株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[7049]識学

[1605]INPEX 
[1部]業種:鉱業
終値943円/前日比+50円
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資源開発最大手。原油・ガス開発生産。政府が黄金株保有。海外に強み。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸し、年初来高値を更新しています。昨晩の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が、前日比1.75ドル高の1バレル77.62ドルと上昇しました。一時78.38ドルと2014年11月以来約7年ぶりの高値まで上昇しており、本日の東京市場では全般相場が下落する中、石油関連株が逆行高しました。本日は[1662]石油資源開発なども買われましたが、今後もWTIを見ながらの相場になりそうです。



[1881]NIPPO 
[1部]業種:建設業
終値4,050円/前日比+55円
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ENEOS系の道路舗装大手。民間建築で実績、土木も展開。不動産開発も。 本日確りです。ENEOSなどが1株4,000円でTOBを実施する予定を公表している銘柄ですが、本日アクティビストで知られる香港ファンドのオアシスが「NIPPOの特別委員会が少数株主を保護するよう強く求める」との声明を発表。オアシスはENEOSと同社双方の株式を保有していることを明らかにし、TOB価格4,000円に物言いを付けています。オアシスは同社株は、一株あたり5,600円以上の価値があると確信しているとのことです。これを受けTOB価格が引き上げられる可能性もあるのではとの期待から買われましたが、買いも続かず4,000円というTOB価格は上場来高値水準だけに、TOB発表前の株主は誰も損しておらずTOB引き上げは無理があるとの声も聞かれました。明日以降の動向や実際にTOB価格の引き上げがあるのか注目されます。



[2502]アサヒグループHD 
[1部]業種:食料品
終値5,569円/前日比+147円
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ビール事業大手。傘下にアサヒ飲料、カルピス、ニッカなど。欧州ビール事業は再編。 本日買い先行スタートから続伸しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価も4,800円から6,200円に引き上げています。豪州・欧州事業を牽引役に2022年12月期以降の収益予想を上方修正したこと、国内酒類事業の業績は2021年12月期が当面の底と見られること、有利子負債の圧縮が進んだことで次の成長投資や株主還元の充実への期待値が高まることなどを格上げの背景としています。目先の株価目標は当然、9月14日の年初来高値5,684円となります。



[9101]日本郵船 
[1部]業種:海運業
終値7,670円/前日比+40円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日一時8%超の下落となり、7,000円まで売られる場面も見られたものの、その後は下げ渋ってプラス圏まで戻す動きになっています。その後は上値の重さ見られましたが、何とかプラスで引けています。同社株など海運株は足元で急ピッチに売られてきており、さすがにリバウンド的な動きになった格好です。ただ、本日は原油高が重しとなった他、ジェフリーズ証券が海運大手3社のレーティングを「Buy」から「UP」へ2段階格下げしており、それも朝方は重しになっています。同証券は海運大手3社を9月頭に新規「Buy」でカバレッジ開始したばかりで、この1ヵ月で何かが変わったのか、一転して弱気スタンスに転じています。今後、他の証券会社アナリストも追随的に海運株への評価を替えてくるのか注目されます。



[2471]エスプール 
[1部]業種:サービス業
終値1,022円/前日比+43円
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コールセンター等への人材派遣が軸。倉庫軽作業の受託や障害者雇用の支援も。 本日ギャップダウンで始まったものの、前場途中から上値追い指向が鮮明となり、3営業日ぶりに急反発しています。同社は昨日引け後に第3四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比18.1%増の180億3,100万円、営業利益は同23.9%増の19億3,200万円、純利益は同22.1%増の12億6,700万円と大幅増益となりました。人材アウトソーシングサービスでコールセンター業務がスポット案件を上手く取り込み大きく伸長したようです。足元の株価がスピード調整を強いられてきただけに、トレンド転換に注目が集まります。



