株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

[7021]ニッチツ 
[2部]業種:機械
終値3,310円/前日比+501円
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船用機器と陸上産機が主力。ハッチカバーに強み。ハイシリカなど資源関連も。 本日ストップ高まで買われています。特に材料は出ていませんが、引き続き植島幹九郎氏による大量保有の思惑相場が続いている格好です。大量保有報告書によれば、植島氏は同社株の買い増しを続けている状況で、足元でも更に買っているとの見方も多いようです。植島氏は個人投資家で企業家でもあり、あの村上世彰氏とも繋がりがあると見られている人物だけに思惑も出易い様子です。同社株のストップ高に刺激を受け既に植島氏が27.79%も保有している[7946]光陽社もストップ高まで買われました。何れも保有目的は「純投資・重要提案行為等を行うため」としているだけに、今後何らかのアクション起こす可能性もあるのではとの声も聞かれました。ただ、信用取引や借入金も活用しているだけに警戒する向きも居る様子です。なお、植島氏はこの2銘柄の他にも[7769]リズムも大量保有しています。



[3697]SHIFT 
[1部]業種:情報・通信業
終値24,030円/前日比+2,180円
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ソフトウエアのテスト事業が主力。ソフトの品質保証や関連コンサルも。組織力に強み。 本日大幅ギャップアップスタートから急反発となりました。同社は昨日引け後に、2022年8月期の業績予想を発表。営業利益で前期比43%増の57億円を見込んでおり、2021年8月期の39億9,400万円(前期比70%増)に続き、2期連続で過去最高利益の大幅更新となります。直近の株価は先月後半以降急調整を強いられてきましたが、今月5日の底打ちから1週間程の足場固めを経て本日リスタートとなっています。目先、早期の25日移動平均線ブレイクがあれば、一段高、全値戻しも見えてくると言えるでしょう。



[3086]J.フロント リテイリング 
[1部]業種:小売業
終値1,104円/前日比+87円
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大丸と松坂屋が統合した大手百貨店グループ。テナント導入推進。子会社にパルコ。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発しています。同社は昨日引け後に、2021年3-8月期決算を発表。最終損益が前年同期163億1,100万円の赤字から19億9,500万円の赤字へと損失幅が縮小しました。9月末の緊急事態宣言解除に加え、足元で新型コロナウイルスの新規感染者数が急減していることから、今後の業績動向にマーケットの注目度も高まっていました。昨日の株価は決算発表を前に買いポジションを減らす動きで5%超下げていましたが、不安心理が後退しており、買戻しを絡めた一段高があっても不思議では無い状況です。



[6652]IDEC 
[1部]業種:電気機器
終値2,196円/前日比+162円
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制御機器大手。スイッチや表示灯に強み。自動認識機器や防災・防爆関連強化。 本日大きな窓を空けて急反発しています。大和証券が12日付で投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」とし、目標株価を1,900円から3,000円へ引き上げました。同証券では営業利益予想として、2022年3月期が94億円、2023年3月期は108億円と2018年3月期61億1,200万円の過去最高を更新すると予想しています。株価は先月半ばから調整を余儀なくされてきましたが、本日の大幅高で月初からの下げ分はほぼ取り戻しました。とは言え、75日・25日両移動平均線が重なるレベルに達しており、両ラインが目先の節となるでしょう。



[3267]フィル・カンパニー 
[1部]業種:建設業
終値3,590円/前日比+545円
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貸し駐車場の上、利用「空中店舗」フィル・パークの企画、設計、建築。投資用も。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。同社は昨日、大幅増収で黒字転換となる3Q決算を発表。販売用不動産売却による影響も大きいですが、9月に上方修正した通期計画を既に超過している状況です。この3Qの数字からも再度の上方修正必至ではとの見方が強まっているようで、改めて見直されています。ガレージ付賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」の受注高は引き続き増加傾向で、更にプレミアムガレージハウスの問い合わせ件数が前期比2.5倍になっているとのことです。また、開発販売スキームにおける土地仕入を1年4ヵ月ぶりに再開したとも明らかにしており、これらのことからも再度の上方修正期待は強まっています。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。



[3996]サインポスト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,290円/前日比+163円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 本日大幅高です。同社は昨日、赤字となる中間決算と通期業績の下方修正を発表。それを嫌気し軟調に推移していましたが、10時にグローリーと「TOUCH TO GO」が、無人決済システムソリューションの市場展開において、資本業務提携に関する契約を締結したと発表。それを機に動意付きプラスに転じて派手に物色されています。ただ、TOUCH TO GOへは次々と色々な企業が出資をしてきていますが、それにより同社の出資比率は低下しており、これに伴い恩恵も乏しくなってくるのではとの声も聞かれました。それでもTOUCH TO GOの無人決済システムには同社の技術も利用されており、それによりロイヤリティ収入があり、更にはTOUCH TO GOは同社の持分法適用会社だけに持ち分法利益も得られるだけに、TOUCH TO GOの業績が拡大すればする程、同社業績への恩恵も期待出来ると見られています。また、何れはTOUCH TO GO上場の可能性もあり、例え出資比率が更に低下してもTOUCH TO GOの成長は同社に追い風との見方が多いようです。



[6205]OKK 
[1部]業種:機械
終値344円/前日比+37円
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工作機械の老舗メーカー。水道メーターから中小型マシニングセンター主力に。アジア拡大。 本日買い気配スタートから大幅4営業日続伸しました。東証は昨日引け後に、同社株の監理銘柄(確認中)の指定を解除すると発表。9月22日に、2021年3月期有価証券報告書および2022年3月期第1四半期報告書の延長承認を受けた法定提出期限までに提出出来る見込みがないと発表したことから、監理銘柄に指定していましたが、6日に有価証券報告書、12日に四半期報告書の提出が確認されたため、指定を解除するとしています。現値レベルは先月急落時に空けた窓の価格帯にあり、不安定な展開が続きそうです。



[4889]レナサイエンス 
[M]業種:医薬品
終値864円/前日比+150円
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医薬品、医療機器、AIなどを活用した医療ソリューションの研究・開発を手掛ける。 本日後場急伸し、ストップ高まで買われました。岸田文雄首相が参院本会議の代表質問で、新型コロナウイルスの感染再拡大に備えて国産の経口治療薬確保を急ぐ方針を示し、国産治療薬の研究開発を積極的に支援することを表明したと報じられたことが刺激になっている模様です。同社は新型コロナウイルス感染症治療薬などにも取り組んでいることから、恩恵を受ける可能性もあるのではとの思惑です。同社は現在、国内で新型コロナウイルス治療薬候補の後期第II相試験を実施中で、米国やトルコでも第II相試験を実施中であり、[4568]第一三共に優先交渉権を与えるオプション契約を締結しており、全世界での実用化を狙っています。早ければ2022年にも実用化したい考えを示しており、政府の支援があれば実用化も早まる期待あるのではとの声も聞かれました。




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[9245]リベロ 
[M]業種:サービス業
終値1,592円/前日比+300円
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新生活サービスプラットフォームの構築と提供による移転者サポート事業を手掛ける。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。いちよし証券が同社株を新規「A」でカバレッジを開始しています。昨日終値の3倍以上となる4,000円をフェアバリューとしており、インパクトも強い様子です。また、同社は上場間もない銘柄で、所謂直近IPOです。上場して僅か2週間程度でカバレッジを開始してくるのも珍しく、同社株は初値形成時に売り込まれ、公開価格1,400円すら割り込んでいただけに見直し買いも集まり易かった様子です。同証券のレポートによれば、同社は将来、賃貸住宅市場でのゲームチェンジャーに発展する潜在性を評価すると指摘しています。これを機に上場初日に付けていた上場来高値を先ずは目指す展開になりそうだと期待する向きは多いようです。それ以降も買いが続くのか注目されます。



