株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2021年03月

[9307]杉村倉庫 
[2部]業種:倉庫・運輸
終値634円/前日比+80円
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関西地盤の倉庫老舗。流通加工や運輸を拡大。ゴルフ練習場も。野村グループ。 急速に人気化して一時ストップ高まで買われました。直近では海運株人気が加速していますが、米国や中国の景気回復を受けたグローバル物流の回復が、国内の荷動きも活発化させるとの思惑から倉庫株の一角にも株高材料として波及し始めているようです。その中で急騰性を秘める同社株は、本日ザラ場に緩む場面があるも長い下影を残して終えています。注目は続くでしょう。



[6613]QDレーザ 
[M]業種:電気機器
終値1,550円/前日比+50円
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半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアなどの開発・製造・販売を手掛ける。 本日一時大幅高となりました。日本政府が海外向け情報発信に活用しているTwitterアカウント「@japan」で、昨晩20時に同社が手掛ける網膜走査型レーザアイウェアが紹介されています。これが刺激となり本日の物色材料になっている様子です。これを機に海外勢に同社や同社製品が認知されれば、海外投資家による買いが入ってくるのではとの思惑もあるようです。ただ、ほぼ寄り高で上値の重さは見られています。信用買い残も多い銘柄であり、上値で捕まっている向きも多いようで戻り売りも出易い様子です。明日以降も物色が続くか注目です。続かないと新たなシコリが出来てしまい、更に上値が重くなるでしょう。



[9955]ヨンキュウ 
[JQ]業種:卸売業
終値1,874円/前日比+223円
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鮮魚流通・販売と稚魚・飼料販売が柱。人工孵化やマグロ、うなぎの養殖も。 本日大幅買い気配スタートから急伸して昨年来高値を更新し、一時ストップ高まで買われる場面がありました。同社は昨日引け後に、株主優待制度の実施回数を現行の年1回から年2回に変更すると発表。従来の基準日は毎年9月末のみでしたが、今年から毎年3月末と9月末に増やし、子会社西日本養鰻が養殖した「薩摩の若うなぎ」の蒲焼(保有株数に応じて3,000円または6,000円相当)をそれぞれ贈呈します。本日の株価は高値から大きく値を下げており、目先は落ち着き処探しからということになります。



[7850]総合商研 
[JQ]業種:その他製品
終値774円/前日比+74円
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販促折り込み広告の企画制作。スーパー向けが主力。年賀状印刷で首位。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年7月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比63.1%増の9.4億円に拡大し、通期計画の2億円に対する進捗率が471.5%と既に大きく上回りました。株価は一時ストップ高を付けるなど業績上振れを評価する買いが向かっていますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[2372]アイロムグループ 
[1部]業種:サービス業
終値2,135円/前日比+197円
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先端医療事業を推進。医療機関の治験支援事業が主力。クリニックモール運営も。 本日大幅高となり、200日移動平均線を久々に上抜いてきています。今朝の日経新聞では、同社は再生医療事業の副産物を配合した化粧品を3月中旬に発売すると報じています。子会社がiPS細胞を培養して研究機関などに販売する事業を手掛けており、培養液の上澄みを利用するとのことです。細胞増殖の働きを活発にする働きがあるとのことで、肌の細胞の生まれ変わりを促進したり、肌荒れを改善したりする効果が期待出来るとのことです。iPS細胞の培養液を使用したものは初めてとのことで今後は同じ原料を使用し、発毛などの領域への事業を展開するとのことです。寄り付き直前には同社が正式発表しています。業績への寄与も期待出来るとの思惑から好材料視されています。



[3919]パイプドHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,760円/前日比+191円
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情報資産プラットフォーム「スパイラル」提供。月額利用料が収益。面接診断ツールなども。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年2月期の連結経常利益を従来予想の11億円から14.5億円に31.8%上方修正。また、業績好調に伴い従来未定としていた前期の年間配当は23円実施する方針を示しました。株主還元の拡充などを好感する買いが向かいましたが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、ここからは戻り圧力の高まりも想定されます。



[6620]宮越HD 
[1部]業種:電気機器
終値980円/前日比-159円
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中国での不動産賃貸が主力。家電事業から撤退。深センの再開発に期待。 本日大幅安です。朝方に東洋経済オンラインで、『元日経のエースも参画、「深セン再開発」への疑問』と題した記事が掲載されています。同社が中国で行うとしている巨大な再開発計画についての記事で関係者に取材を進めていくと不可解な点がいくつか出てきたとの内容です。同社株は今年に入ってから、この中国・深セン再開発計画への期待で徐々に上げてきていました。更に先週には同社サイトのトップメッセージページが更新され、そこには深セン再開発計画によって、2030年に時価総額1兆円を目指すことが示され、同社株は一段と上昇していただけに、この記事によって期待感に一気に不透明感出てきたようで、本日は見切り売りや手仕舞い売りに繋がっています。なお、後場にはこの東洋経済オンラインの記事について、同社が速やかに掲載記事の事実誤認事項について厳重に抗議を申し入れるとコメントを公表しています。



[6659]メディアリンクス 
[JQ]業種:電気機器
終値516円/前日比+80円
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放送・通信機器を開発・販売するファブレスメーカー。大規模メディア伝送に強み。 東京オリンピック・パラリンピックの開催を巡り、菅首相は本日午後に、丸川担当大臣と会談し、海外からの観客を入れずに開催する方針を最終確認することが分かったと、昼頃に報じられています。IPベース技術に基く同社製品は、過去のオリンピックでも導入された実績があり、東京五輪が海外客を入れないとなれば、同社製品の需要拡大が一段と期待出来るとの思惑のようです。単に短期資金による物色材料にされただけで続く物色にはならないとの見方も多いものの、小型の貸借銘柄だけに空売りが多く入ってくるようですと面白いとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。




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[6966]三井ハイテック 
[1部]業種:電気機器
終値4,070円/前日比+340円
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ICリードフレームで首位級。モーターコア製造も。金型の精密加工技術に強み。 本日大きな窓を空けて急反発しました。同社は昨日引け後に、2022年1月期の連結業績予想を発表。売上高が前期比13.0%増の1,100億円、営業利益は同24.0%増の47億円、純利益は同27.3%増の33億円と大幅な営業増益を見込み、年間配当を前期比6円増の27円を予定しています。本日の株価は大幅ギャップアップで始まるも高値から大きく上げ幅を縮め長い陰線を強いられています。目先は4,070円処を走る25日線レベルを固められるかが焦点になりそうです。



[4934]プレミアアンチエイジング 
[M]業種:化学
終値9,410円/前日比+1,500円
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「DUO」「CANADEL」シリーズなど基礎化粧品の製造・販売を手掛ける。 本日ストップ高まで買われて上場来高値更新しています。同社は昨日、計画を大きく超過する2Q決算と通期業績の大幅上方修正を発表。通期業績はコンセンサスを大きく上回っており、本日は見直し買いに繋がっています。昨年12月に1Q決算を発表した時も同社株はストップ高まで買われました。今回発表した2Q決算は1Qから更に大きく伸びる数字となっており、営業利益率も大きく拡大しています。この流れからも上方修正された通期業績は依然として保守的との見方も多く、再度の上方修正も十分あり得ると言えるでしょう。ここまでくれば大台の1万円が意識されそうですが、それを達成したあとの動きが注目されます。



