株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

2020年10月

[4308]Jストリーム 
[M]業種:情報・通信業
終値4,440円/前日比+700円
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ネット動画ライブ中継やオンデマンド放送を提供。放送機器や映像制作も注力。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比6.1倍の9.4億円に急拡大。併せて通期の同利益を従来予想の9億円から18億円へと2.0倍上方修正し、2期連続での過去最高益予想を上乗せしました。新型コロナウイルス感染症の拡大以降、同社のネット動画配信サービスの利用用途が急増していることが要因で、引き続き需要の高まりが期待されています。株価は9月2日に付けた年初来高値4,620円突破に期待が掛かります。



[9468]KADOKAWA 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,160円/前日比+263円
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出版・動画配信大手。14年10月にカドカワとドワンゴが経営統合。 本日大幅高となり、上場来高値を更新して一時ストップ高まで買われました。同社は昨日、大幅営業増益となる2Q決算と未定だった通期業績予想を開示しています。通期業績予想は市場コンセンサスを大きく上回っており、改めて見直し買いが入ってきているようです。先日、みずほ証券が同社株を新規「買い」、目標株価3,700円でカバレッジを開始したばかりで、同証券は同社を「不易流行」を経営理念に書籍・アニメ業界のDXで利益成長し得る総合エンタメ企業と評価しています。昨日発表された今期業績の会社計画は、同証券の業績予想をも大幅に上回っており、更に今期業績だけでなく、同証券の来期業績予想すら今期会社計画は上回っています。それだけに、同証券は近い内に目標株価を引き上げてくる可能性もあるのではとの思惑にも繋がっているようです。



[7057]エヌ・シー・エヌ 
[JQ]業種:サービス業
終値1,096円/前日比+150円
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木造耐震設計に基づく構造部材の販売。工務店に提供。温熱計算サービスも。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の1.9億円から2.7億円に42.4%上方修正し、一転して5.4%増益見通しとなりました。住宅分野が6月以降順調に推移し、想定を上回ったことが主な要因です。引き続き上値を追う展開が期待される処ですが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、短期の回転売買からボラティリティの大きい動きも想定されるために注意が必要です。



[6707]サンケン電気 
[1部]業種:電気機器
終値3,325円/前日比+405円
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パワー半導体が主力。通信・民生用電源を展開。自動車と家電向けを拡大。 本日大幅上昇となり、一時ストップ高まで買われました。昨晩のNY市場で、同社の米半導体子会社アレグロ・マイクロシステムズが米ナスダックに上場し、時価総額は一時、日本円で約3,900億円を超え、同社の時価総額約730億円の5倍に達したと朝方に日経新聞電子版で報じられています。EVや自動運転システム向けの需要拡大が見込まれており、投資家の買いが集まったとのことです。アレグロ・マイクロシステムズの会長を兼務する同社の鈴木善博取締役は、アレグロ・マイクロシステムズの価値が上場することによりハッキリ見える形になったことから、同社株の再評価に期待感を示したとも書かれています。また、同社の上位株主にはアクティビストが並ぶとも書かれており、本日は改めて見直し買いに繋がったようです。



[4120]スガイ化学工業 
[2部]業種:化学
終値1,435円/前日比+160円
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ファインケミカル専業。医・農薬中間物が主力。界面活性剤や電子材料も展開。 本日大きな窓を空けて9営業ぶりに反発しました。同社は昨日引け後に、2020年4-9月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来予想の1億円から倍増となる2億円に上方修正しています。欧米向け医薬・農薬用中間物が大幅に伸長して増収効果を齎しており、売上原価率の改善なども背景に足元の利益は会社側想定を大きく上回っています。本日の株価は、決算発表を手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけたと思われ、高寄り後上下に振れており、週明け先ずは落ち着き処を探ることから始まります。



[7994]オカムラ 
[1部]業種:その他製品
終値796円/前日比+79円
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オフィス家具大手。首都圏に強み。商品開発力に定評。陳列棚、店舗什器も。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期上期業績を発表。連結経常利益予想を従来の11億円から前年同期比33.0%減の35億円へ3.2倍上方修正しました。新型コロナウイルス禍での働き方に対応したオフィス改装が本格化し、オフィス家具の販売が伸びたことが寄与したようです。本日の大幅高で株価は今月に入ってからの一貫したジリ安による下げ分を取り戻しており、更なる上値追いに期待が集まります。



[8184]島忠 
[1部]業種:小売業
終値5,530円/前日比+470円
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家具店とホームセンターを展開。埼玉地盤に関東・関西に展開。店舗大型化。 本日大幅上昇です。昨日、[9843]ニトリHDが報道通り同社へのTOBを表明しました。TOB開始では無く、あくまでTOB予定という発表ですが、TOB価格は5,500円と想定以上の高い値段となったことで早くもTOB価格を上回って推移しています。一時5,650円まで上昇する場面も見られました。1株4,200円でTOB実施中のDCM HDがTOB価格を引き上げて対抗してくるとの思惑のようですが、5,500円以上にTOB価格を引き上げてくる可能性は低いとの見方も多く、一部報道ではDCM HD側の話として、TOB価格引き上げやTOB期間延長は行わない方針とも昨晩から報じられています。昼頃には別の報道で、DCM HDはTOB価格を維持する方針と報じられると後場には上げ幅縮小の動きになっています。何れにせよニトリHD側はDCM HDが対抗してこないよう、出し惜しみせず大胆なTOB価格を最初から提示してきたと思われ、一気に勝負を付けるつもりだとの見方です。今後は同社経営陣がニトリHDのTOBに賛同するか注目されます。



[4293]セプテーニHD 
[JQ]業種:サービス業
終値384円/前日比+80円
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電通系。ネット広告代理店。傘下に販促支援、コンテンツ配信、まんがアプリなど。 本日ストップ高まで買われています。同社が昨日引け後に発表した本決算が好感されています。前期実績はコンセンサスを大きく上回っており、今期見通しもコンセンサスを上回っています。4Qの7-9月期は前年同期比で、売上高20.8%増収、営業利益2.4倍となっており、SMBC日興証券では広告市場低迷の中、4Qの大幅増収増益はポジティブサプライズと指摘しています。注力してきたEC関連業種の広告主からの出稿増が、市場を上回る成長の要因となっている模様で、このアドバンテージは当面持続する可能性が高そうだとのことです。なお、同証券は同社株の投資判断「1」、目標株価410円は据え置いていますが、近い内に目標株価を引き上げてくるのではとの思惑にも繋がっています。




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[5214]日本電気硝子 
[1部]業種:ガラス・土石
終値2,101円/前日比+148円
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FPD用ガラス大手。顧客は韓国・台湾・中国企業。機能材やガラス繊維に注力。 本日大きな窓を空けて急反発しました。同社は昨日引け後に、2020年12月期業績について発表しました。累計営業利益は124億円で前年同期比3.5%減益となっているが、上半期の同17.6%減に対して7-9月期は同35.3%増と大幅増益に転じています。連結経常利益を従来予想の110億円から2.4%減の150億円へ大幅上方修正しています。上半期決算時には160億円から120億円に下方修正されていただけに、上方修正にはインパクトが先行。液晶ガラスの出荷が想定以上に増加し、薄型パネルディスプレイ用ガラスがTVやPC向けの旺盛な需要を背景に出荷が好調のようです。本日の大陽線で株価は、9月14日の直近戻り高値2,169円を視野に捉えたと言えそうで、目先はこの直近高値を奪回出来るかがポイントになるでしょう。



[4483]JMDC 
[M]業種:情報・通信業
終値5,310円/前日比+385円
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医療データベースの構築や調剤薬局へのデジタルソリューション提供などを手掛ける。 本日確りと上昇して5,000円台を回復しています。本日は朝から買い優勢で始まっており、寄り後も買われて値を伸ばしています。全体的に寄り後は買い優勢の動きになっていたことも追い風になっていると言えますが、メリルリンチ日本証券が同社株の投資判断を新規買いでカバレッジを開始しており、それが追い風になっている面もあるようです。目標株価は上場来高値をも上回る6,300円に設定しており、本日は見直し買いに繋がっています。
10月29日大引け後に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益を従来予想の5億円から11億円(前年同期は8.5億円)に2.2倍上方修正し、一転して28.8%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなりました。