[4576]デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 
[JQG]業種:医薬品
終値253円/前日比+15円
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大学発創薬ベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤に着目。緑内障治療薬開発。 本日大きな窓を空けて続急伸しています。同社は昨日引け後に、2021年12月期業績予想の上方修正を発表し、売上高は従来予想の3億4,000万円から前期比13%増の4億円に増額、営業損益は5億8,000万円の赤字から2億9,000万円の赤字(前期は2億6,500万円の赤字)に損失幅が縮小する見通しとなりました。また同日、カナダで眼科手術補助剤「DW-1002」の販売が開始されたことも併せて発表しています。直近の株価は7日に231円の年初来安値を形成するなど大底圏にありますが、本日の急騰で切り返しの初動に入った格好でしょう。



[3927]フーバーブレイン 
[M]業種:情報・通信業
終値1,079円/前日比+150円
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情報セキュリティ製品の開発・販売・保守。中小企業向けの業務システムに注力。 本日売り先行スタートも前場早い時間に切り返して急反発し、ストップ高まで買われています。同社は昨日引け後に、9月度の月次売上高速報を発表。前年同月比32.0%増となり、7ヵ月連続で前年実績を上回りました。なお、GHインテグレーションを完全子会社化しており、2022年3月期の数値は連結売上高になっているとのことです。本日の株価大幅高で昨日の急反落分を即日埋め、更に158万株超の買いものを残していることからも11日の直近高値1,118円を視界に捉えた格好と言えそうです。



[7379]サーキュレーション 
[M]業種:サービス業
終値3,505円/前日比+385円
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高いスキルを持つ人材と企業を仲介する「プロシェアリングコンサルティング」を展開。 本日大幅上昇となり、25日線超えとなりました。やはり、いちよし証券が新規「A」でカバレッジを開始しており、買い材料になっています。フェアバリューは5,000円としています。外部プロ人材活用のコンサルティングでの高利益成長を予想するとのことです。なお、9月には岩井コスモ証券が同社株を新規「A」、目標株価4,200円でカバレッジ開始ていました。岩井コスモのアナリストは、外部プロ人材市場の拡大が見込め、アライアンスにも期待出来ることから高い成長が続くと指摘しています。岩井コスモが新規Aとした時は翌日以降買いは続かず売られてしまいましたが、その時は地合いが悪かった影響もあったと言え、今回は見直し買いが続くのではと期待する声も聞かれました。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,654円/前日比-82円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日軟調です。本日は旅行関連株や飲食関連株などの所謂アフターコロナ株が軒並み売られています。昨晩のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」に岸田首相が出演し、「GoToキャンペーン」の年内の再開について慎重な姿勢を示したことが重しになっています。通常の社会経済活動を取り戻すためには、ワクチン接種と経口治療薬の2つが必須とのことで、これらを世の中に普及させるには年内一杯掛かるのではないかとの見解を示しています。これを受けGoToキャンペーン再開は早くても年明け以降になるとの見方に繋がり、アフターコロナ株は一先ず手仕舞いする向きが多い様子です。ただ、緊急事態宣言も明けたことから足元回復基調になっているのは間違いなく、それが落ち着いてからのキャンペーン再開がベストではとの見方も多い模様です。



[4334]ユークス 
[JQ]業種:情報・通信業
終値468円/前日比+38円
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ゲームソフトを受託開発。プロレス関連に強く北米向け中心。パチスロ向けなども。 本日前場11時過ぎから商いを伴って急伸し、3営業日大幅続伸となりました。同社は本日11時頃、DCコミックスのキャラクターをベースにしたオンライン・トレーディングカードゲーム「DCデュアルフォース」の製作を発表。プラットフォームはPC、家庭用ゲーム機、スマートフォンなどを予定しており、2022年秋に配信を予定しています。本日は長い上影を引いた訳ですが、先月中旬急騰時のシコリ玉が出るのは仕方なく、一巡後の上値慕いの大きさに注目が集まります。



[7375]リファインバースグループ 
[M]業種:サービス業
終値1,559円/前日比+95円
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産業廃棄物の再資源化で合成樹脂を製造販売。業務用カーペット再生に力。 本日大幅続伸です。個別の材料は見当たりませんが、原油相場の上昇が刺激になっているとの見方です。昨晩、WTI原油先物相場は7年ぶりの高値となり、同社コーポレートサイトには「東京に油田を見つけた企業」と謳っており、原油高は同社事業に追い風との見方が多い模様です。同社は再生樹脂製造販売事業を手掛けており、今年7月には[4188]三菱ケミカルHDのプラスチック油化事業への原料プラスチック供給で合意しています。原油高は廃プラスチック類の需要拡大に繋がり易く、本日は思惑買いが集まった様子です。明日以降も物色が続くのか注目されます。



[4979]OATアグリオ 
[1部]業種:化学
終値2,149円/前日比+171円
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農薬・肥料メーカー。殺虫・殺菌剤が主力。植物成長調整剤に注力。欧州拡大。 本日寄り付きに伴う商いの一巡後に上値追いが加速して続急伸し、年初来高値を大幅に更新しています。本日付の化学工業日報で、「OATアグリオは、スマート農業の一環として、イチゴの生育状況を人工知能が判断する『生育診断システム』を開発した」と報じられました。記事によりますと、このシステムに加えて肥料や農薬、栽培ノウハウをパッケージ化した月額料金による新サービスを生産者に提供していくとのことです。株価は本日の大幅高で2019年2月以来の高値水準に達していますが、2,200円処の売りを捌ければその上方は軽いゾーンになります。




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[6555]MS&CONSULTING 
[1部]業種:サービス業
終値712円/前日比+100円
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覆面調査の大手。外食・小売りなどサービス向け顧客満足度調査。モニター人多。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末8日引け後に決算を発表。2022年2月期第2四半期累計の連結税引き前損益は5,200万円の黒字し、従来の2,800万円の赤字予想から一転黒字で着地しました。SaaSの受注が加速し、その導入に伴うコンサルティングも増加したことで利益率が向上しており、今後の上方修正も期待されます。株価は目先、4月20日に付けた778円が意識されます。



[4427]EduLab 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,697円/前日比+339円
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次世代教育向けeラーニングやテストの運営・受託事業。英検、テストセンター事業が拡大。 本日大幅上昇です。同社は先週末8日引け後に文科省が実施する「令和4年度全国学力・学習状況調査を実施するための委託事業(小学校事業)」を落札したと発表。受託金額は税込みで16億3,350万円とのことです。この受注金額は2022年9月期連結業績に売上高として計上される見込みです。令和3年度に引き続いての落札とのことだけに、目新しさは乏しいとの見方も多いですが、同社の株価は最近上場来安値水準での推移となっていただけに、見直し買いのキッカケとなった面もあるようです。これを機に長らく続いた下落トレンドが止まるのか明日以降の動向が注目されます。



[9115]明治海運 
[1部]業種:海運業
終値788円/前日比+59円
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船主業が主力。自動車専用船やタンカー、バラ積み船を貸船。ホテル関連事業も。 本日買い気配スタートから急反発しました。同社は先週末8日引け後に、連結子会社が保有する船舶を譲渡するのに伴い、2022年3月期第4四半期に固定資産売却益見込み額約23億円を特別利益として計上すると発表しています。足元の株価は先月16日のザラ場高値960円を天井に値幅調整を強いられてきましたが、先週7日に暫らく頭を抑えられてきた5日線超に顔を出し、本日の急騰で5日線自体も上向きました。着々と反騰態勢を築き上げており、目先は25日移動平均線をサポートに出来るか否かが勝負になってくるでしょう。



