通系の半導体パッケージ・リードフレーム大手メーカー。インテルなど海外へ供給大。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。同社が昨日引け後に発表した2Q決算は計画超過の着地となっており、通期業績予想は上方修正しています。何れも市場コンセンサスを大きく上回っており、本日は見直し買いに繋がっています。円安も追い風になっているとのことで、通期業績の前提となる下期の想定為替レートは従来の1ドル105円から108円に見直しています。ただ、現状は1ドル114円程度で推移していることから、上振れ余地は未だあるとの見方に繋がっています。同社は1Q決算発表時にも通期業績を上方修正していますが、下期に関しては実質下方修正となっており、失望されただけに今回の決算で下期減速懸念が払拭されことはポジティブだと言えます。この決算を受け目標株価引き上げが相次いでいることも追い風になっており、連想的に今週末に決算発表を予定している[4062]イビデンも大きく買われています。



[4588]オンコリスバイオファーマ 
[M]業種:医薬品
終値670円/前日比+53円
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創薬ベンチャー。希少がんや重症感染症などに主眼。独自のウイルス技術を活用。 本日大きな窓を空けて2営業日大幅続伸となりました。同社は昨日引け後に、現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関し、ハムスター感染モデルを用いた薬理試験で有効性が確認されたと発表。OBP-2011の前臨床試験や治験薬のGMP製造を進めており、2022年上半期までに臨床試験を開始することを目指しています。株価は久しぶりに連騰を達成した訳ですが、暫らく戻り売りとの鬩ぎ合いが継続することになるでしょう。



[4777]ガーラ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値250円/前日比+35円
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欧米や韓国向けPCオンラインゲームが主力。スマホ向けゲームアプリに注力。コミュニティ運営。 本日大幅上昇です。今話題のメタバース関連株として買われている模様です。メタバースとは多くのユーザーが参加可能で、その中で自身の分身であるアバターで自由に行動出来るインターネット上に作成された仮想空間のことで、25日にはフェイスブックが、メタバースへ100億ドル以上投資する方針を示したことで話題になっています。同社は今年4月に子会社が韓国企業とメタバースプラットフォーム内で提供するゲームの開発契約を締結しています。その他、[6879]IMAGICA GROUPも同関連として物色されています。IMAGICA GROUPは、ファッションイベント「東京ガールズコレクション」をVR空間上で体験出来るアプリを開発しており、これらが昨夕の株式新聞で取り上げらたことが刺激になったようです。続くテーマになるのか今後の動向が注目されます。



[5344]MARUWA 
[1部]業種:ガラス・土石
終値12,680円/前日比+1,400円
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回路・機構部品大手。抵抗器用セラミック基板で世界高シェア。LED照明を強化。 本日後場13時過ぎから商いを伴い急伸し、年初来高値を更新しました。同社は本日13時に、2022年3月期業績について発表。連結売上高が420億円から前期比21.1%増の502億円へ、営業利益が110億円から同55.1%増の159億円へ、純利益が75億円から同51.4%増の105億円へ、年間配当が68円から70円へ当初の会社計画を上回りそうだとしています。株価は本日の大幅高で年初からのレンジ相場を上放れており、新ステージ入りに注目が集まります。



[9501]東京電力HD 
[1部]業種:電気・ガス
終値316円/前日比-21円
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福島原発事故の賠償、廃炉の負担重く。一時公的管理下に。発送電分離。 本日大幅安です。本日後場寄り後に日経新聞電子版が同社の2022年3月期の連結最終損益は140億円前後の赤字と、670億円の黒字を見込んでいた従来予想から一転赤字になることが分かったと報じています。最終赤字は9期ぶりとのことで、原子力発電所の再稼働が遅れ火力発電に頼る中、燃料高で調達コストも一時的に膨らむとのことです。燃料高による影響は既に警戒されていたと言えるものの、想定以上の下振れとの見方も多い様子です。同社株は本日引け後に決算発表への警戒から前場から既に売られていたものの、この報道を受け一段安となっています。実際に報道通りの決算が出てくるのか、また、それを受け明日改めて売られるのか、それともアク抜け的に買われるのか注目されます。




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[6518]三相電機 
[JQ]業種:電気機器
終値1,155円/前日比+125円
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独立系モーター・ポンプ専業メーカー。応用品など技術提案型に強み。中国にシフト。 本日窓を開けて急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の6.3億円から8.2億円へと30.2%上方修正し、4-9月期の連結経常利益も従来予想の3億円から4.6億円へと54.3%上方修正しました。更に期末一括配当を従来計画の22円から25円へと増額修正しています。株価も一時1,200円を超えるなど買いが流入していますが、流動性の乏しい銘柄でもあるため、勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[6178]日本郵政 
[1部]業種:サービス業
終値878.6円/前日比+41.2円
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郵政グループの持ち株会社で傘下に日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命。 本日大幅反発です。昨日予定通りに売出価格が決定しました。これを受け本日はアク抜け的に買われています。思ったより売出株を買えなかった向きも多いようで、そういう向きがザラ場で買ってきているとの声も聞かれました。また、昨日までの下落で空売りが積み上がっており、その買戻しの動きも入っている様子です。今後は売出株が市場に出てくる29日が買い場になるとの見方も多いようです。その日には売出株の利食い売りも出てきそうですが、短期的に売りたい向きは事前に繋ぎ売りを入れる向きも多いことから、言う程売り圧力は強まらないとの見方も多いようです。29日の翌営業日である11月1日からは自社株買い付け期間入りとなることからも、それまでに買いたい向きも多いようです。



