株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

タグ:[2929]ファーマフーズ

[4052]フィーチャ 
[M]業種:情報・通信業
終値1,205円/前日比+125円
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先進運転支援システムなど画像認識ソフトの開発。中国に開発拠点。 本日寄り付きに伴う商いの一巡後に出来高を伴い急伸。一時ストップ高まで買われています。目先利益確定売りに押されているものの、マザーズ市場の人工知能関連株の代表格である[2158]FRONTEOが8月後半相場で約80%高と気を吐いており、デジタル庁発足に絡み同社株や[4011]ヘッドウォータースなど他の人工知能関連株にも一時物色の矛先が向きました。ただ、FRONTEO株が本日後場の急落でサポートとなっていた5日移動平均線を大きく割り込んできており、目先同社株の取り扱いにも注意が必要になってきます。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値2,935円/前日比-70円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日軟調です。ただ、一時3,140円まで買われる場面も見られました。同社は本日10時に2021年7月期配当見通しを従来予想1株15円から25円に増額修正を発表。これが好感され買われましたが、既に権利落ちした配当であり、新たに買う材料でもないとの見方から買い一巡後は売られています。注目は9月6日に発表予定の本決算で示す今期見通しであり、保守的に出してくる恐れもあることから増益計画を出してくるとしても伸び率はかなり鈍化するとの警戒も強いだけに、それを確認するまでは手出しし難いとの声も多く、今回の配当増額修正は手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。



[2780]コメ兵HD 
[2部]業種:小売業
終値1,742円/前日比+178円
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名古屋を本拠に中古ブランド品販売トップ。新品も扱う。関東に積極展開。 本日確りした寄り付き直後から商いを伴い急伸し大幅反発で年初来高値を更新しました。直近の中古車ブームと同様に、ロレックスなど中古高級時計に対するニーズが高まり価格が高騰しており、同社の収益環境に追い風材料となっています。業績は2022年3月期は増収効果を映し、営業利益が前期比3.7倍の21億9,000万円と高変化を見込んでいます。株価は1,600円処での揉み合いを一気に上放れ、2018年10月以来約3年ぶりの高値圏に突入。新しい相場が始まるかも知れません。



[6036]KeePer技研 
[1部]業種:サービス業
終値3,810円/前日比+170円
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自動車ボディーのコーティング材料を販売。直営、FC店も展開。施工技術支援も。 本日確りと上昇しています。同社が昨日引け後に発表した8月の月次動向は、既存店が前年同月比1.8%増、全店でも6.7%増と何れも前年越えながら伸び率は前月までより大きく低下しています。7月は既存店52%増、全店で60%増だっただけに朝方は少し売られる場面も見られましたが、売り一巡後は確りと買われています。今年の8月は全く雨が降らなかった去年の8月とは正反対にお盆前から日本列島は梅雨前線に居座られ、西日本中心に約2週間も記録的な大雨が降り続いたことが影響しているとのことです。それでも、確り前年超えとなっていることから、好感する向きも多いようです。また、8月最終週には夏らしい快晴の天候になり、日本全国の店舗は大きな賑わいを見せたとのことで、このことからも9月は大きな反動がくるので、驚異的な実績が期待出来ると同社はコメントしています。



[4182]三菱ガス化学 
[1部]業種:化学
終値2,221円/前日比+115円
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海外でメタノールを合弁生産。世界トップ級。基礎化学品、ファインケミカル、機能材料。 本日寄り前から大量の買いを集め4営業日大幅続伸しています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も2,400円から2,900円にそれぞれ引き上げました。スマートフォンのカメラレンズ材料の在庫調整進展により、最大の懸念材料が払拭されたことや第1四半期決算発表後の株価下落で割安感が生じたことなどを格上げの背景としていなす。2022年3月期営業利益は従来予想の510億円から585億円にまで上方修正しており、株価は早期の値固めが進めば一段高もありそうです。



[4237]フジプレアム 
[JQ]業種:化学
終値393円/前日比+80円
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液晶パネル光学フィルター等を製造・販売。関連技術に力。超薄型の太陽電池も。 本日ストップ高です。ペロブスカイト太陽電池関連株として物色されている模様です。昨晩、株探がペロブスカイト太陽電池の記事を掲載。その中で同社株も取り上げられており、見直し買いに繋がった様子です。それに加えて午前中には、日経新聞電子版が「ペロブスカイト型」と呼ばれる新型太陽電池の世界初の量産が9月に始まるとの記事を掲載。ポーランドのスタートアップが建物の外壁などに設置する電池として出荷し、英国や中国の企業も2022年に量産を始めるとのことです。この記事が昼頃には株式関係ニュースなどで市場に知れ渡り、後場一段高になっています。小型の貸借銘柄ということも期待に繋がっているとの声も聞かれました。明日も物色が続くか注目されます。



[4875]メディシノバ・インク 
[JQ]業種:医薬品
終値475円/前日比+28円
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米が本拠の医薬品開発ベンチャー。喘息急性発作などの治療薬を開発。 本日ギャップアップスタート後も上値追いが進み、大幅4連騰となりました。同社は昨日引け後に、米国肝臓学会議主催の「The Liver Meeting 2021」において、主要な開発品である化合物「MN-001(タイペルカスト)」のNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)における脂質代謝の研究結果に関する要約がポスタープレゼンテーションに採択されたと発表しています。足元の株価は25日・75日・100日の各移動平均線を順調に上方ブレイクしてきており、現状で短期反騰相場に陰りは見えません。



[9021]西日本旅客鉄道 
[1部]業種:陸運業
終値5,208円/前日比-803円
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北陸、近畿、中国に鉄道を展開。関西圏、山陽新幹線と北陸新幹線が主力。 本日大幅安で、ストップ安近くまで下落する場面も見られました。同社は昨日、公募増資を発表。国内外で売り出し、新株発行は最大で5200万株以上となり、希薄化は27%超となります。新型コロナウイルス感染症の影響で財務悪化となっていたものの、借り入れなどで凌げるとの見方も多かっただけに公募増資に踏み切ったのはサプライズとの声も聞かれました。上場後の公募増資はJRでは初めてで、これを機に他のJR各社も公募増資に踏み切る恐れがあるとの懸念から、[9020]東日本旅客鉄道、[9022]東海旅客鉄道も大きく売られています。また、私鉄系も公募増資に踏み切る所が出てきても不思議はないとの見方も多いようです。ただ、公募増資で大きく売られた処では、経済正常化を睨めば中長期的に買い場になるとの見方も少なくありません。




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[7807]幸和製作所 
[JQ]業種:その他製品
終値1,213円/前日比+143円
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TacaoFブランドで幅広い介護用品の製造・販売。シルバーカーでシェアトップ。 業種 本日寄り前から大量の買いものを集め大幅続伸し、年初来高値を更新しました。同社が先週末15日に発表した第1四半期連結決算で、売上高が前年同期比20.8%増の15億1,800万円、営業利益は同4.6倍の2憶2,000万円と大幅増益となったことが引き続き好感されているようです。決算発表翌日の16日にストップ高の1,070円に上昇しましたが、好決算を評価する買いが継続。株価は2020年1月以来約1年半ぶりの高値水準まで買われていますが、目先は警戒も必要かも知れません。



[3996]サインポスト 
[1部]業種:情報・通信業
終値737円/前日比-15円
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ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。 本日一時800円超まで上昇して大幅高になる場面も見られました。同社とJR東日本スタートアップとの合弁会社TOUCH TO GOが、三菱商事エネルギーとタツノの3社で、全国のSS(サービスステーション)内に、無人決済店舗を設置することを目的とした業務提携契約を締結したと発表。今年9月には千葉県千葉市の大型トラック向け大規模SSに、国内で初めて実証実験店舗の1号店をオープンするとのことです。これが場中に伝わり物色されました。同社株はTOUCH TO GOの材料で度々物色されますが、中々物色が続くことは乏しいだけに今回も物色が続く期待は乏しいと見る向きが多い様子です。それだけに逃げ足も速い資金しか集まらなかった様子です。