[7203]トヨタ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値1,987円/前日比+64円
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世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。 本日確りと上昇しています。足元、先週末8日の米雇用統計発表を受けドル/円が一段と円安になってきています。節目の1ドル112円も超えており、週明け日本時間でも更に円安が進行しています。同社などは為替感応度も大きな企業であり、円安が業績を押し上げるとの見方にも繋がっています。今月下旬から始まる企業決算シーズンも近いことから、意識され易い様子です。同社は今期業績予想の前提となる想定為替レートは1ドル105円としており、1円円安進行すると営業利益を400億円程度押し上げると見られています。ただ、原材料費の高騰や東南アジアでの減産の影響なども警戒されることから、円安による業績押し上げを過度に期待するのは危険との声も聞かれました。同社株以外にも本日は自動車関連株が全体的に買われています。



[4443]Sansan 
[1部]業種:情報・通信業
終値11,870円/前日比+1,490円
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名刺管理サービス最大手。個人向けアプリ「Eight」、法人向けクラウド「Sansan」。 本日買い先行で寄り付いた直後から上値追いが本格化し、大幅3連騰となりました。同社は先週末8日引け後に、11月30日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表しています。なお、併せて発表された2022年5月期第1四半期決算では、売上高が前年同期比25.4%増の45億9,700万円、営業損益は1億200万円の赤字(前年同期1億9,300万円の黒字)。純利益については投資有価証券売却益の計上が寄与し、前年同期比7.6倍の6億5,200万円と大幅増で着地しました。次なる株価目標は先月急落時に空けた窓埋め水準12,060円処となります。



[7085]カーブスHD 
[1部]業種:サービス業
終値977円/前日比+89円
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女性向けフィットネス施設「カーブス」を運営。欧米でもFC。コシダカHDのスピンオフ上場。 本日大幅上昇です。同社は先週末8日引け後に本決算発表しており、それが好感されています。前期業績は会社計画を上回っての着地となっており、注目の今期見通しも大幅増益計画になっています。市場コンセンサスは無いものの、今期見通しは会社四季報の業績予想を大きく上回っています。更に配当見通しは増配計画です。同社事業はシニア女性体操教室展開事業が柱だけにアフターコロナ銘柄と言え、今期は徐々に経済が正常化していくことを前提にしているとのことです。足元、国内の新型コロナウイルス感染者数が一段と減ってきていることも買い安心感に繋がっています。目先は大台1,000円が意識されそうですが、それを超えてくれば上場高値1,072円も意識されてきそうです。



[6335]東京機械製作所 
[1部]業種:機械
終値2,018円/前日比+400円
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新聞向け中心の輪転機大手。デジタル印刷機など新分野に構造転換中。 本日売り気配スタートを強いられるも即切り返し続急騰しました。同社は先週末8日引け後に、8月30日に発表した希望退職者募集の結果が61人となったことに伴い、特別退職金約1億円を2022年3月期第3四半期に特別損失として計上すると発表。これを受け構造改革の一環として行った人員体制の再構築による今後の収益改善を期待した買いが本日入った格好です。本日の株価は後場13時53分以降張り付いたまま終え、49万株超の買いものを残しており、先週末から始まった反騰相場は未だ継続されそうです。



[5612]日本鋳鉄管 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,340円/前日比+110円
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JFE系の鋳鉄管大手。水道管が過半。東ガス向けガス管も。耐震管に注力。 本日大幅続伸です。先週に松野博一官房長官が、7日夜の首都圏を中心にした強い地震で水道管の破裂事故が多発したことに対し、老朽化や耐震性で十分でない部分があったと指摘。その上で政府から関係する自治体などに財政的、技術的な支援をしていく方針が示されました。これを受け改めて見直し買いに繋がっているとの見方です。先週末の物色はデイトレ的な短期資金中心でしたが、実際に政府が水道管の老朽化や耐震性改善への支援に言及したことを受け政策期待で少し足の長い資金も本日入ってきたとの声も聞かれました。同様に[2325]NJSや[4642]オリジナル設計も恩恵を受けるとの思惑から買われています。




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[6659]メディアリンクス 
[JQ]業種:電気機器
終値372円/前日比+26円
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放送・通信機器を開発・販売するファブレスメーカー。大規模メディア伝送に強み。 本日寄り直後から上値追いが加速して大幅続伸しました。同社は本日、放送・メディア業界向けの新プラットフォーム「MDP3020 MAX」を発表。ビデオ・オーディオおよびデータからなるコンテンツをエンコード/デコードして、広域IPネットワーク上で伝送する製品で、高品質映像伝送と最小限の遅延が要求される双方向(対話型)ライブ中継などのアプリケーションに最適としています。本日の大幅高で株価は漸く底値圏を脱した感がありますが、目先は5日線に沿った上昇が見られるか注目されます。



[5612]日本鋳鉄管 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,230円/前日比+65円
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JFE系の鋳鉄管大手。水道管が過半。東ガス向けガス管も。耐震管に注力。 本日一時1,400円超まで上昇する場面も見られました。昨晩、東京などで震度5強を観測する地震があり、各地で水道管が破裂したと報じられていたことから思惑的に物色された様子です。ただ、朝方急騰したあとは買いも続かず上げ幅を縮小する展開になっています。東京都の発表によれば、23区で23箇所の水道管破裂などで漏水が確認されたが、何れも午前6時までに修理が終わったと報じられています。また、水回りの緊急修理サービスを手掛ける[6173]アクアラインも買われ、こちらはストップ高に張り付いて引けています。まとも考えれば続く物色にはならないと言えますが、1日信用などで空売りした人が多く、そういう向きが掴まっているのではとの声も聞かれました。



[6919]ケル 
[JQ]業種:電気機器
終値1,168円/前日比+128円
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産業用コネクターを製販。小型の高品質タイプが大手。ラックなども。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期の連結業績予想について発表。売上高を110億円から前期比15.1%増の117億円へ、営業利益を11億円から同45.7%増の14億4,000万円へ、純利益を7億4,000万円から同35.2%増の9億8,000万円へ上方修正しました。本日の株価は空中戦で新値を取った訳ですが、高値から大きく押し戻されて終えており、直近高値レベルを固められるかがポイントになるでしょう。



[7082]ジモティー 
[M]業種:サービス業
終値3,980円/前日比+405円
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無料広告掲示板「ジモティー」の企画開発・運営。家具など個人間取引を仲介。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。いちよし証券が新規「A」でカバレッジを開始しています。既存の広告分野に加えて新規の手数料売上が大幅に伸びており、家庭の不用品などの「物」を融通し合う仕組みが活性化しつつあると指摘しており、7月開始の人材マッチングに関わる電子申請・申請承認システムにより、「役務」の融通も可能になる見通しとのことです。2027年12期までの営業利益成長率を年率43%と予想して、フェアバリュー6,000円としてレーティング「A」を付与し、カバレッジを開始するとのことです。フェアバリューは時価を大きく上回る水準だけに、年初来高値圏ながらも改めて見直されて買われています。来週、1年前に付けている上場来高値4,630円を目指す展開になるか注目されます。



[2918]わらべ日洋HD 
[1部]業種:食料品
終値2,446円/前日比+56円
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中食業界でトップ。米飯類主力に調理パンや和菓子も。セブンイレブン向け中心。 本日反発しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年2月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.6倍の39.2億円に急拡大しています。また、通期の同利益を従来予想の49億円から53億円へと8.2%上方修正しました。食品関連事業が好調に推移していることが主な要因です。ただ、25日移動平均線付近からの上値は重く、ここからの上値は限定的と見る向きも多いようです。