[4444]インフォネット 
[M]業種:情報・通信業
終値1,232円/前日比+112円
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ネットのコンテンツ管理システムが主力。開発から運用、サーバーまでワンストップで提供。 本日買い先行から寄り付いた直後に上値追いが本格化し、大幅に3営業日続伸しました。同社グループ会社のアイアクトが、Zendesk認定パートナーのエクレクト社と共同開発した「Zendesk - Cogmo連携」の提供を開始したと発表。アイアクトのAIチャットボット「Cogmo Attend」と連携することで、自動応答で対応し切れない質問に対してZendeskのFAQ記事の中から最適な記事の提示が可能になるとのことです。株価は9月1日以来となる1,300円台回復を一時達成しましたが、本日にせよどちらも日足で長い上影を残しており、先ずは引け時点で200日線を上回りたい処です。



[3498]霞ヶ関キャピタル 
[M]業種:不動産業
終値3,730円/前日比+410円
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不動産コンサル業。太陽光発電施設や投資用不動産の開発・事業投資。 本日大幅高となり年初来高値を更新しています。同社は昨日、定款の一部変更を発表。新たに不動産の管理および鑑定や不動産特定共同事業、建築物の設計、工事監理および調査、建築・土木工事の施工および請負、これらに付随するコンサルティング業務全般を新設しています。大幅高する材料では無いと言えますが、同社株は本決算と2026年8月期に純利益100億円(今期10億円計画)目指す中期経営計画を発表してから強い動き続けており、押し目買い意欲も強い状況です。それだけに定款変更を機に押し目を待たずに上値を買い上がってきた向きも多いようです。明日以降、2年前に付けている分割調整後の上場来高値4,065円を取りにいけるか注目されます。



[3423]エスイー 
[JQ]業種:金属製品
終値339円/前日比+25円
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建設用資機材を製造販売。落橋防止装置で首位。PC用定着工法に定評。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を230億円から前期比3.6%増の236億2,100万円へ、営業利益を11億1,200万円から同48.6%増の17億6,100万円へ、純利益を6億8,900万円から同78.3%増の11億2,700万円へ上方修正しました。本日の株価は高寄り後即売りものに押し戻されましたが、長い下影で耐性を示しており、8月3日の年初来高値357円に向け地均しが進んでいる印象です。



[4587]ペプチドリーム 
[1部]業種:医薬品
終値2,754円/前日比+250円
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創薬ベンチャー。特殊ペプチドを使った医薬品候補物質を大手と共同開発。 本日後場から買われて大幅高になっています。同社は本日12時半に、9月に発表済みの富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業取得に係る資金のパーマネント化に関して、各種資金調達手法を検討してきましたが、金融機関からの借入により資金調達を行う方向で検討を進めていくと発表。9月に発表した際には、市場調達の可能性も示されていただけに、公募増資などのエクイティファイナンスへの警戒も強かった様子です。本日の発表で、その懸念が拭えたことから買い安心感に繋がった様子です。また、足元で売り込まれてきたこともあり、リバウンドのキッカケとなった面もあるようです。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。



[4664]RSC 
[JQ]業種:サービス業
終値520円/前日比+12円
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総合ビル管理会社。警備、清掃、設備を総合管理。人材派遣や介護も。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の2,900万円から9,000万円へと3.1倍上方修正し、通期の連結経常利益も従来予想の1.4億円から1.7億円へと17.7%上方修正しました。株価は前場こそ大きく値を上げましたが、過熱感を懸念する売りで上げ幅を縮小させており、75日移動平均線を下回っています。再度25日線付近への調整も視野に入るでしょう。



[7078]INCLUSIVE 
[M]業種:サービス業
終値901円/前日比+150円
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メディア企業のネットサービス運営支援。企画、制作から収益化支援まで。 本日後場ザラ場寄らずのストップ高となっています。同社は本日昼に、観測ロケット「MOMO」と超小型衛星打上げロケット「ZERO」を独自開発・製造するインターステラテクノロジズ社へ出資して、資本業務提携すると発表。また、インターステラテクノロジズ社は同社社長から一部同社株を取得し、3位株主になるとのことです。インターステラテクノロジズ社は同社第2位株主でもある堀江貴文氏が出資する企業で、思惑から先行き期待に繋がっている模様です。足元で同社株は物色対象外の状態となっており、弱含みの展開を続けていただけに、見直し買いのキッカケとなった面もあるようです。今回の材料でどこまで相場を作るのか明日以降注目されます。




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[7608]エスケイジャパン 
[1部]業種:卸売業
終値546円/前日比+80円
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ゲームセンター向け景品やキャラクター関連商品が主力。自社オリジナルキャラクター商品化も。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高の一本値となりました。同社は先週末22日引け後に、[4680]ラウンドワンが同社を持ち分法適用会社化すると発表。主要株主である久保泰子氏および久保千晶氏が保有する株式の一部を市場外の相対取引によりラウンドワンへ譲渡します。11月25日に合計268万8462株を約12億5,000万円で譲渡し、ラウンドワンは発行済み株式の32.83%を保有する筆頭株主となります。本日360万株超の買いを残しており、9月28日の年初来高値587円を視野に捉えています。



[6522]アスタリスク 
[M]業種:電気機器
終値9,920円/前日比+303円
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モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーなどの開発・販売を手掛ける。 本日一時1,710円高まで上昇し、17%高となる場面も見られましたが、終わってみればマイナス引けとなっています。足元で強い動きとなっている流れで、本日も強く始まり、寄り後は揉み合いの動きとなっていました。しかし、後場に日経CNBCに同社社長が出演すると上げ幅を縮小してくる動きになり、社長出演終了で更に下げて大引けに掛けてマイナスに転じています。この動きからも日経CNBCへの社長出演というイベントドリブン的に同社株を買っていた向きも多い様子です。実際の出演で出尽くし的に手仕舞いしてきた向き多いようで、本日の動きからも目先ピーク感を付けたことから、暫く手掛け難くなったとの声も聞かれました。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[2743]ピクセルカンパニーズ 
[JQ]業種:卸売業
終値78円/前日比+25円
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カジノ向けゲーム機開発、産業用太陽光発電支援、フィンテックに主力転換。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は先週末22日引け後に、ブロックチェーンおよびAI製品の開発を行うXクリエーション社およびゲームコンテンツの開発・運営を行うマレーシアのTRICOA社と、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供に向けて基本合意したと発表しています。本日の大幅高で株価は先週19日以降の急落分を一気に取り戻しており、ここからは戻り売りとの鬩ぎ合いになり、勝負処を迎えます。



