株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2021年04月

[6938]双信電機 
[1部]業種:電気機器
終値529円/前日比+80円
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日本ガイシ系電子部品メーカー。産業用ノイズ除去フィルターなど柱。情報機器向けも。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常損益は4,300万円の黒字に浮上し、従来予想の2,000万円の黒字を上回って着地。2022年3月期の同利益は前期比14倍の6億円に急拡大する見通しを示しました。ただ、ボリンジャーバンドの+3σを超えるなど過熱警戒感も懸念される水準に達しており、調整入りも想定されます。



[5486]日立金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値2,120円/前日比+225円
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高級金属製品や磁性材料等で世界高シェア。日立電線と合併。環境分野開拓。 本日大幅高です。一昨日28日に、[6501]日立製作所が正式に米投資ファンドのベインキャピタルなどの日米ファンド連合に同社株の売却を発表。それに伴い、ベインキャピタルは同社株を一般株主から1株2,181円でTOBを実施するとのことです。事前報道で買収額は8,000億円超と報じられていただけにTOB価格は1,900円台になるとの見方が多かったものの、実際の買収額は8,100億円超で、ほぼ事前報道通りでした。ただ、日立製作所が保有する同社株は1株1,674円で取得し、残りの株主からは1株2,181円のTOBで取得するとのことで、本日はそれにサヤ寄せする格好で始まるもTOB価格2,181円からは結構乖離しています。TOBは11月下旬を目途に実施とのことで、未だ日柄が多いだけにTOB価格からの乖 離が大きいのは止むを得ないと言えます。日柄と共に徐々にサヤ寄せしていくのではと見られています。



[9696]ウィザス 
[JQ]業種:サービス業
終値575円/前日比+69円
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学習塾「第一ゼミナール」主力。ICT教育。通信制高校生サポートや個別指導塾も。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反発し、年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が160億円から前の期比7.5%減の162億7,000万円へ、営業利益は5億円から同23.2%減の10億8,000万円へ、最終損益は1億5,000万円の赤字から同90.8%増の6億2,000万円の黒字へ上振れて着地したようだとしています。株価は昨年6月の戻り高値を更新した処で上げ一服となりましたが、目先はこの600円レベルがポイントとなりそうです。



[4393]バンク・オブ・イノベーション 
[M]業種:情報・通信業
終値2,775円/前日比-225円
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ロールプレイングゲームを中心にスマホ向けゲームの開発・運営。海外進出に意欲。 本日大幅安です。同社は一昨日28日に子会社が手掛けるスマートフォン向けの新マッチングアプリ「恋庭」の配信を開始したと発表。ただ、好感する動きは見られず本日は朝から売られています。既に4月12日には「恋庭」配信日が4月28日に決定したと発表していただけに目新しさは乏しく、4月12日以降配信開始へ向けてイベントドリブン的に同社株を買っていた向きも多いと思われ、配信開始で出尽くし的に売られた格好です。セールスランキングが圏外になっているとのことが嫌気されているとの見方もありますが、ゲームの性質上セールスランキング上位になるような可能性は低いとの声も少なくありません。それだけに市場では過剰に期待され過ぎていたのではと見られています。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値2,248円/前日比+298円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に、2021年9月期の連結業績予想について発表。売上高を5,000億円から前期比25.4%増の6,000億円へ、営業利益を300億~350億円から同69.7~84.5%増の575億~625億円へ上方修正し、併せて期末一括配当予想を9.25円(株式分割考慮)から10円へ引き上げています。本日の株価は大幅ギャップアップスタート後も上げ幅を広げており、新しいステージ入りを匂わせています。



[3681]ブイキューブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,864円/前日比-251円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。 本日大幅安です。同社は一昨日28日に、大幅増収増益の1Q決算と中間・通期業績の上方修正を発表。市場コンセンサスは無いものの、四季報予測は大きく上回っています。それが好感されて買い優勢で始まるも寄り後は売られてしまう動きになっています。そのままマイナス圏まで売られ、下げ幅を拡大する動きとなって出尽くし的な格好になっています。新型コロナウイルスの影響が追い風になっており、所謂ウィズコロナ銘柄だけに今期業績がピークとの見方が多いようで、買い手より手仕舞う向きが多い様子です。ただ、コロナ収束後も同社サービスの需要はなくならず、緩やかながらも業績拡大は続くとの見方も少なくありません。それだけに更に下げれば買いも入る期待があるとの声も聞かれました。



[6378]木村化工機 
[1部]業種:機械
終値801円/前日比+96円
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化学プラント主力。原発関連の容器、濃縮機器に強み。公害防止用機器も。 本日買い気配スタート後も上値追いが続き急反発し、年初来高値を更新しました。同社は一昨日28日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が203億円から前の期比3.9%増の215億1,000万円へ、営業利益は10億2,000万円から同8.6%増の19億円へ、最終損益は7億2,000万円から同9.5%増の13億3,000万円へ上振れ、減益予想から一転して営業増益で着地したようだとしています。株価は直近レンジを上放れてきており、次なる目標は2019年12月高値839円になります。



[4488]AI inside 
[M]業種:情報・通信業
終値30,300円/前日比-7,000円
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人工知能技術を用いた光学式文字読み取り装置(OCR)サービスを提供。 本日ザラ場寄らずのストップ安比例配分のみとなっています。同社は一昨日28日引け後に、OEMパートナーであるNTT西日本から、AI-OCRサービスのライセンスの内、未使用分について期間満了日をもって更新を行わない旨の通知を受けたと発表。NTT西日本が販売した多くのユーザーが、AI-OCRサービスのライセンスを1年間の最低利用期間を待たずに解約しているとのことです。その数は9284件中、8割超となる7636件が5月から6月に不更新が見込まれるとのことです。もし、NTT西日本が全てのライセンスを更新しない場合、今期売上高へ与える影響は17.63億円にもなるとのことだけに業績へのインパクトは多大だと見られています。また、連想的にNTT西日本だけでなく、他の販売先の不更新も警戒されている模様で、何れにせよ高成長をかなり織り込んで同社株は買われてきただけに、成長期待も剥落した格好で下値は深いと見る向きも多いようです。先ずは5月12日に予定している本決算で示す今期見通しが注目されます。




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[6967]新光電気工業 
[1部]業種:電気機器
終値3,585円/前日比+360円
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富士通系の半導体パッケージ・リードフレーム大手メーカー。インテルなど海外へ供給大。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期決算を発表。営業利益は前期比7.2倍の233億2,800万円と急拡大しました。パソコンやデータセンター用のサーバー向けで主力のフリップチップタイプパッケージが大幅に伸びて収益を押し上げています。年間配当は従来計画の25円から30円に増額。更に2022年3月期も好調が続く見通しにあり、営業利益は前期比43%増の334億円と急成長が続く見通しで、配当も前期比5円増配の35円を計画しています。本日の株価は空中戦で25日線を上回ってきており、年初来高値チャレンジ局面に入っています。



[5009]富士興産 
[1部]業種:卸売業
終値1,290円/前日比+179円
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ENEOS系石油販社。軽油や灯油が主体。北海道でガス小売りや建機レンタル等も。 本日大幅上昇です。シンガポールを拠点とする運用会社のアスリード・キャピタルは同社株にTOBを実施すると発表。TOB価格は1株当たり1,250円とのことです。既にアスリード・キャピタルは同社株を16.8%保有しているとのことで、経営陣から企業価値向上の方針について納得出来る方策が提示されず中長期的な企業価値向上のために非公開化が必要との理由でTOBに踏み切った模様です。買い付け比率の下限は40%に設定しており、上限は設けていません。本日は寄り付きからTOB価格を上回っており、思惑的に買われている模様です。TOB阻止のため、筆頭株主のENEOS辺りが対抗TOBしてくるのではとの思惑もあるようです。そもそもアスリード・キャピタルが提示したTOB価格1,250円は年初来高値にも届かない水準で、アスリード・キャピタルもTOBを本気で成立させる気は無いのではとの声も聞かれました。同社経営陣のケツを叩くための牽制的なTOBだとの見方です。