[7713]シグマ光機 
[JQ]業種:精密機器
終値1,939円/前日比+130円
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レーザー関連部品やユニット・システムの総合力に強み。半導体、液晶製造装置向け。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2022年5月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.4倍の3.8億円に急拡大し、6-11月期計画の5.7億円に対する進捗率は66.7%に達しました。株価は25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、2,000円付近からは売り圧力の高まりが顕著に現れており、目先は調整入りも想定されます。



[3843]フリービット 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,366円/前日比+95円
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ネット接続にインフラ提供。集合住宅向けネットサービス、アドテクノロジー事業、医薬向けも。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。今朝の日経新聞で、「NTTドコモは7日、ドコモショップで格安スマートフォン会社の携帯料金プランを契約出来るようにすると発表した」と報じられています。格安スマートフォン2社の低価格サービスを取り扱い、月額550円のプランなどを用意するとのことです。その1社が同社傘下の格安サービスで、12月にも発売する低料金プランを全国約2300店のドコモショップで契約出来るようにするとのことです。既に昨日の後場には発表されていたことですが、昨日は然程買われていなかったこともあり、本日改めて好感した買いが入ってきた様子です。



[4385]メルカリ 
[M]業種:情報・通信業
終値6,640円/前日比+430円
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フリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営。フリマと連携で新規事業積極。海外にも注力。 本日確りと買われて上場来高値を更新しています。今朝の日経新聞では、同社はフリーマーケットアプリ「メルカリ」に無料で店舗を開設出来るサービスの本格展開を始めたと報じられています。中小の事業者や個人が手軽にネットショップを出店出来るのが特徴で、大黒柱の個人向け依存度を引き下げ、収益基盤を拡充する狙いがあるとのことです。既に7月にEC支援サービス事業参入を発表していることから目新しさはありませんが、改めてEC支援サービス事業への期待から見直されている模様です。ただ、EC支援サービスを提供する企業は多く、競争が激しいことから収益に結び付けられるかは不透明との声も聞かれました。なお、同社がEC支援サービス事業参入を発表した際に競争激化懸念から大きく売られた[4477]BASEは、前場然程嫌気されていなかったものの、後場売られています。




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[3498]霞ヶ関キャピタル 
[M]業種:不動産業
終値2,919円/前日比+500円
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不動産コンサル業。太陽光発電施設や投資用不動産の開発・事業投資。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に本決算を発表。今期見通しも大幅増収増益計画となっています。また、2026年8月期の純利益100億円(今期10億円計画)を目指す中期経営計画策定も発表しています。かなり強気と言える中期経営計画だけに、本決算と合わせて好感され見直し買いが集まっています。この決算と中計なら上場来高値を目指す展開になっても不思議は無いとの見方もある様子です。分割調整後の上場来高値は4,065円。明日以降の動向が注目されます。



[5279]日本興業 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値895円/前日比+150円
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コンクリート2次製品大手。土木関連と舗装材が主力。エクステリア関連も。積水樹脂系。 本日前場中盤から商いを伴い急伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われました。同社は昨日、奈良女子大学および大林道路と共同で、セメントを使用しないことで通常ブロックと比較して二酸化炭素排出量を大幅に抑制出来る土系ブロック「つちみちぺイブ」を開発したと発表。「環境」「共生」といったキーワードの基で進められる開発事業への導入に向けて、積極的に提案を進めていくとしています。本日の株価は13時45分以降張り付いたまま終えており、一段高期待を示しています。



[6194]アトラエ 
[1部]業種:サービス業
終値2,378円/前日比+112円
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人材紹介サイト「Green」を運営。成功報酬型が特長。ITやAI関連に強み。 本日大幅買い気配スタートから9営業日ぶりに反発しました。同社は昨日引け後に、集計中の2021年9月期連結業績について発表。売上高が37億円から44億5,000万円へ、営業利益が5億円から9億4,000万円へ、純利益が3億3,000万円から6億4,000万円へ上振れて着地したようだとしています。エンゲージメント解析ツール「Wevox」の大手企業による導入が進みました。ここ1ヵ月近く株価の上値抵抗となってきた5日線を本日上抜けましたが、目先数日でダマシの有無を判断することになるでしょう。



[3141]ウエルシアHD 
[1部]業種:小売業
終値4,120円/前日比+230円
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イオン子会社・ドラッグストア最大手。調剤薬局併設に強み。化粧品店や介護も。 本日確りと上昇して年初来高値を更新しています。同社が昨日発表した2Q決算が好感されている模様です。会社計画を上回り、市場コンセンサスも上回っています。それが好感されて買われていますが、買い一巡後は上値の重い展開となっています。本日はジェフリーズ証券とCLSA証券による格下げが伝わっており、それが重しとなっています。CLSA証券は「BUY」から「OP」への格下げで目標株価は時価より高い4,500円としていますが、ジェフリーズ証券は「UP」に格下げしています。目標株価は3,400円と時価を下回る水準になっており、同社株をカバレッジしているアナリストも多いことから、この決算を受け今度どのような評価を示してくるのか注目されます。



[6188]富士ソフトサービスビューロ 
[2部]業種:サービス業
終値364円/前日比+21円
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富士ソフト傘下。コールセンターや事務センターなどのBPO事業。官公庁の受託も。 本日買い先行スタート後に急伸し大幅反発しました。新型コロナウイルスの感染第6波に備え、ワクチン普及を加速させるための算段としてワクチンパスポートの発行が検討される中、マイナンバーカードを使って専用アプリから申請すれば、スマートフォンの画面に接種証明書を表示出来るようにする案も浮上しています。本日は同社株の他、[2307]クロスキャット、[3774]インターネットイニシアティブなどマイナンバー関連株が買いを集めましたが、今後もセクターとして評価されることがありそうです。



[4825]ウェザーニューズ 
[1部]業種:情報・通信業
終値6,560円/前日比+320円
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民間気象情報で世界トップ。交通気象に強み。携帯電話などにも配信。 本日買い気配スタート後も高値を伸ばし、5営業日ぶりに急反発しました。同社は昨日引け後に、2022年5月期上期の連結業績予想を修正。経常利益予想を従来の6億円から8億円へ上方修正するとしています。継続的な新コンテンツの投下や広告ビジネスの拡大を背景に個人向けモバイル・インターネット気象の収益が想定より伸びる見通しとなりました。本日の株価大幅高でテクニカル面の危機を乗り越え上値追い機運が高まってきそうですが、先ずは5日線の上向き転換待ちということになりそうです。



[6178]日本郵政 
[1部]業種:サービス業
終値921.1円/前日比-5.5円
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郵政グループの持ち株会社で傘下に日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命。 昨日、財務省が同社株を売却すると正式に発表しました。売出し株数は約10億株で需給悪化を出来る限り避けるため、同社は約1億株の自社株買いを実施するとも発表しています。既に9月29日に報じられていたことで、ロイターでは10月6日にも売却方針を決定するとまで報じていました。報道により同社株は足元で売られてきただけに、本日は朝方こそ売られたものの、売り一巡後は買戻し優勢の展開となりました。政府による売却は今回が最後となるため、この売却が終われば、同社株は見直されていくと期待している向きは多いようです。それだけに今回の売出しイベント中の安い場面では買い場を探っている投資家も多いようです。本日早くも買いに動いている向きも居るようですが、売出価格が決まるまでは更に下げる恐れも否めないとの声も聞かれました。なお、売出価格は最短で10月25日に決定する見込みです。それまでどういう動き見せるのか注目されます。