[4929]アジュバンHD 
[1部]業種:化学
終値1,235円/前日比+147円
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美容室などに化粧品やシャンプーなどを企画・販売。高価格品が主。関西地盤。 本日大幅高です。特に材料は出ていませんが、同社が10月1日発売予定としていた育毛剤などの育毛関連商品への期待から買われているとの見方です。既に育毛剤事業領域に進出することは、かなり前から公表しており、7月の1Q決算発表時には、10月1日から発売開始する予定だと明らかにしていました。未だ発売されていないだけに、数日内に発売されるとの期待から本日動意付いた様子です。ただ、発売されても既出材料であり、改めて好材料視されるかは微妙との見方も少なくなく、本日大きく買われただけに出尽くしとなる恐れもあるのではと見られています。明日以降の動向が注目されます。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値2,022円/前日比+83円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日売り気配スタートも即切り返し後場から一段高で大幅5営業日続伸となりました。同社は経営者を対象に独自理論「識学」に基いた経営コンサルティングを提供しています。クラウド分野にも傾注し、人材紹介事業として立ち上げた「識学キャリア」も好調で売り上げ拡大に貢献しています。株式需給面では直近外資系証券経由の空売り残高が急増しており、その買い戻しも株価に浮揚力を与えているようです。ただ、足元では短期過熱感が台頭しており、参戦は上級者に限られるでしょう。



[3632]グリー 
[1部]業種:情報・通信業
終値758円/前日比+59円
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ゲームSNS「GREE」を運営。広告とアイテム販売が収益源。スマホゲーム開発に注力。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。同社は先週、3500万株・350億円を上限とする自社株買いを発表。最大で発行済み株式数の16.8%にもおよびます。350億円で3500万株ということから、1,000円以下なら最大株数を買うことが可能で、取得期間は10月1日から来年の9月22日と長いものの、取得株数かなり多いことから株価へのインパクトも大きいとの期待も強いようです。なお、昨年9月に発表した120億円を上限とする自社株買いは、先月取得完了しています。だいたい毎月10億円程度の買い付けを行っていただけに、今回は毎月30億円近くの買い付けを行うと見られています。




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[9726]KNT-CT HD 
[1部]業種:サービス業
終値1,950円/前日比+131円
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近鉄系の旅行業界大手。国内外のパック旅行中心。クラブツーリズムと経営統合。 本日ギャップアップスタート後の一段高で大幅7連騰し、年初来高値を連日で更新しました。本日付の日経新聞朝刊で「近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムなどを傘下に持つKNT-CT HDはKDDIと提携し、旅行や趣味に関するオンラインサービスを始める」と報じられています。2024年度までに100万人の利用者の獲得を目指すとのことです。緊急事態宣言解除も相俟って株価は上げ足を加速させており、どちにも軽い値動きになることが想定されます。



[6191]エアトリ 
[1部]業種:サービス業
終値4,400円/前日比+500円
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航空券予約サイト「エアトリ」運営。DeNAトラベルを買収。投資事業、オフショア開発も展開。 本日大幅高となり、高値を更新しています。同社は昨日、同社が手掛ける「エアトリ国内ホテル」は、Googleホテル広告を日本で展開していくパートナーになったと発表。それによりGoogleホテル広告にてエアトリ国内ホテル宿泊プラン情報が掲載されるとのことです。また、明日から緊急事態宣言解除となることから本日は旅行関連株が引き続き総じて買われていることも追い風になっています。9月末で緊急事態宣言が解除されることが、ほぼ決まってから旅行代理店などでは早くも予約が殺到しているとの報道も昨日から出ており、旅行関連株には改めて見直す動きが強まっている面もある様子です。明日から実際に緊急事態宣言解除となり、出尽くし的な動きになるのか注目されます。



[5214]日本電気硝子 
[1部]業種:ガラス・土石
終値2,655円/前日比+245円
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FPD用ガラス大手。顧客は韓国・台湾・中国企業。機能材やガラス繊維に注力。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年12月期の連結経常利益を従来予想の320億円から400億円へと25.0%上方修正しました。また、発行済み株式数の5.17%にあたる500万株、100億円の自己株式取得も発表しています。ただ、株価は75日移動平均線をブレイクしましたが、上値の節目付近にも達しており、一旦調整入りも想定されます。



[3996]サインポスト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,203円/前日比+31円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 同社は本日11時にJR東日本グループとの合弁会社TOUCH TO GOが、東芝テックと資本業務提携すると発表。これが好感されて派手に物色されるも買い続かずでした。先日にはファミリーマートが、TOUCH TO GOのノウハウを利用して無人のコンビニエンスストア店舗を2024年度末までに約1000店出すと報じられたことで、同社株は派手に買われましたが、買い一巡後は調整気味となっており、その際のシコリが上値には多く残っていると見られています。それが上値を抑えているようです。それに東芝テックは既に、TOUCH TO GOとの業務提携は以前からしており、無人決済システムの拡販と保守サービス体制の構築で協業しているだけに目新しさも乏しいとの声も聞かれました。



