[3992]ニーズウェル 
[1部]業種:情報・通信業
終値817円/前日比+71円
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システム開発。金融、情報サービス向け主力。システム組込も。常駐体制・保守に強み。買い気配スタートからの大陽線で急反発しています。企業のDX投資が活発化する中、幅広いニーズに対応したサービスで需要を取り込んでおり、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け難いシステム開発やITソリューションを手掛ける同社株に物色の矛先が向かいました。株価は2月13日以来4ヵ月半ぶりに800円台復帰を果たしており、次なるターゲットは1月22日の年初来高値864円ということになります。



[4563]アンジェス 
[M]業種:医薬品
終値2,235円/前日比-45円
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阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。 本日乱高下し、一時1,850円まで売り込まれる場面も見られました。特に悪材料は見当たりませんが、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験が本日にも始められる見通しだけに出尽くし的な動きになっている様子です。ただ、派手に売り込まれた場面では確りと拾われ、下げ幅をかなり縮小して引けています。なお、引け後には正式に臨床試験開始を発表しています。これで明日改めて買われるのか、それとも改めて出尽くし的な動きになるのか注目されます。何れにせよ今後は臨床試験の結果待ちとなり、しばらくは材料も出難いとの声も聞かれました。



[6555]MS&Consulting 
[1部]業種:サービス業
終値561円/前日比+36円
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覆面調査の大手。外食・小売りなどサービス向け顧客満足度調査。モニター人多。 本日大きな窓を空けて急反発しました。同社は昨日引け後に、新型コロナウイルス対策覆面調査の提供を開始すると発表。同調査を実施することで、サービス提供企業のコロナ対策が徹底されるだけでは無く、それらの対策が消費者に伝わっているかどうかを検証することが出来る他、コロナ対策覆面調査を実施していることをPRすることでブランディングにも役立つとしています。今月の株価は、切り下がる5日線に絡んだ下降トレンドの中での推移が続いていただけに、本日の急反騰で新展開入りを匂わせています。



[3549]クスリのアオキHD 
[1部]業種:小売業
終値8,460円/前日比-710円
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ドラッグストア中堅。北陸3県で首位。長野や岐阜も展開。調剤併設店を拡大。 本日大幅安です。同社が昨日発表した6月の既存店売上高は前年同月比0.3%に留まっています。新型コロナウイルスの影響で同社の月次は2月から大きく伸び、前年同月比で2桁増を4月まで続けていました。5月はやや鈍化したものの、それでも前年同月比5.1%となっていました。しかし、6月は0.3%と前年とほぼ横這いの水準になったことで、新型コロナウイルスによる特需は終わったとの見方から本日は手仕舞い売りが強まっている様子です。連想的に[3141]ウエルシアHDや[3391]ツルハHD、[9267]Genky DrugStores、[9989]サンドラッグなども売られています。ただ、新型コロナウイルスは収束しておらず人々の感染防止意識が強い状況は続くため、今後ドラッグストアの売上高が落ち込んでいくとは考えい難いとの見方も多いようです。



[3020]アプライド 
[JQ]業種:小売業
終値4,010円/前日比+295円
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九州・西日本中心にパソコン小売店。大学や官公庁に注力。化粧品・雑貨店も。 本日小高く寄り付いたあとも上値追いが続き大幅反発しました。同社は本日昼頃、[7587]PALTEKと共同でFPGAアクセラレータ・カードを搭載したワークステーション「CERVO Grasta PALTEK FPGA」を開発し、販売を開始したと発表。同社の国内工場で企画・製造を行い、12時間の品質・動作・エージング検査済みで最大72時間のエージング検査も可能とのことです。直近の株価は、月央までの上昇相場の反動安を強いられてきましたが、先週末26日と昨日の連続大陰線から本日陽線を引いており、目先のポイントは5日線レベルでの攻防でしょう。



[3788]GMOクラウド 
[1部]業種:情報・通信業
終値9,990円/前日比-1,130円
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サーバー管理と電子認証提供が2本柱。電子認証の海外展開急ぐ。GMO傘下。 本日大幅安となり、大台を大きく割り込んで引けています。特に悪材料は見当たりませんが、本日は足下で物色が目立っていたGMOの上場子会社が総じて売り込まれています。同社株などは電子契約サービスへの期待から、4月頃から強い相場を続けてきましたが、足下では過熱感もかなり強まっていました。同社株の強さが他のGMO上場子会社へ物色を波及させていた面もあり、その一角が崩れてきたことで今度は手仕舞い売りが波及し、総崩れになった格好です。同社の電子契約サービスへの期待は消えていないだけに更に下げれば買いも入りそうですが、一相場終わったとの見方も強く、暫く手出しし難くなったとの声も聞かれました。



[4367]広栄化学工業 
[2部]業種:化学
終値3,210円/前日比+369円
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住友化学系の窒素化合物メーカー。医薬中間体等ファイン製品に強み。化成品も。 本日後場商いを伴い急伸し、大幅反発となりました。同社は本日午後、米ギリアド・サイエンシズ向けに新型コロナウイルス治療薬であるレムデシビルの骨格を形成する原材料「ピロール」の生産を千葉工場で開始したと発表。既に今年3月から海外のレムデシビル受託製造メーカー向けに「ピロール」の生産を開始していましたが、増産体制が整い生産規模を拡大したとのことです。株価は直近レンジを上放れた感があり、今月1日高値3,430円をブレイクすると更に加速する可能性も出てきます。



[7068]フィードフォース 
[M]業種:サービス業
終値2,974円/前日比+73円
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最適なタイミングで広告を表示するデータフィードサービスなどを手掛ける。 同社は本日昼に本決算を発表。注目された今期見通しは売上高55.7%増収、営業利益55.0%増益、純利益119.8%増益と大幅増収増益計画になっています。これが好感されて後場買われたものの、買いも続かず売られる動きになっており、一時マイナスに転じる場面も見られました。同社は6月19日に連結子会社アナグラムの完全子会社化を発表しており、それによる業績押し上げ期待から既に買われていたことから、出尽くし的な動きになった格好です。また、期待した程の数字では無かったとの声も聞かれました。今期の上半期は新型コロナウイルスによる悪影響は織り込んでいるとのことですが、下半期は通常化すると見込んでいるとのことです。ただ、新型コロナウイルスの影響が長期化することになれば、業績予想から大きく乖離する可能性があると決算説明資料に書かれていることも重しになったようです。明日以降の動向が注目されます。




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