[1662]石油資源開発 
[1部]業種:鉱業
終値2,134円/前日比-229円
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資源開発大手。原油・天然ガスの探鉱、開発、生産。カナダ・オイルサンドで安定操業。 本日大幅安です。足元は原油相場の上昇を受け同社株など関連株は強く買われていましたが、昨晩の海外市場では原油相場が反落。それを受け本日は関連株も利食い売りに押される動きになっています。昨日、WTI原油先物の期近物は日本時間に約7年ぶりに節目の1バレル80ドル近くまで上昇する場面も見られました。しかし、欧州時間に入って下落に転じ、米国時間でも軟調でした。プーチン露大統領が、天然ガスの供給増を示唆したことで連想的に原油先物売りに繋がっています。また、米エネルギー情報局が発表した週間統計で米原油在庫が増えたことも重しになっており、更には米エネルギー長官が石油備蓄の放出を検討との報道も出ており、日本時間でも原油先物は更に下落しています。これを受け原油相場は暫く落ち着くとの見方から、同社株などの売りに繋がっている模様です。やはり足元で強かった石炭株も石炭価格下落を受け大きく売られています。




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[7855]カーディナル 
[JQG]業種:その他製品
終値953円/前日比+99円
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カード専業メーカー。会員カードが主力。多品種少量生産に強み。ICタグ関連を強化。 本日寄り前から大量の買いを集め急反発しました。同社は昨日引け後に、MBO(経営陣買収)の一環として山田弘直社長が代表を務める山田マーケティングが同社株に対して実施しているTOBについて、買い付け条件の変更を行うと発表。買い付け価格を851円から955円に引き上げるとしています。また、10月5日までとしていた買い付け期間を10月19日まで延長しました。本日の株価は新しいTOB価格にサヤ寄せする格好で上昇しており、目先はこのレベルでの推移が続くでしょう。



[6549]ディーエムソリューションズ 
[JQ]業種:サービス業
終値1,305円/前日比+300円
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ダイレクトメールや宅配便の発送代行大手。一貫体制に強み。SEOコンサル事業も展開。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、主要物流拠点の日野フルフィルメントセンターを大幅に増床したと発表。EC通販市場の拡大などで取扱量が増大しており、フルフィルメントサービスの受注体制の強化や拡大を図るためとしています。株価は1,000円を割り込でいたことから割安感も強く、買いが向かっています。ただ、1,300円付近は節目とも捉えられますので、慎重に動きを見たい処です。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,588円/前日比-191円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日国交相が、GoToトラベル再開を検討する発言が昨日の午後には報じられており、本日は旅行関連株に買われて始まる銘柄が目立っていました。しかし、寄り後は売られる旅行関連株が目立っています。GoToトラベル再開検討で一先ず出尽くし的な動きとの見方もありますが、地合い悪化で手仕舞いに動いてきた個人投資家が多いようだとの声も聞かれました。同様に[9201]日本航空、[9202]ANA HD、[9020]東日本旅客鉄道、[9021]西日本旅客鉄道、[9022]東海旅客鉄道なども売られています。また、旅行関連株だけではなく、[4680]ラウンドワンや[4661]オリエンタルランド、[2157]コシダカHDなどのレジャー関連株の他、[4331]テイクアンドギヴ・ニーズ、[2196]エスクリ、[6186]一蔵といったウェディング関連株、更には[3193]鳥貴族HD、[3547]串カツ田中HD、[7522]ワタミ、[3387]クリエイト・レストランツHD、[3397]トリドールHD、[2695]くら寿司などの飲食関連株も総じて軟調となっています。



[2307]クロスキャット 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,224円/前日比+36円
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中堅SI。ソフト受託開発が主力。クレジットや金融関連向けに強み。ビッグデータも。 本日反発しました。同社は昨日引け後に、DX推進のサポート体制強化に向けて経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得したことを発表。マイナンバー関連株の一角としても注目度が高っており、投資資金の攻勢を誘いました。株価は9月21日の1,450円を付けたあと調整を入れましたが、目先は売りも一巡して25日移動平均線付近で下げ止まる格好を見せており、再度の上値追いが期待されます。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値4,050円/前日比+285円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 本日買い気配から急反発しています。昨日、米プリンストン大学上席研究員真鍋淑郎氏のノーベル物理学賞受賞が決まりました。同氏はコンピューターを用いて気候の変動を分析する研究分野を開拓した実績が評価されました。同社株の他、[3498]霞ヶ関キャピタルと[9517]イーレックスも人気化しています。同社株は本日長い上影を引くことになりましたが、環境関連株に取っては、31日から英国グラスゴーで第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議が始まることが追い風になるかも注目されるでしょう。



[1712]ダイセキ環境ソリューション 
[1部]業種:建設業
終値1,993円/前日比+192円
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土壌汚染処理大手。調査から処理まで一貫。リサイクル事業にも積極展開。 本日大幅上昇となる年初来高値更新しています。水戸証券が同社株の投資判断を「B+」から「A」へと格上げし、目標株価を従来の1,400円から2,400円まで大きく引き上げており、好感されている模様です。今期会社計画は上方修正されましたが、保守的だと指摘。上期を牽引した中京エリアの複数のインフラ整備工事案件が、下期も業績拡大に寄与するとのことです。今期売上高は会社計画175億円に対して180億円を予想しており、営業利益は会社計画21億円ですが、26億円と予想しています。また、EPSは会社計画76.05円ですが、94.6円と予想しています。更に来期は増収2桁営業増益が期待されるとのことです。また、いちよし証券も同社についてレポートを出しており、投資判断「A」継続で、フェアバリューを2,300円まで引き上げており、これも追い風になっている様子です。



[5233]太平洋セメント 
[1部]業種:ガラス・土石
終値2,402円/前日比+166円
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セメント最大手。海外にも展開。建材や電材など多角化。環境関連事業も。 本日大幅に反発しています。今朝の日経新聞では、同社は2022年1月出荷分からセメントを1トンあたり2,000円(約18%)値上げすると報じています。値上げの表明は2017年12月以来3年10ヵ月ぶりとのことです。製造時に燃料として使う石炭が高騰しており、製品価格に転嫁するとのことで、値上げにより採算改善への期待から見直し買いに繋がっています。同社株は足元弱含みの展開続けており、昨日は年初来安値を更新していたことから見直し買いのキッカケとなった面もあるようです。また、同業各社も同社の値上げ額に近い形で追随値上げする可能性があるとも報じられており、[5232]住友大阪セメントも大きく買われています。ただ、足元のセメントの需要は鈍いため、見直し買いも続き難いとの声も聞かれました。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値632円/前日比+38円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日確りと上昇し、1ヵ月ぶりに25日線を上回って引けています。先週末、パウエルFRB議長が、ビットコインや仮想通貨を禁止するつもりはないと発言した辺りからビットコインの上昇が再び顕著になってきていますが、昨晩には更に上昇しており、約1ヵ月ぶりの高値水準となっています。ドル建てでは節目の5万ドルも回復しており、これが複数のメディアで報じられていることから本日の東京市場では仮想通貨関連株として同社株に見直し買いが入ってきている様子です。やはり、同関連と言える[3696]セレスや[3825]リミックスポイントも買われています。明日以降もビットコインの上昇基調が続くのか注目されます。




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[1605]INPEX 
[1部]業種:鉱業
終値943円/前日比+50円
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資源開発最大手。原油・ガス開発生産。政府が黄金株保有。海外に強み。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸し、年初来高値を更新しています。昨晩の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が、前日比1.75ドル高の1バレル77.62ドルと上昇しました。一時78.38ドルと2014年11月以来約7年ぶりの高値まで上昇しており、本日の東京市場では全般相場が下落する中、石油関連株が逆行高しました。本日は[1662]石油資源開発なども買われましたが、今後もWTIを見ながらの相場になりそうです。