[7283]愛三工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値762円/前日比+80円
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トヨタ系自動車部品メーカー。電子式燃料噴射装置部品やポンプなどが主力。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常利益は前期比27.4%減の49.8億円となりましたが、従来予想の33億円を上回って着地。2022年3月期は前期比2.0倍の100億円に拡大する見通しを示しました。また、前期の年間配当は16円から18円に増額し、今期も前期比9円増の27円に増配。これを受けて大きく買いが流入しましたが、ボリンジャーバンドの+3σ付近からの上値は重く注意が必要です。



[6807]日本航空電子工業 
[1部]業種:電気機器
終値1,940円/前日比+252円
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NEC系コネクター大手。小型、高速伝送で競争力。防衛省向け電子部品にも力。 本日大きく反発して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常利益は前期比44.6%減の78.8億円に落ちみましたが、従来予想の57億円を上回って着地。また、2022年3月期は前期比84.0%増の145億円にV字回復する見通しを示しました。また、5ヵ年の中期計画では2026年3月期経常利益は300億円としており、高い利益成長計画を評価する動きが優勢です。



[6668]アドテックプラズマテクノロジー 
[2部]業種:電気機器
終値1,756円/前日比+134円
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高周波プラズマ電源装置最大手。液晶、半導体装置向け主力。技術に強み。 本日大幅続伸となり、年初来高値を約3ヵ月ぶりに更新しています。本日は東海東京調査センターが、同社株を新規「OP」でカバレッジを開始したことが伝わっており、材料視されています。それによれば4月23日に決算説明会が行われ、受注高は2020年10月を底に急速に改善し、2021年2月には10月比倍増以上になり、3月と4月も高水準を持続しているとの説明があったとのことです。これを受けALD用プラズマ高周波電源装置を主力とする受注高は拡大していくと予想しています。また、今期業績は会社計画を上回ると予想しており、来期は営業利益今期予想比で51.7%増と急拡大すると予想しています。目標株価は3,000円に設定しており、時価を大きく上回る水準だけに見直す動きが強まった様子です。今後も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[6676]メルコHD 
[1部]業種:電気機器
終値4,315円/前日比+380円
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Wi-Fi関連などPC周辺機器のバッファローを傘下。製麺のシマダヤ、金融事業も。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常利益は前期比84.6%増の90.7億円に拡大し、2022年3月期も前期比10.2%増の100億円に伸びる見通しを示しました。同時に今期の年間配当は前期比10円増の80円に増配することも発表。堅調に下値を切り上げてる株価の刺激材料となっており、新値追いに期待されますが、過熱感も感じられる水準に達しており、調整入りも考えられます。



[7343]ブロードマインド 
[M]業種:保険業
終値1,193円/前日比+175円
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様々な金融商品をワンストップで取り扱うフィナンシャルパートナー事業を手掛ける。 本日大幅上昇です。同社は昨日、金融市場AIに特化したサービス展開をするAlpacaJapan社と業務提携契約を締結したと発表。同社アドバイザーの知見とAlpacaのAI技術とを融合した「次世代型金融プラットフォーム」を共同構築し、今夏より株式投資における新サービスの提供を開始する予定とのことです。似たような資産運用サービスを手掛ける[7342]ウェルスナビは上場後に強い相場を作っていることから、同社の株式投資における新サービスへ期待する向きも多いようです。同社株は上場後、殆ど良いところ無しで売り込まれてきており、株価は上場来安値水準にある状況です。それだけに値ごろ感もあり、これを機に見直される展開になっていくと期待する声も聞かれました。



[4751]サイバーエージェント 
[1部]業種:サービス業
終値1,950円/前日比+42円
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ネット広告事業とゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「AbemaTV」に注力。投資事業も。 本日確りと反発しました。本日引け後に同社は2Q決算発表予定となっており、期待感から改めて買いが入ってきたとの見方です。同社子会社のCygamesが開発し、提供しているスマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」への期待が強いようで、2Q業績に寄与するとの見方も多い様子です。引け後に発表された2Q決算は大幅増収増益で市場コンセンサスを大きく上回っています。更に通期業績は大きく上方修正しており、それも市 場コンセンサスを大きく上回っています。想定以上の好決算との見方が多いものの、コンセンサス上振れることも想定され、同社株は買われていた面もあり、信用買い残も多い銘柄だけに上値は重いとの見方も少なくありません。祝日明けとなる明後日の動向が注目されます。




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[4480]メドレー 
[M]業種:情報・通信業
終値4,780円/前日比+700円
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医療ヘルスケア領域の人材採用システムが主力。ネット診療システムや医療情報サービスも。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、NTTドコモと資本業務提携契約および投資契約を締結すると発表。オンライン診療の発展に向けて協力する他、付加価値の高い医療ヘルスケアサービスの提供で協業します。第三者割当方式でNTTドコモに同社株93万3100株を割り当て、調達資金の50.8億円は将来のM&A資金などに充当します。株価は25日・75日両移動平均線をブレイクし、この勢いがどこまで続くか注目されます。



[5486]日立金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,884円/前日比-61円
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高級金属製品や磁性材料等で世界高シェア。日立電線と合併。環境分野開拓。 昨日は年初来高値を更新していましたが、本日は反落しています。同社は昨日引け後に本決算を発表。今期見通し黒字転換計画ながら市場コンセンサスには届かず。ただ、決算を嫌気して売られているというより、親会社の[6501]日立製作所による売却発表が無かったことが嫌気されているとの見方です。日立製作所は同社を売却する意向であり、既にベインキャピタルと日本産業パートナーズなどの日米ファンド連合に売却する方針を固めたと報じられていました。売却額は8,000億円を超える見通しとのことで、今月中にも正式発表されるのではとの期待も強いだけに、昨日の本決算発表時に一緒に発表されるのではとの期待から昨日買われていた模様です。実際に売却額、つまりTOB価格が幾らになるのかは不透明ながら、今までの例からも報道より高くなると期待する向きも多い様子です。次の候補日は日立製作所の決算発表である28日ではとの声も聞かれました。



[8844]コスモスイニシア 
[JQ]業種:不動産業
終値470円/前日比+57円
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大和ハウスグループのマンション中堅。都市型ホテル、レンタルオフィスや投資用物件に注力。 本日寄り前から大量の買いものを集め急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が1,050億円から前期比3.2%減の1,070億円へ、営業利益は収支均衡から同61.7%減の23億円へ、最終損益は8億円の赤字から同44.4%減の19億円の黒字へ上振れて着地したようだとしました。なお、無配としていた期末配当予想を7円にすると併せて発表しています。本日の株価は高値更新後急速に押し戻されており、一巡感を否定出来るか明日の反応が大事になってきます。



[7896]セブン工業 
[2部]業種:その他製品
終値586円/前日比+63円
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集成材のパイオニア。ゴムノキの戸建て用階段で高シェア。集合住宅向けを強化。 本日大幅高で一時ストップ高を付けました。今朝、朝日新聞デジタルで世界的に木材不足が深刻になっていると報じられています。米国の旺盛な住宅需要やコンテナ不足など様々な要因が重なって多くの木材が値上がりしており、業界では「ウッドショック」と呼ばれる程とのことです。これが刺激になっているとの見方です。木材不足は先日から報じられており、同社株や[7827]オービス、[7815]東京ボード工業、[7426]山大、[9812]テーオーHD、[7898]ウッドワンなどは数日前から動意付いています。[7897]ホクシンもキッカケは木材不足との見方です。木材不足は長期化するとの見方もあるようで、関連株物色も続くと期待する声も聞かれました。