[4512]わかもと製薬 
[1部]業種:医薬品
終値314円/前日比+64円
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健胃薬「強力わかもと」が看板商品。眼科領域が得意、点眼液が収益の柱。 本日小高く寄り付いた直後から大幅一段高となり、一時ストップ高まで買われました。同社は先週末12日引け後に、独VSYバイオテクノロジー社が製造販売する眼内レンズの日本国内での開発・上市に向けて、VSYバイオテクノロジー社と合意したと発表。同社は医療機器分野へ参入することになり、現在手掛けている医薬品事業とのシナジーを期待しているとのことです。本日の株価は大幅高となりましたが、昨年6月5日に付けた昨年来高値332円を視野に捉えながらブレイク出来ておらず更新に時間を要するとレジスタンスとして意識されることになります。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値881円/前日比-72円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 昨日はビットコインが最高値を更新したとのことで派手に買われましたが、本日はあっさりと反落しています。同社株に良くも悪くも刺激を与えているビットコインが、昨日の日本時間午後くらいから下落基調となっており、今朝からは一段と売り込まれています。ビットコインの下落は、インド政府が暗号資産(仮想通貨)を禁止する法案を提案する方針であることが分かったとの報道が影響している模様です。取引だけでなく、同国内で保有することも禁じるとのことです。ただ、この報道は昨日の朝から流れていただけに、本当にこれが嫌気されてビットコインが売られているのかは不透明です。何れにせよビットコインがこれだけのボラティリティで乱高下している状況では、同社株は中々買い難いとの声も聞かれました。



[9115]明治海運 
[1部]業種:海運業
終値524円/前日比+80円
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船主業が主力。自動車専用船やタンカー、バラ積み船を貸船。不動産賃貸兼営。 本日確りした寄り付き後に上値追いが継続して大幅連騰し、昨年来高値を更新してストップ高まで買われました。直近、海運株への買いが顕著で、本日も海運は業種別騰落率で3.85%を超える上昇を見せており、東証1部33業種中でトップとなっています。そうした中、比較的出遅れている同社株の上げ足が目立った格好でしょう。業績に関しては、2021年3月期は営業利益段階で65%減益見通しと厳しいものの、株価面では織り込みが進んでおり、目先の株価はホテル事業を営んでいることからアフターコロナを見込んだ収益環境の改善を見込んだ買いも誘う展開となりそうです。



[6613]QDレーザ 
[M]業種:電気機器
終値1,500円/前日比+46円
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半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアなどの開発・製造・販売を手掛ける。 本日大幅高です。本日11時過ぎに日経新聞電子版が、「次世代端末スマートグラスにコンタクト型 目の前に映像 米新興が開発、QDレーザは網膜に」との記事を報道しました。スマートフォンに続く次世代情報端末として目の前に映像を表示する「スマートグラス」の技術が新たな段階に入ってきたとの記事で、同社は量子コンピューターに応用出来る半導体レーザーを使い、目の網膜に直接映像を映す技術を持つと書かれており、メガネブランド「Zoff」を手掛けるインターメスティックと提携し、メガネ型のスマートグラスを共同開発したとのことです。ただ、どれも既出のことで目新しいことは書いてはいません。ある意味、紹介記事的だと言え、後場は買いも続かず売りに押されて上げ幅を縮小しています。



[7670]オーウエル 
[2部]業種:卸売業
終値713円/前日比+100円
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産業用塗料販売の大手。自動車など表面処理剤や関連設備、機能部品も。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で大幅続伸し、ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、グループ会社ユニ電子の「スマートホーム用IoT機器」が、[9433]KDDIに採用されたと発表。採用されたスマートホーム用IoT機器は、中継器、LED電球、モーションセンサー、開閉センサー(ドアセンサー)、電力監視センサー、家電コントローラー、IPカメラなどとしています。本日の株価は後場12時44分から張り付いたまま終えており、昨年2月に付けた昨年来高値788円を目指すことになります。



[4175]coly 
[M]業種:情報・通信業
終値6,970円/前日比+350円
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スマホゲームの企画や開発、運営を手掛ける。ゲームキャラクターのグッズ販売も。 本日大幅上昇です。同社は本日引け後に本決算発表を控えていますが、期待感からなのか大きく買われています。同社は女性向けモバイルオンラインゲームの開発・運営を手掛けていますが、前期業績は巣ごもり需要もあって大幅増収増益計画となっています。ただ、今期は巣ごもり特需剥落懸念もあり、増収増益続けるにしても伸び率鈍化は必至と見られているだけに警戒する向きも少なくありませんが、同社株は上場後買われたものの、その後は大きく売り込まれており、値ごろ感も出てきていることから決算発表で嫌気される可能性も乏しいのではとの見方もあるようです。引け後に発表した本決算で示した今期見通しは、増収営業増益計画ながら伸び率はやはり大きく鈍化しています。純利益に関しては微減益計画となっています。これを受け明日どういう動き見せるのか注目されます。




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[6946]日本アビオニクス 
[2部]業種:電気機器
終値2,977円/前日比+500円
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防衛向け表示電子機器大手。赤外線サーモやレーザー溶接も。ファンドの傘下。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末12日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円から12.5億円に78.6%上方修正し、増益率が28倍から50倍に拡大する見通しを示しました。また、リチウムイオン電池パックや小型モーターなどの機能部品組立ての品質向上と効率化に貢献する高信頼性インバータ式抵抗溶接機の販売を開始とも発表。株価は3,000円大台乗せも視野に捉えたと見られます。



[9743]丹青社 
[1部]業種:サービス業
終値935円/前日比+65円
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展示ディスプレー企画・施工大手。商業施設、博物館向け。医療施設に力。 本日大幅高です。同社が先週末引け後に発表した本決算では、前期業績2桁減収減益着地となるも計画は超過しています。ただ、今期見通しは大幅減益を続ける見通しとなっており、それが嫌気されて売り優勢で始まるも寄り後は買われる展開になりました。利益は減益計画ながら受注高は前期を10%超上回る計画で、更に一緒に発表した新中期経営計画で来期以降は大幅増益を続ける計画となっています。これを受け最悪期は脱したとの見方に繋がり、先行き期待から買われている様子です。また、コロナ禍の収束やオリンピック開催は同社事業に追い風との見方も強いことから、売られた処では買いを狙っていた向きも多いようです。



[4512]わかもと製薬 
[1部]業種:医薬品
終値314円/前日比+64円
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健胃薬「強力わかもと」が看板商品。眼科領域が得意、点眼液が収益の柱。 本日小高く寄り付いた直後から大幅一段高となり、一時ストップ高まで買われました。同社は先週末12日引け後に、独VSYバイオテクノロジー社が製造販売する眼内レンズの日本国内での開発・上市に向けて、VSYバイオテクノロジー社と合意したと発表。同社は医療機器分野へ参入することになり、現在手掛けている医薬品事業とのシナジーを期待しているとのことです。本日の株価は大幅高となりましたが、昨年6月5日に付けた昨年来高値332円を視野に捉えながらブレイク出来ておらず更新に時間を要するとレジスタンスとして意識されることになります。



