株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2020年12月

[4437]gooddays HD 
[M]業種:情報・通信業
終値1,114円/前日比+150円
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賃貸物件リノベーションや仲介事業。不動産用法サイト「goodroom」運営、IT開発も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、[7984]コクヨと資本・業務提携すると発表。同社が有する経営資源や経営ノウハウを活かし、共同事業運営などの連携を推進します。株価は安値圏で揉み合いとなっていただけにインパクトは強かった模様です。75日移動平均線をブレイクしたことで上値を追う展開が期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[7625]グローバルダイニング 
[2部]業種:小売業
終値244円/前日比+50円
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都市部に外食チェーン。イタリア、アジア料理などのレストランを展開。米にも出店。 連日のストップ高となっいます。[9610]ウィルソン・ラーニングワールドワイドが本日もザラ場寄らずのストップ高買い気配となっており、しかも逆日歩10倍措置も入っているだけに同じ小型貸借銘柄ということで、二匹目のドジョウ目当てで買っている向きが多い様子です。ただ、同社株は本日権利落ちで優待クロスによる空売りも入っていると思われ、更に本日は朝方早々にストップ高まで買われていることから、期待する程空売りは増えていないとの見方もあります。明日も物色が続くかは、今晩発表される日証金速報次第になりそうです。同じ思惑で[2404]鉄人化計画、[2481]タウンニュース社もストップ高まで買われており、何れも後場から売り禁となっています。



[3919]パイプドHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,612円/前日比+103円
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情報資産プラットフォーム「スパイラル」提供。月額利用料が収益。面接診断ツールなども。 本日ギャップアップスタートから3営業日ぶりに大幅反発しました。同社は昨日引け後に、2021年2月期の連結業績予想について、最終利益を7~8億円から9~10億円(前期比30.8%~45.3%増)へ上方修正しました。米スプリンクラー社株式の売却に伴い、投資有価証券売却益2億9,300万円を計上することを要因としています。本日の株価は25日移動平均線に頭を抑えられましたが、この価格帯の戻り売りを熟せば1,700円手前までは値動きが軽くなる可能性もありそうです。



[3856]Abalance 
[2部]業種:電気機器
終値3,535円/前日比+480円
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創業のソフト開発から主力を太陽光発電事業にシフト。建機販売も。海外進出。 本日大幅高となり、年初来高値を更新して一時ストップ高まで買われました。同社が最近子会社化した太陽光パネルを製造するベトナムのVSUN社が3億ドルを投じて生産能力を拡大すると伝わっています。これが好感されて買われているとの見方です。また、同社は脱炭素関連でもあり、次期米大統領バイデン氏が掲げる政策で恩恵を受けるとの見方もある所謂バイデン銘柄です。それだけに来年へ期待する向きも多いようで、本日から実質新年相場入りということもあって、新たに資金が入ってきているとの見方もあるようです。明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[7011]三菱重工業 
[1部]業種:機械
終値3,194円/前日比+148円
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総合重機最大手。航空・宇宙・造船・防衛産業に注力。小型機に参入。 本日買い先行スタート後も上値追いが進み続急伸しました。米電力大手のエンタジー・コーポと共同で、米国で水素の製造や貯蔵、利用に関する共同研究に乗り出すと報じられています。水素を使ってCO2の排出を減らす火力発電システムなどの開発に繋げていく計画とのことです。株価は昨日も水素を利用した製鉄設備の建設が伝わったことで大幅上昇しており、水素社会到来による活躍余地の広がりを期待する買いが優勢になっています。居所を一段上方に変えそうな流れと言えます。



[5070]ドラフト 
[M]業種:建設業
終値1,183円/前日比+127円
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オフィスや商業施設などの企画デザインから設計から施工を手掛ける。 本日大幅高です。今朝の日経新聞では「コロナ下も積極投資、成長機会逃さず攻勢」との記事で、売上高100億円以下の上場企業「NEXT1000」を対象に、2020年4〜9月期の投資キャッシュフローと研究開発費の合計額が大きい順にしたランキングが紹介されています。それで同社は2位となっており、企業紹介記事も掲載。それによれば、新型コロナウイルスが流行して、働く人の「密」を避け、換気や殺菌装置も取り入れた設計への引き合いが増えているとのことです。また、春にはテレワークに対応した住宅デザインにも乗り出したとのことで、これらの記事が同社株の見直し買いに繋がっているとの見方です。



[8704]トレイダーズHD 
[JQ]業種:証券・商品
終値316円/前日比+15円
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外国為替証拠金取引やオプション取引が主体。システム開発やバイオマス関連事業も。 本日小高いスタートから分足で右肩上がりとなり、急反発しました。同社は昨日、完全子会社であるトレイダーズ証券が店頭デリバティブ取引「みんなのFX」「LIGHT FX」において「総額1,000万円山分けキャンペーン第1弾」を実施すると発表。同キャンペーンは期間中に「みんなのFX」「LIGHT FX」で新規口座開設した人、または一定期間取引の無い顧客を対象にキャンペーン金額を山分けするというものです。本日の大幅高で株価は18日以来に5日移動平均線超で引けましたが、先ずは同ラインレベルを固めることが求められます。



[4167]ココペリ 
[M]業種:情報・通信業
終値6,330円/前日比+50円
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中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」などの開発を手掛ける。 本日一時ストップ高近くまで買われる場面も見られ、連日で上場来高値を更新しています。朝方こそ利食いに押されていましたが、下値では底堅い推移続けており、ベンチャーキャピタル売りを確りと熟して買われている格好です。早くも初値から株価は2倍を達成したことで、終盤には手仕舞い売り優勢の動きになっています。また、値動きの良さから短期資金も多く入っており、崩れてくると投げも出易かった様子です。長い上影を付けたことから暫く上値は重くなりそうだとの見方もありますが、上値を買い上がっているのは短期資金中心で終盤の下落で投げている向きも多いだけに、言う程シコリは無いのではとの声も聞かれました。年末年始は同社株含め直近IPOには短期資金も再び集まり易いだけに改めて物色される場面は出てきそうです。




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[2354]YE DIGITAL 
[2部]業種:情報・通信業
終値808円/前日比+60円
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安川電機グループのシステム開発会社。通信・製造向け組込ソフトに強み。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は24日引け後に決算を発表。2021年2月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比50.6%増の4.9億円に拡大。ネットセキュリティ関連製品の需要増などIoTソリューション事業が2桁増となっていることが背景です。なお、通期計画の7億円に対する進捗率は70.6%に達しており、業績上振れを期待する買いなどが本日も向かいました。株価は1,000円大台乗せに向けた動きが見込まれます。



[9610]ウィルソン・ラーニングワールドワイド 
[JQ]業種:サービス業
終値377円/前日比+80円
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企業向け人材育成コンサル大手。金融、IT、医療に強み。日米欧で世界展開。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。先週末、空売りがかなり入ったようで株不足は60万株程度となっています。逆日歩も現状最大の1株2円を付けており、踏み上げの思惑が一段と強まっている格好です。更に本日前引け後に日証金は、同社株の貸借取引品貸し申込みにおける品貸料の最高料率10倍適用を発表。本日申し込み分から最大逆日歩10倍となります。更に本日は受渡ベースで年内最後売買日となるため、逆日歩は5日分発生することになります。つまり、5日分で1株50円が最大となり、明日もザラ場寄らずのストップ高となれば明後日は上限値幅が4倍になるため、大納会の終値が777円となる可能性もあります。