[6924]岩崎電気 
[1部]業種:電気機器
終値1,549円/前日比+113円
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照明機器大手。紫外線応用製品・環境関連なども。官公から民需へ拡大。 本日買い気配スタート後も積極的な上値追いが見られ、3営業日ぶりに大幅反発しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が530億円から前の期比9.7%減の535億円へ、営業利益は20億円から同20.8%減の29億円へ、純利益は13億円から同25.4%減の20億円へ上振れて着地したようだとしています。直近の株価は7日の戻り高値1,492円以降下値模索を余儀なくされてきましたが、本日の大幅高で5日移動平均線が上を向いており、どこまで戻せるか期待が集まります。



[6516]山洋電気 
[1部]業種:電気機器
終値6,880円/前日比+1,000円
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通信機器用冷却ファン、電源、工作機械向けなど小型・精密サーボモーターが主軸。 本日ストップ高となり、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に前期業績の上方修正を発表。市場コンセンサスも上回り、本日は朝から買われていました。前場11時には本決算を発表し、注目された今期見通しは売上高前期比27.2%増、営業利益117.4%増、純利益90.3%増と大幅増益を続けるとの見通しで市場コンセンサスも大幅に上回っています。これを受け一段高となり、ストップ高買い気配になっています。この決算発表を受け同社株を「Buy」でカバレッジしている三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、現状の目標株価7,000円を引き上げてくるのか注目されます。



[3645]メディカルネット 
[M]業種:情報・通信業
終値1,581円/前日比+165円
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自由診療歯科やエステ向けのポータルサイト運営。歯科関連企業のマーケティングに力。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で急反発し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、5月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しました。効力発生日は6月1日で、投資単位あたりの金額を引き下げることにより投資し易い環境を整えると共に、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。今月中旬からの上昇相場で株価は2013年5月以来の高値水準まで買われていますが、本日更に一段高を見せており、トレンドが転換する気配はありません。



[5074]テスHD 
[1部]業種:建設業
終値2,062円/初値比+52円
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再生可能エネルギー発電所の運営や売電、電気の小売供給などを手掛ける。 本日新規上場した銘柄です。公開価格1,700円に対して初値は2,010円となりました。初値形成後は物色されるも買い一巡後は売り込まれ、初値も割り込み1,900円割れとなる場面も見られました。しかしその後、著名個人投資家のcis氏が同社株を長期狙いで1,900円辺りから買い向かったことをツイッターで匂わすと株価は急速に戻してくる展開になっています。過去同氏は[4477]BASEを上場時に買い付けたことを匂わした経緯があり、その後BASE株は大きく化けたことから、便乗して買いに来る個人投資家も多い様子です。また、同社株は再エネ関連銘柄ということもあり、[9519]レノバや[9517]イーレックスなど他の再エネ関連株から資金シフトする向きも多いようです。




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[9478]SE HD・アンド・インキュベーションズ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値223円/前日比+21円
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情報技術専門書の出版が主力。スマホコンテンツ作成やマーケティング、技術者派遣も。 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅反発しました。同社は先週末23日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が60億円から前の期比4.6%増の63億1,700万円へ、営業利益は7億1,000万円から同2.1倍の9億2,400万円へ、純利益は4億3,500万円から同2.8倍の5億7,300万円へ上振れて着地したようだとしています。本日の株価は高寄り後上下に長い影を引いており、明日の反応がその後の動向を左右しそうです。



[2413]エムスリー 
[M]業種:サービス業
終値7,589円/前日比-469円
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ソニー系。製薬会社のマーケ支援。医師向けサイトで情報提供。訪問介護も。 本日大幅安です。同社は先週末引け後に本決算を発表。前期業績は大幅増収増益での着地となり、市場コンセンサスも上回っています。しかし、好感する動きは見られず売り優勢で始まり、寄り後は売り込まれる展開になっています。注目された今期見通しは、新型コロナウイルスの世界的な拡大により、同社グループの国内外の事業環境への影響について、合理的に算定することが困難であることから開示は見送っています。今期見通し非開示もある程度は想定されていたものの、やはり不透明感に繋がっている面もあるようです。ただ、開示していても市場コンセンサスを大きく上回る見通しを期初から出してくるとは思えず結局は売られていたのではとの見方も多く、明日以降下げ渋りを見られるか注目されます。



[3891]ニッポン高度紙工業 
[JQ]業種:パルプ・紙
終値3,470円/前日比+504円
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電気絶縁用紙大手。アルミ電解コンデンサ用で世界首位。2次電池用セパレーターに力。 本日買い気配スタート後に上値追いが加速してストップ高まで買われています。同社は先週末23日引け後に、2021年3月期決算を発表。営業利益が前期比2.8倍の27億6,100万円と大幅な伸びで過去最高利益を更新しました。電池用セパレータが風力発電やスマートメーター向けに高水準の需要を取り込んだ他、車載用リチウム電池向けで拡大顕著となり業績に反映されたようです。本日は33万株超の買いものを残しており、3月2日の年初来高値3,570円を視界に捉えた格好です。



[2667]イメージワン 
[JQ]業種:卸売業
終値896円/前日比-300円
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衛星画像販売、自社で開発の医療画像システムが主体。ドローンや医薬販売も。 本日ストップ安です。先週末、東証は同社株の信用取引による増担保規制の三次措置を実施すると発表しており、これが重しになっているとの見方です。ただ、先週末のPTSで派手に買われる場面も見られていました。日証金が、同社株について4月26日申込分から貸借取引品貸し申込みにおける品貸料の最高料率を10倍とする臨時措置を発表したことから、焦った売り方が繋ぎ的にPTSで買い向かったようです。PTSで一時1,495円まで付ける場面も見られたものの、買い一巡後は結局売られていました。本日も朝から売られて始まっており、寄り後も積極的な買いも入らずストップ安まで売られています。そもそも同社株の相場が始まったキッカケは、トリチウム分離・濃縮実証実験結果に関する記者会見を23日に実施すると発表したことがキッカケです。その記者会見が先週末終わったことで出尽くした格好だけに本日の動きからも相場は完全に終わったと見る向きは多いようです。



[6769]ザインエレクトロニクス 
[JQ]業種:電気機器
終値934円/前日比+105円
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ファブレス半導体企業。特定用途向け標準品を開発。顔認証・体温検知など。 本日大きな窓を空けて急反発し、年初来高値を更新しています。半導体の需給が逼迫する中、世界的にサービスが本格離陸している高速通信規格5Gや脱炭素をテーマに普及が進む電気自動車などに焦点を合わせた中期戦略で成長期待が強い状況にある中、先週末のNY市場で半導体関連が総じて買われ、同社株の買いにも勢いが付きました。本日の大幅高で株価は昨年7月以来の900円台回復を遂げましたが、1,000円手前まではシコリが少ない価格帯となります。



