株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2021年03月

[9265]ヤマシタヘルスケアHD 
[1部]業種:卸売業
終値2,195円/前日比+400円
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医療機器卸の持株会社。傘下に山下医科器械や、人工腎臓関連のトムス。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年5月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比38.7%増の7.2億円に拡大。併せて通期の同利益を従来予想の5.7億円から7.8億円へと36.5%上方修正しました。業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の41円から68円に大幅増額修正しており、これらを評価する動きで上昇基調だった株価に弾みが付きましたが、過熱警戒感も懸念される水準に達しているため、慎重に動きを見たい処です。



[7203]トヨタ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値8,616円/前日比+254円
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世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。 本日確りと上昇しています。昨日、ドル/円相場が約1年ぶりに1ドル110円台に乗せて来ていましたが、昨晩の海外市場でも更に円安進行しており、更に日本時間でも円安基調は続き、一時1ドル111円に迫る場面も見られました。同社の2021年3月期の想定為替レートは1ドル105円だけに為替感応度も大きな企業なため、更なる業績上振れ期待が強まった様子です。また、2022年3月期業績をも押し上げるとの期待に繋がっています。また、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社株の投資判断を「強気」継続で、目標株価を10,100円まで引き上げたことも追い風になっています。業績予想を上方修正しており、1ドル105円・1ユーロ125円を前提に2022年3月期営業利益2.65兆円、2023年3月期は3.01兆円と3兆円越えを想定している模様です。なお、現状に近い1ドル110円・1ユーロ130円を前提にすれば、2022年3月期営業利益は2.91兆円になります。その場合の目標株価は10,500円になるとのことです。2015年に付けている上場来高値8,783円を明日以降取りに来るか注目です。



[9972]アルテック 
[1部]業種:卸売業
終値351円/前日比+26円
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特殊産業機械の商社。包装、印刷関連が主力。中国でペットボトル容器の製造。 本日大きな窓を空けて5営業日続伸し、昨年来高値を更新してます。同社は昨日引け後に、上限5,000万円・20万株(発行済み株式数の1.32%)の自社株買いを実施すると発表しました。また、同時に公表した第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比13.4%増の28億3,600万円、営業損益は前年同期の9,400万円の赤字から9,300万円の黒字となっています。本日の株価は新値更新後長い上影を引きましたが、2月24日の記憶があるだけに明日・明後日の動向が重要になります。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値3,570円/前日比+135円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日確りと上昇しています。昨日終値基準でTOPIXに組み入れられており、昨日引けに掛けてはパッシブファンドなどの特需買いが入った反動で本日は小安く始まるも売り一巡後は確り買われています。今朝の化学工業日報では、同社は通信販売事業の売上高を5年後を目処に1,000億円に拡大させると報じられています。前期実績が125億円だっただけに、改めて先行きを期待する向きの買いが入ってきた様子です。同社の業績を引っ張るのが、主力商品である医薬部外品の育毛剤「ニューモ育毛剤」で、国内で新規および定期顧客を更に増やしていく上、中国など海外市場の開拓にも乗り出すとのことです。独自開発の機能性素材を配合した健康食品や医薬部外品などニューモシリーズ以外も伸展させ、通販業界でトップを目指すとしており、明日以降も買い続くか注目されます。



[9519]レノバ 
[1部]業種:電気・ガス
終値3,725円/前日比+325円
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再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。 本日日通しで上値追いが続き急反発しました。4月22日に主要排出国を集めた気候変動サミットを開催する見通しで、これに先立ち菅首相は4月前半に訪米し、バイデン米大統領との首脳会談に臨みます。そこで脱炭素への取り組み方針を説明すると見られ、太陽光発電を中心とする再生可能エネルギー関連株への注目度合いが再び高まりつつあります。本日は、同社株の他[1407]ウエストHD、[6255]エヌ・ピー・シーなども強調展開を見せており、関連全般として注目が続くでしょう。



[7068]フィードフォース 
[M]業種:サービス業
終値1,195円/前日比+15円
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最適なタイミングで広告を表示するデータフィードサービスなどマーケティングツールを提供。 同社は本日11時に3Q決算を発表。大幅増収増益となっており、四半期ベースで見ても12-2月期は大幅増収増益で四半期ベースの最高益を更新しています。ただ、この3Q決算と一緒に同社社長が、同社株の保有比率を引き下げる方針を発表。4月以降に発行済株式総数の1%程度の保有株を売却するとのことです。これを受け売られる場面も見られました。ただ、売却は出来る限り市場に影響を与えない手法により行うとのことで、1%程度の売却により流通株式比率は25%を上回る見通しで、新市場区分であるグロース市場の上場維持基準に適合するとのことです。また、プライム市場の上場維持基準である流通株式比率35%以上への適合を目指し、今後概ね3年を目処に更に保有比率を引き下げていく方針とのことです。それだけに嫌気する売りも続かず1,300円台まで上昇したものの、結局垂れて上げ幅を縮小しています。決算への期待も強かったようで改めて好感する買いも続かなかった様子です。明日の動向が注目されます。



[3195]ジェネレーションパス 
[M]業種:小売業
終値591円/前日比+66円
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ネット通販サイト「リコメン堂」を運営。通販モールに店舗。海外でOEM商品を製造。 本日買い気配スタートから急反発しています。同社は昨日引け後に、水産物の流通・販売を手掛ける羽田市場社と業務提携すると発表。羽田市場の生鮮品仕入ルートや物流網を活用すると共に自社の得意領域である複数のEC店舗展開によるマーケティング情報の集積を通した購買データの分析を進めるなど、両社の強みを生かした各種施策を実行するとのことです。本日の株価は引けに掛けて強含み75日移動平均線をブレイクして終えており、同ライン超を固められれば新展開に入っていきます。



[3758]アエリア 
[JQ]業種:情報・通信業
終値627円/前日比+100円
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スマホゲーム中心のコンテンツ事業、決済などITサービス事業を展開。不動産関連も。 本日ストップ高です。小幅安で推移していましたが、14時に連結子会社のサクラゲートが今春を目処に世界初となる音楽専門のNFTマーケットプレイス「The NFT Records」を全世界に向けてスタートすることを決定したと発表。「The NFT Records」は音楽アーティストやレコードレーベルが保有する楽曲をNFT(代替不可能トークン)化し世界中に販売するもので、音楽を簡単に全世界にNFT販売するための世界初・音楽専用NFTマーケットプレイスとのことです。テスラのイーロンマスク氏がアート作品をNFTで販売したことを機に、株式市場でもNFTが一つのテーマになってきていることもあり、最近はNFT絡みの材料発表する企業も増えています。物色が続く材料になるか注目されます。




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[3121]マーチャント・バンカーズ 
[2部]業種:サービス業
終値345円/前日比+13円
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不動産投資・仲介が主力。ホテル、ボーリング場、ネットカフェなどの運営と両輪。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に、子会社MBKブロックチェーンが、希少性の高いお宝グッズをNFT化すると共に売買するための売買プラットフォームの運営を開始したと発表。なお、不動産プラットフォームとして開発した「MBK Realty」を応用し、2021年4月中に構築する予定です。株価は本日407円の高値を付けたあと過熱警戒感から上げ幅を縮小させましたが、NFT関連としての材料性により再度上値を目指す動きが見込まれます。



[3847]パシフィックシステム 
[JQ]業種:情報・通信業
終値3,350円/前日比+375円
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情報サービス会社。自社開発ソフトに強み。親会社の太平洋セメント向けが約3割。 本日寄り前から買いを集めてストップ高の一本値で急伸しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について発表。売上高を101億円から前期比1.0%減の107億500万円へ、営業利益を4億7,000万円から同13.7%減の7億300万円へ、純利益を2億3,900万円から同26.7%減の3億8,700万円へ上方修正しました。商いが少なく「板」も薄い銘柄のため、意外高も考えられる状況です。



