[1605]INPEX
[1部]業種:鉱業
終値943円/前日比+50円
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資源開発最大手。原油・ガス開発生産。政府が黄金株保有。海外に強み。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸し、年初来高値を更新しています。昨晩の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が、前日比1.75ドル高の1バレル77.62ドルと上昇しました。一時78.38ドルと2014年11月以来約7年ぶりの高値まで上昇しており、本日の東京市場では全般相場が下落する中、石油関連株が逆行高しました。本日は[1662]石油資源開発なども買われましたが、今後もWTIを見ながらの相場になりそうです。
[1881]NIPPO
[1部]業種:建設業
終値4,050円/前日比+55円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日確りです。ENEOSなどが1株4,000円でTOBを実施する予定を公表している銘柄ですが、本日アクティビストで知られる香港ファンドのオアシスが「NIPPOの特別委員会が少数株主を保護するよう強く求める」との声明を発表。オアシスはENEOSと同社双方の株式を保有していることを明らかにし、TOB価格4,000円に物言いを付けています。オアシスは同社株は、一株あたり5,600円以上の価値があると確信しているとのことです。これを受けTOB価格が引き上げられる可能性もあるのではとの期待から買われましたが、買いも続かず4,000円というTOB価格は上場来高値水準だけに、TOB発表前の株主は誰も損しておらずTOB引き上げは無理があるとの声も聞かれました。明日以降の動向や実際にTOB価格の引き上げがあるのか注目されます。
[2502]アサヒグループHD
[1部]業種:食料品
終値5,569円/前日比+147円
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ビール事業大手。傘下にアサヒ飲料、カルピス、ニッカなど。欧州ビール事業は再編。 本日買い先行スタートから続伸しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価も4,800円から6,200円に引き上げています。豪州・欧州事業を牽引役に2022年12月期以降の収益予想を上方修正したこと、国内酒類事業の業績は2021年12月期が当面の底と見られること、有利子負債の圧縮が進んだことで次の成長投資や株主還元の充実への期待値が高まることなどを格上げの背景としています。目先の株価目標は当然、9月14日の年初来高値5,684円となります。
[9101]日本郵船
[1部]業種:海運業
終値7,670円/前日比+40円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日一時8%超の下落となり、7,000円まで売られる場面も見られたものの、その後は下げ渋ってプラス圏まで戻す動きになっています。その後は上値の重さ見られましたが、何とかプラスで引けています。同社株など海運株は足元で急ピッチに売られてきており、さすがにリバウンド的な動きになった格好です。ただ、本日は原油高が重しとなった他、ジェフリーズ証券が海運大手3社のレーティングを「Buy」から「UP」へ2段階格下げしており、それも朝方は重しになっています。同証券は海運大手3社を9月頭に新規「Buy」でカバレッジ開始したばかりで、この1ヵ月で何かが変わったのか、一転して弱気スタンスに転じています。今後、他の証券会社アナリストも追随的に海運株への評価を替えてくるのか注目されます。
[2471]エスプール
[1部]業種:サービス業
終値1,022円/前日比+43円
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コールセンター等への人材派遣が軸。倉庫軽作業の受託や障害者雇用の支援も。 本日ギャップダウンで始まったものの、前場途中から上値追い指向が鮮明となり、3営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に第3四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比18.1%増の180億3,100万円、営業利益は同23.9%増の19億3,200万円、純利益は同22.1%増の12億6,700万円と大幅増益となりました。人材アウトソーシングサービスでコールセンター業務がスポット案件を上手く取り込み大きく伸長したようです。足元の株価がスピード調整を強いられてきただけに、トレンド転換に注目が集まります。
[4929]アジュバンHD
[1部]業種:化学
終値1,235円/前日比+147円
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美容室などに化粧品やシャンプーなどを企画・販売。高価格品が主。関西地盤。 本日大幅高です。特に材料は出ていませんが、同社が10月1日発売予定としていた育毛剤などの育毛関連商品への期待から買われているとの見方です。既に育毛剤事業領域に進出することは、かなり前から公表しており、7月の1Q決算発表時には、10月1日から発売開始する予定だと明らかにしていました。未だ発売されていないだけに、数日内に発売されるとの期待から本日動意付いた様子です。ただ、発売されても既出材料であり、改めて好材料視されるかは微妙との見方も少なくなく、本日大きく買われただけに出尽くしとなる恐れもあるのではと見られています。明日以降の動向が注目されます。
[7049]識学
[M]業種:サービス業
終値2,022円/前日比+83円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日売り気配スタートも即切り返し後場から一段高で大幅5営業日続伸となりました。同社は経営者を対象に独自理論「識学」に基いた経営コンサルティングを提供しています。クラウド分野にも傾注し、人材紹介事業として立ち上げた「識学キャリア」も好調で売り上げ拡大に貢献しています。株式需給面では直近外資系証券経由の空売り残高が急増しており、その買い戻しも株価に浮揚力を与えているようです。ただ、足元では短期過熱感が台頭しており、参戦は上級者に限られるでしょう。
[3632]グリー
[1部]業種:情報・通信業
終値758円/前日比+59円
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ゲームSNS「GREE」を運営。広告とアイテム販売が収益源。スマホゲーム開発に注力。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は先週、3500万株・350億円を上限とする自社株買いを発表。最大で発行済み株式数の16.8%にもおよびます。350億円で3500万株ということから、1,000円以下なら最大株数を買うことが可能で、取得期間は10月1日から来年の9月22日と長いものの、取得株数かなり多いことから株価へのインパクトも大きいとの期待も強いようです。なお、昨年9月に発表した120億円を上限とする自社株買いは、先月取得完了しています。だいたい毎月10億円程度の買い付けを行っていただけに、今回は毎月30億円近くの買い付けを行うと見られています。
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[1部]業種:鉱業