[1401]エムビーエス 
[M]業種:建設業
終値588円/前日比+30円
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外壁リフォーム会社。特殊コーティング剤と独自研磨で修繕。総合建設部門を拡充。 本日反発しました。同社は先週末16日引け後に10万株(1億円)を上限として自社株買いを実施すると発表。なお、同社は13日引け後に、2021年5月期業績の上方修正を開示して直近高値を付けましたが、その後は売り物に押されていただけに押し目買い好機と捉えられる格好となりました。ただ、600円処からの上値は重く、再度売り物に押される展開も考えられます。



[6632]JVCケンウッド 
[1部]業種:電気機器
終値268円/前日比+29円
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ビクターとケンウッドが統合。AV機器、車載、業務用に注力。ドラレコ関連事業を強化。 本日逆行高となり、年初来高値を更新しています。先週末の日経新聞で、同社社長が2024年3月期にも連結純利益を2021年3月期の3.2倍の70億円にする計画を明らかにしたと報じられています。自動車向け音響システムや通信ドライブレコーダーなどの車載向けが牽引し、過去に買収したものの、不採算だった事業の整理も2021年3月期までに大方完了したとのことです。同社の純利益は今期見通しでも30億円となっているだけに、かなり強気な数字だと言えます。それだけに本日は見直し買いに繋がっている様子です。明日以降も買い続くか注目されます。なお、同社は7月29日に1Q決算発表を予定しています。



[4074]ラキール 
[M]業種:情報・通信業
終値3,150円/前日比+170円
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企業向け基盤システム「LaKeel DX」の開発・販売を手掛ける。 本日大幅買い気配スタートから急伸しました。同社は先週末16日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄で、初日は初値2,480円に対してストップ高の2,980円で取引を終了していました。企業の業務アプリケーション開発や運用を支援する独自のプロダクトサービス「Lakeel DX」の展開が主な事業で、DX関連としてのテーマ性が注目されている他、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに期待した買いが殺到しています。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値3,375円/前日比+500円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日大幅上昇となり、ストップ高まで買われました。同社は先週末、[4527]ロート製薬と資本業務提携を強化すると発表。ロート製薬は既に同社株を40万株(1.37%)保有しており、業務提携も行っていますが、今回新たに20万株(0.69%)を市場買い付けで取得するとのことです。また、同社もロート製薬株を20万株取得するとのことです。高付加価値の新規育毛剤、機能性食品およびスキンケア製品の共同開発を行うとのことで、先行き期待から買われています。また、同社は本日9時半に2021年7月期業績の大幅上方修正を発表。市場コンセンサス大きく上回りますが、3Q決算の数字からも、このくらいの上方修正を期待していた向きは少なくないものの、3Q決算発表後は売られていただけに改めて見直し買いも入ってきた様子です。明日以降も物色が続くか注目されます。



[2978]ツクルバ 
[M]業種:不動産業
終値1,225円/前日比+131円
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IT活用のリノベーション・中古住宅流通プラットフォーム「cowcamo」運営。シェアオフィスも。 本日安寄りも切り返し後場一段高で大幅高続伸し、年初来高値を更新しました。本日10時頃、同社が運営するシェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」が、全国47都道府県に470店舗以上のコワーキングスペースを展開する「いいオフィス」と業務提携したと発表。今回の提携は利用者の多様なニーズに応えるサービスや新プランを共同で展開するのが狙いです。株価は2020年6月高値を上回ってきており、一段高相場を匂わせています。



[4564]オンコセラピー・サイエンス 
[M]業種:医薬品
終値80円/前日比-28円
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東大医科研発の創薬ベンチャー。がん遺伝子の解析、治療薬の開発が主柱。 本日大幅安となり、年初来安値を大きく更新して昨年5月以来となる大台割れになっています。同社は先週末、食道癌に対するS-588410(癌特異的ペプチドワクチン)の第3相臨床試験が完了したと発表。結果は統計学的な有意差は認められずとのことです。同社のパイプラインで唯一の第3相臨床試験だっただけに失望度も高い様子です。S-588410は他にも膀胱癌を対象とした治験は欧米で第2相臨床試験を完了していますが、今回の結果を受けそれも期待は出来ないとの見方にも繋がっています。それだけに明日以降も弱含みの展開が続く恐れもありそうです。




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[6177]AppBank 
[M]業種:サービス業
終値190円/前日比+7円
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スマホ向けアプリの記事などを掲載「AppBank.net」運営。商品販売事業は売却。 本日急伸しました。同社は先週末4日引け後に、連結子会社のテーマがストア事業でプロデュースしている「友竹庵」のフルーツ大福の生産体制を強化するため、設備投資を実施すると発表。フルーツ大福の販売が好調で、約0.13億円の製造設備を導入して生産効率の向上を図ります。株価は一時230円の高値を付けましたが、過熱感も感じられる水準に達した事で引けに掛けて売り込まれ、上げ幅を縮小させています。あくまで一過性の動きに過ぎないという見方が強いようです。



[6993]大黒屋HD 
[2部]業種:小売業
終値47円/前日比+3円
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祖業は特殊照明器。ブランド品売買・質屋の大黒屋が主力に。英国から撤退。 本日大幅買い気配スタートから続急伸しました。同社は先週末4日引け後に子会社の大黒屋が、2026年3月期を最終年度とする5ヵ年事業計画を策定したと発表。売上高目標を487億6,900万円(2022年3月期見込は184億8,200万円)としています。修正後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)の目標は50億2,600万円(同16億8,600万円)。本日の株価は高寄り後上値を伸ばすも大陰線と、先月17日と似通ったローソク足を形成しており、明日の反応が非常に重要視される処です。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値2,800円/前日比-92円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 同社は先週末に3Q決算を発表。大幅増収で黒字転換となっており、この決算を受け買い優勢で始まるも寄り後は売り優勢の動きで、そのままマイナスに転じて弱含みの動きとなりました。出尽くし的に売られたという見方もありますが、決算が物足りないとの失望で売られたとの見方も少なくありません。前四半期である11-1月期比では、2-4月期は売上高それ程伸びておらず過度な業績拡大期待が後退したとの声も聞かれました。ある程度の業績拡大は既に今の株価には織り込まれている模様です。ただ、先日発表した育毛剤「ニューモ」の海外展開への期待はあるだけに、売り一巡後は買いを入れてくる向きも増えてくるのではとの見方も多い様子です。目先どこで下げ止まれるか明日以降の動向が注目されます。



[6590]芝浦メカトロニクス 
[1部]業種:電気機器
終値7,970円/前日比+620円
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液晶・半導体の製造装置メーカー。液晶向け洗浄装置で世界トップ。自販機も。 本日大幅ギャップアップスタートから3営業日続伸し、年初来高値を大幅に更新しました。世界的な半導体需給の逼迫を背景に大手半導体メーカーの生産能力増強の動きが活発で、同社の活躍余地が広がる中、半導体受託生産で世界最大手TSMCが開発拠点を日本国内に設けるという話が改めて浮上しており、これに同社が参加するとの思惑が株高を後押ししている模様です。株価は高寄り後も上値を追っており、上値余地は残されていそうです。