[6301]コマツ 
[1部]業種:機械
終値3,479円/前日比+127円
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建機最大手、世界2位。現地生産大。産業機械や鉱山機械も。IT活用に強み。 本日配当権利落ち日ですが、朝から確りと買われています。米資産運用会社アーク・インベストメント・マネジメントが、30日から運用を始める宇宙開発企業のETF投資対象に同社も組み入れられると日経新聞電子版で今朝報じられ ています。アーク・インベストメント・マネジメントが設定するETFとしては8つ目となるアクティブ型の「スペース・エクスプロレーションETF」は、宇宙開発に取り組む国内外の企業の株式に投資するもので、防衛・航空宇宙のクラトス・ディフェンスや航空機のボーイングや防衛のロッキード・マーチン、宇宙旅行のヴァージン・ギャラクティックなどが組み入れられるとのことです。これを機に今後は宇宙開発関連企業としての面から新たな買いも入ってくるのではとの期待もある様子です。



[7806]MTG 
[M]業種:その他製品
終値1,573円/前日比+106円
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美容ローラー「ReFa」・健康機器「SIXPAD」・化粧品などの企画開発や販売。 本日ギャップアップスタートから大幅反発しています。SMBC日興証券は29日付で投資評価「1」を継続し、目標株価を1,500円から2,000円へ引き上げました。同証券では、2021年9月期第1四半期営業利益は14億円と同証券予想の3億円を大幅に上回ったことを評価しており、棚卸評価基準の変更による一時要因を除いても製品ミックスの改善や固定費削減が想定を超え好印象ということで、2021年9月期通期予想は会社計画14億円に対し同証券では33億円と予想しています。本日の大幅高で株価は3月18以来2週間ぶりに25日MAを上放れて終えており、一段高相場に期待が集まります。



[4124]大阪油化工業 
[JQ]業種:化学
終値2,729円/前日比+500円
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精密蒸留・精製の専業。大手素材メーカーから高難度の分離・精製を受託。 本日大幅続伸となり、昨年来高値を連日で更新してストップ高まで買われました。同社は昨日、「有機化合物析出方法」に関する特許取得を発表しています。昨日昼頃に発表したようで、昨日も後場は買われていました。ただ、昨日は買い一巡後は垂れて引けており、本日改めてこの材料が知れ渡ったようで見直されている模様です。有機EL関連の特許ということもあって、好材料との見方が本日になって広まった面もあるようです。時価総額の小さい小型株だけに物色に勢い付くと面白いとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[4180]Appier Group 
[M]業種:情報・通信業
終値1,900円/初値比-130円
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企業の経営課題の解決を支援するAI搭載のプラットフォームを提供する。 本日新規上場した話題の銘柄です。台湾発のAIベンチャー企業で公開価格水準から時価総額1,600億円近くもある所謂ユニコーン企業です。顧客には仏小売大手カルフールなど800社以上の国内外企業と取引があるグローバル企業で、[9984]ソフトバンクグループやLINE、ネイバーなどから出資を受けていることから高成長期待も強い企業です。荷もたれ感が強いものの、海外での売出比率非常に高いことから初値売りは言う程出ないとの見方で、初値は高くなるとの見方も多く、一部では3,000円以上を予想する向きもありました。ただ、実際は2,030円で初値形成し、寄り後に買われるも買い一巡後は上げ幅を縮小し、後場は垂れています。既存株主にVC(ベンチャーキャピタル)保有が多く、その多くにロックアップが掛かっているものの、一部掛かっていないVCもいることから、その売りが出てきているのではとの声も聞かれました。本日は長い陰線となっただけに暫くは需給の良くない展開が続きそうですが、何れ見直されて上場来高値を超えてくると期待する向きも多い様子です。



[3035]ケイティケイ 
[JQ]業種:卸売業
終値415円/前日比+80円
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トナーカートリッジの再生販売が主力。事務用品のネット通販、情報セキュリティソフトも。 本日買い気配スタートからの一段高で大幅反発し、後場ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、2021年8月期の連結業績予想について発表。売上高を165億9,000万円から前期比0.9%増の168億円へ、営業利益を2億6,900万円から同4.1%増の3億3,000万円へ、純利益を1億7,700万円から同5.6%増の2億4,600万円へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としました。本日の株価は後場大半の時間を張り付いたまま終えており、昨年1月の昨年来高値475円を視界に捉えた格好です。



[2656]ベクター 
[JQ]業種:小売業
終値432円/前日比+80円
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ソフト販売。ゲーム開発は撤退。スマホ向けが主力。ソフトバンク傘下で販売力を拡大。 本日ストップ高です。昼に同社が運営する電子署名サービス「みんなの電子署名」の電子証明書が、商業登記・法人登記のオンライン申請において添付書面へ使用する電子証明書として有効と認められたと発表。これにより、「みんなの電子署名」の利用が増えるとの期待から後場買われました。同社は2月に「みんなの電子署名」提供開始を発表しており、その際には同社株は連日ストップ高で株価は短期間で一時4倍超となる派手な相場を作った経緯があります。それだけに「みんなの電子署名」関連の材料では買いも集まり易かった様子です。ただ、目新しさは乏しいとの声も聞かれており、今回は言うほど続かないとの見方もあります。明日以降の動向が注目されます。




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[7847]グラファイトデザイン 
[JQ]業種:その他製品
終値575円/前日比+80円
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ゴルフシャフト大手。高・中級のカーボンファイバー製に強み。異業種企業との連携模索。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末26日引け後に業績・配当修正を発表。2021年2月期の経常利益を従来予想の1.1億円から1.9億円へと85.7%上方修正しました。また、期末一括配当を従来計画の15円から20円へと大幅増額修正することも発表。高値圏で揉み合いとなっていた株価に大きく弾みが付きましたが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[6614]シキノハイテック 
[JQ]業種:電気機器
終値1,799円/前日比+300円
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半導体検査装置の開発・製造やLSIの設計などを手掛ける。 連日でストップ高まで買われて上場来高値を更新しています。直近IPOには弱い動きの銘柄が多いものの、同社株は突出した強さを見せています。同社は超小型IPOで、公開株数はオーバーアロットメント含めても140万株程度しかなく、吸収金額は公開価格水準で5.5億円程度しかありません。既存株主にはベンチャーキャピタルもいますが、180日間のロックアップが掛かっており、株価上昇による解除条項も無いだけに需給が逼迫し易く、それなりに買いが集まれば上昇し易い銘柄と言えます。ただ、明日にはそれなりに買い集めそうなIPOが2社上場予定だけに、資金はそちらに流れてしまうのではとの懸念する声も聞かれました。明日も強い動きを続けられるか注目されます。



[6180]GMOメディア 
[M]業種:サービス業
終値1,900円/前日比+120円
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若い女性向けSNSやポイントサイトを運営。PC・スマホゲーム提供のプラットフォームを作成。 本日大きな窓を空けて続急伸し、一時ストップ高まで買われました。同社はブロックチェーン上で契約や手続きを自動的に実行するスマートコントラクト技術を用いた取引で、暗号資産以外のポイントやマイルなどで報酬を支払える特許を取得したと25日に発表しており、引き続き材料視されています。通常、スマートコントラクトを介した取引では暗号資産で報酬が支払われますが、今後自社で提供するポイントサービスやアフィリエイトサービスでの技術活用を検討するとしています。本日の株価は中小型株軟調地合いもあり、高値から大きく跳ね返されており、早期に落ち着き処を見出したい局面です。