[1881]NIPPO 
[1部]業種:建設業
終値4,050円/前日比+55円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日確りです。ENEOSなどが1株4,000円でTOBを実施する予定を公表している銘柄ですが、本日アクティビストで知られる香港ファンドのオアシスが「NIPPOの特別委員会が少数株主を保護するよう強く求める」との声明を発表。オアシスはENEOSと同社双方の株式を保有していることを明らかにし、TOB価格4,000円に物言いを付けています。オアシスは同社株は、一株あたり5,600円以上の価値があると確信しているとのことです。これを受けTOB価格が引き上げられる可能性もあるのではとの期待から買われましたが、買いも続かず4,000円というTOB価格は上場来高値水準だけに、TOB発表前の株主は誰も損しておらずTOB引き上げは無理があるとの声も聞かれました。明日以降の動向や実際にTOB価格の引き上げがあるのか注目されます。



[2502]アサヒグループHD 
[1部]業種:食料品
終値5,569円/前日比+147円
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ビール事業大手。傘下にアサヒ飲料、カルピス、ニッカなど。欧州ビール事業は再編。 本日買い先行スタートから続伸しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価も4,800円から6,200円に引き上げています。豪州・欧州事業を牽引役に2022年12月期以降の収益予想を上方修正したこと、国内酒類事業の業績は2021年12月期が当面の底と見られること、有利子負債の圧縮が進んだことで次の成長投資や株主還元の充実への期待値が高まることなどを格上げの背景としています。目先の株価目標は当然、9月14日の年初来高値5,684円となります。



[9101]日本郵船 
[1部]業種:海運業
終値7,670円/前日比+40円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日一時8%超の下落となり、7,000円まで売られる場面も見られたものの、その後は下げ渋ってプラス圏まで戻す動きになっています。その後は上値の重さ見られましたが、何とかプラスで引けています。同社株など海運株は足元で急ピッチに売られてきており、さすがにリバウンド的な動きになった格好です。ただ、本日は原油高が重しとなった他、ジェフリーズ証券が海運大手3社のレーティングを「Buy」から「UP」へ2段階格下げしており、それも朝方は重しになっています。同証券は海運大手3社を9月頭に新規「Buy」でカバレッジ開始したばかりで、この1ヵ月で何かが変わったのか、一転して弱気スタンスに転じています。今後、他の証券会社アナリストも追随的に海運株への評価を替えてくるのか注目されます。



[2471]エスプール 
[1部]業種:サービス業
終値1,022円/前日比+43円
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コールセンター等への人材派遣が軸。倉庫軽作業の受託や障害者雇用の支援も。 本日ギャップダウンで始まったものの、前場途中から上値追い指向が鮮明となり、3営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に第3四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比18.1%増の180億3,100万円、営業利益は同23.9%増の19億3,200万円、純利益は同22.1%増の12億6,700万円と大幅増益となりました。人材アウトソーシングサービスでコールセンター業務がスポット案件を上手く取り込み大きく伸長したようです。足元の株価がスピード調整を強いられてきただけに、トレンド転換に注目が集まります。



[4929]アジュバンHD 
[1部]業種:化学
終値1,235円/前日比+147円
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美容室などに化粧品やシャンプーなどを企画・販売。高価格品が主。関西地盤。 本日大幅高です。特に材料は出ていませんが、同社が10月1日発売予定としていた育毛剤などの育毛関連商品への期待から買われているとの見方です。既に育毛剤事業領域に進出することは、かなり前から公表しており、7月の1Q決算発表時には、10月1日から発売開始する予定だと明らかにしていました。未だ発売されていないだけに、数日内に発売されるとの期待から本日動意付いた様子です。ただ、発売されても既出材料であり、改めて好材料視されるかは微妙との見方も少なくなく、本日大きく買われただけに出尽くしとなる恐れもあるのではと見られています。明日以降の動向が注目されます。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値2,022円/前日比+83円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日売り気配スタートも即切り返し後場から一段高で大幅5営業日続伸となりました。同社は経営者を対象に独自理論「識学」に基いた経営コンサルティングを提供しています。クラウド分野にも傾注し、人材紹介事業として立ち上げた「識学キャリア」も好調で売り上げ拡大に貢献しています。株式需給面では直近外資系証券経由の空売り残高が急増しており、その買い戻しも株価に浮揚力を与えているようです。ただ、足元では短期過熱感が台頭しており、参戦は上級者に限られるでしょう。



[3632]グリー 
[1部]業種:情報・通信業
終値758円/前日比+59円
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ゲームSNS「GREE」を運営。広告とアイテム販売が収益源。スマホゲーム開発に注力。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は先週、3500万株・350億円を上限とする自社株買いを発表。最大で発行済み株式数の16.8%にもおよびます。350億円で3500万株ということから、1,000円以下なら最大株数を買うことが可能で、取得期間は10月1日から来年の9月22日と長いものの、取得株数かなり多いことから株価へのインパクトも大きいとの期待も強いようです。なお、昨年9月に発表した120億円を上限とする自社株買いは、先月取得完了しています。だいたい毎月10億円程度の買い付けを行っていただけに、今回は毎月30億円近くの買い付けを行うと見られています。




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[3088]マツキヨココカラ&カンパニー 
[1部]業種:小売業
終値5,280円/前日比+330円
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都市型ドラッグストアの代表格。化粧品に強み。PB注力。ココカラファインと経営統合へ。 本日ギャップアップスタートから大幅反発しました。同社は先週末引け後に、2022年3月期の業績見通しを新たに公表。営業利益は382億円で市場コンセンサスをやや下回る水準でしたが、ココカラファインが直近で業績予想を下方修正していたこともあり、ネガティブ視する動きは限定的になっています。年間配当金はマツモトキヨシHDの前期実績である70円を計画しています。本日の株価は全体軟調地合いの中、高寄り後も陽線を形成しており、先高期待の大きさを示しています。



[7127]一家HD 
[1部]業種:小売業
終値634円/前日比+100円
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「屋台屋博多劇場」など多業種飲食店の経営。ブライダル事業も。 本日大幅高となり、ストップ高まで買われました。一家ダイニングプロジェクトが持ち株会社化で10月1日に発足した企業ですが、同社は先週末に株主優待制度の新設を発表。これが好感されて本日買われているとの見方です。ただ、一家ダイニングプロジェクトの時から株主優待は実施しており、内容的にも変わりは無く、単に持ち株会社化となっても株主優待は継続するとのことで目新しさは乏しいだけに、ここまで買われる材料ではないとの声も聞かれました。しかし、コロナ禍による緊急事態宣言などで業績悪化していたため、持ち株会社化により優待を止める恐れを警戒していた向きもいる様子で、今回優待継続が明らかなったことで買い安心感に繋がった面もあるようです。また、アフタ ーコロナ株としての見直し買いも入っている模様です。



[3479]ティーケーピー 
[M]業種:不動産業
終値1,934円/前日比+104円
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貸会議室大手。機材レンタル・短期オフィス・宿泊サービスなど展開。大塚家具と提携。 本日急伸しました。同社は先週末引け後に、子会社の日本リージャスHDが、フレキシブルオフィス需要の高まりを受け、リージャスブランド最大規模のフレキシブルオフィス「リージャス大名古屋ビルヂングビジネスセンター」をオープンすると発表しました。これを受け更なる需要増が見込まれ、業績寄与期待から買いが向かいました。ただ、2,000円付近では売り圧力も強く、この水準を保てるか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[9010]富士急行 
[1部]業種:陸運業
終値4,880円/前日比+255円
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富士山麓が地盤。鉄道と富士急ハイランドが両輪、別荘・リゾートも。バスに強み。 本日買い気配スタートから大幅反発しました。緊急事態宣言が解除されたことで、人の流れが復活するとの見方が電鉄セクターの株価にプラスに働いた他、米製薬大手メルクが開発中の新型コロナ経口薬の有効性が確認されたことを受け緊急使用許可を申請する予定にあると発表しており、これも相俟って東京市場でもアフターコロナ株に投資資金が誘導された模様です。本日は、[9001]東武鉄道、[9009]京成電鉄、[9005]東急など私鉄各社の他、[9021]JR西日本、[9020]JR東日本など電鉄株が一斉高となっています。