終値943円/前日比+50円
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資源開発最大手。原油・ガス開発生産。政府が黄金株保有。海外に強み。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸し、年初来高値を更新しています。昨晩の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が、前日比1.75ドル高の1バレル77.62ドルと上昇しました。一時78.38ドルと2014年11月以来約7年ぶりの高値まで上昇しており、本日の東京市場では全般相場が下落する中、石油関連株が逆行高しました。本日は[1662]石油資源開発なども買われましたが、今後もWTIを見ながらの相場になりそうです。
[1881]NIPPO
[1部]業種:建設業
終値4,050円/前日比+55円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日確りです。ENEOSなどが1株4,000円でTOBを実施する予定を公表している銘柄ですが、本日アクティビストで知られる香港ファンドのオアシスが「NIPPOの特別委員会が少数株主を保護するよう強く求める」との声明を発表。オアシスはENEOSと同社双方の株式を保有していることを明らかにし、TOB価格4,000円に物言いを付けています。オアシスは同社株は、一株あたり5,600円以上の価値があると確信しているとのことです。これを受けTOB価格が引き上げられる可能性もあるのではとの期待から買われましたが、買いも続かず4,000円というTOB価格は上場来高値水準だけに、TOB発表前の株主は誰も損しておらずTOB引き上げは無理があるとの声も聞かれました。明日以降の動向や実際にTOB価格の引き上げがあるのか注目されます。
[2502]アサヒグループHD
[1部]業種:食料品
終値5,569円/前日比+147円
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ビール事業大手。傘下にアサヒ飲料、カルピス、ニッカなど。欧州ビール事業は再編。 本日買い先行スタートから続伸しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価も4,800円から6,200円に引き上げています。豪州・欧州事業を牽引役に2022年12月期以降の収益予想を上方修正したこと、国内酒類事業の業績は2021年12月期が当面の底と見られること、有利子負債の圧縮が進んだことで次の成長投資や株主還元の充実への期待値が高まることなどを格上げの背景としています。目先の株価目標は当然、9月14日の年初来高値5,684円となります。
[9101]日本郵船
[1部]業種:海運業
終値7,670円/前日比+40円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日一時8%超の下落となり、7,000円まで売られる場面も見られたものの、その後は下げ渋ってプラス圏まで戻す動きになっています。その後は上値の重さ見られましたが、何とかプラスで引けています。同社株など海運株は足元で急ピッチに売られてきており、さすがにリバウンド的な動きになった格好です。ただ、本日は原油高が重しとなった他、ジェフリーズ証券が海運大手3社のレーティングを「Buy」から「UP」へ2段階格下げしており、それも朝方は重しになっています。同証券は海運大手3社を9月頭に新規「Buy」でカバレッジ開始したばかりで、この1ヵ月で何かが変わったのか、一転して弱気スタンスに転じています。今後、他の証券会社アナリストも追随的に海運株への評価を替えてくるのか注目されます。
[2471]エスプール
[1部]業種:サービス業
終値1,022円/前日比+43円
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コールセンター等への人材派遣が軸。倉庫軽作業の受託や障害者雇用の支援も。 本日ギャップダウンで始まったものの、前場途中から上値追い指向が鮮明となり、3営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に第3四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比18.1%増の180億3,100万円、営業利益は同23.9%増の19億3,200万円、純利益は同22.1%増の12億6,700万円と大幅増益となりました。人材アウトソーシングサービスでコールセンター業務がスポット案件を上手く取り込み大きく伸長したようです。足元の株価がスピード調整を強いられてきただけに、トレンド転換に注目が集まります。
[4929]アジュバンHD
[1部]業種:化学
終値1,235円/前日比+147円
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美容室などに化粧品やシャンプーなどを企画・販売。高価格品が主。関西地盤。 本日大幅高です。特に材料は出ていませんが、同社が10月1日発売予定としていた育毛剤などの育毛関連商品への期待から買われているとの見方です。既に育毛剤事業領域に進出することは、かなり前から公表しており、7月の1Q決算発表時には、10月1日から発売開始する予定だと明らかにしていました。未だ発売されていないだけに、数日内に発売されるとの期待から本日動意付いた様子です。ただ、発売されても既出材料であり、改めて好材料視されるかは微妙との見方も少なくなく、本日大きく買われただけに出尽くしとなる恐れもあるのではと見られています。明日以降の動向が注目されます。
[7049]識学
[M]業種:サービス業
終値2,022円/前日比+83円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日売り気配スタートも即切り返し後場から一段高で大幅5営業日続伸となりました。同社は経営者を対象に独自理論「識学」に基いた経営コンサルティングを提供しています。クラウド分野にも傾注し、人材紹介事業として立ち上げた「識学キャリア」も好調で売り上げ拡大に貢献しています。株式需給面では直近外資系証券経由の空売り残高が急増しており、その買い戻しも株価に浮揚力を与えているようです。ただ、足元では短期過熱感が台頭しており、参戦は上級者に限られるでしょう。
[3632]グリー
[1部]業種:情報・通信業
終値758円/前日比+59円
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ゲームSNS「GREE」を運営。広告とアイテム販売が収益源。スマホゲーム開発に注力。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は先週、3500万株・350億円を上限とする自社株買いを発表。最大で発行済み株式数の16.8%にもおよびます。350億円で3500万株ということから、1,000円以下なら最大株数を買うことが可能で、取得期間は10月1日から来年の9月22日と長いものの、取得株数かなり多いことから株価へのインパクトも大きいとの期待も強いようです。なお、昨年9月に発表した120億円を上限とする自社株買いは、先月取得完了しています。だいたい毎月10億円程度の買い付けを行っていただけに、今回は毎月30億円近くの買い付けを行うと見られています。
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