株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2021年08月

[9919]関西スーパーマーケット 
[1部]業種:小売業
終値1,538円/前日比+218円
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兵庫・大阪地盤のスーパー中堅。生鮮食品に強み。H2Oと資本業務提携。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は本日、H2Oリテイリング完全子会社であるイズミヤと阪急オアシスの2社との株式交換方式により経営統合すると発表。これに伴いH2Oリテイリングの同社株持ち分は現在の10.66%から58.00%に上昇し、H2Oリテイリングの連結子会社となります。スケールメリットの拡大やH2Oリテイリングとの共同調達や商品開発などでの連携強化などが期待出来る状況です。新値追いも期待されますが、過熱感も感じられる水準に達しており、注意が必要です。



[9479]インプレスHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値269円/前日比+23円
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ネット関連出版の草分け。ネット広告や電子書籍を展開。デジタルコンテンツを強化。 本日大幅高です。同社は昨日、[3678]メディアドゥとPOD(プリント・オンデマンド)書籍出版市場の拡大を目的とした業務提携について協議・検討を開始することで合意したと発表。両社が持つPOD書籍出版のノウハウを生かし、出版のDXを促進する新しい出版環境を全ての著者・出版者に提供することで、より豊かな出版文化の形成を目指すとのことです。未だ検討段階ですが、同社株は小型低位株で、しかも貸借銘柄ということもあって、短期資金の物色材料になった格好です。物色が続くかどうかは日証金の取り組み次第で、先ずは夕方に発表される日証金速報が注目されます。



[7366]LITALICO 
[1部]業種:サービス業
終値5,550円/前日比+420円
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障害者向けの支援事業を展開。就労支援、発達障害児支援、家族向けなど。 本日大きな窓を空けて3営業日続伸しています。同社は昨日引け後に、9月30日を基準日として1株を2株へ株式分割すると発表しました。1株あたりの投資金額を引き下げて株式の流動性を図ることが目的とのことです。効力発生日は10月1日で、株価は直近3営業日に連続で大陽線を引き、この間の上昇幅は895円にまでおよびましたが、引け味が悪くない流れを翌日に繋げることが続いており、6月30日高値5,860円や5月17日の年初来高値5,870円を視界に捉えた格好と言えそうです。



[3681]ブイキューブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,810円/前日比-38円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。 本日軟調です。NY市場引け後に米Zoomが決算を発表し、8-10月期見通しは減収となっており、時間外取引でZoom株は10%超の大幅安となっています。同社はZoom同様にウェブコミュニケーションサービスを手掛け、ウィズコロナ関連として昨年大きな相場を作った銘柄でした。また、昨年には米Zoomが好決算を発表した際に刺激を受け同社株は派手に買われた経緯もあるだけに、米Zoomが決算失望で派手に売られれば、同社株も連想的に売られ易いと言えます。明日以降も弱含みの展開が続くのか注目されます。



[3659]ネクソン 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,010円/前日比-67円
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PC向けオンラインゲームを日本、韓国、中国等に配信。無料RPGが主力。韓国発祥。 本日大幅安となり、昨年5月以来となる2,000円割れで年初来安値を更新しています。中国当局が昨日、18歳未満によるオンラインゲーム利用を制限する方針を発表。ゲーム提供企業は、18歳未満には週末や休日・祝日に限り、1日1時間しかサービスを提供してはならないとのことです。また、実名で登録しない者には一切サービスを提供してはならず、これらを守らない企業は当局が厳しく取り締まるとのことです。消費者によるゲーム離れに繋がるとの懸念から、中国でオンラインゲームを提供している同社には逆風との見方で売られています。既に8月上旬には中国当局がオンラインゲームに対する規制を検討と報じられていましたが、更なる規制もあり得るとの懸念から改めて売られています。同様に[3635]コーエーテクモHDや[9684]スクウェア・エニックスHDも安くなっています。



[4485]JTOWER 
[M]業種:情報・通信業
終値9,130円/前日比+670円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供。 本日確りした寄り付き直後に商いを伴い急伸し、大幅高4営業日続伸となりました。同社は昨日、東京都交通局と都営地下鉄大江戸線の都庁前駅構内における5Gの試行整備・検証などに関する協定を締結したと発表。インフラシェアリングを活用した5G電波環境の整備・検証・運用を担い、東京都が推進するデジタル化に貢献するとしています。株価9,000円超レベルは3月~4月に掛けて高値抵抗となったゾーンであり、明確に上放れると新相場が始まります。



[6027]弁護士ドットコム 
[M]業種:サービス業
終値6,950円/前日比+560円
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会員向け法律相談と弁護士向け営業支援のサイト運営。税理士向けサイトも。 本日買い気配スタートから大幅3営業日続伸しました。同社は昨日引け後に、富士キメラ総研が刊行した市場調査レポート「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」で、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」が、有償プランでの導入企業数となる市場占有率(数量)で電子契約ツールのシェア首位を獲得したと発表しています。本日の大幅高で株価は7月8日以来に25日線を回復しており、17日の底入れ確認から本格反騰相場に移行出来るかのタイミングに差し掛かっています。



[6920]レーザーテック 
[1部]業種:電気機器
終値24,070円/前日比+1,200円
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液晶・半導体検査装置が主力。マスクブランクス検査装置でシェア独占。 本日7連騰となり、上場来高値を更新しています。直近では半導体関連株に弱いものが目立っており、同社株も弱含みの展開で調整気味だったと言えますが、気が付けば早くも上場来高値を更新しています。昨晩のNY市場ではフィラデルフィア半導体株指数のSOX指数が、小幅ながらも続伸し、久しぶりに最高値を更新しています。それに刺激を受け東京市場でも半導体関連株に買いが入っている格好です。それでも半導体関連株には上値の重い銘柄も見られていますが、同社株は相対的にも強い動きとなっています。これを機に他の半導体関連株にも見直し買いが拡がってくると期待する声も聞かれました。




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[3936]グローバルウェイ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,240円/前日比+705円
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転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」展開。有料職業紹介も。クラウド型のアプリ支援。 本日寄り前から大量の買いを集め連日のストップ高となっています。先週26日に1対5の株式分割が発表されたのに継ぎ、先週末27日引け後には、2022年3月期通期の最終利益予想の上方修正を発表。また、東証が同社株について、30日売買分から信用取引の臨時措置を解除した他、日証金も増担保金徴収措置を解除しています。本日は59万株超の買いを残していますが、現値より上方は上昇局面でも急反落場面でも空中戦が目立った価格帯で、値動きが軽くなる傾向がありそうです。



[6172]メタップス 
[M]業種:サービス業
終値1,089円/前日比+93円
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オンライン決済代行などのファイナンス関連を主軸にマーケティング関連事業に注力。 本日大幅上昇です。本日はいちよし証券が同社の業績予想を上方修正し、投資判断「A」継続でフェアバリュー引き上げが伝わっています。新たなフェアバリューは時価の2倍以上となる2,400円で、pringの売却資金を注力事業に投下することで、ファイナンス中心に高成長が期待されると指摘しています。同社は今年7月に持分法適用関連会社だったpringの株式全てをグーグルに売却すると発表しており、それが報じられた際に同社株は1,700円台まで買われました。ただ、買いも続かずその後大きく下落しており、その際に捕まってしまったシコリは多く、まだまだ上値は重いとの声も聞かれました。それだけに、ここから上値は買い難いと言えるでしょう。



[7508]G-7 HD 
[1部]業種:小売業
終値3,635円/前日比+330円
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車用品販売と食品スーパー事業が中核。「オートバックス」「業務スーパー」などFC展開。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。SMBC日興証券は投資判断を新規に「1」、目標株価を5,400円としています。現在は神戸物産がフランチャイザーの「業務スーパー」が同社業績のドライバーとなっており、神戸物産のバリュエーションが高水準な中、もう一つの割安な選択肢として同社株を推奨としているようです。本日の株価は高寄り後も上値を追っており、本日跳ね返された年初来高値を早期に更新出来るかが焦点になります。