[3779]JエスコムHD 
[JQ]業種:情報・通信業
終値121円/前日比+6円
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理美容事業者向けに商材の販売。広告代理や教育コンサル、個人向け通販も。 本日反発しました。同社は昨日引け後に、中国で投資事業を手掛ける中企連控股集団有限公司と業務提携契約を締結すると発表。中国でも事業拡大を図る狙いで、日中間での事業展開を希望する企業への進出支援事業の他、企業交流のためのセミナーや講演会、視察旅行の実施。また、日中企業間のビジネスマッチング事業やビジネス情報発信事業などで協業する予定です。ただ、前場こそ大きく値を飛ばしましたが後場からは売りの圧力も高まり、上値を抑えられる格好となっているため、過度な期待は禁物とも取れます。



[8184]島忠 
[1部]業種:小売業
終値5,060円/前日比+170円
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家具店とホームセンターを展開。埼玉地盤に関東・関西に展開。店舗大型化。 本日確りと続伸して高値を更新しています。今朝、時事通信で[9843]ニトリHDが、同社を完全子会社化する方針を固めたことが分かったと報じられています。29日午後に開く取締役会で、TOBで同社の全株式取得を目指す買収案を正式決定するとのことです。似鳥昭雄会長が記者会見し、詳細を説明する模様です。ニトリHDが設定する価格が焦点となるとのことで、具体的な金額は報じられていませんが、いよいよ本日発表されるとの見方から買われています。市場ではニトリHDが対抗TOBに正式に踏み切れば、DMC HDが更に対抗してTOB価格を引き上げてくるのではとの思惑も出てくるため、ニトリHDが出したTOB価格を上回って推移するとの見方も多い様子です。本日の株価推移からもニトリHDが出してくるTOB価格は5,000円程度になるのではと見る向きも多いようです。



[5702]大紀アルミニウム工業所 
[1部]業種:非鉄金属
終値650円/前日比+53円
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再生アルミ地金で首位。ダイカスト・鋳物用が主力。特殊材拡大。東南アジア強化。 本日ギャップアップスタートから3営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績予想について発表。営業利益を45億1,000万円から前期比15.5%減の65億2,000万円へ、純利益を28億6,000万円から同21.2%減の44億円へ上方修正しました。いち早く回復した中国市場への輸出が増加したことに加えて、海外の製品価格と原料価格の価格差(スプレッド)が順調に推移したことが利益を押し上げる見通し。更に、大手需要先である自動車メーカーが回復傾向にあることも貢献する見込み。で株価もネックラインをブレイクしており、中期目線での先高が見込める状況になってきています。



[3556]リネットジャパン 
[M]業種:小売業
終値617円/前日比+100円
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ネットリユース「NET OFF」・ネットリサイクル「ReNet」運営。カンボジアで農業地域金融サービス。 本日買い先行で始まったあとも急速な上値追いが進み大幅反発し、ストップ高まで買われています。一部メディアが「カンボジアで中央銀行が発行するデジタル通貨「バコン」の運用が28日、正式に始まった」と報じました。同社はバコンを開発したスイスのソラミツHDAGとネット銀行参入を目指してカンボジアで合弁会社を設立することで基本合意したと2月13日に開示しています。報道を受けてカンボジアでのネット銀事業が進展するとの期待から買いが膨らんでいるようです。株価は、カンボジアでのネット銀事業が進展するとの期待からどこまで駆け上がれるか注目されます。



[4772]ストリームメディアコーポレーション 
[JQG]業種:情報・通信業
終値388円/前日比+79円
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スマホなどに韓流スターのコンテンツを配信。韓流系3チャンネルの放送や物販事業も。 本日大幅高です。同社は昨日、韓国のネイバーを割当先として869万3480株を発行すると発表。ネイバーの持株比率は7.55%となり、第2位株主となります。調達資金の約27億円は、新規事業であるオンライン専用コンサート「Beyond LIVE」への投資などに充当する。ネイバー社は韓国最大の検索ポータル「NAVER」や「LINE」などを手掛けている大手企業だけに好材料視されています。同社は韓国関連事業を手掛けることから、同社事業にも追い風になるとの思惑に繋がっているようです。ただ、今回の第三者割当増資は資金調達を目的として行うもので、ネイバー社と資本業務提携契約締結は行わないとのことです。また、ネイバー社が指定する者を取締役として受け入れることも無いとのことです。それだけに過度な期待は禁物との声も聞かれました。ただ、ネイバー社も妙味が無ければ出資しないと思われ、同社の見直し買いに繋がっている面はあるようです。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。



[7353]KIYOラーニング 
[M]業種:サービス業
終値12,890円/前日比+780円
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個人向けオンライン資格講座や社員教育クラウドサービスの提供を手掛ける。 本日確りと続伸しています。本日から信用取引規制の増担保規制が解除となっています。昨日まで解除期待の先回り買いも入っていたと思われ、本日は小安く始まったものの、寄り後は確りと買われています。規制解除を好感というよりは、依然として同社株には継続した買いが入っているようだとの見方です。ただ、本日は全体的に朝安後、買い優勢の展開になっているだけに、その地合いも追い風にはなっているのではとの見方も少なくありません。上場来高値も意識される水準だけに明日以降の動向が注目されます。




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[7162]アストマックス 
[JQ]業種:証券・商品
終値336円/前日比+56円
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商品先物自己売買と金融商品運用。太陽光発電や電力・ガスの卸関連も。 本日買い気配スタートからの一段高で続急伸し、年初来高値を更新して一時ストップ高まで買われました。世界的に脱炭素社会への取り組みが進む中、米大統領選の大詰めにきて優勢が伝えられるバイデン候補が、環境インフラ関連に4年間で2兆ドルという過去最大規模の投資を行う政策方針を掲げています。クリーンエネルギー関連の中小型株物色ニーズが高まっており、時価総額が小さい割に流動性に富む同社株に買いが集まっている格好です。出来高も復活しており、全員参加型相場に発展する可能性が高まっています。



[4479]マクアケ 
[M]業種:情報・通信業
終値12,210円/前日比+1,740円
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クラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営する。アリババグループと提携。 本日大幅上昇となり、上場来高値を更新しています。27日の取引終了後に21年9月期単独業績予想を発表しており、売上高51億7200万円(前期比60.4%増)、営業利益6億2000万円(同21.5%増)、純利益4億5000万円(同21.8%増)と営業利益の過去最高更新を見込んでおり、これが好感されています。また、同時に発表した20年9月期業績は、売上高32億2500万円(前の期比2.4倍)、営業利益5億1000万円(同4.1倍)、純利益3億6900万円(同4.2倍)だった。前期は計画上振れ着地となっていますが、今期業績は大幅増収増益計画ながら増益率は鈍化しています。しかし、嫌気する動きは見られず引き続き認知度向上のため、ブランディング広告投下などの先行投資を積極的に行うとのことで、それにより利益が抑えられている面が強く、実態的には今期も高成長が続く見通しです。株価位置も高いものの、改めて更なる高成長への期待から買われている模様です。明日以降も買いが続くか注目されます。



[3914]JIG-SAW 
[M]業種:情報・通信業
終値8,120円/前日比+970円
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企業運営のクラウド・サーバー自動監視や保守業務。IoT組込やAI活用を展開。 本日前場10時台から出来高急増にて一段高し、年初来高値を大幅に更新しました。大口の実需買いが継続して株価の上値指向が鮮明となっていますが、ここにきて米国法人のJIG-SAW USが、スプランクとのIoT分野での提携、米オラクルとのパートナー提携、ベライゾンのオープンデバイスの公式認証の取得など立て続けに材料を発表し、注目度が上がっています。本日の大幅高で株価は昨年7月に付けた7,440円の高値を払拭し、2016年6月以来約4年4ヵ月ぶりの高値圏を回復。目先は値動きが軽くなることが想定されます。



[5486]日立金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,461円/前日比-71円
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高級金属製品や磁性材料等で世界高シェア。日立電線と合併。環境分野開拓。 本日大幅安です。同社は前日に上半期の決算を発表、調整後営業利益は124億円の赤字となり、7-9月期も51億円の赤字を計上する形になっています。会社側期初想定線での着地になったようですが、第1四半期は超過ペースであったとみられる。通期予想は従来の50億円の赤字から140億円の赤字に下方修正、工具鋼などの低迷継続などが業績下振れの主要因に。通期は構造改革費用計上などで最終損益は460億円の過去最大の赤字となる見通しで失望されています。同社を巡っては親会社の[6501]日立製作所が売却を検討しており、今秋にも買い手候補を募る入札を開始する計画が報じられていました。それだけにTOB期待から保有している投資家も多いと見られていますが、今回の業績からも売却価格は安くなるとの懸念も強まっている様子です。折り合いが付かなければ日立製作所は売却を一旦棚上げする可能性もあるのではとの声も聞かれました。同社株は日立製作所が売却するという見方でプレミアムも考慮し、今の株価が維持されているとの見方が多いだけに売却がなくなれば同社株の調整は厳しいものになるでしょう。今後の動向が注目されます。