[5423]東京製鐵 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,302円/前日比+179円
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独立系電炉大手。建材が主力でH形鋼や厚板等製品多彩。熱延鋼板に進出。 本日大幅上昇です。同社は先週末22日引け後に2Q決算を発表。通期業績は大きく上方修正して何れも市場コンセンサスを大きく上回っており、配当見通しは増額修正しています。主原料である鉄スクラップ価格の高騰や燃料高による収益悪化懸念もあったと言えますが、販売価格の値上げで吸収されています。鋼材需要拡大の影響もあって、業績計画大きく上振れた格好です。また、休止中の岡山工場の熱間圧延工程の再稼働計画も公表しており、それも先行き期待に繋がっている面もある様子です。この決算を受けポジティブだと指摘するアナリストも多く、本日は素直に買われています。なお、同社の好決算に刺激を受け同社と同じ電炉大手の[5444]大和工業も大幅高となっています。



[1967]ヤマト 
[1部]業種:建設業
終値804円/前日比+64円
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関東地盤の空調・衛生など管工事。水道工事も。配管の生産システムに強み。 本日大きく反発しました。同社は先週末22日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の14.7億円から20億円へと36.1%上方修正し、第1四半期は前年同期比7.9%増益に留まっていたこともあり、7-9月期の増益率急拡大をポジティブ視する買いが向かいました。ただ、上値では売り圧力も強く、この800円水準を維持出来るか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[4477]BASE 
[M]業種:情報・通信業
終値929円/前日比-83円
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個人・小規模企業向けECプラットフォーム「BASE」、オンライン決済サービス「PAY.JP」運営。 本日大幅安となり、節目の1,000円も割り込んで年初来安値を約2ヵ月ぶりに更新しています。特に悪材料は見当たりませんが、コロナ禍で恩恵を受ける銘柄としての印象が強いことから、足元の新型コロナウイルス感染者数減少を受け見切り売りに繋がっているとの見方です。また、メルカリが今月から本格的にEC支援サービス事業参入していることから、競争激化による悪影響を警戒する向きは多いようで、ここに来て先行き不透明感から売ってきている向きが多いのではとの声も聞かれました。信用買い残も多い銘柄だけに下抜けてきたことで投げも出易かった様子です。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[6897]ツインバード工業 
[2部]業種:電気機器
終値935円/前日比+133円
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小物家電・健康機器を企画・販売。ライフスタイル家電に強み。生産は中国活用。 本日11時過ぎから商いを伴い急伸し、4営業日ぶりの大幅反発で一時ストップ高を達成しました。同社は本日11時に「中期経営計画の進捗と今後の事業展開」を発表。家電事業の強化に向けて、広告大手の博報堂と共に11月上旬に「70周年リブランディングと新商品プレス発表予定」とされました。なお、中期計画では最終年度となる2023年3月期売上高は134億円、営業利益は6億円、純利益3億円を掲げています。株価は今月8日のギャップダウン以降の下げ分を帳消しにしており、先月レベル1,000円処がポイントになってくるでしょう。



[6178]日本郵政 
[1部]業種:サービス業
終値837.4円/前日比-39.4円
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郵政グループの持ち株会社で傘下に日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命。 本日大商いです。本日から売出価格決定期間入りとなり、本日にも決まるとの見方が多いため、それを見込んで売り買い交錯の展開になっています。足元で売り込まれてきたこともあり、売出価格決定後は買われるとの期待も強いようで、本日はプラスに転じる場面も見られましたが、大引けに掛けては改めて売り込まれて安値引けとなっています。この動きからも売出価格を出来るだけ安くしたい向きも多い様子です。明日以降、期待通り反発出来るのか注目されます。なお、同社は売出による需給悪化を和らげるため、1,000億円の自社株買いを予定しています。取得期間は売出株の受渡日翌営業日からとなっており、それが支えになると期待する向きも少なくはない様子です。先ずは売出価格決定後の動きが注目されます。




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[7896]セブン工業 
[2部]業種:その他製品
終値666円/前日比+100円
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集成材のパイオニア。ゴムノキの戸建て用階段で高シェア。集合住宅向けを強化。 本日ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に中間業績の大幅上方修正を発表。それが好感されて買われています。更にこの上方修正を受け他の木材関連株にも物色が波及。[7815]東京ボード工業がストップ高まで買われた他、[7426]山大が大幅高で更には既に上方修正発表済みの[7897]ホクシンまで買われています。しかも先日赤字転落の1Q決算発表して派手に売られた[9812]テーオーHDも買われています。ちなみに同社とホクシンは既に修正済みですが、10月29日に中間決算発表予定となっており、東京ボード工業と山大は11月11日に中間決算発表予定となっています。



[4056]ニューラルポケット 
[M]業種:情報・通信業
終値2,911円/前日比+105円
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AIアルゴリズムで画像・動画解析技術などエンジニアリング事業。AI解析に強み。 業種 本日反発しました。同社は昨日引け後に、オフィスビル向けエレベーターサイネージ事業を展開する東京都新宿区と業務提携すると発表。また、サイネージ広告事業のフォーカスチャネルの株式を取得し、完全子会社化します。なお、2021年12月期の連結業績に与える影響は現在精査中としています。株価は割安感があるものの、25日移動平均線付近からの売り圧力も強く、再浮上には未だ時間を要すと見られます。



