[3359]cotta 
[M]業種:卸売業
終値721円/前日比+100円
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製菓・製パンの容器・包装資材を小口・短納期で通販。個人向け通販も。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は先週末26日引け後に業績修正を発表。2020年9月期の連結経常利益を従来予想の4,300万円から2.1億円に5.0倍上方修正し、減益率が87.7%減から38.9%減に縮小する見通しとなりました。巣ごもり消費による需要の拡大が続いており、インターネット通販サイトの第3四半期売上高が前年同期比約70%増となることが確実で引き続き需要拡大が見込まれ、株価は新値追いの展開が期待されます。



[3667]enish 
[1部]業種:情報・通信業
終値651円/前日比+12円
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ゲーム・アプリの企画・開発・運営。シミュレーション型交流ゲームが主力。プラットフォーム多数。 本日一時700円台まで買われる場面も見られました。特に新たな材料見当たりませんが、引き続きアニメ「五等分の花嫁」初のゲームアプリへの期待相場との見方です。同社は5月27日に「五等分の花嫁」初のゲームアプリ制作を決定したと発表。2020年内配信予定だとのことです。これが好感されて、同社株は派手に上げてきましたが、今月は揉み合いで調整を続けていた格好です。それが上放れてきたことから、買い場を探っていた向きが集まってきたようです。小型の貸借銘柄だけに物色が続けば空売りも増えて、踏み上げ相場の思惑も出てくるため、面白くなりそうだと期待する向きも多いですが、結局垂れて引けているだけに続伸出来なければ暫く厳しそうだとの声も聞かれました。



[2335]キューブシステム 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,042円/前日比+110円
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システム開発。金融・通信・流通向けに強み。プロジェクト管理に定評。AIに注力。本日は大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を大幅に更新しました。キャッシュレス化の流れを追い風にクレジット会社向けシステム構築案件が好調で業績に寄与。2021年3月期は売上高前期比9%増の160億円、営業利益は同17%増の11億2,000万円と増収2桁増益を見込んでおり、コロナ禍でも成長路線に陰りはありません。本日の株価は昨年5月以来となる4桁大台乗せを果たしており、値動きが軽くなることが想定されます。



[4596]窪田製薬HD 
[M]業種:医薬品
終値330円/前日比-80円
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眼疾患治療薬ベンチャー。白内障や網膜色素変性の新薬開発。遺伝子治療も。 本日大幅安となりストップ安まで売られました。先週末引け後に同社は新株予約権発行を発表。希薄化は最大で21%超となることから嫌気されています。足元で同社株は近視治療のために開発中のメガネ型機器について、近く米国で治験に入ると日経新聞で報じられ派手に物色されていました。それだけにタイミングも悪く、掴まってしまった短期資金も多いようで、本日はそういった向きの売りも出易かった様子です。同社が開発中の近視治療メガネ型機器への期待は強いものの、暫くは手掛け難くなったとの声も多いようです。



[6871]日本マイクロニクス 
[1部]業種:電気機器
終値1,176円/前日比+87円
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半導体計測器具「プローブカード」やFPD検査装置が主力。新素材開発に積極。 本日買い気配スタートから大幅続伸しています。いちよし証券がレーティングを「B」から「A」に格上げし、フェアバリューも1,000円から1,560円に引き上げました。新型コロナウイルスの影響によるテレワーク増などもあり、データセンターやサーバなどの逼迫感が急速に強まっており、DRAM向けブローブカードの需要が拡大していると指摘しています。本日の大幅高で株価は今月2日のコロナショック後の戻り高値1,218円に急接近しており、ブレイクすれば2月に空けた大きな窓埋め水準1,289円がターゲットになります。



[3998]すららネット 
[M]業種:情報・通信業
終値3,940円/前日比+700円
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小学生から高校生向けネット学習教材「すらら」を提供。地方塾、学校が導入。 本日ストップ高まで買われ上場来高値を更新しています。本日分割権利落ちですが、分割により最低投資価格が安くなったことで個人投資家の買いが入ってきたとの見方です。同社株は6月12日に5分割の株式分割を発表しましたが、それ以来強い上昇基調が続いていました。それでも分割権利落ちで出尽くしとならず改めて買われていることから、それだけ同社株を買いたい向きが多かった様子です。同社のオンライン学習教材事業への先行き期待は強いようです。足元の相場でどこまで上げられるか明日以降の動向が注目されます。



[4687]TDCソフト 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,022円/前日比+74円
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独立系SI。金融・流通関連ソフト開発に強み。AI、アジャイル・クラウド分野に注力。 本日寄り付きに伴う商い一巡後から上値追いが始まり続急伸となりました。同社はAIデータサイエンスやアジャイル開発、クラウド分野などへの取り組みに力を入れており、ローカル5G分野に傾注していることもポイントで、高速大容量通信のプライベートLTEサービスを手掛けるLTE-X社と戦略的提携を行い同分野を深耕しています。株価は4桁大台を回復し、今月11日に付けた戻り高値1,005円を払拭しており、新展開入りが見込まれます。



[4594]ブライトパス・バイオ 
[M]業種:医薬品
終値314円/前日比+22円
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久留米大学発バイオベンチャー。NKT細胞を用いたガン免疫療法の開発手掛ける。 本日一時356円まで買われ大幅高になっています。千葉大学病院は理化学研究所と連携し、iPS細胞からNKT細胞を作製した「iPS-NKT細胞」をヒトに投与する世界初の治療法を医師主導治験として行うこととなったと14時に発表しています。これまでに「iPS-NKT細胞」が人の血管内に直接投与されたことは無く、本治験で忍容性、安全性、有効性が確認されれば頭頸部癌と闘っている患者にとって大きな希望となるとのことです。同社は、この研究への支援を行っているとのことから好材料視されたようです。ただ、物色一巡後は上げ幅を縮小しています。行使されていない新株予約権が未だ豊富にあり、それが重しになっている面もあるようです。




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