[3632]グリー 
[1部]業種:情報・通信業
終値564円/前日比+47円
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ゲームSNS「GREE」を運営。広告とアイテム販売が収益源。スマホゲーム開発に注力。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年6月期第1四半期の営業利益は16億円で前年同期比35.6%増益となりました。前四半期は0.6億円の赤字。市場予想は9億円程度でした。連結経常利益は前年同期比66.0%増の17.8億円に拡大しました。バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」の機能強化やコンテンツ拡充を進めるなどの施策が奏功し、営業費用などのコスト削減効果も収益増を牽引。想定以上の収益改善を評価する動きが先行していますが、目先筋の参加者も多く、短期の回転売買からボラティリティの大きい動きも想定されますので、注意が必要です。



[8184]島忠 
[1部]業種:小売業
終値4,890円/前日比+145円
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家具店とホームセンターを展開。埼玉地盤に関東・関西に展開。店舗大型化。 本日確りと上昇しています。読売新聞が独自ニュースとして、週内にも[9843]ニトリHDがDCM HDに対抗する形で、島忠買収表明と報じています。既にニトリが島忠の買収を検討していることは伝わっており、市場では今週末か来週頭にもニトリHDが正式に表明するとの見方も強まっていただけに目新しさは乏しいものの、具体的な報道が出てきたことで改めてTOB期待の先回り買いが入ってきた様子です。市場ではニトリHDが一体いくらでTOBを表明するのかが注目されており、PBR1倍付近の4,700円を最低ラインとして、キリの良い処で5,000円との見方も多い様子です。また、実際にニトリHDがTOBを表明した場合、DCM HDがTOB価格を引き上げてくるのか撤退するのかも注目されます。



[7309]シマノ 
[1部]業種:輸送用機器
終値23,750円/前日比+3,450円
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自転車用部品大手。ブレーキ部品で高シェア。海外高級自転車に強み。釣り具も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2020年12月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比5.7%増の586億円に伸びました。併せて通期の同利益を従来予想の718億円から817億円へと13.8%上方修正し、増益率が3.4%増から17.6%増に拡大する見通しです。欧州における自転車部品の販売好調が業績上振れの主因で、とりわけ下期に入ってからは高額品の売上回復も鮮明化しつつあります。海外勢主体の中長期資金も流入してる模様で先高期待は高いものの、目先は利益確定売りなども多く見られるでしょう。



[8186]大塚家具 
[JQ]業種:小売業
終値201円/前日比+50円
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総合家具店大手。中高級家具・輸入品に強み。ヤマダ電機の傘下で再建。 本日後場買われ、ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。昼に同社は未定だった中間・通期業績予想を開示。前期比で赤字縮小となっているものの、大幅減収予想となっており、好感出来る数字ではありません。ただ、同時に大塚久美子氏の代表取締役社長および取締役辞任を発表しており、これが好感されているとの見方です。新たな代表取締役社長は現大塚家具会長でヤマダ電機社長でもある三嶋恒夫氏が兼任する予定とのことです。これによりヤマダ電機主導で再建が加速するとの期待から、後場見直し買いに繋がったようです。久美子氏辞任でどこまで見直されるか注目です。




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[6254]野村マイクロ・サイエンス 
[2部]業種:機械
終値2,380円/前日比+400円
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超純水装置大手。半導体・製薬向けに強み。韓国、台湾など海外拡大。 ストップ高。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来の5億円から15.9億円に、通期では18.5億円から31億円にまで上方修正。また、同時に4-9月期の連結経常利益も従来予想の4.9億円から15.6億円へと3.1倍上方修正。なお、業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の35円から55円に大幅増額修正しました。国内及び中国の水処理装置案件が順調に推移したことに加え、韓国の大型水処理装置案件を受注したことが業績上振れの背景。年間配当金計画も35円から55円にまで引き上げている。修正幅の大きさがポジティブなサプライズへとつながっている。株主還元の拡充などを好感する買いがどこまで続くか注目されます。



[6549]DMソリューションズ 
[JQ]業種:サービス業
終値2,849円/前日比+500円
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ダイレクトメールや宅配便の発送代行大手。一貫体制に強み。SEOコンサル事業も展開。 寄り付き大口の買い注文が流入、全体相場に逆行してカイ気配で始まる人気となり、ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の経常利益を従来予想の1.9億円から4.4億円に2.3倍上方修正。同時に、4-9月期の経常利益も従来予想の1.9億円から4.4億円へと2.3倍上方修正。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に巣ごもり消費需要が喚起されるなか、送客数が想定を上回る伸びを示し、SEOコンサル事業なども好調に推移して収益を押し上げている同社は新値街道を快走する展開に期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く、注意も必要です。



[7518]ネットワンシステムズ 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,470円/前日比-700円
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ネットワーク構築大手。シスコ製品など海外製通信機器の導入・支援が主体。 本日ザラ場寄らずのストップ安比例配分のみとなっています。同社は昨日、予定していた決算発表を延期すると発表。19年11月に東京国税局から「架空循環取引」の存在を指摘され、今年3月に「納品実体のない取引に関する調査最終報告書」を開示しましたが、その後外部機関から指摘があり、同社従業員による資金流用の疑義を認識したとしています。これによる同社決算への影響を確認するなど決算確定のための検討に一定の時間を要しているとのことです。新たな発表日は未定となっており、不透明感から売られている模様です。ただ、ストップ安は過剰反応との見方もあり、問題となっている納品実体の無い取引は過去のものであり、今回の決算への影響は限定的との見方も多いようです。それだけに更に売り込まれるなら買い向かう動きも見られるのではとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[9263]ビジョナリーHD 
[JQ]業種:小売業
終値339円/前日比+21円
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傘下にメガネスーパー。眼鏡小売り大手。関東地盤に直営店を全国展開。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年4月期第1四半期(20年5-7月)の営業損益を1億6000万円の黒字(前年同期実績9900万円の赤字)連結経常損益は2億8000円の黒字に浮上し、5-10月期計画の3億5000円の赤字を既に上回りました。収益力増強のため、店舗展開を見直した結果、小売事業が伸長。卸売事業やEC事業も順調に推移し、黒字転換に貢献しました。黒字転換に貢献した。通期予想は2000万円の黒字(前期実績は2億1200万円の赤字)で据え置いた。第1四半期の好調なスタートを評価する動きで買いが流入しており、新たなトレンド形成に期待されます。ただ、350円処からは上値の重さが感じられるため、慎重に動きを見たい処です。



[6027]弁護士ドットコム 
[M]業種:サービス業
終値13,960円/前日比+970円
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会員向け法律相談と弁護士向け営業支援のサイト運営。税理士向けサイトも。 大幅に5日ぶりに大幅反発です。同社は昨日、第2四半期決算を発表。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益を前年同期比58.2%減の1億8000万円と発表しています。朝売られて始まる展開となりました。ただ、寄り後は新興市場の地合い落ち着きも追い風となり、同社株も買われて大幅高になっています。第2四半期累計では大幅減益ながらも四半期ベースで見れば7-9月期は大幅増益となっており、悪くない決算との見方も多く、内容的にも社会的なDXの流れを受け、クラウドサインの売上が大きく増加しており、前年同期比で2.5倍、前四半期比で1.3倍と急拡大中です。業界シェアは80%超とのことで、導入企業数は社会的なテレワーク推進の流れから引き続き増加中とのことです。9月の月間サイト訪問者数や有料会員数が減少したものの、第2四半期末時点の会員登録弁護士数や有料会員登録弁護士数が増加しました。通期の営業利益予想は非開示のままです。これを受け改めて今後の成長期待が意識された様子です。ただ、既に同社の株価は、それらも織り込まれている水準との見方も多く、続く買いにはならないとの声も聞かれました。



