株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[6035]アイ・アールジャパンHD

[5216]倉元製作所 
[JQ]業種:ガラス・土石
終値175円/前日比+22円
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液晶用ガラス基板加工。薄膜デバイスも。加工技術に定評。事業売却で再建。 本日大幅ギャップアップスタートから急伸し、年初来高値を更新しました。同社は先週末16日引け後に、IoTクラウドプラットフォームを提供する中国ハンヂョウ・ツヤ・インフォメーション・テクノロジー社と戦略的提携契約を締結したと発表。ハンヂョウ・ツヤ社がAIOT(AI+IoT)スマートソリューションを提供し、同社がIoTスマート商品の充実、プロモーションおよびマーケティング活動などを行うとしています。本日の株価は大幅高も長い上影を残しており、5日高値170円や日足ボリンジャーバンドの+3σなどを意識した調整のあとが勝負になります。



[4308]Jストリーム 
[M]業種:情報・通信業
終値5,440円/前日比+340円
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ネット動画ライブ中継やオンデマンド放送を提供。放送機器や映像制作も注力。 本日大幅上昇です。同社は「2021年3月期 決算発表日に関するお知らせ」を発表。通期連結決算発表日が例年に比べ時期が遅くなる見込みとのことです。同社は毎年4月末に本決算発表を行っていましたが、今年は好調な業績に伴う処理件数増加に加え、吸収合併した子会社に関する処理、会計基準変更に伴うシステム移行の影響などにより、例年より対応に時間を要する見込みとのことで、それにより決算発表日は5月10日を予定しているとのことです。この発表を受け前期業績はかなり計画を上振れるのではとの思惑に繋がっている様子です。市場コンセンサスからも既に上振れ期待は強いものの、想定以上の好決算になるのではとの期待に繋がっています。ただ、本決算発表での注目は今期見通しで、いくら前期が良くても今期見通しが弱いと失望されるとの声も聞かれました。



[2397]DNAチップ研究所 
[2部]業種:サービス業
終値785円/前日比+100円
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DNAチップ開発、遺伝子受託解析が主力。研究所などに販売。実験キット販売も。 本日前場11時過ぎから商いを伴い急伸し、ストップ高まで買われました。本日11時頃の日経新聞電子版で、「8月にも、肺がん患者の遺伝子から最適な抗がん剤を選ぶ検査について医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請する」と報じられています。1回で複数の遺伝子の変異をまとめて検査出来るのが特徴で、どの抗癌剤が効果があるかを見極め、治療計画の策定に役立てるのが狙いとのことです。2022年の実用化を目指すとしており、株価は中期目線がメインとなりそうです。



[6035]アイ・アールジャパンHD 
[1部]業種:サービス業
終値13,880円/前日比-3,010円
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企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務で国内トップシェア。関連事務も。 本日大幅安です。同社は先週末引け後に前期業績の大幅下方修正を発表。市場コンセンサスは上方修正見込みだっただけに、大幅下方修正はネガティブサプライズと受け止められて大きく売られています。大型案件や通常案件の進捗が当初計画から遅れたことが下方修正要因とのことです。ただ、期中に終了しなかった大型案件は着実に業務が進行しており、その合計約11億円は今期1Q以降に売上計上する予定で、その進捗を含めた2022年3月期業績予想は5月10日の決算発表時に開示する予定とのことだけに、派手に売られた処では押し目買いの動きも見られています。ただ、買い一巡後はジリ安基調となっており、今期見通しへの期待買い強まるのは、もう少し先になりそうとの声も聞かれました。



[6597]HPCシステムズ 
[M]業種:電気機器
終値3,365円/前日比+407円
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科学・工学向け高性能コンピュータのソリューション提供。科学機器のアズワンと提携。 本日買い気配スタート後に上値追いが加速して急反発しています。同社は先週末16日引け後に、スーパーコンピュータ「富岳」を計算資源とするSaaSサイエンスクラウドの有償サービス実証を開始したことを発表しました。足元の株価は1週間以上に渡り急調整を余儀なくされてきましたが、本日の大幅高で再び上値追い姿勢が鮮明になっており、3月29日高値3,620円、4月6日の年初来高値3,625円レベルが目先のポイントになるのは間違いない処です。