[6166]中村超硬 
[M]業種:機械
終値865円/前日比+56円
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電子材料スライス、特殊精密機器、化繊紡糸ノズル事業。新型ダイヤモンドワイヤ期待。 本日大幅高です。同社は先週末引け後に、2021年3月期業績の上方修正を発表。市場コンセンサスは無いものの、四季報予測は上回っています。更に「継続企業の前提に関する注記」の記載解消に向けた進捗状況も発表しており、それによれば構造改革の成果が表れていることに加え、2021年3月期末時点の有利子負債は31.33億円まで減少し、資金面における当面の不安も解消されている状況にあることから、2021年3月期末において継続企業の前提に関する注記の記載を解消出来る状況に至ったと考えているとのことです。これらが買い安心感に繋がった様子です。ただ、買い一巡後は上値の重さ見られており、先行き不透明感はまだ多いとの見方もある様子です。なお、同社は5月14日に本決算発表を予定しています。



[5284]ヤマウHD 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値630円/前日比+100円
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土木向けが主力のコンクリート2次製品メーカー。官公需主体。景観製品も。九州地盤。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は先週末23日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の13億円から18.5億円へと42.3%上方修正しました。好採算製品が想定を上回った他、グループ全体で取り組んでいるコスト削減や生産性向上などが主因です。株価は本日25日線をブレイクし、新値追いに期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[5212]不二硝子 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値1,570円/前日比+300円
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医療用ガラス専業。アンプルや試験管など。健康食品・化粧品容器向けに注力。 本日後場後半に突如動意付きストップ高まで買われています。NHKが新型コロナワクチンを巡り自民党は、今年秋までに希望する国民全員への接種の完了を念頭に24時間体制で接種出来る環境を整備するなど、あらゆる手段を尽くすよう求める提言をまとめたと報じたことがキッカケになっているとの見方です。同社は医療用ガラスを手掛けていることから今まで何度かワクチン関連として物色された経緯があります。同様に[6776]天昇電気工業、[6400]不二精機などのワクチン関連が久しぶりに物色されています。続く物色にはなり難いとの見方多いですが、明日の動向が注目されます。




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[8022]ミズノ 
[1部]業種:その他製品
終値2,279円/前日比+147円
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スポーツ用品大手。ゴルフ・野球・競泳に強み。ブランド力に定評。海外強化。 本日買い先行スタートから大幅続伸しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。営業利益が15億円から前の期比45.7%減の34億円へ、純利益は15億円から同15.7%減の39億円へ上振れて着地したようだとしています。在庫コントロールが期末まで順調に進捗したことや高粗利品の構成比率が高まったこと、更に組織のフラット化などによる経費管理を強化したことなどが寄与したようです。株価は2,200円処のシコリが多い価格帯を払いつつあり、2,300円商いとなると新展開入りの可能性が高まります。



[4888]ステラファーマ 
[M]業種:医薬品
終値721円/前日比-141円
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ステラ ケミファの子会社でホウ素医薬品の開発・製造販売を手掛ける。 本日大幅安です。昨日新規上場した銘柄ですが、昨日はストップ高で引けていました。その流れのまま本日買い気配で始まり、ストップ高まで寄らなかったものの、その後ストップ高で寄り付くと急落し、商い伴って売られてストップ安まで売り込まれました。赤字のバイオベンチャー企業だけに物色の勢いが止まれば逃げ足も速く、新たな買いも入り難くなり、需給はあっと言う間に悪化してしまいます。既存株主にベンチャーキャピタルはおらず180日間のロックアップが掛かっているものの、第2位株主のINCJが保有する700万株に対しては公開価格1.5倍以上でロック解除されます。その売りが出てきたのではとの声も聞かれました。暫く上値の重い展開は止むを得ないとの見方が多いようです。



[2715]エレマテック 
[1部]業種:卸売業
終値1,178円/前日比+113円
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電子部品・材料商社。顧客ニーズの設計部品が中心。豊田通商傘下で多角。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前期比14.6%増の54億6,300万円(従来予想は44億円)で着地しました。また、期末配当を従来計画比4円増額の23円とすることも発表。これにより、中間配当13円と合わせた年間配当は前期比4円増の36円となります。本日の株価は一時2020年1月以来となる1,200円台乗せを達成した訳ですが、高寄り後は伸び悩んで引けており、先ずは地均しを進めたい処です。



[6088]シグマクシス 
[1部]業種:サービス業
終値2,108円/前日比+209円
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経営コンサル。IT戦略立案から実行まで一括。M&Aコンサルやリモートワーク、クラウドなど。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期の連結経常利益は前期比17.0%減の17.9億円になりましたが、2022年3月期は前期比39.1%増の25億円に拡大。今期の年間配当は前期比2円増の24円へと増配。また、[8001]伊藤忠商事と資本・業務提携を発表しました。これを受けて株価は大幅高となりましたが、過熱感も感じられる水準に達しており、注意が必要です。



[7368]表示灯 
[2部]業種:サービス業
終値2,799円/前日比+239円
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駅周辺案内図の広告や屋外広告などの設置・運営を手掛ける。 本日大幅高となり、朝方には一時ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に前期業績の大幅な上方修正を発表。前期比減収減益計画から一転して増収増益になっています。12月以降、大口の新規取引や追加受注があったことに加え、リモート営業が増加したことによる出張費の減少などにより販売費および一般管理費を抑制出来たことが上方修正要因とのことです。上場間もない状況での上方修正だけに印象も良かった様子です。また、昨日には上場日に付けていた上場来安値を更新していたこともあり、見直し買いのキッカケとなった面もあるようです。ただ、今期業績は増益となるかは不透明との見方も多く、買いも続かず上げ幅はかなり縮小しています。来月中旬に予定している本決算発表には注意が必要です。なお、小池都知事が東京都内で午後8時以降は消灯を要請と発言したことが終盤に伝わると思惑的に更に上げ幅を縮小しています。



[7043]アルー 
[M]業種:サービス業
終値1,500円/前日比+151円
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法人向けに管理職講座や英会話など人材育成事業。海外派遣研修に強み。 本日確りした寄り付き後に上値追いが加速して急反騰しました。同社は昨日引け後に、ヤフーとDX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成の分野で連携すると発表しました。ヤフーから提供を受けたDX人材教育に関するコンテンツを、同社のオンライン研修やeラーニングサービスなどで活用するとのことです。今後の業容拡大を期待した買いで本日の株価は大幅高となりましたが、3月18日以来となる25日移動平均線超での引けを達成しており、トレンド転換が期待されます。



[7078]INCLUSIVE 
[M]業種:サービス業
終値2,473円/前日比+74円
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メディア企業のネットサービス運営支援。企画、制作から収益化支援まで。 本日確りと続伸しています。本日2,460円以下で引ければ、信用取引の増担保規制が解除となる条件を満たしたものの、買い気が強過ぎて買われ過ぎたため条件を満たせず規制解除を拒否した格好になっています。ある意味、強いと言えるものの、解除期待で先回り的に買っていた向きも多いと思われ、そういう向きは週明け手仕舞いしてくるとの見方も多いようです。週明けも強い動きを見せるのか、解除不発で売られるのか注目されます。



[3912]モバイルファクトリー 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,424円/前日比-95円
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スマホ向けゲームなどコンテンツサービスの開発配信。位置情報連動型ゲームに注力。 同社は本日12時15分に1Q決算を発表。減収減益決算となっており、好感出来る決算ではないものの、一緒に公表された決算説明資料の内容が好感されたようで後場買い気配スタートとなりました。同社が手掛けるデジタルデータをブロックチェーン上で個人の資産として保有可能とするトークン生成・販売のプラットフォーム「ユニマ」で、各種NFT独占製品化、順次販売開始すると書かれています。また、今年の夏には位置情報連動型ゲーム「駅メモ! Our Rails」と連動する駅トークンを独占販売する予定とのことで、更に「駅メモ!」シリーズに登場する個性的なパートナー「でんこ」のNFTトレーディングカードを発売するとのことです。そのユニマの事前登録を4月23日に開始するとも書かれており、これらが好感されたとの見方です。ただ、寄り後は結局売られています。