[6630]ヤーマン 
[1部]業種:電気機器
終値1,600円/前日比-208円
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美顔・痩身器具など美容健康機器の製造・販売。量販店と通販が主力。 本日大幅安です。同社は先週末に3Q決算を発表。大幅増収増益となっており、四半期ベースでも前年同期比大幅増収増益で好決算と言える数字です。ただ、通期業績は進捗率が高いものの、据え置かれました。市場コンセンサスは上方修正水準ということもあり、2Q業績が良かったことから通期業績再度上方修正されるとの見方が強かっただけに先週末の3Q決算発表時に修正されると期待していた向きも多いようで、それが無かったことで失望されています。結局は上方修正となりそうですが、今期はコロナ禍の影響で巣ごもり需要の恩恵を受けていることを考慮すれば、来期の減益は避けれないとの警戒もあるようです。ただ、昨年策定した中期経営計画では、2023年4月期に売上高500億円、 営業利益率20%、つまり100億円を目指すと示しています。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[7089]フォースタートアップス 
[M]業種:サービス業
終値1,450円/前日比+202円
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スタートアップ企業を対象とした人材支援サービス。採用や経営のコンサル業務も。 本日買い気配スタートから大幅3営業日続伸しています。同社は先週末12日引け後に、2021年3月期の単独業績予想について発表。売上高を11億7,000万円から前期比1.0%減の12億5,000万円へ、営業利益を7,000万円から同54.5%減の1億4,000万円へ、純利益を4,000万円から同60.6%減の8,000万円へ上方修正しました。本日の大幅高で株価は今年に入り上値抵抗として意識されてきた1,400円レベルを明確に上離れるも、200日移動平均線タッチで大きく跳ね返されており、目先はこの1,400円処をサポートに出来るか注目されます。



[7317]松屋アールアンドディ 
[M]業種:輸送用機器
終値5,380円/前日比-130円
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自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける。 同社は本日昼に2021年3月期業績の大幅上方修正を発表。今期業績を上方修正するのは、これで3度目です。直近では2月3日に上方修正したばかりで、コロナ禍の中、主に血圧計腕帯を中心に受注が継続して堅調である他、生産ラインの効率化や在庫の圧縮など費用削減、更に新たに厚生労働省から受注したアイソレーションガウンの影響もあって、業績予想を修正したとのことです。これを受け後場は買い優勢で始まり、一時5,800円台まで買われる場面も見られました。しかし、買い一巡後は上げ幅を縮小して値を飛ばす展開になっています。やはり、コロナ特需の面もあるだけに、いくら足元の業績が良くても来期以降は特需剥落の影響が出るとの見方も多いだけに、積極的には買い難いと言えるでしょう。



[4425]Kudan 
[M]業種:情報・通信業
終値4,635円/前日比+635円
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人工知覚技術の研究開発やライセンスの提供。国内外の先端技術企業と提携。 本日大きく急伸しました。同社は今朝、米半導体大手のNVIDIA社のパートナーネットワークに参画したと発表。NVIDIA社と積極的な技術連携の構築を図る他、組み込み技術として欠かせないSLAMソフトウェアとしてのビジネス機会の拡大を目指すとしています。半導体需要が拡大していることも追い風となり、株価に弾みが付きました、ボリンジャーバンドの+3σ付近に達し、過熱感も感じられますので注意が必要です。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値3,155円/前日比+254円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日大幅高です。同社は本日13時に[4471]三洋化成工業との資本業務提携を発表。業務提携の内容は、「ニューモVactoryシャンプー」をはじめとする同社製品向け原料の共同開発や三洋化成工業による当該原料の生産および供給などです。また、両社は互いの普通株式を、それぞれ総額2億円を目安に市場買付の方法により取得する予定とのことです。これが好感されて一段高となっています。なお、この件に係る共同記者会見を3月22日の13時に実施するとのことだけに、それへ向けて確りとした展開を続ける可能性もあるのではとの声も聞かれました。明日も好感した買いが続くか注目されます。




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[6184]鎌倉新書 
[1部]業種:サービス業
終値1,010円/前日比+150円
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ネットで葬儀や仏壇、お墓を中心としたサイト運営と出版事業。バイセルと提携。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年1月期の連結経常利益は前期比66.4%減の2.6億円に落ち込みましたが、2022年1月期は前期比2.7倍の7.2億円にV字回復する見通しとなりました。また、従来未定としていた前期の期末一括配当を1円実施。相続事業、新規サービス事業などの新規事業の成長も見込まれ、昨年12月22日に付けた高値1,209円を目指す動きにあります。



[4384]ラクスル 
[1部]業種:情報・通信業
終値4,490円/前日比+700円
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ネットで印刷物を注文できる印刷通販サイト「ラクスル」運営。運送の仲介「ハコベル」も。 業種 本日大幅上昇となり、ストップ高まで買われました。同社は昨日、大幅増収で黒字転換となる2Q決算を発表。四半期ベース(11-1月期)でも黒字転換となっており、営業利益(non-GAAP)は2.66億円で過去最高益を更新、売上高も過去最高額となっています。通期業績は据え置いているものの、営業利益は既に通期予想レンジの上限を大きく超えており、上振れ必至との見方が多いようです。コロナ禍の悪影響が警戒されていたこともあり、決算への期待は乏しかっただけに、思った以上の好決算となったことで、本日は見直し買いに繋がっています。これを機に上昇基調を続ける展開になっていくか注目されます。



[4669]ニッパンレンタル 
[JQ]業種:サービス業
終値1,068円/前日比+150円
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建設機械レンタル中堅。保守・補修向け主力。信越地盤から首都圏展開へ強化。 本日寄り前から大量の買いものを集め5営業日大幅続伸し、ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、MBOの一環として石塚春彦社長が代表取締役を務める赤城社が同社株に対してTOBを実施すると発表。TOB価格1,050円で買付予定数は190万7191株(下限115万650株、上限設定なし)で、買付期間は3月12日から4月22日までとなります。現値の上方は昨年7月上旬に商いを熟したレベルで、戻り売りをどう捌くかが週明け以降のポイントになってきそうです。



[2901]石垣食品 
[JQ]業種:食料品
終値139円/前日比+21円
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麦茶とビーフジャーキーの両輪。「ミネラル麦茶」が主力。ネット通販事業買収で拡大。 本日大幅高です。一時ストップ高まで買われました。同社は昨日、第三者割当増資による資金調達を発表。同社は2021年3月末に債務超過を解消出来ないと上場廃止となる見込みだっただけに、今回の資金調達で債務超過解消となる見込みで上場維持となります。大規模な希薄化となりますが、一先ず上場廃止が回避されたことで本日は好材料視されています。また、調達資金の一部でアグリテック・フードテック事業を展開するベジタリア社に出資し、資本業務提携するとも発表しており、それを好感する声も聞かれました。ただ、同社の先行き不透明感は払拭はされておらず積極的に上値を買い向かう投資家は乏しいようで、買い一巡後は上げ幅を縮小する動きになっています。



[8230]はせがわ 
[1部]業種:小売業
終値330円/前日比+35円
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仏壇仏具専門店最大手。墓石や屋内墓苑販売を強化。葬儀社と提携も。 本日大幅ギャップアップスタートから急反騰しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について発表。売上高を173億円から前期比1.2%減の177億円へ、営業利益を4億円から8億円(前期は9億5,700万円の赤字)へ上方修正しました。なお、未定としていた期末配当予想は2円方針としており、年間配当は2円と、こちらは前期実績の3円75銭に対して減配となる予定です。本日の株価大幅高で昨年5月以来10ヵ月ぶりに52週移動平均線を上回ってきた訳ですが、350円手前にはシコリが残っており、この価格帯の株価動向に注目が集まります。



