株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

[6862]ミナトHD 
[JQ]業種:電気機器
終値506円/前日比+80円
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産業用メモリ、ATM用タッチパネル、プログラム移植装置が主力。液晶検査装置も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に、日本サムスンと[2737]トーメンデバイスとの共同で、国内大手メーカー向け製品に搭載されるデバイスの供給プロジェクトを本格稼働したことを発表。これを受けて投資マネーが攻勢を仕掛ける形となり、25日・75日両移動平均線をブレイクしました。ただ、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も懸念される処ですので、慎重に動きを見たい処です。



[5817]JMACS 
[2部]業種:非鉄金属
終値569円/前日比+80円
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電線中堅。計装・制御用主力で警報用に強み。画像処理やFA表示システムも。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年2月期の連結経常利益は前期比61.0%減の3,200万円に落ち込みましたが、2022年2月期は前期比11倍の3.4億円に急拡大しました。株価は4月7日に595円の高値を付けたあと大幅な調整を余儀なくされていましたが、再度この水準までの戻りを見せました。ただ、目先筋の参加者も多く、ボラティリティの大きい動きも想定されます。



[9326]関通 
[M]業種:倉庫・運輸
終値3,270円/前日比+502円
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Eコマースを展開する顧客企業の配送センター代行業務などを手掛ける。 本日ストップ高まで買われて年初来高値を更新しています。同社が昨日引け後に発表した本決算で示した今期見通しが大幅増収増益計画で市場コンセンサスを大きく上回ったことから見直されています。営業利益は前期比60%超の増益計画で、前期の伸び率を上回っています。更に一緒に発表された中期経営計画によれば、来期である2023年2月期も18.8%の営業増益計画で、再来期の2024年2月期は37.6%の営業増益計画で、金額は10億円越えにする計画です。これを受け高成長が今後も続いていくとの見方に繋がり見直されている様子です。昨年11月に発行している新株予約権が上値の重しになると警戒する声もあるものの、これを機に行使が進んで全て消化してしまえば値動きは軽くなると期待する声も聞かれました。



[3558]ロコンド 
[M]業種:小売業
終値1,772円/前日比-500円
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靴と衣料品の通販サイト「LOCONDO.jp」の運営。30-40代女性向けが主力。 本日ザラ場寄らずのストップ安比例配分のみとなっています。同社が昨日引け後に発表した本決算が嫌気されています。前期業績は売上高、純利益は計画を超過したものの、営業利益、経常利益が下回りました。注目された今期見通しはレンジでの開示となっており、売上高は大幅増収計画ながら利益面には大分開きがあり、レンジ下限で40%超の大幅営業減益となっています。レンジ上限では増益となりますが、4.3%の微増益に留まっています。新倉庫の稼働に伴う家賃の増加やYouTubeなど広告宣伝などの販売費増や一般管理費の増加により利益を圧迫するとのことです。売上高は伸びているだけに過剰反応との見方も多いですが、それだけ期待していた向きも多かった模様です。信用買い残も多いだけに暫くは上値が重い展開は止むを得ないとの声も聞かれました。



[9878]セキド 
[2部]業種:小売業
終値1,752円/前日比+268円
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輸入ブランド専門店展開。中古品やネット通販も。韓国化粧品と新ブランド設立。 本日安寄り直後に切り返して大幅6営業日続伸し、年初来高値を更新して一時ストップ高を達成しました。同社は昨日引け後に集計中の2021年3月期単独業績について発表。売上高が67億4,000万円から前期比2.3%増の67億7,000万円へ、営業利益は5,7000万円から1億7,000万円(前期3億7,900万円の赤字)へ、最終利益は800万円から1億600万円(同5億7,800万円の赤字)へ上振れて着地したようだとしています。株価は昨年12月16日のザラ場高値1,726円を上回ってきており、このレベルが固まれば一段高相場が待っています。



[6058]ベクトル 
[1部]業種:サービス業
終値1,021円/前日比-214円
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独立系で国内最大規模のPR会社。SNS・ネット媒体に強み。アジアに積極展開中。 本日大幅安です。同社が昨日引け後に発表した本決算が嫌気されています。大幅増収増益計画で更に増配予想となっているものの、好感する動きは見られず市場コンセンサスを下回っていることから、物足りないとの見方で本日は出尽くし的に売られています。また、前期実績もほぼ会社計画通りの着地となっていますが、かなり上振れて着地すると期待する向きも多かったようです。前期業績の市場コンセンサスも会社計画を大きく上回る水準となっていただけに前期業績も今期見通しも共に失望されているようです。ただ、既に本日の下落で3Q決算発表前の水準まで下げたことから、ここから下値も限定的との見方も多いようです。



[3991]ウォンテッドリー 
[M]業種:情報・通信業
終値2,393円/前日比+400円
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求人情報サービスや名刺管理アプリなどのビジネスSNS「Wantedly」を運営。 本日買い気配スタート直後から上値追いが本格化し、大幅続伸して年初来高値を大幅に更新、ストップ高を達成しています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年8月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.3倍の4.1億円に急拡大しました。また、併せて通期の同利益予想を従来の1.2億円から1.5億円に19.0%上方修正し、減益率は71.2%減から65.7%減に縮小する見通しとなっています。本日の大幅高で株価は2019年10月以来の高値水準まで上昇しており、値動きが軽くなる可能性もありそうです。



[6532]ベイカレント・コンサルティング 
[1部]業種:サービス業
終値28,360円/前日比+3,350円
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ITコンサルで創業。企業戦略立案・課題解決・実行まで専門提供の総合コンサル。 本日大幅上昇となり、上場来高値を更新しています。同社が昨日引け後に発表した本決算は、前期業績は計画を大きく超過して市場コンセンサスも上回っての着地となっており、今期業績も2桁増収増益計画で市場コンセンサスもやはり上回っています。ただ、同社株は随分と息の長い上昇相場を続けており、足元の3ヵ月間でも随分と上げてきていただけにコンセンサス上回る決算が出ることはある程度は織り込んでいたと思われますが、出尽くしとならず改めて買われています。決算と一緒に株主還元の基本方針の一部変更を発表しており、今期からは総還元性向40%とする基本方針とするとのことで、これを好感されている面もあるようです。なお、株主還元の基本方針変更に伴い自社株買いも一緒に発表しています。明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。




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[6951]日本電子 
[1部]業種:電気機器
終値5,190円/前日比+700円
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電子顕微鏡世界最大手。分析機器・半導体関連・医療機器等も。ニコンと提携。 本日ストップ高です。本日はゴールドマン・サックス証券が同社株を新規「買い」でカバレッジを開始したことが伝わっており、見直し買いに繋がっています。目標株価は時価を大幅に上回る8,000円に設定しており、非常に強気なレポートを出しています。それによれば、半導体微細化の進展やEUVプロセス適用拡大の恩恵を大きく受ける可能性が高いと指摘しており、第二の[6920]レーザーテックとの位置付けで取り上げています。コンビクションリストにも採用しているようで、中長期資金の買いも入ってきた様子です。暫くは下げれば押し目買いも入ると思われ、確りとした展開が続きそうだと期待する声も多いようです。



[4673]川崎地質 
[JQ]業種:サービス業
終値2,870円/前日比+500円
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地質調査大手。非破壊診断や環境調査などに強み。治水・地震防災も。 本日ストップ高を付けました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年11月期第1四半期の経常損益は2.3億円の黒字に浮上。繰越業務が順調に完成したことに加え、売上原価が低減したことから利益が拡大しました。12-5月期計画の2.5億円に対する進捗率は92.0%となっており、業績上振れを期待する買いなどが向かっていますが、ボリンジャーバンドの+3σも上回るなど過熱感も出ており、調整入りも考えられます。