[1518]三井松島HD 
[1部]業種:鉱業
終値1,599円/前日比+120円
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石炭商社。海外炭も輸入販売。施設運営、飲料ストローも展開。傘下に明光商会。 本日大幅上昇です。昨夕提出された大量保有報告書によれば、著名個人投資家の井村俊哉氏が大量保有していることが明らかになっています。8月頃から市場内で買い始めており、コツコツと保有比率を引き上げ、今月に入ってからも買い続けています。報告義務が発生した10月14日時点で68万2000株保有しており、平均買いコストは1,366円となっています。これが刺激となり本日は見直し買いに繋がっているとの見方です。ただ、同社株は石炭価格に連動するように買われてきたと言え、本日こそ石炭価格に逆行して買われているものの、今後の動向はやはり石炭価格に刺激を受け易いとの見方も多いようです。なお、同社は11月5日に2Q決算発表を予定しています。



[7735]SCREEN HD 
[1部]業種:電気機器
終値9,480円/前日比+450円
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半導体・液晶製造装置が主力。ウエハ洗浄装置で世界首位。画像処理機器も。 本日買い気配スタートから急反発しています。昨晩のNY市場ではインテルやエヌビディア、ザイリンクス、アドバンストマイクロデバイシズ、マイクロンテクノロジーなど半導体関連株が軒並み高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数も反発。本日の東京市場でも[6920]レーザーテック、[8035]東京エレクトロン、[6146]ディスコなど半導体製造装置関連株が一斉に切り返しに転じました。全体にも大きく影響するセクターですので、全体として買いの継続性に注目が集まります。



[6522]アスタリスク 
[M]業種:電気機器
終値10,040円/前日比+1,500円
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モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーなどの開発・販売を手掛ける。 本日上場来高値を更新して大台乗せとなり、ストップ高まで買われています。特に新たな材料は見当たりませんが、本決算を発表してから強い動きが続いている格好です。昨日午前中に提出された大量保有報告書によれば、上場前から同社株の大株主だったベンチャーキャピタルの保有比率が、10月18日時点で5%を割り込んだことが明らかになっています。これにより確り売り物熟している格好であり、現時点では更に減っている可能性もあり、買い安心感に繋がっている面もあるようです。また、週明け月曜日には日経CNBCの昼エクスプレスに同社社長が出演する予定で、その期待感も本日の上昇に繋がっている面もあるとの声も聞かれました。週明けは大台達成の達成感が見られるのか、社長出演で出尽くしとなるのか注目されます。



[5464]モリ工業 
[1部]業種:鉄鋼
終値2,719円/前日比+303円
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ステンレス管最大手。自動車・手すり向けなど主力。ステンレス条鋼加工品も。 本日後場から出来高を伴って急伸し、4営業日ぶりに大幅反発しています。同社は本日13時頃に2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を365億円から前期比16.5%増の409億円へ、営業利益を32億円から同84.4%増の54億円へ、純利益を25億円から同49.4%増の37億円へ上方修正しました。上期において材料価格の上昇により、販売価格の引き上げを実施したことに加え、在庫の評価益が発生したことなどが要因としています。株価は3月の年初来高値2,852円を視界に捉えています。



[6507]シンフォニアテクノロジー 
[1部]業種:電気機器
終値1,354円/前日比+174円
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重電から電子精密へ転換。搬送装置や制御機器を展開。エンジニアリングも。 本日後場から商いを伴い急伸して大幅反発しました。同社は本日13時40分に2022年3月期業績について発表。連結売上高が870億円から前期比7.7%増の940億円へ、営業利益が35億円から同20.6%増の59億円へ、純利益が24億円から同8.8%増の40億円へ、年間配当が25円から35円へ、当初の見通しを上回りそうだと発表しています。株価は5月の急落以降1,340円台がレジスタンスになってきましたが、本日の大幅高で明確に上放れてきており、新ステージに入った感があります。



[8595]ジャフコグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値7,900円/前日比+490円
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ベンチャーキャピタル最大手。バイアウト投資を積極展開。アジアなど海外拠点多数。 本日後場買われて大幅高になっています。同社は本日12時に2Q決算を発表。決算は7-9月期大幅減収減益となっているものの、一緒に大規模な自社株買いを発表しています。同社は今年2月に最大350億円もの自社株買いを発表し、今年6月に買付け終えています。今回は最大150億円の自己株取得ですが、過去例からも短期間で買い付けるとの期待も強く、取得株の多くは消却する予定とのことから見直し買いに繋がっています。来週から取得期間入りとなるため、買付終了するまでは底堅い確りとした展開になると期待する向きも多いようです。




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[3604]川本産業 
[2部]業種:繊維製品
終値928円/前日比+150円
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医家用衛生材料最大手。ガーゼ、脱脂綿など。西松屋向け育児用品も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の3.1億円から4.1億円へと23.3%上方修正しました。また、通期の連結経常利益も従来予想の8.5億円から8.8億円へと3.5%上方修正しています。新型コロナ対応製品の需要急減に伴う業績大幅反落懸念で、株価の低迷が続いていただけにサプライズ感も強く、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3996]サインポスト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,668円/前日比+300円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 本日ストップ高まで買われています。今朝の日経新聞で、日本郵政グループとファミリーマートは全国の郵便局内に無人決済のコンビニエンスストアを設置すると報じられています。先ずは月内に埼玉県川越市に出店し、他地域にも広げるとのことです。ファミリーマートは無人のコンビニエンスストア店舗を2024年度末までに約1000店出すと以前報じられており、郵便局内への出店はその一環だと思われますが、郵便局は全国約2万4000局あり、セブンイレブンの店舗数を上回る規模とのことだけに、将来的な期待感が強まった様子です。恐らく「TOUCH TO GO」の無人決済システムを使用すると見られ、同社への見直し買いが改めて強まった格好です。今後もファミリーマートの無人コンビニ出店に関する報道が出てくると期待する向きも多いようです。