[7733]オリンパス 
[1部]業種:精密機器
終値2,385.0円/前日比+117.0円
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内視鏡世界首位。消化器向け高シェア。治療・産業機器も注力。映像事業譲渡。 本日買い先行スタート後も上値追いが継続し大幅反発しました。同社は先週末4日引け後に、祖業である顕微鏡など科学事業を分社化する検討を開始したと発表。2019年11月に発表した経営戦略に基き、内視鏡事業および治療機器事業を中心とした医療分野に経営資源を投入するのに伴い分社化を図るとのことです。なお、分社の時期は2022年4月1日を予定しています。本日の大幅高で株価は月初からの下げ分を帳消しにしており、3月9日の年初来高値2,475.5円を視野に捉えた格好です。



[3319]ゴルフダイジェスト・オンライン 
[1部]業種:小売業
終値1,320円/前日比+49円
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ゴルフ専門サイトを運営。プレー予約や用品販売が収益の柱。出版社が出資。 全米女子オープン選手権で6日、畑岡奈紗選手との日本人同士によるプレーオフを制し、笹生優花選手が初優勝しました。これを受けゴルフ専門サイトを運営する同社株が一時、先週末比8%高まで買われた他、ゴルフ事業「1人予約ランド」運営などを行う[3931]バリューゴルフや中古ゴルフクラブなどの専門店を運営する[3032]ゴルフ・ドゥも値を上げました。ただ、同社株はじめ関連株は後場急速に押し戻されて終えており、既に相場は一巡したと見て取れそうです。



[5411]ジェイエフイーHD 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,340円/前日比-104円
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川崎製鉄とNKKが統合。粗鋼生産国内シェア高。商社、エンジニアリング事業なども。 本日大幅安です。本日は鉄鋼業が値下がり率トップとなっています。ゴールドマン・サックス証券が今後は鋼材市況が下期に掛けてピークアウトを迎えると指摘したレポートをリリースしており、鉄鋼株売りに繋がっているとの見方です。同社株に関しては投資判断「買い」から「中立」に格下げし、目標株価を1,600円まで引き下げています。目標株価は時価より依然として高いものの、手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。なお、同証券では[5401]日本製鉄については「買い」継続ながらコンビクションリストから削除し、目標株価を2,500円まで引き下げており、[5406]神戸製鋼所については「中立」継続で目標株価を800円まで引き下げています。また、[5471]大同特殊鋼については投資判断「売り」に格下げし、目標株価を5,100円まで引き下げています。



[6920]レーザーテック 
[1部]業種:電気機器
終値22,780円/前日比-440円
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液晶・半導体検査装置が主力。マスクブランクス検査装置でシェア独占。 先週末のNY市場ではフィラデルフィア半導体指数のSOX指数が2.4%近くの大幅高となっており、それを受け東京市場でも同社株など半導体関連株には買われて始まる銘柄が目立っていました。しかし、多くの銘柄は寄り後は売り優勢の動きとなっており、マイナスに転じているものも少なくありません。同社株は先週末まで10連騰していたこともあり、手仕舞い売りも出易かったようで、前日終値付近では下げ渋りも見せていたものの、終盤下抜けてしまい見切り売りも出て一段安になっています。明日も下落するようですと暫く調整を余儀なくされそうだとの見方も少なくないだけに明日の動向が注目されます。




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[3042]セキュアヴェイル 
[JQG]業種:情報・通信業
終値345円/前日比+29円
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情報セキュリティの設計・構築・監視。24時間有人対応。ログ分析サービスも。 本日買い気配スタートから急伸しています。同社は先週末28日引け後に、2024年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。売上高は13億5,000万円(2021年3月期は12億円)、営業利益は1億3,500万円(同3,300万円)を目指すとしました。引き続き「サービスレベル向上」「顧客満足度の向上による追加契約、契約更新の獲得」「既存パートナーとの連携強化と新規パートナーの獲得」「性能強化による有料課金化」をコア戦略とし、より大きな事業基盤を確立するとしています。本日の株価は高寄り後長い上影を引いており、早期の切り返しが無ければ調整に入りそうです。



[6890]フェローテックHD 
[JQ]業種:電気機器
終値2,656円/前日比+131円
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半導体製造装置部品会社。真空シールで世界高シェア。磁性流体技術も。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。同社は予定通り先週末18時に新中期経営計画を発表。既に期待感から買われていたものの、改めて好感されて買われています。新中計では、2024年3月期売上高1,500億円、営業利益250億円、純利益150億円を目標にするとのことです。2022年3月期見通しは売上高1,050億円、営業利益150億円、純利益78億円となっていることから、来期以降も大幅増益を続ける見通し。それだけに本日は出尽くしとならず改めて見直し買いが入っている様子です。明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。



[4493]サイバーセキュリティクラウド 
[M]業種:情報・通信業
終値3,400円/前日比+502円
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人工知能(AI)技術を活用したサイバーセキュリティサービスの開発・提供を手掛ける。 本日ストップ高を付けました。同社は先週末28日引け後に、米国でWAFの自動運用サービス「WafCharm AWS版」β版の提供を6月1日から開始すると発表。米国のサイバーセキュリティ市場は20年時点で約6.7兆円に上っており、日本よりも巨大なマーケットが存在するとのことで業績寄与が大きくなることへの期待感が膨らんでいます。引き続き買い優勢との見方も強く目先は4月1日に付けた3,660円ブレイクが期待されます。



[3326]ランシステム 
[JQ]業種:サービス業
終値803円/前日比+93円
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埼玉地盤に複合カフェ「自遊空間」を展開。カプセルホテルや入退室システムの販売も。 本日から増担保規制となっており、それが重しとなって売り優勢で始まるも寄り後は買われる展開になっています。先週末は増担保規制懸念で売られた面もあり、下げた処では買いを狙っていた向きも多い様子です。引き続き[8214]AOKI HDのグループ企業などからの資金調達が好感されています。同社はセルフ化・無人化に関する自社開発によるシステムを同業である複合カフェ「快活CLUB」を運営する快活フロンティアにもシステムの一部開発や導入を提案し、実運用に向けて努めているとのことです。この快活フロンティアもAOKI HDのグループ企業であり、今回はAOKI HDが同社の第三者割当を引き受け出資するとのことから、同社システムが快活CLUBの多くの店舗に導入されるのではとの思惑に繋がっています。快活CLUBは現在全国500店舗程もあり、同社の「自遊空間」より圧倒的に店舗数が多いため、同社システムが採用となれば業績寄与は大きいとの見方です。明日以降も買いが続くか注目されます。



[6613]QDレーザ 
[M]業種:電気機器
終値1,645円/前日比+134円
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半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアなどの開発・製造・販売を手掛ける。 本日小高く寄り付いたあとも上値追いが進み、4営業日ぶりに急反発しました。同社は本日、網膜投影型レーザアイウェア「RETISSA Display2」が、SMBC日興証券の49店舗に導入されたと発表。世界で初めて量産されたRETISSA Displayの後継機種として、2019年から販売されています。株価は本日の急騰により、5月21日の直近高値1,650円をブレイクしてきており、更に4月27日高値1,718円をも上回ってくると新展開入り期待が高まる処です。



[3441]山王 
[JQ]業種:金属製品
終値1,410円/前日比+155円
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金属表面処理加工会社。コネクタの貴金属メッキ加工が主力。精密プレス金型も。 本日確りしたスタート後に上値追いが本格化し、大幅反発しました。政府が6月にまとめる成長戦略の原案について「2030年までに燃料電池車の燃料を補給する水素ステーションを1000基整備する目標を新たに掲げる」と一部メディアが伝えています。報道によると「現在の6倍に増やし、30年代半ばまでに乗用車の新車販売が全て電動車に切り替わるよう促す」とのことです。本日の大幅高で株価は直近安値圏を明確に上放れてきた訳ですが、テーマ性がハッキリしていることから一段高相場も考えられる状況です。