[7955]クリナップ 
[1部]業種:その他製品
終値587円/前日比+58円
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住設機器の大手メーカー。高級システムキッチンに強み。いわきと岡山の2極生産体制。 本日寄り前から大量の買いものを集め急反発し、年初来高値を更新しました。同社は先週末16日引け後に集計中の2021年3月期連結業績について発表。売上高が1,030億円から前の期比3.7%減の1,035億円へ、営業利益が7億円から同微増の25億円へ、純利益が4億円から同11.3%増の16億3,000万円へ上振れて着地し、減益予想から一転して増益となったとしています。本日の株価は高寄り後即押し戻されたもののその後はレンジ相場を形成しており、地均し完了と判断されれば新しいステージに入っていきます。



[3647]ジー・スリーHD 
[2部]業種:情報・通信業
終値267円/前日比+34円
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太陽光発電関連事業。発電所買取・建設・運転。全国の電力会社に売電。 本日一時ストップ高を付けています。週間エコノミストオンラインで、海水に膨大な資源量を持つマグネシウムをエネルギーとして利用する東京工業大学の矢部孝名誉教授が発明した燃料電池の製品化に、同社が乗り出したと報じられています。これがSNSなどで後場に市場に知れ渡ると急騰してストップ高となりました。同社の岩間執行役員は電池の用途として、災害時の非常用電源として使われることを想定しているとのことです。販売先としては、地方自治体や介護施設などが考えられるとのことで、非常用電源用が完成すればドローン用の開発を加速し、将来はEVに搭載するつもりで開発しているとのことです。ただ、非常用電源用では業績への寄与は限定的との見方が多いようで、その先は不透明感が強いとのことから買い一巡後は上げ幅を縮小しています。



[9201]日本航空 
[1部]業種:空運業
終値2,203円/前日比-83円
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国際線、国内線2位。公的資金の更生終結。豪カンタス航空と合弁で格安航空。 本日大幅安です。本日はアフターコロナ関連株が軒並み売られています。大阪府は昨日、新型コロナウイルスに過去最多の1220人が感染したと発表。大阪府の吉村知事は「まん延防止等重点措置」適用から2週間となる19日以降の状況で措置の効果を見極め、週内にも政府へ緊急事態宣言の要請をするかどうか判断する意向と、一部の朝刊で報じられています。また、昼前に吉村知事は本日、緊急事態宣言を要請すべきだと判断したと話し、要請を国に対して行うと明らかにしています。東京都の小池知事も緊急事態宣言要請も視野に検討を進める意向を示しており、アフターコロナ関連株には逆風になることから改めて売られています。また、政府は要請があれば速やかに検討するとのことです。アフターコロナ関連企業には今期業績も厳しいものになりそうだとの懸念から見切り売りに繋がっていようです。




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[7527]システムソフト 
[1部]業種:情報・通信業
終値123円/前日比+30円
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システム開発会社。ウェブマーケティング支援も。アパマン傘下で不動産情報サービスに力。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年9月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字から2.5億円の黒字へ2.5倍上方修正しました。1月1日付で吸収合併したfabbit社の収益が寄与する他、システムソリューション事業の受注が順調に推移していることが上振れ要因です。決算発表前の上方修正にインパクトが強く、引き続き買い優勢との見方も強いようです。



[6758]ソニー 
[1部]業種:電気機器
終値11,650円/前日比+1,015円
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AV機器世界大手。映画、ゲーム、音楽、金融を展開。センサー等デバイス事業も拡大。 本日大幅高となり、昨年来高値を更新して2000年以来の高値水準になっています。同社が昨日引け後に発表した3Q決算は大幅増益となっており、四半期ベースでも大幅な増益となっています。通期業績予想は大きく上方修正し、純利益は同社初となる1兆円超になる見込みです。3Q業績も通期業績予想も市場コンセンサスを大きく上回っています。株価高値圏で決算への期待感もあったものの、それでも出尽くしとはならず改めて買われている格好です。申し分無い決算で、改めて見直す向きも多いようです。暫くは下げれば買いも入り易く、高値圏揉み合いの動きが続きそうだと見る向きが多いようです。