[3936]グローバルウェイ 
[M]業種:情報・通信業
終値8,090円/前日比+1,780円
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転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」展開。有料職業紹介も。クラウド型のアプリ支援。 本日寄り付きに伴う商いの一巡後に出来高を伴い急伸し、大幅4連騰で年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、スイス子会社のタイムチケットが開発中のゲームプレイヤーマッチングサイト「GameTomodachi」のリリースが、10月26日に決まったと発表。インフルエンサーはファンと一緒にゲームをプレイ出来るチケットを販売したり、写真や動画を共有したりすることが可能とのことです。本日の大幅高で株価は急速にエクスパンションする日足ボリンジャーバンド+3σを更にはみ出しており、いつ調整があっても不思議ではない状況です。



[4883]モダリス 
[M]業種:医薬品
終値1,116円/前日比-104円
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独自のゲノム編集プラットフォームで、遺伝子疾患治療薬の研究開発。米に拠点。 本日大幅安です。同社は昨日、社外取締役だった主要株主の濡木理氏が、保有株の一部を売却していたことが、提出された大量保有報告書で明らかになったと発表。これは株式売却可能期間中では無い売却に該当し、同社への確認も行われていなかったとのことです。所謂ロックアップ違反に近い行為ですが、同社株を巡っては著名個人投資家が以前ロックアップ違反で売却した経緯があります。意図的ではなかったとのことですが、何れにせよ既存株主がこぞって売りたがっているような銘柄だけに、先行き懸念から本日は売られているとの見方です。8月に付けている上場来安値1,081円付近で明日以降下げ渋りが見られるのか注目されます。



[2359]コア 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,700円/前日比+176円
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情報家電・通信向けの組み込みソフト開発が主力。金融向けシステムにも強み。 本日窓を開けて急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の7.8億円から10.9億円へと39.7%上方修正しました。想定以上の収益拡大を受け据え置きの通期予想上振れも意識される状況となっています。ただ、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、目先は調整入りも想定されます。



[3681]ブイキューブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,829円/前日比+214円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。 本日大幅上昇です。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が新規「Buy」でカバレッジを開始したことが刺激となっています。目標株価は3,300円に設定しており、時価を大幅に上回ります。イベントDX事業とサードプレイスDX事業を中心とする中期的利益拡大ポテンシャルに注目するとのことです。株価は昨年12月に付けた上場来高値3,785円の半値以下となっており、これを捉える好機と考えると指摘。同社はコロナ禍による社会変化の追い風を受けた銘柄だけに、アフターコロナの成長鈍化に対する株式市場の懸念が強いですが、同社事業における成長は今後も続くと見ているようです。来期も失速することなく大幅な利益成長を予想するとのことで、これを受け本日は見直し買いに繋がっています。明日以降も見直し買いが続くのか注目されます。



[1400]ルーデンHD 
[JQG]業種:建設業
終値354円/前日比+73円
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マンションの室内コーティングなどハウスケアが主力。ビル総合管理や不動産開発も。 本日前場10時台から上値指向が鮮明となり、急反発しています。ビットコイン価格の上昇が止まらない状況で、20日には1BTC66,000ドルを上回り半年ぶりの最高値を更新しました。ビットフライヤー提供の本日午前8時現在のビットコイン価格も前日比214,000円高の7,547,000円と750万円を上回っており、[3696]セレス、[8698]マネックスグループなど暗号資産関連株が一時買われる展開となりました。株価は9月7日にも一時364円まで伸長しましたが、当日は長い上影で終えており、今回も数日動向に注視する必要がありそうです。



[7091]リビングプラットフォーム 
[M]業種:サービス業
終値3,160円/前日比+449円
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北海道や関東で介護付き老人ホームの運営や障がい者支援事業を手掛ける。 本日大幅反発です。足元で強い動きを続けている銘柄で、昨日は物色が加速したこともあり、買い一巡後は利食いに押され下落して引けていました。長い上影を付けた陰線で昨日は引けたこともあり、暫く調整との見方もあったものの、本日は早くも反発して大きく上げています。8月の1Q決算発表以降、見直されて確りとした相場を作っている格好ですが、足元では来月に控える2Q決算への期待も意識されてきている様子です。ただ、上げれば上げるだけ決算へのハードルも上がっていると言えるだけに、決算発表後は失望される恐れも否めないでしょう。それまでにどこまで上昇出来るのか明日以降の動向が注目されます。なお、同社は11月12日に2Q決算発表を予定しています。




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[4046]大阪ソーダ 
[1部]業種:化学
終値2,873円/前日比+194円
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カセイソーダ中堅。世界首位のニッチ製品多数。医薬中間体、新素材電極を拡大。 本日寄り前から大量の買いを集めて急反発し、一時年初来高値3,000円に顔合わせする場面がありました。同社は昨日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を755億円から前期比15.7%減の820億円へ、営業利益を90億円から同28.3%増の107億円へ、純利益を68億円から同32.2%増の80億円へ上方修正。また、業績予想の修正に伴い、従来中間・期末各32円50銭の年65円としていた配当予想を中間・期末各35円の年70円に引き上げています。本日の株価は高寄り後に大陰線を強いられており、5日線待ちか早期の新値更新かの正念場にあります。