[2153]E・J HD 
[1部]業種:サービス業
終値1,193円/前日比+108円
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総合建設コンサル会社。エイトコンと日本技術開発が統合。官公庁工事が主体。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で大幅反発し、年初来高値を大幅に更新しています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年5月期第3四半期累計の連結経常損益は前年同期の12.9億円の赤字から2億円の赤字に赤字幅が縮小しました。総合建設コンサルタント事業が順調に売り上げを拡大。同社は第4四半期に売上高が偏重する傾向が強く、最盛期の第4四半期に向けての期待感が高まる格好のようです。この株価位置からは昨年9月29日高値1,359円を意識することになります。



[3994]マネーフォワード 
[M]業種:情報・通信業
終値4,740円/前日比+475円
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個人向け家計簿アプリとクラウド会計中心の法人向けバックオフィスSaaS事業が柱。 本日大幅上昇です。同社は昨日引け後に1Q決算を発表。大幅増収で黒字転換となっており、四半期ベースでの黒字は上場以来初めてとなります。ただ、1Q決算は概ね計画通りとのことで同社は必要に応じて広告宣伝費の投下など戦略投資を行う方針だけに、通期は計画通り赤字になる見通しです。しかし、売上総利益は前年同期比+53%と順調に拡大しており、課金顧客数は法人・個人事業主の何れも順調に増加しています。その一方で解約率は1.0%と前年同期の1.4%から更に改善していることから、内容的にも悪くないとの見方で本日は見直されている模様です。本日の上昇で25日・75日両移動平均線を何れも上抜き、一目均衡表の雲も上抜いています。それだけに明日以降にも期待する向きは多いようです。



[3267]フィル・カンパニー 
[1部]業種:建設業
終値2,649円/前日比+398円
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貸し駐車場の上、利用「空中店舗」フィル・パークの企画、設計、建築。投資用も。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年11月期第1四半期の連結経常損益は1.5億円の赤字に赤字幅が縮小。併せて12-5月期の同損益を従来予想の7,000万円の黒字から1.9億円の黒字に2.8倍上方修正しました。また、発行済み株式数の2.85%にあたる16.5万株、5億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。これを受けて大幅高となりましたが上値では戻り圧力も強く、過度な期待は禁物とも取れます。



[6614]シキノハイテック 
[JQ]業種:電気機器
終値2,094円/前日比-249円
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半導体検査装置の開発・製造やLSIの設計などを手掛ける。 本日大幅反落です。昨日は増担保規制解除が好感されて上場来高値を更新し、勢いでストップ高まで買われました。しかし、早くも本日から再び増担保規制が入ったことであっさりと反落しています。昨日の出来高が上場株式数以上にあり且つ信用取引の新規買付比率が60%以上、更にストップ高で引けたことで増担保規制基準に抵触した模様です。上場日から24営業日までの間、日々公表銘柄に指定されているものは、基準に抵触すれば即日増担保規制入るということが、同社株は再度身をもって示した格好です。信用取引の新規買付比率は不透明ですが、日々公表銘柄かどうかや出来高が上場株式数以上かどうかは見て分かるため、そういった銘柄は今後ストップ高には行かなくなりそうです。



[6199]セラク 
[1部]業種:サービス業
終値2,247円/前日比+241円
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ITソリューションを提供、支援サービス。業務請負から派遣、ハードウェアの開発も。 本日買い気配スタートから急反発しています。同社は昨日引け後に第2四半期累計連結決算を発表。売上高が前年同期比11.0%増の72億6,800万円、営業利益は同62.3%増の7億1,600万円、純利益は同2.5倍の7億300万円と大幅増益となりました。新型コロナウイルスの影響で一時的に悪化したエンジニアの稼働率が改善した他、DXシフトを推進したことが奏功したようです。12日に引いた上影分を早期に奪還したことの意味は大きく、年初来高値にどこまで迫れるかが注目されます。



[6502]東芝 
[1部]業種:電気機器
終値4,860円/前日比+265円
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総合電機大手。米原発事業巨額損失で撤退。メモリ売却、インフラ軸に再建へ。 本日高値を更新し、一時4,975円まで買われる場面も見られました。昨晩、車谷社長が辞任して綱川智会長が社長に復帰すると複数で報じられ、英ファンドのCVCキャピタル・パートナーズによる買収提案が流れるのではとの懸念から昨晩のPTSで同社株は売られていました。しかし、深夜には英フィナンシャル・タイムズ電子版が、米投資ファンドKKRが同社に対して200億ドルを上回る金額での買収提案を検討していると報じました。更にブルームバーグは、カナダの投資会社も同社への買収案提示に向けて検討の予備段階にあると報じています。これらを受け買収合戦に発展するとの思惑で、本日は大きく買われて始まりました。しかし、後場に同社が社長交代の記者会見を行い、そこで永山治取締役会議長はCVCキャピタル・パートナーズからの買収提案について、慎重な検討を要する問題が少なくなく、極めて流動的な状況だと述べたことから、改めて不透明感が意識されて上げ幅を縮小しています。まだまだこの問題で同社株は振り回されるような動きを続けそうです。




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[4657]環境管理センター 
[JQ]業種:サービス業
終値606円/前日比+100円
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環境総合コンサルタント。超微量分析に強み。放射線量測定、環境経営支援なども。 本日大幅買い気配スタートからの大陽線で5営業日続伸し、年初来高値を大幅に更新してストップ高まで買われました。同社は環境総合コンサルタントで土壌汚染調査に強みを持ち、放射能測定でも実績を積み重ねており、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射能汚染に関連して、放射能測定業務のニーズを取り込んでいるようです。株価はここ連日で上影を形成しましたが、小型株ながら昨日の出来高は100万株を超えており、本日は影も残しませんでした。過去に短期急騰劇を演じた経緯もあり、短期資金の注目は続きそうです。



[5201]AGC 
[1部]業種:ガラス・土石
終値4,985円/前日比+140円
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ガラスで世界トップ級。電子部材、化学品も。ディスプレーや自動車向け強み。 本日確りと上昇して一時、約10年ぶりの高値水準を付けています。同社は昨日引け後に、中間・通期業績の大幅上方修正を発表。更に配当見通しも増額修正しています。既に株価は高値圏にあったものの、改めて買われています。この上方修正を受け三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではコンセンサスを大幅に上回る上方修正でポジティブサプライズと指摘。この1ヵ月で株価は約10%上昇し、今後の好業績はある程度株価に織り込まれつつありましたが、これ程の上方修正を市場は想定していなかったようです。なお、他にも野村證券やマッコーリー証券が強気レポートを出しており、それぞれ強気継続で目標株価を引き上げています。連想的に[5202]日本板硝子も大きく買われました。



[6050]イー・ガーディアン 
[1部]業種:サービス業
終値3,165円/前日比+304円
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SNS等の投稿監視や運用支援が主力。ゲーム問い合わせ代行や広告審査も。 本日寄り前から大量の買いを集め大幅反発しました。同社は昨日引け後に、集計中の第2四半期累計連結業績について発表。売上高が42億8,200万円から前年同期比24.6%増の47億5,000万円へ、営業利益が6億9,700万円から同53.0%増の8億6,000万円へ、純利益が4億7,600万円から同48.6%増の5億2,000万円へ上振れて着地したようだとしています。本日の大幅高で株価は3月23日の直近高値3,125円を上回っており、このレベルが固まったと認識されれば次なる相場がスタートすることになります。