[5358]イソライト工業 
[1部]業種:ガラス・土石
終値609円/前日比+39円
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品川リフラクトリーズ系のセラミックファイバー大手。耐火断熱材を製造。アジアで生産拡大。 本日大きな窓を空けて4営業日続伸となりました。同社は昨日引け後に、2021年3月期連結業績予想について増額修正を発表。売上高は135億円から前期比15.1%減の137億円に見直した他、営業利益は17億円から同33.0%減の19億円に、純利益は13億円から同20.7%減の15億円に修正しています。株価は本日の大幅高で先月の直近高値を明確にブレイクしてきており、昨年1月に付けた昨年来高値672円を視界に捉えた格好です。



[2389]デジタルHD 
[1部]業種:サービス業
終値2,178円/前日比+215円
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ネット広告専業代理店大手。自社で情報サイト運営も。シナジー投資事業も注力。 本日大幅上昇となり、昨年来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、保有する[4384]ラクスルの株式を海外市場における売り出しの方法により全株売却すると発表。また、今朝にはラクスル株の売却により、第1四半期において売上高113億5,500万円、営業利益95億5,300万円を計上する予定だと発表しています。前期営業利益は会社計画で20億円程度だけに、業績へのインパクトは大きいとのことから見直し買いに繋がっています。売却資金は成長投資に活用するとのことですが、一部は配当や自社株買いなど株主還元に充てる可能性もあるのではとの期待もある様子です。なお、同社は2月10日に本決算発表を予定しています。



[8584]ジャックス 
[1部]業種:その他金融業
終値2,179円/前日比+184円
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MUFGの信販大手。オートローンが主力。クレジットカード、保証業務も。東南アジア進出。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比9.5%減の120億円となりました。ただ、通期の同利益を従来予想の115億円から145億円へと26.1%上方修正しました。海外子会社で想定より貸倒関連コストが抑制される見込みとなったことが主な要因です。ボリンジャーバンドの+3σ付近からの上値は重く、この水準を保てるか否かがポイントとなりそうです。



[6035]アイ・アールジャパンHD 
[1部]業種:サービス業
終値16,230円/前日比-1,860円
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企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務で国内トップシェア。関連事務も。 本日大幅安です。同社は12時に3Q決算を発表。累計では大幅増益となっていますが、10-12月期は前年同期比で減益となっています。通期計画は据え置いていますが、進捗率から未達になるのではとの見方に繋がった様子です。同社株は前回の2Q決算発表から随分と買われてきており、業績への期待感もあったようで後場は失望的に大きく売られる動きになっています。通期計画未達懸念が意識された以上、買い難くなったと言え、暫く弱含みの展開が続く恐れもあるのではとの声も聞かれました。明日以降下げ渋りを見せられるか注目されます。



[3802]エコミック 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,144円/前日比+150円
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企業の給与計算代行などBPOが主体。北海道地盤で札幌と中国現法で処理。 本日商いを伴い後場から急伸してストップ高まで買われています。同社は本日11時30分頃に、2021年3月期第3四半期累計連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.0%増の1億1,800万円となり、通期計画1億4,600万円に対する進捗率は80.8%となりました。給与計算処理人数が増加した他、クラウド型年末調整サービス「簡単年調」の受注が大幅に伸びたことなどが寄与したようです。本日の株価急騰で8営業日ぶりに日足陽線を達成しており、一段高が期待されます。



[9831]ヤマダHD 
[1部]業種:小売業
終値539円/前日比-17円
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家電量販店最大手。大型店で急成長。スマートハウス育成。大塚家具を子会社化へ。 本日軟調です。同社は今朝9時に3Q決算と通期純利益の上方修正を発表。これが好感されて買われましたが、買い一巡後は売られる動きになっています。同社は決算と一緒に株主優待制度の変更も発表しています。今まで行っていた保有期間に応じた優待を廃止し、500株未満の株主への優待金額は従来の半分に減額するとのことで、大きな改悪と言え、それが失望されて売りに動いた個人投資家も多いようです。長期株主を優待で優遇する企業は多いですが、逆にそれを撤廃して更に小口投資家の優待を減額するという動きには失望する個人投資家も多い模様です。明日以降も個人投資家の見切り売り続きそうだと見る向きは多いようです。




