株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2021年08月

[2158]FRONTEO 
[M]業種:サービス業
終値1,103円/前日比+150円
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訴訟支援。AI活用で証拠開示データ収集解析。AIテクノロジー主体の事業へ転換。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比15倍の6.1億円に急拡大。併せて通期の同利益を従来予想の4.5億円から10.5億円へと2.3倍上方修正しました。また、期末一括配当を従来計画の3円から5円へと大幅増額修正しています。株価は7月以降、下値模索を強いられていたことで割安感も強く、目先は7月7日に付けた1,380円奪還へと向けた動きにあります。



[9127]玉井商船 
[2部]業種:海運業
終値2,829円/前日比+500円
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日軽金のアルミニウム原料船が主体。全農向け穀物輸送にも強み。自社船運航。 本日4営業日連続のストップ高です。好決算を発表してからストップ高を続けている格好です。超小型株だけに物色に勢いが付いている状況ですが、同社株の強さを受け本日は他の海運株にも刺激を与えており、特に中小型海運株が軒並み派手に買われています。海運株だけでなく、造船株や倉庫株にも買われている銘柄が目立っています。先週金曜日場中に下方修正を発表した[9171]栗林商船まで買われており、ストップ高となっています。大手海運3社も確りと買われており、何れも年初来高値を更新しています。大手海運はともかく、海運株なら理屈抜きで買われており、さすがに物色が拡がり過ぎているとの声も聞かれました。同社株の上昇が止まれば、他の中小型海運株の物色も止まると警戒する声も聞かれています。



[7082]ジモティー 
[M]業種:サービス業
終値1,883円/前日比+130円
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無料広告掲示板「ジモティー」の企画開発・運営。家具など個人間取引を仲介。 本日大幅ギャップアップスタートから急反騰しています。同社は昨日引け後に第2四半期累計単独決算を発表。売上高が前年同期比14.9%増の8億200万円、営業利益は同76.9%増の2億9,200万円、純利益は同74.9%増の2億4,100万円と大幅増益となりました。前期第3四半期に開始したネット決済・配送代行の手数料売り上げのシェアが拡大していることに加え、広告単価が回復傾向にあることが貢献したようです。本日の株価は高寄り後に上影を残し大陰線を強いられており、目先は直近で切り返しをみせている5日移動平均線をサポートに出来るかが注目されます。



[6538]キャリアインデックス 
[1部]業種:サービス業
終値830円/前日比-150円
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転職、専門学校などの情報を一括検索できるサイト運営。不動産賃貸情報も。 本日大幅安となり、ストップ安まで売られました。同社は先週末引け後に大幅増収増益の1Q決算を発表。更に通期業績は上方修正しています。これを受け昨日は一時大きく買われたものの、昨日ザラ場途中から突如売り圧力強まり、上げ幅を大きく縮小して引けていました。本日は大人しく始まるも寄り後は継続的に売りが出て下げていく展開となり、一時ストップ安まで売られています。その後は下げ渋るも戻りの鈍さも見られていました。出尽くし的な動きとの見方ですが、出尽くしにしては売り圧力が強いとの声も多いようです。誰かが売り急いでいるような動きとも言え、悪材料が隠れているのではとの懸念の声も聞かれました。明日の動向が注目されます。



[4399]くふうカンパニー 
[M]業種:情報・通信業
終値710円/前日比+54円
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オウチーノとみんなのWが経営統合。住宅・結婚情報サイトや家計簿Zaimも運営。 本日大きく急伸して2連騰です。同社は先週末13日引け後に決算を発表。2021年9月期第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比44.4%減の1億円に落ち込みましたが、通期の同利益を従来予想の3億円から3.04億円へと1.3%上方修正。上昇基調にあった株価に弾みが付き、本日も強い動きを継続して75日移動平均線をブレイクしました。引き続き買い優勢の展開に期待されますが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、一旦調整入りも想定されます。



[4849]エン・ジャパン 
[1部]業種:サービス業
終値3,515円/前日比-310円
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ネット求人大手でサイトを運営。転職情報に強み。広告が収入源。人材紹介育成。 本日大幅安です。同社は昨日大幅増益となる1Q決算を発表。市場コンセンサスはやや上回っています。SMBC日興証券では想定線ではありますが、順調なスタートと指摘しており、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内の求人需要の強さが確認出来る好決算でポジティブだと指摘しています。ただ、本日好感する動きは見られず朝方から売られている格好です。出尽くし的に売られた格好ですが、中間・通期業績予想は据え置かれており、それが嫌気された面もあるようです。ただ、本日は3,400円処を走っている200日移動平均線では確りと下げ渋っており、押し目買いも入っています。この動きからも下値では買いたい向きも多い様子です。明日以降も底堅い推移を続けられるか注目されます。



[7072]インティメート・マージャー 
[M]業種:サービス業
終値1,059円/前日比+150円
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フリークHDの子会社でデータマネジメントプラットフォームの提供やコンサルティングを手掛ける。 本日後場商いを伴って急伸し、ストップ高まで買われました。同社は本日、日本国内でサービス展開を検討している海外のマーケティングテクノロジー企業に向けたサービス、事例データ収集プラットフォーム「タメセル」の提供を開始したと発表。自社が保有する国内最大級の3rd Party DataやポストCookieソリューションである「IM-UID」と、自社が支援中の1000を超えるサービス導入企業に向けたサービス導入作業や導入後の定量分析など、日本国内への導入作業から検証までを一括サポートします。株価の中期目線での転換に注目が集まります。



[6034]MRT 
[M]業種:サービス業
終値1,617円/前日比+156円
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非常勤医師紹介サイトを運営。スマホで可能な遠隔診療・健康相談サービスも提供。 本日大幅反発です。昨日は先週末に発表した決算が好感されて買われる場面も見られましたが、結局は出尽くし的に売られています。ウィズコロナ関連だけに業績ピーク感も強い様子です。しかし、本日は朝から反発しています。同社は昨日引け後に、TBC(Team Beat COVID-19)との往診サービスにおける業務連携を締結したと発表。両社が連携して今後増加が見込まれる新型コロナウイルス感染症陽性の自宅療養者に対し、安心して自宅で診療が受けられる環境を整備するとのことです。旬なネタだけに好材料視された様子です。また、今朝の日経新聞で、厚労省は新型コロナウイルスの自宅療養者らを電話やオンラインで診療した場合の診療報酬を2倍超に引き上げると自治体に通知したと報じられており、それも追い風になっているとの見方です。明日以降、高値を取ってくる動きになるか注目されます。




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[6890]フェローテックHD 
[JQ]業種:電気機器
終値3,190円/前日比+504円
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半導体製造装置部品会社。真空シールで世界高シェア。磁性流体技術も。 本日大きな窓を空けて急反発し、ストップ高まで買われています。同社は先週末13日引け後に、2022年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を1,050億円から前期比25.9%増の1,150億円へ、営業利益を150億円から同2.1倍の200億円へ増額しました。併せて通期で18円の特別配当(中間・期末それぞれ9円)を実施することも発表しており、年間配当予想は46円(前期30円)となる見通しです。本日の大幅高で株価は6月29日の年初来高値以降の下げ分の半値戻しを達成し、更に61.8%戻し水準に迫っており、全値戻しが意識され始める処です。



[9268]オプティマスグループ 
[2部]業種:卸売業
終値1,732円/前日比+300円
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ニュージーランド中心に中古車輸出。現地で自動車総合サービス展開。豪にも進出。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われています。同社は先週末13日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を262億円から前期比54.9%増の386億円へ、営業利益を9億6,600万円から同2.8倍の24億5,000万円へ、最終利益を9億2,100万円から同2.2倍の20億5,000万円へ上方修正し、併せて中間20円・期末25円の年45円を予定していた配当予想を中間45円・期末55円の年100円に引き上げました。株価は2018年11月以来の高値水準を回復し、上場後下げ分の半値戻しが近付いています。