[6613]QDレーザ 
[M]業種:電気機器
終値1,431円/前日比+250円
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半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアなどの開発・製造・販売を手掛ける。 本日大幅反発です。足元は弱含みで物色対象外といった展開で、下落基調気味になっていましたが、本日の上昇で再び息を吹き返した格好です。同社の主幹事であるSMBC日興証券が同社株の投資判断を新規「1」とし、目標株価1,750円でカバレッジを開始。半導体レーザーや光学設計技術を背景に製品化された同社アイウェアの拡販本格化により、黒字化への確度は高まってきていると指摘。これまでのスマートグラスなどとは一線を画す特徴的なアイウェアにより弱視患者のQOLの改善に寄与する企業であるとのことです。また、シリコン半導体とレーザーを融合して電気信号の代わりに光でデータの通信をする技術「シリコンフォトニクス」は、今回の業績予想には織り込んでいませんが、同社は大きなアップサイドポテンシャルを有すとも指摘しています。明日以降も物色が続くか注目されます。



[2462]ライク 
[1部]業種:サービス業
終値2,261円/前日比+228円
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携帯電話など店頭販売員を主に総合人材派遣サービス。保育や介護向けも。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年5月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比84.2%増の26.7億円に拡大。併せて通期の同利益を従来予想の41億円から47億円へと14.6%上方修正しました。また、業績好調に伴い今期の年間配当を従来計画の30円から42円へと大幅増額修正しました。株主還元の拡充などを好感する買いが向かっていますが、株価は節目水準に達しており、ここをブレイク出来るか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[6614]シキノハイテック 
[JQ]業種:電気機器
終値2,343円/前日比+400円
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半導体検査装置の開発・製造やLSIの設計などを手掛ける。 本日ストップ高で上場来高値を更新しています。同社株は直近IPOで上場後強い動きで買われてきていましたが、4月1日から信用取引の増担保規制が入ったことで水を差された格好で、調整していました。足元は増担保規制解除期待で戻してきていましたが、本日から信用取引解除になったことで、改めて好感した向きが買いに来ている様子です。同社株が増担保規制解除で派手に物色されたことに刺激を受け、やはり増担保規制が入っている直近IPOの[7363]ベビーカレンダーが、本日引け後にも解除が決まる可能性があり、解除期待で本日は確りと買われています。しかし、勢い余ってか解除条件を超える程上げてしまっています。



[3799]キーウェアソリューションズ 
[2部]業種:情報・通信業
終値830円/前日比+88円
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総合基幹業務システムサービス。インフラ関連が主体。NECが筆頭株主で依存度大。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の5億円から7.5億円へと50.0%上方修正し、一転して38.9%増益見通しです。新型コロナウイルス感染拡大の影響受けて売上高は下振れしたものの、業務の効率化に加えてコスト削減に努めたことが奏功して利益は上振れました。株価は年初来高値を更新し、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[6521]オキサイド 
[M]業種:電気機器
終値6,740円/前日比+640円
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酸化物単結晶や光部品、レーザ光源、計測装置などの開発や販売を手掛ける。 本日大幅上昇です。同社株が直近IPOですが、上場後も買われたものの、買いも続かず2日目からは売り込まれていた銘柄です。ただ、昨日発表した本決算を好感して本日は見直し買いが入っている様子です。今期見通し2桁増収増益計画となっています。ただ、この数字は既に上場時に公表済みの数字で、目新しさは無く、サプライズ感も無いだけに改めて買われる決算ではないと言えるものの、前期業績は計画上振れ着地となっていることから、今期見通しは保守的との見方も強い様子です。また、決算発表を無事通過したことで買い安心感に繋がっている面もあるようです。明日以降上場来高値7,200円を超えられるか注目されます。




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[7587]PALTEK 
[2部]業種:卸売業
終値680円/前日比+86円
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独立系半導体商社。特定用途向けに強み。製品開発・設計支援も。 本日寄り前から大量の買いを集めて大幅続伸し、年初来高値を更新しました。同社は先週末9日引け後に、[3156]レスターHDが同社の完全子会社化を目的に1株680円でTOBを実施し、併せて資本・業務提携契約を締結すると発表。また、第2四半期累計連結業績予想について、売上高を138億円から前年同期比5.5%減の150億円へ、営業利益を8,000万円から同11.1%増の2億5,000万円へ上方修正しています。本日は680円から674円まで買い板が詰まっており、TOB価格680円近辺での値動きが続く筈です。



[6506]安川電機 
[1部]業種:電気機器
終値5,490円/前日比-420円
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メカトロ大手。サーボモーターとインバーターで世界トップ。産業用ロボット累積出荷でも首位。 本日大幅安です。同社は先週末に本決算を発表。注目された今期見通しは大幅増収増益計画となっており、営業利益がやや市場コンセンサスには届いていないものの、ほぼコンセンサス通りの数字となっています。ただ、会社計画の想定為替レートは1ドル110円、1ユーロ130円となっており、コンセンサスの多くは想定為替レートが1ドル105円、1ユーロ120円となっていることから実質的にはコンセンサスを結構下回っているとの見方もあるようです。また、株価は高値圏にあったということもあって、本日は朝から売られています。同社の本決算と株価反応を受けて、市場ではガイダンスリスクが改めて意識されたとの声も聞かれました。今月下旬から本格化する本決算シーズンへの警戒を高める向きも増えると見られます。



[7847]グラファイトデザイン 
[JQ]業種:その他製品
終値586円/前日比+44円
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ゴルフシャフト大手。高・中級のカーボンファイバー製に強み。異業種企業との連携模索。 本日大幅買い気配スタートから続急伸して年初来高値を更新し、一時ストップ高まで買われています。日本時間の今朝、ゴルフの海外メジャー大会であるマスターズ・トーナメントで松山英樹選手が日本勢として初めて優勝。これを受けゴルフ関連株に物色の矛先が向かいました。本日は同社株の他、[7841]遠藤製作所、[3931]バリューゴルフ、[7990]グローブライド、[5121]藤倉コンポジットなども一斉に買われましたが、今後は徐々に個々の実力が問われていくでしょう。



[6502]東芝 
[1部]業種:電気機器
終値4,530円/前日比+265円
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総合電機大手。米原発事業巨額損失で撤退。メモリ売却、インフラ軸に再建へ。 本日大幅反発です。先週末の日経新聞では、英CVCによる同社買収案の詳細が分かったと報じられています。それによれば1株5,000円で7月にもTOBを実施し、10月の上場廃止を想定するとのことです。更に政府系ファンドの産業革新投資機構など日本勢の参加も想定しているとのことです。先週金曜日には同社取締役会議長により、CVCが買収に踏み切るまで、かなりの時間が掛かり、実現性にも不透明要因が多いとの見解を示すコメントを受け同社株は大きく売られていました。ただ、7月にもTOBを実施するのであれば、それほど先の話でもなく、更に産業革新投資機構も参加することを想定しているのであれば、実現性はあるのではとの期待に繋がった模様です。ただ、5,000円までは未だ乖離ある状況での推移となっており、この問題はまだまだ二転三転する恐れもあると警戒する向きも多いようです。



[8095]イワキ 
[1部]業種:卸売業
終値710円/前日比+53円
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医薬品・医薬原料商社。自社系列品の扱い比率大。化成品、食品原料も。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を更新しました。同社は先週末9日引け後に、第2四半期累計の連結業績予想について発表。営業利益を11億円から前年同期比62.8%増の14億3,000万円へ、純利益を7億1,000万円から同55.3%増の9億2,000万円へ上方修正しています。本日の株価は高寄り後も更に上値を追う場面があるも後場垂れて陰線引けを強いられました。一段高を目指すなら目先、1月25日高値レベルと重なる700円処をサポートとしたい処です。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値1,058円/前日比+69円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日大幅上昇です。先週末、暗号資産のビットコインが、一時6万ドルを越えて過去最高値に接近。このことが昨日、ロイターなどで報じられており、暗号通貨取引所コインチェックを傘下に持つ同社株への刺激になっています。ビットコインが再び最高値を取りそうな状況になっていることから暗号資産の強い相場は今後もまだ続くとの見方が強まった様子です。暗号資産の強い相場が続けば、コインチェックでの取引は増え、同社業績にも追い風になるとの見方です。関連株が総じて強く買われている訳でありませんが、ビットコインや同社株の強さが続けば再び関連株にも物色が拡がりそうです。