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[4812]ISID 
[1部]業種:情報・通信業
終値5,470円/前日比+640円
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システム開発会社。金融・製造向けに強み。電通向け社内システム構築が収益源。 本日大きく急伸して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2020年12月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の51.6億円から68.6億円に32.9%上方修正し、増益率が0.2%増から33.2%増に拡大、上期の過去最高益予想を更に上乗せしました。4-6月期も新型コロナウイルスの悪影響が見られず業績上振れの期待感も高まる形で買いが流入しています。ただ、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、慎重に動きを見たい処です。



[6035]アイ・アールジャパンHD 
[1部]業種:サービス業
終値12,670円/前日比+1,780円
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企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務で国内トップシェア。関連事務も。 本日大幅上昇となり上場来高値を更新しています。本日はJPモルガン証券が同社株を新規に「Overweight」でカバレッジを開始たことが伝わっており、見直し買いに繋がっている様子です。目標株価は15,000円と時価を大きく上回っています。同社はニッチな専門金融エリアに特化しており、中長期的に高い売上高成長が継続するとの見方です。更に4-6月期決算は30〜40%程度の増益になった可能性も指摘しており、今月末に予定している1Q決算への期待も高まった様子です。なお、同証券は同社株同様にニッチな専門金融エリアに特化し、中長期的に高い売上高成長が継続するとの見方で、[2127]M&Aセンターや[8515]アイフルも新規Overweightでカバレッジを開始しています。ただ、こちらは好感する動きは限定的となっています。



[6081]アライドアーキテクツ 
[M]業種:サービス業
終値293円/前日比+39円
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企業のSNSを活用したマーケティング支援。広告企画や中国向け越境EC支援も。 本日前場11時前から商いを伴って急伸して大幅反発となりました。同社は本日、[8202]ラオックスと業務提携を行い、中国向け販売パッケージの提供を開始したと発表。これにより、広告主企業に対して越境EC、インバウンド、中国への商品の輸出など幅広い支援が可能になるとしており、業績への貢献が期待されています。本日の株価はザラ場に200日移動平均線に頭を抑えられ25日移動平均線接近レベルまで押し戻されて引けており、週明けもこの25日線水準が焦点になるでしょう。



[8783]GFA 
[JQ]業種:その他金融業
終値220円/前日比-5円
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不動産仲介アドバイザリーから不動産投資事業にシフト。不動産担保ローンも展開。 本日一時大幅反発となり、275円まで買われる場面も見られました。昨日同社は国内最高峰ドリフトレースのD1グランプリに参戦する「Team TOYO TIRES DRIFT-1」の藤野秀之選手のサポートを開始すると発表。同社がDK社と共同開発中であるドリフトレーシングゲームアプリの開発参考として藤野選手が運転するレーシングカーの試乗を行ったとのことで、この経験を活かし、よりリアルで迫力あるドリフトレーシングゲームアプリ開発を実現することを目指すとのことです。大した材料ではありませんが、改めてこのゲームへの期待が高まったとの見方です。しかし、先日発表済みの新株予約権の払込日が本日となっており、来週から行使可能となことから、需給悪化への警戒もあるようで結局下げて引けています。ただ、同社は今後も新株予約権の行使推進のために材料を連発するとの声も聞かれました。



[1446]キャンディル 
[1部]業種:建設業
終値621円/前日比+100円
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建物の修繕・改修が主力。住宅、ホテルなどリペアサービス。抗菌・光触媒施工も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、ガラード社およびナノウェイヴ社と抗ウイルス・抗菌光触媒コーティング剤などの供給・販売および共同開発に関して、包括的業務提携契約を締結したと発表。新型コロナウイルス感染拡大が続く中、光触媒コーティングサービスの供給拡大に繋がるとの期待感が強まっています。引き続き買い優勢との見方も強く、ここからの新しいトレンド形成が期待されます。