[6951]日本電子 
[1部]業種:電気機器
終値5,620円/前日比+330円
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電子顕微鏡世界最大手。分析機器・半導体関連・医療機器等も。ニコンと提携。 本日大幅高です。同社は先週末、決算説明会を実施。それを受け本日はゴールドマン・サックス証券が同社株の投資判断「買い」を継続し、目標株価を従来の8,000円から8,300円に引き上げています。4月に同証券が同社株を新規「買い」、目標株価8,000円でカバレッジを開始したのを機に同社株は大きく居場所を変えて一時6,500円近くまで買われる場面も見られていました。しかし、今月に入ってからは調整気味で株価は大きく垂れてきています。本日再び同証券が強気な見解を示して目標株価を更に引き上げたことを機に改めて見直し買いが入ってきた格好です。明日以降、再度高値を目指す展開になるのか注目されます。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値3,155円/前日比+70円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日マイナス圏での推移でしたが、後場物色されてプラス引けとなりました。同社は本日13時半に「ニューモ育毛剤」の海外販売を2021年6月より中国およびベトナムで開始すると発表。今後、アジア各国のECプラットフォームを活用し、化粧品を含め販売拡大に取り組んでいくとのことです。中国では、アリババグループが運営する同国最大の越境ECプラットフォーム「Tmall Global(天猫国際)」において、同社の海外旗艦店を6月1日オープンし「ニューモ育毛剤」の取扱いを開始するとのことです。中国国内の脱毛・薄毛に悩む人の数は年々増加しているとのことから、将来的な業績寄与から見直し買いに繋がった格好です。明日以降も買いが続くか注目されます。




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[9265]ヤマシタヘルスケアHD 
[1部]業種:卸売業
終値2,195円/前日比+400円
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医療機器卸の持株会社。傘下に山下医科器械や、人工腎臓関連のトムス。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年5月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比38.7%増の7.2億円に拡大。併せて通期の同利益を従来予想の5.7億円から7.8億円へと36.5%上方修正しました。業績好調に伴い期末一括配当を従来計画の41円から68円に大幅増額修正しており、これらを評価する動きで上昇基調だった株価に弾みが付きましたが、過熱警戒感も懸念される水準に達しているため、慎重に動きを見たい処です。



[7203]トヨタ自動車 
[1部]業種:輸送用機器
終値8,616円/前日比+254円
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世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。 本日確りと上昇しています。昨日、ドル/円相場が約1年ぶりに1ドル110円台に乗せて来ていましたが、昨晩の海外市場でも更に円安進行しており、更に日本時間でも円安基調は続き、一時1ドル111円に迫る場面も見られました。同社の2021年3月期の想定為替レートは1ドル105円だけに為替感応度も大きな企業なため、更なる業績上振れ期待が強まった様子です。また、2022年3月期業績をも押し上げるとの期待に繋がっています。また、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社株の投資判断を「強気」継続で、目標株価を10,100円まで引き上げたことも追い風になっています。業績予想を上方修正しており、1ドル105円・1ユーロ125円を前提に2022年3月期営業利益2.65兆円、2023年3月期は3.01兆円と3兆円越えを想定している模様です。なお、現状に近い1ドル110円・1ユーロ130円を前提にすれば、2022年3月期営業利益は2.91兆円になります。その場合の目標株価は10,500円になるとのことです。2015年に付けている上場来高値8,783円を明日以降取りに来るか注目です。



[9972]アルテック 
[1部]業種:卸売業
終値351円/前日比+26円
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特殊産業機械の商社。包装、印刷関連が主力。中国でペットボトル容器の製造。 本日大きな窓を空けて5営業日続伸し、昨年来高値を更新してます。同社は昨日引け後に、上限5,000万円・20万株(発行済み株式数の1.32%)の自社株買いを実施すると発表しました。また、同時に公表した第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比13.4%増の28億3,600万円、営業損益は前年同期の9,400万円の赤字から9,300万円の黒字となっています。本日の株価は新値更新後長い上影を引きましたが、2月24日の記憶があるだけに明日・明後日の動向が重要になります。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値3,570円/前日比+135円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日確りと上昇しています。昨日終値基準でTOPIXに組み入れられており、昨日引けに掛けてはパッシブファンドなどの特需買いが入った反動で本日は小安く始まるも売り一巡後は確り買われています。今朝の化学工業日報では、同社は通信販売事業の売上高を5年後を目処に1,000億円に拡大させると報じられています。前期実績が125億円だっただけに、改めて先行きを期待する向きの買いが入ってきた様子です。同社の業績を引っ張るのが、主力商品である医薬部外品の育毛剤「ニューモ育毛剤」で、国内で新規および定期顧客を更に増やしていく上、中国など海外市場の開拓にも乗り出すとのことです。独自開発の機能性素材を配合した健康食品や医薬部外品などニューモシリーズ以外も伸展させ、通販業界でトップを目指すとしており、明日以降も買い続くか注目されます。



[9519]レノバ 
[1部]業種:電気・ガス
終値3,725円/前日比+325円
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再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。 本日日通しで上値追いが続き急反発しました。4月22日に主要排出国を集めた気候変動サミットを開催する見通しで、これに先立ち菅首相は4月前半に訪米し、バイデン米大統領との首脳会談に臨みます。そこで脱炭素への取り組み方針を説明すると見られ、太陽光発電を中心とする再生可能エネルギー関連株への注目度合いが再び高まりつつあります。本日は、同社株の他[1407]ウエストHD、[6255]エヌ・ピー・シーなども強調展開を見せており、関連全般として注目が続くでしょう。



[7068]フィードフォース 
[M]業種:サービス業
終値1,195円/前日比+15円
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最適なタイミングで広告を表示するデータフィードサービスなどマーケティングツールを提供。 同社は本日11時に3Q決算を発表。大幅増収増益となっており、四半期ベースで見ても12-2月期は大幅増収増益で四半期ベースの最高益を更新しています。ただ、この3Q決算と一緒に同社社長が、同社株の保有比率を引き下げる方針を発表。4月以降に発行済株式総数の1%程度の保有株を売却するとのことです。これを受け売られる場面も見られました。ただ、売却は出来る限り市場に影響を与えない手法により行うとのことで、1%程度の売却により流通株式比率は25%を上回る見通しで、新市場区分であるグロース市場の上場維持基準に適合するとのことです。また、プライム市場の上場維持基準である流通株式比率35%以上への適合を目指し、今後概ね3年を目処に更に保有比率を引き下げていく方針とのことです。それだけに嫌気する売りも続かず1,300円台まで上昇したものの、結局垂れて上げ幅を縮小しています。決算への期待も強かったようで改めて好感する買いも続かなかった様子です。明日の動向が注目されます。



[3195]ジェネレーションパス 
[M]業種:小売業
終値591円/前日比+66円
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ネット通販サイト「リコメン堂」を運営。通販モールに店舗。海外でOEM商品を製造。 本日買い気配スタートから急反発しています。同社は昨日引け後に、水産物の流通・販売を手掛ける羽田市場社と業務提携すると発表。羽田市場の生鮮品仕入ルートや物流網を活用すると共に自社の得意領域である複数のEC店舗展開によるマーケティング情報の集積を通した購買データの分析を進めるなど、両社の強みを生かした各種施策を実行するとのことです。本日の株価は引けに掛けて強含み75日移動平均線をブレイクして終えており、同ライン超を固められれば新展開に入っていきます。