[3741]セック 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,160円/前日比+255円
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システム開発会社。リアルタイムソフトウエア技術に強み。モバイル決済やロボット関連など。 本日小確りで寄り付いた直後から本格的な上値追いが開始し大幅反発しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期の単独業績予想について発表。売上高を64億円から前期比1.7%増の64億5,000万円へ、営業利益を8億5,000万円から同1.1%減の9億2,000万円へ、純利益を6億2,000万円から同2.5%減の6億7,000万円へ上方修正しました。本日の大幅高で株価は今月の下げ分を取り戻し、月足は陽線となっています。明日は一服感が出るかに注目が集まります。



[4385]メルカリ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,775円/前日比+150円
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フリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営。フリマと連携で新規事業積極。海外にも注力。 本日確りと反発しています。朝方は売り優勢で始まったものの、すぐに寄り付くと下げ幅を縮小してプラスに転じてくる動きになっています。マザーズ市場でダントツに時価総額が大きな銘柄だけに指数インパクトも強く、同社株の動向がマザーズ指数に与える影響が大きいだけに、朝方早々に同社株が下げ渋ったことを受けて、新興市場全体がリバウンド的な動きになっています。ある意味、同社株の行方がマザーズ指数の行方になると言え、同社株の動向を睨みながら他の新興銘柄を売買する短期資金も多い様子です。それだけに明日も確りと上昇出来るのか注目されます。



[4011]ヘッドウォータース 
[M]業種:情報・通信業
終値20,120円/前日比+3,120円
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企業の経営課題をAIシステム開発を通して解決するソリューション事業を手掛ける。 本日大幅に上昇しました。昨日まで10営業日連続で下落していましたが、本日は11営業日ぶりに反発しています。初値が高過ぎた反動で物色一巡後は、新興市場の地合い軟化も重しとなって、買いも入らずダラダラと売り込まれてきた格好で本日も朝は安く始まったものの、寄り後は新興市場が全体的にリバウンドしてきたことから、同社株も下げ渋り、後場にはプラスに転じてくると一段高になっています。漸く下げ止まった格好ですが、単なる自律反発の動きで、リバウンド狙いの短期資金による買いが中心との見方が多いだけに、リバウンド一巡後は再度売られる恐れはありそうです。本日は他にも[4059]まぐまぐ、[4058]トヨクモなど足元で売り込まれてきた直近IPOに反発するものが見られています。




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[7608]エスケイジャパン 
[1部]業種:卸売業
終値675円/前日比+100円
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ゲームセンター向け景品やキャラクター関連商品が主力。自社オリジナルキャラクター商品化も。 本日大きな窓を空けて4営業日続伸。「鬼滅の刃」関連として人気化が続き、年初来高値を更新して連日でストップ高を達成しました。劇場版「鬼滅の刃」がコロナ禍にあっても爆発的な興行人気を博しており、市場では同関連グッズを手掛ける同社株に販売拡大が思惑視される展開となっています。個人投資家などの短期値幅取りを狙った資金が集中しているようです。株価は19日に急動意し、ストップ高を演じましたが、その後小休止を挟んで一気に上値追い基調を強めてきています。先週初からの株価上昇率はすでに93%にまで達しています。時価総額50億円前後と小型で足が軽い銘柄であり、参加は上級者限定となるでしょう。なお、関連銘柄の一角とされるジーンズメイトなども本日は強い動きとなっている。



[6897]ツインバード工業 
[2部]業種:電気機器
終値715円/前日比+100円
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小物家電・健康機器を企画・販売。ライフスタイル家電に強み。生産は中国活用。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末に、FPSC事業における米Global Cooling社のツインバード工業社製フリーザーボックスの初期ロットとして前期販売台数の約2倍に相当する1000台の新規受注を頂いたと発表。バイオ医薬品の保管や輸送など、ワクチンの保管と流通に使用することを目的とした製品としてシステムに組み込まれ引き合いが多いもよう。これ以外にも海外企業を中心に数多くの引き合いが来ているとのことです。今期業績に与える影響は、初期ロットとしては軽微ですが、取引全体としての影響は現在精査中だとのことです。今後も受注拡大が期待されることを考慮すれば、業績への寄与も期待出来るとの思惑に繋がっている様子です。この思惑でどこまで物色が続くのか注目されます。



[2440]ぐるなび 
[1部]業種:サービス業
終値763円/前日比+20円
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飲食店情報サイトを運営。飲食店からの課金収入が収益源。楽天と提携強化。 本日確りと上昇して、一時50円高となる大幅続伸の場面も見られました。先週末の日経新聞では、飲食店情報サイトぐるなびで、10月1日〜14日のネット予約利用数が前年同期比2.5倍に増えたことが分かったと報じられています。「Go To イート」がスタートしたことで、現金と同等のポイントを得られるネット予約が急増したとのことです。同期間の予約件数はGoToイート開始前の9月と比較して、1日あたり3.6倍に増えた模様です。また、ネット予約に対応しない飲食店はポイント還元対象外のため、ぐるなびにはネット予約対応を希望する店が増えているとも書かれており、中期的な業績拡大にもつながっていくとの見方が優勢です。本日は見直し買いに繋がった様子で、明日以降も見直し買いが継続するか注目されます。



[3765]ガンホー・オンライン・エンターテイメント 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,477円/前日比+49円
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本日確りと続伸しています。鬼滅の刃関連としての物色が続いている格好です。同社が手掛けるスマートフォン向けゲーム「パズドラ」は鬼滅の刃とのコラボを明日から開催する予定となっています。鬼滅の刃の映画公開を受けて、今や鬼滅の刃の人気や話題は絶好調状態と言えるだけに、コラボ企画はかなり大盛況になるとの期待が強い様子です。課金急増も期待され、実際に業績へ与える影響は大きくなると期待する向きも多いようです。ただ、既に明日のコラボ開始イベントを前に株価は上げてきたことから、出尽くしとなる恐れもあると警戒する声も聞かれました。明日の動向が注目されます。22日にはみずほ証券が目標株価を中立で2400円から2500円引き上げています。



[6067]インパクトHD 
[M]業種:サービス業
終値3,560円/前日比+180円
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小売り、外食の覆面店舗調査や販売支援。電子看板で販促サービス、案内も。 本日大きく反発しました。同社は先週末23日引け後に、[2768]双日社と資本業務提携契約を締結したと発表。第三者割当で双日に普通株15万6000株を割り当て、調達資金の4.92億円はM&Aに伴う株式取得費用に充てます。リアル店舗の新規出店加速やリテール関連事業などでも連携を進めながら互いに海外事業を発展させる予定としています。株価は一時4,035円を付けましたが、4,000円処からは売りの圧力も強く、上値の重さも感じられるため、過度な期待は禁物とも取れます。



[8060]キヤノンマーケティングジャパン 
[1部]業種:卸売業
終値2,218円/前日比+180円
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OA機器販社。キヤノンの国内販売が主力。営業力に定評。BPO、ITソリューションに注力。 本日小安く寄り付いた直後に切り返して上昇幅を拡大し、大幅4営業日続伸しています。同社は先週末23日引け後に、2020年12月期連結業績予想を発表。売上高を5,320億円から前期比13.5%減の5,370億円へ、営業利益を210億円から同26.0%減の240億円へ、純利益を146億円から同24.5%減の168億円へ上方修正しました。在宅勤務の増加などで、家庭用インクジェットプリンターやITプロダクトが計画を超過したことが上振れの主因となりました。また、期末配当金を引き上げ、年間配当金を前期比10円増配となる50円に引き上げたこともプラス材料に。本日の大幅高で株価は約4ヵ月半ぶりに200日移動平均線を上回ってきましたが、当時の高値2,351円を捉えるとなると中期上昇トレンドが発生することになります。



[4556]カイノス 
[JQ]業種:医薬品
終値998円/前日比+68円
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臨床検査薬中堅。腎機能やアレルギー等が主力。生化学、免疫血清学に重点。 本日後場買い気配スタートから急伸し、大幅続伸となっています。同社は本日正午頃、2021年3月期の単独業績予想について発表。営業利益を4億5,000万円から前期比6.8%増の6億5,000万円(前期実績6億800万円)へ、純利益を3億円から同12.9%増の4億5,000万円へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた営業・学術活動等の制限で販管費が予算以下に縮小し、利益を押し上げる見通しです。本日の株価は、前場は前営業日終値を挟んでもみ合っていたが、減益予想が増益予想に転じるとの発表が好感され、後場高寄り後に多くの商いを熟しながら一段高。引けに掛けては上げ幅を縮めたものの大陽線を引いており、上値慕いの大きさを現しています。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値1,172円/前日比+63円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。本日大幅続伸です。特に材料は見当たりませんが、同社の創業者である森下氏が、先週22日の大阪講演で新型コロナウイルスのワクチン開発について、次の段階の臨床試験は11月頃から始まる予定だと明らかにしたことが、引き続き好感されている模様です。本日引け後には3Q決算発表を予定していますが、その際にワクチンに関する何らかの発表があるのではとの思惑にも繋がっている様子です。引け後には赤字拡大となる3Q決算を発表していますが、15時時点では他の発表は出ていません。明日の動向が注目されます。