[3408]サカイオーベックス 
[1部]業種:繊維製品
終値3,045円/前日比+210円
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染色加工大手。織布から一貫。スポーツウエアに強み。電子、魚礁、建設なども。 本日大幅上昇となり、昨年来高値を更新しています。先週MBOが不成立に終わった銘柄で、先週末は失望されて派手に売られていました。TOB価格の更なる引き上げなどへの期待もあった様子ですが、本日はそれ以上に買われています。先週末引け後に提出された大量保有報告書によれば、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが同社株を大量保有していることが判明。発行済み株式数の6.2%にあたる39万9200株を3月19日時点で保有しています。シティインデックスイレブンスは保有0の状況から2月24日より買い始めており、平均買いコストは2,958円。当然TOBには応じていないと思われ、更に買い増してくる期待などから本日は思惑的に買われています。



[4690]日本パレットプール 
[JQ]業種:サービス業
終値3,530円/前日比+430円
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輸送用パレットや機器レンタル大手。全国に200拠点。JR貨物、日通系。 本日大きく急伸しました。同社は先週末26日引け後に、6月30日を基準日として1株に付き2株の割合で分割すると発表。また、定款を一部変更して発行可能株式総数を300万株から600万株に増やすとしています。2月8日に3,865円の高値を付けたあと調整を強いられていたこともあって割安感も強く、株価は頭を抑えられていた75日移動平均線をブレイクしました。ただ、戻り圧力の高まりも考えられますので、この水準を保てるか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[9691]両毛システムズ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値2,113円/前日比+203円
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ミツバ系のシステム開発会社。自動車部品製造システム中心。ERP導入コンサルなども。 本日寄り前から大量の買いを集めて大幅続伸しています。同社は先週末26日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について発表。売上高を160億円から前期比4.8%増の166億へ、営業利益を7億5,000万円から同1.7%減の12億5,000万円へ、純利益を5億600万円から同13.6%減の7億4,500万円へ上方修正しました。株価は、本日の急騰株に良く見られたように高寄り後大陰線を強いられており、明日の地均しの水準がポイントになるでしょう。



[3662]エイチーム 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,701円/前日比-109円
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スマホゲーム、日常生活情報サイト運営が主力。自転車など大型商材ECサイト運営も。 本日大幅安です。東海東京調査センターが同社株の投資判断を「OP」から「Neutral」へと格下げして重しとなっています。目標株価は引き上げているものの、1,470円で時価を大きく下回っており、同社株は昨年来高値水準にあり、先週末も高値を更新したばかりだけに手仕舞いするキッカケとなった面もあるようです。依然として高値圏だけに明日以降も弱含みの展開が続くと警戒する声が多いものの、同社は自社株買い実施中で、売り難さもあるとの声も聞かれました。同社は3月12日引け後に、100万株(発行済み株式数の5.06%)・12億円を上限とする自己株取得を発表しています。取得期間は3月15日〜12月30日となっています。



[8604]野村HD 
[1部]業種:証券・商品
終値603円/前日比-117.7円
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独立系の証券最大手。海外は債券、アジアを重視。国内営業はコンサル重視。 本日大幅安です。同社は今朝寄り付き前に米国子会社において、米国顧客との取引に起因して多額の損害が生じる可能性のある事象が発生したと発表。当該顧客に対する請求額は3月26日時点の市場価格に基く試算で約20億ドルあり、本取引に関連するポジションの処理や市場価格の変動により、当該金額は今後増減する可能性があるとのことです。無視出来ない金額であり、場合によっては更に拡大する懸念もあるとの懸念も意識され、本日は見切り売りに繋がっています。同社株は先週末に昨年来高値を更新していただけに利食い売りも出易かった様子です。配当利回りも高い銘柄で、本日は配当権利取り最終売買というタイミングも悪いとの声も聞かれました。実際に損失計上するなら配当額は下がる恐れもあり、権利を取らずに投げる向きも多いようです。




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[6664]オプトエレクトロニクス 
[JQ]業種:電気機器
終値673円/前日比+100円
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バーコードリーダー大手。レーザーエンジンで国内首位、世界2位。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年11月期第1四半期の連結経常損益は2.6億円の黒字に浮上し、通期計画の4.1億円に対する進捗率は63.0%となりました。米国では2次元ハンディースキャナーL-22Xが、新型コロナウイルスの検査装置の付属機器として採用されたことなどから増収を確保。過熱感も感じられず引き続き買い優勢との見方が強いようです。



[4478]フリー 
[M]業種:情報・通信業
終値9,430円/前日比+1,180円
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スモールビジネス向けクラウドERPサービスの提供。会計や会社設立、開業支援など。 本日大幅反発です。昨日、日経新聞電子版で同社は米ザピアーが手掛けるウェブアプリの統合ツールを活用し、会計ソフト利用者の業務効率化を支援すると報じています。ザピアーを使うと米グーグルや米ドロップボックスなどが手掛けるサービス3000種類以上と連携出来るとのことで、アプリストアに統合ツールの「ザピアー」を掲載し、利用を促すとのことです。また、昨日海外での公募売出価格が8,002円に決定しており、同社株はこの海外での公募売出を発表してから売り込まれてきただけに、価格決定で一先ずアク抜け的に買われたとの見方もあります。ただ、この公募売出株の受渡日は4月7日だけに、それを通過するまでは手掛け難いとの声も聞かれました。目先どこまで戻せるのか注目されます。



[6730]アクセル 
[1部]業種:電気機器
終値1,003円/前日比+136円
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画像処理や音声出力用のファブレス半導体メーカー。パチンコ向け中心。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の3.2億円から6.8億円へと2.1倍上方修正。また、業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の11円から27円へと大幅増額修正しました。上振れ期待はあったものの、第3四半期までは減益決算であったため、サプライズ感が強かった模様です。ただ、ボリンジャーバンドの+3σを超え、過熱感も懸念されるため、慎重に動きを見たい処です。



[5486]日立金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,785円/前日比-41円
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高級金属製品や磁性材料等で世界高シェア。日立電線と合併。環境分野開拓。 本日軟調です。昨夕、時事通信にて[6501]日立製作所が上場子会社の同社売却先候補を2つの日米投資ファンド連合に絞り込んだことが25日、分かったと報じられています。来月にも売却先が内定する見通しで、買収総額は7,000億円を超え、今年最大級のM&Aになる可能性があるとのことです。同社株の時価総額は昨日終値で7,831億円程。金融関係者は「市場価格が実際の企業価値よりも高くなる恐れがある」と指摘するとも報じられており、時価より高い価格で売却するとの期待が剥落し、本日は売られています。ただ本日の終値でも時価総額は7,656億円もあり、仮に買収額が7,000億円なら1株1,632円程度となるため、実際幾らになるのか注目されます。なお、読売新聞では日立製作所は月内にも売却先を決め、同社の全株式を手放す方針と報じています。何れにせよ近い内に決まる見通しです。



[7212]エフテック 
[1部]業種:輸送用機器
終値788円/前日比+85円
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ホンダ系部品会社。4輪サスペンションなど足回り部品に強み。海外生産を強化。 本日買い気配スタート後も一段高となり、続急伸しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について発表。売上高を1,840億円から前期比11.8%減の1,930億円へ、営業利益を24億円から同11.9%減の36億円へ上方修正しました。なお、同時に未定としていた期末配当を8円にすると発表しており、年間配当は8円で前期実績に対しては12円の減配になる予定です。本日の大幅高で株価は、昨年1月の昨年来高値825円を視界に捉えています。