[3758]アエリア 
[JQ]業種:情報・通信業
終値627円/前日比+100円
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スマホゲーム中心のコンテンツ事業、決済などITサービス事業を展開。不動産関連も。 本日ストップ高です。小幅安で推移していましたが、14時に連結子会社のサクラゲートが今春を目処に世界初となる音楽専門のNFTマーケットプレイス「The NFT Records」を全世界に向けてスタートすることを決定したと発表。「The NFT Records」は音楽アーティストやレコードレーベルが保有する楽曲をNFT(代替不可能トークン)化し世界中に販売するもので、音楽を簡単に全世界にNFT販売するための世界初・音楽専用NFTマーケットプレイスとのことです。テスラのイーロンマスク氏がアート作品をNFTで販売したことを機に、株式市場でもNFTが一つのテーマになってきていることもあり、最近はNFT絡みの材料発表する企業も増えています。物色が続く材料になるか注目されます。




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[6946]日本アビオニクス 
[2部]業種:電気機器
終値2,977円/前日比+500円
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防衛向け表示電子機器大手。赤外線サーモやレーザー溶接も。ファンドの傘下。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末12日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円から12.5億円に78.6%上方修正し、増益率が28倍から50倍に拡大する見通しを示しました。また、リチウムイオン電池パックや小型モーターなどの機能部品組立ての品質向上と効率化に貢献する高信頼性インバータ式抵抗溶接機の販売を開始とも発表。株価は3,000円大台乗せも視野に捉えたと見られます。



[9743]丹青社 
[1部]業種:サービス業
終値935円/前日比+65円
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展示ディスプレー企画・施工大手。商業施設、博物館向け。医療施設に力。 本日大幅高です。同社が先週末引け後に発表した本決算では、前期業績2桁減収減益着地となるも計画は超過しています。ただ、今期見通しは大幅減益を続ける見通しとなっており、それが嫌気されて売り優勢で始まるも寄り後は買われる展開になりました。利益は減益計画ながら受注高は前期を10%超上回る計画で、更に一緒に発表した新中期経営計画で来期以降は大幅増益を続ける計画となっています。これを受け最悪期は脱したとの見方に繋がり、先行き期待から買われている様子です。また、コロナ禍の収束やオリンピック開催は同社事業に追い風との見方も強いことから、売られた処では買いを狙っていた向きも多いようです。



[4512]わかもと製薬 
[1部]業種:医薬品
終値314円/前日比+64円
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健胃薬「強力わかもと」が看板商品。眼科領域が得意、点眼液が収益の柱。 本日小高く寄り付いた直後から大幅一段高となり、一時ストップ高まで買われました。同社は先週末12日引け後に、独VSYバイオテクノロジー社が製造販売する眼内レンズの日本国内での開発・上市に向けて、VSYバイオテクノロジー社と合意したと発表。同社は医療機器分野へ参入することになり、現在手掛けている医薬品事業とのシナジーを期待しているとのことです。本日の株価は大幅高となりましたが、昨年6月5日に付けた昨年来高値332円を視野に捉えながらブレイク出来ておらず更新に時間を要するとレジスタンスとして意識されることになります。



[6630]ヤーマン 
[1部]業種:電気機器
終値1,600円/前日比-208円
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美顔・痩身器具など美容健康機器の製造・販売。量販店と通販が主力。 本日大幅安です。同社は先週末に3Q決算を発表。大幅増収増益となっており、四半期ベースでも前年同期比大幅増収増益で好決算と言える数字です。ただ、通期業績は進捗率が高いものの、据え置かれました。市場コンセンサスは上方修正水準ということもあり、2Q業績が良かったことから通期業績再度上方修正されるとの見方が強かっただけに先週末の3Q決算発表時に修正されると期待していた向きも多いようで、それが無かったことで失望されています。結局は上方修正となりそうですが、今期はコロナ禍の影響で巣ごもり需要の恩恵を受けていることを考慮すれば、来期の減益は避けれないとの警戒もあるようです。ただ、昨年策定した中期経営計画では、2023年4月期に売上高500億円、 営業利益率20%、つまり100億円を目指すと示しています。明日以降下げ渋りが見られるか注目されます。



[7089]フォースタートアップス 
[M]業種:サービス業
終値1,450円/前日比+202円
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スタートアップ企業を対象とした人材支援サービス。採用や経営のコンサル業務も。 本日買い気配スタートから大幅3営業日続伸しています。同社は先週末12日引け後に、2021年3月期の単独業績予想について発表。売上高を11億7,000万円から前期比1.0%減の12億5,000万円へ、営業利益を7,000万円から同54.5%減の1億4,000万円へ、純利益を4,000万円から同60.6%減の8,000万円へ上方修正しました。本日の大幅高で株価は今年に入り上値抵抗として意識されてきた1,400円レベルを明確に上離れるも、200日移動平均線タッチで大きく跳ね返されており、目先はこの1,400円処をサポートに出来るか注目されます。



[7317]松屋アールアンドディ 
[M]業種:輸送用機器
終値5,380円/前日比-130円
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自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける。 同社は本日昼に2021年3月期業績の大幅上方修正を発表。今期業績を上方修正するのは、これで3度目です。直近では2月3日に上方修正したばかりで、コロナ禍の中、主に血圧計腕帯を中心に受注が継続して堅調である他、生産ラインの効率化や在庫の圧縮など費用削減、更に新たに厚生労働省から受注したアイソレーションガウンの影響もあって、業績予想を修正したとのことです。これを受け後場は買い優勢で始まり、一時5,800円台まで買われる場面も見られました。しかし、買い一巡後は上げ幅を縮小して値を飛ばす展開になっています。やはり、コロナ特需の面もあるだけに、いくら足元の業績が良くても来期以降は特需剥落の影響が出るとの見方も多いだけに、積極的には買い難いと言えるでしょう。



[4425]Kudan 
[M]業種:情報・通信業
終値4,635円/前日比+635円
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人工知覚技術の研究開発やライセンスの提供。国内外の先端技術企業と提携。 本日大きく急伸しました。同社は今朝、米半導体大手のNVIDIA社のパートナーネットワークに参画したと発表。NVIDIA社と積極的な技術連携の構築を図る他、組み込み技術として欠かせないSLAMソフトウェアとしてのビジネス機会の拡大を目指すとしています。半導体需要が拡大していることも追い風となり、株価に弾みが付きました、ボリンジャーバンドの+3σ付近に達し、過熱感も感じられますので注意が必要です。



[2929]ファーマフーズ 
[1部]業種:食料品
終値3,155円/前日比+254円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日大幅高です。同社は本日13時に[4471]三洋化成工業との資本業務提携を発表。業務提携の内容は、「ニューモVactoryシャンプー」をはじめとする同社製品向け原料の共同開発や三洋化成工業による当該原料の生産および供給などです。また、両社は互いの普通株式を、それぞれ総額2億円を目安に市場買付の方法により取得する予定とのことです。これが好感されて一段高となっています。なお、この件に係る共同記者会見を3月22日の13時に実施するとのことだけに、それへ向けて確りとした展開を続ける可能性もあるのではとの声も聞かれました。明日も好感した買いが続くか注目されます。




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[6029]アトラ 
[1部]業種:サービス業
終値368円/前日比+42円
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接骨院をFC展開。療養費請求代行、機材販売等の業務支援も手掛ける。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で急反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、摂南大学と実施していた共同研究「生体計測に基づいた水素吸引のプラス効果に関する研究」が完了したと発表。吸入用水素ガス発生装置Co.UP(SA-2600)を開発し、健康経営に取り組む企業や接骨院に販売しており、研究結果を受けた同装置の販売増などが期待されているようです。本日の株価はシコリ玉の売りに押し戻される格好で上影を引きましたが、目先上値のポイントは12月15日に付けた415円処となります。