[4443]Sansan 
[1部]業種:情報・通信業
終値11,200円/前日比+910円
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名刺管理サービス最大手。個人向けアプリ「Eight」、法人向けクラウド「Sansan」。 本日大幅続伸となり、今年4月に付けていた上場来高値を約5ヵ月ぶりに更新しています。特に新たな材料は見当たらないものの、足元で確りとした買いが継続的に入っているような動きであり、海外資金が入ってきているとの声も聞かれました。何れにせよ中長期資金が入っている可能性が高く、それに加えて短期資金によるショートが踏み上げらているようです。ただ、その一方で9月1日に発足するデジタル庁関連としてイベントドリブン的に買われているとの声も聞かれました。だとすれば、明日明後日が同社株のピークになると見られ、中長期資金なのか、短期資金なのか、明日以降の動向が注目されます。



[5408]中山製鋼所 
[1部]業種:鉄鋼
終値469円/前日比+42円
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日本製鉄系の鉄鋼老舗。高炉・電炉の圧延技術に特色。鋼板と棒線主体。 本日買い気配スタートからの大陽線で急反発しました。鋼材価格上昇による収益拡大期待で鉄鋼株の強い動きが続いており、本日も業種別上昇率トップになる中、0.3倍というPBR水準の割安感が意識される形で同社株にも水準訂正の流れが期待される状況となった模様です。同社は第1四半期決算時に業績予想を上方修正し、今期営業利益は前期比倍増を計画しています。株価水準の値頃感の強さなども妙味になっており、未だ上値余地はありそうです。



[7370]Enjin 
[M]業種:サービス業
終値4,880円/前日比+515円
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法人や経営者、医療機関向けPR支援サービスの提供などを手掛ける。 本日大幅続伸となり、上場来高値を更新しています。特に新たな材料は見当たりませんが、好業績を背景に確りとした買いが継続しているとの見方です。7月に発表した本決算を受け同社株は大きく買われたあと調整していたものの、ここに来て買い気が再び強まってきている格好です。利食い売りを熟して上げてきているだけに、資金の回転が効いていると言え、息の長い相場になると期待する声も聞かれました。先ずは節目の5,000円処が壁となる恐れがあり、それを確りと固めることが出来るか注目です。



[5729]日本精鉱 
[2部]業種:非鉄金属
終値3,750円/前日比+575円
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アンチモン製造会社。レアメタル・アンチモン製品で高シェア。子会社製造の金属粉末も主力。 本日後場13時過ぎから買い気配となり急伸し、年初来高値を更新して一時ストップ高まで買われています。同社は本日13時頃に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を127億円から前期比40.5%増の158億円へ、営業利益を13億2,000万円から同50.8%増の18億円へ、純利益を8億8,000万円から同47.6%増の12億円へ上方修正し、併せて中間・期末各40円の年80円を予定していた配当予想を中間・期末各50円の年100円へ引き上げました。本日の急騰で株価は2018年3月以来の水準に達しており、当時の高値4,580円が目先のポイントになりそうです。



[2934]ジェイフロンティア 
[M]業種:食料品
終値4,020円/前日比+700円
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ヘルスケア関連商品の販売や医薬品の電子商取引(EC)事業などを手掛ける。 本日大幅高となり、上場来高値を更新してストップ高まで買われました。同社株は先週末に新規上場した銘柄で公開価格4,190円でしたが、吸収金額37億円程度で時価総額190億円超とやや荷もたれ感があることから、公開価格を大きく割り込んで初値を形成していました。最近ではIPOの初値買い意欲が大きく後退しており、買いも入り難かった様子です。公開価格を大きく割り込んだことから、損失覚悟の投げも出て先週はほぼ安値引けとなっていました。しかし、週末を挟んで値頃感が意識されたようで、本日は朝から買われています。同社はヘルスケア関連商品・医薬品のEC販売や医療プラットフォームサービスの提供など手掛けていますが、オンライン診療・オンライン服薬指導・処方箋医薬品宅配までをワンストップで提供可能な医療プラットフォーム「SOKUYAKU」へ期待する中長期資金が買ってきたとの声も聞かれました。明日以降、先ずは公開価格4,190円を超えられるか注目されます。




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[3936]グローバルウェイ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,535円/前日比+700円
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転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」展開。有料職業紹介も。クラウド型のアプリ支援。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、9月16日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表。効力発生日は9月17日で投資単位あたりの金額を引き下げることで、より投資し易い環境を整えると共に、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。株価は先月後半から今月初に掛けての急騰に対し、61.8%押し水準で下げ渋っており、戻りの強さが試される段階に入ってきています。



[2152]幼児活動研究会 
[JQ]業種:サービス業
終値1,176円/前日比+90円
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幼稚園・保育園で幼児体育指導。独自教育プログラムを普及へ。園経営コンサルも。 本日寄り付き直後から出来高を伴い急伸し、2営業日連騰となりました。昨日、共同通信が「こども庁創設を検討する自民党の『こども・若者』輝く未来創造本部は、26日の会合で政策の基本方針をまとめ、子どもの視点に立った社会の実現に向け『こどもまんなか基本法(仮称)』を制定することを盛り込んだ」と報じています。本日の株価は寄り付き早々に高値を付けて以降上げ幅を大幅に縮めており、この材料での相場は一段落しています。



[9360]鈴与シンワート 
[2部]業種:情報・通信業
終値1,980円/前日比+400円
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鈴与グループのIT中堅。システム開発でNTTデータと協力。電子化、パッケージに強み。 本日ストップ高を付けました。9月1日発足のデジタル庁が中軸となり、電子政府に向けた取り組みが活発化するとの見方から民間企業もテレワーク導入の動きが加速。脱ハンコ関連株が再脚光を浴びています。同社はワークフロー処理の時間を大幅に短縮できる印鑑Bot「Biz-Oin」を提供しており、株価も割安圏で推移していたことも重なって買いが流入しました。再度2,000円大台乗せが見込まれますが、2,100円付近からは上値の重さも懸念されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値7,840円/前日比+710円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しました。本日はみずほ証券が海運3社の業績アップデートで、同社株の投資判断を「買い」に格上げし、目標株価を大きく引き上げたことが伝わっており、それが見直し買いに繋がっています。同社株の新たな目標株価は14,000円と、どのアナリストよりも強気な価格を打ち出しています。同証券では、コロナ禍の影響により上昇した現在のコンテナ運賃水準は暫く継続すると考え、海運3社の業績予想を増額修正。併せて2022年3月期は現在の配当方針に沿った増配、2023年3月期は日本郵船と同社の配当性向が引き上げられることも予想しています。日本郵船の配当性向は、2022年3月期は25%、2023年3月期と2024年3月期は30%と予想しており、同社は2022年3月期20%、2023年3月期と2024年3月期は30%と予想。川崎汽船は財務体質の改善や事業構造改革が配当より優先されると考え、配当性向は2022年3月期2%、2023年3月期10.5%、2024年3月期23%と予想しています。



[7855]カーディナル 
[JQG]業種:その他製品
終値929円/前日比+56円
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カード専業メーカー。会員カードが主力。多品種少量生産に強み。ICタグ関連を強化。 本日大幅高となり、高値を更新しています。1株851円でMBO中の銘柄ですが、そのMBOを発表してから一度も851円を下回っていません。851円では安すぎるとの見方があるようで、MBO価格引き上げを期待して買っている向きが多い様子です。実際、同社株主だというサイブリッジ合同会社が、同社に対する公開買付けに関して質問書を送付したと昨晩明らかにしています。更に本日午前中にはサイブリッジ合同会社の代表である水口翼氏が自身のツイッターで、質問書を送付したことを明らかにしたことで思惑買いが強まりました。それによれば、本公開買付価格851円は、同社の純資産額(1,133.53円)を大幅に下回っており、一般株主に対して十分に配慮された価格ではない可能性があると考えているとのことです。いくつか質問をしており、それに対して9月1日午後5時までに同社のHP上にて回答公開することを求めています。了解可能なご回答を得られなかった場合、サイブリッジは本公開買付価格の見直しの要請をすることを具体的に検討しているとのことです。