[4760]アルファ 
[JQ]業種:サービス業
終値1,619円/前日比+175円
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店頭POP広告大手。ポスターやのぼり等。販促企画から運営まで一括受注。 本日大幅ギャップアップスタートから続伸し、連日で年初来高値を更新しました。同社は先週末9日引け後に、集計中の第2四半期累計連結業績について発表。売上高が29億8,000万円から前年同期比5.9%減の31億6,700万円へ、営業損益が5,000万円の赤字から1億1,000万円の黒字(前年同期8,700万円の赤字)へ、最終損益が5,500万円の赤字から1億2,700万円の黒字(同2億1,700万円の赤字)へ上振れて着地したようだとしています。株価はシコリが多い1,600円レベルをブレイクし、一段高相場の可能性が出てきています。



[4766]ピーエイ 
[2部]業種:サービス業
終値249円/前日比+22円
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東日本で無料求人情報誌発行。モバイル求人サイトも運営。保育園、人材派遣も。 本日大幅反発です。昨日の日経新聞では、自民党は13日にも政府の子育て政策の司令塔となる「子ども庁」創設に向けた検討本部の初会合を開くと報じられています。これを受け先回り的に買われているとの見方です。初会合を実施すれば、多くのメディアで「子ども庁」が取り上げられることが想定され、関連株には追い風になるのではとの見方のようです。ただ、目新しいことは出てこないとの見方も多く、関連株には上値にシコリも多いことから期待した程の物色にはならないのではとの声も聞かれました。明日の動向が注目されます。なお、[7363]ベビーカレンダーも大幅高となっています。




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[8940]インテリックス 
[1部]業種:不動産業
終値776円/前日比+100円
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中古マンションの再生販売、最大手。高品質・保証付きに強み。市場深耕を図る。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年5月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比14.9%減の5億円に減りましたが、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比2.4倍の18億円に拡大。また、従来未定としていた今期の年間配当は35円実施する方針も示しました。ただ、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[6736]サン電子 
[JQ]業種:電気機器
終値4,055円/前日比+180円
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パチンコ制御からモバイル機器など情報通信を主軸に。犯罪捜査機関向け強み。 本日確り上昇しています。同社は昨晩、イスラエルの連結子会社セレブライトが特別買収目的会社、所謂SPACと合併して米ナスダックに上場すると発表。それに伴い同社は保有するセレブライト株の一部を約232億円で譲渡し、それ以外にも配当金として約24〜111億円の範囲内の金額を受け取る見込みとのことです。譲渡後も同社はセレブライト株を約43.2%保有する予定で、同社の持分法適用関連会社となり、子会社でなくなる可能性があるとのことです。これが好感されて買われていますが、上値の重さも見られています。同社株はセレブライトの企業価値を背景として数年前から見直されて株価を上げてきており、既にかなりの部分を織り込んだとの見方もあるようです。ただ、依然としてセレブライト株を大量保有していることから、今後セレブライトの成長次第では更に同社株の見直し余地は出てくるとの見方も多いようです。



[4763]クリーク・アンド・リバー社 
[1部]業種:サービス業
終値1,573円/前日比+167円
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映像・ゲーム分野の人材派遣と制作が主力。台湾ベンチャーとAI分野に進出。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年2月期の連結経常利益は前期比18.2%増の24.8億円になり、2022年2月期も前期比14.7%増の28.5億円に伸びを見込みます。同時に今期の年間配当は1円増の17円に増配しました。また、シンガポール拠点のブロックチェーンエンターテインメント事業を展開するDEA社に出資したことも発表し、ゲーム分野のグローバルな事業拡大を目指すとしており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[3697]SHIFT 
[1部]業種:情報・通信業
終値15,000円/前日比+1,520円
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ソフトウエアのテスト事業が主力。ソフトの品質保証や関連コンサルも。組織力に強み。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に決算を発表。2021年8月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比51.2%増の19.2億円に拡大。第1四半期は減益決算であったため、想定以上の収益改善を好感視する買いが向かいました。また、上半期決算を受けて上振れが想定される状況になっています。3月9日に11,420円の安値を付けたあと上昇基調にあった株価に弾みが付く形となりましたが、節目水準に達しており、週明けの動向が注目されます。



[9418]USEN-NEXT HD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,452円/前日比+242円
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持ち株会社。店舗向け音楽・動画有料配信が主力。POSレジなど業務システムも。 業種 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。昨日引け後に発表した2Q決算は大幅増益となっており、通期業績は市場コンセンサスを大きく上回る水準に大幅上方修正しています。3月10日の日経新聞では、同社の2021年8月期の連結営業利益は前期比3割増の145億円強になりそうだと報じられており、4月8日の2Q決算発表時に上方修正する可能性が高いとも報じられていました。ただ、昨日発表された上方修正では連結営業利益は155億円まで上方修正されており、日経報道をも上回っています。これが好感され、出尽くしとならず改めて見直されて買われています。2Q決算の数字からも更なる上方修正もあり得るとの見方にも繋がっているようです。来週以降も買いが続くか注目されます。



[3690]イルグルム 
[M]業種:情報・通信業
終値1,383円/前日比+78円
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ネット広告の効果測定サービス提供。国内で圧倒的。ECサイト構築や自動化に強み。 本日買い先行スタートから大幅反発しています。同社は昨日引け後に、3月度の月次売上高速報を発表しており、前年同月比20.7%増と2月の同15.2%増を伸び率で上回ってきました。売上高の約9割を占める主力のマーケティングプラットフォーム事業が同12.7%増と売り上げを伸ばし牽引したようです。本日の大幅高で株価は直近レンジを上方ブレイクしてきましたが、3月18日高値1,388円を捉えた処で伸び悩みました。同レベルを明確に上抜けると景色は一変するでしょう。



[4978]リプロセル 
[JQG]業種:化学
終値441円/前日比+31円
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バイオベンチャー。iPS細胞関連の研究試薬など東大・京大と研究。受託加工も。 本日大幅高となり、年初来高値を更新しています。引き続き変異型コロナウイルスを特定する新たなPCR検査開始すると4月6日に発表した材料を好感した買いとの見方です。一昨日にはテレビ朝日の報道番組「報道ステーション」で取り上げられ、そして昨晩には日本テレビの「news zero」で取り上げられて刺激になっています。今後、この変異型コロナウイルスを特定する新たなPCR検査の需要は拡大するとの見方が強まっているようで、業績への寄与が期待されているようです。ただ、一時10%超の上昇となる場面も見られましたが、上げ幅を縮小しています。この動きからも上値の重さを指摘する向きも多く、週明けも物色されるか注目されます。



[6502]東芝 
[1部]業種:電気機器
終値4,265円/前日比-245円
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総合電機大手。米原発事業巨額損失で撤退。メモリ売却、インフラ軸に再建へ。 本日軟調です。同社は本日13時に同社が受領したCVCキャピタル・パートナーズからの買収提案についての同社取締役会議長のコメントを適時開示で発表。それによれば、買収提案は同社の要請によるものではなく、同社の事業等に関する詳細な検討を経た上で行われているものでもないとのことです。また、この買収提案は各国競争法や外国為替および外国貿易法上のクリアランスが得られることや資金調達が可能となることなど、多くの事項を条件としているとのことです。更にCVCは提案にあたり、単独での資金調達を想定しているものではなく、協調投資家とのコンソーシアムの組成や金融機関からの資金調達を前提としており、その検討には相応の時間を要し、複雑性を伴うものと考えるとのことです。要するに実際にCVCが買収に踏み切るまで、かなりの時間が掛かり、本当に買収に踏み切れるのか不透明要因も多いとのことで、既に分かり切っていたことですが、改めて不透明感が意識されて投げが出た様子です。