[4014]カラダノート 
[M]業種:情報・通信業
終値1,732円/前日比-220円
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妊娠出産育児に関するメディアの企画やアプリの企画開発などを手掛ける。 本日大幅安です。同社は前引け後には2Q決算と通期業績の修正を発表。2Qの11-1月期業績は8-10月期比で大幅減収減益となっており、通期業績は一応上方修正と言えますが、従来予想を下限としたレンジ幅への修正で、何とも微妙な修正と言えます。12月11日に発表した1Q決算が良かっただけに期待感もあったと思われ、それだけにこの決算を受け後場は売り優勢で始まっています。来週下げ渋りが見られるか注目されます。



[7683]ダブルエー 
[M]業種:小売業
終値3,255円/前日比+371円
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WA ORiental TRafficブランドの婦人靴の企画・販売。子会社に卑弥呼。 本日大きく急伸しました。同社は今朝、業績修正を発表。2021年1月期の連結経常利益を従来予想の1.8億円から3.1億円へと71.8%上方修正。コロナ禍に対応して客単価を重視する販売戦略に切り替えたことやEC事業が好調に推移していることが上振れの要因になっています。上昇トレンドを形成していた株価に弾みが付いた形となりましたが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[4755]楽天 
[1部]業種:サービス業
終値1,245円/前日比+99円
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ネット通販大手。金融、旅行、電子書籍など幅広く展開。携帯電話に参入。 本日小幅安水準で推移していましたが、後場13時頃突如動意付き、昨年来高値を更新して一時1,275円まで買われる場面も見られました。NHKニュースにて同社と[6178]日本郵政が、資本提携する方針を固めたことが関係者への取材で明らかになったと報じられたことがキッカケです。同社は去年12月に日本郵政傘下の日本郵便と物流のデジタル改革で戦略的な提携を結んでいるだけに、目新しさは乏しいとの声も聞かれました。今回、資本提携で関係を強化するとのことで、引け後には正式発表しています。日本郵政が同社に出資するとのことで、出資比率は8.32%。これを受け週明けどういう反応を見せるか注目されます。




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[3815]メディア工房 
[M]業種:情報・通信業
終値403円/前日比+80円
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占いコンテンツを提供。VR事業に注力。香港で医療ツーリズム、越境・EC事業に参入。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、遺伝子検査による性格分析や能力分析サービスを提供しているDNA FACTOR社と恋愛診断ツール「恋愛遺伝子占い愛カギ/aikagi」をリリースしたと発表。なお、2月15日から先行して募集したモニター100人は3日で募集数に達した模様です。ただ、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、慎重に動きを見たい処です。



[4167]ココペリ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,770円/前日比+460円
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中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」などの開発を手掛ける。 本日大幅高です。本日は大和証券が同社株の投資判断を新規「2(やや強気)」としてカバレッジを開始したことが追い風になっています。目標株価は6,000円とそれ程インパクトは強くないものの、同社株にとって初めてとなるアナリストによるカバレッジのため、好材料視されている面もあるようです。同社が展開するSaaSモデルの「Big Advance」の導入金融機関数や、その顧客である中小企業会員数は順調に増加しており、今期営業利益はほぼ会社計画通りの2億円、来期は5.1億円、再来期は10.3億円と大幅増益を続けると予想しています。同証券は同社の主幹事のため、過度な期待は禁物との声も聞かれますが、先ずは目標株価達成出来るか注目されます。



[6803]ティアック 
[1部]業種:電気機器
終値163円/前日比+15円
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米ギブソングループ傘下。音楽制作機器が軸でオンキョーと提携。医用映像システムも。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、格安航空会社ピーチおよびABCテレビとの合同プロジェクト「機内デジタルサービス」を共同開発したと発表。同サービスは、搭乗者が自身のスマートフォンやタブレット端末からドラマやバラエティ、アニメなど人気の動画コンテンツを機内で楽しむことが出来る他、飛行位置を確認出来るフライトマップなどを提供。上昇トレンドを形成中の株価に弾みが付き、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[9104]商船三井 
[1部]業種:海運業
終値3,605円/前日比+250円
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海運業大手。世界最大級の航路網、保有船も最大。不定期便に強み。 本日大幅上昇となり、昨年来高値を更新しています。[9101]日本郵船と[9107]川崎汽船も大幅高となっています。本日はモルガン・スタンレーMUFG証券が大手海運株の目標株価を大幅に引き上げており、それが見直し買いに繋がっています。同社株に関しては従来の4,300円から7,000円まで引き上げており、日本郵船は3,000円から6,000円に倍増、川崎汽船は1,400円から3,400円に2倍超引き上げました。何れも時価を大幅に上回る水準となっています。3社のコンテナ船事業を統合したONE(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス)のコスト競争力の高さは株価に十分織り込まれていないと指摘しています。ONEの株主価値は約3兆円と試算しているようです。明日以降も見直す動き続くか注目されます。



[6030]アドベンチャー 
[M]業種:サービス業
終値5,240円/前日比+520円
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格安航空券の予約サイト「スカイチケット」運営。ツアーやレンタカー、金券ショップ、投資事業も。 本日買い気配スタートからの一段高で大幅反発しました。同社は昨日引け後に、従来非開示としていた2021年6月期の連結業績予想について発表。売上高が前期比39.5%減の300億円、営業利益は同58.3%増の7億3,000万円、最終利益は同6.4倍の4億6,000万円を見通すとしています。3期ぶりに営業最高益更新を見込んでいます。本日の株価大幅高で急速に下げてきた5日線が上向き、戻りの強さが試される局面に入っていきます。



[3996]サインポスト 
[M]業種:情報・通信業
終値1,196円/前日比+88円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 昨日はザラ場寄らずのストップ高でしたが、本日も大幅に続伸しています。引き続き同社とJR東日本グループ企業との合弁会社TOUCH TO GOが、ファミリーマートと資本業務提携したことを好感しています。ファミリーマートはTOUCH TO GOの決済技術を活用した無人店舗1号店を開くとのことです。これを機に本格的に無人店舗が増えていくとの期待に繋がっているようです。ただ、朝方は売られる場面も見られました。同社がいちよし証券に割り当てた新株予約権が未だ残っており、その売りが上値を抑えた面もある様子です。3月1日時点で未行使分は48万600株分ありましたが、本日でかなり熟しているのではとの見方も多く、近い内に行使完了のアナウンスが出てくるのではと見られています。そうなれば更に買い安心感い繋がるとの声も聞かれました。



[3477]フォーライフ 
[M]業種:不動産業
終値1,320円/前日比+99円
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東急沿線を中心に低価格注文住宅の施工・分譲販売。狭小住宅に強み。 本日後場13時台から商い急増にて急伸し、昨年来高値を更新しています。同社は本日13時30分頃に、2021年3月期の単独業績予想について発表。営業利益を3億2,000万円から前期比51.1%増の5億円へ、純利益を2億円から同50.7%増の3億1,500万円へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としました。本日の株価は発表直後の高値から上げ幅を大きく縮めて終えましたが、ザラ場の決算発表であったこともあり、明日以降に評価を委ねることになるでしょう。