[2975]スター・マイカHD 
[1部]業種:不動産業
終値1,389円/前日比+109円
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区分所有の中古マンション売買に特化。リノベマンション事業を中心に賃貸も。 本日大きな窓を空けて急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年11月期の連結業績予想について発表。営業利益を29億8,200万円から前期比22.1%増の40億700万円へ、純利益を15億7,100万円から同28.1%増の22億1,500万円へ上方修正しました。同時に上限を25万株(発行済み株数の1.35%)、または3億円とする自社株買い実施を発表しています。本日の株価は高寄り後も上げ幅を拡げており、1,400円処の売りを吸収できれば新展開が始まります。



[4475]HENNGE 
[M]業種:情報・通信業
終値4,650円/前日比+700円
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企業向けクラウドセキュリティーサービス「HENNGEOne」提供。メール配信に強み。 本日ストップ高まで買われています。特に材料は見当たりませんが、足元で戻り基調を続けています。同社株は今年の1月に大台10,000円台に乗せて、上場来高値を更新したあと弱含みの展開を続けてきました。特に5月の2Q決算発表以降は明確な下落基調となり、今月には3,000円を割り込む場面も見せていました。しかし、3Q決算発表の翌日に年初来安値を更新したあとは下げ渋っており、今週から戻り基調が鮮明になっています。同社株だけではなく、今週は売り込まれてきた銘柄に戻り基調になっている中小型株が目立っており、日本株を見直し買いに来ている中小型ファンドでもいるのではとの声も聞かれました。ただ、借株などでショートしていたヘッジファンドなどの買戻しとの声も聞かれ、来週も確りとした展開が続くか注目されます。



[4583]カイオム・バイオサイエンス 
[M]業種:医薬品
終値280円/前日比+23円
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理研発の創薬ベンチャー。独自の抗体作成技術に強み。ライセンス供与も収益源。 本日後場に突如動意付き、一時325円まで買われる場面が見られました。同社が2015年に出資したイーベック社が、新型コロナウイルスの従来株、アルファ株、デルタ株など日本で罹患者が多い変異株を低用量で中和するモノクローナル抗体開発に成功したと発表。これがツイッターなどのSNSで市場参加者に知れ渡ると派手に物色された格好です。ただ、イーベックス社は同社の連結子会社でも持分法提要関連会社にも該当していないことから、イーベック社の材料で派手に物色されるのはおかしいとの見方も多いだけに、結局上げた分を殆ど吐き出しています。しかし、将来的にイーベック社の企業価値が大きく上がり、上場するようなシナリオを期待するなら同社株を買う理由になるとの見方が多い模様です。




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[7162]アストマックス 
[JQ]業種:証券・商品
終値252円/前日比+22円
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商品先物売買・資産運用から、卸・小売りの電力取引や太陽光発電にシフト。 本日寄り付き直後から商いを伴い急伸し、一時ストップ高まで買われるなど大幅4営業日続伸となりました。同社は昨日付の日本経済新聞で、「経済産業省は地熱発電所を増やすため、国立公園内などに適地を見つける調査を本格化する」と報じられています。記事によると経産省は環境省と連携して北海道や九州など30箇所を現地調査するとしており、2022年度予算の概算要求に地熱発電の開発支援として183億円を盛り込むとのことです。目先の株価は戻り売りをどれだけ捌けるかになります。



[4884]クリングルファーマ 
[M]業種:医薬品
終値1,025円/前日比+150円
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HGFタンパク質を用いた難治性疾患の治療薬の研究開発を手掛ける。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、提携先のクラリス・バイオセラピューティクスが、神経栄養性角膜炎を対象とする第1/2相試験を開始し、第1例目の被験者へ投与が行われたと発表。同社はこれを起点として毎年定額の技術アクセスフィーをクラリス社から受領するとしています。株価は底値圏で推移していたことで割安感も強く、本日25日・75日両移動平均線をブレイクしました。ただ、ここからは売り圧力の高まりも想定されますので、慎重に動きを見たい処です。



[8038]東都水産 
[1部]業種:卸売業
終値6,050円/前日比+330円
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麻生G系。水産荷受け大手。冷蔵倉庫、貸しビル等に多角展開。カナダで加工品。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しました。8月18日に提出された大量保有報告書で、同社の大株主である[9955]ヨンキュウが、再び同社株の保有比率を引き上げてきたことが明らかになっています。大量保有報告書によれば、ヨンキュウは同社株を市場内で毎日コツコツと買っています。ヨンキュウは同社株をかなり前から徐々に買っていましたが、昨年には麻生グループがTOBで同社株の3分の1超を取得しています。そのTOBには同社も賛同しており、所謂ホワイトナイト的な存在です。同社株を巡っては[1333]マルハニチロも大量保有しており、今年の株主総会では否決されたものの、株主提案も行っていました。ヨンキュウが再び買い集めに動いてきたことから、同社株の争奪戦になるのではとの思惑に繋がっているようです。今後の展開が注目されます。



[5759]日本電解 
[M]業種:非鉄金属
終値3,145円/前日比+231円
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プリント配線板や半導体パッケージ用電解銅箔の製造販売を手掛ける。 本日付の弊社朝刊レポートにて推奨した銘柄ですが、本日の株価は買い先行スタート後も積極的な上値追いが見られ大幅3営業日続伸しています。昨日は、同時期上場の[4068]ベイシス、[7373]アイドマHDと共に直近IPO銘柄物色と捉えられましたが、本日は同社株の優位性が目立ちました。本日ギャップアップで25日線をブレイクしており、どこまでの戻りを見せるか注目される処です。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値52,550円/前日比-740円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日軟調です。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が弱気なレポートをリリースしており、これが重しとなっています。同証券は同社株の投資判断を「Underweight」継続とし、目標株価を25,000円まで引き下げました。従来の目標株価だった44,000円も十分安いですが、それを更に引き下げています。同証券によれば、自己株取得実施や日経225採用期待など好材料はあるものの、今後は懸念材料を織り込む局面に入ると見るとのことです。懸念材料は半導体など部材調達難からスイッチハード生産苦戦、スイッチハード出荷数ピークアウトの影響、巣ごもりゲーム需要の反動減、PS5との競争激化などを上げています。ただ、早ければ来週末にも日経新聞社が日経平均定期入れ替え銘柄を発表することから、新規採用期待が強いだけに下値では買い向かう投資家も多い様子です。しかし、期待通り採用されてもインパクトは限定的との見方も多いようです。



[7071]アンビスHD 
[JQ]業種:サービス業
終値7,630円/前日比+370円
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住宅型有料老人ホーム「医心館」施設内の訪問介護サービスなどを手掛ける。 本日確りと続伸し、今年2月に付けていた上場来高値を約半年ぶりに更新しています。同社は今年2月上場来高値を更新した直後に公募増資を発表して株価は6,000円割れ水準まで下落してから、最近まで長らく調整していました。公募価格は6,004円で、何度も割り込んでいたものの、6,000円割れ水準では下げ止まっていました。特にキッカケも無く、数日前から動意付き連騰で一気に上場来高値を更新しています。継続的な買いが入っていることから、ファンドなどの買いが入ってきた可能性もあるのではとの見方もあります。上場来高値を更新してきたことで、一先ず達成感が出ても不思議は無いものの、大きくは崩れないのではと期待する声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[3042]セキュアヴェイル 
[JQG]業種:情報・通信業
終値292円/前日比+19円
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情報セキュリティの設計・構築・監視。24時間有人対応。ログ分析サービスも。 本日後場商いを伴い急伸しました。同社は本日13時台に子会社が手掛けるセキュリティ運用ソフトウェア「LogStare Collector」をAWSマーケットプレイスに出品したと発表。このソフトウェアは、ネットワーク機器やサーバーなどの社内システムの可視化や障害監視、ログ収集の自動化を実現する製品で今回の出品により、AWS上で稼働するシステムとの連携が容易となるとのことです。本日の株価は高値から大きく押し戻されましたが、仕切り直しからの一段高に期待が集まります。