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[3891]ニッポン高度紙工業 
[JQ]業種:パルプ・紙
終値1,624円/前日比+300円
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電気絶縁用紙大手。アルミ電解コンデンサ用で世界首位。2次電池用セパレーターに力。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円から19億円へと2.1倍上方修正し、一転して95.9%の増益見通しとなりました。コンデンサ用セパレータで新型コロナウイルスの影響を考慮したセットメーカーによる在庫確保の動きがあったことに加え、データセンターや5G関連が堅調に推移したことや、電池用セパレータも海外向け電気二重層キャパシタ用の好調などが要因という。株価は上昇基調の中、本日年初来高値を更新したことで昨年12月に付けた1,674円突破も意識されます。ただ、ここからは戻り売りも想定されますので、先ずは週明けの動向が注目されます。



[3659]ネクソン 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,890円/前日比+425円
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PC向けオンラインゲームを日本、韓国、中国等に配信。無料RPGが主力。韓国発祥。 本日大幅高となり、寄り付きからストップ高になっています。日経新聞社が昨日、上場廃止が正式決定した[8028]ファミリーマートを日経平均から除外し、代わり同社株を新規採用すると発表。ファミリーマートの代替え候補として同社株を予測していた向きは殆どおらずサプライズだとの声も多く聞かれました。日経平均には29日から採用されるため、28日の大引けにパッシブファンドなどの特需買いが入ることになります。大和試算で約5100万株、SMBC日興試算で6000万株の買い需要が発生見込みだとのことです。日柄も乏しいことから株価へのインパクトも大きいとの見方で、本日は買い集められている様子です。週明けも確りした展開を続けられるか注目されます。



[8558]東和銀行 
[1部]業種:銀行業
終値739円/前日比+43円
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群馬、埼玉中心に店舗展開する第2地銀。財務・顧客基盤を強化中。 本日寄り前から大量の買いを集め大幅反発しています。昨日夕方の日経新聞電子版が「SBIホールディングスは群馬県の東和銀行と資本提携する方針を固めた」と報道しました。仮に資本提携が実現した場合、地銀連合構想でSBIが出資するのは同行で5行目となります。現在のところ、両社は共同店舗の運営などで協業関係にあるが、今回の資本提携によって、SBIがITや金融サービスを提供するほか、群馬県の地元企業の共同支援なども視野に入れた関係強化を図っていく。顧客サービスの充実や信用補完につながるとして、好感材料視される格好に。本日の株価は高寄り後に大陰線示現と勿論、週末要因もあるでしょうが、足の短い資金が多く参入したことが見て取れ、実態は週明けに見られることになります。



[3182]オイシックス・ラ・大地 
[1部]業種:小売業
終値3,300円/前日比-210円
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有機野菜・青果物、加工品をネット販売。農薬、添加物に配慮。移動店舗販売も。 本日大幅安です。一時10%超の下落となる場面も見られました。昨日同社は2021年3月期業績の上方修正を発表。大幅な上方修正で買い先行で始まるも寄り後は売り込まれる動きになっています。期待感も強かったことから出尽くし的に売られたようですが、この程度の上方修正では期待外れとの声も聞かれました。修正された数字は市場コンセンサスに近い数字であり、サプライズ感は全く無く、8月に発表した1Q決算の数字からもっと大きな上方修正を期待していた向きも多い様子です。勿論、依然として保守的で今後再度上方修正してくる期待もあるものの、一先ず手仕舞い売りに動いた向きも多かったようです。同社は東証1部銘柄ですが、新興色の強い銘柄だけに新興市場の地合いの悪さも重しとなった面もある模様です。新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言に伴う外出自粛要請などの影響により、第1四半期を中心に食材宅配サービスの需要が急激に高まり、国内宅配事業の定期会員数およびARPU(月間購買単価)が順調に伸長したことが要因。また、ARPU上昇による物流・配送効率の良化などに伴う利益率の向上も寄与する見通しです。先ずは2Q決算でどのような数字が出てくるか注目です。強い数字なら再度の上方修正期待も強まり易く、改めて見直されそうです。



[7425]初穂商事 
[JQ]業種:卸売業
終値3,795円/前日比+450円
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建材商社。軽量鋼製下地材や不燃材が主力。中京地盤から都市部に展開。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。8月7日発表の20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期非連結比2.8倍の3億3300万円に急拡大し、通期計画の7億8000万円に対する進捗率は5年平均の35.1%を上回る42.7%に達し、足元の業績も好調で、11月11日に控えた決算発表も期待される声が出ています。株式流動性の向上と投資家層の拡大から新値追いも期待される処ではありますが、現時点では流動性の乏しい銘柄でもあるため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[3092]ZOZO 
[1部]業種:小売業
終値2,832円/前日比-218円
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ZHD傘下。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。ブランド品を受託販売。 本日大幅安になっています。ファミリーマートの代替えで日経平均採用候補として最有力視されていた銘柄です。それだけに今回採用されなかったことが失望されています。同社株は好業績ということもありますが、日経平均新規採用期待で買われていた面もあると言え、見切り売りも出ている様子です。同様に有力視されていた[2371]カカクコムも大幅安で、[9684]スクウェア・エニックスHD、[3197]すかいらーくHDなども失望されて売られています。次の日経平均入れ替えは、[9437]NTTドコモの上場廃止が決まったらとなりそうですが、NTTドコモは技術セクターだけに代替えも技術セクターから選ばれる可能性が高く、同社やカカクコムが選ばれることはなく、来年10月の定期入れ替えを待つしかない状況です。なお、ドコモの代替候補として期待されているのは[6963]ロームや[6981]村田製作所、[6754]アンリツなどとなっています。



[3914]JIG-SAW 
[M]業種:情報・通信業
終値7,420円/前日比+860円
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企業運営のクラウド・サーバー自動監視や保守業務。IoT組込やAI活用を展開。 本日後場大幅ギャップアップスタートから急伸し、年初来高値を更新して一時ストップ高まで買われました。本日、同社の米子会社JIG-SAW USが、IoTエンジン搭載「neqto:Bridge LTE-M」エンタープライズレベルのIoTキットが、米ベライゾン・コミュニケーションズのOpen Device(OD)認証を正式に取得したと発表しています。本日の大幅高で株価は2019年7月の戻り高値7,440円をも更新する場面が見られており、上方には節目らしい節目が見当たらない状況です。



[6305]日立建機 
[1部]業種:機械
終値3,050円/前日比-615円
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総合建機大手。油圧ショベル世界シェア高、ICT化に強み。鉱山機械も拡大。 本日大幅安です。前引け後に日経新聞電子版が、[6501]日立製作所が上場子会社である同社株の一部を売却する検討に入ったことが23日分かったと報じています。産業革新投資機構などが出資を検討しているとのことで、日立製作所は同社株を約51%保有していますが、その約半数を売却する方向で検討するとのことです。市場ではファンドなどにプレミアムを付けて全株売却するのではとの期待もあったようで失望されている模様です。また、一定の割引をした上で売却する可能性もあるとも書かれており、それも嫌気されているようです。やはり日立が売却を検討している[5486]日立金属もディスカウントして売却するのではとの連想が働いたようで、後場大きく売られています。ただし、日立製作所[6501]は、日立建機[6305]の株式売却に関する報道について「現時点で決定した事実ない」としている。