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[6613]QDレーザ 
[M]業種:電気機器
終値1,569円/前日比+144円
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半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアなどの開発・製造・販売を手掛ける。 本日買い気配で寄り付いたあとに上値追いが本格化し、大幅反発しています。オランダの半導体製造装置大手ASMLが発表した2021年12月期第1四半期決算が市場予想を上回ったと伝えられ、半導体需要の強さが改めて意識される中、半導体レーザおよび視覚情報デバイスを開発製造している同社株が関連銘柄の一角として物色されたようです。次なる株価目標は3月12日の戻り高値1,678円になりそうで、このレベルのブレイクがなければ25日移動平均線を意識した調整入りが考えられます。



[3668]コロプラ 
[1部]業種:情報・通信業
終値790円/前日比-58円
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スマホゲームで急成長。ゲームアプリの課金収入が収益源。VR分野や海外に展開。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。同社は昨日、[7974]任天堂による同社に対する損害賠償請求金額が49.5億円から96.99億円に変更されたと発表。任天堂は自社の特許権を侵害されたとして、同社のスマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」の提供差し止めと損害賠償を求めており、同社は特許権侵害を否定しています。既に市場でも忘れ去れていたことだけに改めてこの問題が意識されたようで、先行き不透明感から売られています。白猫プロジェクトは同社の主な収益源となっているだけに、その提供差し止めとなれば業績への悪影響はかなり大きく、明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[4286]レッグス 
[1部]業種:サービス業
終値1,921円/前日比+343円
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販促グッズ企画など、マーケティング活動を支援。食品、飲料、流通向けが主体。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年12月期の連結経常利益を従来予想の13億円から17億円に30.8%上方修正しました。また、非開示だった2021年12月期第2四半期累計の業績予想は連結経常利益が前年同期比2.5倍の8.5億円を見込みます。業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の24~28円から32~36円に増額修正しました。株価は2,000円大台乗せに期待されますが、上値では売りの圧力も強く、調整入りも見込まれます。



[3856]Abalance 
[2部]業種:電気機器
終値6,870円/前日比+690円
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創業のソフト開発から主力を太陽光発電事業にシフト。建機販売も。海外進出。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。本日から気候変動サミットが米国主催で開幕され、日本や中国など主要排出国・地域の首脳40人が出席予定で、米国は2030年までの温室ガス削減目標の大幅引き上げを発表する見込みです。同社が昨年子会社化した太陽光パネルを製造するベトナムのVSUN社は、米国から大型受注が相次いでいるとのことから、バイデン銘柄として以前から市場で意識されている銘柄だけに今回のサミットで思惑的に買われるとの期待から、先回り的に買っている向きも多いようです。明日以降も強い動きを続けられるか注目されます。



[3434]アルファ  
[1部]業種:金属製品
終値1,213円/前日比+91円
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自動車ロックシステム大手。日産向け過半。住宅、ロッカー用施錠部品や宅配ボックスも。 本日大幅ギャップアップスタートから3営業日ぶりに急反騰し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に2021年3月期連結業績予想の上方修正と増配を発表。前3月期の売上高を450億円から前の期比21.1%減の475億円に見直した他、営業利益は4億円から同55.8%減の8億円、最終損益は8億円の赤字から1億円の黒字(前期12億1,000万円の赤字)に修正しました。本日の大幅高で株価は先月末からの下げ分を一時取り戻しましたが、大きく跳ね返されて終えており、一巡感台頭の有無がポイントになるでしょう。



[6951]日本電子 
[1部]業種:電気機器
終値6,080円/前日比+360円
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電子顕微鏡世界最大手。分析機器・半導体関連・医療機器等も。ニコンと提携。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。本日はクレディ・スイス証券が同社株の投資判断を最上位に格上げし、目標株価を7,370円まで大幅に引き上げたことが刺激になっています。同社株を巡っては先週、ゴールドマン・サックス証券が新規「買い」、目標株価8,000円でカバレッジを開始したばかりです。その強気なレポートを機に同社株は居場所を大きく変えてきています。足元は高値圏揉み合いとなっていましたが、クレディ・スイス証券による格上げを機に上放れてきた格好です。相次ぐアナリストによる強気レポートを受けて、5月14日予定の本決算への期待も高まっているだけに、それまでは下げれば買われる展開が続きそうです。



[6696]ピースリー 
[M]業種:電気機器
終値890円/前日比+100円
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情報機器装置の開発・製造販売。STBが主力。デジタルサイネージ端末にも注力。 本日大きく急伸しました。同社は本日、紫外線照射によるウイルス不活化・殺菌機能を搭載した新製品「BIRD SAFE」を5月1日から予約販売を開始すると発表。紫外線は非接触で環境のウイルスを不活化出来、新型コロナウイルスに対して大変有効な手段として期待が高まっています。長らく底値圏で揉み合いとなっていた株価の刺激材料となり、75日線をブレイクしましたが、戻り圧力の高まりも感じられ、この水準を保てるか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[3903]gumi 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,362円/前日比+155円
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ソーシャルゲームからスマホアプリ開発が主力に。海外に強み。他社ゲームの海外配信も。 本日前場はマイナス圏での推移となっていましたが、後場から物色されて年初来高値を更新しています。同社が出資するブロックチェーン向けゲーム開発企業double jump.tokyo社が、カナダのDapperLabs社と提携し、DapperLabs社が開発するブロックチェーン「Flow」へのNFTやブロックチェーンゲームなどの対応、ValidatorNodeの運用を開始すると12時に発表しています。FlowチェーンへのNFT・ブロックチェーンゲームの対応およびFlowの日本進出を支援するとのことで、double jump.tokyo社が今月9日にNFT事業支援サービス開始すると発表してから、同社株の相場が始まっている格好です。明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。




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[9909]愛光電気 
[JQ]業種:卸売業
終値1,998円/前日比+400円
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電設資材卸中堅。神奈川、静岡が地盤。電気機械、器具取付工事の設計も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の経常利益を従来予想の7,800万円から2.4億円へと2.9倍上方修正。業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の35円から40円へと増額修正しました。株価は2,000円大台乗せを通過点として新値追いも期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[3747]インタートレード 
[2部]業種:情報・通信業
終値661円/前日比+100円
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証券向けシステムの開発・販売。ディーリングシステムなど主力。一般法人向けに進出。 本日ストップ高まで買われています。同社は本日付で、「デジタル資産を用いた決済処理システム」で特許を取得した模様です。更に「エストロゲン様作用組成物と、これを含む医薬、飲食品、エストロゲン様作用組成物の製造方法およびハナビラタケのDNA塩基配列の利用法」でも本日付で特許取得しています。これらがSNSなどで伝わり朝方から派手に物色された格好で、引け後に正式に発表されるのではと期待する声も聞かれました。正式発表されれば改めて買いが集まりそうです。また、小型の貸借銘柄だけに踏み上げ相場に発展すると期待する向きも多いようです。明日以降の動向が注目されます。