[2395]新日本科学 
[1部]業種:サービス業
終値701円/前日比+54円
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前臨床試験受託で国内首位。基礎研究から臨床試験も受託。製剤に注力。 本日大幅高です。同社は本日12時半に2021年3月期業績の大幅上方修正を発表。進捗率から上方修正は期待されていたものの、想定以上の上方修正との見方が多く、大幅減益予想だったものが、一転して前期比で増益見通しに転じています。この通りに4Q着地すれば、4Qの1-3月期業績は前年同期比で大幅増収増益での着地となります。更に3月末の配当見通しを1株5円から20円に大きく増額修正しており、普通配当を10円に増額し、特別配当10円を実施するとのことです。権利取り最終日は週明け月曜日ということもあって、買いも入り易かった様子です。同社株は、2月の3Q決算発表を受け失望的に売り込まれてきただけに、その水準までは戻しても不思議はないとの声も聞かれました。



[5277]スパンクリートコーポレーション 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値362円/前日比+28円
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関東・東北地盤のスパンクリート(穴あきPC版)最大手。壁材や床材向けに強み。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に、[1720]東急建設と合弁契約を締結し、新事業としてプレキャスト製品の製造・販売を行う合弁会社「岩瀬プレキャスト」を設立すると発表。建設生産システムのデジタル化や脱炭素社会実現に取り組むとしています。寄り付きこそ大きく値を上げましたが、400円処からの上値は重く、引けに掛けて上げ幅を縮小させています。ここからは調整入りも想定されるため、注意が必要です。



[4499]Speee 
[JQ]業種:情報・通信業
終値3,460円/前日比+484円
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データ資産を利活用したマーケティング支援。中古物件、外装リフォーム仲介も手掛ける。 本日大幅上昇となり、一時ストップ高まで買われました。本日はSBI証券が同社株の投資判断を新規「買い」でカバレッジを開始しており、見直し買いに繋がっているとの見方です。今期業績は会社予想を上回ると予想しており、来期以降は50%超の増益を続けると予想しています。目標株価は5,500円と設定しており、時価を大きく上回ることから好感されているようです。また、昨日前引け後に同社子会社がNTTデータとブロックチェーン間のインターオペラビリティ実現に向け技術連携と発表しています。それを好感して昨日後場も買われましたが、それを引き続き好感する買いも入っている模様です。来週も見直し買いが続くか注目されます。




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[3054]ハイパー 
[1部]業種:卸売業
終値639円/前日比+100円
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法人向けパソコン、事務用品販売。設置・保守やアスクル代理店も。テレワーク関連注力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、エプソン販売とオフィス向けインクジェットプリンターをはじめとする商品・サービスの販売強化に向けて業務提携すると発表。今後の資本提携を視野に入れた提携で、業容拡大が意識される状況です。上昇基調にあった株価は本日75日線をブレイクし、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値1,147円/前日比+150円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。 本日ストップ高です。同社は今朝寄り前に、同社が共同開発するCOVID-19治療薬AV-001の第1相臨床試験で、安全性と忍容性を確認し良好な結果が得られたと発表。これが好感されています。フェーズ1では、20歳から63歳までの健康成人48名を対象に、AV-001の単回投与および連続投与で、安全且つ良好な忍容性を示したとのことです。これらのデータを米FDAに提出して、次のステップである重度のCOVID-19患者での有効性を評価する前期第2相臨床試験について協議する予定だとのことです。同社の新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンへの期待も強いですが、この発表で治療薬への期待も高まった様子です。ただ、発行済みの新株予約権の行使期間が本日からとなっており、まるでそれに合わせて発表してきたようだとの声も聞かれました。早速、本日250万株分の新株予約権が841円で行使された模様で、未だ1750万株分の新株予約権が残っています。



[6330]東洋エンジニアリング 
[1部]業種:建設業
終値669円/前日比+40円
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三井化系、プラント大手。化学肥料、石油・石化に強み。米プラント損失で再建中。 同社は本日11時30分に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益予想を従来の5億円から25億円に5.0倍上方修正し、一転して1.3%増益見通しとなりました。売上高の減収による減益影響がある一方で、海外子会社が手掛ける複数プロジェクトにおける採算改善、販管費におけるプロポーザル費用の抑制等により、前回公表値に対して10億円増益の15億円となる見込みとしています。本日の上昇で株価は5日移動平均線をブレイクしてきており、明日も同ライン超が固まれば直近高値奪回への態勢が整うことになります。



[4582]シンバイオ製薬 
[JQG]業種:医薬品
終値1,145円/前日比-118円
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がん、血液、ペインマネジメントの3分野に特化。他社の新薬候補の製品化も。 本日大幅続落です。同社は今朝、再発又は難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫を対象としたトレアキシン液剤「RTD製剤」とリツキシマブ併用療法に関する承認申請を発表。これを受け買われて始まるも寄り後は買いも続かず売り込まれる動きになっています。節目の1,000円で下げ止まり、その後はやや戻しての推移となっていましたが、後場14時過ぎにプラス圏まで買われる場面も見られました。同社HP上で、「東証のHP記載の上場廃止猶予期間に関する公表内容について」と題するコメントを掲載。同社株は、来年4月東証が予定している制度改正により、上場廃止基準については見直され解除される予定であることや今期業績予想は発表した通りであり、黒字化の予想には変更が無いこと を改めて説明しています。既に2月の決算短信でも書かれていることですが、やはり上場廃止猶予期間入りで改めて売り込まれたことに納得出来ない様子です。これを受けプラス圏まで戻したものの、買いは続かず結局売られています。この動きからも依然として売りたい向きは多い様子です。



[3751]日本アジアグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,019円/前日比+87円
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太陽光、測量、不動産、金融の4事業が主力。国際航業HDを完全子会社化。 本日確りしたスタート後に上値追いが進み大幅続伸しています。同社は昨日引け後に、財務省に提出された変更報告書で、旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスと共同保有者の同社株保有割合が25.87%から30.77%に上昇したことが判明しました。本日の株価はこれを受け思惑的な買いで上昇しましたが、現値の上方は先週窓を空けて急落した価格帯で、値動きが荒くなることも考えられます。



[7685]BuySell Technologies 
[M]業種:卸売業
終値2,828円/前日比+323円
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出張買取を中心に多様なリユース商材の買取や販売。鎌倉新書と提携。 本日大幅上昇です。SBI証券が強気なレポートをリリースしており、見直し買いに繋がっているとの見方です。それに因れば、2020年12月期から2023年12月期までの平均成長率は売上高35.6%、営業利益43.3%に達すると予想している模様です。投資判断を買い継続として、目標株価を3,860円まで引き上げています。また、同社は昨日11時にユニマット リタイアメント・コミュニティとの業務提携を発表しており、昨日は地合い悪かったこともあって全く材料視されずスルーされていたものの、本日改めて好感する買いが入っているとの声も聞かれました。明日以降も買い続くか注目されます。



[4499]Speee 
[JQ]業種:情報・通信業
終値2,976円/前日比+273円
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データ資産を利活用したマーケティング支援。中古物件、外装リフォーム仲介も手掛ける。 本日後場買い気配スタートから急伸して大幅反発しました。同社は本日11時30分に、子会社Datachainがブロックチェーン間の相互運用性の実現に向け、[9613]NTTデータと技術連携を開始したと発表しています。両社はこの実証実験の結果を踏まえ、証券や保険などの金融分野をはじめ貿易や電力取り引きといった様々な分野での応用を検討していくとのことです。株価は本日大幅高となりましたが、直近高値レベルを抜き切っておらず3,100円水準を上放れて新展開入りということになります。



[7363]ベビーカレンダー 
[M]業種:サービス業
終値8,250円/初値比-1,150円
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出産・育児向けの情報メディアや産婦人科向けの経営支援事業を手掛ける。 本日新規上場した銘柄です。公開価格は4,200円で初値は9,400円となりました。初値形成後は荒い動きで派手に買われる場面も見られましたが、結局売られて終えています。同じく本日新規上場した[4179]ジーネクストも乱高下しながらも陰線で終えており、昨日新規上場した[6614]シキノハイテックや[4178]Sharing Innovationsも本日陰線引けとなっています。他にも直近IPOには売られている銘柄が目立っています。3月末権利取りが近いことで、動き難い個人投資家も多く、年度末が近いことからファンド勢も動けない状況だけにIPOには資金も集まり難くなっている模様です。また、昨日は著名個人投資家の片山晃氏が[4883]モダリスで制度ロックアップ違反を行ったことが明らかになったこともIPOに対しての疑心暗鬼に繋がっているとの声も聞かれました。