[6062]チャーム・ケア・コーポレーション 
[1部]業種:サービス業
終値1,798円/前日比+117円
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関西中心に有料老人ホーム運営。不動産活用。高価格帯、リースバックに注力。 本日買い気配から寄り付いたあとも上値追いが進み続急伸し、上場来高値を更新しています。自民党の岸田文雄新総裁が29日の就任記者会見で、経済政策の一環として介護職の給与引き上げに力を入れる意向を示しました。同社の他、[6099]エラン、[6197]ソラスト、[2374]セントケアHD、[2654]アスモなども大幅高となっています。子育て関連株同様、介護関連株は今後何度も物色される局面がありそうです。



[7049]識学 
[M ]業種:サービス業
終値1,699円/前日比+173円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日大幅上昇です。同社は12時半に2Q決算を発表。大幅増収で黒字転換となっており、四半期ベースの6-8月期は前四半期比でも前年同期比でも大幅増収増益になっています。説明資料によれば、売上高および営業利益共に計画を超える進捗で順調に推移しているとのことです。それだけに好決算との見方から見直し買いに繋がっています。発表直後はもたつきも見せていましたが、徐々に見直し買いが強まって一段高になっています。一時1,770円まで上昇する場面も見られましたが、その後は上げ幅を縮小して引けています。一時、200日移動平均線を久々に上抜けたものの、大引けでは割り込んで引けており、頭を打たれた格好です。明日以降それを改めて超えていけるか注目されます。



[7358]ポピンズHD 
[1部]業種:サービス業
終値3,695円/前日比+365円
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ベビーシッターの派遣を中心とした在宅サービスや保育・学童施設などを運営。 本日買い気配スタートからの大陽線で3営業日ぶりに大幅反発しました。自民党の岸田新総裁は、公約で子育て世帯の住居費・教育費の支援強化を取り上げるなど、子育て支援に力を入れています。同氏は年内に数十兆円規模の経済対策を決定する方針ですが、その中で子育て支援策が打ち出される見通しとなっています。本日は[2749]JP HD、[6189]グローバルキッズCOMPANYといった子育て関連株が高く、これらは今後も物色される場面があるでしょう。



[6981]村田製作所 
[1部]業種:電気機器
終値9,960円/前日比+332円
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セラミックコンデンサで世界首位。材料から一貫生産の技術力に強み。 本日確りと上昇して本日の高値で引けています。本日の大引けで日経平均定期入替に伴うリバランスが行われ、同社株は日経平均新規採用となることから特需買いが大引けに掛けて入っています。同様に日経平均に採用される[7974]任天堂と[6861]キーエンスも高値引けとなっています。これだけ揃って新規採用銘柄が大引けに掛けて買われて高値引けになるのも珍しく、通常は先回り買いも事前にかなり入り、それらが大引けに掛けて手仕舞いに動くため、相殺されて逆に垂れて引けるというパターンも少なくありません。しかし、足元これら3銘柄は地合いの影響もあって大きく売られていただけに、先回り買いの多くは投げさせられていたという可能性もあるようです。明日以降の動向が注目されます。




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[7283]愛三工業 
[1部]業種:輸送用機器
終値627円/前日比+90円
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トヨタ系自動車部品メーカー。電子式燃料噴射装置部品やポンプなどが主力。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比82.1%減の9.4億円に落ち込みましたが、通期の同利益を従来予想の9億円から33億円へと3.7倍上方修正。また、今期の年間配当を15円から16円へと増額修正しました。株価は一時ストップ高まで買われましたが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、過度な期待は禁物とも取れます。



[7974]任天堂 
[1部]業種:その他製品
終値62,400円/前日比-240円
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ゲーム機メーカー最大手。ソフト開発力に強み。海外でも高シェア。高収益体質。 本日軟調です。朝方買われる場面も見られましたが、買いも続かず結局売られています。昨日発表した3Q決算は大幅増収増益で市場コンセンサスも上回っており、通期業績は上方修正し、それもコンセンサスを上回っています。ニンテンドースイッチの販売台数見通しも上方修正しており、申し分ない好決算となっています。しかし、既に期待感が強かったことから、コンセンサス以上とは言え想定内の数字だとの見方も少なくない模様です。それにコロナ禍による巣ごもり需要も同社事業に追い風になっていると言え、今期業績が当面のピークになるのではとの警戒も強い様子です。来期も増益を続けられるとしても増益率鈍化は避けられないとの見方が多く、それなら株価も今がピークになる恐れもあると警戒する向きもいるようです。ただ、暫くは下げれば買いたい向きは多いだけに、確りとした展開は続きそうだと見る向きが多いようです。