[3909]ショーケース 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,097円/前日比+150円
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ウェブサイトをスマホ向けに最適化。成約率向上の「ナビキャスト」提供。顔認証システムも。 本日買い気配スタートから一巡後に出来高を伴って急伸し、ストップ高まで買われました。スマートフォンなどでのキャッシュレス決済を手掛ける金融機関の内、約3割は複数の手段で本人確認する「多要素認証」をしていなかったことが分かったと一部で報じられています。同社はオンライン本人確認・カンタンeKYCツール「ProTech ID Checker」などを手掛けていることから、株価はビジネスチャンスの拡大が意識される展開となっており、反撃を開始した印象です。



[3071]ストリーム 
[2部]業種:小売業
終値196円/前日比+16円
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家電やPCの低価格通販サイト「ECカレント」運営。ベスト電器と提携。3PL事業拡大。 本日大きく急伸しました。同社は先週末25日引け後に株主優待制度の一部見直しを発表。保有株数の区分に「1万株以上5万株未満」「5万株以上」を追加し、それぞれ1万円分、5万円分の優待割引券を贈呈します。同社は足元の業績も好調さが伺え、株主還元の拡充を好感する買いなどが向かっています。目先、12月2日に付けた高値244円へ向けた上昇が期待されます。



[2481]タウンニュース社 
[JQ]業種:サービス業
終値443円/前日比+23円
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神奈川・町田で無料地域情報紙発行、宅配。広告枠販売が収益源。ネット連携。 本日大幅続伸となり、一時ストップ高まで買われました。23日夕方に提出された大量保有報告書で光通信が大量保有していることが明らかになってから強い動きが続いています。更に本日は、ウィルソン・ラーニングワールドワイドが踏み上げの思惑でストップ高買い気配となっており、前引け後には日証金が10倍措置も発表したことも同社株に刺激になっているとの見方です。同社株も超小型の貸借銘柄であり、空売りが多く入れば、ウィルソン・ラーニングワールドワイドのような展開になるのではとの思惑が意識された様子です。所謂二匹目のドジョウ期待で後場買われています。また、過去に逆日歩10倍に跳ね上がったことがある[7709]クボテックも後場動意付き物色されました。二匹目のドジョウはいないとの見方が多いですが、明日以降の動向が注目されます。



[9878]セキド 
[2部]業種:小売業
終値1,314円/前日比+300円
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輸入ブランド専門店を展開。中古品やネット通販も展開。オークファンと提携。 本日後場買い気配スタートから急伸し大幅反発で、ストップ高まで買われています。同社は本日11時30分頃、EVO FUNDを割当先とした第4回新株予約権(行使価額修正条項および行使停止条項付)の停止指定を決定したと発表。停止指定期間2021年1月1日から31日までで、対象となる新株予約権の数は52万5000個(52万5,000株)です。一先ず需給懸念が後退したとの見方から本日の株価は大幅高となりましたが、足の短い資金の介入も見込まれるため、完全合致からの値動きには注意が必要です。



[4168]ヤプリ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,620円/前日比+705円
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プログラミング不要でスマートフォンアプリの開発などをする「Yappli」を運営。 本日ストップ高まで買われています。本日は直近IPOに派手に売られている銘柄も目立っていますが、同社株など強い銘柄もいくつか見られており、二極化が鮮明になっています。やはり、同社株など成長期待が強い銘柄は値動きの強さも目立っている印象です。同社株は海外でも売り出したことから海外投資家からも注目が高いとの見方もあり、クリスマス休暇明けで海外投資家による買いを期待する声も聞かれました。また、本日は年内受け渡し最終日ということもあり、含み損を抱えている投資家が多いような直近IPOには節税のための損切も出易く、更に弱い動きになるという悪循環的な動きになっている面もあるようです。それだけに明日からは見直される直近IPOも出てきそうです。



[4167]ココペリ 
[M]業種:情報・通信業
終値6,280円/前日比+1,000円
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中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」などの開発を手掛ける。 本日ストップ高まで買われて上場来高値を更新しています。直近IPOですが、強い動きを続けています。引け後に提出された大量保有報告書では、VC(ベンチャーキャピタル)のAT-II投資事業有限責任組合が保有株を大部分売却したことが明らかになっています。上場初日とその翌日に市場内で多くを売却しており、恐らく現時点では全て売っている可能性も高い状況です。他にもVC保有株はありますが、最も大量に保有していたVCが売ってしまったとなれば、売り圧力は今後小さくなると期待する声も聞かれ、また、VC売りを熟して上げてきていることから別のファンド勢の買いも入っているのではとの見方もあります。明日以降も強い動きを続けられるか注目されます。




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[6664]オプトエレクトロニクス 
[JQ]業種:電気機器
終値477円/前日比+80円
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バーコードリーダー大手。レーザーエンジンで国内首位、世界2位。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2020年11月期の連結経常損益は3.5億円の赤字に赤字幅が拡大しましたが、従来予想の5.3億円の赤字を上回って着地しました。なお、2021年11月期は4.1億円の黒字に浮上する見通しを示しています。また、米国では2次元ハンディスキャナの案件が継続し、増収となる見込みです。株価は75日移動平均線をブレイクし、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[9758]ジャパンシステム 
[JQ]業種:情報・通信業
終値494円/前日比+80円
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米HP系ソフト開発中堅。NTTデータ2次受けと自治体支援ソフトなどが主力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、香港や東京に拠点を置く投資会社ロングリーチグループ傘下のJSL HDが同社株に対してTOBを実施し、完全子会社化を目指すと発表しました。買い付け期間は12月25日から2021年2月15日までで、TOB価格が昨日引け値を42.5%上回る1株590円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする格好でストップ高まで買われましたが、週明け28日もストップ高は+80円ですので連続ストップ高が見込まれます。



[9610]ウィルソン・ラーニングワールドワイド 
[JQ]業種:サービス業
終値297円/前日比+80円
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企業向け人材育成コンサル大手。金融、IT、医療に強み。日米欧で世界展開。 連日のストップ高です。同社は一昨日、レッド・エデュケーション社と販売代理店契約を締結したことを発表。更に最先端のアセスメントプラットフォームを提供するProfiling Online社と戦略提携も発表しており、昨日はこれらが材料視されてストップ高まで買われていました。本日は売り優勢で始まっていたものの、寄り後は改めて物色されています。また、同社株は超小型の貸借銘柄で、しかも低位株ということから動意付けば短期資金も集まり易い模様です。踏み上げの思惑も加わって前場は大商いになっており、これを受け日証金は後場から売り禁を決め、後場はストップ高買い気配が続く展開になっています。このまま続くかどうかは、日証金速報と逆日歩次第となります。月曜の動向が注目されます。



[3356]テリロジー 
[JQ]業種:卸売業
終値473円/前日比+41円
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通信機器や情報セキュリティ品を輸入販売。米新興メーカーの最新技術発掘に強み。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、子会社のテリロジーサービスウェアが開発・販売を行う多言語映像通訳サービス「みえる通訳」をNTT東日本が取扱いを開始したと発表。NTT東日本が持つ顧客基盤と通信インフラを融合させ、幅広い顧客のニーズに応えるとしています。株価は大きく売り込まれていましたが、これを刺激材料に上値を試す展開が予想されます。目先、25日線を明確にブレイク出来るかどうかが焦点となりそうです。