[7215]ファルテック 
[1部]業種:輸送用機器
終値858円/前日比+70円
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自動車部品メーカー。外装部品とオプション用品が主力。日産向け中心。TPR傘下。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が690億円から前の期比18.3%減の697億円へ、営業利益は13億円から同12.0%減の19億円へ、純利益は7億5,000万円から同24.7%減の13億5,000万円へ上振れて着地したようだとしています。本日の株価は高寄り後上昇幅を縮めましたが、後場戻りを見せる力強さも示しており、2月15日の年初来高値888円を視界に捉えたと言っても良いでしょう。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値9,922円/前日比+101円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日逆行高となり、一時1万円台に乗せる場面も見られました。今朝の読売新聞では同社の2021年3月期連結決算(国際会計基準)で、最終利益が4兆円台後半になる見通しとなったと報じられています。世界的な株高を追い風に投資先の新興企業の上場などで利益が押し上げられたとのことです。市場コンセンサスは3兆円台前半だけに、かなりの上振れとなることから本日は地合い悪の中確りと買われています。国内企業の最終利益はこれまで[7203]トヨタ自動車の約2.5兆円が最高額でしたが、今回同社がそれを大きく更新する見通しです。なお、同社は5月12日の引け後に本決算発表を予定しています。それまでは確りとした展開が続きそうだと見る向きも多いようです。



[9272]ブティックス 
[M]業種:サービス業
終値4,065円/前日比+700円
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介護事業者向け展示会の開催。M&A仲介サービスやネットで介護用品販売も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の経常利益を従来予想の2.3億円から2.9億円へと26.5%上方修正。3月19日にも業績予想を上方修正したばかりですが、期中に成約が不確実だった複数の案件を3月末に掛けて成約したことから、修正予想を更に上振れるとしています。目先、3月23日に付けた4,120円をブレイクし、年初来高値更新も視野に捉えたと見られます。



[4479]マクアケ 
[M]業種:情報・通信業
終値6,820円/前日比-680円
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クラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営する。アリババグループと提携。 本日大幅安です。同社が昨日引け後に発表した2Q決算は大幅増収ながらも大幅減益での着地となっており、1-3月期で見れば赤字転落になっています。テレビCMや人員強化への投資が利益を圧迫しています。決算発表直前に新規「1」、目標株価10,000円でカバレッジを開始したSMBC日興証券は、この決算を受けて営業指標は強弱混交もGMV(応援購入総額)は予想を下回り、ネガティブな印象と指摘しています。GMVは同証券予想を下回ったとのことです。ただ、アクセスUU数や指名検索数は拡大しており、中長期的なGMV成長に向けた土台作りは順調で、ユーザーの定着は問題無いと認識しているとも指摘しています。同証券は昨日の強気レポートで、短期的には株価面で注意を要するものの、株価下押し局面はエントリーポイントとなるとの見解を示していました。



[4588]オンコリスバイオファーマ 
[M]業種:医薬品
終値1,200円/前日比+146円
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創薬ベンチャー。希少がんや重症感染症などに主眼。独自のウイルス技術を活用。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に開発を進めている新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関して、[2395]新日本科学と共同開発契約の締結で合意したと発表。2022年上半期には主要な薬理試験などOBP-2011に関わる前臨床試験を完了し、直ちに治験届を提出することを目標としています。底値圏にあった株価は一時75日線をブレイクする場面も見られましたが、売り圧力も強く、ここからの上値は更なる支援材料が欲しい処です。



[1514]住石HD 
[1部]業種:鉱業
終値129円/前日比+15円
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石炭大手。国内炭撤退、豪などの輸入炭が主力。新素材・人工ダイヤや採石も。 本日大幅高です。昨日、佐賀大の嘉数誠教授は、人工ダイヤモンドを使い世界最高水準の出力を得られるパワー半導体の作製に成功したと発表。高速で大容量のデータ送受信を可能にする次世代通信システムの開発などへの応用が期待されるとのことで、5年以内の量産化を目指すとのことです。これが昨晩、共同通信で報じられており、関連株として物色材料になっている様子です。同社子会社の住石マテリアルズが工業用人工ダイヤモンドの製造、仕入れおよび販売を行っていることから思惑的に物色されている様子です。ただ、実際に恩恵を受けるとしても当面先の話であり、不透明感も強いことから続く物色にはならないとの見方が多い模様です。それでも同社株は小型貸借の低位株のため、空売りが多く入れば踏み上げ相場に発展するとの期待で物色している向きも多いとの声が聞かれました。大型連休も近くなってきているだけに、小型貸借銘柄が動意付けば踏み上げ相場への期待も抱かれ易い状況となっています。




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[1717]明豊ファシリティワークス 
[1部]業種:サービス業
終値780円/前日比+100円
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オフィスの設計・施工管理。移転・新設など支援、コンストラクションマネジメントが主力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の経常利益を従来予想の7億円から9億円に28.6%上方修正しました。また、業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の16.5円から25.5円に大幅増額修正しました。株価は節目の700円処をブレイクしたことで新値追いが期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[6195]ホープ 
[M]業種:サービス業
終値1,635円/前日比-500円
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自治体広告や官民連携促進、電力供給等、自治体に特化したサービスを展開。 本日ザラ場寄らずのストップ安比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、未定としていた2021年6月期業績予想を発表。大幅赤字転落の見込みで資本増強実施しない場合、31.67億円から22.91億円の債務超過となる見込みです。また、今後2021年1月分の不足インバランス料金を含む多額の支払いが生じる予定であることから、それらを踏まえて引き続き様々な方法での資金調達を検討しているとのことです。資本増強方法として規模的にも公募増資は難しいと思われ、新株予約権となれば行使まで時間を要する可能性も高いだけに第三者割当増資しかないとの見方です。問題は引受先が出てくるかどうかで、引受先が出てくれば好感される可能性もありますが、出てこないと最悪破綻もあり得るとの懸念から本日は見切り売りが殺到している状況です。



[6325]タカキタ 
[1部]業種:機械
終値706円/前日比+45円
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飼料系農機が主体。風力発電軸受も。クボタ、井関、ヤンマーと資本提携。 本日大きな窓を空けて続急伸しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期単独業績について発表。売上高が58億円から前期比1.1%増の65億300万円へ、営業利益は1億5,600万円から同5.6%増の3億9,900万円へ、純利益が1億2,000万円から同19.8%増の3億1,400万円へ上振れ、減益予想から一転して営業増益で着地したようだとしています。直近のシコリ玉が700円処に貯まっており、目先の株価は700円を固めつつ3月30日の戻り高値738円をブレイクすると景色が変わってきそうです。



[6230]SANEI 
[2部]業種:機械
終値3,515円/前日比+330円
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水栓部品を主とした水周り製品の企画・製造・販売を手掛ける。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反騰しました。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績について発表。売上高が214億円から前の期比3.5%増の221億円へ、営業利益は12億円から同43.4%増の15億6,000万円へ、純利益は7億6,000万円から同30.8%増の9億5,000万円へ上振れて着地したようだとしています。本日の株価は軟調地合いもあり、ザラ場高値から押し戻されましたが、引け値ベースでの上場来高値を更新しており、残るはザラ場高値4,025円ということになります。



[3137]ファンデリー 
[M]業種:小売業
終値805円/前日比+46円
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生活習慣病予防向け健康食宅配サービス。医療機関重点にカタログを配布。 本日大幅続伸で連日の年初来高値を更新しています。同社は本日10時頃に、同社運営の「らくだ6.0プロジェクト」賛同企業に食品大手のエースコック社が新規加入したと発表。同プロジェクトは、1日あたり6.0グラム未満の塩分摂取量を目標として健康意識を高めることが目的としています。本日の株価は悪地合い下にも関わらず終日ジリ高傾向を維持しており、5日線を意識した押し目買いが通用する流れが続いています。