[4582]シンバイオ製薬 
[JQG]業種:医薬品
終値895円/前日比+150円
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がん、血液、ペインマネジメントの3分野に特化。他社の新薬候補の製品化も。 本日ストップ高まで買われています。同社が昨日引け後に発表した本決算で示した今期見通しは期待通り黒字転換となっています。既にそれを期待して同社株は随分と上げてきただけに、織り 込み済みとも言えますが、確りと買われています。昨日は出尽くし警戒感で大きく売られていたことも本日の買い易さに繋がっている面もあるようです。また、同時に2023年12月期まで3ヵ年の中期経営計画を発表しており、それも好感されているとの見方です。数値目標として、2022年12月期営業利益は今期予想比27.7%増、2023年12月営業利益は20.8%増と大幅増益を続ける計画となっています。



[2929]ファーマフーズ 
[2部]業種:食料品
終値3,075円/前日比+385円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日寄り前から大量の買いを集め続急伸しました。同社は昨日引け後に、東証の承認を受けて2月12日付で東証2部から東証1部市場へ指定されることになったと発表しています。本日の株価は、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で上昇しましたが、2021年7月期連結売上高予想は前期比2.6倍の400億1,400万円、同経常利益予想は同2.7倍の21億8,400万円を見込んでおり、上値余地は残されていそうです。



[7261]マツダ 
[1部]業種:輸送用機器
終値960円/前日比+150円
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自動車メーカー中堅。輸出比率高い。独自技術に特徴。トヨタと資本提携。 本日大幅高となり、ストップ高まで買われました。同社は昨日、3Q決算と通期業績の上方修正を発表。市場コンセンサスを大きく上回っており、本日は見直し買いに繋がっている模様です。それに加えて今朝の日経新聞では、米アップルがEV(電気自動車)を巡り、日本を含む複数の自動車メーカーに生産を打診している模様と報じたことも刺激になっているとの見方です。この報道に刺激を受けて、本日は同社株以外にも自動車関連株が総じて買われています。また、同社株は比較的アナリストの評価が弱かったこともあり、空売りが結構入っていたため、踏み上げの動きも加わっているようです。



[4385]メルカリ 
[M]業種:情報・通信業
終値4,970円/前日比-370円
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フリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営。フリマと連携で新規事業積極。海外にも注力。 本日大幅安です。同社が昨日引け後に発表した2Q決算は営業黒字となり、これで3四半期連続で営業黒字となっています。10-12月期営業利益は市場コンセンサスを下回っており、注目された米メルカリの10-12月期流通総額は、前四半期比で減少となっています。同社の更なる成長には米国事業の成長が必要不可欠なだけに本日は失望されています。1月には日経新聞で、同社は米国事業で思わぬ逆風に見舞われていると既に報じられていました。米国ではライバルも相次ぎ配送サービスを強化し、競争の激しい「レッドオーシャン」が広がっているようだとのことです。それだけに警戒感もあったと言え、売り一巡後は下げ渋りも見られています。米国事業への期待がやや後退しただけに、買い難くなったとの声も聞かれましたが、10-12月期だけで判断するのは時期尚早との声も聞かれました。何れにせよ1-3月期が鍵になるでしょう。



[7606]ユナイテッドアローズ 
[1部]業種:小売業
終値2,019円/前日比+254円
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セレクトショップ大手。婦人服・服飾や紳士服、雑貨を販売。「ユナイテッドアローズ」主力。 本日買い気配から寄り付いたあとも上値追いが見られ大幅5連騰となりました。同社は昨日引け後に第3四半期の決算を発表。10-12月期営業損益は34億円の黒字となり、4-6月期50億円の赤字、7-9月期18億円の赤字からは黒字に転じています。市場コンセンサスも10億円程度上回ったと見られ、販管費抑制などが効いているようです。業績警戒感が拭えていなかったと見られ、今後の株価はショートカバー動向に左右されるでしょう。



[4098]チタン工業 
[1部]業種:化学
終値2,514円/前日比+341円
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酸化チタンの老舗。超微粒子酸化チタンを展開。UVカットやリチウム電池向け注力。 本日大幅続伸です。「アップルEV生産、日本勢に打診か」との日経報道から、先日のアップルEVに[6502]東芝のリチウムイオン電池「SCiB」が採用される可能性が高いとの報道が再び蒸し返された格好です。同社は東芝とリチウムイオン2次電池向けのチタン酸リチウム事業で共同出資会社を設立していることから恩恵を受けるとの思惑です。また、昨日に東芝子会社の東芝インフラシステムズが、独自のリチウムイオン2次電池を使った非常走行用電源装置が、JR東日本の新型車両に採用されたと発表しており、それも刺激になっているとの見方です。値動き軽い銘柄だけに、ちょっとした材料や思惑でも物色資金は集まり易いようです。



[5480]日本冶金工業 
[1部]業種:鉄鋼
終値2,027円/前日比+214円
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ステンレス専業の大手。ニッケル精錬から圧延まで生産体制一貫。高機能材に力。 本日大幅買い気配スタートから5営業日続伸しています。同社は昨日引け後に、2021年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは従来予想の49億円から前期比27.3%減の57億円に引き上げました。加えて期末配当を従来計画比15円増額の30円にすると発表。中間配15円を併せた年間配当は45円となります。本日の大幅高で株価は昨年末から続いたレンジを上放れ新しいステージに入ろうとしています。




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[3751]日本アジアグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,090円/前日比+150
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太陽光、測量、不動産、金融の4事業が主力。国際航業HDを完全子会社化。 本日寄り前から大量の買いものを集めストップの一本値で昨年来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、投資ファンドの米カーライルグループと実施しているMBOに関するTOB価格を従来の1株あたり600円から1,200円に引き上げることを発表。本日の株価は同価格にサヤ寄せする動きとなりましたが、同社株を巡っては旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが1株840円でTOBを実施する意向を表明しており、TOB価格の一段の引き上げ思惑が浮上する中での商いとなります。



[5981]東京製綱 
[1部]業種:金属製品
終値1,383円/前日比+124円
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ワイヤロープ最大手。橋梁や鉱山、超高層に強み。炭素繊維ケーブルに注力。 本日大幅反発です。昨晩放送されたテレビ東京の経済番組ワールドビジネスサテライトで、同社は[5401]日本製鉄によるTOBについて事前の相談も無く一方的なTOBだと批判し、反対の意向を表明すると報じられています。これを受け日本製鉄によるTOBは敵対的TOBになることが確定的となり、同社は阻止するためにホワイトナイトを探してきて抵抗するのではとの思惑にも繋がっている様子です。ただ、日本製鉄が提示しているTOB価格1,500円を超える水準で同社株を取得するホワイトナイトが出てくる可能性は高くないとの声も聞かれ、今後の株価動向や日本製鉄によるTOBの成否が注目されます。なお、日本製鉄のTOBによる取得上限数は162万5500株で既に保有済みの9.91%と合わせて19.91%に保有比率を引き上げる見込みです。



[3772]ウェルス・マネジメント 
[2部]業種:不動産業
終値1,503円/前日比+151円
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アセットマネジメント事業を展開。不動産ファンド活用のホテル運営や媒介業務。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、2021年3月末時点で100株以上保有する株主に対して、特別株主優待を実施すると発表。今春までに4施設の開発が順調に行われたことを踏まえ、観光業回復の一助として、保有株数に応じてグループ運営ホテルで利用可能な株主優待券を5,000円から120,000円贈呈します。これを受けて買いが流入しましたが、株価は1,500円付近からの上値が重く、慎重に動きを見たい処です。