[6196]ストライク 
[1部]業種:サービス業
終値5,290円/前日比-740円
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公認会計士、税理士主体のM&A仲介業務。ネット活用のマッチングシステムに強み。 本日大幅安です。同社が昨日発表した1Q決算は大幅減収減益となっており、上期計画据え置きながら進捗率が低く嫌気されています。翌四半期にズレ込んだ大型案件が3組あったようで、中小型案件でも成約の遅延が生じた結果、当初計画を下回る売上実績になったとのことです。ただ、2Q以降で成約遅延案件の解消が見込まれることから、業績予想は変更しないとのことです。しかし、説明資料を見ますと、コロナ禍で業績が悪化している会社も多く、売手希望に叶うM&Aマッチング先を探索することが困難な場合には受託しないよう新規受託は従来以上に配慮しているとのことで、成約面では買手候補がより意思決定に慎重となっている状況から、条件交渉が長期化する傾向が見られるとのことです。このことからも2Q以降の巻き返しは難しいのではとの見方も多いようで、本日は見切り売りに繋がっています。



[6080]M&Aキャピタルパートナーズ 
[1部]業種:サービス業
終値5,990円/前日比-70円
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独立系の中小向けM&A仲介サービス会社。16年にレコフを買収。事業承継に強み。 本日軟調です。東海東京調査センターが同社株の投資判断を「アウトパフォーム」へ引き上げ、目標株価を7,600円まで大きく引き上げています。それによれば、今期業績は会社計画を上回ると予想しており、前年のコロナ禍の影響が一巡し、成長ペースは回復すると指摘しています。ただ、これを好感する動きは朝方に少し見られたものの、限定的で結局売られる動きになっています。やはり同業と言えるストライクの弱い決算が刺激になっているようで、同社業績への警戒感にも繋がっているようです。同様の理由で[2127]日本M&Aセンターも軟調な動きとなっています。



[3315]日本コークス工業 
[1部]業種:石油・石炭
終値80円/前日比+10円
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石炭、コークス大手。粉体化工機製造など総合エンジニアリング事業も手掛ける。 本日13時過ぎから商いを伴い急伸し、年初来高値を更新しています。同社は本日13時頃に、2021年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益見通しを前期比3.5倍の57億円に上方修正した他、期末一括配当を従来計画比1円増額の3円に引き上げました。中核のコークス事業でコスト削減効果に加え、原料炭価格が下落する一方でコークス市況が高騰したことが主な要因だとしています。本日の株価はザラ場に年初来高値を更新するも長い上影を引いており、一段高を目指すなら80円近辺を固めたい処です。



[4485]JTOWER 
[M]業種:情報・通信業
終値9,920円/前日比+270円
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国内外における通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供する。 本日前場は弱含みの揉み合いでしたが、後場から買われてくる動きになっています。同社は本日昼に、Sub6帯域を活用したローカル5G・SAシステムの実験試験局免許を取得し、ローカル5Gの実証を開始したと発表。これを受け後場から買われた模様です。本日のほぼ高値圏で引けており、上場来高値も射程圏となっていることから、年末へ向けて上放れていくとの期待もある状況です。今年は5G元年と言えますが、同社株は関連株として大相場を作った経緯から、来年も更に相場が続くと期待する声も多く聞かれます。来週の動向が注目されます。




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[2342]トランスジェニック 
[M]業種:サービス業
終値431円/前日比+80円
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熊本大発のVB。マウス使った遺伝子解析に強み。研究用マウス作製技術で優位性。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に子会社の医化学創薬社が、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に結合する抗体の取得に成功したと発表。診断薬メーカーや製薬企業における新型コロナウイルスの簡易診断キット開発や治療薬開発に貢献することが想定されます。株価は上値抵抗線となっていた75日移動平均線をブレイクし、9月18日に付けた458円を目指す動きにあります。



[7782]シンシア 
[1部]業種:精密機器
終値531円/前日比+80円
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使い捨てコンタクトレンズ大手。ネットやドラッグストアなどで販売。カラコンに注力。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2020年12月期の連結経常利益を従来予想の1.1億から2億円に75.4%上方修正し、一転して31.6%増益見通しとなりました。また、業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の10円から13円に大幅増額修正。今月18日にも配当修正を発表したばかりとあってインパクトも強く、株主還元の拡充などを好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[6495]宮入バルブ製作所 
[2部]業種:機械
終値175円/前日比+16円
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LPG容器用バルブ大手。船舶用やLNG用も。燃料電池車・水素充填バルブも。 本日は小安く寄り付いた直後から商いを伴い急伸し、大幅高となりました。売り先行でのスタートだったために入り易さもあったでしょう。2021年3月期第2四半期累計の非連結経常利益は前年同期比2.7倍の4,100万円に急拡大する中、株価は明らかな「変化」を示しました。本日の株価は5日線に頭を抑えられた格好ですが、同ラインや25日線レベルの売り物の払い方によっては一気に加速する可能性が高まってきます。



[8473]SBI HD 
[1部]業種:証券・商品
終値2,480円/前日比-310円
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ベンチャーキャピタル大手。証券事業が収益の柱。総合金融業を志向。バイオも。 本日大幅安です。今朝の日経新聞で、SEC(米証券取引委員会)が22日付で、米リップル社が取り扱う仮想通貨「XRP」を有価証券とみなし、投資家保護に違反したとして提訴したことが分かったと報じています。SECがリップルを提訴したことは既に昨日から伝わっており、XRPは昨日大きく下落しています。同社はリップルに出資していることから先行き不透明感から本日は売り材料になっている様子です。続く売りにはなり難いとの見方も多いですが、暫くはXRPの動向が同社株にも刺激与えそうだとの声も聞かれました。



[7205]日野自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値900円/前日比-127円
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トヨタ傘下。普通トラック国内大手。トヨタの受託生産、部品製造も。アジアに注力。 本日大幅安です。昨日同社は米国とカナダの北米2工場でのトラック生産を2021年9月末まで停止すると発表。2021年以降搭載予定だったエンジンが、米国での認証試験に合格出来なかったためとのことです。生産停止を受け2020年度の北米での販売台数は前年度比5割減の約8000台を見込むとのことで業績への影響も不可避との見方から、本日は失望的に売られています。これを受けアナリストレポートが幾つか出ていますが、何れもネガティブだとの見方が多い様子です。明日以降、下げ渋りが見られるか注目されます。



[3663]アートスパークHD 
[2部]業種:情報・通信業
終値2,306円/前日比+143円
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ソフト開発会社。車載機器向けソフトや3D動画向け、イラスト制作ソフトが主力。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、子会社セルシスのマンガ・イラスト・アニメーション制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」の全世界における累計出荷本数が1000万本を突破したと発表。順調に出荷本数を伸ばしていましたが、2020年12月にAndroidとChromebook版を全世界に向けてリリースしたことで突破しました。ただ、株価は2,400円付近からの上値が重く、物色もそうは続かないと見る向きは多いようです。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値2,682円/初値比+282円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 昨日新規上場した銘柄で初値形成は本日に持ち越されていました。公開価格600円に対して初値は4倍の2,400円。同社は消費者向け電力・ガス切り替えプラットフォーム「エネチェンジ」を運営しています。それを通して顧客が契約を切替えた場合、切替先の電力・ガス会社から電力・ガス代に応じた従量課金型の継続報酬が支払われるストック型の収益モデルとなっており、成長期待も強い様子です。小型IPOということで初値は高騰しましたが、VC(ベンチャーキャピタル)保有株が推定で150万株もあり、ロックアップも公開価格1.5倍 以上で解除されています。VC保有株は公開株数を大きく上回る規模で、その売りが出ていると思われますが、それでも強い動きとなっており、個人投資家の買い気は強い様子です。