[5381]Mipox 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値856円/前日比+150円
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液体研磨剤大手。ウエハーやHDD向け。ディスプレ-薄膜や光ファイバー向けフィルムも。 本日ストップ高の一本値で急反発しました。同社は先週末13日引け後に、2022年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を4億円から前期比2.2倍の8億円へ増額しています。足元の受注環境を精査した結果、想定を上回る売り上げを確保出来たことに加え、新規受注の増加などもあり、こうしたことが業績押し上げに貢献する見込みとしています。本日は差し引き340万株超の買いを残して終えており、株価は7月27日に付けた年初来高値874円を視界に捉えています。



[4170]Kaizen Platform 
[M]業種:情報・通信業
終値1,045円/前日比-300円
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ウェブサイトのUI/UX改善サービスの提供や、広告や販促動画の制作支援を行う。 業種 本日ストップ安となり、昨年12月の上場日に付けていた上場来安値を約8ヵ月ぶりに更新しています。同社は先週末13日引け後に2Q決算を発表。4-6月期は赤字転落となっています。その前の1-3月期も、更にその前の10-12月期も四半期ベースで黒字でしたが、今回発表した4-6月期は売上高も落ちており、通期計画据え置いていますが、未達濃厚との見方に繋がっています。説明資料によれば、UXソリューションは緊急事態宣言の影響で、小売/サービス業の大型取引停止が発生したようですが、全体的には市場成長が想定以上に強く、新規顧客獲得は依然として好調に推移しているとのことです。また、今後の新型コロナワクチン接種率増加に伴う需要回復に向け、採用を大幅強化したとのことで、株価は節目の1,000円辺りでは押し目買いも入りそうだとの見方もあります。ただ、コロナ禍の悪影響が続く恐れもあり、やはり計画未達懸念は消えそうもなく、戻りが鈍ければ更に下値模索すると警戒する声も聞かれました。



[3681]ブイキューブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,753円/前日比-440円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。 本日大幅安となり、年初来安値を大きく更新しています。同社は先週末13日引け後に2Q決算を発表。4月末の1Q決算発表で上方修正した計画にほぼ沿った数字となっています。ただ、1Qの数字は2Q見通し進捗率が非常に高かったことから、大きく上振れて着地になるとの期待も強かった様子です。しかし、ほぼ計画通りに留まっており、四半期ベースで見れば4-6月期業績は1-3月期業績をピークに減速が顕著になっています。今回通期業績予想を売上高だけ上方修正していますが、利益面は据え置いていることも嫌気されています。基本的にコロナ禍恩恵銘柄だけに今後は期待し難いとの声も多く、明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[4450]パワーソリューションズ 
[M]業種:情報・通信業
終値2,607円/前日比+500円
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資産運用会社・金融機関向けの業務コンサルティング・システムの受託開発や運用。 業種 本日寄り前から大量の買いものを集め4営業日大幅続伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われています。同社は先週末13日引け後に、2021年12月期の単独業績予想について発表。売上高を28億7,200万円から前期比19.5%増の32億円へ、営業利益を1億8,700万円から同3.5倍の2億9,2000万円へ、純利益を1億1,300万円から同2.8倍の1億9,300万円へ上方修正しました。前期第3四半期以降受注環境が想定以上に改善していることが要因としています。株価は居所を一段上げての新相場が始まりそうです。



[6137]小池酸素工業 
[2部]業種:機械
終値3,085円/前日比+501円
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厚板切断機、高圧ガスに特化。プラズマ・レーザー・ガス切断機で首位。溶接装置も。 本日大幅高となり、ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。先週末、菅首相が新型コロナ感染拡大に関して、自宅療養者らが酸素吸入が必要になった場合に備える「酸素ステーション」を設置する方針を示しています。医療体制は極めて厳しい状況にあるとのことで、酸素ステーションは体制を速やかに構築するよう閣僚に指示したと話したとのことです。同社は医療用酸素手掛けていることから恩恵を受けるとの思惑が働いています。既に同社株は、新型コロナウイルス感染拡大で自宅療養が急増していることから、その関連株として買われていましたが、政府の酸素ステーション設置方針を受け物色加速した格好です。他にも[7634]星医療酸器、[4093]東邦アセチレン、[9818]大丸エナウィンも関連株として買われました。



[4448]Chatwork 
[M]業種:情報・通信業
終値775円/前日比-150円
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ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発やセキュリティソフト「ESET」の代理販売を行う。 本日ストップ安まで売られて年初来安値を大きく更新しています。同社は赤字転落となる2Q決算と未定だった通期業績予想を開示。大幅な赤字予想になっています。市場コンセンサスは黒字見通しだっただけに失望されています。先行投資として採用およびマーケティング活動を加速したため、利益面を圧迫している面もありますが、ウィズコロナ企業でこの売上高の伸びでは物足りないとの見方も多く、何れ経済正常化することを考慮すれば、同社業績の先行き期待も乏しいとの見方です。決算警戒感も強かった銘柄ですが、アク抜けとならず改めて売られています。明日以降は昨年付けている上場来安値645円を目指すのではとの見方が多いようです。




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[9073]京極運輸商事 
[JQ]業種:陸運業
終値908円/前日比+150円
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ENEOSHD傘下。石油製品輸送が主力。ドラム缶販売も柱。港湾・物流一貫。 本日買い気配から寄り付いた直後に上値追いが本格化し、7営業日ぶりに大幅反発してストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比62.1%増の4,700万円に拡大し、4-9月期計画5,700万円に対する進捗率は82.5%に到達、5年平均の53.5%も上回りました。4-6月期の売上営業利益率は前年同期の0.5%から1.2%に改善しています。直近の株価は先月末から連続ストップ高を交え急伸したものの、8月3日の1,725円を高値に急反落を強いられ、昨日までで上げ分の85.54%を吐き出す往って来いを強いられており、戻りの継続性に注目が集まります。



[9171]栗林商船 
[2部]業種:海運業
終値391円/前日比-80円
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新聞用紙輸送が主体。北海道・東京・大阪が主航路。青函フェリー、ホテルなども。 本日ストップ安です。一時ストップ高まで買われていましたが、14時に発表した決算を機に売られる展開となりました。足元、海運株が好決算発表で大きく買われるものが目立っており、同社株も連想的に買われていました。[9127]玉井商船や[9308]乾汽船など事前に期待感から大きく買われていても想定以上の好決算発表で、決算発表後に改めて買われているだけに、同社株への期待も強かった様子です。ただ、14時に発表した1Q決算は赤字幅拡大で、しかも通期業績予想を下方修正しています。同社は内航船中心なだけに世界景気の急回復による恩恵を受け難く、燃料油価格上昇など悪い面の影響が大きい模様です。また、ホテル事業も手掛けており、緊急事態宣言などの悪影響を依然として受けています。



[7505]扶桑電通 
[2部]業種:卸売業
終値3,025円/前日比+501円
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富士通系ディーラー。通信・電子機器の販売と保守の両輪。システム構築なども。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、2021年9月期の非連結経常利益予想を従来の11億円から前期比46.8%増の16億円へ上方修正。足元で地方自治体や官庁といった公共セクターの防災や減災を目的としたデジタル化対応ニーズへの取り組みなどが引き続き好調に推移しているようです。また、同時に9月30日現在の株主を対象に1株から2株への株式分割を実施することも発表しています。本日の株価はストップ高から何度も剥がれるもストップ高で終えており、一段高期待を示しています。



[6194]アトラエ 
[1部]業種:サービス業
終値2,744円/前日比+499円
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人材紹介サイト「Green」を運営。成功報酬型が特長。ITやAI関連に強み。 本日買い気配スタートからの大陽線で大幅続伸し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年9月期第3四半期累計の連結決算を発表。今期から連結決算に移行しているため、前年同期との単純比較は出来ませんが、営業利益は9億6,300万円と通期計画の5億円を超過しました。成功報酬型求人メディア「Green」が堅調に推移した他、エンゲージメント解析ツール「Wevox」の大手企業への導入が進み成長が加速したことなどが寄与したようです。株価は新しいステージに入った感があります。