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[4936]アクシージア 
[M]業種:化学
終値1,630円/前日比+85円
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化粧品や健康補助食品の製造・販売事業を手掛ける。 10時過ぎから上値追いが加速し急反発しました。昨日ザラ場には中国のSNS型ECプラットフォーム「RED」と広告戦略連携契約を締結したと発表していますが、本日改めて買われており、値頃感からの買いも入っているのでしょう。上場後初値形成より急調整を強いられてきましたが、日足チャートは本格上値追い相場に向けて態勢が整ってきており、一段高相場が期待出来そうです。



[5486]日立金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値1,901円/前日比+88円
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高級金属製品や磁性材料等で世界高シェア。日立電線と合併。環境分野開拓。 本日大幅高となり、高値を更新しています。今朝の日経新聞で、[6501]日立製作所は上場子会社の同社を米投資ファンドのベインキャピタルと国内系ファンドの日本産業パートナーズなどの日米ファンド連合に売却する方針を固めたと報じられています。売却額は8,000億円を超える見通しとのことで好感されているようです。3月に報じられた時は、買収総額は7,000億円を超えると報じられており、時価より安い価格で売却される恐れもあった状況だけに今朝の8,000億円超との報道で時価より高くなるとの見方に繋がり買いを集めています。実際幾らになるかは不透明ながら1,900円辺りになるのではとの見方が多いようです。それだけに本日は1,900円を挟んでの動きになっています。



[7726]黒田精工 
[2部]業種:機械
終値2,234円/前日比+144円
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半導体装置向け直動関連機器や精密金型が主力。工作機械、計測システムも。 本日寄り付きに伴う商いが一巡したあとに上値追いが本格化し、大幅続伸しました。2022年3月期の業績回復期待を背景に継続的な実需買いが観測されています。精密金型や直動関連機器などを手掛け、電気自動車向けなどを含めた車載用モーター分野で実績が高い他、同社が製造するボールネジが半導体製造装置向けに引き合い旺盛となっています。足元の株価は、実質新年度入り相場となった3月30日以降、売りものを吸収しながら強力な上昇波を形成中で、参入にはトレンド継続性のチェックが求められます。



[6335]東京機械製作所 
[1部]業種:機械
終値521円/前日比+26円
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新聞向け中心の輪転機大手。デジタル印刷機など新分野に構造転換中。 本日6連騰となり、年初来高値を連日で更新しています。3月には13連騰を記録していますが、4月に入ってからも連騰を続けています。特に材料は見当たりませんが、この動きからも継続的に買い集めている向きがいると見る向きが多いようです。近い内に大量保有報告書も出てくるのではとの声も聞かれました。昔から仕手性もある銘柄だけに動意付けば思惑も出易く、本日などは便乗的な買いも入ってきているようで、物色が加速している格好です。ただ、便乗的な短期資金も入ってきたとなれば、荒れた動きになる恐れもありそうだと警戒する声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[9262]シルバーライフ 
[1部]業種:小売業
終値2,430円/前日比+150円
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高齢者向け配食サービスのFC運営や調理済み食材の販売。冷凍弁当のOEMも。 本日大きな窓を空けて続急伸し、年初来高値を更新しました。いちよし証券ではレーティングを「A」、フェアバリューを3,500円として新規にカバレッジを開始。高齢者向け配食サービスの長期的な成長が予想される環境下、コスト競争力を強みとした中長期の潜在成長力を評価しています。2021年7月期営業利益は前期比ほぼ横這いの9.2億円、会社計画6.5億円を上回ると予想しています。現値レベルは、昨年のコロナショック後の戻り高値水準であり、2,400円台前半が固まれば一段高相場が待っています。



[4170]Kaizen Platform 
[M]業種:情報・通信業
終値2,164円/前日比+239円
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ウェブサイトのUI/UX改善サービスの提供や、広告や販促動画の制作支援を行う。 本日大幅上昇となり、上場来高値を更新しています。昨日午前中に提出された大量保有報告書によれば、国内最大ファンドのアセットマネジメントOneが、同社株を5%超保有していることが明らかになっています。報告義務発生日は3月31日で、アセットマネジメントOneはGPIF運用委託先の1つでもあり、そこが大量保有してきたことから先行き期待が強まった様子です。同社は昨年12月下旬に新規上場した銘柄で、公開価格は1,150円でした。既存株主にはVC(ベンチャーキャピタル)が多く、ロックアップは公開価格1.5倍、つまり1,725円以上では解除されています。それだけにVC売りが上値追抑えていた面もありますが、既に売りも尽きたとの見方も多く、本日上放れてきたことから明日以降にも期待する向きが多いようです。



[6614]シキノハイテック 
[JQ]業種:電気機器
終値1,886円/前日比+215円
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半導体検査装置の開発・製造やLSIの設計などを手掛ける。 本日大幅買い気配スタートから続伸しました。3月24日に新規上場したばかりの銘柄ですが、一時2,134円まで上昇してから4月6日に1,550円まで急落しており、押し目買い好機と受け止められたようです。また、半導体の後工程を主とした検査装置を提供しているため、半導体需要を追い風に先行きの成長が期待出来るとの見方も買い意欲に繋がったのでしょう。本日の株価は直近の新規株式公開銘柄を物色する流れにも乗り買いを集めており、目先は物色の流れを確認しながらの値動きが想定されます。



[4176]ココナラ 
[M]業種:情報・通信業
終値2,323円/前日比+209円
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知識・スキル・経験を売り買いできるスキルマーケット「ココナラ」を運営する。 本日大幅上昇です。一時初値2,300円を上回る場面も見られました。上場後買われたあとは売りに押されて初値も割り込み、2,000円付近まで下落する展開となるも、その後は下げ渋っての揉み合いとなっていました。昨夕提出された大量保有報告書によればティー・ロウ・プライス・ジャパンが同社株を9.31%保有していることが明らかになっています。報告義務発生日は3月31日となっており、上場前には株主にいなかったことから公募や上場後の市場内外で買ってきたと思われます。これを受け本日は見直し買いのキッカケとなっている面もあるようです。初値2,300円で買っている向きも多いことから、その付近では戻り売り圧力も強いと思われ、それを熟して上げていけるか注目されます。




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[5933]アルインコ 
[1部]業種:金属製品
終値1,055円/前日比+66円
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建設用仮設材の販売・レンタル。フィットネス器具なども展開。無線機器を拡充。 本日大きく反発しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の23.4億円から28.2億円へと20.5%上方修正し、建設機材やレンタル関連事業、電子機器関連事業の業績が回復した他、巣ごもり需要を背景に住宅機器関連事業などが高水準に推移しました。株価は本日25日移動平均線をブレイクし、直近高値1,105円に向けた上昇が期待されます。



[6502]東芝 
[1部]業種:電気機器
終値4,530円/前日比+700円
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総合電機大手。米原発事業巨額損失で撤退。メモリ売却、インフラ軸に再建へ。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。今朝の日経新聞で英投資ファンドのCVCキャピタルなどが買収提案することが分かったと報じられています。CVCは買収額の目安として足元の株価の3割程度のプレミアムを提示した模様だとも報じられており、昨日の終値を基準にすれば3割増しで5,000円近くとなります。それに期待してストップ高の4,530円でも多くの買いが集まった格好です。ただ、防衛関連や原子力事業なども手掛けることから、国と合意するのは難しいとの見方も少なくないようです。それだけに現在同社株を大量保有するアクティビストには、今回の株価上昇局面で売却に動く向きが出てくる可能性もあるのではとの声も聞かれました。目先どこまで買われるか注目されます。