[4015]アララ 
[M]業種:情報・通信業
終値1,069円/前日比+150円
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キャッシュレスサービス、メッセージングサービス、データセキュリティサービスなどを手掛ける。 本日ストップ高です。今朝の日経新聞で、ペイペイ手数料有料化により、スーパーマーケットが自社専用キャッシュレス決済の導入を急いでいると報じられています。各社はコストが低く、自社ポイントカードと連動した販促も打てる独自決済へ消費者を誘導するとのことです。その記事には、小売りや外食など約180社に独自決済システムを提供する東証マザーズ上場の同社は、中間手数料を無くすことなどで「スーパーなら手数料は1%以下に抑えられることが多い」と書かれており、今後同社サービスの需要が見込めるとの期待から見直し買いに繋がっているとの見方です。同社株は先週発表した本決算が失望され、大きく売り込まれて上場来安値を更新していただけに、値頃感もあることから、この記事を機に見直す向きも多かった様子です。ただ、リバウンド期待の短期的な買いも多いとの見方もあり、明日以降も買いが続くのか注目されます。



[4308]Jストリーム 
[M]業種:情報・通信業
終値1,218円/前日比+69円
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ネット動画ライブ中継やオンデマンド放送を提供。放送機器や映像制作も注力。 本日ギャップアップスタートから大幅5営業日続伸しました。同社は昨日引け後に、インターネットライブ配信実施時にリアルタイム且つテレビ局クオリティの字幕が挿入できる「リアルタイム字幕挿入サービス」の提供を開始したと発表。配信プラットフォームを限定せずに利用出来る他、オンデマンド用収録といったライブ以外での利用にも対応しているとのことです。本日の大幅高で株価は9月15日以来に25日線を上回って終えており、トレンド転換の有無を見極めるタイミングに差し掛かっています。



[5491]日本金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,201円/前日比+146円
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ステンレス加工会社。磨帯鋼・冷延帯鋼に強み。自動車部品や家電向け中心。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。同社は今朝、優れた室温成形性と強度、高い熱伝導率を有する「ZA系新マグネシウム合金圧延材」を新開発したと発表。大量の熱を発生する5G機器やこれらの搭載が進むモバイルIT機器、更には電動化や自動運転化によって搭載量の増加が見込まれる熱対策が必要な車載電子機器への使用に好適な材料として大きな期待が寄せられているようです。また、[5940]不二サッシ子会社の不二ライトメタルとの共同研究による開発とのことから、不二サッシも買われましたが、こちらは上値が重く、同社株はストップ高で引ければ物色が続く期待もありましたが、大きく垂れて引けているだけに続きそうもないとの声も聞かれました。明日の動向が注目されます。



[2158]FRONTEO 
[M]業種:サービス業
終値2,242円/前日比+118円
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訴訟支援。AI活用で証拠開示データ収集解析。AIテクノロジー主体の事業へ転換。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で、医学論文探索AI「Amanogawa」の提供を開始したと発表。膨大な論文の中から短時間で目的の論文を発見出来る点や検索性の高さなどが評価され、「Microsoft Azure」上での提供開始によって、より多くのユーザーが利用出来るとしています。本日は高寄り後伸び悩む株価推移となり、目先数日の値動きが方向性を決めるでしょう。



[4485]JTOWER 
[M]業種:情報・通信業
終値10,520円/前日比+680円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供。 本日大幅上昇となり、大台に乗せています。本日はクレディ・スイス証券が新規「OP」でカバレッジを開始したことが刺激になっています。目標株価は14,000円としており、時価を大きく上回ります。このレーティングを受け同社株は足元で買われてきていましたが、改めて見直し買いが入ってきた様子です。ここまでくれば、今年1月に付けている上場来高値13,050円を目指す展開に期待する向きも多いようです。ただ、既にファンド勢が多く保有している銘柄だけに、短期的にそこまで上げるなら手仕舞いしてくる恐れもあるとの声も聞かれました。



[2315]CAICA 
[JQ]業種:情報・通信業
終値177円/前日比+11円
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金融向け中心のSI。フィンテック関連に注力。子会社にeワラント証券。フィスコと親密。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、子会社CAICAテクノロジーズが、NFTプラットフォームの拡販について、画像認識製品を提供するGAZIRUとアライアンスを締結したと発表。引き続き拡大が見込まれるNFT市場において、リアルなモノの個体識別結果をNFTプラットフォームで取り扱うとしています。株価は75日移動平均線をブレイクしましたが、200円付近では売り圧力も強く、慎重に動きを見たい処です。



[3547]串カツ田中HD 
[1部]業種:小売業
終値2,325円/前日比+126円
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串カツ居酒屋「串カツ田中」の直営・FC。関東中心に展開。ロードサイドに進出。 本日大幅高です。本日は飲食関連株に買われているものが目立っています。東京都が、新型コロナウイルスの感染対策を徹底した8割超の認証店に限り、酒類提供を含めた時短要請を24日の期限で解除する方針を固めたと複数のメディアで報じられています。都と同じ措置期間を設けた埼玉、千葉、神奈川の3県はそれぞれ20日にも開く会議で、25日以降の対応を協議するとのことで、大阪府も24日にも時短要請を解除することを検討しているとのことです。これを受け同社など飲食事業を手掛ける企業には追い風になるとの見方から、改めて見直す動きに繋がっています。同様に[3073]DD HDや[3387]クリエイト・レストランツHD、[3193]鳥貴族HDなども確りしています。また、刺激を受けたのか旅行関連株など他のアフターコロナ株も買われている銘柄が目立っています。




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[7975]リヒトラブ 
[2部]業種:その他製品
終値2,102円/前日比+400円
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事務用品中堅。ファイル・クリアブックが主力。収納整理用品も。文具の新市場開拓。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸してストップ高を達成し、大幅に年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、11月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。投資単位の水準を引き下げることで株式流動性の向上を図り、投資家層の更なる拡大を図ることが目的とのことです。効力発生日は12月1日となります。本日の株価は後場13時台以降は寄り付く場面も目立ちましたが、結局はストップ高で引けており、先高期待の大きさを示しています。