[9418]USEN-NEXT HD 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,984円/前日比+84円
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持ち株会社。店舗向け音楽・動画有料配信が主力。POSレジなど業務システムも。 本日確りと続伸しています。昨日は日経新聞が同社の2021年8月期連結営業利益が、会社計画110億円を30億円強上回る145億円強になりそうだと報じたことで買われましたが、本日は日経新聞電子版の「記者の目」で取り上げられて刺激になっているとの見方です。それによれば、同社は2021年8月期の連結営業利益は5期連続で過去最高を更新する見通しですが、株価は上場来高値の6割水準で市場評価はいまひとつとなっています。事業毎に理論的な価値を試算して積み上げる「サム・オブ・ザ・パーツ」の手法で分析しますと同社の時価総額理論値は1,875億円ですが、現実の時価総額はこれを4割下回り、ディスカウントは約700億円に上るとのことです。本日はこの記事で見直し買いに繋がっているとの見方です。




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[3936]グローバルウェイ 
[M]業種:情報・通信業
終値1,748円/前日比+300円
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転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」展開。有料職業紹介も。クラウド型のアプリ支援。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結最終損益を従来予想の1.6億円の赤字から1.55億円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小しました。また、個人の時間を取引出来るタイムチケットを暗号資産交換所のBitmartで売買する基本契約を締結したと発表。これを受けて株価は本日75日移動平均線をブレイクし、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3996]サインポスト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,108円/前日比+150円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、JR東日本スタートアップとの合弁会社TTGがファミリーマートと2月26日に資本業務提携契約を締結したと発表。併せてTTGが開発した無人決済システムを活用した実用化店舗「ファミマ!!サピアタワー/S店」を3月31日にオープンすることも発表しています。今後の業容拡大を期待する買いが流入しており、引き続き買い優勢との見方が強いようです。



[6330]東洋エンジニアリング 
[1部]業種:建設業
終値641円/前日比+65円
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三井化系、プラント大手。化学肥料、石油・石化に強み。米プラント損失で再建中。 本日大幅上昇です。SMBC日興証券が同社株を新規「1」でカバレッジを開始しています。今後6〜12ヵ月の目標株価は970円に設定。2015年に受注した米国エチレンプラントのEPC案件で追加費用が重なり、業績が低迷してきましたが、この案件は2020年3月期に完工し追加費用リスクはピークアウトしたため、中長期で業績回復に転じると予想するとのことです。更に2050年CO2ネットゼロに向け2兆円の受注ポテンシャルを持つと指摘しており、その超長期ポテンシャルを織り込めば、株価のアップサイド余地は大きいと見るとのことです。これを受け見直し買いに繋がっています。目標株価への時価との乖離も大きいことから、明日以降も確りとした展開が続くのではと見る向きが多いようです。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値1,065円/前日比+125円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。 本日寄り後に上値追いが加速して急反発しています。同社は本日寄り前に、開発中の新型コロナDNAワクチンの第2/3相臨床試験において関西および関東の8施設で500症例の接種を完了したことを発表しました。株価は2月下旬に下放れ、先週後半から終値で4桁大台をも下回った処から本日満を持して切り返しましたが、未だ直近安値圏にあるとも考えられ、上値余地は残されていると見る向きが多そうです。



[6182]ロゼッタ 
[M]業種:サービス業
終値2,491円/前日比-269円
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人工知能型機械翻訳のソフト提供。研究・開発や産業企業向け専門に翻訳。 本日大幅安です。昨日、「言語フリーの世界」プレス発表会が行われましたが、特に話題とならずマスコミなどでも目立って取り上げられていません。それだけに本日は出尽くし的に売られている模様です。同社は先月24日に子会社MATRIXが、VR上にリアルタイムの通訳システムを組み込み言語フリーの世界を実現したと発表し、3月9日にプレス発表会を行うことを明らかにしていました。それを受け同社株は買われてきただけに本日は出尽くし的に売られるのも無理はないとの声も聞かれました。11時にはVR・ARを含むXR市場の創造に取り組むSynamon社が、同社と「リアルタイム多言語翻訳システム装備のVRオフィス」を共同開発すると発表しましたが、好感する動きは殆ど見られず明日以降、下げ渋りが見られるか注目されます。



[6239]ナガオカ 
[JQ]業種:機械
終値797円/前日比+72円
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石油プラント内部装置大手。取水設備スクリーンに強み。海水淡水化などに注力。 本日ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、中国子会社の那賀設備がスクリーン・インターナルの大口受注を獲得したと発表。中国で建設が決定した新規プロピレン・プラントにスクリーン・インターナルが採用されました。受注金額は約6億円、契約納期は2022年2月としています。本日の株価は高寄り後も上値追いが見られたものの、長い上影を残しており、先ずは昨年11月と先月2月と二度に渡り戻り高値を形成した770円台超を固めたい処です。



[2413]エムスリー 
[1部]業種:サービス業
終値7,264円/前日比-479円
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ソニー系。製薬会社のマーケ支援。医師向けサイトで情報提供。訪問介護も。 昨晩のNY市場ではハイテク株などのグロース株が大きく買われたことから、足元で弱い動きを続けている同社株も買い先行で始まりました。しかし、寄り後は買いも続かずあっさりとマイナスに転じると下げ幅を拡大する動きになっています。この動きからも継続的に売っている向きが結構いるとの見方です。同社株は昨年随分と大きく上昇した銘柄だけに、時期的にもファンド勢の手仕舞い売りが継続的に出ているとの見方が多いものの、そういった換金売りはせいぜい3月中旬までだとの見方も多く、7,000円付近を200日移動平均線が走っていることもあり、その辺では下げ止まると期待する声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[7412]アトム 
[2部]業種:小売業
終値786円/前日比-54円
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回転ずし、居酒屋、ステーキの外食中堅。名古屋から東に展開。コロワイド傘下。 本日大幅安となり、本日の安値で引けています。同社の親会社コロワイドが、保有する同社株の一部を売り出すと発表してから弱い動きを続けています。本日から売出価格決定期間入りとなることから思惑的に売られています。売出価格が決まれば、それが意識されて買い向かう個人投資家も多いと見られており、本日にも売出価格が決まるなら明日以降は下げ渋ると期待する向きも多いようです。本日、売出価格が決まれば受渡日は17日となり、それまで売出価格を維持出来るか注目されます。先ずは売出価格が幾らになるのか注目です。




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[7946]光陽社 
[2部]業種:その他製品
終値866円/前日比+150円
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オフセット印刷用写真製版大手。製版・印刷の一体受注促進。電子ブック作成も。 本日寄り前から大量の買いを集めてストップ高の一本値で急伸しました。同社は昨日引け後に、MBOの一環として犬養岬太社長が代表取締役を務めるKK社が同社株に対してTOBを実施すると発表。TOB価格935円で買付予定数は82万2918株(下限47万7412株、上限設定なし)、買付期間は3月9日から4月19日までとしています。株価は順調に行けば明日完全合致し、その後はTOB価格を意識した小動きとなっていきます。



[4696]ワタベウェディング 
[1部]業種:サービス業
終値396円/前日比+80円
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海外挙式サービスの草分けでシェア過半。雅叙園、メルパルク運営。婚礼衣装販売も。 本日ストップ高まで買われています。昨年12月末時点で、ZOZO創業者の前澤友作氏が同社株の0.94%にあたる9万3200株保有していることが、第57期定時株主総会招集通知で明らかになっています。これがSNSなどネット上で伝わると、同社株は急騰してストップ高まで駆け上がっています。更に買い増す可能性もあるのではとの思惑などにも繋がっている様子です。前澤氏は昨年8月に[7606]ユナイテッドアローズ、[2685]アダストリアを大量保有したことが、大量保有報告書で明らかになり、それにより両銘柄共に大きく買われた経緯もあります。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。