[7092]Fast Fitness Japan 
[M]業種:サービス業
終値4,450円/前日比+575円
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24時間型フィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の運営事業。直営、FC展開。 本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に1Q決算を発表。決算説明資料によれば、売上高は前年同期比67.2%増、営業利益は前値同期の5.2倍となっています。前年は1回目の緊急事態宣言による臨時休業があっただけに増収増益は当然ですが、今年の4-6月期も首都圏などで殆ど緊急事態宣言が発令されていた状況の割には強い数字との見方もあるようです。ただ、今期の出店数見通しを180店舗から160店舗に下方修正しています。しかし、前回の見通しで織り込んだリスクで吸収可能なため、通期業績予想は売上高・利益共に据え置いたと言えます。何れにせよアフターコロナ関連だけに足元は決算への警戒もあったのか株価は弱含みの展開になっていただけに、本日は決算発表無事通過で買い安心感に繋がっている面もある様子です。来週も買いが続くか注目されます。



[4385]メルカリ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,770円/前日比-360円
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フリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営。フリマと連携で新規事業積極。海外にも注力。 本日大幅安です。同社は昨日引け後に本決算を発表。前期実績は通期で初の黒字となる好決算で、市場コンセンサスも上回りました。それを受け買い優勢で始まったものの、寄り後は売り優勢の展開になっています。上場来高値水準ということもあり、出尽くし的に売りが出てきた模様です。また、今後の成長鈍化への警戒も意識されている面もある様子です。今期見通しは非開示ですが、米国事業の流通総額について今期成長目標は20%と示しています。前期実績は72%だっただけに伸び悩むとの見方から成長鈍化懸念が意識されているとの見方です。同社が更に高成長していくには、米国事業に掛かっているとの見方も多いだけに、今期成長目標20%では物足りないと失望している向きも多い様子です。ただ、保守的との見方も少なくなく、次の決算が非常に注目されそうです。



[3825]リミックスポイント 
[2部]業種:情報・通信業
終値174円/前日比+27円
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暗号資産交換所「ビットポイント」運営。中古車売買やホテル、売電事業を展開。 本日後場買い気配スタートから急反発しています。同社は本日12時に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常損益は前年同期3.2億円の赤字から3.8億円の黒字に浮上し、通期計画25.4億円に対する進捗率は15.2%となりました。4-6月期の売上営業損益率は前年同期の-14.9%から9.3%に急改善しています。本日は長い上影を残した訳ですが、180円処は戻り売りが出易い価格帯で、週明け以降もこのレベルの売りをどう熟すかが焦点になりそうです。



[4488]AI inside 
[M]業種:情報・通信業
終値8,850円/前日比-1,450円
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人工知能技術を用いた光学式文字読み取り装置(OCR)サービスを提供。 直近は10,000円付近で下げ渋りを続けていたものの、本日下抜けとなり、上場来安値を更新しています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算は大幅増収で営業利益は増益確保となり、通期計画への進捗率も高く、本日は買い優勢で始まり寄り後も買われたものの、買い一巡後は売り込まれる展開になりました。既に公表済みですが、大口OEM先だったNTT西日本の期間満了日を1Q期間中に迎えており、殆どが不更新なことから2Q以降は利益悪化の可能性が高いとの見方が多いだけに先行き不透明感が強く、見切り売りに動いてきた向きも多い様子です。また、下抜けたことから投げも出易かった様子で来週以降も弱含みの展開が続きそうだと見る向きも多いようです。




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[9274]国際紙パルプ商事 
[1部]業種:卸売業
終値346円/前日比+80円
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国内外で紙・板紙・パルプなどの卸売業を手掛ける。不動産賃貸も。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績について発表。連結経常損益予想を従来の34億円の黒字から50億円の黒字(前期は120億4,100万円の赤字)へ上方修正しました。従来の4期ぶりの最高益予想を更に上乗せし、更に好調な業績を踏まえ、今期の年間配当を従来計画の10円から12円に増額修正しています。本日の株価は12時32分以降張り付いたまま終えており、2019年7月高値355円を捉えると更に景色が変わりそうです。



[9127]玉井商船 
[2部]業種:海運業
終値1,529円/前日比+300円
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日軽金のアルミニウム原料船が主体。全農向け穀物輸送にも強み。自社船運航。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算は大幅増収増益で、ドライバルク市況が想定以上に好調を維持しており、2Q以降もその状況が継続すると思われ、更に貸船料収入が前回予想を大幅に上回ることが予想されることから、中間・通期業績予想は大きく上方修正しています。既に期待感から足元で同社株は大きく買われていましたが、想定以上の好決算になったことで改めて買いを集めています。同社株は本日終値でもPER4倍程度で、配当は引き続き未定としていますが、高配当を期待する向きも多い様子です。ただ、過度な期待は禁物で大手海運株と比較すれば割安感は乏しいとの声も聞かれました。なお、本日決算発表予定の[9362]兵機海運、[9308]乾汽船や明日決算発表予定の[9171]栗林商船も刺激を受けて買われました。



[4092]日本化学工業 
[1部]業種:化学
終値3,585円/前日比+490円
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無機薬品メーカー大手。リン製品、クロム塩など高シェア。電極材、セラミック材を強化。 本日大幅買い気配スタートから続急騰し、6ヵ月ぶりに年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績について発表。連結経常利益予想を従来の26億円から前期比72.7%増の40億円へ上方修正しました。自動車市場向けを中心に想定を大きく上回る需要の回復が見られ、半導体関連市場も引き続き強い需要環境にある中、稼働率の向上や一般管理費の削減効果などが利益を押し上げるとしています。株価は2019年以降3,500円処が重い印象にありましたが、今回このレベルを固められれば一段高相場が加速するかも知れません。



[3652]ディジタルメディアプロフェッショナル 
[M]業種:情報・通信業
終値2,027円/前日比+299円
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ファブレス半導体企業。描画回路設計ライセンス収入をAIに主軸移行。自動運転も。 本日大きな窓を空けて続急騰しました。同社は昨日引け後に、アミューズメント市場向け画像処理半導体「RS1」の大型受注を獲得したと発表。受注額は9億7,900万円で、2022年3月期の第2四半期から第4四半期にかけて顧客に分納する予定とのことです。「RS1」は第1四半期売上実績と今回の大型受注を合わせて11億5,000万円となり、業績予想に織り込んだ8億4,000万円を上回ります。株価は4月以降4ヵ月超に渡り下降トレンドを強いられてきましたが、本日の大幅高で25日線が下げ渋っており、トレンド転換に期待が掛かる処です。



[6195]ホープ 
[M]業種:サービス業
終値746円/前日比+100円
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自治体広告や官民連携促進、電力供給等、自治体に特化したサービスを展開。 本日ストップ高まで買われています。同社が昨日発表した本決算で示した今期見通しは微増収で黒字転換予想となっています。四季報予測では赤字継続予想だっただけに本日は好感されている模様です。ただ、同社は前期末の6月末時点で、約25億円の債務超過に陥っており、2022年3月末に債務超過解消を目指すとのことですが、依然として不透明感は強い状況です。本日の上昇で発行済み新株予約権の下限行使価額を上回っており、今後行使が進む期待はあるものの、やはり更なるエクイティファイナンスは必要との見方が多いだけに買いも続き難いとの声も聞かれました。目先どこまで買われていくのか注目されます。