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[6193]バーチャレクスHD 
[M]業種:サービス業
終値794円/前日比+100円
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顧客情報管理のコンサルやシステム提供。コールセンター業務の運営受託業務。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常損益を従来予想の1.2億円の黒字から1.7億円の黒字へと45.8%上方修正しました。同社は1月27日にも上方修正するなど相次ぐ業績上振れが好感されています。引き続き買い優勢との見方も強く、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[8035]東京エレクトロン 
[1部]業種:電気機器
終値44,250円/前日比+2,130円
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半導体製造装置で世界的。FPD製造装置も強み。次世代微細加工に注力。 本日逆行高です。本日は半導体関連株に買われている銘柄が見られています。昨晩のNY市場では半導体関連株が軒並み売られて、SOX指数は大きく下落していたものの、NY市場引け後にインテルが西部アリゾナ州に200億ドル(約2兆1,700億円)を投じて半導体の新工場を建設すると発表。他社からの受託生産も行うとのことです。これを受けインテル株が時間外取引で6%超の大幅高となっています。これが刺激となり、東京市場でも関連株が逆行高しています。インテルの新工場建設は実際に恩恵を受ける関連企業も多く、単なる短期資金ではない資金の買いが入っているとの声も聞かれました。明日以降も買いが続くか注目されます。



[6969]松尾電機 
[2部]業種:電気機器
終値721円/前日比+86円
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コンデンサー大手。自動車用、産業用、タンタルに強み。回路保護部品も。 本日前場9時台から商いを伴い急伸し、一時ストップ高まで買われました。同社は本日9時30分頃、回路保護素子の新製品を開発したと発表。LEDの電源回路やモーター、ソレノイドの駆動回路、ノートパソコンをはじめとする小型のリチウムイオン電池の回路保護として使用出来る小型で高電流に対応した製品とのことです。本日の株価は最後は垂れたものの、逆風下において後場13時15分以降ストップ高近辺で推移しており、昨年末12月2日に付けた昨年来高値930円にどこまで近付けるか注目されます。



[9201]日本航空 
[1部]業種:空運業
終値2,372円/前日比-200円
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国際線、国内線2位。公的資金の更生終結。豪カンタス航空と合弁で格安航空。 本日大幅安です。本日も[9202]ANA HDと共に大きく売られています。昨日のNY市場では空運株に加えてレジャー・観光関連株が軒並み売られており、その流れが東京市場でも見られている格好です。欧州では新型コロナウイルスの変異種が猛威を振るっており、ドイツがロックダウン延長を決めるなど感染再拡大基調となっています。米国でも新規感染者数の下げ止まりが見られており、今後再び拡大基調を強めてくるのではとの懸念にも繋がっています。これらにより早期経済正常化への期待が後退したようで、足元で買われてきていた景気敏感株などのアフターコロナ関連株は手仕舞い売りに繋がっています。また、同社株などは優待人気も高い銘柄で、来週に権利取りを控えているだけに逃げ遅れている個人投資家も多いと思われ、需給悪化懸念も意識されている様子です。



[2533]オエノンHD 
[1部]業種:食料品
終値426円/前日比+23円
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焼酎・清酒大手。酵素医薬品が成長。量販店のPB商品製造に積極的。 本日大幅ギャップアップスタートから4営業日ぶりに反発しました。本日付の日経新聞朝刊で、「2022年12月期の連結経常利益は22億円強と、今期見通しの18億円に比べ2割近く増えそうだ」と報じられています。記事によると巣ごもり需要で好調な酎ハイの原液の製造設備を2022年中に増強し、2022年の酎ハイ原液の販売を2021年見通しから5割増やすとのことです。本日の株価は高寄り後場中に緩む場面がありましたが、引けにかけて再び締めて終えており、先高期待の大きさを示しています。



[7202]いすゞ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値1,186円/前日比+61円
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商用トラックメーカー大手。ディーゼルエンジンに定評。東南アジアなど海外販売に強み。 本日大幅上昇です。本日昼頃、同社と[7205]日野自動車、[7203]トヨタ自動車による共同記者会見を本日15時より開催すると、それぞれ明らかにしています。これを受け後場から思惑的に日野自動車と共に買われる動きになっています。市場では、トヨタ自動車による買収や出資、日野自動車との経営統合など色々な思惑が浮上した模様です。ただ、同社は以前トヨタ自動車との資本提携を解消した経緯があるだけに、再度の資本提携は考え難いのではとの声も聞かれました。しかし、その後「トヨタといすゞが相互出資へ 日野含めCASEで提携」との報道を受け同社株は一時買われるも直ぐに売られる動きになってます。ただ、売りも続かず結局はプラス圏を維持して引けています。再度のトヨタ自動車との資本提携を好感する向きも多いようです。その一方で日野自動車株はこの報道を受けて期待剥落で売られました。



[4588]オンコリスバイオファーマ 
[M]業種:医薬品
終値1,399円/前日比+265円
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創薬ベンチャー。希少がんや重症感染症などに主眼。独自のウイルス技術を活用。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011について、変異型ウイルスに対する有効性を実験で確認出来たと発表。将来的に変異型ウイルスがパンデミックを起こした場合、早期感染患者の治療に用いられることが期待されます。株価は、長期に渡って頭を押さえられていた75日移動平均線をブレイクしたことで、新たなトレンド形成に期待されます。



[4582]シンバイオ製薬 
[JQG]業種:医薬品
終値1,263円/前日比-400円
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がん、血液、ペインマネジメントの3分野に特化。他社の新薬候補の製品化も。 本日ストップ安まで売られています。昨日は場中にトレアキシンとリツキシマブ併用療法に関する承認取得を発表してストップ高まで買われましたが、既に想定されていたことだけに、本日はあっさりと反落しています。出尽くし的に売られた格好です。更に、14時には東証が同社株の上場廃止に係る猶予期間入りを発表。本日、同社が提出した有価証券報告書等で最近4事業年度における営業利益および営業活動によるキャッシュフローの額が負であることが確認されたためとしています。これを受けストップ安まで売られていますが、上場廃止に係る猶予期間入りは既に2月4日に発表している本決算で明らかになっていることで、本決算の決算短信にも上場廃止に係る猶予期間に入る見込みは書かれています。今期見通しは黒字転換で上場廃止は免れる見込みですが、改めて売られています。昨日は既出材料で買われ、本日は既出材料で売られた格好であり、明日以降どこで下げ止まれるか注目されます。




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[3030]ハブ 
[1部]業種:小売業
終値899円/前日比+150円
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本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に[2121]ミクシィとの資本・業務提携を発表。ミクシィが約10億円の第三者割当増資を引き受けて筆頭株主となります。また、ロイヤルHDが保有株の一部をTech Growth Capitalに譲渡することも発表。ミクシィが取り組んでいるスポーツ関連コンテンツ拡充におけるシナジー効果などを期待している模様で、株価にも弾みが付きました。目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[7625]グローバルダイニング 
[2部]業種:小売業
終値328円/前日比+80円
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都市部に外食チェーン。イタリア、アジア料理などのレストランを展開。米にも出店。 本日ストップ高まで買われました。同社は昨日、東京都が特措法に基いて同社が手掛ける26店舗に出した時短営業命令は違法だとして、東京都に対し損害賠償を求め提訴しました。時短要請に応じていない店舗は同社含め2000店舗以上ありましたが、その中で同社の店舗を狙い撃ちしたと指摘。損害賠償請求額はお金が目的ではないとして、26店舗の営業を4日間停止したことについて全部で104円としています。昨日から報じられていましたが、昨晩のニュース番組や今朝の新聞など色々な処で報じられたことが刺激になったとの見方です。同社の知名度向上に繋がり宣伝効果もあるとの声も聞かれました。ただ、同社株は小型の貸借銘柄だけに踏み上げに発展することを期待した短期資金による物色との見方が多いようです。