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[7175]今村証券 
[JQ]業種:証券・商品
終値1,399円/前日比+300円
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富山、石川、福井の北陸3県が地盤の老舗証券会社。仕組み債などに注力。 本日ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に非開示だった業績見通しを発表。2021年3月期第2四半期累計の業績予想は経常利益が前年同期比4.1倍の6.5億円に拡大する見通しとなっています。前年同期に比べて株券や債券、受益証券の受け入れ手数料が増加したことが主因とのことで、10月28日の決算発表を目前に手控え気味にあった株価を大きく刺激していますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[7829]サマンサタバサジャパンリミテッド 
[M]業種:その他製品
終値170円/前日比+50円
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ハンドバッグの企画・販売。「サマンサタバサ」で成長。アパレルやジュエリーも。コナカグループ。 本日ストップ高まで買われています。同社が手掛けるブランドの1つ「サマンサタバサプチチョイス」が、スマートフォン向けゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」とコラボした財布やバッグなど全79アイテム商品を発表。昨日から受注販売受付をスタートしています。人気のゲームだけに、かなり売れるのではとの思惑から、本日は見直し買いに繋がっているようです。同社株は業績回復の兆しも見られないことから、安値圏で推移していたこともあり、このコラボを機に業績回復のキッカケになればと期待する声も聞かれました。これを受け親会社である[7494]コナカも物色されています。



[4286]レッグス 
[1部]業種:サービス業
終値1,390円/前日比+221円
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販促グッズ企画など、マーケティング活動を支援。食品、飲料、流通向けが主体。 本日大きな窓を空けてストップ高で寄り付くなど、4営業日大幅続伸しています。同社は昨日引け後に、2020年12月期連結業績予想の増額修正を発表。売上高は150億円から前期比6.2%減の155億円に見直した他、営業利益は5億円から同38.2%減の7億円、純利益は6億円から同31.2%減の8億円に修正しました。経済活動回復の中で、流通顧客向け物販および流通顧客向けプレミアムが好調に推移しているもよう。なお、今期期末一括配当予想は従来の1株当たり13円を23円とすることも明らかにしています。コロナショック後の株価回復が相対的に遅れていたため、見直しの動きが強まった。本日の株価は高寄り後に陰線を強いられており、早期の仕切り直しが迫られます。


[4393]バンク・オブ・イノベーション 
[M]業種:情報・通信業
終値3,340円/前日比+210円
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ロールプレイングゲームを中心にスマホ向けゲームの開発・運営。海外進出に意欲。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われています。同社はスマートフォン向けゲーム「ミトラスフィア-MITRASPHERE-」を本日11時に中国本土で配信開始したと発表。元々は9月末までの配信開始予定でしたが、8月下旬に10月〜12月に延期すると発表していました。その延期発表を受け同社株は大きく下落して調整していたことから、無事配信開始されたことで見直し買いに繋がった様子です。ただ、物色一巡後は上げ幅を縮小しており、配信開始で出尽くし的な動きになっています。もう1つ、中国本土配信へ向け進めている「幻獣契約クリプトラクト」への期待もあるものの、同社は同タイトルに関しては来年3月までの配信開始見込みだとしており、それに期待して今から買うのは時期尚早との声が多いため、明日以降の動向が注目されます。



[2480]システム・ロケーション 
[JQ]業種:サービス業
終値1,865円/前日比+190円
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自動車金融・販売の支援システムが主力。顧客にリース会社。従量課金が拡大。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の1.9億円から2.5億円に28.2%上方修正し、11.6%増益見込みで14期振りに上期の過去最高益を更新する見通しとなりました。これを受けて株価は一時ストップ高を付けるなど、大きく買いが流入しましたが、2,000円処からは売り圧力も強く、目先この水準を保てるかどうかがポイントとなりそうです。



[6238]フリュー 
[1部]業種:機械
終値1,350円/前日比-5円
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プリントシール機、開発・販売で圧倒的。関連の消耗品や有料アプリ会員が拡大。 本日一時大幅高となり、年初来高値を更新しています。東海東京調査センターが強気レポートを出しており、これが刺激になった様子です。投資判断を新規「アウトパフォーム」とし、目標株価2,000円でカバレッジを開始しています。レポートによれば、プリントシール事業と連動するスマートフォンアプリ「ピクトリンク」は月額課金モデルで10代〜20代の女性から高い支持を獲得しているとのことで、同社のストックビジネスとして収益に安定的に貢献しているとのことです。また、「鬼滅の刃」版権ビジネスが拡大していると指摘しており、鬼滅の刃関連株として改めて意識された面もあるようです。ただ、本日は地合いの悪さもあり、同社株は高値圏ということもあって、買い一巡後は利食い売りに押され、上げ幅を飛ばしています。昨日発表した9月売上高が前年同月比15.8%減となっていたことも重しになっている面もある様子です。



[6486]イーグル工業 
[1部]業種:機械
終値890円/前日比+79円
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NOK系のメカニカルシール、特殊バルブ大手。車向け中心に船舶、航空機用も。 本日大幅買い気配スタートから続急伸しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期業績予想について発表。売上高を1,234億円から前期比12.7%減の1,241億円へ、営業損益を18億円の赤字から同80.9%減の11億円の黒字へ、最終損益を34億円の赤字から同96.6%減の1億円の黒字へ上方修正しました。自動車・建設機械業界向け事業において減収幅が抑えられる見通しとなったほか、プロダクトミックスや固定費の支出抑制などで、収益性も良化する見通しのもよう。もともと業績予想は保守的とみられていたが、想定以上の収益改善と捉える動きが先行。本日の株価は、場中に一時全体安に連れる場面があったものの、引けに掛けては上値を更新するなど目先上値慕いを漂わせています。



[9326]関通 
[M]業種:倉庫・運輸
終値3,025円/前日比-700円
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Eコマースを展開する顧客企業の配送センター代行業務などを手掛ける。 本日大幅安となり、ストップ安を付けています。同社は昨日、みずほ証券へ新株予約権発行を発表。希薄化は最大12.36%になり、嫌気されています。今後もEコマース市場の成長が持続するものと予想しており、顧客の物流サービスに対するニーズに速やかに対応出来るよう積極的に設備投資を推し進めるために資金調達するとのことで、将来的な成長に繋がる資金調達だけに、これ程嫌気されなくても良いとの見方も多いものの、同社株は足元で高値圏にあったということもあり、手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。また、同社は3月に新規上場したばかりで、早くも新たな資金調達に踏み切ったことも意外感があった様子です。なお、本日は新興市場の地合いが悪く、それも重しになっている面もあるようです。




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[3987]エコモット 
[M]業種:情報・通信業
終値1,124円/前日比+150円
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IoTソリューションの企画や端末の製造。クラウドサービスの運用。センサー技術に強み。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、5Gの普及を見据えた新世代データ基盤を開発したと発表。応答性や映像品質の向上によるユーザー体験全般の大幅な改善に加え、5Gでの接続を前提とする将来の機能拡張などの特徴を持ちます。株価は10月14日の1,225円を付けた翌日の15日に好決算を発表しましたが、出尽くし感から大きく売り込まれていました。ただ、目先は売り物も一巡して下げ止まる格好を見せており、新しいトレンド形成が期待されます。



[8184]島忠 
[1部]業種:小売業
終値4,805円/前日比+610円
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家具店とホームセンターを展開。埼玉地盤に関東・関西に展開。店舗大型化。 本日大幅上昇です。今朝の日経新聞では、[9843]ニトリHDが同社の買収を検討していることが分かったと報じています。同社株は既にDCM HDが1株4,200円でTOBを実施している最中で、同社の経営陣はDCM HDの買収提案に賛同しています。この報道を受けニトリHDが更に高い価格でTOBをしてくるとの期待から買われています。場合によってはTOB合戦に発展する可能性もあるのではとの見方です。ただ、実際にニトリHDがTOBに踏み切るかは不透明であり、同社の経営陣が賛同しなければ、ニトリHDは手を引く可能性もあるのではとの声も聞かれました。DCM HDのTOB価格4,200円はPBR1倍割れ水準ということもあって、安過ぎるとの声も多く、ニトリHDがTOBを実施するなら最低でもPBR1倍水準にはなるとの見方です。なお、同社の2020年8月末時点の1株当たり純資産は4,661.36円となっています。



[7045]ツクイスタッフ 
[JQ]業種:サービス業
終値1,652円/前日比+202円
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ツクイ子会社で介護・医療に特化した人材サービス事業。派遣、紹介、研修など。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期第2四半期累計の経常利益を従来予想の2,400万円から7,100万円に3.0倍上方修正。改正労働者派遣法の影響が想定より限定的だった他、派遣スタッフ数や派遣単価が計画を上回って推移しました。これを刺激材料に、2,000円大台乗せが期待される処ではありますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く、注意が必要です。