[3397]トリドールHD 
[1部]業種:小売業
終値2,083円/前日比+89円
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発祥の焼鳥店から低価格うどん「丸亀製麺」にシフト。海外にも積極的。 本日年初来高値を更新しています。今朝の日経新聞で同社の4-6月期連結営業損益(IFRS)が、50億円弱の黒字になったことが分かったと報じられています。同社が5月に公表した2021年3月期の通期計画は営業利益16億円だけに、それを1Qで大きく上回る格好です。4月に発売した「丸亀うどん弁当」の好調が収益を牽引したとのことで、足元でも好調が続き、通期業績を上方修正する公算が大きいとのことです。これが好感されて買われています。また、同社はこの報道を受け朝方コメントを発表。1Q業績は報道と同様の水準になる見通しで、通期業績は上方修正する公算が大きいとの記載については、その方向で本日公表する予定とのことです。実際、後場14時25分に上方修正を発表しています。なお、1Q決算は13日に公表する予定とのことで、明日も買いが続くのか注目されます。



[5698]エンビプロHD 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,498円/前日比+249円
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資源リサイクル大手。金属スクラップ加工、販売。高品位に強み。中古車輸出も。 本日大幅ギャップアップスタートからの大陽線で急反発し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2022年6月期の連結業績予想を発表。売上高が前期比31.9%増の540億円、純利益は同30.7%増の19億5,000万円と、前期に続き増収増益となり、過去最高を更新する見通しを示しました。更に年間配当予想は33円としており、前期の25円から8円増額しています。株価はここ2ヵ月程1,240円処がレジスタンスになってきましたが、本日明確に上放れており、青天井相場の継続を示唆しています。



[6541]グレイステクノロジー 
[1部]業種:サービス業
終値971円/前日比-300円
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産業機械のマニュアル作成・管理・運用システムの提供。企画や翻訳サービスも。 本日ストップ安まで売られて年初来安値を大きく更新し、昨年3月以来の安値水準になっています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算が失望されています。1Q業績はコンセンサスを下回っており、実質的に大幅減益となっています。通期計画は据え置きながら進捗率が低く、計画未達懸念にも繋がっています。同社株は足元で売り込まれてきただけにアク抜け的な動きを見せても不思議はなさそうですが、その気配は全くありません。今年4月に同社創業者で代表取締役会長だった松村幸治氏が逝去してから、同社株は大した戻りも見られず非常に弱い動きを続けています。やはり今後の経営に悪影響が出るとの懸念が強いようで、機関投資家の売りも継続的に出ているとの声も聞かれました。




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[9272]ブティックス 
[M]業種:サービス業
終値2,098円/前日比+400円
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介護事業者向け展示会の開催。M&A仲介サービスやネットで介護用品販売も。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で続急伸しています。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の非連結経常損益は前年同期の1億4,800万円の赤字から7,300万円の黒字に浮上し、通期計画1億1,100万円に対する進捗率は65.8%となりました。4-6月期の売上営業損益率は前年同期の-370.0%から20.6%に急改善しています。本日、差し引き90万株超の買いを残しており、4月22日に記録した年初来高値2,300円を視界に捉えた格好です。



[6036]KeePer技研 
[1部]業種:サービス業
終値3,745円/前日比+700円
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自動車ボディーのコーティング材料を販売。直営、FC店も展開。施工技術支援も。 本日ストップ高まで買われて上場来高値を更新しています。同社が昨日発表した本決算で示した今期見通しが好感されています。今期は大幅増収増益計画となっており、市場コンセンサスも上回りました。売上高の伸び率は前期以上に伸びる見込みで、営業利益率は更に高まる見通しです。更に配当予想も連続増配予定となっており、株価高値圏ながらも改めて見直されています。また、9月からトヨタグループの自動車部品専門の卸売会社トヨタモビリティパーツで、KeePerボディーコートが発売されることになったとも発表しています。今後、トヨタモビリティパーツと協力し、トヨタボディコート市場の拡大を図る営業活動を行っていくとのことです。



[4979]OATアグリオ 
[1部]業種:化学
終値1,602円/前日比+262円
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農薬・肥料メーカー。殺虫・殺菌剤が主力。植物成長調整剤に注力。欧州拡大。 本日大きな窓を空けて急反発し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来予想の15億9,400万円から前期比18.4%増の17億9,000万円に増額修正しました。年間配当も従来計画の40円から45円に5円増額、前期実績比でも5円の増配となります。更に、発行済み株式数の4.60%にあたる25万株・3億円を上限とする自社株買いの実施も発表しています。株価は3月23日の年初来高値1,579円を上抜け約4ヵ月半ぶりに新高値を付けており、一段高相場に期待が高まる処です。



[5981]東京製綱 
[1部]業種:金属製品
終値1,123円/前日比+66円
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ワイヤロープ最大手。橋梁や鉱山、超高層に強み。炭素繊維ケーブルに注力。 本日大幅高です。昨日、米上院で超党派による1兆ドル規模のインフラ投資法案が可決。それを受けNY市場ではインフラ関連株が買われていました。同社は昨年、米国で進行中のハンプトンロードブリッジトンネル拡張事業に同社の炭素繊維複合材ケーブルが採用されたと発表しているだけに、米インフラ投資法案は同社にも追い風になるとの見方があるようです。ただ、同社は14時に1Q決算発表して2桁増収で黒字転換となっていますが、通期計画への進捗率の低さからか、嫌気されて売られています。それにより一時マイナス圏まで沈みましたが、売り一巡後は下げ渋り、結局確りと上昇して引けています。



[5707]東邦亜鉛 
[1部]業種:非鉄金属
終値2,105円/前日比+237円
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亜鉛・鉛の製錬大手。鉛でシェア首位。自社権益拡大。環境リサイクルや電子材料も。 本日買い気配スタートから続急伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来予想の54億円から前期比37.4%増の81億円に大幅増額しました。減益予想が一転して4割近い増益見通しに変わります。また同日、[5724]アサカ理研と使用済みリチウムイオン電池からのレアメタル抽出・精製に係る前処理プロセスの確立を目的とした共同研究開発契約を締結しています。株価は直近2ヵ月程1,800円~1,900円を軸とした底値揉み合いが続いてきましたが、一気に上放れる展開となり、新しい相場が始まっています。



[9517]イーレックス 
[1部]業種:電気・ガス
終値2,569円/前日比-526円
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電力買取り、工場・家庭に販売。ガス小売りも。自社でバイオマス発電。海外進出。 本日大幅安です。同社が昨日引け後に発表した1Q(4-6月期)決算は大幅増収となるも利益面は市場コンセンサスを大きく下回りました。販売電力量は前年同期を上回り、計画も上回ったものの、電力調達コストが増加したことにより利益率は低下したとのことです。1-3月期が非常に強い数字で、利益率も高かっただけに今回の決算への期待感もあった様子です。同社株は上場来高値水準にあったということもあり、手仕舞い売りのキッカケになった格好です。ただ、6月下旬には[7701]島津製作所が再生エネルギー供給で同社子会社と契約締結しており、2Q以降は期待出来るとの声も聞かれました。目先どこで下げ止まるか注目されます。



[3964]オークネット 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,914円/前日比+307円
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ネット・オークション運営「車・バイク・フラワー・ブランド品・PC・医療機器」小売店向け展開。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、2021年12月期の連結業績予想について発表。売上高を343億5,100万円から前期比52.2%増の366億5,500万円へ、営業利益を44億9,600万円から同51.1%増の56億円へ、純利益を25億1,600万円から同83.0%増の34億7,100万円へ上方修正し、併せて中間・期末各14円の年28円を予定していた配当予想を各19円の年38円に引き上げるとしています。本日の大幅高で株価は2018年7月以来の水準に達しており、次なる目標は当時付けた上場来高値1,992円ということになります。