[4495]アイキューブドシステムズ 
[M]業種:情報・通信業
終値8,840円/前日比+640円
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法人向けモバイルデバイスの管理サービスを手掛ける。 本日大幅上昇です。同社株は上場2日目の昨日、公開価格の約3倍となる9,430円で初値を形成したものの、初値形成後は大きく売られて一時ストップ安を付ける場面も見られていました。公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となるVC(ベンチャーキャピタル)保有株が130万株以上もあることから、昨日はVC売りへの警戒から崩れてしまった様子です。実際にVCも一部出ているとの見方が多いですが、本日早くも反発しており、即金規制が解除されたことで本日から買いに来た個人投資家も多い模様です。また、上場日には日経新聞電子版で同社社長のインタビューが報じられており、それによれば「最近は在宅勤務の導入で企業からの引き合いが予想以上に伸びていて計画を上回っている」とのことです。このコメントを受け買いのタイミングを探っていた個人投資家も多かった模様です。未だVC売りは警戒されるものの、それを熟して上げていけるか来週の動向が注目されます。



[9275]ナルミヤ・インターナショナル 
[1部]業種:小売業
終値619円/前日比+63円
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乳幼児や子供服の企画販売。SC向けが主力。自社サイトなどeコマースも展開。 本日買い気配スタートから大幅反発しています。同社が昨日引け後に発表した、未定としていた2021年2月期連結業績予想について、売上高が前期比6.6%減の307億7,600万円、営業利益は同72.8%減の4億5,200万円、純利益は同89.3%減の1億600万円を見込むとしましたが、直近で株価は低調な展開が続いていただけにアク抜け感から買いが入ったようです。本日の株価は75日移動平均線接近で上げ一服となりましたが、直近レンジを明確に上放れており、戻り相場入りに期待が掛かります。



[3911]Aiming 
[M]業種:情報・通信業 
終値696円/前日比-150円
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スマホやPC向けオンラインゲームを開発配信。大手ゲーム会社と共同開発や運営。 本日ストップ安です。昨日から配信が開始された同社開発のスマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストタクト」のセールスランキングが上位ながらもトップにはならず失望売りに繋がっています。AppStoreのセールスランキングでは3位まで浮上したものの、期待外れとの見方からストップ安に張り付く動きに。しかし、後場に入り2位に浮上したことが伝わると、ストップ安が剥がれて下げ幅を縮小する動きも見られました。ただ、やはり1位でないと納得しないようで、結局ストップ安まで売られています。週末から週明けまでセールスランキングが1位に張り付き続けるなら週明けは大きく見直されるとの見方は多いですが、1位になれなかったり、なれても週明けまで維持出来なければ週明けは更に売られるとの見方も少なくありません。




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[6069]トレンダーズ [M]業種:サービス業
終値789円/前日比+99円
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ネットで口コミを利用した販売促進支援。インフルエンサーをマーケティングに活用。本日買い気配スタートから急反発しました。同社は先週末14日引け後に決算を発表。2020年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比65.4%減の1億2,300万円に大きく落ち込んだものの、10-12月期の連結経常利益は前年同期比3.3倍の1億100万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.2%から11.6%に急改善しています。本日の株価は、ストップ高には達しなかったものの昨年末12月10日の戻り高値を上抜け高値引けで終えており、上値余地は残されていそうです。



[3753]フライトHD [2部]業種:情報・通信業
終値956円/前日比+150円
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携帯端末利用の電子決済端末アプリサービス展開。IP電話やITコンサル・開発も。本日ストップ高を付けました。同社は先週末14日引け後に決算を発表。2020年3月期第3四半期累計の連結経常損益は7億円(前年同期は3億7,100万円の赤字)の黒字に浮上し、通期計画の5億円に対する進捗率が140.0%と既に大きく上回りました。株価は今年に入ってから大きく値を下げていたことで割安感も強く、業績上振れを期待する買いから1,000円台回復へ向けた動きに期待が高まっています。



[6557]global bridgeHD [M]業種:サービス業
終値3,050円/前日比+500円
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東京、千葉、大阪を中心に保育施設、介護施設の運営などを手掛ける。本日ストップ高まで買われています。先週末は前期業績の下方修正を失望し、ストップ安まで売られていました。同社が先週末14日引け後に発表した本決算で示した今期見通しが大幅増収増益計画になっていることが好感されているようですが、既に13日に前期業績の下方修正と一緒に今期見通しも開示していました。しかも今期である2020年12月期見通しは上場時に既に開示しており、その数字を13日に前期業績と一緒に下方修正しています。それを受け14日は上場来安値を更新してストップ安まで売られていただけに、本日ストップ高まで買われるのは意味不明だと言えるでしょう。結果的には本決算正式発表で、アク抜け的に買われた格好だけに続く買いにはなり難いとの見方が多いようです。