[2438]アスカネット 
[M]業種:サービス業
終値1,088円/前日比+143円
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ネットで個人写真集を制作。遺影写真加工で高シェア。空中結像の3Dプレート開発。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年4月期第3四半期累計の経常利益は前年同期比70.7%減の1,9億円に大きく落ち込みましたが、第2四半期累計時点の5,600万円の赤字から黒字に浮上しました。また、空中結像を可能にする樹脂製ASKA3Dプレートの新サイズを開発し、4月1日から販売受付を開始すると発表。株価は頭を押さえられていた75日移動平均線をブレイクし、この水準を保てるか否かで今後の方向が決まりそうです。



[3141]ウエルシアHD 
[1部]業種:小売業
終値3,585円/前日比+220円
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イオン子会社・ドラッグストア最大手。調剤薬局併設店に強み。化粧品専門店買収。 本日大幅上昇です。本日はJPモルガンが新規「Overweight」でカバレッジを開始し、目標株価を4,400円としている他、モルガン・スタンレーMUFG証券は従来の「アンダーウェート」から「オーバーウェート」へ2段階格上げし、目標株価を4,100円としたことが材料視されています。JPモルガンは、市場の注目がアフターコロナ銘柄からポストコロナ新常態下での成長銘柄の選別になったあと、本格的に見直される契機を迎えると予想しており、中長期で新規投資の好機と指摘しています。モルガン・スタンレーMUFG証券は同社株は足元で大幅な出遅れ感があると指摘しています。明日以降も見直し買いが続くか注目されますが、戻り売り圧力も強そうで暫く上値は重そうだとの声も聞かれました。



[7271]安永 
[1部]業種:輸送用機器
終値1,377円/前日比+188円
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エンジン部品コンロッド製造。ハイブリッドカーに強み。太陽電池用ワイヤソーを育成。 本日大きく急伸しました。本日付の日刊工業新聞で、[7203]トヨタ自動車と共同で燃料電池車用セルの電極接合シート検査ユニットを開発したと報じられました。独自のアルゴリズムで画像を解析して精度を向上させる他、検査速度も7倍となる模様です。自動車の電動化進展による先行きのビジネスチャンス拡大が一段と期待される展開となっていますが、ボリンジャーバンドの+3σを超える場面からは過熱警戒感も感じられますので、慎重に動きを見たい処です。



[4331]テイクアンドギヴ・ニーズ 
[1部]業種:サービス業
終値936円/前日比+59円
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ハウスウエディングで先駆。邸宅風の直営店を全国展開。ホテルや保育園も展開。 本日大幅高です。本日はアフターコロナ関連株に買われている銘柄が目立っており、その流れで買われていると言えますが、ワタベウェディングのストップ高も刺激になっているとの見方です。ワタベウェディングは前澤氏が保有していることが明らかになり好感されていますが、同業に近い同社株も買ってくる期待もあるのではとの声も聞かれました。昨年、前澤氏はユナイテッドアローズとアダストリアを取得した経緯があるだけに、ワタベウェディングを買ってきたなら同社株も買ってくる可能性があるのではとの思惑です。同社株は2月にいちよし証券が「強気」継続でフェアバリューを2,000円まで引き上げて大きく買われたあとは、底堅い揉み合い相場を続けていました。本日の上昇を機に上放れるか明日以降の動向が注目されます。



[4425]Kudan 
[M]業種:情報・通信業
終値3,870円/前日比+390円
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人工知覚技術の研究開発やライセンスの提供。国内外の先端技術企業と提携。 本日寄り付きに伴う商いが一巡したあとから上値追いがスタートして大幅反発しました。同社は昨日引け後に組み込みシステムや画像処理などを手掛ける台湾ベコー社と共同で開発を進めている自律移動ロボットについて、プロトタイプである「VBoT」の一部を発表しています。「KdVisual」の実装により、ロボットの自己位置推定の精度とパフォーマンスが大幅に向上すると共に、様々な環境下において優れたロバスト性が期待出来るとしています。目先の株価は4,000円付近に横這う200日移動平均線が意識されそうです。



[4543]テルモ 
[1部]業種:精密機器
終値4,201円/前日比+155円
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医療器具大手。心臓・血管分野に強み。カテーテルや人工心肺装置で世界高シェア。 本日確りと上昇しています。同社は1瓶で7回接種出来る特殊な注射器を開発し、今月末にも量産体制が整い生産を始める見通しだと昨晩のテレビ東京のワールドビジネスサテライトを皮切りに、色々なところで報じられています。5日に厚労省が製造・販売を承認したとのことです。大型株だけに買いを手控える向きも多いと言えるものの、今朝から日中にも続々と色々なニュースメディアで相次ぎ報じられたことで、終日堅調な展開となっています。今晩も色々なニュースメディアで報じられる可能性があり、明日の朝も高くなるのではと期待する声も聞かれました。




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[3689]イグニス 
[M]業種:情報・通信業
終値2,242円/前日比+400円
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スマホ向けアプリの企画・制作、ソーシャルゲーム・無料アプリを運営。VR、婚活サイトに注力。 本日寄り前から大量の買いものを集め、ストップ高の一本値で大幅続伸しました。同社は先週末5日引け後に、MBOの一環として普通株式と新株予約権についてTOBを実施すると発表しています。銭錕社長や代表取締役CTOの鈴木貴明氏、米投資ファンドのベインキャピタルが出資するi3社が同社の非公開化を目指して行うもので、TOB価格は3,000円、買付予定数は876万1149株(下限・上限設定なし)、買付期間は3月8日から4月19日までとしています。明日の株価もサヤ寄せする格好でストップ高が見込まれます。



[8090]昭光通商 
[1部]業種:卸売業
終値808円/前日比+6円
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昭和電工グループの中核商社。化学品を主力に合成樹脂、金属、電子材料も。 先週4日引け後に、丸紅系投資ファンドが同社株に対してTOBを実施すると発表。同社の親会社である[4004]昭和電工は、同社株を44%保有していますが、29%分を応募するとのことです。TOB価格は796円となっており、TOB発表後からTOB価格を上回る水準で売買されています。このTOBに関して昭和通商は賛同の意見を表明しているものの、TOB価格である796円は少数株主に対してTOB応募を積極的に推奨出来る水準の価格に達しているとまでは認められないことから、TOBに応募するか否かについては、株主の判断に委ねる旨を決議したとのことです。このコメントが思惑に繋がっている模様です。TOB価格引き上げを目論むアクティビストによる買いが入ってくると期待する声も聞かれました。



[3854]アイル 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,758円/前日比+191円
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独立系システム開発会社。中小向け中心。ネットショップと在庫の総合管理システム展開。 本日大きく急伸しました。同社は先週末5日引け後に決算を発表。2021年7月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比21.2%減の9.7億円に減りましたが、通期の同利益を従来予想の12.2億円から16.2億円へと32.7%上方修正。業績好調に伴い今期の年間配当を従来計画の12円から15円へと増額修正しました。また、複数ネットショップ一元管理クラウドサービスのJR東日本グループやマルイとの連携も発表しており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[6620]宮越HD 
[1部]業種:電気機器
終値1,109円/前日比+150円
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中国での不動産賃貸が主力。家電事業から撤退。深センの再開発に期待。 本日ストップ高まで買われています。同社サイトのトップメッセージページが本日更新されており、「2030年に時価総額1兆円」と大々的に謳っています。同社は今、経営の舳先を総合投資会社へと大きく転換している処で、先ず5年後の2026年に時価総額5,000億円、そして2030年には1兆円というアジアでも指折りの優良な投資会社を目指すとのことです。その長期戦略の1丁目1番地とも言える第1号の大型投資案件が中国・深セン市に計画しているWIC(ワールド・イノベーション・センター)という都市開発プロジェクトだとのことです。WICの都市開発プロジェクト絡みで同社株は期待感から既に大きく買われてきましたが、足元は大きく下落していただけに本日はこのメッセージが刺激となって、改めて見直す動きが強まった様子です。