[2373]ケア21 
[JQ]業種:サービス業
終値2,765円/前日比+405円
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関西を地盤に介護サービスを展開。訪問型が主力。施設介護にも意欲。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反発しました。同社は昨日引け後に、4月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。また、株式分割実施後も株主優待制度の対象は保有株数100株以上を据え置くとしており、実質的な制度拡充となります。本日の株価は昨年来高値3,030円を視野に捉えるような高寄り後に上げ幅を縮めて終えており、2,700円処を意識した仕切り直しが求められます。



[6239]ナガオカ 
[JQ]業種:機械
終値1,021円/前日比+150円
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石油プラント内部装置大手。取水設備スクリーンに強み。海水淡水化などに注力。 本日ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、中国大連の子会社が、スクリーン・インターナルを大口受注したと発表。受注金額は約5億円とのことです。今月に入って4回目の大口受注発表であり、受注金額は4件で約20億円となります。業績への寄与は来期以降になると思われるものの、来期業績回復期待が一段と強かった様子です。それに加え、今後も大口受注発表が出てくるとの期待も強いようです。それだけに本日は改めて見直し買いに繋がっています。明日以降は大台を確りと固められるか注目です。



[8226]理経 
[2部]業種:卸売業
終値237円/前日比+24円
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情報機器の輸入商社。衛星通信技術に定評。官公庁や大学向けに強み。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2021年3月期の連結経常損益を従来予想の0.5億円の赤字から1.5億円の黒字に上方修正し、2.8倍増益見通しとなりました。また、業績好調に伴い従来無配としていた期末一括配当は2円実施する方針を示しました。これらを好感視する形で買いが流入していますが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も感じられますので、調整入りも懸念されます。



[7726]黒田精工 
[2部]業種:機械
終値1,910円/前日比+190円
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半導体装置向け直動関連機器や精密金型が主力。工作機械、計測システムも。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸しています。本日付の日経新聞朝刊で、「半導体製造装置の引き合いが強まるなかで、特需が生じている分野もある」と報じられ、その中で「黒田精工も半導体製造装置部品に使うボールねじの生産を21年中に、17年比で7割増やす」とあることから増産効果による業績への貢献を期待した買いで本日の株価は大幅高となりました。ただ、上下に長い影を残しており、5日移動平均線固めに向かうか2,000円超相場に突入するかの勝負処を迎えています。



[4755]楽天 
[1部]業種:サービス業
終値1,381円/前日比-99円
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ネット通販大手。金融、旅行、電子書籍など幅広く展開。携帯電話に参入。 本日大幅安です。今朝、日経ビジネスオンラインで『楽天・日本郵政の提携を揺さぶる「テンセント・リスク」の怖さ』と題する記事が掲載。その記事で米国が警戒を強めている中国ネット大手テンセントの子会社が楽天に出資することの経済安全保障上の問題を指摘しています。今後明らかになるテンセントとの提携内容次第では、同社の米国事業への影響が懸念されるとのことです。この記事を受け改めてテンセントリスクが意識されたようで、本日は手仕舞い売りに繋がっているとの見方です。明日以降、更にこのリスクが意識されるのか、それとも過度な懸念としてスルーされてくるのか注目されます。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値2,548円/前日比-198円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日大幅安です。特に悪材料は出ていませんが、同社株は昨日まで8連騰しており、本日は手仕舞い売りが出てきた様子です。同様に8連騰していた[9104]商船三井も売られています。[9101]日本郵船も軟調で、これら大手海運株はモルガン・スタンレーMUFG証券が、何れも目標株価を時価を大幅に上回る水準に引き上げたことを機に、3月11日から見直し買いが続いていました。手仕舞い売りは昨日までも出ていたと思われますが、それ以上に買いが入ってきたことで上げてきたと言えます。ただ、本日は大きく下げたことから、買いが一巡した恐れもありそうです。もしくは、どこか大きなファンドなどの資金が手仕舞いに動いたとの声も聞かれました。やはり、足元で強かった[9201]日本航空、[9202]ANA HDも本日は大きく売られています。明日以降もこれらが売られるのか注目されます。




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[7078]INCLUSIVE 
[M]業種:サービス業
終値4,110円/前日比+700円
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メディア企業のネットサービス運営支援。企画、制作から収益化支援まで。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末19日引け後に、4月12日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表。また、東京証券取引所が本日より信用取引の規制措置を解除し、日本証券金融も増担保金徴収措置を解除しました。株式流動性の向上と投資家層の拡大期待から、引き続き買い優勢との見方が強いようです。



[7946]光陽社 
[2部]業種:その他製品
終値1,010円/前日比+74円
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オフセット印刷用写真製版大手。製版・印刷の一体受注促進。電子ブック作成も。 本日大幅上昇です。同社はMBOによる1株935円のTOB実施中ですが、本日は大きく買われてくる動きになっています。本日10時半前に提出された大量保有報告書によれば、サイブリッジ合同会社が共同で7万2100株(5.15%)保有していることが明らかになっています。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこともありうる」としています。また、重要提案行為等として「TOB価格の見直し等」との記載もあり、これを受け思惑的に買われています。ただ、実際にTOB価格引き上げが受け入れられるか、受け入れらるとしても時価より更に高くなるのかなど不透明な面も多く、買い一巡後は上値の重さも見られています。



[7593]VT HD 
[1部]業種:小売業
終値476円/前日比+39円
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ホンダ・日産系ディーラー。中古車輸出やレンタカーも。M&A積極展開、多角化推進。 本日大きな窓を空けて3営業日続伸しています。同社は先週末19日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について発表。営業利益を58億円から前期比42.1%増の75億円へ、純利益を32億円から同2.1倍の43億円へ上方修正しました。売上高は従来見通しを据え置いたものの、2月時点の業績動向を踏まえて見直しを行った結果、各利益が予想を上回る見通しになったとのことです。本日の株価は、悪環境下においても高寄り後大陽線で終えており、昨年来高値488円処の払い方によっては一気に加速するかも知れません。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値1,088円/前日比-98円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。 本日大幅安です。先週末の日経新聞では、2021年春の臨床試験終了を予定していた同社のワクチンは、大規模な追加治験を求められたことから、治験時期の終了が遅れることが分かったと報じられています。実用化時期も当初予定の2021年中から2022年以降にズレ込む見通しだとのことです。これが嫌気され売られているものの、既に来年以降にズレ込むことは想定されていたと言え、目新しさは乏しいとの見方が多いようです。それでも大きく売られたことから、依然として期待していた向きも多いのではと見られています。依然として信用買い残も多い銘柄だけに想定されていたことでも、売り材料視され易いようです。明日以降、下げ渋りが見られるか注目されます。



[2425]ケアサービス 
[JQG]業種:サービス業
終値916円/前日比+119円
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通所介護施設運営が主力。葬儀準備事業も。高齢者専用賃貸住宅に力。 本日大きく急伸しました。同社は先週末19日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の2.6億円から3.1億円へと16.6%上方修正し、増益率が2.1倍から2.5倍に拡大する見通しを示しました。主力のデイサービスや訪問系介護サービスが想定を上回って推移したことが主因とのことです。株価は25日線をブレイクし、直近高値965円に向けた上昇に期待されます。