[2158]FRONTEO 
[M]業種:サービス業
終値805円/前日比+55円
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訴訟支援。AI活用で証拠開示データ収集解析。AIテクノロジー主体の事業へ転換。 本日大幅高です。今朝の日経新聞では、同社は来年初めにも患者が話す言葉からAIで認知症の有無を判定するシステムの臨床試験を始めると報じられています。言語を解析する新たな診断手法を用いることで、5〜10分程度の会話から1分以内に認知症かどうかを判定するとのことで、医療機器として2022年の発売を目指すとのことです。同社はこの診断支援システムについてこの程、日本マイクロソフトと提携したとも書かれており、材料視されています。10時には「日本マイクロソフトと高齢化社会における医療のデジタルトランスフォーメーションを目指し協業を開始」と正式発表すると一段高となり、一時ストップ高まで買われました。明日以降も物色が続くか注目されます。



[9267]Genky DrugStores 
[1部]業種:小売業
終値4,285円/前日比+350円
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福井を中心にドラッグストア展開。北陸・東海に集中出店。低価格路線、食品も 本日売り先行で始まるも即切り返して大幅高となり、年初来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に、2021年6月期連結業績予想について発表。営業利益を50億円から前期比33.6%増の58億円へ、純利益を35億円から同48.8%増の41億円へ上方修正しました。売上高は従来見通しを据え置いたものの、全社的なコストコントロールにより、販管費抑制に成功していることが要因としています。株価は今まで上限とされていたレベルを一気に上放れており、新展開入りも見込まれます。



[2987]タスキ 
[M]業種:不動産業
終値3,390円/前日比+570円
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新築投資用IoTレジデンスの企画、開発、販売やコンサルティングなどを手掛ける。 本日買い気配で寄り付いたあとに商いを伴い急伸し、大幅反発しています。同社は昨日引け後に、オンライン完結型の不動産投資型クラウドファンディングサイト「タスキFunds(ファンズ)」で、会員登録の受付を開始したと発表しました。同社株は10月2日にマザーズ市場に上場し、6日に5,060円で初値を形成。同日にストップ高の6,060円に上昇しましたが、その後は過熱感から売りが優勢となり、19日には3,125円に下落していました。高値から半値近くまで下落したことで調整一巡感が台頭していたことも本日の大幅高に繋がったのでしょう。目先戻りの継続性が試されます。



[2160]ジーエヌアイグループ 
[M]業種:医薬品
終値2,286円/前日比-204円
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バイオ創薬ベンチャー。中国に製造・開発拠点。製薬会社と遺伝子解析も。 本日大幅続落となり、時価総額1,000億円割れとなっています。同社は先週末にF351の第2相臨床試験の完了を踏まえた今後の戦略的方向性について発表してから、株価は4,000円近くから2,000円近くまで下落している状況です。次の段階に進むのが来年4月以降になると示されたことで、見切り売りが出ている格好ですが、信用買い残も多い銘柄だけに需給の悪さから下落が止まらない状況になっています。人気株だけに下げ過程で押し目買いやリバウンド狙いの短期資金の買いは入っているものの、下げ止まらないことで、そういった向きの投げも出ている格好です。ここまで来れば2,000円が下値目途になりそうだとの見方も増えています。その水準には200日線も走っており、買いも入り易い処ですが、その辺を狙っている向きも多いことが想定されるだけに、そこまで下がらないとの見方も多い模様です。逆に2,000円でも下げ止まらず更に下げる展開もあるのではとの声も聞かれました。



[7779]CYBERDYNE 
[M]業種:精密機器
終値747円/前日比+100円
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装着型のロボットスーツ「HAL」を開発。レンタルで医療・介護、生活支援に活用。 本日大幅高となりストップ高まで買われています。同社は昨日、HAL医療用下肢タイプについて台湾当局より医療機器の承認取得したと発表。同社は日本や米国、EUに加えてアジア太平洋州での展開を進めており、10月15日には豪州当局より医療機器承認を取得したと発表していました。その時は全く材料視されておらず今回も目新しい材料ではないとの声も聞かれましたが、本日は派手に買われています。相次ぐ承認を受けて海外展開が一段と加速するとの見方に繋がり、改めて先行き期待から見直し買いが入ってきた模様です。また、高値を取ってきたことで短期資金も集まってきた様子で、明日以降も物色が続くのか注目されます。




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[3796]いい生活 
[2部]業種:情報・通信業
終値1,024円/前日比+97円
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不動産業界向けシステムを販売。物件情報のデータベースなどクラウドで提供。 本日買い気配スタート後も上値追いが継続し、大幅反発しています。同社は昨日引け後に、9月度の月次概況速報を発表。クラウドソリューション事業の売上高が前年同月比6.3%増の1億8,500万円と2ヵ月ぶりに前年実績を上回りました。サブスクリプション収益が同4.9%増の1億7,200万円と牽引した他、スポット収益も同30.0%増の1,300万円と高伸長でした。株価は再び1,000円を超え年初来高値に接近してきており、直近レンジ上限となっている1,040円台が目先のポイントになります。



[3923]ラクス 
[M]業種:情報・通信業
終値2,432円/前日比+296円
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中小企業向けクラウドで開発・販売・支援。メール管理の大手。経費精算ソフトも。 本日大幅上昇となり、上場来高値を更新しています。昨晩放送のテレビ番組ワールドビジネスサテライトで、同社が手掛ける「楽楽清算」が紹介されて刺激になっているとの見方です。行政のデジタル化で河野大臣が主導する「脱ハンコ」の動きが加速していますが、早くも次のデジタル化として注目が集まっているのが「脱・領収書」だとのことです。「楽楽清算」はクラウド型経費精算システムで、経費精算のペーパーレス化に繋がり、便利な機能で経費精算の負担を大幅に軽減出来るとのことです。脱・領収書の流れにより、楽楽清算の需要が増えるとの思惑に繋がっている模様です。ただ、既に同社の時価総額は4,000億円超となっており、マザーズ市場では[4385]メルカリ、[4478]フリーに次いで3番目に時価総額が大きな企業となっています。過熱感を指摘する向きも少なくありませんが、フリー超えを期待する向きも居るようです。



[1407]ウエストHD 
[JQ]業種:建設業
終値3,245円/前日比+310円
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リフォームから太陽光発電設置工事にシフト。保守・管理、売電や省エネ提案事業も。 本日買い気配スタートからの大陽線で急騰し、年初来高値を更新しました。河野規制改革相が一部メディアのインタビューに応じ、「再生可能エネルギーの活用促進に向けて既存の制度を総点検すると表明した」と報じられています。同社は太陽光発電など再生可能エネルギーを手掛けており、規制緩和は利益拡大に繋がるとの期待から本日は買われたようですが、先ずは3,200円台中盤のレベルを固めたい処です。



[6047]Gunosy 
[1部]業種:サービス業
終値800円/前日比-108円
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スマホ向け記事配信の「Gunosy」運営。「AbemaTV」とパートナーシップ締結。 本日大幅安です。本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の弱気なレポートが伝わっています。それによれば、同証券は同社の今期以降の業績予想を大きく下方修正しており、投資判断を「弱気」に格下げし、目標株価を630円まで引き下げています。2021年5月期の会社予想の売上高と営業利益は下限値の達成も難しいと指摘。営業利益は会社計画10.3億円〜14.14億円に対して、同証券は5.7憶円に留まると予想しています。更に来期は5.3億円予想と減益が続く見通しを出しており、業績回復には時間が掛かるとの見方から本日は見切り売りが強まった様子です。本日の弱さからも7月末に付けている年初来安値を目指す展開になりそうだと見る向きも多いようです。



[4367]広栄化学 
[2部]業種:化学
終値3,425円/前日比+185円
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住友化学系の窒素化合物メーカー。医薬中間体等ファイン製品に強み。化成品も。 本日反発しました。本日付の化学工業日報で、熱硬化型ウレタンを80度の低温で硬化出来る触媒とブロックイソシアネートを開発したと報じられました。従来の2分の1の温度で硬化出来るため、低耐熱の樹脂が基材の用途にも適用出来る他、塗装ラインの省エネルギー化や工程短縮化も見込めるとしています。また、この温度領域の実現は世界初ということで、大きく買いが流入していますが、これらの物色が明日以降も続くかどうか同社の動向が注目されます。