[6198]キャリア 
[M]業種:サービス業
終値500円/前日比+80円
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シニア人材活用、派遣・紹介。介護施設等へ看護・介護士の派遣・紹介。 本日後場一段高となり、ストップ高まで買われています。政府分科会の尾身会長は所謂「野戦病院」など臨時医療施設の整備を国や自治体の判断で早急に進めるべきとの認識を示したと報じられており、思惑的に買われている模様です。臨時医療施設を作れば、東京都などの大規模ワクチン接種センターに看護師を派遣した同社には、新たな受注に繋がるとの思惑に繋がっているようです。野戦病院の必要性は尾身会長は以前から言っていたことだけに目新しさは乏しいですが、現実的に医療が逼迫しているだけに実際に臨時医療施設が作られるとの期待も強い様子です。同様に[7681]レオクランも連想的にストップ高まで買われました。




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[3825]リミックスポイント 
[2部]業種:情報・通信業
終値201円/前日比+12円
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暗号資産交換所「ビットポイント」運営。中古車売買やホテル、売電事業を展開。 ビットコイン価格が今週に入り50,000ドルを突破するなど上昇基調を強める中、本日11時30分頃、子会社ビットポイントジャパンが、新たに暗号資産「ADA(エイダコイン)」の取り扱いを開始したと発表しています。中古車売買も行っていることで、[7203]トヨタ自動車の大幅な生産調整で、中古車需要が一段と高まるとの思惑が物色人気の背景にあることも注目されます。



[1840]土屋HD 
[2部]業種:建設業
終値189円/前日比+23円
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北海道地盤の住宅会社。在来工法でトップ。高断熱・高気密住宅に強み。 本日大幅高です。特に個別の材料は見当たりませんが、今朝の日経新聞で国交省は住宅の省エネルギー化を交付金で支援すると報じられており、戸建てやマンションの改修工事で断熱材などを活用する場合、費用の一部を自治体を通じて補助するとのことです。同社は断熱に優れた住宅を開発するなど関連事業も手掛けていることから、補助金による恩恵があるとの見方です。小型低位株ということも物色し易さに繋がっているようです。他には断熱材手掛ける[1429]日本アクアも報道に刺激を受け物色されています。明日も物色が続くか注目されます。



[6862]ミナトHD 
[JQ]業種:電気機器
終値451円/前日比+22円
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産業用メモリ、ATM用タッチパネル、プログラム移植装置が主力。液晶検査装置も。 本日大きな窓を空けて3営業日続伸しました。同社は昨日引け後に自社株買いの実施を発表。上限を15万株(発行済み株数の1.93%)、または1億円としており、取得期間は8月24日から12月30日まで、株主への利益還元やM&Aにおける活用、取締役に対して交付する譲渡制限付株式への充当、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることなどを目的としています。本日の株価は寄り天で陰線を強いられており、75日移動平均線レベルを固められるかがポイントとなりそうです。



[2980]SRE HD 
[1部]業種:不動産業
終値6,840円/前日比+410円
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ITテクノロジーとAI技術を基盤とした不動産事業。金融機関向けソリューション事業。 本日買い先行スタート後も上値追いが進み大幅続伸となりました。24日付の株式新聞Webで、見直しの流れが進むグロース株の有力銘柄の1つに挙げられています。PERが一見高い同社株ですが、「不動産テック」という成長性の大きい分野の有力企業であるだけに、寧ろ過小評価されていると同紙は指摘しました。同社株の他、ITインフラの構築や運用、保守を手掛ける[6199]セラク、中小企業向け助成金診断システム[6580]ライトアップを取り上げており、今回材料の相場についてはこれら動向を見ながらの投資になりそうです。



[7616]コロワイド 
[1部]業種:小売業
終値1,886円/前日比-212円
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外食大手。居酒屋「甘太郎」中心に直営展開。傘下にレインズやカッパクリエなど。 本日大幅安です。同社は昨日引け後に公募売出を発表。新株発行の公募は1000万株で、希薄化は13%超にもなります。需給悪化も警戒され、本日は大きく売られています。長引く緊急事態宣言を受け同社などは資金調達による財務強化は止むを得ないとも言え、何れはエクイティファイナンスを実施するとの見方も多かっただけにサプライズ感は乏しく、逆に買い場到来との声も聞かれました。同社株は優待人気が高い銘柄で、来月末の優待権利取りへ向け、狙っていた向きも多い様子です。公募イベントが終われば徐々に戻していくとの期待も強く、公募イベント中の安い場面は買い場になるとの見方もあります。公募イベントは最短で、9月1日に公募売出価格が決まれば、同9日が受渡日となります。



[2158]FRONTEO 
[M]業種:サービス業
終値1,490円/前日比+77円
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訴訟支援。AI活用で証拠開示データ収集解析。AIテクノロジー主体の事業へ転換。 本日寄り付きに伴う商いが一巡したあとに商いを伴い急伸し、7営業日大幅続伸で連日の年初来高値更新となりました。同社は昨日引け後に、戦略アドバイザーである慶応義塾大学環境情報学部・手塚悟教授と共同で、機密情報の取り扱い・共有に関するセキュリティーガイドライン策定に向けた研究を開始したと発表。デジタル安全保障の推進に寄与することを目指すとしています。足元の上昇劇で日足ボリンジャーバンドがエクスパンションしており、バンドウォークに入れるかが目先の株価の焦点になります。



[2484]出前館 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,628円/前日比+152円
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飲食店出前仲介サイト「出前館」運営。酒類のネットスーパーや配達代行も。ZHD傘下。 本日大幅上昇です。同社は先週、株主優待制度の廃止を発表し、同社株は大きく売られましたが、その時の下落分を全て取り戻して更に上げている格好となっています。同社は昨日、大人気アニメ「進撃の巨人」とのコラボを発表しており、それが刺激になっているとの見方もありますが、ここまで買われる材料でもなく、そもそも「進撃の巨人」とのコラボは昨日の前場中に発表されていたことで、昨日の動きを見ても材料視した買いが入っている様子は見られていません。それだけに材料関係無く、強い買いが継続的に入っているとの声も聞かれました。株主優待廃止で個人投資家の資金が抜けた代わりに機関投資家の買いが入ってきたのではとの見方もあり、明日以降も強い動きを続けられるか注目されます。



[6495]宮入バルブ製作所 
[2部]業種:機械
終値139円/前日比+29円
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LPG容器用バルブ大手。船舶用やLNG用も。燃料電池車・水素充填バルブも。 本日大幅高です。特に材料見当たりませんが、新型コロナウイルス感染者の在宅療養や酸素ステーション絡みで物色されているとの見方です。連日、医療用酸素などを手掛ける[4093]東邦アセチレンや[9818]大丸エナウィンが物色されており、同社株にも物色が波及してきたようです。酸素ボンベにもバルブは付いていることから、バルブ需要拡大との思惑のようです。実際的には特需があるとは思えませんが、小型低位株ということもあって、個人投資家の短期資金中心に物色資金が集まってきた様子です。やはり、バルブを手掛けている[6497]ハマイはストップ高まで買われました。何れも続く物色にはなり難いとの見方が多いようです。