[3681]ブイキューブ [1部]業種:情報・通信業
終値580円/前日比+76円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。本日大幅高となり、一時ストップ高を付けています。本日はテレワーク関連株に買われている銘柄が目立っています。NTTグループは国内で新型コロナウイルスによる肺炎が拡大していることを受け17日から順次、従業員に対して時差出勤やテレワークの実施を推奨すると日経新聞などで報じられています。他にドワンゴも17日から約1000人の全従業員を対象にテレワークによる在宅勤務を実施する方針を決めており、今後この様な企業が続々増えると見られています。また、新型コロナウイルス問題を機にテレワークを導入する企業も増えるとの見方からテレワーク関連企業には追い風になるとの思惑です。他にも[3691]リアルワールド、[3565]アセンテック、[3040]ソリトンシステムズ、[4484]ランサーズ、[4448]チャットワークなども関連株として買われているとの見方です。



[1938]日本リーテック [2部]業種:建設業
終値1,648円/前日比+287円
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総合電気設備工事会社。鉄道に強くJR東へ依存大。電力・通信向けも展開。本日大きな窓を開けて2営業日大幅続伸で昨年来高値を更新し、一時ストップ高まで買われました。同社は先週末14日引け後に、東京証券取引所の承認を受けて3月5日付で東証2部から東証1部へ指定されることになったと発表。これを記念して、2020年3月期の期末配当で3円の記念配当を実施します。同時に東証1部指定に伴い90万株の売り出しを行うとも発表しています。本日の株価は高寄り後も下影陽線を示現しており、明日の反応が重要になるでしょう。



[2492]インフォマート [1部]業種:サービス業
終値752円/前日比-150円
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食材の企業間電子取引市場を運営。商談システム、企画書、請求書サービスも。本日ストップ安まで売られて昨年来安値を更新しています。同社が先週末発表した本決算で示した今期見通しは、まさかの大幅減益計画となり、売上高は前期比13%増収計画ですが、営業利益は39%減益計画になっています。市場コンセンサスは大幅増益水準となっていただけに、大幅減益はネガティブサプライズだと言えるでしょう。今期はサーバー体制の増強や営業人員の増加、それに販促費、マーケティング予算の増加を見込んでいるとのことで、一時的に減益となりますが、利用企業数拡大による売上成長の加速を優先させるとのことです。それだけにストップ安は過剰反応との見方もありますが、同社株は既に高成長を織り込んで買われている水準だけに、いくら理由があるにせよ大幅減益は許されないとの声も聞かれました。



[3933]チエル [JQ]業種:情報・通信業
終値2,343円/前日比+324円
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学校、塾などICT活用の教育用システムの企画・開発・販売。双方向授業に強み。本日大きく反発しました。同社は先週末14日引け後に決算を発表。2020年3月期第3四半期累計の連結経常損益は3,400万円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)に浮上しました。また、これまで無配としていた配当金について、期末配当金を4円に設定したことも好感視される形で資金が流入しています。株価は1月16日の3,040円を付けたあと調整を入れましたが、目先は売り物も一巡して下げ止まる格好を見せており、新しいトレンド形成が期待されます。



[3911]Aiming [M]業種:情報・通信業
終値467円/前日比-78円
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スマホやPC向けオンラインゲームを開発配信。「剣と魔法のログレス」をマーベラスと運営。本日大幅安となり、一時ストップ安まで売られました。先週末同社は本決算と一緒に新株予約権発行を発表。希薄化は最大で10.40%となることから、需給悪化懸念で売られています。同社の財務状況からも近い内にエクイティファイナンスに踏み切るとの見方は多かっただけにサプライズ感は乏しいと言えますが、今回発表した新株予約権の下限行使価額は289円と時価と比べてかなり安く設定されていることに懸念を示す向きは多い様子です。時価で321円辺りまで下げれば行使価額は下限に達する計算です。そこまで下げれば買い場と言えますが、[9684]スクウェア・エニックスHDと共同開発する新作スマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストタクト」への期待はあるだけに、そこまでは下げずに買いも入るとの見方が多いようです。




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