[2413]エムスリー 
[1部]業種:サービス業
終値9,547円/前日比-548円
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ソニー系。製薬会社のマーケ支援。医師向けサイトで情報提供。訪問介護も。 本日大幅続落で節目の10,000円を割り込んで25日線を久しぶりに割り込んで引けています。引き続きモルガン・スタンレーMUFG証券による格下げを機に利食い売りが出ている様子です。本日 は25日線も割り込んできたことから見切り売りも出ているようで、一相場終わったとの声も聞かれました。同社は29日に3Q決算発表を予定しており、期待もされているだけに更に下げれば押し目買いも入りそうですが、好決算も既に織り込んで買われてきたとの見方もあるだけに、余程強い決算が出てこないと出尽くし的に改めて売られる恐れもあると警戒する声も聞かれました。また、目先的な下値目途は9,000円前後との見方が多いようです。



[2980]SRE HD 
[1部]業種:不動産業
終値4,460円/前日比+360円
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ITの高度なテクノロジーとAI技術を基盤とした不動産事業。金融機関向け等。 本日窓を空けて大幅反発し、上場来高値を更新しました。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を7,700円としています。不動産業界におけるDX化推進企業として期待し、株価の上昇余地が大きいと判断している模様です。これまでDX化が進んでこなかった不動産業界各社でDX化を推進する機運が高まってきており、AIを活用した業務支援サービスを提供するAI C&C事業は高水準の業績拡大が見込めるとみています。本日の株価は一気に新値街道を走るかと思いきや長い上影を残しており、明日・明後日の反応が重要になってきます。



[4479]マクアケ 
[M]業種:情報・通信業
終値8,900円/前日比-1,440円
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クラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営する。アリババグループと提携。 本日大幅下落です。同社は昨日引け後に1Q決算を発表。前年同期比では大幅増収増益となっているものの、前四半期比では減収となっています。同社株は足元で買われてきており、決算への期待感も強かったと思われ、本日は失望されています。高成長前提で買われている面も強く、広告宣伝費など先行投資が重しとなり易い利益面はともかく、売上高は四半期毎に大きく伸びてこないと高成長期待銘柄は失望されるのも止むを得ないでしょう。同業のCAMPFIREがテレビCMを積極的に打ち、手数料引き下げキャンペーンなども行っているだけに需要を食われているのではとの見方もあるようです。それだけに、しばらく手掛け難くなったとの声も聞かれました。



[2929]ファーマフーズ 
[2部]業種:食料品
終値2,654円/前日比+343円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日大幅買い気配スタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、田辺三菱製薬と自己免疫疾患に対する開発候補抗体について独占的ライセンス契約を締結したと発表。契約締結により、同社は開発候補抗体の製造・開発および販売を全世界で独占的に実施する権利を田辺三菱製薬に付与するとしており、これに伴い同社は田辺三菱製薬から契約一時金として3億2,000万円の支払いを受けることになります。株価は年明け早々から綺麗な反転トレンドを描いており、日足一目均衡表雲をブレイクすると一段高となりそうです。



[6988]日東電工 
[1部]業種:化学
終値10,100円/前日比+740円
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テープ、フィルムの総合材料メーカー。液晶・半導体、医療用など。ニッチ商品で高シェア。 本日大幅高となり、約2年ぶりとなる大台乗せを達成しています。同社は昨日、大幅増益となる3Q決算と通期業績の大幅上方修正を発表。何れも市場コンセンサスを大きく上回っており、株価は高値圏ながら改めて好感され買われています。来期も同社の増益基調は続くとの見方は強く、今の株価でも割高感は乏しいとの見方も多い様子です。それだけに2017年に付けている上場来高値11,750円を目指す展開になると期待する向きも多いようです。ただ、SMBC日興証券ではこの決算をポジティブだとしつつも、上方修正後の会社計画に対してPER21倍に相当しており、過去の推移に対して高位にあると指摘。来期の増益率が相対的に低くなると想定すると割安感は乏しいとのことです。明日以降の動向が注目されます。




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[7623]サンオータス 
[JQ]業種:小売業
終値432円/前日比+80円
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神奈川地盤にガソリンスタンドを経営。輸入車販売やレンタカー事業も展開。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年4月期第2四半期累計の連結経常損益は7,600万円の黒字に浮上。赤字だったBMW販売会社2社を売却したことで、カービジネス事業の営業損益が前年同期の1.2億円の赤字から400万円の黒字に浮上したことが寄与しています。また、通期計画の1億円に対する進捗率は76.0%となり、業績上振れを期待する買いが向かい年初来高値442円ブレイクが意識されます。



[6961]エンプラス 
[1部]業種:電気機器
終値3,915円/前日比+700円
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精密プラスチック加工トップ。光拡散レンズ独占。ギア、半導体検査、LED、バイオ関連等。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日、150万株・52.5億円を上限とする自社株買いを発表。最大で発行済み株式数の13.59%にもなります。取得期間は本日から来年3月末までですが、短期間で取得するとの期待も強く、同社は11月末に50万株・15億円を上限とする自社株買いを発表したばかりです。12月9日には取得終了を発表しており、僅か6営業日で15億円近くの自社株買いを実施しました。終了後、今回早くも新たな自社株買いを発表した格好であり、今回も短期間で取得してくるとの期待も強く、来週の動向が注目されます。



[6966]三井ハイテック 
[1部]業種:電気機器
終値3,445円/前日比+502円
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ICリードフレームで首位級。モーターコア製造も。金型の精密加工技術に強み。 本日ストップ高を付けて年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年1月期第3四半期累計の連結経常損益は20.1億円の黒字に浮上して着地。併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比18倍の27億円に拡大する見通しを示しました。また、業績好調に伴い今期の年間配当を従来計画の6円から12円に大幅増額修正。想定以上の通期見通しや増配が高評価されて買いが流入しており、新値追いに期待が掛かります。



[6535]アイモバイル 
[1部]業種:サービス業
終値1,477円/前日比+300円
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インターネット広告サービス事業。国内最大規模のアドネットワーク。ふるさと納税も展開。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年7月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比82.9%増の5.7億円に拡大。営業利益率の高いアプリ運営事業が収益増に大きく貢献した他、コンシューマ事業も大幅な増収増益になりました。株価は10月22日に1,829円を付けたあと調整が進んでいたこともあって、買い優勢の展開となりました。また、一目均衡表では本日雲を抜け、追随買いを誘う動きも想定されます。



[2929]ファーマフーズ 
[2部]業種:食料品
終値2,978円/前日比+240円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日大幅反発です。今朝の化学工業日報では、同社は胡麻を活用したダイエット素材の販売に乗り出すと報じられています。胡麻を独自技術により粉末に加工したもので、動物試験を通じて脂肪吸収抑制効果を確認しているとのことで、科学的根拠に裏付けられたダイエットに有効な胡麻由来素材の製品化は業界初とのことです。同社が販売する育毛剤は絶好調ですが、ダイエット関連製品も売れる要素があるとの見方で好材料視された様子です。同社株は足元で調整気味の展開を続けていただけに、押し目買いのキッカケとなった面もあるようです。来週再び高値を目指す展開になるか注目されます。



[4406]新日本理化 
[1部]業種:化学
終値300円/前日比+65円
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機能性樹脂原料や医薬中間体等に注力。高級アルコール、水素添加技術に強み。 本日ストップ高まで買われています。同社は昨日、3Q決算を発表。累計では大幅な減益決算となっているものの、四半期ベースで見れば8-10月期は黒字となっています。新型コロナウイルスが逆風となり、1Qと2Qはそれぞれ赤字でした。漸く業績の回復が見られてきたことから、本日は見直し買いや買戻しの動きに繋がっている様子です。未だしばらくコロナ禍の影響は残りそうで上値は重くなりそうですが、先行きは高齢化社 会が一段と進み、同社事業には追い風になるとの見方が多く、長期的には期待する向きは依然として多い様子です。