[7980]重松製作所 
[JQ]業種:その他製品
終値1,042円/前日比+73円
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産業用防毒マスクで首位。米3MへOEM供給。官公庁向けで実績。防塵用も。 本日大きく急伸しました。同社は先週末5日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の経常利益を従来予想の5.8億円から7.6億円に31.0%上方修正しました。また、業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の10円から12.5円へと増額修正しました。新型コロナウイルス感染拡大による感染症対策用保護具の受注が好調を維持しております。株価は底値圏で揉み合いとなっていましたが、これをキッカケに新たなトレンド形成が期待されます。



[7829]サマンサタバサジャパンリミテッド 
[M]業種:その他製品
終値180円/前日比+50円
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ハンドバッグの企画・販売。「サマンサタバサ」で成長。アパレルやジュエリーも。コナカグループ。 本日大幅上昇となり、ストップ高まで買われました。特に材料は見当たりませんが、エヴァンゲリオン関連として買われているとの見方が多いようです。映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が本日から全国で公開開始となっています。同社はエヴァンゲリオンとのコラボ製品を手掛けていることから思惑的に物色されているとの見方です。映画が本日から公開されることは既に分かっていたことですが、都心部の映画館では、1ヵ所の映画館で複数スクリーン同時公開をしており、満席に近いスクリーンも続出しています。正に劇場版「鬼滅の刃」のように、大ヒットするとの見方が強まっている様子です。そうなれば同社も恩恵を受けるとの期待が改めて強まった様子です。明日以降も物色が続くか注目されます。なお、エヴァンゲリオンのパーカーやトレーナーを販売している[9876]コックスも関連株として終盤少し動意付いています。



[3802]エコミック 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,130円/前日比+150円
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企業の給与計算代行などBPOが主体。北海道地盤で札幌と中国現法で処理。 本日後場13時半過ぎから急伸し、大幅反発してストップ高まで買われました。同社は本日13時30分頃、3月31日を基準日に1株を2株に株式分割すると発表。同時に2021年3月期の期末一括配当予想を10円から12円に引き上げるともしています。4月28日にジャスダック市場に上場したのを記念して、2円の記念配当を行うとのことです。足元の大幅2連騰で株価は今月入りからの急落分を一気に取り戻しており、次なる目標は2月12日の直近高値1,219円ということになりそうです。



[6239]ナガオカ 
[JQ]業種:機械
終値735円/前日比+56円
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石油プラント内部装置大手。取水設備スクリーンに強み。海水淡水化などに注力。 本日大幅高です。同社は14時半に適時開示で、中国子会社がスクリーン・インターナルを大口受注したと発表。受注額は約4億円とのことです。同社は1月にもスクリーン・インターナルの大口受注を発表していましたが、その時は今期業績予想には織り込み済みとなっていました。ただ、今回は本件受注により、他の案件も含めた生産計画の見直しを行うとのことで、これに伴い2021年6月期の通期業績予想に修正の必要が生じた場合は、速やかに開示するとのことです。このコメントを受け業績予想の上振れ要因になるのではとの見方に繋がり、素直に買われています。明日以降も買いが続くか注目されます。




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[3913]sMedio 
[M]業種:情報・通信業
終値1,105円/前日比+150円
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デジタル家電向けネット接続ソフトの開発・販売。ライセンス収入、インテルAI開発に注力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に子会社タオソフトウエアが、高解像度画像を表示する処理速度を向上させる特許を取得したと発表。超解像ディープラーニングを用いた低解像度画像を高解像度画像へ変換する処理の高速化や必要メモリの改善技術に関するもので、5G普及に伴い需要の高まりが見込まれます。株価は底値圏で推移していたこともあって割安感も強く、新たなトレンド形成が期待されます。



[4699]ウチダエスコ 
[JQ]業種:サービス業
終値2,975円/前日比-215円
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パソコンネットワーク保守サービスが主力。OA消耗品とソフト運用も。内田洋行子会社。 本日大幅安です。同社は昨日、2Q決算と通期業績の上方修正を発表。2Qは累計で減収減益ながら四半期ベースで見れば11-1月期は大幅増収増益となっています。ただ、好感する動きは限定的で朝方少し買われる場面が見られたものの、売り込まれる動きになっています。特に足元、先回り的に上げていた訳でもないものの、決算期待で保有を続けていた向きも多い様子です。それだけに本日は出尽くし的な動きになっています。また、政策のGIGAスクール構想に絡んだ受注による面も大きく、特需的な見方もあるだけに来期以降は業績も減速するという懸念も強い様子です。



[6246]テクノスマート 
[2部]業種:機械
終値1,277円/前日比+130円
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紙フィルム加工機主体。コーター・塗工機・乾燥機など。中国、韓国、台湾向け大。 本日寄り直後の急伸で大幅反発し、昨年来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、旧村上ファンド関係者が運営する投資会社エフィッシモキャピタルマネージメントが、財務省に大量保有報告書を提出し、同社株の保有割合が6.09%と新たに5%を超えたことが判明しています。保有目的は純投資としており、本日の株価は需給思惑的な買いを集めた訳ですが、商い急増などから今後も荒い値動きが続きそうです。



[3923]ラクス 
[M]業種:情報・通信業
終値1,888円/前日比+50円
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中小企業向けクラウドで開発・販売・支援。メール管理の大手。経費精算ソフトも。 本日確りと買われて高値引けとなっています。本日はゴールドマン・サックス証券が同社株の投資判断を「中立」から「買い」に格上げし、コンビクションリストに追加。目標株価を2,150円から2,500円まで引き上げています。それによれば、SaaS企業にとって売上高の高成長率を想定しているとのことで、更に長期では利益も高成長を予想するとのことです。また、直近の株価下落で良い買い場が訪れたことを格上げの理由としています。新興市場の地合いは足元弱含みとなっており、同社株も買われ難い状況が続いていましたが、最近は下げ渋っており、下値では確りと拾われているとの見方も多い様子です。来週の動向が注目されます。



[2315]CAICA 
[JQ]業種:情報・通信業
終値58円/前日比+3円
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金融向け中心のSI。フィンテック関連に注力。教育関連事業も。フィスコと親密。 本日寄り付き直後に急伸し、大幅反発となりました。昨日引け後に、同社が発行する暗号資産「CAICAコイン」が、上海・台北を拠点とする暗号資産交換所であるHotbitに、2021年3月10日に上場することを発表。IT金融の更なる深化に向けてCAICAコインの海外投資家への認知度向上や利用範囲の拡大、更なる可能性を追求し、革新的な金融サービスを創出していくとしています。株価は直近の三角保ち合いが大分煮詰まってきており、そろそろ方向性が決定しそうです。