[6469]放電精密加工研究所 
[JQ]業種:機械
終値827円/前日比+77円
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金属放電加工とアルミ押出用金型で国内首位。航空宇宙分野を開拓。 本日大きな窓を空けて続急騰し、連日で年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に、2022年2月期の連結最終損益は8億7,600万円の黒字(前期は28億3,200万円の赤字)になりそうだと発表。3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなります。併せて年間配当は20円と2期ぶりに復配する方針も示し、更に2024年2月期に売上高137億1,900万円(21年2月期は109億2,700万円)、営業損益7億6,000万円の黒字(同5億5,600万円の赤字)を目標とする中期経営計画も発表しています。本日の株価は長めの上影を引きましたが、昨年末12月14日高値915円が目先の節になることは間違いなさそうです。



[7707]プレシジョン・システム・サイエンス 
[M]業種:精密機器
終値1,064円/前日比+84円
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独自技術のDNA抽出装置。全自動遺伝子診断システムに強み。関連試薬も。 本日大幅上昇です。同社は本日11時に東洋紡と協力し、新型コロナウイルスに対する迅速プール検査法の開発・実用化に成功したと発表。同社の全自動核酸抽出装置と東洋紡の全自動遺伝子解析装置を連携し、最適化させたプログラムを開発することで、唾液検体に対して人の手を殆ど用いることなく、検体到着から結果報告まで最短約1時間の迅速プール検査を実現したとのことです。設置幅が約1mと省スペースで、1時間に120件程度の処理を行うことが出来るとのことです。今後、東京オリンピックに絡んで短時間で多くの検査が可能な装置の需要は多いと見られているだけに、好材料視されています。明日以降も買い続くか注目されます。



[8285]三谷産業 
[1部]業種:卸売業
終値471円/前日比+47円
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北陸地盤の総合商社。化学品や空調設備が主力。住設機器、石油も展開。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年3月期の連結経常利益を従来予想の25億円から33億円へと32.0%上方修正しました。また、次世代型経営管理クラウド「Loglass」を開発・提供するログラス社との業務提携も発表しました。株価は本日、25日・75日両移動平均線をブレイクしましたが、節目水準に達しており、慎重に動きを見たい処です。



[3962]チェンジ 
[1部]業種:情報・通信業
終値3,830円/前日比+205円
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スマホ、ビッグデータ、クラウドで業務効率化支援。ふるさと納税サイトや遠隔研修も。 本日後場一段高となっています。同社は本日昼に、エムスリーグループと連携して新型コロナワクチン接種における体制構築支援サービスを全国の自治体へ展開すると発表。これが好感されて後場買われています。業績への寄与も期待される他、エムスリーグループと繋がりを持つことは、今後の事業展開にプラスになると期待する向きも多い様子です。同社株は2月15日の1Q決算発表を機に出尽くし的に売られ、弱含みの展開となって株価は下げてましたが、足元は戻り基調となってきており、本日の上昇で1Q決算発表前の水準まで戻した格好です。2Q決算は5月13日を予定していますが、それに向けて期待感から買われていくと見る向きも多いようです。



[3566]ユニフォームネクスト 
[M]業種:小売業
終値2,064円/前日比+184円
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業務用ユニホームのネット販売大手。医療や飲食など作業・事務服を最短で納品。 本日買い先行スタート後の急速な一段高で、3営業日ぶりに大幅反発して年初来高値を更新しました。同社は昨日引け後に3月度の月次業績速報を発表。売上高が前年同月比24.0%増の4億8,600万円に伸び、今期に入り3ヵ月連続で前年実績を上回りました。全国的に気温が高い日が続いたことで、春夏物の作業服やポロシャツなどの販売が好調だったようです。足元の株価は1,900円台前半がレジスタンスとなる中、高値圏保ち合いが続いてきましたが、本日の大幅高で明確にレンジを上放れており、新ステージが始まったと捉えられそうです。



[7368]表示灯 
[2部]業種:サービス業
終値3,175円/初値比+503円
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本日新規上場した銘柄です。公開価格2,000円に対して初値は2,672円となりました。初値形成後は弱い動きとなる直近IPO多い中、同社株は確りとした推移で、後場にはストップ高まで買われています。駅や自治体、病院、運転免許センターなどにナビタ(周辺案内地図付広告)を設置し、企業や店舗の情報を掲載して広告料を受け取るナビタ事業が主力で、それ程人気化はし難い事業ながら、ナビタ事業は競合が少なく、ほぼ独占とも言えるような事業で安定した業績を続けられるということで買い安心感もあるようです。前期業績は新型コロナウイルスの影響で営業活動に影響があったとのことで減益見通しながら、一般の広告代理店会社と比べ減益率も小さく、今期は反動から増益濃厚で割安感もあるとの声も聞かれました。明日以降も確りとした推移を続けられるか注目されます。




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[2736]フェスタリアHD 
[JQ]業種:小売業
終値1,720円/前日比+300円
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宝飾品を製造販売。眼鏡や時計も。百貨店中心にSCなどにも全国展開。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に業績修正を発表。2021年8月期第2四半期累計の連結経常損益を従来予想の1.1億円の黒字から2.5億円の黒字に2.2倍上方修正し、17期振りに上期の過去最高益を更新する見通しを示しました。株価は新値追いに期待されますが、流動性の乏しい銘柄のため、勢いが止まれば買いは集まり難く注意が必要です。



[2338]ビットワングループ 
[2部]業種:情報・通信業
終値870円/前日比+150円
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まつげサロンが主力。5GとAI融合の関連開発に注力。仮想通貨事業は撤退。 本日高寄り直後の一段高で急反発し、年初来高値を更新して早々にストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、香港子会社が医療用品の卸売りや貿易を手掛けるシンガポール企業と医療・ヘルスケア事業に関する資本業務提携に向けた覚書を締結したと発表。両社は今後、180日以内に資本・業務提携契約の詳細な条件について合意に達するよう独占的に交渉・協議を行うとのことです。本日11万株超の買いを残しており、完全合致からが勝負になります。



[6172]メタップス 
[M]業種:サービス業
終値1,375円/前日比+108円
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オンライン決済代行などのファイナンス関連を主軸にマーケティング関連事業に注力。 本日大幅高です。今朝の日経新聞では、政府の規制改革推進会議の作業部会が、解禁が議論されている給与のデジタル払いについて関係団体へのヒアリングを実施し、厚労省は近く具体的な制度案を示し、2021年度の出来る限り早期に実現する方針を説明したとのことです。これを受け給与のデジタル払い解禁期待が一段と強まり、恩恵を受けるとの期待がある同社株の買い材料になっている様子です。同社グループ企業であるpringが、法人から個人のスマートフォンに簡単送金出来るサービスなどを手掛けています。今年1月にも給与のデジタル払い解禁期待で同社株は物色された経緯がありますが、翌日にはあっさり売られていたことから今回も買いは続き難いとの見方も多い模様です。明日以降の動向が注目されます。



[7363]ベビーカレンダー 
[M]業種:サービス業
終値10,050円/前日比-3,000円
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出産・育児向けの情報メディアや産婦人科向けの経営支援事業を手掛ける。 本日大幅反落となり、ストップ安まで売られています。昨日は「こども庁」関連として連日ストップ高となっており、上場来高値を更新していました。しかし、引け後には東証が同社株を6日から増担保規制を実施すると発表。それを受け本日は朝から売られており、水を差された格好になっています。先日も直近IPOの[6614]シキノハイテックが強い物色を続けていたものの、増担保規制をキッカケに下落基調に転じています。3月1日から規制ガイドラインが改正されており、それにより直近IPOでも早期に増担保規制が入り易くなっています。最近直近IPOが弱いのは、この影響もあるのではとの声も聞かれました。上場後に強い相場を作っていても増担保規制で水を差されるという警戒がある以上、買いも続き難くなり、早めに利食いする向きも増えることになっています。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値1,083円/前日比+86円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日確りしたスタート後も上値追いが進み大幅反発しました。同社株の株高の背景にあるのはビットコイン価格の上昇で、過剰流動性を背景にここ最近は再び上昇傾向が強くなっており、ビットフライヤーによると今朝8時時点のビットコイン価格は前日比で約45,000円値上がりし、648,000円台まで上昇しています。株価は、実質新値度入り相場となった3月30日から本日までの6営業日を5勝1敗で200円近く切り上げましたが、3月19日高値をブレイクした意味は大きく一段高相場が期待されます。