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[7072]インティメート・マージャー 
[M]業種:サービス業
終値1,769円/前日比+300円
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フリークHDの子会社でデータマネジメントプラットフォームの提供やコンサルティングを手掛ける。 本日大幅買い気配スタートから急反発し、ストップ高まで買われました。同社は昨日、動画広告向けのソリューションを提供する米ゼファーの日本事業を展開する[8031]三井物産のサポートの基、日本市場向け認定パートナーの1社に就任したと発表。同社はゼファーの認定パートナーに就任したことで、ゼファーが提供するYouTube動画広告向けソリューションを活用し、ポストCookie時代のコンテキストターゲティングサービスの提供が可能になったとしています。目先の株価は年初来高値の更新如何でしょう。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,347円/前日比+133円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日大幅高です。本日は旅行関連株が軒並み買われています。昨晩のNY市場で、ファイザー製の新型コロナワクチンが、FDAにより正式承認されたことから旅行やレジャー関連銘柄が買われていました。その流れで東京市場でも旅行などアフターコロナ関連株に見直し買いが入ってきた様子です。ただ、国内では緊急事態宣言の対象地域を更に拡大することが政府検討とも報じられており、更に宣言期限である9月12日で本当に解除出来るのかも不透明と見られています。そうした状況ではアフターコロナ銘柄は未だ手掛け難いとの見方も多いだけに買いも続かないと考えられます。



[6920]レーザーテック 
[1部]業種:電気機器
終値20,670円/前日比+1,280円
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液晶・半導体検査装置が主力。マスクブランクス検査装置でシェア独占。 本日大幅上昇です。本日は半導体関連株に買われているものが目立っています。昨晩のNY市場では半導体株が軒並み買われ、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は2.63%の大幅上昇となっています。これを受け東京市場でも半導体関連株の見直し買いに繋がっています。また、同社株関しては今朝の化学工業日報が最先端の半導体製造プロセスで「EUV(極紫外線)」と呼ぶ新技術の導入が進み、日本の半導体材料メーカーが手掛けるEUV製品の収益押し上げ効果が拡大しそうだと報じています。同社はEUVマスク検査装置を手掛けていることから、この記事も刺激となり見直し買いに繋がっているとの見方です。明日以降も見直し買い続くか注目されます。



[9416]ビジョン 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,129円/前日比+76円
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旅行者向けWiFiレンタル事業と企業向けWEBマーケティング支援。テレワーク電話代行も。 本日買い先行スタートからの大陽線で大幅続伸しました。大和証券では投資判断を新規に「2」、目標株価を1,200円としています。シェアトップと見られるグローバルWi-Fiを軸としたリオープニング銘柄として、出遅れ感が強いと判断しているようです。新型コロナウイルス蔓延時期も情報通信が着実な基盤拡大を遂げ、国内Wi-Fi事業を確立し、業務効率が改善したことを市場は見落としていると指摘。今後コロナ禍の反動による内外での往来の弾みを期待としています。株価は1週間超に渡る急調整相場に終わりを告げた様な格好になっています。



[6094]フリークアウトHD 
[M]業種:サービス業
終値2,383円/前日比+241円
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ネット広告枠を自動取引する広告配信サービス事業。フィンテック事業育成。海外も。 本日8日続伸となり、連日で年初来高値を更新しています。同社は昨日、連結子会社の[9244]デジタリフトのマザーズ上場が承認されたと発表。それに伴い同社が保有するデジタリフト株の一部を売り出し、連結子会社から除外されるとのことです。ただ、上場後も発行済み株式数の30%超を保有し、持ち分法適用関連会社として継続保有する方針とのことです。また、売り出しにより、7-9月期において特別利益を計上すると予定とのことで好感されている模様です。同社は8月13日の3Q決算時に通期業績の上方修正を発表していますが、4Qに特別利益計上するため、更に上方修正されることになることから改めて見直す動きになっています。なお、デジタリフトは9月28日に上場予定となっています。



[7590]タカショー 
[1部]業種:卸売業
終値1,129円/前日比+86円
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ガーデニング商品大手。プロ商材など取扱品国内首位級。海外事業を強化。 本日大幅ギャップアップスタートから3営業日続伸し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に、2022年1月期の連結業績予想について発表。売上高を196億8,000万円から前期比10.1%増の203億5,000万円へ、営業利益を11億9,500万円から同30.3%増の15億600万円へ、純利益を9億円から同15.5%増の11億円へ上方修正しました。併せて20円を予定していた期末一括配当を23円に引き上げています。本日寄り後の安値からの戻りを見る限りでは青天井相場に入りそうな雰囲気にあります。



[4093]東邦アセチレン 
[1部]業種:化学
終値1,932円/前日比+400円
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東北地盤のアセチレン中堅。工業用ガスが主力。器具機材も。東ソー・日本酸素系。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、年初来高値を大幅に更新して連日でストップ高を達成しました。国内で新型コロナウイルスデルタ株感染拡大に対する懸念が強まっており、感染者数増加に歯止めが掛からず、連れて医療用酸素の需要が高まるとの思惑を背景に同社株が物色人気化しています。株価指標面での割安感が強く、時価総額100億円前後と小型で取組も良好ということから需給面での軽さも着目されています。



[3465]ケイアイスター不動産 
[1部]業種:不動産業
終値5,130円/前日比-730円
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首都圏で1次取得者向け分譲住宅。注文住宅やリフォームなど多角的な展開。 本日大幅安です。同社は昨日引け後に公募増資を発表。それによる希薄化は9.8%程度になり、一時的な需給悪化も嫌気されています。調達資金は分譲開発に必要な土地仕入れ・建築などの事業運転資金に充当する予定とのことで、希薄化以上の回収は可能との見方は多いようです。同社は8月12日に好決算を発表し、上場来高値を更新しましたが、本日の下落で決算発表後の上昇分を全て吐き出しています。決算を好感して買い向かった投資家は掴まってしまった格好ですが、逆に買い場だとの見方もあり、公募イベント中の安い処を狙っている向きは多いのではとの声も聞かれました。最短で9月1日に公募価格が決定し、同月8日が公募株の受渡日になります。




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[9307]杉村倉庫 
[2部]業種:倉庫・運輸
終値592円/前日比+39円
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関西地盤の倉庫老舗。流通加工や運輸を拡大。ゴルフ練習場も。野村グループ。 本日寄り前から大量の買いものを集め3営業日ぶりに急反発しています。昨日投開票された横浜市長選挙で、カジノを含むIR(統合型リゾート)計画反対派の山中竹春氏が当選したことを受け大阪IR構想が誘致レースで優位に立ったとの思惑から、同社株や[9353]櫻島埠頭、[8591]オリックスなど大阪IR関連銘柄にも買いが入りました。本日の株価は高寄り後急速に押し戻されており、この材料での反応は終了しています。再びセクター物色の相場に戻っていくでしょう。



[4448]Chatwork 
[M]業種:情報・通信業
終値1,025円/前日比+150円
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ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発やセキュリティソフト「ESET」の代理販売を行う。 本日ストップ高まで買われました。SBI証券が、同社株の投資判断を「中立」から「買い」へ格上げしており、目標株価を1,250円まで引き上げたことが刺激になっているとの見方です。同証券は、同社の業績予想を大きく修正しています。今期や来期以降の売上高予想は従来予想から上方修正していますが、利益面は大きく下方修正しており、今期は会社計画に沿った数字に修正し、来期は赤字縮小、再来期に黒字転換を予想しています。従来予想では来期から黒字転換を予想していましたが、将来性や成長性、売上重視傾向を踏まえ、バリュエーション手法を変更するとのことで、目標株価は従来より引き上げ、投資判断を引き上げています。空売りも多く入っていただけに踏み上げの動きも本日の上昇に拍車を掛けたとの見方もあります。なお、同社株は後場から売り禁となっています。



[1407]ウエストHD 
[JQ]業種:建設業
終値4,760円/前日比+335円
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リフォームから太陽光発電設置工事にシフト。保守・管理、売電や省エネ提案事業も。 本日ギャップアップスタートから急反発しています。同社は本日付の日経新聞で「環境省は再生可能エネルギー導入などで地域単位で先行して電力消費に伴う温暖化ガス排出実質ゼロを目指す自治体を支援する。事業費の最大75%を補助する交付金を設ける」と報じられました。記事によると2030年度までに少なくとも100箇所で電力の脱炭素を実現し、成功モデルをつくるのが狙いとのことです。本日の株価大幅高で25日移動平均線超に頭を出しており、一段高が期待されます。