[3315]日本コークス工業 
[1部]業種:石油・石炭
終値148円/前日比+7円
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石炭、コークス大手。粉体化工機製造など総合エンジニアリング事業も手掛ける。 本日一時162円まで上昇し、年初来高値を更新しました。石炭価格が急騰し、アジア向け指標は過去最高値を付けたと先週末にブルームバーグが報じており、刺激になっているとの見方です。中国が世界で資源を確保する取り組みを強化する中で、環境負荷の高い石炭が需要を集めているとのことです。ただ、石炭価格の上昇は目新しいことでもなく、同社株も上昇基調を続けている格好です。報道を受け短期資金による物色材料になったようですが、地合いの悪さから物色も続かず上げ幅をかなり縮小しています。しかし、石炭価格上昇は今後も更に続く可能性もあるとの見方は多いだけに、同社株には下値では押し目買いも入りそうです。なお、同様に[1514]住石HDも買われています。



[2404]鉄人化計画 
[2部]業種:サービス業
終値352円/前日比+25円
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首都圏中心にカラオケ店。メディア、美容、レストランも。スポーツ配信「DAZN」とコラボ開始。 本日前場中盤から上値追いが本格化して急反発し、年初来高値を更新しました。ここにきて新型コロナウイルスの感染者数が急減する中、緊急事態宣言も9月末で解除されたことで収益面への風向きが変わったことを手掛かり材料に、投資資金が攻勢を掛けている模様です。日証金では直近の貸借倍率が0.35倍で貸株規制が入っている状態にあるものの、足元で買戻しを絡め需給相場の様相を呈し始めており、本日後場の下げを早期に否定出来るかが目先の株価ポイントになってきます。



[4331]テイクアンドギヴ・ニーズ 
[1部]業種:サービス業
終値1,214円/前日比+100円
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ハウスウエディングで先駆。邸宅風の直営店を全国展開。ホテルや保育園も展開。 本日大幅高です。アフターコロナ株として買われているとの見方です。また、先週末に宮内庁が、秋篠宮家の長女眞子様が10月26日に結婚すると発表。先週金曜日の場中に発表されていましたが、週末にメディアで報じられていただけに、週明けの本日改めて同社株などに刺激を与えている様子です。[2196]エスクリも買われており、[6186]一蔵もウェディング関連として買われているとの見方です。26日へ向けてイベントドリブン的に相場を作ってくると期待する声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[4375]セーフィー 
[M]業種:情報・通信業
終値3,905円/前日比+260円
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クラウド型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営を手掛ける。 業種 本日一時大幅高となり、上場来高値を更新しています。先週に新規上場したユニコーン企業ですが、底堅い動きが続いています。ベンチャーキャピタルなど公開価格1.5倍以上、つまり3,645円以上でロックアップ解除となる既存株主も多いだけに、それらの売り警戒から上値の重さも見られていますが、下値では確り買われる動きを続けています。ロック解除となる株数はかなり多いだけに、そう簡単には熟せないとの見方も多いですが、売り渋る既存株主も多いのではとの見方もあり、不安定な動きが続きそうですが、結局上値を追っていく展開になるのではと期待する声も聞かれました。ロック解除の3,645円以上をキープ出来れば、買い安心感は強まっていきそうです。明日以降の動向が注目されます。




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[3919]パイプドHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,838円/前日比+375円
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情報資産プラットフォーム「スパイラル」提供。月額利用料が収益。面接診断ツールなども。 本日寄り前から大量の買いを集めて急反発し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後にMBOの一環としてミライサイテキグループ社が同社株に対してTOBを実施すると発表しました。TOB価格は2,800円で買い付け予定数は510万7623株(下限183万400株、上限設定なし)で、買い付け期間は10月1日から11月15日までとなります。本日の株価はTOB価格にサヤ寄せする格好で寄り付き、その後一段高があったものの、2,800円台中盤で落ち着きました。地相場でしょう。



[9603]エイチ・アイ・エス 
[1部]業種:サービス業
終値2,842円/前日比-111円
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格安航空券販売の最大手。海外・個人旅行に強み。ハウステンボス、ホテルの運営も。 本日反落です。昨日はアフターコロナ株として旅行関連株が軒並み高となっていましたが、本日は旅行関連株が軒並み安になっています。本日から東京都などの緊急事態宣言が解除となりましたが、出尽くし的な動きになっています。旅行関連株などアフターコロナ株には足元で買われてきていた銘柄が目立っていただけに、一旦は出尽くし的な動きで売られるのも無理はないでしょう。まして本日のような地合いでは止むを得ません。ただ、アフターコロナ株には、中長期的には見直し余地が多い銘柄も少なくなく、後場には下げ幅を縮小する関連株が目立っていました。この動きからも関連株の押し目買い意欲は強い印象ですが、同社などはエクイティファイナンスを警戒する向きもいるようで注意が必要との声も聞かれました。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値4,330円/前日比+385円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 本日逆行高となり、上場来高値を更新しています。昨日引け後には脱炭素関連技術を持つスタートアップ企業への出資を目的とするファンド設立を発表しており、それが物色材料になっているとの見方です。同社によるファンド設立は2件目ですが、今回は脱炭素関連のスタートアップ企業に出資するとのことで、将来的なリターンへの期待感や出資企業の脱炭素技術を活用した新たな事業への期待感などから好感する向きは多いようです。ただ、同社株はこの材料発表前から強い相場を作っていることから、継続的な強い買いが入っているのではとの声も聞かれました。また、個人投資家などの短期資金に取っては上場来高値圏ということもシコリ無く、物色し易い面もあるようです。



[3245]ディア・ライフ 
[1部]業種:不動産業
終値546円/前日比+64円
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首都圏で投資用マンションを開発・販売。ファンド運営や人材派遣事業なども。 本日大幅買い気配スタートから続急伸し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年9月期通期の連結業績目標を修正。経常利益目標を従来の30億円から40億5,000万円(前期実績は27億1,700万円)に上方修正しました。また、併せて期末一括配当を従来計画比10円増額の30円とする方針も明らかにしています。本日株価が駆け上がった価格帯はシコリも少ない真空地帯ですが、550円超からは戻り売りも増えることが見込まれ正念場を迎えそうです。



[4552]JCRファーマ 
[1部]業種:医薬品
終値3,125円/前日比+334円
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成長ホルモン製剤が主力。バイオ後続品も成長。ペプチドリームとキャリアペプチド創製。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で続急伸しています。同社は昨日引け後に、2022年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を490億円から前期比72.8%増の520億円へ、営業利益を187億円から同2.6倍の217億円へ増額しました。契約金収入に関して、期首に予想していた72億円を上回る見込みとなったことが主な要因としています。本日の大幅高で株価は安値圏を脱しており、目先は7月末の下落時に空けた窓埋めが焦点になりそうです。