[2927]AFC-HDアムスライフサイエンス 
[JQ]業種:食料品
終値1,009円/前日比-176円
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健康食品の受託製造・販売。自社ブランド品を強化。通販や卸にも注力。 本日大幅安です。同社は昨日引け後に大幅増収増益となる2Q決算と通期業績の上方修正を発表。通期業績の上方修正は今年1月に次いで早くも2度目となります。それでも本日は朝から売られています。1Qの数字からも更なる上方修正期待も強かったと言え、1Q決算発表以降同社株は大きく上げてきていただけに、本日は出尽くし的に売られています。足元の業績好調要因は巣ごもり需要による恩恵も強いことから業績ピーク感も警戒されている面もあるようです。更に売られれば買いも入りそうですが、次の決算を確認するまで上値は買い難いとの声も多く、明日以降節目の1,000円辺りで下げ渋れるか注目されます。



[5817]JMACS 
[2部]業種:非鉄金属
終値559円/前日比+80円
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電線中堅。計装・制御用主力で警報用に強み。画像処理やFA表示システムも。 本日買い気配スタートから3営業日大幅続伸で年初来高値を更新してストップ高まで買われました。同社は昨日引け後に、自社が提供している介護現場サポートシステム「JSEEQ-Care(ジェイシークケア)」が、かんでんジョイライフ社が展開する有料老人ホーム5箇所に採用されたと発表。[9503]関西電力子会社に採用されたことで、更なる需要拡大が期待されているようです。本日の大幅高で株価は52週MAに急接近しており、同ラインをサポートに変えられれば新展開入りとなります。



[2656]ベクター 
[JQ]業種:小売業
終値425円/前日比+60円
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ソフト販売。ゲーム開発は撤退。スマホ向けが主力。ソフトバンク傘下で販売力を拡大。 本日後場14時過ぎから突如動意付き一時ストップ高まで買われました。14時過ぎに日経新聞電子版が、衆議院は6日の本会議で行政手続きの押印廃止を盛ったデジタル社会形成関係整備法案を可決したと報じたことがキッカケです。政府は押印が必要なおよそ15000の手続きの内、99%超を廃止する方針とのことです。これを受け電子署名サービスを手掛ける同社株に追い風になるとの見方から物色された様子です。やはり関連サービスを手掛ける[4736]日本ラッドも物色されてストップ高まで買われています。[6027]弁護士ドットコムや[3788]GMOグローバルサインも買われているが限定的で、小型で値動き期待のある同社株や日本ラッドに資金は集中した格好です。




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[6982]リード 
[2部]業種:輸送用機器
終値888円/前日比+150円
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SUBARU向け車両部品生産が主体。シャーシ、バンパー、スポイラーなど。照明機器撤退。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末2日引け後に、自動車用外装樹脂部品で熱や経年に伴う収縮変化を防ぐアニール処理に関して特許を出願したと発表。部品費の削減による価格競争力の向上、環境配慮工程の実現などに繋がり、採用拡大が見込まれます。安値圏で推移していた株価の材料となり、ここから新たなトレンド形成が期待されます。



[4766]ピーエイ 
[2部]業種:サービス業
終値230円/前日比+50円
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東日本で無料求人情報誌発行。モバイル求人サイトも運営。保育園、人材派遣も。 本日ストップ高まで買われています。本日も「こども庁」創設で恩恵を受けると期待されている子育て関連事業を手掛ける銘柄が色々と物色されています。同社株も先週末物色されていましたが限定的でした。ただ、本日は関連株物色に拡がりが見られており、同社株は小型低位株ということもあり、ストップ高まで買われています。同社子会社が福島県などで保育施設を運営しており、本日は同社株の他に[7363]ベビーカレンダー、[2152]幼児活動研究会もストップ高まで買われています。この2銘柄は連日ストップ高となっています。他にも派手に物色されている銘柄は多く、「こども庁」関連株物色が加速している格好です。しかしながら、ここまで派手に物色されている銘柄が続出すれば、ピーク感も否めないとの声も聞かれました。



[4187]大阪有機化学工業 
[1部]業種:化学
終値4,465円/前日比+545円
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独立系のエステル化成品中堅。塗料用樹脂原料が主力。半導体材料も。 本日大幅ギャップアップスタートからの大陽線で3営業日続伸し、年初来高値を更新しています。同社は先週末2日引け後に、2021年11月期第1四半期業績を発表しました。営業利益が前年同期比37%増の15億3,300万円と大幅な伸びを達成し、今中間期計画に対する進捗率は68%に達しており、上方修正含みとなっています。株価は上値指向を強め4,000円大台乗せを達成したあとも1月高値をブレイクしており、新たな展開に入った感があります。



[4180]Appier Group 
[M]業種:情報・通信業
終値2,060円/前日比-240円
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企業の経営課題の解決を支援するAI搭載のプラットフォームを提供する。 本日大幅反落です。先週末ストップ高まで買われ、本日も朝方に2,500円台まで上昇し、上昇率は11%超となる場面も見られたものの、後場にはマイナスに転じると一段安となり、結局10%超の下落で引けています。同社株の大きな下落に刺激を受けて、直近IPOの一角である[9327]イー・ロジットや[7343]ブロードマインド辺りが上げ幅を縮小する動きになっていました。ただ、影響受けていない直近IPOもあることから、確りとした買いは個別に入っている様子です。同社株にも先週は短期資金ではない確りとした買いが入っていたとの声も聞かれましたが、明日も下げるようですと暫く上値の重い展開が続きそうだと見る向きは多いようです。



[7715]長野計器 
[1部]業種:精密機器
終値1,105円/前日比+92円
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圧力計・圧力センサー大手。機械式圧力計で世界シェア首位。車載向け主力。 本日大きく急伸しました。同社は先週末2日引け後に、新開発した圧力センサーが[7203]トヨタ自動車の燃料電池自動車「MIRAI」に採用されたと発表。今後の燃料電池自動車の普及に対応するため、生産能力も強化していくことを示しています。また、水素関連銘柄としての高い位置付けが改めて認識される状況となっています。株価は節目を抜けましたが、ここからの上値は限定的と見る向きも多いようです。



[8001]伊藤忠商事 
[1部]業種:卸売業
終値3,578円/前日比+71円
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総合商社大手。非資源事業が主力。中国ビジネスに強み。傘下にファミマなど。 本日同社株含め総合商社5社が何れも確りと買われています。日本時間朝方に、米投資会社バークシャー・ハサウェイが5日、円建て社債の発行条件を決めるための需要調査を開始したとブルームバーグが報じました。主幹事のJPモルガンが資料で明らかにしたとのことで、利率や発行額は8日に確定する予定とのことです。昨年、バークシャー・ハサウェイは日本で起債し、その調達した資金で総合商社5社の株式を何れも5%超取得した経緯があります。その際には、価格次第では最大9.9%まで保有比率を高める可能性があると報じられていただけに、更に買ってくるのではとの思惑の模様です。ただ、現在の株価では買わないのではとの見方も多く、他のバリュー株を買ってくる可能性が高いのではと見られています。