[7071]アンビスHD 
[JQ]業種:サービス業
終値6,150円/前日比+1,000円
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住宅型有料老人ホーム「医心館」施設内の訪問介護サービスなどを手掛ける。 本日大幅高となり、上場来高値を更新してストップ高まで買われています。同社は昨日、2021年9月期中間・通期業績の上方修正を発表。昨年11月に発表した本決算で示した今期の強気見通しが好感されて、同社株は随分と買われてきましたが、その強気見通しを早くも上方修正してきています。同社は2月10日に1Q決算発表を予定していますが、かなり強い数字が出てくるのではとの見方も多く、今期の早い段階で上方修正してきたことから今期中に再度上方修正する期待もありそうだとの見方も多いようです。先ずは1Qの数字がどの程度になるのか注目で、明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[2315]CAICA 
[JQ]業種:情報・通信業
終値29円/前日比+6円
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金融向け中心のSI。フィンテック関連に注力。教育関連事業も。フィスコと親密。 本日買い先行スタートから大幅4営業日続伸しています。同社は昨日、子会社のeワラント証券が、2021年2月15日より個人投資家向けカバードワラントの新規銘柄として「ビットコイン先物リンク債プラス5倍トラッカー」および「ビットコイン先物リンク債マイナス3倍トラッカー」の取扱いを開始したことを発表しています。昨日からの大幅続伸で直近レンジを明確に上放れた格好ですが、超低位株で板が100万株単位づつ詰まっており、大きなロットで取り組める方のみの相場になります。



[4098]チタン工業 
[1部]業種:化学
終値2,191円/前日比+400円
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酸化チタンの老舗。超微粒子酸化チタンを展開。UVカットやリチウム電池向け注力。 本日ストップ高まで買われています。今朝、日経ビジネス電子版で「アップルEVの電池はどこがつくる?ある日本企業が候補に浮上」との記事が掲載されました。それによれば、アップルが複数選択肢の中でも有力視するのは[6502]東芝のリチウムイオン電池「SCiB」だとのことです。内部関係者から得た情報で「信憑性は高い」と話すとまで書かれており、同社は東芝とリチウムイオン2次電池向けのチタン酸リチウム事業で共同出資会社を設立しているだけに、実際に東芝の「SCiB」がアップルEVに採用されれば、恩恵を受けるとの思惑から本日は買われている様子です。現状では思惑の域を出ずアップルEVも未だ先の話だけに続く物色にはなり難いとの見方が多いようです。ただ、今後アップルEVの話が具体的に出てくれば、改めて思惑から物色されそうです。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値2,448円/前日比+243円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービス展開。講師養成、研修も。 本日買い気配スタートから急反発し、昨年来高値を更新しました。同社株は従来より東証マザーズの制度信用銘柄に選定されていますが、昨日引け後に東証が同社株を2日付で貸借銘柄に選定すると発表。日証金も貸借取引対象銘柄に追加しています。株価は株式流動性の向上による売買活性化を期待する買いが入り、直近急角度で切り上がる5日線をサポートとした上昇トレンドが継続していますが、入るならロスカット値を置きながらの回転が条件となるでしょう。



[5191]住友理工 
[1部]業種:ゴム製品
終値678円/前日比+81円
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住友電工系で自動車用防振ゴム世界首位。トヨタ比率高い。非自動車も展開。 本日後場買われて急反発しました。同社は本日昼頃、2021年3月期の連結業績について発表。税引き前損益予想を従来の95億円の赤字から32億円の赤字へ上方修正しています。今期業績の上方修正は昨年10月に続き2回目で想定以上に自動車生産台数が回復し、自動車用品事業の業績が好転するとしています。本日の大幅高で株価は昨年末から頭を抑えられてきた52週移動平均線をブレイクしてきており、新たな相場が始まりそうです。