[5759]日本電解 
[M]業種:非鉄金属
終値3,080円/前日比-90円
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プリント配線板や半導体パッケージ用電解銅箔の製造販売を手掛ける。 本日一時14%超の大幅安となる場面も見られました。同社は本日後場の場中に決算発表という日程から期待感が強かったのか、後場途中までは大きく買われていました。しかし、適時開示情報にて決算が出る前にエディネットで13時40分に四半期報告書が先に出されており、その数字が失望されて派手に売り込まれました。適時開示には14時に決算短信が発表されています。それを受け一段安となるも売りも続かず買戻し優勢の展開になっています。エディネットを見て、1日信用売りなどでショートした短期資金も多かったようで、そういう向きが14時の適時開示での決算開示を機に買戻した格好です。明日以降の動向が注目されます。




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[6062]チャームケア・コーポレーション 
[1部]業種:サービス業
終値1,379円/前日比+300円
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関西中心に有料老人ホーム運営。不動産活用。高価格帯、リースバックに注力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は連休前6日引け後に決算を発表。2021年6月期の連結経常利益は前期非連結比26.4%増の23.1億円となり、2022年6月期も前期比25.1%増の29億円に伸びを見込んでいます。また、前期の年間配当を9円から12円、今期も前期比3円増の15円に増配する方針を示しました。株価は本日25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、上値の節目付近へと達しており、慎重に動きを見たい処です。



[7414]小野建 
[1部]業種:卸売業
終値1,550円/前日比+177円
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独立系の鋼材・建設機材専門商社。北九州地盤に全国展開。工事請負も。 本日寄り前から大量の買いを集めて大幅続伸し、年初来高値を大幅に更新して一時ストップ高を達成しています。同社は連休前6日引け後に、2022年3月期の業績予想を大幅に増額修正。営業利益予想は従来の58億9,100万円から前期比43.7%増の93億5,500万円と急拡大し、減益予想から一転して4割を超える大幅増益見通しに変わりました。17期ぶりの過去最高益更新となります。また、好業績を背景に年間配当を従来計画60円に32円も上乗せ92円にすることを発表しています。本日の株価は高寄り後に大陰線を余儀なくされましたが、PER5倍台、PBR0.4倍台、配当利回り5.5%と割安圏にあり、仕切り直しに期待が掛かります。



[4331]テイクアンドギヴ・ニーズ 
[1部]業種:サービス業
終値1,002円/前日比+150円
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ハウスウエディングで先駆。邸宅風の直営店を全国展開。ホテルや保育園も展開。 本日大幅高となり、ストップ高を付けています。同社は先週末に1Q決算を発表。4-6月期は前年同期比大幅増収で営業利益は黒字転換となっています。新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きな企業ですが、婚礼単価や取扱組数は緩やかに回復傾向にあるとのことです。コスト削減などにより、損益分岐点は低下していることも見直し買いに繋がっている模様です。アフターコロナ関連企業で、今後は反動的に婚礼も増えてくることが想定されるため、最悪期は脱したとの見方も強いだけに先行き期待から見直し買いが入ってきたようです。なお、本日はアフターコロナ関連株に買われている銘柄が目立っています。



[6612]バルミューダ 
[M]業種:電気機器
終値5,720円/前日比+240円
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スチームトースターやワイヤレススピーカーなど家電製品の企画・製造・販売を手掛ける。 本日確りと続伸しています。大きく売られて始まるも寄り後は買われてプラスに転じています。先週末は決算期待からか大きく上げていたこともあり、引け後に発表した2Q決算にサプライズ感は無く、売られて始まりました。同社はスマートフォン事業に参入することを既に発表しており、11月にも発売する見込みとなっています。そのスマートフォン事業への期待感は強いようで、今回の決算で追加情報は出なかったものの、決算発表通過で期待買いが改めて入ってきたようです。それにより決算発表でアク抜け的な動きになった格好です。明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[6789]ローランドディー.ジー. 
[1部]業種:電気機器
終値3,155円/前日比+500円
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業務用プリンター世界大手。広告・看板用、テキスタイルが主力。歯科用加工機なども。 本日ギャップアップスタートから大陽線で続急伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高を達成しています。同社は連休前6日引け後に決算を発表。2021年12月期第2四半期累計の連結経常損益は前年同期12.1億円の赤字から30.5億円の黒字に浮上し、従来予想の22億円の黒字を上回って着地しました。併せて通期の同利益を従来予想の41億円から55億円に34.1%上方修正し、増益率は9.7倍から13倍に拡大する見通しとなっています。また、業績好調に伴い今期の年間配当を従来計画の40円から60円に大幅増額修正することも発表。株価は2018年2月以来の水準にあり、新しいステージに入っています。



[4068]ベイシス 
[M]業種:情報・通信業
終値8,400円/前日比+1,270円
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携帯電話のインフラやネットワーク構築・運用保守などを手掛ける。 本日大幅反発です。同社は本日引け後に本決算発表を予定しています。上場時に公表している3Q業績からも2021年6月期業績は上振れ着地となる期待も強く、今期見通しは大幅増収増益を期待する向きも多い様子です。ただ、本日これだけ大きく上げただけに、ハードルはかなり高まっており、かなりの大幅増収増益計画を出してこないと失望されるとの見方も少なくありません。引け後に発表した本決算では、前期業績はやはり計画超過着地となり、今期見通しは売上高21.4%増、営業利益16.1%増、純利益16.2%増でしたが、この数字では物足りないとの見方が多いため、明日の動向が注目されます。



[6089]ウィルグループ 
[1部]業種:サービス業
終値1,101円/前日比+150円
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スマホ販売やオペレーターなど軽作業員の人材派遣。量販店の支援、建設技術者も。 本日大幅買い気配スタート後も上値追いが続き大幅反発し、ストップ高まで買われています。同社は連休前6日引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。2022年3月期第1四半期の連結税引き前利益は前年同期比17.3%増の11.4億円に伸びました。併せて通期の同利益を従来予想の32.7億円から39.2億円に19.9%上方修正し、一転して3.5%増益見通しとなりました。同時に4-9月期の同利益予想を従来の11.5億円から19.5億円に69.6%上方修正し、減益率が44.8%減から6.5%減に縮小する見通しとなっています。本日15株超の買いを残しており、年初来高値チャレンジ局面が始まっています。



[4595]ミズホメディー 
[2部]業種:医薬品
終値2,920円/前日比+500円
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体外診断用医薬品の開発・製造・販売。ウイルス検査や妊娠検査薬が主力。 本日ストップ高です。同社は本日昼に計画を大きく超過する2Q決算と通期業績の大幅上方修正を発表。5月に1Q決算発表した際に上方修正したばかりで、5月の時は出尽くし的に派手に売り込まれましたが、本日は素直に買われています。後場はザラ場寄らずのストップ高となっています。ただ、新型コロナウイルス感染拡大で恩恵を受けての好業績だけに特需と言え、今期業績がピークとの見方も強いだけに買いも続き難いとの声も聞かれました。なお、同社の好決算を受け、やはり新型コロナウイルス感染拡大特需が期待されている[7707]プレシジョン・システム・サイエンスと[2342]トランスジェニックが後場動意付いています。




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[6993]大黒屋HD 
[2部]業種:小売業
終値110円/前日比+18円
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祖業は特殊照明器。ブランド品売買・質屋の大黒屋が主力に。英国から撤退。 本日買い気配スタートから10営業日ぶりに大幅反発しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期第1四半期の連結決算を発表。営業損益が前年同期2億1,400万円の赤字から3,600万円の黒字に浮上しました。外国人観光客の激減や緊急事態宣言下の外出自粛要請の影響を大きく受けた前年から経済活動制限が緩和されたことで実店舗の売り上げが回復した他、オンライン店舗の売り上げも増加したようです。目先の株価ポイントは先月26日の直近高値124円となります。