[3923]ラクス 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,840円/前日比+265円
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中小企業向けクラウドで開発・販売・支援。メール管理の大手。経費精算ソフトも。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。先週金曜の日本時間夜に、FTSEからJapan指数の定期見直しが発表されています。Japan指数では、11銘柄が新規採用となり、7銘柄が除外となりました。同社株は新規採用となっており、本日の上昇要因になっているとの見方です。実際の定期見直しは9月17日終値ベースで反映されるため、空売りも多く入っている銘柄だけに、それまでは確りとした展開を続ける期待もありそうだと見る向きが多いようです。ちなみに新規採用銘柄は、同社の他、[3292]イオンリート投資法人、[8985]ジャパン・ホテル・リート投資法人、[3697]SHIFT、[3774]インターネットイニシアティブ、[4443]Sansan、[4812]ISID、[6951]日本電子、[7780]メニコン、[9107]川崎汽船、[9468]KADOKAWAとなっており、一方除外銘柄は[2270]雪印メグミルク、[3863]日本製紙、[4534]持田製薬、[8334]群馬銀行、[9412]スカパーJSAT HD、[9505]北陸電力、[9616]共立メンテナンスとなっています。



[6997]日本ケミコン 
[1部]業種:電気機器
終値2,095円/前日比+166円
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アルミ電解コンデンサー最大手。一貫生産体制で競争力。車載用キャパシタへ注力。 本日買い気配スタートから3営業日ぶりに大幅反発しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を2,750円から3,200円に引き上げています。アルミ電解コンデンサの需要増加と生産性改善を勘案して業績予想を上方修正し、産機・車載を中心に高水準の受注が継続している他、マレーシアの新型コロナウイルス感染再拡大で業界全体の操業に制限が掛かっており、足下の需給逼迫が加速しているとしています。足元の株価は2週間以上急落を強いられてきましたが、本日の大陽線でトレンド転換を匂わせています。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値6,810円/前日比+350円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日海運株が総じて反発しました。業種別指数では海運業がトップになっています。同社株など大手海運3社に対して、モルガン・スタンレーMUFG証券が強気継続で目標株価をそれぞれ大きく引き上げており、それが刺激になっているとの見方です。好材料出尽くし感は無く、強気スタンスを再協調するとのことです。上方修正した今期業績見通しは依然として保守的だと指摘しており、中間決算発表時には再度の上方修正や増配の発表が期待されるとのことです。大手海運株は先週末へ向け調整気味となっていたことから、本日は同証券の強気レポートが押し目買いのキッカケとなった様子です。短期的に上値を取ってくるか注目されます。



[7379]サーキュレーション 
[M]業種:サービス業
終値3,305円/前日比+315円
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高いスキルを持つ人材と企業を仲介する「プロシェアリングコンサルティング」を展開。 本日後場から一段高となり大幅続伸しました。同社は本日、IT関連・デジタル人材養成の教育機関を運営するデジタルハリウッド社との業務提携を開始すると発表。この連携により、同社はデジタルハリウッド卒業生の経験や知見を全国のクリエイティブに課題を持つ企業に提供し、課題解決の推進に繋げることが可能とのことです。株価は今月に入り急調整を余儀なくされてきましたが、先週底打ちを匂わせ本日の大幅高で反騰態勢を整えた格好になっています。



[4093]東邦アセチレン 
[1部]業種:化学
終値1,532円/前日比+300円
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東北地盤のアセチレン中堅。工業用ガスが主力。器具機材も。東ソー・日本酸素系。 本日ストップ高まで買われています。特に個別材料は見当たりませんが、同社は医療用酸素も手掛けていることから、酸素ステーションや在宅療養関連として見直されているとの見方です。今月に入ってから、新型コロナウイルス感染拡大により自宅療養する人が急増していることを受け[7634]星医療酸器や[6137]小池酸素工業、[9818]大丸エナウィンが派手に物色されていましたが、同社株は動意付く場面があっても上値が重く、中々上げ切れない展開を続けていました。それだけに本日は出遅れ感から見直されているとの見方です。本日から東京都で酸素ステーションが開設しており、改めて関連株が注目された様子です。




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[7072]インティメート・マージャー 
[M]業種:サービス業
終値1,690円/前日比+300円
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フリークHDの子会社でデータマネジメントプラットフォームの提供やコンサルティングを手掛ける。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は今月17日に、3Q決算発表以降に株主や投資家、アナリストや機関投資家からの主な質問をまとめた質疑応答集を公表。そこで「ポストCookie」ソリューションの進捗についての質問で、4Qまでに導入検証の段階を終え、今期中に販促フェーズに移行することを明らかにしています。ポストCookieソリューションは、同社が早期に取り組みをはじめ、同社以外での代替ソリューションが多くないことから、既に多くの引き合いを頂いているとのことです。これが好感されて17日から買われている格好です。昨日辺りから物色に勢いが付いており、本日はザラ場寄らずとなっています。この質疑応答の中身が、SNSなどで拡散され市場に知れ渡ったことで、買いが集まってきた様子です。



[3923]ラクス 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,575円/前日比+145円
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中小企業向けクラウドで開発・販売・支援。メール管理の大手。経費精算ソフトも。 本日買い先行スタートから確りした値動きが続き大幅3営業日続伸し、上場来高値を更新しました。同社は本日午前中に、クラウド型販売管理システム「楽楽販売」が[4733]オービックビジネスコンサルタントの財務会計システム「勘定奉行クラウド」製品とのシステム連携を開始したと発表。今回のシステム連携により、楽楽販売から勘定奉行クラウド用の仕訳データを出力することが出来るようになり、見積・受注管理、売上・請求管理、会計連携までを一気通貫で行うことが可能となったとのことです。株価は3,500円処が固まると青天井相場が始まります。



[3964]オークネット 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,870円/前日比+71円
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ネット・オークション運営「車・バイク・フラワー・ブランド品・PC・医療機器」小売店向け展開。 本日寄り前から買いを集め急反発し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、医療従事者の教育における産学連携として、人工知能を活用して撮影しながらリアルタイムで動画内の特定の人物以外へ顔モザイクをかけるリアルタイムモザイク「LiveMasq(ライブマスク)」を日本医療大学に導入したと発表しています。本日の株価は高値を更新した後跳ね返され上影を引いた格好ですが、逆風下において戻り売り一巡後は底堅さを示しており、週明け以降正しい株価判断が成されると思われます。r />


[6960]フクダ電子 
[JQ]業種:電気機器
終値11,530円/前日比+940円
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医療用電子機器メーカー。心電計で首位。循環器系に強み。フィリップス等と提携。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸し、年初来高値を大幅に更新しています。昨日のNHKニュースで「都内で自宅療養者急増 在宅酸素吸入装置の需要高まる」と報じられ、同社グループのフクダライフテック東京が取り上げられていました。報道によると今月に入って在宅で酸素吸入を行える「酸素濃縮装置」を求める要請が都や保健所から相次いでいるとのことです。本日の株価は長い上影を残した訳ですが、この問題は今後も取り上げられることが考えられ、週明け早々のリスタートも考えられる状況です。



[7203]トヨタ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値8,915円/前日比-380円
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世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。 本日続落です。昨日場中に同社の9月世界生産を計画比で4割減らすと報じられたことで大きく下落。引け後には同社が正式発表しており、説明会も実施しています。それによれば、今期の生産計画930万台には変更は無いとのことで、公表済みの今期業績予想に変更は無いとのことです。今回の減産も織り込んでいるとのことで、予め、このようなリスクも想定して計画を策定していた模様だけに過度な懸念は後退し、朝方は買われる場面も見られましたが、買いも続かず元々今期の生産計画や業績予想も上振れる期待が強かっただけに、その上振れ期待が後退したことになり、失望されていることには変わりはない模様です。減産が9月に留まるのかも不透明で、最悪10月以降も正常化出来るかは分からないとの見方からポジションを減らす機関投資家も多いようです。他の自動車メーカー株や部品関連株も引き続き売られているものが目立っています。