[6541]グレイステクノロジー 
[1部]業種:サービス業
終値1,100円/前日比+98円
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産業機械のマニュアル作成・管理・運用システムの提供。企画や翻訳サービスも。 本日大幅上昇です。本日は岡三証券が同社株を新規「強気」でカバレッジを開始したことが好感されています。「継承されるビジネスモデル」と題したレポートで、同社は製造業立国の盲点とも言えるBtoB製品向けマニュアルというニッチ分野で事業展開しており、潜在市場は数兆円あると見られるとのことです。同社創業者は2021年4月に逝去されましたが、ビジネスモデルは創業者と20年近く共に歩んできた現経営陣に継承されていると考えると指摘。2022年3月期は上期決算が業績モメンタム底打ちのタイミングになると見ているとのことです。同社株は安値圏で揉み合いを続けていた状況だけに、見直し買いを入れる良いキッカケになった面もあるようです。来週も戻り基調を続けられるか注目されます。



[7305]新家工業 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,699円/前日比+179円
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鋼管を製造販売。自転車用リムで高シェア。建材・スチール家具用小径パイプ等も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2022年3月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の5億円から13億円へと2.6倍上方修正。物流倉庫などの建築関連や自動車関連などの堅調な需要に支えられたことが要因です。これを受けて本日75日線をブレイクしましたが、節目水準にも達したことで売り圧力も強く、調整入りも想定されます。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値49,570円/前日比-4,740円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日大幅安となり、年初来安値を更新しています。同社株は本日から日経平均採用銘柄になっていますが、それに伴いパッシブファンドなどによる特需買いが昨日大引けに掛けて入り、本日はその反動から売られています。日経平均が本日は派手に下落している影響もありますが、同社株の売られ方からも日経平均組み入れイベント期待が、昨日までの同社株を支えていたようです。巣ごもり需要剥落で業績先行き懸念を抱く向きも少なくないだけに、日経平均組み入れイベントを通過したことから、暫く弱含みの展開が続きそうとの声も聞かれました。なお、同社同様に日経平均採用となった[6981]村田製作所と[6861]キーエンスも本日は売られています。




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[9726]KNT-CT HD 
[1部]業種:サービス業
終値1,950円/前日比+131円
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近鉄系の旅行業界大手。国内外のパック旅行中心。クラブツーリズムと経営統合。 本日ギャップアップスタート後の一段高で大幅7連騰し、年初来高値を連日で更新しました。本日付の日経新聞朝刊で「近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムなどを傘下に持つKNT-CT HDはKDDIと提携し、旅行や趣味に関するオンラインサービスを始める」と報じられています。2024年度までに100万人の利用者の獲得を目指すとのことです。緊急事態宣言解除も相俟って株価は上げ足を加速させており、どちにも軽い値動きになることが想定されます。



[6191]エアトリ 
[1部]業種:サービス業
終値4,400円/前日比+500円
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航空券予約サイト「エアトリ」運営。DeNAトラベルを買収。投資事業、オフショア開発も展開。 本日大幅高となり、高値を更新しています。同社は昨日、同社が手掛ける「エアトリ国内ホテル」は、Googleホテル広告を日本で展開していくパートナーになったと発表。それによりGoogleホテル広告にてエアトリ国内ホテル宿泊プラン情報が掲載されるとのことです。また、明日から緊急事態宣言解除となることから本日は旅行関連株が引き続き総じて買われていることも追い風になっています。9月末で緊急事態宣言が解除されることが、ほぼ決まってから旅行代理店などでは早くも予約が殺到しているとの報道も昨日から出ており、旅行関連株には改めて見直す動きが強まっている面もある様子です。明日から実際に緊急事態宣言解除となり、出尽くし的な動きになるのか注目されます。



[5214]日本電気硝子 
[1部]業種:ガラス・土石
終値2,655円/前日比+245円
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FPD用ガラス大手。顧客は韓国・台湾・中国企業。機能材やガラス繊維に注力。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年12月期の連結経常利益を従来予想の320億円から400億円へと25.0%上方修正しました。また、発行済み株式数の5.17%にあたる500万株、100億円の自己株式取得も発表しています。ただ、株価は75日移動平均線をブレイクしましたが、上値の節目付近にも達しており、一旦調整入りも想定されます。



[3996]サインポスト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,203円/前日比+31円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 同社は本日11時にJR東日本グループとの合弁会社TOUCH TO GOが、東芝テックと資本業務提携すると発表。これが好感されて派手に物色されるも買い続かずでした。先日にはファミリーマートが、TOUCH TO GOのノウハウを利用して無人のコンビニエンスストア店舗を2024年度末までに約1000店出すと報じられたことで、同社株は派手に買われましたが、買い一巡後は調整気味となっており、その際のシコリが上値には多く残っていると見られています。それが上値を抑えているようです。それに東芝テックは既に、TOUCH TO GOとの業務提携は以前からしており、無人決済システムの拡販と保守サービス体制の構築で協業しているだけに目新しさも乏しいとの声も聞かれました。



[6062]チャーム・ケア・コーポレーション 
[1部]業種:サービス業
終値1,798円/前日比+117円
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関西中心に有料老人ホーム運営。不動産活用。高価格帯、リースバックに注力。 本日買い気配から寄り付いたあとも上値追いが進み続急伸し、上場来高値を更新しています。自民党の岸田文雄新総裁が29日の就任記者会見で、経済政策の一環として介護職の給与引き上げに力を入れる意向を示しました。同社の他、[6099]エラン、[6197]ソラスト、[2374]セントケアHD、[2654]アスモなども大幅高となっています。子育て関連株同様、介護関連株は今後何度も物色される局面がありそうです。



[7049]識学 
[M ]業種:サービス業
終値1,699円/前日比+173円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日大幅上昇です。同社は12時半に2Q決算を発表。大幅増収で黒字転換となっており、四半期ベースの6-8月期は前四半期比でも前年同期比でも大幅増収増益になっています。説明資料によれば、売上高および営業利益共に計画を超える進捗で順調に推移しているとのことです。それだけに好決算との見方から見直し買いに繋がっています。発表直後はもたつきも見せていましたが、徐々に見直し買いが強まって一段高になっています。一時1,770円まで上昇する場面も見られましたが、その後は上げ幅を縮小して引けています。一時、200日移動平均線を久々に上抜けたものの、大引けでは割り込んで引けており、頭を打たれた格好です。明日以降それを改めて超えていけるか注目されます。



[7358]ポピンズHD 
[1部]業種:サービス業
終値3,695円/前日比+365円
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ベビーシッターの派遣を中心とした在宅サービスや保育・学童施設などを運営。 本日買い気配スタートからの大陽線で3営業日ぶりに大幅反発しました。自民党の岸田新総裁は、公約で子育て世帯の住居費・教育費の支援強化を取り上げるなど、子育て支援に力を入れています。同氏は年内に数十兆円規模の経済対策を決定する方針ですが、その中で子育て支援策が打ち出される見通しとなっています。本日は[2749]JP HD、[6189]グローバルキッズCOMPANYといった子育て関連株が高く、これらは今後も物色される場面があるでしょう。



[6981]村田製作所 
[1部]業種:電気機器
終値9,960円/前日比+332円
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セラミックコンデンサで世界首位。材料から一貫生産の技術力に強み。 本日確りと上昇して本日の高値で引けています。本日の大引けで日経平均定期入替に伴うリバランスが行われ、同社株は日経平均新規採用となることから特需買いが大引けに掛けて入っています。同様に日経平均に採用される[7974]任天堂と[6861]キーエンスも高値引けとなっています。これだけ揃って新規採用銘柄が大引けに掛けて買われて高値引けになるのも珍しく、通常は先回り買いも事前にかなり入り、それらが大引けに掛けて手仕舞いに動くため、相殺されて逆に垂れて引けるというパターンも少なくありません。しかし、足元これら3銘柄は地合いの影響もあって大きく売られていただけに、先回り買いの多くは投げさせられていたという可能性もあるようです。明日以降の動向が注目されます。




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