[4180]Appier Group 
[M]業種:情報・通信業
終値1,569円/前日比+271円
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企業の経営課題の解決を支援するAI搭載のプラットフォームを提供する。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。同社が昨日引け後に発表した2Q決算は赤字継続となっていますが、赤字幅縮小で売上高は大幅増収を継続。更に通期業績の上方修正も発表しています。説明資料によれば、6月は営業利益の単月黒字化を達成したとのことで、EBITDAマージンは2Qに過去最高水準で、ほぼ損益分岐点に到達したとのことです。また、月次顧客解約率は0.78%と過去最低レベルまで改善しています。また、修正後の通期計画は依然として保守的とも記載されており、更なる上方修正期待も意識されている模様です。同社株は昨日上場来安値を更新していたこともあり、見直し買いのキッカケとなった様子です。上値にはシコリも多そうですが、来週も見直し買いが継続するか注目されます。



[7915]NISSHA 
[1部]業種:その他製品
終値1,850円/前日比+248円
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特殊印刷を展開。表面加飾技術やタッチパネル製品に強み。医療機器受託製造。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を大幅に更新しました。同社は昨日引け後に、2021年12月期の連結業績予想について発表。売上高を1,725億円から前期比3.6%増の1,865億円へ、営業利益を105億円から同2.3倍の170億円へ、最終利益を87億円から同2.2倍の152億円へ上方修正しました。産業資材事業のモビリティー向けや蒸着紙、ディバイス事業のIT機器向けなどの製品需要が前回の想定を上回って推移する見通しとのことです。本日の大幅高で株価は2018年11月以来の高値レベルを回復し、9ヵ月移動平均線をサポートとした中期上昇トレンドが継続中です。



[3994]マネーフォワード 
[1部]業種:情報・通信業
終値7,380円/前日比+590円
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個人向け家計簿アプリとクラウド会計中心の法人向けバックオフィスSaaS事業が柱。 本日大幅高となり、上場来高値を更新して一時ストップ高まで買われる場面も見られました。同社は8月2日に海外での公募増資を発表。その発行価格が6,586円に決まったと昨日発表しています。公募増資に絡んで足元で空売りしていた向きも多いようで、そういう向きの買戻しが入ってきたのではと見られています。買戻しが中心なら、本日の動きからも一巡した可能性があり、公募株の受渡日である18日までは上値の重い展開になりそうとの声も聞かれました。ただ、受渡完了し公募イベント通過となれば、改めて買い安心感が出てくるとの見方もあり、来週の動向が注目されます。



[6299]神鋼環境ソリューション 
[2部]業種:機械
終値3,205円/前日比+502円
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神戸鋼系。環境装置メーカー。水処理、ゴミ焼却関連に強み。IHI廃棄事業を統合。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比19.8%増の11.9億円に伸び、通期計画の50億円に対する進捗率は前年同期17.6%を上回る24.0%に達しました。また、親会社の[5406]神戸製鋼所が株式交換により完全子会社化すると発表しており、株式交換比率による理論株価3,657円に向けた動きが見込まれます。



[6612]バルミューダ 
[M]業種:電気機器
終値5,480円/前日比+410円
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スチームトースターやワイヤレススピーカーなど家電製品の企画・製造・販売を手掛ける。 本日大幅反発です。同社は本日引け後に2Q決算発表を予定しています。5月の1Q決算発表は好感されて翌日派手に買われた経緯もあり、今回の決算への期待もある様子です。また、同社は1Q決算発表時に5Gスマートフォンの開発および販売を行う携帯端末事業参入も発表しており、今回の決算時にその追加情報が発表される可能性もあるのではとの声も聞かれました。何れにせよ同社株は足元で売り込まれてきただけに、決算リスクは乏しいのではとの見方から、買いに来ている個人投資家も多いとの声も聞かれました。ただ、本日先回り買いでこれだけ買われますと、結局決算リスクが出てくるとの見方もあり、週明けの動向が注目されます。



[6969]松尾電機 
[2部]業種:電気機器
終値896円/前日比+106円
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コンデンサー大手。自動車用、産業用、タンタルに強み。回路保護部品も。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を41億円から前期比18.3%増の45億円へ、営業利益を3億5,000万円から同71.8%増の4億5,000万円へ、純利益を1億5,000万円から同41.8%増の1億9,000万円へ上方修正しました。カーエレクトロニクス向けのタンタルコンデンサやリチウムイオン電池向けの高電流ヒューズの需要が好調に推移したことに加え、下期も概ね堅調な推移が見込まれるためとしています。株価は880円台を走る75日移動平均線をサポート出来れば、新たな上昇トレンドが発生しそうです。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値52,410円/前日比-4,080円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。同社が昨日引け後に発表した1Q決算が嫌気されています。4-6月期の営業利益は大幅減益で市場コンセンサスも下回っています。また、Nintendo Switchの販売台数は前年同期比で21.7%減、ソフトウェア販売本数は10.2%減となっています。同時に発表された自社株買いはポジティブだとの声が多いものの、本日は株価の支えにはなっていない様子です。同社株は足元で売り込まれてきましたが、出尽くしとならず一時10%超も売られる場面も見られました。連休前ということもあり、積極的な押し目買いも入り難い様子です。海外投資家による売りとの声も聞かれ、来週以降押し目買いが入ってくるか注目されます。




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[8946]ASIAN STAR 
[JQ]業種:不動産業
終値96円/前日比+4円
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横浜中心に投資用マンションを販売。管理・仲介に注力。中国系企業と連携。 本日ギャップアップスタートから反発し、年初来高値を大幅に更新しました。同社は昨日引け後に2021年12月期第2四半期累計の連結業績予想を修正し、営業損益が5,900万円の黒字(従来予想は3,200万円の赤字)になったようだとしています。下期に見込んでいた販売用不動産の売却を前倒しで行ったことに加え、昨年末に買収した中国子会社が好調に推移したことが主な要因のようです。本日の株価は長い上影を残して大陰線を強いられており、仕切り直しからの明日の反応に注目が集まります。



[7516]コーナン商事 
[1部]業種:小売業
終値3,910円/前日比-360円
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大阪地盤のホームセンター大手。関東に進出、同業買収も。大型店舗展開に注力。 本日大幅安です。昨夕提出された大量保有報告書で、旧村上ファンド系投資会社シティインデックスイレブンスが、保有比率を引き下げたことが明らかになっています。報告義務発生日は7月28日で、報告書によれば、6月11日から徐々に市場内で売却しています。同社株はシティインデックスイレブンスが大量取得したことが明らかになってから思惑的に大きく買われていました。保有目的に重要提案行為などを行うためとも書かれていたことから、更に買い増すのではとの期待も強かったと言えます。しかし、実際は株価が派手に上げてきた時から少しずつ利食いしていただけに、思惑消滅で本日は見切り売りに繋がっています。



[4847]インテリジェント ウェイブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値654円/前日比+53円
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大日本印刷傘下。クレジットカード決済システム開発で首位。セキュリティ関連を強化。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反発しました。同社は昨日引け後に2022年6月期の非連結業績を発表。売上高が前期比7.3%増の120億円、営業利益は同16.8%増の13億2,000万円になりそうだとしています。また、配当は前期比1円増の14円に増配する方針も示しました。株価は6月28日から29日の間に空けた窓埋めを完了しており、今回の一段安相場を帳消しにしていることから、戻り一服となるか、5月から6月に揉み合った660円から680円を固めにいくのか注目されます。



[4582]シンバイオ製薬 
[JQG]業種:医薬品
終値1,591円/前日比-400円
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がん、血液、ペインマネジメントの3分野に特化。他社の新薬候補の製品化も。 本日ストップ安です。同社は昨日、2Q決算を発表。累計では大幅増収で赤字幅縮小の決算で、四半期ベースでは4-6月期は大幅増収で黒字転換となっています。しかし、本日は好感する動きが見られず朝から売り込まれています。出尽くし的な動きですが、4-6月期はもっと強い数字を期待していた向きも多かった様子です。通期黒字転換の業績予想は据え置いており、何れにせよ同社が2月の本決算発表で今期見通し黒字転換予想を出してから、同社株は随分と上げてきただけに、どんな2Q決算でも結局売られたとの見方は多いようです。信用買い残もかなり積み上がっており、決算発表を機に手仕舞いに動く向きも多かった様子です。明日以降、どこで下げ止まるか注目されます。