[9245]リベロ 
[M]業種:サービス業
終値2,716円/前日比+311円
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新生活サービスプラットフォームの構築と提供による移転者サポート事業を手掛ける。 本日大幅続伸となり、上場来高値を連日で更新しています。いちよし証券が新規「A」、フェアバリュー4,000円でカバレッジを開始してから強い動きが続いている格好です。カバレッジされる前、公募割れ水準で上場来安値付近の1,200円台だった株価は、あっと言う間に2倍以上になっている状況です。同証券が設定したフェアバリュー4,000円までは、未だ値幅があるものの、かなり乖離も縮まってきたことから、買い難さも出てきているとの声も聞かれました。それだけに目先的には3,000円辺りが上値目途として意識されそうです。明日も強い動きを見せてくるか注目されます。



[3186]ネクステージ 
[1部]業種:小売業
終値2,115円/前日比+117円
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中古車販売大手。東海から全国展開。車種別専門店や新車販売店も。 本日小高く始まった直後から商いを伴い急伸しています。同社は昨日引け後に、日本経済新聞電子版が「買い取り専門店を過去最多ペースで出店する」と報じました。新型コロナウイルスや半導体不足の影響で新車の供給が細り、中古車価格が高騰する中、独自の仕入れルート確保に経営資源を集中させるとしています。現値の上方では2,160円近辺に75日・25日の両移動平均線が収斂してきており、このレベルの攻防がその後の方向性を決めることになります。



[3856]Abalance 
[2部]業種:電気機器
終値5,680円/前日比+450円
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創業のソフト開発から主力を太陽光発電事業にシフト。建機販売も。海外進出。 本日大幅高です。同社は昨日引け後に、中期経営計画策定を発表。2024年6月期グループ売上高590億円、営業利益36億円を目指すとのことです。今期見通しは売上高350億円、営業利益14億円だけにかなり強気な数字と言えます。8月の本決算発表では、今期見通しが物足りないとの見方から失望的に派手に売られました。それだけに本日は見直し買いに繋がっているものの、上値の重さも見られています。個人投資家にも人気の高い銘柄だけに上値にはシコリも多いようで、上げてくればヤレヤレ売りが出てき易い様子です。明日以降改めて買われる展開になるのか注目されます。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値5,450円/前日比+430円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日終日右肩上がりの展開となり急伸しています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、海運業界に関して第2四半期決算以降が、株価バリュエーションの割安感や配当利回りの高さなどが再評価されるタイミングと指摘したこともあり、本日は同社株の他、[9101]日本郵船などの海運株が人気化。海運セクターが業種別上昇率のトップに躍り出ました。大手3社の株価がとうとう5日移動平均線超に浮上してきており、トレンド転換の有無を早期に見極めたい処です。



[1407]ウエストHD 
[JQ]業種:建設業
終値6,310円/前日比+710円
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太陽光発電設置工事、保守・管理、売電。発電所売買や省エネ提案事業も。 本日大幅上昇です。今朝の日経新聞で、三井住友海上火災保険は再生可能エネルギー事業に参入すると報じられています。全国で複数の太陽光発電所を設立し、発電した電力を地域内の取引先企業や自社ビルに供給するとのことです。同社は太陽光発電所の建設や保守などを手掛けていることから、同社が受託する可能性もあるのではとの思惑で買われています。9月上旬には米アマゾンが三菱商事と組み、450箇所以上の太陽光発電所網を国内で作るとの報道で、同社が開発を受託したとのことから、同社株は6,000円台まで買われましたが、その水準に戻してきた格好です。明日以降高値を超えていけるのか注目されます。なお、同関連として[9519]レノバや[9517]イーレックスも買われています。



[7089]フォースタートアップス 
[M]業種:サービス業
終値4,250円/前日比+180円
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スタートアップ企業を対象とした人材支援サービス。採用や経営のコンサル業務も。 本日前場11時過ぎから出来高を伴いく急伸し、大幅反発しました。同社は本日11時頃に、東京経済大学の研究グループによる「クラウドファンデイングでの資金調達動向分析」の研究に対して「STARTUP DB」を提供し、共同研究を開始すると発表。共同研究で得られた分析結果を活用し、スタートアップ・エコシステムの活性化に寄与することを目指すとしています。今月5日の底打ち以降株価は25日線がレジスタンスとなっており、同ラインを明確に上放れるかが焦点になるでしょう。



[7012]川崎重工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値2,580円/前日比-182円
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総合重機大手。航空宇宙、鉄道車両、大型2輪などに強み。自衛隊機も製造。 本日大幅安です。12日に米ワシントン首都圏の地下鉄で同社製の車両が脱線事故を起こしたことを受け米当局が各地域の交通局に対して同社製の鉄道車両の点検を「緊急勧告」する可能性があるとロイターが今朝報じていました。ただ、前場は下げ渋っていたものの、後場一段安となっています。他の複数のメディアでも報じられたことがキッカケになっているとの見方です。同社株は足元で買われてきていただけに手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようですが、投機筋による仕掛け的な動きも後場から入っているのではとの声も聞かれました。明日以降も売りが続くのか注目されます。




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[4885]室町ケミカル 
[JQ]業種:医薬品
終値1,279円/前日比+124円
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医薬品の製造や販売のほか、健康食品の企画・製造・販売などを行う。 本日寄り前から大量の買いを集めて大幅続伸となりました。同社は先週末15日引け後に、2022年5月期上期業績予想の上方修正を発表。営業利益を1億6,500万円から前期比11.1%増の2億7,000万円へ増額しています。既存製商品の販売や新規案件の獲得が順調なことが業績を押し上げるとのことです。本日の大幅高で株価は6月30日の戻り高値1,521円に迫る場面がありましたが、同レベルを明確に上放れた際が上場以来の下げトレンドの終焉と言えそうです。