[4696]ワタベウェディング 
[1部]業種:サービス業
終値287円/前日比-65円
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海外挙式サービスの草分けでシェア過半。雅叙園、メルパルク運営。婚礼衣装販売も。 本日大幅安ながら下げ渋っています。同社は先週末引け後に事業再生ADRを申請し、受理されたと発表。これに関しては既に先週金曜日の朝から報じられていただけにサプライズはありませんが、キャベジンコーワなどの医薬品事業やホテル事業なども手掛ける非上場の興和が、同社が発行する大規模な第三者割当増資を引き受け、一連の手続きを経て完全子会社化することも発表しています。既存株主からは1株180円でスクイーズアウトするとのことで、同社の株価は180円にサヤ寄せしても不思議はない状況です。既に大株主の千趣会や寿泉およびディアーズ・ブレインとは合意しているとのことで、問題なく興和による完全子会社化は達成出来る見通しです。それでも時価近辺で下げ渋っているのは、やはり昨年末時点で同社株を保有していることが明らかになっている前澤氏への思惑があるのではとの声も聞かれました。



[6580]ライトアップ 
[M]業種:サービス業
終値6,100円/前日比+550円
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IT活用の中小企業向け経営コンサルや経営支援ソフト販売。管理・代行業務も。 本日買い気配スタートから3営業日続伸し、上場来高値を更新しました。同社は本日、[8388]阿波銀行に助成金・補助金自動診断システム「Jシステム」のOEM提供を開始したと発表。同社は2020年4月から「Jシステム」のOEM提供を開始し、2021年2月時点で400社を超える企業や金融機関が導入しており、阿波銀は「Jシステム」を活用することにより、取引先にオンライン上でいち早く公的支援制度(助成金・補助金)の情報提供を行うことが可能になります。株価は6,000円超レベルを保てれば青天井相場に突入します。



[2931]ユーグレナ 
[1部]業種:食料品
終値1,100円/前日比+1円
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ミドリムシを活用した健康食品や化粧品を販売。ディーゼルやジェット燃料に注力。 本日11時20分に日経新聞電子版で、国交省は航空機の二酸化炭素排出削減に向け、バイオ燃料など代替燃料の普及を促進すると報じられています。開発を後押しするための財政支援や燃費効率の良い飛行ルートの選択といった議論を進め、15年後の排出量を現在並みの水準に抑えるようにするとのことです。同社は先週、実証実験を進めてきたミドリムシ由来のバイオジェット燃料が完成したと発表し、2021年内にもバイオジェット燃料を供給すると明らかにしたばかりだけに、政府の支援も加われば同社のバイオジェット燃料事業には追い風になるとの見方で改めて期待感から買われ、一時1,177円まで買われ7%超の上昇になりました。ただ、後場は買いも続かず上げ幅縮小の動きとなっています。先週のシコリによる戻り売り圧力が強い様子で明日以降、戻り売り熟して再び上げていけるのか注目されます。




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[7519]五洋インテックス 
[JQ]業種:卸売業
終値168円/前日比+50円
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インテリア専門商社。高級カーテン中心。輸入素材比率大。医療検査事業に参入。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、抗ウイルスカーテンをナスクナノテクノロジー社と共同開発し、4月1日に発売すると発表。ナノコーティング剤をカーテンに加工することで細菌・ウイルスを破壊し、カビの発生を抑制します。公共施設などにも採用される予定もあり、大きく買いが流入しました。株価は底値圏で推移していたこともあって割安感も強く、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[4696]ワタベウェディング 
[1部]業種:サービス業
終値352円/前日比-55円
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海外挙式サービスの草分けでシェア過半。雅叙園、メルパルク運営。婚礼衣装販売も。 本日大幅安です。朝方に読売新聞オンラインが独自ニュースとして、同社は私的整理の一種である事業再生ADRを使って経営再建を目指す方向で最終調整に入ったと報じています。新型コロナウイルス感染拡大で婚礼需要が激減し、昨年末時点で8億円の債務超過に陥っており、19日にも発表するとのことです。これを受け大幅安で始まるも寄り後は下げ渋っています。先週には第57期定時株主総会招集通知で、昨年12月末時点でZOZO創業者の前澤友作氏が同社株を0.94%にあたる9万3200株保有していることが明らかになり、思惑的に同社株は買われていました。現在も保有しているかは不透明ながら前澤氏がスポンサーとして名乗りを上げる期待もあるのではとの見方もあるようです。何れにせよスポンサーは出てくるとの見方が強く、押し目買いも入り易いようです。なお、後場には日経ビジネスオンラインで、スポンサーにキャベジンコーワの興和が浮上と報じています。今後の展開が注目されます。



[3464]プロパティエージェント 
[1部]業種:不動産業
終値2,300円/前日比+212円
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東京23区や横浜地区で資産運用型不動産の開発・販売・管理を手掛ける。 本日寄り付きに伴う商い一巡後から上値追いが本格化し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後に連結決算を発表。従来、非連結としていた2021年3月期決算を連結決算に移行し、2021年3月期の連結経常利益は前期非連結比6.8%増の16.5億円見通しとなりました。2021年1月のクレイシアIDZ学芸大学の竣工に伴い、その主力事業である「FreeiD事業」が本格的に開始したため、今後の質的重要性を勘案し、2021年3月期第4四半期より連結決算へ移行します。株価は青天井圏をどこまで駆け上がれるか注目されます。



[4395]アクリート 
[M]業種:情報・通信業
終値1,380円/前日比+51円
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企業から個人向けのSMS(ショートメッセージ)配信代行サービス。認証用途が拡大。 本日一時1,545円まで買われる場面も見られました。LINE利用者の個人情報が中国の関連会社で閲覧可能な状態になっていた問題を受けて、武田総務相は19日の記者会見で総務省が採用活動や意見募集などで使っているLINEの運用を停止する考えを示したと前場中に報じられました。全国の自治体では、住民の利便性向上や業務効率化のため、保育所の入所申請や住民からの相談業務、粗大ゴミの収集などでLINEを活用しています。実際に自治体でのLINE利用停止が決まれば代替えとしてSMS(ショートメッセージサービス)を利用するようになるのではとの思惑で、SMS配信代行サービスを手掛ける同社株が物色された様子です。同様にSMS関連で[2323]fonfunも買われました。ただ、後場は買い一巡後に垂れており、この動きからも物色が続くと見ている向きは乏しい様子です。



[7060]ギークス 
[1部]業種:サービス業
終値1,768円/前日比+154円
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ITフリーランスの働き方支援や企業とのマッチング事業。フィリピンでIT人材育成事業。 本日買い先行スタートから大幅反発しました。同社は昨日引け後に、従来無配を予定していた2021年3月期の期末配当予想について、初配当となる10円を実施すると発表。普通配当5円に加えて、2020年4月3日付でマザーズから東証1部へ市場変更したことを記念して5円の記念配当を実施します。本日の大幅高で株価は、1月後半から続いた1,600円近辺でのレンジ相場を上放れてきており、目先の目標は昨年1月に付けた昨年来高値1,793円ということになります。



[3856]Abalance 
[2部]業種:電気機器
終値4,860円/前日比+500円
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創業のソフト開発から主力を太陽光発電事業にシフト。建機販売も。海外進出。 本日大幅上昇です。本日発売された会社四季報「春号」の内容が好感されているとの見方です。業績予想は前号から上方修正されており、文言には同社が昨年子会社化した太陽光パネルを製造するベトナムのVSUN社が、バイデン米政権から大型受注相次ぐと書かれています。更にVSUN社はベトナムのハノイ市場の計画ありとも書かれており、これらが好感されて本日は見直し買いに繋がっているとの見方です。同社株は前回も四季報発売日に、内容が好感されてストップ高まで買われ、その後も上昇基調を続けた経緯があるだけに今回も四季報を機に上昇基調になってくるのではとの期待もある様子です。