[6755]富士通ゼネラル 
[1部]業種:電気機器
終値3,130円/前日比+388円
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富士通傘下。エアコンなど家庭用が主軸。欧州、豪、中東のシェア高い。アジアに注力。 昨日から動意付いて本日も大幅上昇です。月間総合情報誌「選択」2月号で、同社が売りに出るとの情報が出回っていると報じられています。現在、筆頭株主は44%保有する[6702]富士通ですが、その株を手放す可能性が高いとのことです。アドバイザーは選任済みとのことで、この報道を受け昨日から思惑的に買われているとの見方です。事実なら同社を欲しがるファンドや企業などは多いと思われ、時価より高く売却されるのではとの見方もあるようです。富士通が保有する株式も取得となればTOBでの取得になる可能性もあり、そうなればプレミアムも期待出来るでしょう。なお、この「選択」は2019年12月号で、富士通は親子上場解消を検討していると報じており、その際には同社株や[6967]新光電工、[6955]FDKなどが思惑で物色された経緯があります。実際に昨年夏には、富士通は富士通フロンテックをTOBで完全子会社化しています。




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[3541]農業総合研究所 
[M]業種:卸売業
終値1,001円/前日比+150円
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全国の生産者、農産物直売所と提携。インショップ形式の直売所で委託販売。 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅続伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、[9020]JR東日本などと資本業務提携を締結したと発表。同社は、第三者割当増資を実施し、JR東日本に対して1株に付き741円で13万4900株(持ち株比率0.62%)を発行します。更に、福岡ソノリク社とも同日、資本業務提携を締結しています。株価は2019年2月以来の4桁乗せを達成しており、上場来高値が視野に入ってきました。



[3536]アクサスHD 
[JQ]業種:小売業
終値168円/前日比-62円
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16年3月、雑貨屋ブルドッグとアクサスが経営統合。化粧品、生活雑貨、酒を販売。 本日大幅安です。前引けに掛けて買われ、一時13%超の上昇となる260円まで買われる場面も見られましたが、同社が14時に発表した本決算を受け派手に売り込まれる動きになっています。今期見通しが大幅減益計画となっており、四季報予測も下回っています。同社は8月12日に前期業績の大幅上方修正を発表し、株価は大きく居場所を変えていました。今期も増収増益になるとの期待も強かったようで、決算期待で買っていた向きも多いだけに大幅減益見通しで失望売りが殺到した格好です。明日以降、下げ渋りが見られるか、更に売りが出てくるのか注目されます。



[3491]GA technologies 
[M]業種:不動産業
終値11,260円/前日比+1,310円
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中古不動産流通に特化のポータルサービス「リノシー」の開発・運営。管理システム連携も。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、10月31日を基準日として1株に付き3株の割合で分割すると発表。足元の業績も不動産サイト「RENOSY」の会員数が順調に増加中と好調さが伺える中、YouTubeを活用した新サービスを開始するなど次期業績期待も高まっています。株式流動性の向上と投資家層の拡大期待から、引き続き買い優勢との見方が強いです。



[7599]IDOM 
[1部]業種:卸売業
終値670円/前日比+3円
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「ガリバー」ブランド中古車買取り最大手。新車販売も。個人間カーシェアサービス提供。 本日売り買い交錯です。大幅高で始まるも寄り後は売られてマイナス圏に沈む動きになっています。ただ、その後は買われて結局小幅高で引けています。昨日同社は計画を大きく超過する2Q決算と通期業績の大幅上方修正を発表。市場コンセンサスも大きく上回っていますが、同業の[3186]ネクステージが、10月2日に発表した6-8月期決算からも同社の好業績は既に期待感が高まっていた状況でした。株価も随分前から上げてきており、本日は出尽くし的な売りも出易かった様子です。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、この2Q決算について「ポジティブだがサプライズとまでも言えない」と指摘しています。明日以降改めて買われるか注目されます。