[5212]不二硝子 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値1,985円/前日比+400円
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医療用ガラス専業。アンプルや試験管など。健康食品・化粧品容器向けに注力。 本日前場途中に切り返して上げ幅を拡大し、ストップ高を達成するなど大幅反発となりました。まん延防止等重点措置の適用地域に新たに8県が追加されるなど新型コロナウイルスの感染拡大収束の兆しが見えず変異型ウイルスの感染者が増加する中、3回目のワクチン接種に関する報道も相次いでおり、接種実施を見越して、アンプルや管瓶など医薬業界向け製品を手掛ける同社株に買いが集まった格好です。直近の株価はボラティリティが上昇しており、値動きの荒い展開が続きそうです。



[3668]コロプラ 
[1部]業種:情報・通信業
終値803円/前日比+22円
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スマホゲームで急成長。ゲームアプリの課金収入が収益源。VR分野や海外に展開。 昨日は決算警戒から売られていましたが、本日は反発しています。同社のスマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」に関する特許権侵害訴訟について、[7974]任天堂と和解することに合意したと発表。和解により、同社が任天堂に対して特許についての今後のライセンスを含めた本件訴訟の和解金33億円を支払い、任天堂が同訴訟の訴えを取り下げるとのことです。不透明要因だっただけに、それが消えたことで本日は好感されて買われています。ただ、3Q決算は良い内容ではなく、和解金33億円の損失計上を除いても買える決算ではないでしょう。訴訟問題の不透明感が消えても同社の業績先行き不透明感は消えておらず買いも続かないとの見方も多いようで、買い一巡後は上げ幅を縮小しています。



[9101]日本郵船 
[1部]業種:海運業
終値7,810円/前日比+880円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日大きく急伸して6連騰です。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比9.3倍の1,536億円に急拡大しました。また、通期の同利益を従来予想の3,700億円から5,000億円へと35.1%上方修正し、業績好調に伴い今期の上期配当を従来計画の100円から200円、下期配当も従来計画の100円から500円に増額修正しました。上昇基調にある株価に弾みが付き、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[4485]JTOWER 
[M]業種:情報・通信業
終値6,960円/前日比+380円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供。 本日大幅安から大幅高になっています。同社は昨日、1Q決算を発表。大幅な営業増益ですが、経常利益と純利益は減益決算となっています。これが嫌気されて大きく売られて始まり、朝方には6,000円割れとなる場面も見られました。しかし、売り一巡後は買われてくる動きになっており、プラスに転じて後場は一段高になっています。経常利益は減益ですが、市場コンセンサスは上回っており、据え置いた通期業績予想への進捗率も高く、何れにせよ同社への期待は足元の業績ではなく、将来的に飛躍するという期待があるだけに、売られた処では買い向かう中長期資金も多い様子です。明日以降も確りとした買いが続くか注目されます。




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[4689]Z HD 
[1部]業種:情報・通信業
終値621.0円/前日比+55.3円
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ソフトバンク系ポータルサイト最大手。ヤフーが持株会社化。21年3月にLINEと経営統合。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸しました。同社は昨日引け後に、2021年4-6月期決算を発表。最終利益は前年同期比17%増の266億1,700万円と2桁成長を達成しています。LINEとの経営統合効果でトップラインが大幅な伸びを見せ、増収効果が利益にも反映されました。広告需要が好調だった他、ZOZOや[2678]アスクルなどのコマース事業も収益に貢献しています。株価は7月15日の直近高値599.3円を明確に上回ってきており、年初来高値727.2円にどこまで迫れるか注目されます。



[5384]フジミインコーポレーテッド 
[1部]業種:ガラス・土石
終値5,800円/前日比+500円
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半導体ウエハー用研磨材で世界首位。溶射技術にも強み。CMP製品が成長。 本日買い気配スタートから続急伸し、上場来高値を大幅に更新しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を435億円から前期比12.0%増の470億円へ、営業利益を85億円から同33.5%増の102億円へ、純利益を62億円から同32.0%増の74億円へ上方修正し、併せて60円を予定していた中間配当予想を80円に引き上げるとしています。本日の株価は高寄り後も上値追いが進み高値圏で終えており、青天井圏を駆け上がる可能性を示しています。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値4,025円/前日比-130円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日前引け後に決算発表を予定しており、期待感から前場は買われていました。前引け後に1Q決算発表と同時に中間・通期業績の上方修正を発表しましたが、注目された復配発表は無く、引き続き配当は未定としています。それを受け後場は売られる展開になりました。派手に売られる場面も見られましたが、売り一巡後は下げ渋っています。業績からも復配に踏み切る可能性は消えておらず何れ発表されるのではとの期待感も強いようです。配当性向20%とした場合、通期業績予想から年間配当は568円となり、配当利回りは軽く10%を超えることになります。ちなみに[9104]商船三井が、先日の決算と同時に配当の大幅増額修正を発表しており、配当性向は19.7%、[9101]本郵船は23.6%となっています。同社が実際に期待通り復配に踏み切るのか、その際配当性向はどの程度になるのか注目されます。



[9101]日本郵船 
[1部]業種:海運業
終値6,930円/前日比+360円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日大幅高となり、連日で高値を更新しています。同社は本日昼に予定されていた決算発表への期待感で前場から買われていましたが、決算発表を受けて後場改めて買われています。商船三井の配当修正以来、連想的に同社株も買われていましたが、出尽くしとはなりませんでした。同社も商船三井同様に決算と同時に配当額を大きく上方修正しており、年間配当は1株200円予想から700円に引き上げました。一気に高配当利回りとなり、改めて後場見直された様子です。ただ、年間配当700円予想ですが、中間配当は200円、期末配当を500円としており、今後の市況状況で業績が変動すれば、期末配当は減らされる恐れもあるのではとの声も聞かれました。ちなみに商船三井は中間配当の方が期末配当より多くなっています。



[8929]青山財産ネットワークス 
[2部]業種:不動産業
終値1,697円/前日比+102円
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財産コンサル会社。資産家への運用や相続に強み。不動産取引やサブリースも。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年12月期上期決算を発表。売上高は前年同期比25.9%増の119億1,900万円、純利益は同2.5倍の10億7,600万円で着地しました。不動産関連商品の販売が好調だったことが業績を押し上げたようです。また、併せて8月31日を基準日として1株を2株に株式分割することも発表しています。本日の株価は高寄り後.大陰線を強いられており、先ずは4月高値レベルでもある1,700円処を固めたい処です。



[9837]モリト 
[1部]業種:卸売業
終値653円/前日比-21円
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服飾付属品の商社。金属ホックで世界首位。アパレル向け中心。車内装品も。 本日、年初来高値を更新するも結局売られて引けています。スケートボード関連株として足元で相場を作っている銘柄です。本日は東京オリンピックのスケートボード女子パークが行われており、日本人選手3人が決勝進出と大活躍しており、更に結果も日本人選手は1位、2位、4位となっています。決勝が行われている最中に同社株は一段高となり、高値を更新したものの、結果が確定する前には急落する典型的な出尽くし的な動きになっています。まだ明日には、スケートボード男子パークを控えており、スノーボードの冬季五輪2大会連続銀メダリストの平野歩夢選手が出場しますが、激戦が見込まれており、女子程は期待感が乏しい様子です。オリンピックのスケートボード競技が終われば、同社株を買う材料が乏しくなるだけに本日早めに手仕舞いに動く向きが多かった様子です。