[6071]IBJ 
[1部]業種:サービス業
終値806円/前日比+35円
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婚活サイト、各種婚活サービス展開。結婚相談や新生活支援も。ツヴァイを子会社化。 本日一時100円超の上昇となる872円まで買われる場面が見られました。本日14時半に日経新聞電子版で、[3938]LINEが24日に交際相手を探せるマッチングアプリ「HOP(ホップ)」の全国版提供を始めたと発表と報じています。アプリを運営するHOPには、LINEが60%、マッチングアプリ運営のDiverseが40%出資するとのことです。このDiverseは、同社のグループ企業であり、それだけに思惑買いに繋がった様子です。ただ、物色一巡後は上げ幅を大きく縮小する動きになっており、イナゴタワー的な動きにと言えます。




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[6016]ジャパンエンジンコーポレーション 
[2部]業種:輸送用機器
終値973円/前日比+103円
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船舶用ディーゼル機関専業。三菱重と資本関係。名村造船、来島Gなどに納入。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、シンガポール農産物大手の建造船向け輸出エンジンを受注したと発表しました。また、同契約には追加2隻のオプション権が付いており、既に1隻分のオプション権を行使するとの意向が示されているようです。更に1台を追加受注の見込みで、2021年末より順次納入予定です。株価は一時ストップ高を付けましたが、75日移動平均線から上は戻り売りの圧力も強く、ここを明確にブレイク出来るかどうかが焦点となりそうです。



[4168]ヤプリ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,200円/前日比+700円
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プログラミング不要でスマートフォンアプリの開発などをする「Yappli」を運営。 本日ストップ高まで買われています。昨日新規上場した銘柄ですが、昨日は長い陰線で安値引けとなっていました。昨日の下落でロックアップ解除ラインを割り込んでいたことから、本日早くも反発しています。また、主幹事の一社である大和証券からレポートが出ており、今期の2020年12月期は会社計画通り赤字予想ですが、来期の2021年12月期は黒字転換を予想しています。更に再来期の2022年12月期は大幅増収増益を予想。来期比で売上高は40%増、営業利益は1270%増(約13.8倍)、純利益は1353%増(約14.7倍)、EPSは40.3円と予想しています。そこまで織り込んでも今の株価はPER100倍超となりますが、その後も高成長を続けることを考慮すれば、まだ買えるとの声も聞かれました。明日以降、昨日付けている上場来高値を取りに来るか注目されます。



[2792]ハニーズHD 
[1部]業種:小売業
終値1,011円/前日比+69円
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婦人服製造小売り大手。カジュアル衣料中心。EC、服飾雑貨を強化。中国撤退。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、集計中の第2四半期累計連結業績について発表。営業利益が19億円から前年同期比2.5%減の23億5,600万円へ、純利益が11億5,000万円から同17.1%減の16億1,100万円へ上振れて着地したようだとしています。株価は本日の大幅高で16日の直近高値を上回ってきましたが、この1,000円レベルは9月中旬から2カ月以上滞留した価格帯で、更に75日・100日など主要移動平均線も走っています。この価格帯をサポートに出来れば景色は変わります。



[7342]ウェルスナビ 
[M]業種:証券・商品
終値2,337円/前日比+400円
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資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発や提供を行う。 本日ストップ高まで買われて上場来高値を更新するなど強い動きが続いています。日経新聞電子版などでは、同社社長の上場会見での発言が報じられており、それが刺激になっている面もあるとの見方です。それによれば、比較的早期に黒字化が可能だとの認識を示しており、先ず早期に預かり資産1兆円を目指すが、それでも金融資産全体の0.05%にしかならず、そこがスタート地点で更に大きくしていくとのことです。また、主幹事の一社である大和証券がレポートを出しており、2021年12月期の黒字化を予想しているとのことで、更に2022年12月期は来期予想比で売上高57%増、営業利益993%増(約10.9倍)、純利益983%増(約10.8倍)と予想しています。2022年12月期EPSは28.9円との予想となっています。これを受け改めて高成長が意識されて見直されているとの見方もあります。ただ、今朝の日経新聞でも報じられていますが、同社の手数料は預かり残高に対して原則年1%ですが、手数料の引き下げ競争は何れ日本でも本格的に広がる可能性が高く、それが長期的には警戒されるとの声も聞かれました。



[7888]三光合成 
[1部]業種:化学
終値341円/前日比+15円
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工業用樹脂部品大手。自動車向け大。金型の外販、エンジニアリングも。海外拡大。 本日急伸しました。同社は本日付の日刊工業新聞で、富山県立大学工学部医薬品工学科が高微細なマイクロニードルを基板上に試作することに成功。その中で同社が金型の製造で協力したと報じられました。皮膚に効率的に薬物を送るTDDSや化粧品への活用が期待されています。前場こそ大きく値を上げましたが後場からは売りに押されて上げ幅を縮小させており、25日移動平均線付近での推移が見込まれます。



[2303]ドーン 
[JQ]業種:情報・通信業
終値3,600円/前日比+495円
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地図情報ソフトの受託開発、ライセンス販売。地理情報配信サービスなど事業展開。 本日大幅に反発しています。昨日は新興市場の地合いが悪かったこともあり、手仕舞い売りで大きく下落しましたが、本日早くも反発しており、昨日の下落分以上に上げています。12月10日に一部報道で、事件や事故、火災の現場に居合わせた人が110番通報する際、スマートフォンで撮影した映像も送ってもらうシステムを警察庁が来年度から全国の警察で導入することが関係者への取材で分かったと報じてから、強い動きを続けている格好です。実際に導入されれば、同社が手掛ける映像通報システム「Live110」が、全国の警察に導入されるのではとの思惑で、Live110は既に兵庫県警察本部で導入されています。本日の動きからも押し目を待っている向きも多いようで、年内に更に上値を取ってくる期待もあるのではとの声も聞かれました。



[2986]LA HD 
[JQG]業種:不動産業
終値910円/前日比+69円
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中古マンションの改装・販売や不動産管理が収益柱。ラ・アトレが株式移転で設立。 本日の株価は買い気配スタート後も積極的な上値追いが見られ大幅反発しました。ご紹介の通り、18日の臨時株主総会で特定株主からの自己株式取得の件を決議発表しており、1株を取得するのと引換えに交付する金額は873円とされています。本日の株価は引けに掛けて一段高を達成しており、10月28日の上場来高値927円を上抜ければ更に値動きが軽くなりそうです。



[7695]交換できるくん 
[M]業種:小売業
終値4,205円/初値比-410円
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インターネットを利用した住宅設備機器と工事をセットで販売する。 本日新規上場したIPOです。公開価格2,050円に対して初値は4,615円と想定よりかなり高くなった印象です。本日は直近IPOからストップ高が続出していることから、同社も初値形成後派手に物色されるとの期待も強かった様子です。それだけに初値で買い向かった個人投資家も多かった模様ですが、初値形成後は買いも続かずとなっています。同社は自社が運営するECサイトで、キッチン・トイレ・洗面室・浴室周りなどの住宅設備機器と工事をセットで販売しています。今期大幅増収増益予想となっていますが、コロナ禍による巣ごもりで、住宅設備機器の交換などの需要が増えた模様だけに来期以降は反動が出てくる懸念も言われていますが、一先ず目先はそのことは関係なく、値動き期待で買いにきた向きは多いようです。ただ、結果的に本日は長い陰線で引けていることから、明日も厳しいのではとの声も多い様子です。