[4026]神島化学工業 
[2部]業種:ガラス・土石
終値1,195円/前日比+182円
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建材・工業薬品中堅。不燃内外装建材に強み。マグネシウム類の化成品を拡充。 本日買い気配スタートから急反発し、年初来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、2021年4月期上期業績を発表。非連結経常利益は前年同期比25.8%増の5億9,700万円に伸びて着地しました。併せて非開示だった通期の同利益は前期比37.3%増の12億円になりそうだと発表しました。また、年間配当を25円実施する方針も示しています。本日の株価は、2月高値を更新したものの上影を残しており、1,200円手前レベルがポイントになってきそうです。



[6184]鎌倉新書 
[1部]業種:サービス業
終値1,100円/前日比+150円
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ネットで葬儀や仏壇、お墓を中心としたサイト運営と出版事業。バイセルと提携。 本日大商いで大幅高となっています。水素関連株として足元で物色されている格好ですが、本日の上昇などは水素関連という物色ではなく、仕手性の強い小型低位株ということで資金が集まっている格好です。朝から強い動きで商いを伴って買われているだけに、仕手化を狙って短期筋が仕掛け的に動いてきたとの見方もあるようです。同社株は小型の貸借銘柄ですが、本日時点では売り禁となっておらず本日かなりの空売りが入っているのではと期待する買い方も多い様子です。ただ、それに期待して買っている向きも多いと思われ、同社株が仕手性が強いことは周知の事実だけに意外と空売りを入れる向き乏しいのではとの声も聞かれました。日証金速報が注目されます。




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[3662]エイチーム 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,112円/前日比+150円
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スマホゲーム、日常生活情報サイト運営が主力。自転車など大型商材ECサイト運営も。 本日大きな窓を空けての急反発で年初来高値を更新し、ストップ高まで買われています。同社は先週末4日引け後に第1四半期連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.5倍の3億7,800万円、純利益は同3.4倍の2億5,800万円と大幅な増益となりました。自転車専門通販サイトを展開するEC事業で「3密」を避ける外出手段として自転車需要が高く推移した他、引き続きオペレーション効率の改善および在庫管理の徹底、品揃えの見直しなどが奏功したようです。現値レベルは2019年後半に数ヵ月に渡って滞留した価格帯で、1,200円商いまで持ち込めるかがポイントになります。



[4406]新日本理化 
[1部]業種:化学
終値238円/前日比+50円
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機能性樹脂原料や医薬中間体等に注力。高級アルコール、水素添加技術に強み。 本日ストップ高まで買われています。水素関連株として物色されているとの見方です。先週までEV関連株物色が活発となっていましたが、その流れから先週末から水素関連株にも物色資金が流れてきていました。本日はEV関連株には売られている銘柄が目立つものの、その一方で水素関連株には物色が加速してきた格好となっています。中でも同社株は小型の貸借銘柄で仕手性も強いことから、思惑的な買いが集まり易かった様子です。信用取組次第では踏み上げ相場に発展すると期待して買っている向きも多いようです。この他にも[7727]オーバル、[6378]木村化工機、[6495]宮入バルブ製作所、[6494]NFK HDなどが商いを伴って同関連として物色されています。



[3854]アイル 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,567円/前日比+169円
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独立系システム開発会社。中小向け中心。ネットショップと在庫の総合管理システム展開。 本日大きく急伸しました。同社は先週末4日引け後に決算を発表。2021年7月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比32.5%減の5.7億円に落ち込みましたが、8-1月期計画の8億円に対する進捗率は71.6%に達し、5年平均の55.5%も上回りました。同時に「Shopify」の提供するパートナープログラム「Shopify Experts」に認定されたことを発表。業容拡大期待もあって買いが大きく流入しました。一時は売り圧に押される場面もありましたが、高値水準を保っており、力強さも伺えます。



[2929]ファーマフーズ 
[2部]業種:食料品
終値2,800円/前日比-340円
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機能性食品素材を販売。ギャバや葉酸卵が主力。抗体医薬品の開発も。 本日大幅安です。同社が先週末発表した1Q決算が嫌気されています。大幅増収ながら利益面は赤字幅拡大となっており、株価は高値圏にあったこともあり、手仕舞い売りに繋がっています。ニューモ育毛剤が大きく伸びましたが、広告効率が急上昇しており、好機を捉えるため、積極的に前倒しに広告宣伝費などの投資を行ったため、赤字拡大となっています。それだけに、ここまで売られる程の悪い決算では無いとの見方も少なくありません。売上高の伸び率は高いものの、上期売上高計画への進捗率が5割に満たないことを懸念する声も聞かれますが、定期顧客件数の伸びを考慮すれば、十分達成出来るとの見方は多いだけに、調整一巡後は再び買われる期待もあるようです。



[3441]山王 
[JQ]業種:金属製品
終値1,636円/前日比+135円
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金属表面処理加工会社。コネクタの貴金属メッキ加工が主力。精密プレス金型も。 本日大幅ギャップアップスタートから続急伸し、年初来高値を大幅に更新しました。今2021年7月期業績は中国現地法人が連結から外れたことに伴う売上高の減少が利益面にも反映されますが、時価予想PERは依然として20倍前後に留まり割高感が意識される水準にはありません。また、信用買い残の整理も進んだことで株式需給面から上値が軽い状況となっており、本日株価は一段居所を上方に変えた訳ですが、高寄り後に上影陰線を強いられており、悪地合いの影響か否かが明日以降問われることになります。



[6937]古河電池 
[1部]業種:電気機器
終値1,580円/前日比-400円
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古河電工直系の蓄電池メーカー。自動車用に強み。電車、航空機、産業用も。 本日ストップ安まで売られています。同社は先週末引け後に、一部報道機関でEV関連株として取り上げられていることについて、EV駆動用リチウムイオン電池事業を行っていないと発表。同社の主力事業は、自動車用鉛蓄電池および産業用蓄電池・電源装置事業であり、リチウムイオン電池に関する事業は衛星向けなどだとのことです。同社株は先月下旬辺りからEV関連株として物色されてきたと言えるだけに、本日は失望的に売られています。この影響で本日はEV関連株が軒並み安となり、本当のEV関連株も売られています。同社がEV関連株物色の流れに水を差した格好になりましたが、同関連物色の流れは今後も度々見られるとの見方は多い様子です。



[2353]日本駐車場開発 
[1部]業種:不動産業
終値141円/前日比+10円
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駐車場サブリースを展開。商業施設での運営受託も。傘下でスキー場、テーマパークも。 本日窓を開けて急伸しました。同社は先週末4日引け後に決算を発表。2021年7月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比32.1%増の11.4億円に拡大しました。同時に上限を400万株または5億円とする自社株買いを実施すると発表。取得期間は2020年12月9日から2021年2月26日までとしています。なお、8-1月期計画の15億円に対する進捗率は76.1%に達しており、業績上振れを期待する買いがどこまで続くか注目されます。



[4824]メディアシーク 
[M]業種:情報・通信業
終値684円/前日比+100円
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システムコンサルが主力。スマホ向け有料コンテンツ配信に注力。QRコード・アプリで広告収入。 本日前場はマイナスで引けていましたが、前引け後に発表した1Q決算が好感されて後場はザラ場寄らずのストップ高となっています。1Q決算は大幅増収増益での着地となっており、利益面は今回据え置いた通期業績予想を超過している状況です。RPAなど各種企業向けツールやシステムコンサルティング業務が好調だった模様です。また、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が累計3200万ダウンロードを達成し、広告収入やスマートフォン向けゲームなど各種情報サービスが好調だった様子です。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。




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