[6161]エスティック 
[2部]業種:機械
終値4,350円/前日比+285円
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ねじ締め工具・装置で国内首位級。自動車工場向けが主力。海外に注力。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の7.6億円から10.1億円に33.0%上方修正。また、業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の42円から57円に大幅増額修正しました。米国や中国市場における売り上げが想定を上回っていることが要因としています。株価は一時75日移動平均線をブレイクしましたが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[6502]東芝 
[1部]業種:電気機器
終値3,765円/前日比+215円
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総合電機大手。米原発事業巨額損失で撤退。メモリ売却、インフラ軸に再建へ。 本日確りと買われて続伸しています。足元で機関投資家による買いが継続しているとの見方です。昨夕提出された大量保有報告書では、ブラックロックジャパンが同社株を大量保有していることが明らかになり、本日午前中に提出された大量保有報告書では、みずほ銀行、みずほ証券、アセットマネジメントOneが共同保有で大量保有していることが明らかになっています。同社株は1月29日から東証1部に復帰していることから、改めて買ってきている機関投資家も多い模様です。また、昨年上場を延期した同社が依然として大株主となっているキオクシアの上場再承認が近いのではとの思惑もある様子です。



[6778]アルチザネットワークス 
[2部]業種:電気機器
終値1,848円/前日比+218円
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通信計測器メーカー。IP電話や携帯の基地局・交換機向け強み。5G向けも受注。 本日大幅上昇です。同社は昨日、2Q決算を発表。通期業績は既に先日上方修正済みですが、昨日発表された2Q決算は累計でも四半期ベースでも大幅増収増益となっており、通期計画への進捗率が非常に高くなっています。それだけに再度の上方修正も必至との見方に繋がり、本日は見直されています。同社株は今月1日に上方修正を発表し、翌2日は買われたものの、寄り高のあと昨日まで下落基調となっていました。それだけに押し目買いのキッカケとなった面もあるようです。また、同社は決算と同時にドコモが2030年に向けて技術開発を進めている5Gevolutionと6Gの分野における3GPP標準化業務において協力することになったとも発表しており、それを好感する向きもいる様子です。




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[4627]ナトコ 
[JQ]業種:化学
終値1,463円/前日比+153円
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塗料中堅。高機能品に強み。スマホ向け樹脂用も展開。ファインケミカルが拡大。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年10月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比70.3%増の5.6億円に拡大。併せて、11-4月期の同利益を従来予想の6.1億円から9.4億円へと52.8%上方修正し、増益率が0.2%増から53.1%増に拡大、14期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しを示しました。これを好感視する買いが流入していますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[7752]リコー 
[1部]業種:電気機器
終値1,117円/前日比+150円
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複写機で首位級。商用・産業印刷に注力。車載カメラに画像処理技術も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日、1億4500万株・1,000億円を上限とする自己株取得を発表。取得株は全て消却する予定とのことです。1億4500万株は発行済み株式数の20.02%にもなりますが、実際1,000億円でそれだけの株数を買い付けるには、平均1株690円程度で買い付ける必要があります。現状の株価から実際は1,000億円で買い付けられる株数は買えても9000万株程度だとの見方が多いですが、それでも大規模だけに、インパクトは強いとの見方です。取得期間は1年間と長いものの、株価の下支え要因にはなりそうです。目先この材料でどこまで上げられるか注目されます。



[4425]Kudan 
[M]業種:情報・通信業
終値3,850円/前日比+525円
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人工知覚技術の研究開発やライセンスの提供。国内外の先端技術企業と提携。 本日買い気配スタート後も上値追いが続き急反騰しました。同社は昨日、公式ツイッターで「embedded award 2021」のスタートアップ部門で最優秀賞を受賞したと発表。同社は26日に「embedded award 2021」スタートアップ部門の最優秀賞候補3社の内、1社としてノミネートされたことを明らかにしていましたが、アワードの最優秀賞候補にノミネートされることは日本企業としてここ10年で初めてとのことです。本日の株価は大台4,000円を前に跳ね返されており、先ずは直近高値レベルであった3,700円処を固めたい処です。



[9715]トランスコスモス 
[1部]業種:サービス業
終値2,870円/前日比+110円
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アウトソーシングビジネス大手。BPOサービス、コールセンターに強み。電話自動受付サービスも。 本日寄り後確りと買われて逆行高になっています。本日後場に日経平均は一段安となり、全体的に下落する局面でも大して売られず本日は高値圏での揉み合いを続けていました。本日は東海東京調査センターが、同社株の投資判断を最上位の「OP」を継続しており、目標株価を時価の2倍以上となる6,200円まで引き上げたことが支えになっているとの見方です。元々、同センターは同社株の目標株価を高く設定していたものの、今回それを更に引き上げたことで、見直しの動きに繋がった様子です。ただ、リスク要因は東京オリンピック開催動向だと指摘しており、開催中止になると来期の増益ビジビリティが定まらなくなる可能性が高いとのことです。



[9517]イーレックス 
[1部]業種:電気・ガス
終値1,787円/前日比+124円
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電力買取り、工場・家庭に販売。ガス小売りも。自社でバイオマス発電。海外進出。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の84.6億円から140億円へと65.4%上方修正し、一転して59.7%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しを示しました。販売電力量の順調な増加により電力小売事業の売り上げが伸長したことや卸販売の増加などが寄与。ただ、ボリンジャーバンドの+3σ付近からの上値は重く、慎重に動きを見たい処です。



[7774]ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 
[JQG]業種:精密機器
終値802円/前日比+72円
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再生医療ベンチャー。自家培養表皮や軟骨などを開発。富士フイルムHD傘下。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸しました。[3401]帝人による同社株のTOBが終了し、帝人が議決権所有割合57.72%を取得して親会社になると発表しています。[4901]富士フイルムHD傘下の富士フイルムはTOBに応募し、保有株全てを売却することから親会社から外れ、同社との資本業務提携も解消します。株価はTOB発表後に急騰し、2月は790円前後で推移していましたが、今週に入り大きな下げが見受けられました。本日はTOB成立が好感されて大きく動きましたが、結局2月水準で終えており、新材料が確認されない限りこのレベルが地相場なのかも知れません。



[6632]JVCケンウッド 
[1部]業種:電気機器
終値228円/前日比+26円
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ビクターとケンウッドが統合。AV機器、車載、業務用に注力。ドラレコ関連事業を強化。 本日逆行高となっており、大幅上昇しています。本日は野村證券の強気なレポートが刺激になっているとの見方です。同證券は同社株の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の350円から400円まで引き上げています。昨日の終値水準の2倍近くの目標株価ということもあり、本日は見直し買いが集まった様子です。低位株ということも買い易さに繋がっている様子です。地合いが悪くなければ、もっと上げていたのではとの声も聞かれました。明日以降、昨年来高値279円を目指す展開になるか注目されます。



[3469]デュアルタップ 
[2部]業種:不動産業
終値663円/前日比+100円
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都内で投資用マンション開発・販売、賃貸管理、補修。海外不動産事業も展開。 本日後場から買われてストップ高になっています。本日12時半に提出された大量保有報告書で、不動産事業手掛けるシーラHDが同社株を買い増したことが明らかになっています。これを受け思惑的に物色されたとの見方です。昨年10月に最初にシーラHDが同社株を大量取得したことが明らかになった時は、連日ストップ高で株価が一時2倍強になった経緯があります。それだけにシーラHDの買い増しで、昨年の相場を覚えていた個人投資家が、思惑が再び強まるとの期待で買いに来た様子です。なお、シーラHDの創業者で取締役会長の杉本宏之氏は、2005年〜2009年まで名証セントレックスに上場していたエスグラントコーポレーションの代表取締役社長でもあります。




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