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[6635]大日光・エンジニアリング 
[JQ]業種:電気機器
終値640円/前日比+100円
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電子基板実装、カメラ用レンズ組み立てが主軸。キヤノン向け中心。NCネットワークと提携。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、デンソーテン社の生産ラインを自社工場内に構築し、2021年から生産・供給を開始する契約を締結したと発表。また、栃木県那須烏山市に土地・建物を取得し、受託しているエレクトロニクス製品の生産を開始したことも明らかにしました。目先、12月10日に付けた715円を目指す動きに期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[6045]レントラックス 
[M]業種:サービス業
終値580円/前日比+33円
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ネットの成果報酬型広告サービスや検索連動型広告代行。健康産業、不動産が多。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、11月の売上高が前年同月比57.8%増の10.44億円になったと発表。10月の同40.6%増から加速しており、高い伸び率を維持したことが好感されています。なお、4-11月の累計では79.06億円で、2021年3月期の売上高予想に対する進捗率は78.3%に達し、業績上振れを期待する買いも向かいました。ただ、後場からは売りに押されて上げ幅を縮小しており、慎重に動きを見たい処です。



[4565]そーせいグループ 
[M]業種:医薬品
終値1,745円/前日比+100円
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創薬ベンチャー。がん治療薬など研究開発。M&Aで技術力強化。英国に展開。 本日確りと続伸しています。日経新聞電子版「記者の目」で同社が取り上げられ、企業紹介的な記事が書かれており、それが刺激になっているとの見方です。同社による新薬の共同開発戦略が、コロナ禍でも着実に進展していると書かれています。一般的なバイオベンチャーを大きく上回る12候補を世界の製薬大手などと開発中とのことで、それぞれの開発段階などに応じて得る収入が収益安定に繋がり、その資金を投じて更に開発を進める好循環を生み出しているとのことです。昨日朝発表の英GSK社との世界での研究開発提携やライセンス契約についても書かれており、目新しい内容は無いものの、この記事により同社の見直し買いに繋がっている様子です。明日以降も買いが続くのか注目されます。



[4570]免疫生物研究所 
[JQG]業種:医薬品
終値546円/前日比+46円
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研究用試薬の製造販売・受託。抗体作製技術に定評。化粧品事業に参入。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に、抗体医薬品や診断薬候補の抗体作製などを手掛ける韓国のアブコンテック社と合弁会社を設立する事を発表。新型コロナウイルス治療薬について、中和活性の高い治療用抗体医薬品候補の実用化を目指して共同研究を開始する予定で、医薬品開発のスピードを加速させる事を目的としています。株価は一時600円までの上昇も見られましたが、75日移動平均線付近の上値は重く、25日線近辺での推移が見込まれます。



[1757]クレアHD 
[2部]業種:建設業
終値73円/前日比+6円
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木造住宅建設やリフォーム等を手掛ける。給排水管が柱。太陽光事業に参入。 本日大幅高で、一時20円高の87円まで買われる場面も見られました。午前中に提出された大量保有保有報告書で、西山由之氏が同社株を5.02%保有していることが明らかになり、それが刺激になっているとの見方です。保有目的は純投資ですが、同氏は[9788]ナックの創業者で名誉会長、経団連理事でもある人物です。そのような人物が、同社株を買ってきたことから思惑に繋がっているようです。平均取得額は58.6円となっています。ただ、取得資金の大半が野村證券の信用取引であり、単なる短期投資ではとの見方も少なくありません。今後の同社株や同氏の動向が注目されます。



[9698]クレオ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,400円/前日比+57円
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アマノ、ZHD系、ソフト開発。受託開発とERP販売が柱。法人向けRPAサービスに注力。 本日全体下げ相場の中、続伸しました。同社が強みとするクラウドサービスでは人事部門のDX推進フレームワーク「ジームクラウド」を今月から販売開始しており、需要獲得が期待される状況にあります。業績も好調で、2018年3月期以降は利益高成長トレンドに乗っています。株価は16日の大陽線で75日移動平均線を上放れ、その後も継続的な買いを呼び込み揉み合い離脱を鮮明としています。目先は7月の戻り高値1,470円処がポイントになりそうです。



[4168]ヤプリ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,500円/初値比-740円
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プログラミング不要でスマートフォンアプリの開発などをする「Yappli」を運営。 本日新規上場したIPOです。同社はプログラミング不要でネイティブアプリを開発出来るクラウド型アプリ運営プラットフォーム「Yappli」の企画・開発・販売を行っています。目新しい事業で、SaaS関連、DX関連と言え、成長期待も抱かれ易いだけに人気化しやすいIPOのため、吸収金額170億円超もあり、VC(ベンチャーキャピタル)保有が多いにも関わらず初値は公開価格1.66倍の5,240円になりました。ただ、寄り後は値も保てずに売りに押される動きになっています。VCは上場時に多くを売り出したものの、保有株も残っており、ロックアップも公開価格1.5倍以上で解除されるだけにVC売りが継続的に出ていた模様です。既にロックアップ解除ラインは割り込んで引けているだけに、明日下げ渋れるか注目されます。



[7342]ウェルスナビ 
[M]業種:証券・商品
終値1,937円/初値比+212円
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資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発や提供を行う。 本日新規上場したIPOです。同社は資産運用を全自動化したロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供しています。12月7日時点で預かり資産3,200億円、口座数35万口座を突破しています。収入源は顧客の運用資産に掛かる手数料(年率1%)で、預かり資産に連動して増えていきます。顧客の大半が長期投資前提であり、老後2,000万円問題も追い風になって今後も預かり資産は右肩上がりで増えていくとの期待も強い様子です。それだけに同社の将来性に期待する向きも多く、強い買いが入っている様子です。同社の既存株主にはVCがズラリと並んでおり、多くのVCが上場 時に一部を売り出すも残りの保有株も多く、ロックアップは公開価格1.5倍以上で解除されます。その解除ライン1,725円で同社は初値を形成しています。上場後のVC保有株は約2650万株もあり、公開株数を大きく上回ります。その売りも1,725円以上では出ていると思われますが、それを確り熟す買いも入っている格好です。明日以降の動向が注目されます。




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[7715]長野計器 
[1部]業種:精密機器
終値1,004円/前日比+94円
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圧力計・圧力センサー大手。機械式圧力計で世界シェア首位。車載向け主力。 本日は買い気配スタートからの一段高で大幅続伸しました。半導体生産ライン向け構造圧力センサーやデジタル圧力計などでも実績が高く、世界的な半導体市場の拡大が追い風となっており、株価は本日の大幅高で一気に水準を切り上げ、4桁の大台復帰を達成しています。同社株は年初より1,000円超水準が抵抗レベルとなっていることから、目先数日の値動きが今後の方向性を決めそうです。



[6307]サンセイ 
[2部]業種:機械
終値556円/前日比+80円
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ビル用ゴンドラ、舞台装置の草分け。船舶修理や漁礁など海洋関連も展開。 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅反発し、年初来高値を更新してストップ高まで買われました。同社は先週末に独立委員会から大規模買付行為に関する勧告書を受領しました。これに伴い、[9453]光通信による大規模買付行為が、同社およびグループの企業価値や株主共同の利益を著しく毀損するものであると認められないとして、大規模買付行為に対する対抗措置を不発動とすることを決定と発表しています。株価は需給改善が意識される展開となりそうです。



[1450]田中建設工業 
[JQ]業種:建設業
終値2,279円/前日比+219円
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不動産会社からの元請け方式を主体に、解体工事の全工程を請け負う。 本日大きな窓を空けて大幅4営業日続伸しています。同社は先週末18日引け後に、2021年3月期の連結業績予想について、売上高を73億円から前期比29.1%増の86億円へ、営業利益を8億7,200万円から同73.4%増の13億8,000万円へ、純利益を5億9,100万円から同57.9%増の8億7,000万円へ上方修正しました。本日の株価は、値ごろ感からの買いも巻き込み急騰劇を演じた訳ですが、高寄り後大きく跳ね返されており、明日以降どのレベルで落ち着くかが焦点となるでしょう。