[3021]パシフィックネット 
[2部]業種:サービス業
終値3,695円/前日比+225円
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中古PC・携帯を販売。自社でデータ消去・修理。テレワーク用レンタルを強化。 本日大幅上昇です。今朝の日経新聞では売上高100億円以下の中堅上場企業「NEXT1000」を対象に、3年前と比較した従業員1人あたりの営業利益額の伸び率ランキングが紹介されており、同社が1位となっています。企業紹介的な記事も掲載されており、同社の収益は構造改革によって安定してきているとのことです。注力したのは法人向けのITサブスク事業で、PCなどの情報機器を中長期でレンタルして月額利用料を得るストック型です。機器を貸し出すだけではなく、ITの運用・保守・管理も丸ごと請け負うことで、ITサブスク事業の売上高は伸びており、直近では連結売上高に占めるストック収益の比率が6割にまで高まっているとのことです。今後も成長余地は大きそうだとも書かれており、本日は見直す動きに繋がっています。



[6656]インスペック 
[2部]業種:電気機器
終値2,430円/前日比+254円
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半導体やIT関連デバイスの外観検査装置メーカー。プリント基板のパターン検査など。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、海外企業よりロールtoロール型検査装置を複数台受注した他、国内企業からも高性能フラットベッド型検査装置を受注し、合計約4.8億円の受注を獲得したと発表。市場の注目度も高いロールtoロール型検査装置の受注獲得で、先行きの期待感が高まる形になっています。ただ、75日線付近からの上値は重く、この水準を保てるか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[7363]ベビーカレンダー 
[M]業種:サービス業
終値11,540円/前日比+250円
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出産・育児向けの情報メディアや産婦人科向けの経営支援事業を手掛ける。 本日確りと続伸しています。本日の引け値次第では信用取引の増担保規制が解除となる条件を満たすことから、その期待買いによって支えられている様子です。先週の13日にも解除となる可能性がありましたが、買われ過ぎてしまい解除条件を満たせず翌日には失望的に派手に売られていました。今回は辛うじてギリギリに解除条件をクリアして引けています。恐らく解除になると思われますが、同社株は本日含めて足元解除期待から買われてきていただけに、実際に解除されても出尽くし的な動きになる恐れもあるのではとの声も聞かれました。明日の動向が注目されます。




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[5216]倉元製作所 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値175円/前日比+22円
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液晶用ガラス基板加工。薄膜デバイスも。加工技術に定評。事業売却で再建。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸し、年初来高値を更新しました。同社は先週末16日引け後に、IoTクラウドプラットフォームを提供する中国ハンヂョウ・ツヤ・インフォメーション・テクノロジー社と戦略的提携契約を締結したと発表。ハンヂョウ・ツヤ社がAIOT(AI+IoT)スマートソリューションを提供し、同社がIoTスマート商品の充実、プロモーションおよびマーケティング活動などを行うとしています。本日の株価は大幅高も長い上影を残しており、5日高値170円や日足ボリンジャーバンドの+3σなどを意識した調整のあとが勝負になります。



[4308]Jストリーム 
[M]業種:情報・通信業
終値5,440円/前日比+340円
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ネット動画ライブ中継やオンデマンド放送を提供。放送機器や映像制作も注力。 本日大幅上昇です。同社は「2021年3月期 決算発表日に関するお知らせ」を発表。通期連結決算発表日が例年に比べ時期が遅くなる見込みとのことです。同社は毎年4月末に本決算発表を行っていましたが、今年は好調な業績に伴う処理件数増加に加え、吸収合併した子会社に関する処理、会計基準変更に伴うシステム移行の影響などにより、例年より対応に時間を要する見込みとのことで、それにより決算発表日は5月10日を予定しているとのことです。この発表を受け前期業績はかなり計画を上振れるのではとの思惑に繋がっている様子です。市場コンセンサスからも既に上振れ期待は強いものの、想定以上の好決算になるのではとの期待に繋がっています。ただ、本決算発表での注目は今期見通しで、いくら前期が良くても今期見通しが弱いと失望されるとの声も聞かれました。



[2397]DNAチップ研究所 
[2部]業種:サービス業
終値785円/前日比+100円
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DNAチップ開発、遺伝子受託解析が主力。研究所などに販売。実験キット販売も。 本日前場11時過ぎから商いを伴い急伸し、ストップ高まで買われました。本日11時頃の日経新聞電子版で、「8月にも、肺がん患者の遺伝子から最適な抗がん剤を選ぶ検査について医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請する」と報じられています。1回で複数の遺伝子の変異をまとめて検査出来るのが特徴で、どの抗癌剤が効果があるかを見極め、治療計画の策定に役立てるのが狙いとのことです。2022年の実用化を目指すとしており、株価は中期目線がメインとなりそうです。



[6035]アイ・アールジャパンHD 
[1部]業種:サービス業
終値13,880円/前日比-3,010円
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企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務で国内トップシェア。関連事務も。 本日大幅安です。同社は先週末引け後に前期業績の大幅下方修正を発表。市場コンセンサスは上方修正見込みだっただけに、大幅下方修正はネガティブサプライズと受け止められて大きく売られています。大型案件や通常案件の進捗が当初計画から遅れたことが下方修正要因とのことです。ただ、期中に終了しなかった大型案件は着実に業務が進行しており、その合計約11億円は今期1Q以降に売上計上する予定で、その進捗を含めた2022年3月期業績予想は5月10日の決算発表時に開示する予定とのことだけに、派手に売られた処では押し目買いの動きも見られています。ただ、買い一巡後はジリ安基調となっており、今期見通しへの期待買い強まるのは、もう少し先になりそうとの声も聞かれました。



[6597]HPCシステムズ 
[M]業種:電気機器
終値3,365円/前日比+407円
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科学・工学向け高性能コンピュータのソリューション提供。科学機器のアズワンと提携。 本日買い気配スタート後に上値追いが加速して急反発しています。同社は先週末16日引け後に、スーパーコンピュータ「富岳」を計算資源とするSaaSサイエンスクラウドの有償サービス実証を開始したことを発表しました。足元の株価は1週間以上に渡り急調整を余儀なくされてきましたが、本日の大幅高で再び上値追い姿勢が鮮明になっており、3月29日高値3,620円、4月6日の年初来高値3,625円レベルが目先のポイントになるのは間違いない処です。



[7955]クリナップ 
[1部]業種:その他製品
終値587円/前日比+58円
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住設機器の大手メーカー。高級システムキッチンに強み。いわきと岡山の2極生産体制。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反発し、年初来高値を更新しました。同社は先週末16日引け後に集計中の2021年3月期連結業績について発表。売上高が1,030億円から前の期比3.7%減の1,035億円へ、営業利益が7億円から同微増の25億円へ、純利益が4億円から同11.3%増の16億3,000万円へ上振れて着地し、減益予想から一転して増益となったとしています。本日の株価は高寄り後即押し戻されたもののその後はレンジ相場を形成しており、地均し完了と判断されれば新しいステージに入っていきます。



[3647]ジー・スリーHD 
[2部]業種:情報・通信業
終値267円/前日比+34円
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太陽光発電関連事業。発電所買取・建設・運転。全国の電力会社に売電。 本日一時ストップ高を付けています。週間エコノミストオンラインで、海水に膨大な資源量を持つマグネシウムをエネルギーとして利用する東京工業大学の矢部孝名誉教授が発明した燃料電池の製品化に、同社が乗り出したと報じられています。これがSNSなどで後場に市場に知れ渡ると急騰してストップ高となりました。同社の岩間執行役員は電池の用途として、災害時の非常用電源として使われることを想定しているとのことです。販売先としては、地方自治体や介護施設などが考えられるとのことで、非常用電源用が完成すればドローン用の開発を加速し、将来はEVに搭載するつもりで開発しているとのことです。ただ、非常用電源用では業績への寄与は限定的との見方が多いようで、その先は不透明感が強いとのことから買い一巡後は上げ幅を縮小しています。