[5989]エイチワン 
[1部]業種:金属製品
終値896円/前日比+97円
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ホンダ系の車骨格部品メーカー。航空機部品も。インドやタイなど海外展開。 本日大幅買い気配スタートからの一段高で急騰し、年初来高値を更新しました。同社は米国や中国をはじめ世界的な自動車販売回復を背景に、2022年3月期は収益V字回復の公算が大きいと見られています。電気自動車対応でも車体軽量化による消費電力の低減や強度・耐性の維持など軽量化技術と設計ノウハウは強みで、PBRが先週末終値時点で0.3倍台と超割安圏にあり、自動車部品業界再編の思惑も株価を刺激しているようです。株価は昨年末12月14日高値926円を上方ブレイクすると景色が変わりそうです。



[6521]オキサイド 
[M]業種:電気機器
終値6,740円/初値比+200円
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酸化物単結晶や光部品、レーザ光源、計測装置などの開発や販売を手掛ける。 本日新規上場した銘柄です。公開価格2,800円に対して初値は6,540円となりました。大引け間際に初値を形成して直ぐに特買いとなっており、そのまま寄らずに引けています。同社は主に光を使った計測分野の装置メーカーや光学製品メーカーに、半導体検査装置や陽電子放射断層撮影装置などに搭載される酸化物単結晶を提供しています。NTTグループや日立ハイテク、[7731]ニコン、[6920]レーザーテックから出資を受けており、資本提携しています。半導体需要の旺盛さから同社事業にも追い風になっているようで、業績は足元で拡大しています。それだけに人気化し易いIPOとの見方も多いようです。既に公開価格1.5倍以上となっていることから、ロックアップ解除となっているベンチャーキャピタル保有株もそれなりにあるだけに、明日以降その売りを熟して上げていけるか注目されます。




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[2926]篠崎屋 
[2部]業種:食料品
終値136円/前日比7円
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豆腐の企画・製造・販売。首都圏中心に「三代目茂蔵」を展開。小売に特化。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。非開示だった2021年9月期第2四半期累計の業績予想は経常利益が前年同期比2.5倍の5,600万円に拡大する見通しと発表。同時に従来未定としていた上期配当を見送る方針を示し、通期予想は引き続き非開示としています。120円近辺で揉み合いとなっていた株価の刺激材料となりましたが、過熱感も懸念される水準に達しており、注意が必要です。



[7363]ベビーカレンダー 
[M部]業種:サービス業
終値10,050円/前日比+1,500円
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出産・育児向けの情報メディアや産婦人科向けの経営支援事業を手掛ける。 本日ストップ高です。直近IPOで上場後は方向感の乏しい展開を続けていましたが、本日一気に引け値ベースでの高値を超えてきています。今朝の日経新聞での『首相「子ども庁」検討指示』との報道が刺激になっている様子です。この報道を受けて、本日は子育て関連株に買われている銘柄が目立っています。同社は妊娠や出産、育児に関する専門サイトおよびアプリ「ベビーカレンダー」を運営しており、追い風になるのではとの思惑に繋がっている模様です。更に同社株は直近IPOということもあって、動意付けば短期資金も集まり易く、派手に物色された格好です。これを機に来週、上場来高値を超えてくるか注目されます。なお、子育て関連として他にも[2749]JP HD、[7358]ポピンズHD、[2152]幼児活動研究会、[7037]テノ.HD、[6557]global bridge HD、[7084]Kids Smile HDも買われました。



[3865]北越コーポレーション 
[1部]業種:パルプ・紙
終値558円/前日比+44円
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総合製紙中堅。上質紙・白板紙が2本柱。新潟工場は高効率。紙加工に注力。 本日寄り前から大量の買いものを集め5営業日ぶりに急反発し、年初来高値を更新しています。香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが1日付で関東財務局に大量保有報告書を提出したことが明らかになりました。報告書によると、オアシスの同社株保有比率は5.28%となり、新たに5%を超えたことが判明しています。本日の株価は高寄り直後に急速に押し戻されるも、その後再び上値を追うという流れで終えており、週明け引き継げるか否かが焦点になりそうです。



[6855]日本電子材料 
[1部]業種:電気機器
終値2,149円/前日比+216円
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半導体検査器具大手。ウエハー検査のプローブカードに強み。海外比率高める。 本日大幅上昇です。久しぶりに動意付いています。本日も[8035]東京エレクトロンなど半導体関連株が朝から買われており、それが刺激となって同社株など中小型の半導体関連株にも見直し買いが入ってきた様子です。主力系半導体関連株は既にかなり買われてきて高値圏にあるものも少なくないだけに手掛け難さも出てきており、比較的出遅れている中小型半導体関連株を見直す動きが強まってきたようです。これを機に来週以降、上昇基調を続けていけるか注目です。本日は他にも[6890]フェローテックHD、[6668]アドテックプラズマテクノロジー、[4369]トリケミカル研究所、[6264]マルマエ、[7717]ブイ・テクノロジー、[6315]TOWA、[6323]ローツェ、[6871]日本マイクロニクス、[8155]三益半導体工業なども買われています。



[4880]セルソース 
[M]業種:医薬品
終値13,690円/前日比+1,420円
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脂肪・血液由来の細胞加工など再生医療関連や化粧品の開発・販売。 本日買い気配スタートからの一段高で大幅3連騰し、上場来高値を更新しています。同社は昨日引け後に、[4554]富士製薬と不妊治療領域で事業提携すると発表しました。同社は2020年に産婦人科領域に参入し、不妊治療を目的とした同サービスの提供を開始。今回の提携を通じ、富士製薬が同社の血液由来加工受託サービスについて販売支援を行うとのことです。本日の株価は高値圏を維持して終えており、青天井圏を駆け上がる可能性も出てきています。



[4052]フィーチャ 
[M]業種:情報・通信業
終値1,586円/前日比+79円
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先進運転支援システムなど画像認識ソフトウェアの開発を手掛ける。 業種 本日大幅上昇です。昨晩共同通信が、国交省は1日に自動車後方の状況が確認出来るバックカメラか、センサーの装備を自動車メーカーに義務付ける方針を明らかにしたと報じています。道路運送車両法に基く保安基準を6月に改正し、早ければ来年5月以降に販売する新車へ適用するとのことです。これを受け関連株として買われている模様です。同社の主要販売先である[6632]JVCケンウッドも買われています。他にも[6697]テックポイント、[6629]テクノホライゾンなども関連株として買われているとの見方です。何れも業績への影響は限定的になりそうだとの見方も多く、物色が続くネタにはなり難いとの声も聞かれました。



[6858]小野測器 
[1部]業種:電気機器
終値606円/前日比+57円
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デジタル計測機器メーカー。回転・振動・騒音計で最大手。自動車業界向け主軸。 本日後場急伸して大幅反発し、一時ストップ高まで買われて年初来高値を更新しています。同社は本日、高分解能・高応答な計測が可能で化石燃料では不要だった耐腐食性能が求められるアルコール混合燃料にも対応した新型流量検出器「FPシリーズ」を開発したと発表しています。本日の株価は大陽線も長い上影を残しており、2月2日からのパターンとなるのか、早期に本日高値奪還に向かうのか、週明け早々の反応が重要になります。



[6036]KeePer技研 
[1部]業種:サービス業
終値2,200円/前日比-239円
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自動車ボディーのコーティング材料を販売。直営、FC店も展開。施工技術支援も。 本日大幅安です。同社が昨日引け後に発表したキーパーラボ運営事業の月次が嫌気されている模様です。3月の既存店売上高は前年同期比29.5%増となったものの、1月の48%増、2月の44%増から伸び率が鈍化しています。3月は毎週末のように降る春の嵐による大雨の影響が響いたとのことで、リピート客が少し買い控えをして、4月にズレ込んでいるようです。しかし、天候の影響を受けた結果のため、同社は全く心配はしていないとのことで、4月への予約に繋がっているとのことです。ただ、同社の株価は上場来高値水準にあったこともあり、本日は出尽くし的な動きもある様子です。更に下げれば買いも入ってくると見る向きは多いようです。




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