[4565]そーせいグループ 
[M]業種:医薬品
終値1,645円/前日比+97円
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創薬ベンチャー。がん治療薬など研究開発。M&Aで技術力強化。英国に展開。 本日大幅上昇です。同社は今朝寄り前に英製薬大手GSK社と消化器免疫疾患をターゲットとするグローバルな研究開発提携とライセンス契約締結を発表。これにより、同社は最大3,400万ポンド(約47億6,100万円)の契約一時金と潜在的な初期開発マイルストンおよび研究開発資金を受領するとのことです。また、開発から申請・承認、商業化に伴い、総額で最大3億3,600万ポンド(約470億円)のマイルストンを受領する権利を有しているとのことです。更に本提携から生み出された製品が上市されれば製品売上高に応じた段階的ロイヤリティを受領する権利も有しているとのことです。業績に与える影響も期待されて好感されていますが、上値の重さも見られています。信用買い残の多い銘柄だけに、上げてくれば戻り売りも出易い様子です。明日以降、改めて好感する動き見られるか注目されます。



[4082]第一稀元素化学工業 
[1部]業種:化学
終値844円/前日比+65円
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自動車排ガス浄化用ジルコニウム化合物製造の国内最大手。燃料電池向け開発。 本日大幅高です。今朝の日経新聞では、菅首相が2050年に温暖化ガス排出を「実質ゼロ」にする目標を表明し、次世代の太陽電池「PSC(ペロブスカイト太陽電池)」への注目が高まっていると報じられています。低コストで薄く作れる利点があり、エネルギー変換効率などの向上が進んでいるとのことです。この記事を受け同社株など関連株が物色されています。同社はPSC系材料を製品化しているとのことで、過去にもPSC関連株として物色された経緯があります。同様に[4237]フジプレアムも関連株として買われました。フジプレアムは、京都大学が主導するフィルム型のPSC開発プログラムに参加していることから、やはり過去に関連株として物色された経緯があります。今後もPSC関連として物色される場面は出てきそうだと見る向きは多いようです。



[7782]シンシア 
[1部]業種:精密機器
終値461円/前日比+61円
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使い捨てコンタクトレンズ大手。ネットやドラッグストアなどで販売。カラコンに注力。 本日大きく急伸しました。同社は先週末18日引け後に配当修正を発表。2020年12月期の期末一括配当を従来計画の4円から10円へと大幅増額修正。12月18日までに実施予定の自己株式の取得が出来なかったため、自己株式の取得総額の内の一部を原資として特別配当を実施するとしています。株主還元の拡充を好感する買いから、一時はストップ高を付けましたが、上値では戻り売りの圧力も強く、同社株の物色もそうは続かないと見る向きは多いようです。



[7577]HAPiNS 
[JQ]業種:小売業
終値266円/前日比+28円
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インテリア・生活雑貨小売り。首都圏地盤に直営・FCで全国展開。RIZAP傘下。 本日大幅上昇です。先週末、[2928]RIZAPグループが、傘下の同社や[7448]ジーンズメイト、[3344]ワンダーコーポレーションの3社を経営統合すると発表。株式移転により、新たに共同持ち株会社を設立するとのことです。その株式移転比率にサヤ寄せする格好で買われています。ワンダーコーポレーションの先週末終値を基準とすると同社の理論株価は294円となり、先週末終値238円を大きく上回ります。同様にジーンズメイトは347円で、先週末終値304円をやはり大きく上回っているだけに本日は、同社とジーンズメイトが何れも大きく買われ、ワンダーコーポレーションは売られています。また、連想的に他のRIZAPグループ傘下の[8105]堀田丸正もグループ再編の思惑から買われました。



[4167]ココペリ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,310円/初値比+700円
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中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」などの開発を手掛ける。 本日ストップ高まで買われています。先週末上場した銘柄ですが、初日は初値付かずで本日に持ち越しとなりました。本日は一転して売り気配で始まるも寄り後は確りと買われてストップ高を付けています。同社は中小企業向け経営支援プラットフォーム「BigAdvance」を金融機関を通じて金融機関の取引先である中小企業へSaaS形式で提供しています。売上が急激に拡大しており、今期は黒字転換計画で高成長期待も強いIPOとの見方から買いを集めています。既存株主にはVC(ベンチャーキャピタル)も多く、上場時に一部売り出されるも上場後も多数残っており、5社で110万株程度あります。ロックアップが掛かるも公開価格1.5倍以上で解除となるため、この株価水準なら売れる状況です。それだけにVC売りが警戒されますが、ストップ高で引けていることからVCも売り急いではいないとの見方もあります。ただ、更に上げれば売ってくるという懸念はあり、明日以降の動向が注目されます。




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[2667]イメージワン 
[JQ]業種:卸売業
終値660円/前日比+100円
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衛星画像販売、自社で開発の医療画像システムが主体。ドローンや医薬販売も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、ダナフォーム社との新型コロナウイルス検査運用システムの開発が完了したことを発表。自治体・医療機関および空港などの防疫において同システムを積極的に販売していくことで収益貢献を目指す方針です。これを材料視する形で買いを呼び込む展開となっており、1月15日に付けた年初来高値802円に向けた上昇も期待されます。



[4019]スタメン 
[M]業種:情報・通信業
終値1,779円/前日比+89円
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社内コミュニケーション活性化のためのプラットホーム「TUNAG」の開発や提供を手掛ける。 本日確りと反発しています。同社の既存株主だった[3662]エイチームが昨日引け後に、同社株を12月15日〜17日に売却し、売却益7.7億円を計上すると発表。上場時、エイチームは同社株を40万株保有していました。全て売ったのかは不明ながら、市場では全株売却したとの見方が多いようです。同社株は上場後、弱含みの動きを昨日まで続けていただけに、エイチームの売りが重しになっていたようです。それを受け本日はアク抜け的に買われています。ただ、同社の既存株主にはジャフコ系などのVCが3社おり、株数は3社で127万5000株あります。それも今の株価水準ではロックアップ解除されている状態だけに、その売りも未だ出尽くしていないとの見方は多く、それだけに上値追っていくには、まだ日柄が必要ではとの声が聞かれました。



[3904]カヤック 
[M]業種:情報・通信業
終値900円/前日比+77円
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ネット広告制作、ソーシャルゲームが主力。ゲームコミュニティ「Lobi」も運営。開発力に強み。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2020年12月期の連結経常損益を従来予想の4.6億円の黒字から6億円の黒字へと30.4%上方修正。また、12月末の株主を対象に社員食堂で食事を会員価格で提供する優待制度なども発表しました。株価は本日、25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、900円から上は戻り売りの圧力も強く、この水準を維持出来るかどうかで方向性が決まりそうです。



[3386]コスモ・バイオ 
[JQ]業種:卸売業
終値1,237円/前日比+105円
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バイオ専門商社。研究用試薬や実験機器、臨床検査薬など販売。開発製造も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に配当修正を発表。2020年12月期の年間配当を従来計画の18円から34円へと大幅増額修正し、同期の純利益予想は前期比126.9%増の5.4億円でしたが、11月6日に発表した第3四半期累計決算では5.75億円となり、通期予想を超過していました。本日、一時ストップ高を付けたあとは利益確定売りなどに押される場面も見られましたが、底堅さも感じられ、株主還元の拡充を好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[7325]アイリックコーポレーション 
[M部]業種:保険業
終値1,125円/前日比+144円
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来店型保険ショップ「保険クリニック」の展開。保険分析・販売支援システム提供、教育も。 本日一時ストップ高となりました。同社は今朝、100%子会社であるインフォディオ社が提供するスマートOCRが組み込まれたJTBが独自開発した証憑書類電子保存化システムが稼働開始すると発表。これにより年間約570万枚のペーパーレス化、約7億円の経費削減に貢献するとのことです。同社株は度々、子会社の手掛けるOCRシステム事業絡みの材料で動意付くことがありますが、今回JTBが採用したとのことで、改めてこの事業への先行き期待が意識された様子です。同じくクラウド型OCRサービスを手掛ける[4488]AI insideの業績が飛躍していることから、同社のOCRシステム事業への期待も強く、今後も関連材料で物色される場面は度々出てきそうだとの見方は多いようです。