[6544]ジャパンエレベーターサービスHD 
[1部]業種:サービス業
終値4,440円/前日比+385円
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独立系、エレベーターやエスカレーターの保守・保全業務。リニューアルも。高技術・コスト力。 本日大きな窓を空けて4連騰し、上場来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、12月31日現在の株主を対象に1株から2株への株式分割を実施すると発表。また、同業の関西エレベーターと長野エレベーターの全株式をそれぞれ取得して子会社化することも明らかにしています。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いなどが入った訳ですが、8月高値を奪回した処で気迷いが生じており、明日の反応が注目されます。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値1,106円/前日比-209円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。 本日大幅安となり、今年3月以来となる200日移動平均線割れになっています。NHKニュースで「新型コロナ 国産ワクチンの実用化は再来年か」と報じられており、DNAを活用した新しい技術のワクチンで既に臨床試験を行っている大阪のベンチャー企業からは「開発がうまくいったとして、大量生産が可能になるのは2022年の後半になる」と説明があったとのことです。社名は伏せられていますが、同社のことだと思われ、同社期待の新型コロナワクチンの実用化が再来年後半になる恐れがあるとのことで、本日は失望売りに繋がっています。既に早期開発への期待は後退しており、改めて売り込まれる材料でも無いとの声も聞かれましたが、信用買い残が多いことからも依然期待して保有していた個人投資家も多い様子です。テクニカル的な売られ過ぎ感はあるだけに、明日以降は下げ渋りも見られそうですが、見切り売りは継続的に出てくると思われ、戻りの鈍い展開は続きそうです。



[7520]エコス 
[1部]業種:小売業
終値2,494円/前日比+236円
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食品スーパー中堅。東京・北関東が地盤。M&Aで規模拡大。傘下に同業社多数。 本日売り先行のスタートから切り返して終日上値追いが継続し、3営業日大幅続伸で年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、第2四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比7.0%増の674億1,700万円、営業利益は同56.2%増の31億9,600万円、純利益は同62.5%増の21億2,200万円と大幅な営業増益となりました。本日の株価は高値を更新したあとも一段高して終えており、上値余地が残されていそうな流れとなっています。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値1,827円/前日比+286円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービスなどを手掛ける。 本日大幅反発となり、1月上旬に付けていた年初来高値を久々に更新しています。同社は昨日後場寄りに中間決算を発表しており、赤字決算となったことで後場売られましたが、本日は早くも反発して高値を更新してきています。この決算を受けて、いちよし証券ではレーティング未付与ながらレポートをリリース。足元の業績は概ね予想の範囲内と考えており、業績予想を継続するとのことです。2Q累計営業損益は同証券のアナリスト予想をやや上回った模様で、同証券は同社の今期営業利益は会社計画並みの大幅減益を予想していますが、来期は新型コロナウイルス感染症流行の影響緩和で前期比3倍を見込んでいます。これを受け本日は見直し買いに繋がっている様子です。




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[3053]ペッパーフードサービス 
[1部]業種:小売業
終値535円/前日比+80円
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低価格ステーキ店・ペッパーランチを展開。「いきなりステーキ」が主力。出店計画見直し。 本日買い先行スタート後に商いを伴って急伸し、8営業日ぶりの大幅反騰でストップ高まで買われました。同社は経営不振の中、人員削減などリストラ策を打ち出していますが、先週末3日引け後に、ステーキチェーンの「ペッパーランチ」事業を投資ファンドJ-STARに売却することを発表。本日は、経営体質改善を見込んだ買い戻しを呼び込む格好となりましたが、今後も材料発表に絡む株価動意シーンが見られるかも知れません。



[3186]ネクステージ 
[1部]業種:小売業
終値943円/前日比+150円
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中古車販売大手。東海から全国展開。車種別専門店や新車販売店も。 本日ストップ高まで買われています。先週末同社は2Q決算を発表。既に6月5日に下方修正していただけに目新しさはありません。通期計画は据え置かれたことから、本日は安心感に繋がっている様子です。進捗率の低さから通期業績下方修正されるのではとの警戒もあった様子だけに本日は買い戻しの動きに繋がったのではとの見方です。ただ、通期業績は結局今後下方修正されるとの見方は強く、買いも続き難いと見る向きが多いようです。更に、上げても200日移動平均線の970円台が一杯ではとの声も聞かれており、明日以降の動向が注目されます。



[3686]ディー・エル・イー 
[1部]業種:情報・通信業
終値561円/前日比+80円
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独自キャラの著作権ビジネス。「秘密結社鷹の爪」が人気。朝日放送GHD傘下。 本日大幅ギャップアップスタートからストップ高を達成しています。同社株は短編動画投稿プラットフォームアプリを運営する「Triller(トリラー)」への投資をキッカケに急速人気化し、需給相場の様相を強めてきましたが、信用規制などの動きを背景に足元では大幅な調整を余儀なくされていました。しかし、東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除することを発表し、日証金も増担保金徴収措置を解除することを発表しており、明日以降どこまでの戻りを見せるか注目されます。