[3180]ビューティガレージ 
[1部]業種:卸売業
終値2,758円/前日比-70円
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サロン向け美容関連品の専門商社。低価格PB品に強み。翌日配送を拡大。 本日軟調です。一時6%近くの下落となる場面も見られました。今朝の日経新聞では、アマゾンジャパンは19日、シャンプーなどの理美容室向け専用商品を扱う通販サイトを始めると発表したと報じられています。同社はプロ専用の理美容・エステ・ネイルなどの美容商材の卸・通販サイトを手掛けているだけに、アマゾンと競合になるとの懸念から売られている模様です。ただ、アマゾンの理美容室向け商品市場への参入は既に以前から言われていたことであり、目新しさに乏しく、この件に関してアマゾンの参入は「正直、嬉しい」と同社社長が以前ブログでコメントしています。アマゾンの参入により、これまで遅れていたBtoB美容材料市場のEC化も加速してくる可能性があるとの見解も示しています。



[7587]PALTEK 
[2部]業種:卸売業
終値576円/前日比+51円
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独立系半導体商社。特定用途向けに強み。製品開発・設計支援も。 本日後場買い気配スタートから続急伸し、一時ストップ高まで買われています。同社は本日正午に、エッジ端末で生成される情報を高速に処理する米ザイリンクス社のMPSoCを搭載した世界最小組み込みFPGAエッジコンピューティング「So-Oneモジュール」を開発し、販売を開始すると発表しました。本日の株価は、13時25分以降暫く張り付いていた処から、大引けに掛けて大きく上げ幅を縮小しており、明日の反応に注目が集まります。



[2334]イオレ 
[M]業種:サービス業
終値1,997円/前日比-1円
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グループコミュニケーション支援「らくらく連絡網」を運営。広告配信事業が収益。 本日一時大幅上昇も買い続かずでした。11時過ぎに共同通信が、文科省は学校と保護者間の連絡について、メール配信システムの活用などデジタル化するよう求める通知を都道府県教育委員会などに出したと報じています。その後、日経新聞電子版でも報じられ、後場には一段高になりました。同社は連絡支援ITサービス「らくらく連絡網」を提供しており、恩恵を受けるとの思惑で買われたようです。ただ、こうしたサービスをおこなっている企業は大手も含め非常に多く、実際に同社が恩恵を受けるかは不透明との声も聞かれました。そのため買いも続かず結局マイナス圏まで垂れてしまっています。とりあえず本日は小型株という理由で短期資金による物色材料にされた格好のようです。他にも[3804]システムディ、[6193]バーチャレクスHDなども物色されました。




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[7068]フィードフォース 
[M]業種:サービス業
終値5,390円/前日比+700円
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最適なタイミングで広告を表示するデータフィードサービスなどマーケティングツールを提供。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末16日引け後に、11月末現在の株主を対象に1株を4株にする株式分割の実施を発表。足元の業績も好調且つ株式流動性の向上と投資家層の拡大期待から、引き続き買い優勢の展開が見込まれます。また、株価は10月15日の戻り高値5,600円を付けたあと調整を入れましたが、目先は売り物も一巡して下げ止まる格好を見せており、新しいトレンド形成が期待されます。



[9602]東宝 
[1部]業種:情報・通信業
終値4,675円/前日比+200円
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阪急系の邦画配給最大手。テレビ局との連携に強み。不動産賃貸高収益。 本日確りと買われて年初来高値を更新しています。同社が16日に公開したアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が、初日の16日だけで興行収入10億円を突破したと報じられ ています。また、2日で興行収入30億円に迫る勢いとのことです。既に同映画への期待から買われていたものの、想定以上の人気との見方で改めて見直されている様子です。また、本日は鬼滅の刃関連株も総じて買われています。Tシャツなどのアイテムを販売している[7448]ジーンズメイトはストップ高まで買われ、自社で運営するECサイトで色々なグッズを販売している[1491]中外鉱業も買われました。他にもやはりグッズ販売を手掛ける[3935]エディア、[7608]エスケイジャパン、[7809]壽屋、[7803]ブシロードなども買われています。



[4386]SIG 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,393円/前日比+55円
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独立系、システム開発やインフラ・セキュリティサービスを提供。官公庁向けが主力。 本日急伸して年初来高値を更新しました。同社は先週末16日引け後に、アクロHDとの資本・業務提携契約締結をしたと発表。同社は業績も好調且つ官公庁向け給与システムなどに強みを有し、クラウド市場トップシェアのAWS向けセキュリティ診断サービスでも実績を重ねており、注目度の高まりが伺えます。新値追いが期待される処ですが、1,500円処からは売り圧力の強まりも感じられます。



[8617]光世証券 
[1部]業種:証券・商品
終値709円/前日比-18円
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独立系証券。大阪、東京に拠点。自己売買に特化。富裕層に営業基盤。 本日大幅高となっていましたが、14時に発表した2Q決算を機に売り込まれています。同社株は1Qの4-6月期決算が非常に良かったことから、2Qの7-9月期業績への期待も強ま っていました。更に先週には[8706]極東証券や[8614]東洋証券、[8613]丸三証券が2Q決算速報値を発表しており、何れも良い数字となっていたことから、同証券も好決算が出てくるとの期待が高まっていた様子です。それにより足元で買われてきており、本日も一時790円まで上昇するなど先回り的に買っていた向きも多いようです。しかし、14時に発表された7-9月期決算は4-6月期比では大幅減収減益となっています。累計では大幅増収増益ですが、足元の決算期待が高まっていただけに出尽くし的な売りも出易かった様子です。



[3916]デジタル・インフォメーション・テクノロジー 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,521円/前日比+143円
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サイバー攻撃に備えるセキュリティシステムを構築。金融、通信企業などが顧客。 本日大幅買い気配スタートから3営業日ぶりに大幅反発しました。同社は[8023]大興電子通信と協業で中小企業向け電子契約の外部委託サービスをスタートさせており、時流に乗る経営戦略として注目を集めているようです。直近の株価は、菅新政権のデジタル政策を背景にサイバーセキュリティが投資テーマとして再浮上する中、1,500円台を回復してきましたが、年初に付けた年初来高値1,872円には未だ距離があり、出遅れ銘柄としての認識から一段高も考えられます。



[3562]No.1 
[JQ]業種:卸売業
終値4,005円/前日比+510円
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OA機器・情報セキュリティ関連機器の販売や保守。中小企業向け定額サービス。 本日前引け間際から動意付き後場は大幅一段高となり、上場来高値を更新しています。同社は本日12時30分頃、11月1日を効力発生日として1株を2株に株式分割するのに伴う配当予想の修正を発表。1株当たりの期末配当金予想は15円を継続するとしており、株式分割前換算での年間配当金は1株あたり30円から45円へと実質的に増配となります。明日、明後日早々に崩れるようなことが無ければ、株価は青天井圏を駆け上がりそうです。



[9878]セキド 
[2部]業種:小売業
終値643円/前日比+100円
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輸入ブランド専門店を展開。中古品やネット通販も展開。オークファンと提携。 本日軟調に推移していましたが、後場ストップ高まで買われました。同社は後場にコスメティック事業部において、「BTS」との限定コラボ商品の10月度売上数が、上半期と比較して23倍超のペースで伸びていることを発表。先週には10月9日〜11日までの3日間、イオンモール太田で初めて韓国コスメに特化した催事を開催し、特にBTSとの限定コラボ商品が売れて想定以上の売上になったと発表して買われていました。同じBTS限定コラボ商品ネタですが、改めて業績寄与が期待された様子です。また、同社は16日〜18日にも韓国コスメ催事を行っており、それに関してまた何らかの発表が近くあるのではと期待する声も聞かれました。



[2160]ジーエヌアイグループ 
[M]業種:医薬品
終値3,190円/前日比-700円
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バイオ創薬ベンチャー。中国に製造・開発拠点。製薬会社と遺伝子解析も。 本日ザラ場寄らずのストップ安比例配分のみとなっています。先週末同社は、F351の第2相臨床試験完了を踏まえた今後の戦略的方向性について発表。それによれば現在、国家薬品監督管理局および医薬品審査評価センターへの相談に向けて準備を行っており、次の段階に進むのは概ね2021年第2四半期頃になると見通しだとのことです。これを受け承認まで、まだまだ時間が掛かるとの見方に繋がったようで嫌気されている様子です。市場では第3相臨床試験実施は免除され、早期承認に至るとの期待が強かったようで、それが示されなかったことで失望されたようです。同社はF351について、8月17日には戦略的な方向性を9月末から10月上旬を目途に示すと発表しており、更に9月29日には10月16日に発表する予定だと明らかにしていました。その度に同社株は買われてきただけに事前に買っていた向きも多いようで、そういった向きの売りが本日は殺到している様子です。ただ、売り一巡後は改めて買いに来る向きも多いのではとの声も聞かれました。




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