[9145]ビーイングHD 
[2部]業種:陸運業
終値1,897円/前日比+345円
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生活物資に特化した物流事業や物流コンルティング、旅客事業などを展開する。 本日大幅続伸となり、連日で上場時来高値を更新しています。同社は直近IPOで生活物資に特化した物流事業が主力事業の企業で、上場初日は初値形成後に売られたものの、売り一巡後は切り返してきています。公開価格は1,000円で、それ程初値が高騰しなかったことから見直し買いが入っているとの見方です。北陸地盤で東証2部銘柄で、事業的にも人気化しにくいIPOですが、全国的な新型コロナウイルス感染拡大により、物流需要は今後も拡大して行くとの期待から買ってきている向きが居るのではとの声も聞かれました。ただ、今期は新型コロナウイルスの影響でドラッグストアやスーパー向け業務が好調な一方、コンビニ向け業務が苦戦しているとのことで、今期減益見通しとなっています。それだけに同社に取ってコロナ禍はどちらかと言えば悪影響との見方もあり、来週も買いが続くのか注目されます。



[2130]メンバーズ 
[1部]業種:サービス業
終値2,216円/前日比+156円
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企業サイトやSMMのデザイン制作・運用が主体。マーケティング支援、クリエーター派遣も。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸しました。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2,720円としています。企業がデジタル対応を迫られる局面ではデジタル人材への需要が高まると見られることやEMC事業では顧客接点を Web周辺領域に拡張することで社数および稼働率向上が期待されること、積極的な人材採用による人員増加が期待されることなどを注目点としています。本日の大幅高で株価は15日ザラ場の直近高値2,175円を捉えており、年初来高値更新が目標になってきます。



[7092]Fast Fitness Japan 
[M]業種:サービス業
終値4,500円/前日比+660円
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24時間型フィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の運営事業を手掛ける。 本日大幅続伸となり連日で上場来高値を更新しています。24時間年中無休のフィットネスクラブ「ANYTIME FITNESS」を国内におけるマスターフランチャイジーとして全国で展開しています。10月末時点で、直営店とFC店合わせて842店舗運営しており、新型コロナウイルスは逆風とも言えるものの、同社はコロナ禍でも店舗数を増やしており、今後も年間200店のペースでの開業を続け、中期的に3000店舗を目指すとのことです。逆に新型コロナウイルスは、飲食店の撤退などから出店チャンスも増えるとの見方もあるようで、今期業績は減収減益計画ながら経済正常化へ向かえば業績急拡大するとの期待も強い様子です。それを期待して中長期資金も買いに来ているとの声も聞かれました。




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[6944]アイレックス 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,959円/前日比+400円
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TCS傘下。システム開発会社。通信系コア技術に強み。NEC、パナソニック向け中心。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高の一本値となりました。同社は昨日引け後に、親会社TCSカンパニーズがTOBを実施し、完全子会社化を目指すと発表。TOB価格は前日引け値を34.7%上回る1株2,100円で、買付期間は12月17日から来年2月8日までとなります。本日の株価はTOB価格にサヤ寄せする形で気配値を切り上げており、明日は2,100円近辺で落ち着くことになります。なお、同様に親会社TCSカンパニーズによるTOB実施が発表された[6852]テクノ・セブン、[4640]アンドールも本日ストップ高まで買われ、TOB価格にサヤ寄せしています。



[3083]シーズメン 
[JQ]業種:小売業
終値405円/前日比+80円
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衣料品小売り。アメカジ店「METHOD」など全国展開。和柄の「流儀圧搾」が成長。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、衣料品製造・販売のスピックインターナショナル社の株式を取得し、完全子会社化すると発表しました。なお、同社親会社の[3608]TSI HDから8万株を取得します。スピックインターナショナル社が所有するブランドや商品企画力、販売チャネルと自社とのシナジーを図ることを目的としています。株価は上値抵抗線となっていた75日移動平均線をブレイクしたことで、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3753]フライトHD 
[2部]業種:情報・通信業
終値723円/前日比+100円
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携帯端末利用の電子決済端末アプリサービス展開。IP電話やITコンサル・開発も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、マイナンバーカードの読取に対応した新次世代型マルチ決済装の「インクレディスト・プレミアム・ツー」の量産開始を発表。2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証としても利用出来るようになり、今後の普及拡大が想定されています。これに伴い、同製品のニーズも広がっていくものと期待感が先行する形で、本日は一時ストップ高を付ける動きとなりました。株価は目先75日移動平均線をブレイク出来るかが焦点となりそうです。



[4592]サンバイオ 
[M]業種:医薬品
終値1,424円/前日比+36円
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バイオベンチャー。再生細胞治療薬の開発。脳神経系疾患の治療薬に期待。 昨日はザラ場寄らずのストップ安でしたが、本日は朝から反発して一時大幅高になっています。野村證券が強気なレポートを出しており、刺激になっているとの見方です。それによれば、再生細胞医薬品「SB623」の外傷性脳損傷プログラム国内製造販売承認申請遅延は、SB623の製品や技術的なものでは無いと見られ、SB623が将来的に外傷性脳損傷治療薬として普及するというシナリオに変わりはないと指摘しています。申請遅延に伴い目標株価を従来の4,300円から3,100円に引き下げたものの、投資判断は「Buy」継続としています。これを受け過度な懸念が後退し、本日は早くも見直し買いが入ってきている様子です。ただ、上値の重さは見られており、明日以降の動向が注目されます。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値367円/前日比+24円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日大幅高です。仮想通貨ビットコインが初めて20,000ドル台まで上昇したと複数で報じられています。ビットコイン以外の他仮想通貨も上昇が目立っており、子会社に仮想通貨取引所コインチェックを持つ同社業績には追い風になるとの見方です。ビットコインは日本時間に入っても上昇を続けており、一時22,000ドルを超える場面も見られました。ビットコインに「クジラ」出現、水面下で巨額購入との記事や米グッゲンハイム・インベストメンツの最高投資責任者は、適正水準にはまだ程遠く、何れ約400,000ドル(約4,100万円)に上昇するとの見方を示した、などとの記事も出て追い風になっています。[3807]フィスコや[3696]セレスも関連株として買われているとの見方です。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値67,600円/前日比+4,190円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日確りと続伸して年初来高値を更新しています。主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の一部機種の不具合を発表しており、朝方はやや弱含む場面も見られていましたが、下値は限定的で底堅い推移となりました。売り物を熟したあとは値を伸ばす展開となり、昨日に続き本日も強い買いが入ってきている様子です。クリスマス商戦への期待や巣ごもり需要への期待から見直されているとの見方で、中長期の海外投資家が買いに来ているとの声も聞かれました。ただ、物色が加速してきていることから、ヘッジファンドなどの投機筋も結構入ってきているのではとの見方もあります。2007年に付けている上場来高値を目指すと期待する声も聞かれました。なお、[6758]ソニーもPS5の好調からか確りと買われており、年初来高値を更新して約19年ぶりの高値を付けています。