[4393]バンク・オブ・イノベーション 
[M]業種:情報・通信業
終値2,091円/前日比+141円
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ロールプレイングゲームを中心にスマホ向けゲームの開発・運営。子会社でマッチングアプリ。 本日買い気配スタート後に上値追いが本格化し、急反発しました。同社は本日朝方、スマートフォン向け新作RPG「メメントモリ」の事前登録を開始したと発表。併せて、2021年9月期下期中の配信開始を予定していた王道ファンタジーRPG「幻獣契約クリプトラクト」の中国本土向け配信に関し、配信開始時期を未定に変更することを明らかにしています。本日の株価は前引けに掛けて大きく上値を追ったものの、地合いもあり、後場は急速に押し戻されています。週明けから仕切り直しとなります。



[6137]小池酸素工業 
[2部]業種:機械
終値3,465円/前日比+385円
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厚板切断機、高圧ガスに特化。プラズマ・レーザー・ガス切断機で首位。溶接装置も。 本日大幅高となり、年初来高値を更新して一時ストップ高まで買われました。今朝の日刊工業新聞で、「血中酸素計が不足 20倍増産も追いつかず」との記事が報じられています。新型コロナウイルス感染拡大による自宅療養患者の急増に伴いパルスオキシメーターの供給が追いつかない事態となっているとのことです。コニカミノルタ、小池メディカル、日本精密測器などは増産や拡販に対応するものの、前例の無い需要急増がいつまで続くか読み切れず更なる設備投資や増員には二の足を踏んでいる状況とのことです。小池メディカルは同社子会社だけに、この記事が刺激になっている模様です。また、同社は医療用酸素も手掛けているだけに「酸素ステーション」への期待も根強いものの、何れも特需と言え、業績寄与しても一時的ながら改めて特需期待が物色材料になっている格好です。同社株は小型の貸借銘ということもあり、踏み上げの思惑もあるようです。なお、日証金は後場から同社株を売り禁としています。



[9241]フューチャーリンクネットワーク 
[M]業種:サービス業
終値3,615円/初値比-700円
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本日新規上場した銘柄です。公開価格2,470円に対して初値は4,315円となりました。初値形成後は少し買われたものの、すぐに売られて特売りになっています。そのまま前場寄らず後場はザラ場寄らずのストップ安売り気配となっています。初値もしくは初値形成直後買いに行った向きの逃げ場はほぼ無いような動きとなっており、稀に見る酷い動きと言えます。超小型IPOで今期業績も大幅増収増益計画ということもあって、人気化必至との見方も多く、初値は5,000円以上になるとの見方も多かったIPOですが、このような動きになっていることからIPOに対する買い意欲がかなり衰えている様子です。なお、もう1つのIPOである[4076]シイエヌエスもストップ安まで売られています。このIPOの動きからも個人投資家の心理はかなり悪化している恐れもありそうだとの声も聞かれました。来週見直されるか注目されます。




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[4978]リプロセル 
[JQG]業種:化学
終値319円/前日比+19円
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バイオベンチャー。iPS細胞関連の研究試薬など東大・京大と研究。受託加工も。 本日寄り直後から上げ足が加速し、大幅続伸しました。同社は昨日引け後に、CMP-iPS細胞マスターセルバンク製造における一部のプロセスをフランスの医薬品製造受託機関であるテクセル・グループに委託するための基本契約を締結したと発表。今回の基本契約で、欧州医薬品庁から認証されたテクセル社のGMP(医薬品の製造管理および品質管理の基準)製造施設で、リプロセルが樹立した臨床用iPS細胞からマスターセルバンクの樹立を行うとしています。ここ3ヵ月に渡り下げ続けてきた25日移動平均線が下げ渋りつつあり、中期でのトレンド転換に繋がるか注目されます。



[6190]フェニックスバイオ 
[M]業種:サービス業
終値757円/前日比+100円
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広島大発バイオベンチャー。ヒト肝細胞置換率の高いPXBマウス生産や受託試験。 本日ストップ高まで買われています。引き続き同社が先週末13日引け後に発表した1Q決算を見直す動きが継続しています。また、本日は四季報オンラインで業績予想の修正を行っており、それが見直し買いに拍車を掛けたとの見方です。同社は黒字転換となる1Q決算で進捗率も非常に高いものの、中間・通期業績は据え置いていました。しかし、四季報オンラインの業績予想は会社計画を大幅に上回る数字を出してきており、来期業績予想も大幅増収増益となるなど本日の見直し買いに繋がっています。明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[6027]弁護士ドットコム 
[M]業種:サービス業
終値6,130円/前日比+220円
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会員向け法律相談と弁護士向け営業支援のサイト運営。税理士向けサイトも。 本日急伸して2日続伸です。同社は昨日引け後に、クラウド型不動産管理・業務支援システムを運営するいえらぶGROUPと業務提携し、賃貸借契約の完全電子化サービスを開始すると発表。デジタル改革関連法の施行で不動産業界での押印廃止や書面電子化の範囲が拡大することから、新たなサービス提供で電子契約の準備を進める不動産管理会社の利用を促します。株価は7月以降、大きく値を下げていましたが、目先は売り物も一巡して下げ止まる格好を見せており、新しいトレンド形成が期待されます。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値626円/前日比-61円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日大幅安となり、200日移動平均線を割り込んできています。暗号資産の取引を仲介する米交換所大手コインベース・グローバルの日本法人は19日、国内市場に参入し、取引を開始したと発表。このことが10時頃から複数のメディアサイトで報じられ、同社株は下げ幅を拡大する動きになっています。米大手が日本市場に参入することで、同社傘下のコインチェックとの競争激化が警戒されている模様です。顧客の奪い合いになれば収益悪化に繋がるとの見方もあるようです。ただ、逆に国内での暗号資産取引が活発になり、取引を行う人が増えればコインチェックにも追い風になるとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[2212]山崎製パン 
[1部]業種:食料品
終値1,768円/前日比+132円
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製パン最大手。和洋菓子なども。コンビニを展開。子会社に不二家、東ハト。 本日大幅ギャップアップスタートから3連騰となりました。同社は昨日、鶏卵や糖類・油脂類などの価格高騰を背景に10月1日出荷分から一部の和菓子・洋菓子を平均7%(和菓子6.5%・洋菓子7.4%)値上げすることを発表。野村證券では、18日付で投資判断を「NEUTRAL(中立)」から「BUY(買い)」に、目標株価を1,800円から2,200円に、それぞれ引き上げています。本日の株価は、値上げにより収益デメリットが相殺されるとの思惑から、投資資金の流入により大幅高しましたが、出来高が急増しており、今後も上げ下げが激しくなる場面がありそうです。



[7735]SCREEN HD 
[1部]業種:電気機器
終値8,900円/前日比-630円
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半導体・液晶製造装置が主力。ウエハ洗浄装置で世界首位。画像処理機器も。 本日大幅安です。昨晩のNY市場でSOX指数が1.47%の大幅安となっており、日本市場でも半導体関連株には重しとなっています。また、同社株と[8035]東京エレクトロンに関しては、みずほ証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げしていることも嫌気されているようです。DRAM価格が下落する懸念が高まっており、前工程SPE株への強気な投資スタンスを変更しています。加えて、TSMCやインテルなどノンメモリー向けの売り上げは、2023年3月期上期がピークと予想するとのことです。年内は高水準のSPE受注を期待出来そうですが、売上・営業利益のピークアウトが視野に入ってくるため、投資判断を引き下げるとのことです。本日の下落で同社株は200日線まで下げており、明日以降この水準で下げ渋れるか注目されます。