[7317]松屋アールアンドディ 
[M]業種:輸送用機器
終値2,012円/前日比+112円
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自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける。 本日大幅高です。7月12日の朝7時半から放送されるTV番組「がっちりマンデー!!」で、同社などが紹介されることが昨日の放送で明らかになっています。来週は「(こんな時だけど)僕たち上場しました!」という特集が放送されるようで、同社や[7686]カクヤス、[7689]コパコーポレーションが紹介される模様で、何れも本日大幅高となっています。この「がっちりマンデー!!」絡みでは度々物色材料になることもありますが、大抵は物色が続きません。先回り的に買われていると放送後は売られることも少なくないだけに今回も買いは続かないとの見方が多いですが、明日以降の動向が注目されます。



[4440]ヴィッツ 
[M]業種:情報・通信業
終値2,000円/前日比+215円
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自動車や工作機械に組み込むソフトウェアの開発・販売を手掛ける。 本日大きく急伸しました。同社は先週末3日引け後に業績修正を発表。2020年8月期の連結経常利益を従来予想の3億円から3.1億円に3.7%上方修正。一転して2.6%増益を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。同時に交通事故リスクを情報統合化する「リスクポテンシャルシンセサイザ」と可視化する「WARXSS RPV」の提供を開始したことも発表。引き続き買い優勢の見方も強く、6月19日に付けた直近高値2,220円を目指す動きにあります。



[9973]小僧寿し 
[JQ]業種:小売業
終値83円/前日比±0円
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持ち帰りすし大手。「小僧寿し」「茶月」全国展開。宅配「デリズ」新業態も。 本日一時100円台を回復する場面も見られました。特に材料は見当たりませんが、13時半に発表された6月の月次を機に売り込まれていることから、月次期待で買われていたのではとの見方が強いようです。6月4日に発表した5月の持ち帰り寿し事業の月次売上高は前年同月比41.7%増となり、4月に7.6%増より伸び率が拡大していました。緊急事態宣言によるテイクアウト需要拡大が追い風になった様子です。本日発表された6月の持ち帰り寿し事業の月次は前年同月比16.1%増となり、5月よりは伸び率が大きく鈍化。これを受け同社株は90円台からマイナス圏まで下落し、一時74円まで下落する場面も見られました。ただ、緊急事態宣言は5月下旬には全国的に解除されていたことから6月の月次が5月より伸び率鈍化するのは想定済みだけに売りも続かず結局前日比変わらずで引けています。明日以降の動向が注目されます。



[4361]川口化学工業 
[2部]業種: 化学
終値1,011円/前日比+46円
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ゴム薬品大手。タイヤメーカーなどに販売。樹脂薬品も展開。医農薬中間体強化。 本日急伸しました。同社は先週末3日引け後に決算を発表。2020年11月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.7倍の8,300万円に急拡大し、従来予想の6,000万円を上回って着地しました。新型コロナウイルスの影響で、売上高は計画の37億円から下振れましたが、効率的生産体制の実施や原料安定調達によるコストダウンを図り利益押し上げました。株価は下値を切り上げる展開が続いてますが、流動性の乏しい銘柄でもあるため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[7049]識学 
[M]業種:サービス業
終値1,306円/前日比+300円
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組織マネジメント理論「識学」を使ったコンサルティングサービスなどを手掛ける。 本日後場派手に買われてストップ高を付けています。同社は12時半に6月度月次売上高を発表。緊急事態宣言の解除と積極的に採用を行っている営業兼講師の増員効果によって、新規案件の受注が非常に順調に推移しているとのことで、6月は前年同期比+40.0%になっています。5月は+18.3%だっただけに大きく伸びており、これが好感されて見直し買いに繋がった模様です。なお、7月13日の1Q決算発表時に未定としていた通期業績予想を公表する予定とのことで、月次公表は今回が最後になるとのことです。月次は業績予想の公表を見送ることの代替として開示していました。好調な月次からも通期業績期待も出易く、7月13日の決算発表へ向け、確りとした展開が続きそうだとの見方も多いようです。




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