[7317]松屋アールアンドディ 
[M]業種:輸送用機器
終値5,990円/前日比+590円
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自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける。 本日買い気配スタート後の大陽線で3営業日ぶりに大幅反発しました。同社は昨日引け後に、防護服(アイソレーションガウン)の製造ラインを設置したと発表。同製造ラインは防護服生産設備導入支援補助事業により、補助金の採択を受けて設置したとのことです。子会社のタカハターと合わせ供給体制を整え、防護服不足に備える構えになります。直近の株価は月初より急調整を強いられてきましたが、日足チャートではこの処の上値抵抗となっていた5日線の下げ角度が大分鈍化してきました。先ずは底打ち確認からになります。



[4901]富士フイルムHD 
[1部]業種:化学
終値5,530円/前日比-171円
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写真フィルムから医療機器や医薬、液晶材料などに転換。傘下に富士ゼロックス。 本日軟調です。昨日、厚労省は21日に薬事・食品衛生審議会の部会を開き、抗ウイルス薬「アビガン」を新型コロナウイルス感染症治療薬として承認するかどうか審議すると発表しました。しかし昨晩、アビガンについて、開発企業の治験では「有効性を判断するのは困難」とする国の審査報告書がまとまったと共同通信が政府関係者への取材を基に報じています。国の審査報告書は重要な判断材料になるとのことだけに、21日の部会で承認が見送られるとの見方に繋がっています。アビガン承認への期待から同社株を買っていた向きも多いようで、本日は見切り売りに繋がっている様子です。21日に部会での審議結果が注目されます。




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[6580]ライトアップ 
[M]業種:サービス業
終値3,405円/前日比+500円
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IT活用の中小企業向け経営コンサルや経営支援ソフト販売。管理・代行業務も。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップ高の一本値と大幅続伸しました。同社は昨日引け後に、[3962]チェンジおよび[8253]クレディセゾンと資本・業務提携すると発表。「Jコンサルティング」や「Jシステム 」の取り扱いが増加していることから、これらの事業を強化するのをはじめ中小企業向けデジタルトランスフォーメーションを推進するのが狙いとしています。本日152万株の買いものを残しており、10月9日の年初来高値4,185円に何処まで近付けるか注目されます。



[8995]誠建設工業 
[2部]業種:不動産業
終値665円/前日比+100円
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堺市地盤の戸建て住宅分譲。小規模開発に強み。注文住宅建築、リホームも。 本日買い先行スタート直後から商いを伴い急伸し、年初来高値を更新してストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に非開示だった業績見通しを発表。2021年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比63.5%増の1.7億円に拡大する見通しとなりました。下期において高利益率物件の販売が順調に推移することが予想されることから売上高、利益共に前期実績を上回る見込みとなったようです。依然バイカイは薄く、目先の株価は値動きの荒い展開も想定されます。



[7255]桜井製作所 
[JQ]業種:輸送用機器
終値550円/前日比+80円
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自動車部品と自動車生産ライン専用工作機の両輪。4輪エンジン部品が主力。 本日ストップ高まで買われています。本日発売の四季報「新春号」では【新分野】という見出しで、モーター部品などEV関連製品のウェートが高まり、上期の上振れ要因にも、との記載があります。これを受け隠れEV関連との見方に繋がり、本日は見直し買いに繋がっている様子です。同社は財務体質も良く、時価総額非常に小さい低PBR銘柄です。それだけに企業価値的に割安だと改めて気付いた人が多く買いに来たとの見方です。ただ、同社株はずっと前から低PBR銘柄であり、流動性リスクから放置されていた銘柄でもあります。それだけに買いも続かないとの見方は多く、買いの勢い止まったら再び垂れてきそうだとの声も聞かれました。



[6464]ツバキ・ナカシマ 
[1部]業種:機械
終値1,113円/前日比+150円
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鋼球、精密ローラーやボールネジを製造する機械部品メーカー。産業用送風機も展開。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2020年12月期の連結税引き前利益を従来予想の17.2億円から25億円へと45.3%上方修正。また、業績好調に伴い今期の年間配当を従来計画の15円から22円へと大幅増額修正しました。上振れ期待はあったものの、増配実施はサプライズとなりました。引き続き上値を追う展開に期待されますが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、慎重に動きを見たい処です。



[3681]ブイキューブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,160円/前日比-40円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。 本日軟調です。一時3,000円付近まで売られる場面も見られました。本日発売の四季報「新春号」では【一歩後退】との見出しで、来期はWeb会議が前期並み止まり、人件費重く営業益後退との記載があります。業績予想は今期予想比で減収減益としており、これが嫌気されて売られています。ただ、この四季報を受けて朝方に同社社長がツイッターで、四季報の内容が酷いとコメント。「一切取材なしで来年度の営業利益は今期の倍以上を中計で出させて頂いている。取材もせず開示書類もまともに読めない担当者が書いたのだろうが、責任のある対応を求める。その他の情報も間違いだらけ。」と呟いています。なお、中計に関しては新四季報でも記載されており、Web会議は飽和状態前提です。イベント商材の浸透が必須で会社計画は強気と記載しています。



[6584]三桜工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値1,025円/前日比+110円
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自動車用チューブ、集合配管などの独立系メーカー。国内高シェア。技術開発に積極。 本日大幅上昇で、一時ストップ高まで買われました。本日発売の四季報「新春号」では、冷却水用樹脂配管がスーパーコンピュータ『富岳』に採用。自動車用以外で樹脂製品化は初となります。出資先の米ソリッドパワーが全固体電池の試作品出荷開始との記載もあります。どれも目新しいことではありませんが、来期(2022年3月期)の業績予想が今期予想比で大幅増収増益となっており、前号四季報から大きく上方修正されています。来期の1株利益は116.3円予想となっており、PERは10倍割れとなる水準です。これらを受け本日は改めて見直し買いが入ってきたようです。ただ、同社株は足元で全固体電池を手掛けていることからEV関連として、結構上げてきていただけに利食い売りも出ているようで場中は荒い動きとなっています。



[4666]パーク24 
[1部]業種:不動産業
終値1,881円/前日比+175円
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24時間貸駐車場「タイムズパーキング」を主力展開。カーシェア事業も成長。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2020年10月期の連結最終損益は466億円の赤字に転落しましたが、2021年10月期は50億円の黒字に回復する見通しとなりました。同時に今期の年間配当は5円で、2期振りに復配する方針を示しました。過度な先行き懸念が後退する展開で買いを集めていますが、1,900円からは上値も重く、8月31日に付けた1,939円をブレイク出来るかどうかで方向性が決まりそうです。



[6570]共和コーポレーション 
[2部]業種:サービス業
終値454円/前日比+80円
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アミューズメント施設運営やゲーム機器の販売。業界、高シェア。中部・関東に直営店。 本日ストップ高まで買われています。同社はゲームセンターなどのアミューズメント施設を運営する企業ですが、本日発売の四季報「新春号」では、ゲーム施設は「鬼滅の刃」ブームで景品ゲームの利用客増え平均単価上向く、との文言が記載されています。今まで同社株は鬼滅の刃関連として物色されたことはないだけに、同関連の出遅れ銘柄として浮上してきた格好です。やはり流動性リスクも高い銘柄だけに買いも続くか微妙ですが、明日以降の動向が注目されます。なお、景品ゲームの鬼滅の刃関連商品を手掛けている[7608]エスケイジャパンは、既に鬼滅の刃関連として派手な相場を作りましたが、本日改めて買われています。




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