[2459]アウンコンサルティング 
[2部]業種:サービス業
終値284円/前日比+80円
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検索エンジンマーケティング。最適化コンサル、検索結果上位表示など。不動産仲介も。 本日前場10時前から上昇が本格化して続急伸し、ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、人工知能による完全自動マーケティングオートメーションプラットフォーム「nununi(ヌヌニ)」を提供するawoo Japan社と業務提携を締結したと発表。提携により今後はSEOサービスにおいて、台湾をはじめグローバルに強い「nununi」が加わることにより、日本国内のみならずグローバルでのSEOコンサルティングの幅が広がり、より一層SEO効果の高いサービスを提供することが出来るようになるとのことです。目先の株価は年初来高値をどう捉えるかでしょう。



[7203]トヨタ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値9,295円/前日比-430円
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世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。 本日大幅安です。本日14時半過ぎに日経新聞電子版が、同社が9月の世界生産を計画比で4割減らすと報じたことをキッカケに大引けまで売り込まれる展開になっています。7月下旬に策定した最新の計画では90万台弱の生産を見込んでいましたが、これを50万台強に引き下げるとのことです。世界的な半導体不足に加え、東南アジアで新型コロナウイルス感染拡大が深刻で、部品調達が停滞していることが響くとのことです。これを受け先行き不透明感が強まり、売り材料視されています。同社株だけでなく、自動車部品株や他の自動車メーカー株も連想的に売られました。その影響で日経平均やTOPIXが下げ幅を拡大し、投資家心理を冷やした格好です。明日以降下げ渋りを見られるか注目されます。




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[7514]ヒマラヤ 
[1部]業種:小売業
終値1,267円/前日比+35円
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スポーツ用品大手。ゴルフ用品主体に一般スポーツ品を扱う。全国に積極出店。 本日反発して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に配当修正を発表。2021年8月期の年間配当を従来計画の20円から25円へと増額修正しました。また、プライム市場の上場維持基準において流通株式時価総額は基準を充たしていない通知を受けたと発表。流通株式時価総額の向上に向けた施策を進め、プライム市場基準充足へ取り組んでいくとしております。前場こそ大きく買いが流入したものの、後場からは売り優勢の展開で上げ幅を縮小させており、慎重に動きを見たい処です。



[4541]日医工 
[1部]業種:医薬品
終値909円/前日比+71円
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後発医薬品大手。循環器・呼吸器向け主力。病院などで高い採用実績。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、[7459]メディパルHDとの資本業務提携を発表。メディパルHDが同社の第三者割当増資を約52億円で引き受け、9.9%を保有する筆頭株主となります。同社は今年の3月に品質管理上の不正が発覚しましたが、今回の資本提携で信頼回復に繋げていく方針です。業績回復を期待する動きが先行していますが、75日移動平均線付近からは売り圧力も強く、ここからの上値は限定的と見られます。



[7522]ワタミ 
[1部]業種:小売業
終値952円/前日比+28円
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居酒屋チェーン「和民」。焼肉など転換進む。介護撤退。高齢者・宅配弁当拡大。 本日確りと上昇しています。今朝の日経新聞では、同社の渡辺美樹会長兼グループCEOが、12年ぶりに社長に復帰することが分かったと報じられています。23日の取締役会で正式決定し、10月1日付で会長兼社長に就任するとのことです。コロナ禍で外食事業が苦戦する中、経営責任と執行責任を渡辺氏に集中し、業績改善と中国などの海外展開を急ぐとのことです。渡辺氏は2011年に会長を辞任して政治活動に転じ参議院議員を6年務めましたが、その間同社の業績は悪化し、2015年3月期には上場以来初の営業赤字に転落しました。渡辺氏が政界を引退して2019年に会長兼グループCEOとして経営に復帰していますが、昨年からの新型コロナウイルスの影響で再び業績は悪化。今回、渡辺氏が社長へ返り咲くとのことで、本格的に再建に取り組むとの期待に繋がっているようです。



[9514]エフオン 
[1部]業種:電気・ガス
終値855円/前日比+102円
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省エネ支援とバイオマス発電の両輪。自社発電所も運営。燃料の外販を拡大へ。 本日買い気配スタートからの大陽線で大幅反発しました。一部のネット記事において、同社が「バイオマス発電所の売電価格の決定に関して、外部の検査機関に提出する燃料のサンプルを改ざんし、売電価格を不正につり上げていた」などと伝わり、株価は前日まで連日の急落となっていましたが、昨日同社は同報道のような事実は無かったと、既に調査を行っていた調査委員会の報告をリリースしています。株価は過度な警戒感の後退から買い戻されましたが、新材料が出なければ一段高があって然るべきです。



[7086]きずなHD 
[M]業種:サービス業
終値2,120円/前日比+189円
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葬儀施行や葬儀付帯業務などを手掛ける。傘下に家族葬のファミーユ、花駒。 本日大幅ギャップアップスタートから6営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に、7月度月次業績を発表。葬儀売り上げが前年同期比23.7%増の6億6,900万円となり、5ヵ月連続で前年実績を上回りました。葬儀単価が前年同期比4.7%増の84万4,000円と前月から改善した他、葬儀件数が同18.2%増の793件となったことが寄与したようです。本日の株価は10日に記録した戻り高値2,142円を捉える場面があり、明日以降もこの価格帯がポイントになってくるでしょう。



[3409]北日本紡績 
[2部]業種:繊維製品
終値197円/前日比+4円
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合繊紡績会社。帝人からの受託が大半。産業用・衣料用の紡績糸に特化。 本日後場に一時12%超の上昇となる場面も見られました。同社は本日前引け後に抗菌・抗ウイルス糸の開発経過を発表。兼ねてから着手していた抗菌・抗ウイルス紡績糸の開発におい て、第三者機関における綿糸への抗菌・抗ウイルス材の固着の確認および抗菌試験を完了したとのことです。この抗菌・抗ウイルス糸は2021年4月の上市を目指していましたが、一部の連携機関から人体への安全性の懸念を指摘され、本素材のメカニズムに基く安全性確認を慎重に行っているため、上市予定時期が遅れているとのことです。今後は更にSEK認定の取得を予定しており、提携大学による糸での新型コロナウイルス試験により効果が確認出来次第、速やかに上市する予定とのことです。これを受け改めて製品化への期待から物色されたようですが、具体的な上市時期などの記載は無く、買いも続かずに逆に売り込まれています。7月に発表した新株予約権の行使期間に既に入っていることから、転換売りが出ているのではとの 声も聞かれました。



[3190]ホットマン 
[JQ]業種:小売業
終値668円/前日比+100円
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東北中心にイエローハットやTSUTAYAなどをFC展開。中古品の買取り強化。 本日後場13時から買われてストップ高を付けています。同社は本日13時に新規事業として「シャトレーゼ事業」の開始を取締役会で決議したと発表。これが好感されています。同社は企業成長を加速させるため、イエローハット店舗とのシナジー効果を高めることを目的にM&A、新規事業などによる事業領域の拡大を検討していましたが、この度洋菓子やアイスクリームなどを製造販売、また、シャトレーゼFC店の全国展開している株式会社シャトレーゼとフランチャイズ契約を締結したとのことです。それにより、宮城県の同社が運営するイエローハット店の近くにシャトレーゼを出店するとのことです。新たな事業による業績拡大期待から好感されている模様です。ただ、本当にシナジー効果があるのか疑問との声も聞かれました。



[7379]サーキュレーション 
[M]業種:サービス業
終値2,989円/前日比+500円
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高いスキルを持つ人材と企業を仲介する「プロシェアリングコンサルティング」を展開。 本日大幅反発です。今朝の日経新聞では、同社は社外人材との雇用契約の状況をクラウドで管理するサービスを始めると報じられています。新規の事業やサービスに向け、社外人材を活用する企業の需要を取り込むとのことです。今朝同社が正式発表しています。同社株は直近IPOで、足元は下落基調となっており、昨日まで連日で上場来安値を更新していただけに本日は押し目買いやリバウンド狙いの買いを入れるキッカケとなった面も多い様子です。これを機に見直す動きが続くか注目されます。




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