[2980]SRE HD 
[1部]業種:不動産業
終値6,760円/前日比+440円
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ITテクノロジーとAI技術を基盤とした不動産事業。金融機関向けソリューション事業。 本日前場途中から切り返して大幅続伸しています。同社は昨日引け後に第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比71.4%増の17億8,200万円、営業利益は同42.6%増の1億7,500万円、純利益は同88.0%増の1億1,500万円と大幅増益となりました。企業のDX加速を受けて、AIクラウド&コンサルティングセグメントでクラウドサービス・コンサルティングサービス共に獲得数が着実に伸長した他、不動産テックセグメントが復調し黒字化したことが寄与しました。目先の株価は上方を走る25日移動平均線が意識されそうです。



[7203]トヨタ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値9,970円/前日比-85円
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世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。 本日反落です。同社は13時25分に1Q決算を発表。4-6月期は大幅増収増益となっており、市場コンセンサスを大きく上回りました。ただ、通期業績予想は据え置いており、修正せず配当見通しも未定のままとしました。これを受け派手に売られる展開で、一時9,825円まで下落する場面も見られた。株価は高値圏にあり、派手に上方修正されるとの期待も強かったことから、それが無く失望された格好です。ただ、売り一巡後は急速に下げ渋り、下げ幅をかなり縮小して引けています。4-6月期の数字からも通期計画への進捗率が非常に高く、何れ派手に上方修正されるとの期待は消えていないことから押し目買い意欲も強い様子です。この動きからも暫く10,000円を挟んでの揉み合いになり そうだと見る向きが多いようです。




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[5805]昭和電線HD 
[1部]業種:非鉄金属
終値2,006円/前日比+166円
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電線中堅。電力インフラ系に強み。免震装置で2位。株主に中国・富通集団。 本日買い気配スタートからの大幅高で4営業日続伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比33.6%増の451億8,400万円、営業利益は同4.1倍の25億6,600万円、純利益は同4.3倍の17億1,900万円と大幅増益となりました。電装・コンポーネンツ事業で自動車向け高機能製品の需要が好調を維持したことに加え、5G需要や中国向けなどで通信・産業用デバイス事業も好調でした。本日の株価は高値更新で上げ一服となっており、2,000円レベルをサポートに変えられるか否かが焦点になってきます。



[3659]ネクソン 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,126円/前日比-148円
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PC向けオンラインゲームを日本、韓国、中国等に配信。無料RPGが主力。韓国発祥。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。決算への警戒から同社株は弱含みの展開を続けながらも最近は下げ渋りも見られていましたが、本日の下落で明確に下抜けた格好です。中国当局がオンラインゲームに対する規制を検討と報じられており、中国でもオンラインゲームを手掛けている同社株には逆風になるとの懸念から売り材料視されています。新たな懸念浮上によって同社株は買い難くなったとの声も多い中、同社は8月11日に2Q決算発表を予定していますが、2Qに暗号資産評価損約45億円を計上すると既に発表しているだけに決算発表でアク抜けになるとの期待も剥落しています。ただ、後場は下げ渋る展開で香港市場で派手に売られていたテンセントが下げ幅縮小の動きになっており、その動きに刺激を受けている様子です。明日以降の動向が注目されます。



[6050]イー・ガーディアン 
[1部]業種:サービス業
終値3,160円/前日比+403円
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SNS等の投稿監視や運用支援が主力。ゲーム問い合わせ代行や広告審査も。 本日大きな窓を空けて大陽線で急反騰しています。同社は昨日引け後に、2021年9月期第3四半期累計の決算を発表。売上高は前年同期比26.1%増の72億800万円、純利益は同33.6%増の9億1,700万円での着地となりました。また、未定としていた通期の配当予想を14円にするとし、併せて上限を10万株(発行済み株数の1.0%)・3億5,000万円とする自社株買い実施も発表しています。株価の次なるターゲットは2月12日の年初来高値3,505円ということになります。



[7187]ジェイリース 
[1部]業種:その他金融業
終値1,674円/前日比+137円
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賃貸不動産における家賃債務保証業務。外国人や医療機関向け保証も。 本日大幅反発となり、上場来高値を更新しています。同社は先週末に大幅増収増益となる1Q決算を発表したものの、昨日は好感する動きは見られず出尽くし的に売られていました。しかし、本日は早くも反発しています。中間・通期業績予想は7月15日に上方修正済みですが、説明資料によればコロナ禍の環境を鑑みて2Q以降は保守的な計画を維持していると明らかにしているだけに、1Qの数字からも再度の上方修正期待も強まる状況と言え、下げれば買いたい向きも多いようです。明日以降も確りとした買いが見られるか注目されます。



[6493]日鍛バルブ 
[2部]業種:輸送用機器
終値332円/前日比+31円
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独立系エンジンバルブ製造会社。4輪向け主軸。2輪向けで高シェア。船舶・建機も。 本日ギャップアップスタートから急反発しました。世界的な自動車販売需要の急回復を追い風に同社の業績は好調に推移しており、2022年3月期営業利益は31億5,000万円(前期実績は1,800万円)と急拡大する見通しを示しています。また、中長期的にも世界的な電気自動車シフトの動きを睨んでEV領域の商品開発に早い段階から着手しており、主要顧客の[7267]ホンダをはじめ大手自動車メーカーとの連携に期待が掛かります。株価はPER6倍前後、PBR0.4倍前後と指標面での割安感も際立っており、年初来高値更新の可能性が高まっています。



[7634]星医療酸器 
[JQ]業種:卸売業
終値4,500円/前日比+700円
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医療用ガス最大手。病院向けと在宅用の2本柱。介護機器レンタルや販売も。 本日大幅続伸となり、年初来高値を更新してストップ高まで買われました。昨日、新型コロナウイルスの感染急拡大で自宅療養者も急増する中、政府は重症化リスクの低い中等症患者などを原則自宅療養とすることを表明。同社は在宅酸素事業も手掛けていることから、その事業に追い風になるのではとの思惑のようです。更に昼過ぎに、茂木敏充外相は3日の閣議後の記者会見で、タイとラオスに酸素濃縮器供与すると発表したことが伝わり、後場には一段高になりました。続く物色にはなり難いとの声も多いですが、小型株だけに勢い付けばストップ高連荘もあり得るのではと期待する向きもいるようです。明日以降の動向が注目されます。なお、同社は8月10日に1Q決算発表を予定しています。



[2174]GCA 
[1部]業種:サービス業
終値1,351円/前日比+300円
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M&A助言が主体。米同業と経営統合、国際案件強化。アジアと欧州に注力。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で続急伸し、年初来高値を大幅に更新しました。米投資銀行のフーリハン・ローキーが同社を買収する方向にあることが判明。同社株を完全子会社化することでビジネスチャンスを獲得する狙いと見られます。現在の株価より3割程度のプレミアムを付け、1株1,380円でTOBを行う見通しとされています。本日の株価は、東証が朝方に売買取引を一時停止していましたが、午前9時41分から再開しており、明日以降、新展開がなければTOB価格近辺での値動きに入っていきます。



[7379]サーキュレーション 
[M]業種:サービス業
終値3,690円/前日比+90円
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高いスキルを持つ人材と企業を仲介する「プロシェアリングコンサルティング」を展開。 昨日は高値警戒感もあってストップ安まで売られていましたが、本日は確りと反発しています。ただ、寄り付きは派手に下げて始まっており、前場には一時3,000円も割り込んで17.5%安となる場面も見られました。初値や上場初日に付けていた上場来安値も割り込んできたことから見切り売りが出た様子です。ただ、売り一巡後は下げ渋っており、前場後半から後場には下げ幅縮小の動きになっています。前場前半のきつい下げで、投げたい向きが投げてしまったようで、アク抜け的な動きになっています。その後プラスに転じる動きとなっており、この動きからも下値では買いを入れる向きも多いと言え、短期資金だけでなく中長期資金も入っているのではとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。




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