[3814]アルファクス・フード・システム 
[JQG]業種:情報・通信業
終値684円/前日比+62円
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注文システム、配膳ロボットなど外食向けASPサービス提供。セルフレジを推進。 本日大幅高で、一時ストップ高まで買われました。今朝の日経新聞で、[3197]すかいらーくHDは2022年末までに約2000店舗で配膳ロボットを導入すると報じています。同社は配膳・除菌AIロボット「サービスショット」を手掛けていることから思惑的に買われている模様です。すかいらーくHDで使われるロボットは写真を見る限り、中国Pudu Robotics社が開発し展開している猫耳を生やした高性能ネコ型配膳ロボット「BellaBot」のようで、同社のものでは無いと思われますが、今後飲食店で配膳ロボット導入が相次げば、同社のロボットも需要が見込まれるとの思惑の様子です。なお、Pudu Robotics社が手掛けるサービス配膳ロボットの国内代理店である[6629]テクノホライゾンは大して動いていません。



[4645]市進HD 
[JQ]業種:サービス業
終値460円/前日比+80円
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千葉発祥、学習塾大手。「市進予備校」首都圏に展開。個別塾も。学研と提携。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸し、年初来高値を更新してストップ高まで買われました。同社は先週末15日引け後に、2022年2月期上期決算を発表。最終損益が前年同期5億2,600万円の赤字から2億6,500万円の黒字と急改善し、通期計画の2億1,200万円も超過しました。オンライン授業の強化などにより生徒数が増加したようです。株価は2019年後半に滞留した500円処を回復してからが勝負になってきそうです。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値5,560円/前日比+565円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。同社は先週末15日に、不動産のオーナー向けに電力会社や電力プランの切り替え事業を手掛けるオーベラス・ジャパンの買収を発表。赤字企業ですが、同業他社の買収によりシナジー効果が期待出来るとのことです。これが好感されて本日は買われている模様です。実際シナジー効果がどれ程あるか不透明さがあるものの、積極的に事業拡大に動く同社の経営戦略には好感する向きも多いようです。同社株は足元強い動きで上昇基調となっているだけに過熱感も意識されているものの、明日以降も確りとした推移を続けられるか注目されます。



[3321]ミタチ産業 
[1部]業種:卸売業
終値1,024円/前日比+150円
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パチンコ・自動車向けの半導体、液晶、電子部品が軸の専門商社。海外生産。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は先週末15日引け後に、業績・配当修正を発表。2022年5月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の5.1億円から9.2億円へと80.4%上方修正しました。また、通期の連結経常利益も従来予想の11億円から13.6億円へと23.6%上方修正し、今期の上期配当も従来計画の12.5円から15円へと増額しています。新値追いが期待されますが、上値では売りの圧力も強く、一旦調整入りも想定されます。



[4490]ビザスク 
[M]業種:情報・通信業
終値5,730円/前日比-880円
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ビジネス分野に特化した「ナレッジシェアリングプラットフォーム」の運営を手掛ける。 本日大幅安です。同社は先週末15日引け後に、2Q決算と通期業績の修正を発表。2Q決算は赤字転落となっており、通期業績予想は営業収益は大きく上方修正しているものの、利益面は未定に修正しています。既に8月に公表済みの米Coleman社買収による影響が現時点では適正且つ合理的な算出が困難であるため、未定にした模様です。2Q赤字転落要因はColeman社買収費用4.23億円が発生した影響とのことです。それだけに嫌気する決算でも無いと言え、本日は買い優勢で始まっていました。しかし、寄り後は売り込まれる展開になっています。同社株はColeman社買収効果への先行き期待で、9月から随分と大きく買われてきていただけに、本日は決算発表で一先ず出尽くし的な動きになったとの見方です。何れまた見直されて買われると見る向きは多いようです。



[9610]ウィルソン・ラーニングワールドワイド 
[JQ]業種:サービス業
終値290円/前日比+80円
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企業向け人材育成コンサル大手。金融、IT、医療に強み。日米欧で世界展開。 本日後場から買い気配スタートで急伸し、ストップ高まで買われました。同社は本日正午頃、[3962]チェンジと業務提携を開始すると発表。今回の提携により、チェンジが推進する「Next Learning eXperienceサービス」を同社の顧客へ提供する一方、同社のグローバルリサーチに基いた「ラーニング・サービス」をチェンジの顧客へ提供します。株価は300円を超えた処から出てくるであろう戻り売りをどこまで熟せるかが目先のポイントになるでしょう。



[6532]ベイカレント・コンサルティング 
[1部]業種:サービス業
終値41,900円/前日比-7,000円
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ITコンサルで創業。企業戦略立案・課題解決・実行まで専門提供の総合コンサル。 本日大幅安となり、ストップ安を付けています。同社は先週末15日引け後に、2Q決算を発表。前年同期比で大幅増収増益となっており、四半期ベースでも前年同期比大幅増収増益になっています。これを受け買い優勢で始まるも寄り後は売り込まれる動きになっています。既に好業績も織り込み済みとの見方もあるようで、手仕舞いに動いてきた向きも多い様子です。通期業績が据え置かれたことを嫌気する声も聞かれました。また、6-8月期は前年同期比では大幅増収増益ですが、前四半期比では減収減益となっており、伸び鈍化傾向が見られるとの見方もあるようです。業績頭打ち感が意識されれば今の株価は維持するのは難しいとの声も聞かれ、明日以降下げ渋りが見られるのか注目されます。




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