[9201]日本航空 
[1部]業種:空運業
終値2,203円/前日比-83円
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国際線、国内線2位。公的資金の更生終結。豪カンタス航空と合弁で格安航空。 本日大幅安です。本日はアフターコロナ関連株が軒並み売られています。大阪府は昨日、新型コロナウイルスに過去最多の1220人が感染したと発表。大阪府の吉村知事は「まん延防止等重点措置」適用から2週間となる19日以降の状況で措置の効果を見極め、週内にも政府へ緊急事態宣言の要請をするかどうか判断する意向と、一部の朝刊で報じられています。また、昼前に吉村知事は本日、緊急事態宣言を要請すべきだと判断したと話し、要請を国に対して行うと明らかにしています。東京都の小池知事も緊急事態宣言要請も視野に検討を進める意向を示しており、アフターコロナ関連株には逆風になることから改めて売られています。また、政府は要請があれば速やかに検討するとのことです。アフターコロナ関連企業には今期業績も厳しいものになりそうだとの懸念から見切り売りに繋がっていようです。




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[7826]フルヤ金属 
[JQ]業種:その他製品
終値7,740円/前日比+560円
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白金中心に貴金属の製造・加工・回収。レアメタルの回収・精製・改鋳に強み。 本日寄り前から大量の買いものを集めて急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年6月期の連結業績予想について発表。売上高を233億円から前期比40.2%増の320億円へ、営業利益を45億円から同2.2倍の79億5,000万円へ、純利益を29億円から同98.9%増の50億4,000万円へ上方修正しました。単結晶育成ルツボをはじめとするイリジウム製品や有機EL向け化合物、電極向け貴金属化合物などの受注が好調に推移していることなどを要因に挙げています。本日の株価は高寄り後大陰線を強いられており、週明け先ずは落ち着き処を探る作業から始まります。



[9684]スクウェア・エニックスHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値6,900円/前日比+740円
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ゲーム大手。「ドラクエ」「FF」など人気ソフト。コンテンツを多面展開へ。傘下にタイトー。 本日大幅上昇です。同社に対して複数の買い手候補が関心を示していると、米CTFNが事情に詳しい銀行関係者2人を引用して伝えたとブルームバーグなどが報じています。ただ、関心の対象がゲーム部門だけなのか、会社全体なのかは明らかになっていないとのことで、細かいことは何一つ報じられていません。それでも本日は思惑的に派手に物色されています。追加情報が出てこないことには上値は買い難いとの見方も多く、追加情報自体が出てくるのかも不透明なだけに、出てこないと来週はジリ安になりそうだと懸念する声も声も聞かれました。ただ、大きく下げれば買いに来る向きは多いのではとの見方もあり、来週の動向が注目されます。



[3397]トリドールHD 
[1部]業種:小売業
終値1,764円/前日比+139円
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発祥の焼鳥店から低価格うどん「丸亀製麺」にシフト。海外にも積極的。 本日前場9時台から上値追いが加速して大幅続伸となりました。本日9時40分頃、同社の孫会社にあたる香港TJIが、香港証券取引所メインボードへ上場申請したと発表。TJIは、2018年1月にグループ会社となった香港・中国本土およびシンガポールで米線(米の麺)料理を提供するレストランチェーンです。本日の大幅高で株価は足元1週間程の下げ分を一気に取り戻し、次なる節は7日高値の1,772円、そして年初来高値の1,794円ということになります。



[6502]東芝 
[1部]業種:電気機器
終値4,600円/前日比-295円
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総合電機大手。米原発事業巨額損失で撤退。メモリ売却、インフラ軸に再建へ。 本日大幅安です。昨晩、共同通信にて同社が英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズの買収提案を拒否する方向で調整に入ったことが15日分かったと報じられています。株式非公開化を前提としたCVCキャピタル・パートナーズの買収案に対し、同社幹部は大手銀行に「上場は絶対に維持する」と伝達したとのことで、同社の永山治取締役会議長が反対していることも判明したとのことです。これを受けTOBによる上場廃止への思惑が後退し、本日は見切り売りに押されています。ただ、報道によればCVCキャピタル・パートナーズは買収方針を変えず近く詳細な提案をまとめる方針で、同社の拒否により国内企業の協力は難しくなったため、敵対的TOBに発展する可能性が出てきたとも書かれており、更に下げれば買いに来る向きも多いのではとの声も聞かれました。何れにせよ今後も報道などで振り回される動きになりそうです。



[6635]大日光・エンジニアリング 
[JQ]業種:電気機器
終値639円/前日比+80円
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電子基板実装、カメラ用レンズ組み立てが主軸。キヤノン向け中心。NCネットワークと提携。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、宇宙工学関連を中心とした研究開発や新事業の創出などで、帝京大学と包括的連携協定を締結したと発表。2021度中の打ち上げに向けて準備が進められており、同社は搭載予定の人工衛星の電源供給回路の設計および製造などに携わっています。これを受けて買いが流入しましたが、ここからは戻り圧力の高まりも想定されるため、慎重に動きを見たい処です。



[6177]AppBank 
[M]業種:サービス業
終値195円/前日比-25円
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スマホ向けアプリの記事などを掲載「AppBank.net」運営。商品販売事業は売却。 本日大幅安です。昨夕提出された大量保有報告書によれば、[8508]Jトラストの藤澤信義氏が保有している同社株比率を6.56%から1.16%まで減らしていることが明らかになっています。3月31日に提出された大量保有報告書で初めて同氏の大量保有が判明し、その翌日から派手に買われました。今週月曜に提出された大量保有報告書によれば、同氏の買い増しまで判明し、翌火曜には改めて買われていました。しかし、昨日提出された大量保有報告書によれば、同氏は今週火曜と水曜に市場内で大半の保有株を売却しています。今週月曜に99000株を買い増しておきながら、翌日には早くも売りに動いていた様子です。同氏の大量保有で色々な思惑が浮上したものの、単なる短期トレードだった様子です。



[3758]アエリア 
[JQ]業種:情報・通信業
終値684円/前日比+70円
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スマホゲーム中心のコンテンツ事業、決済などITサービス事業を展開。不動産関連も。 本日確りした寄り付き後に上値追いが進み大幅反発し、年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、子会社リベル・エンタテインメントの男性向けオリジナルゲーム「蒼焔の艦隊」が150万ダウンロードを突破したと発表。同タイトルは、第2次世界大戦下を舞台にプレイヤーが「蒼焔艦隊」の総司令官として、所属不明の「影の艦隊」と戦うというストーリーで、2017年9月に配信を開始し、リアルな海戦が楽しめることからダウンロード数を伸ばしています。株価は2020年2月以来の700円台乗せが目前に迫っており、この水準の上方はシコリが少なくなります。



[4498]サイバートラスト 
[M]業種:情報・通信業
終値7,900円/初値比+1,000円
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SBテクノロジーの子会社で認証・セキュリティーサービスなどを手掛ける。 昨日新規上場した銘柄ですが、昨日は初値付かずで、本日も特買いとなっていましたが、前場引けと同時に6,900円で初値を形成しました。公開価格1,660円に対して4.16倍となっており、後場には即金規制も物ともせずストップ高まで買われています。最近のIPOは初値が想定より抑えられるものが多く、初値買い意欲の衰えや公募組による売り急ぎも見られていましたが、同社株は確りと買いを集めています。同社は電子認証・セキュリティサービスなどを手掛けており、高成長期待を抱く向きも多い様子です。来週も強い動きを続けられるか注目されますが、一先ず日々公表銘柄に指定されるまでは物色が続くのではと期待する声も聞かれました。




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