[3976]シャノン 
[M]業種:情報・通信業
終値2,612円/前日比+181円
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クラウドでマーケティング業務自動化、企画・開発・販売。コンサルティングにも強み。 本日後場寄り直後から急伸し大幅続伸となりました。同社は本日12時30分頃、4月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。投資単価当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。効力発生日は5月1日で、直近の株価は11-1月期決算の発表を受け先週末に急騰劇を演じていましたが、その後の中段保ち合いを経ての本日一段高を達成しており、まだ上値余地は残っていそうです。



[9983]ファーストリテイリング 
[1部]業種:小売業
終値91,020円/前日比-5,910円
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SPA大手で世界3位。「ユニクロ」を世界展開。「ジーユー」「セオリー」なども。M&A狙う。 本日大幅安です。本日後場寄り後に日銀が金融政策決定会合の結果を公表。ETF買入れについて年間増加ペースの上限を12兆円と据え置いたものの、年間6兆円目安に買い入れるとの文言は削除しました。これに関しては既に報じられていたこともありサプライズ感は無いものの、ETF買入れについては今後、指数の構成銘柄が最も多いTOPIXに連動するもののみを買い入れることにするとのことです。これを受け日経平均寄与度が大きい同社株が売られる動きになっています。日銀によるETF買入れで同社株はかなり嵩上げされているとの見方もあることから、徐々に是正されるとの警戒で見切り売りに繋がった様子です。来週も弱含みの展開になる恐れもあるのではとの声も聞かれました。




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[3696]セレス 
[1部]業種:情報・通信業
終値5,110円/前日比+700円
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ポイントサイト「モッピー」などスマホ向けサイト運営。仮想通貨、ブロックチェーン、投資事業も。 本日高寄り後も上値追いが続き急反発して上場来高値を更新し、ストップ高まで買われました。米FOMCを受けた金融緩和姿勢の長期化観測の高まりなどもあり、足元でビットコイン価格が再度上値追いの勢いを強めており、同社株や[8698]マネックスグループなど暗号資産関連銘柄の強い動きが目立っています。モルガン・スタンレーが大手米銀で初めて富裕層顧客向けにビットコインで資金運用するファンドを提供すると伝わっていることもあり、暗号資産の先高期待に連れる更なる上値追いも考えられます。



[2437]Shinwa Wise HD 
[JQ]業種:サービス業
終値603円/前日比+100円
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高級絵画や陶磁器などオークション企画開催で最大手。再生可能エネルギー関連も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に同社グループが取り扱うブロックチェーン登録アート作品を元にしたNFT(代替不可能トークン)の生成・販売の新規事業の開始すると発表。具体的には、アート作品は本来代替不可能資産ですが、コピー作品・贋作が横行しており、同社グループが販売するアート作品をNFT化することによって、限りなく代替不可能な新たなる資産を作るとのことです。ちょうどNFTが、市場で話題になって注目度浴びてきたタイミングだけに、ストップ高でもザラ場寄らずの買いを集めています。NFT関連株物色がどの程度続くのか注目です。



[3927]フーバーブレイン 
[M]業種:情報・通信業
終値1,241円/前日比+187円
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情報セキュリティ製品の開発・販売・保守。中小企業向けの業務システムに注力。 本日大幅続伸です。同社は15日にシンガポールのブロックチェーンエンターテイメントプラットフォームを開発・運営するDEA社と資本業務提携を行うと発表。これを受け16日多少買われるも買いは続きませんでした。しかし、昨日から改めて見直されています。昨日には、テスラのイーロンマスク氏がアート作品をNFTで販売したことが報じられており、NFTの注目度が一気に高まった様子です。DEA社はNFTプラットフォームを手掛けていることから、昨日からNFT関連株として見直されている様子です。本日はNFT関連と思われるような銘柄が思惑的に色々と物色されています。[4777]ガーラ、[3121]マーチャント・バンカーズ、[3624]アクセルマーク、[2345]クシム、[3912]モバイルファクトリー辺りも関連ではとの見方で買われている様子です。



[3903]gumi 
[1部]業種:情報・通信業
終値823円/前日比+24円
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ソーシャルゲームからスマホアプリ開発が主力に。海外に強み。他社ゲームの海外配信も。 本日一時865円まで買われるも買い一巡後は上げ幅を縮小する動きになっています。昨日引け後に、[9684]スクウェア・エニックスHDが、double jump.tokyo社との共同開発によるブロックチェ ーン技術を活用したNFTデジタルシールを2021年夏に販売すると発表。スクウェア・エニックスHD初となるNFTデジタルシールは、「ミリオンアーサー」シリーズで展開予定だとのことです。同社は2018年にdouble jump.tokyo社に出資し、ブロックチェーンゲーム事業で資本業務提携をしていることから、一気にNFT関連企業に躍り出た格好となり、本日は派手に買われた模様です。ただ、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小する動きになっています。同社株は決算発表後、派手に売られた直後ということもあって戻り売りも出易い様子です。明日以降改めて買われるか注目されます。



[8013]ナイガイ 
[1部]業種:繊維製品
終値376円/前日比+43円
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靴下老舗。機能性、高級品に強み。百貨店中心からECなど販路多角化。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年1月期の連結最終損益は18.3億円の赤字に赤字幅が拡大しましたが、2022年1月期は0.8億円の黒字に浮上する見通しを示しました。新しい生活様式に対応した新商品展開や新ブランドの投入、ネット通販の強化などを通じ、収益力の回復を目指します。これを受けて大きく買いが流入していますが、ボリンジャーバンドの+3σ付近からの上値は重く、過度な期待は禁物とも取れます。



[3665]エニグモ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,457円/前日比+199円
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個人輸入代行ソーシャル通販サイト「バイマ」運営。売買参加者の手数料が収益源。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年1月期の経常利益は前期比13.0%増の30.3億円になり、2022年1月期も前期比8.6%増の32.9億円を見込みます。BUYMA事業の取扱高や会員数が順調に増加しており、今期は増収増益を確保しつつ規律を持って成長投資に積極的に資金を投下していきます。上昇トレンドを形成している株価に弾みが付き、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[7081]コーユーレンティア 
[JQ]業種:サービス業
終値1,785円/前日比+138円
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家具、什器・備品のほか、OA機器のレンタルサービスなどを手掛ける。 業種 本日後場13時過ぎから商いを伴い急伸し、大幅続伸となりました。本日13時に同社関係会社のコーユーイノテックスがeスポーツ分野に本格参入したことを明らかにしています。コーユーイノテックスは今年1月にeスポーツ専任部署を立ち上げ、2月から国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」を支援。運営備品から競技用備品、インフラ環境構築を提供する「技術パートナー」となっています。材料発表が後場ザラ場中だっただけに、株価は明日も織り込みに行く動きとなりそうです。



[7254]ユニバンス 
[2部]業種:輸送用機器
終値465円/前日比+55円
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自動車部品メーカー。ミッション・アクスルが主力。産機向け変減速機も。米・アジアに拠点。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。明日発売される会社四季報「春号」への期待から先回り的に買われているとの見方です。四季報オンラインでは、2月24日付で業績予想が更新されており、それによれば今期業績は会社計画通りながら来期である2022年3月期業績予想は大幅増収で黒字転換見込みとなっています。前号の四季報予想の数字から大きく上方修正されており、これを受け同社株は2月下旬から買われていました。四季報発売を控えて改めて先回り的な買いが入ってきたようです。ただ、これだけ派手に買われれば四季報発売で出尽くしになるのではとの声も聞かれており、明日の動向が注目されます。




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