株得

株式投資でみんなで得して一緒に損する。 基本的に、長期投資はファンダメンタルズ重視です。 だた、短期だったり話題になってるものも手を出しています。

[7063]Birdman 
[M]業種:サービス業
終値1,463円/前日比+300円
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企業PRなどブランディング事業、セールスプロモーション。広告企画・制作・宣伝まで一貫。 本日前場10時過ぎから急伸し、ストップ高まで買われました。同社は本日10時頃、[9434]ソフトバンク傘下のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズとの間で、XRやデジタル・クリエイティブなどを活用した新しいデジタルコンテンツの創出を目的に業務提携契約を締結したと発表しました。併せて、両社の共同プロジェクトの第1弾として、メタバース型バーチャルプラットフォーム「さわれるライブ 5D LIVE」の提供を開始したことも明らかにしており、株価動向への注目は続きそうです。



[3691]リアルワールド 
[M]業種:情報・通信業
終値968円/前日比+150円
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クラウドソーシング大手。ネットで個人に仕事を仲介。AIマーケ支援や動画制作も。 本日ストップ高まで買われています。今朝、同社社長が自身のブログを更新しており、そこで再び出た強気がコメントが刺激になった様子です。前回の決算説明のブログでは、来期2023年9月期は過去最高営業利益・過去最高時価総額を目指すとコメントしていましたが、本日のブログでは数年以内に過去最高時価総額を起点として、そこから更に時価総額を10倍にすると公言。社長が強気な目標を立てて時価総額を意識するのは悪くはないと言え、見直し買いに繋がっています。ただ、本日買っている向きの多くが短期資金であり、逃げ足も速いと言えますが、来週以降腰の据わった中長期資金が入ってくるか注目されます。



[6047]Gunosy 
[1部]業種:サービス業
終値840円/前日比+67円
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スマホ向け記事配信の「Gunosy」運営。情報キュレーションサービスに最適広告が強み。 本日寄り前から大量の買いを集めて3営業日大幅続伸しています。同社は昨日引け後に、インドでデジタルクレジットカードサービス「slice」を提供するGaragePreneurs Internetの強制転換条項付優先株式を追加取得することを発表しました。足元の株価は、月初1日にGaragePreneurs社の優先株式取得により、持ち分法適用関連会社とすることを発表し、翌日から急動意を見せ2日連続ストップ高達成しています。ただ、今週は調整局面にあり、本日の株価は上影を残して陰線を強いられましたが、一段高の有無が注目されます。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値798円/前日比-65円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日大幅安です。ビットコインなど仮想通貨が総じて下落したことが嫌気された他、JPモルガン証券が同社株の投資判断を新規で「Underweight」とし、目標株価650円でカバレッジを開始したことも嫌気されています。同社は米子会社トレードステーションを上場させると発表していますが、米国事業への積極投資は業績リスクに繋がると同証券は指摘している模様です。先月末にはSMBC日興証券が、トレードステーションの上場発表は同社株を見直すキッカケになるとの予想で、投資判断を「最上位」に格上げし、目標株価を1,200円に引き上げていました。アナリストにより見方が大きく分かれています。来週は下げ止まりを見せられるか注目されます。



[6730]アクセル 
[1部]業種:電気機器
終値955円/前日比+136円
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画像処理や音声出力用のファブレス半導体メーカー。パチンコ向け中心から他機器も。 本日窓を空けて急伸しました。同社は昨日引け後に業績・配当修正を発表。2022年3月期の連結経常利益を従来予想の5.6億円から9.3億円へと66.1%上方修正しました。また、期末一括配当を従来計画の21円から35円へと大幅増額修正。世界的な半導体市況の需給逼迫を背景に多くのメーカーが部材を積極的に確保する動きとなり、販売数が増加。ただ、株価は上値の節目付近に達したことで売り圧力も強まっており、注意が必要でしょう。



[4378]CINC 
[M]業種:情報・通信業
終値2,660円/前日比-700円
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デジタルマーケティングツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売などを手掛ける。 本日ストップ安まで売られています。同社が昨日発表した本決算が嫌気されているようです。前期業績は会社計画を上回り、大幅な増収増益となりましたが、今期見通しは増収増益計画ながらも伸び率は大きく鈍化しており、もっと大きな増収増益予想を期待していた向きも多い様子です。同社株は足元で買われてきていただけに、決算を期待した先回り買いも入っていた模様です。それだけに失望もされ易く、派手に売られるのも無理はないとの声も聞かれました。ただ、ここまで売り込まれる程決算は悪く無く、今期見通しは保守的である可能性もあり、更に下げれば買いも入るとの声も聞かれました。週明けに上場来安値を更新するのか、その水準で下げ止まれるのか注目されます。



[9086]日立物流 
[1部]業種:陸運業
終値5,600円/前日比+400円
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日立系。企業物流の一括請負で首位。国内の大半がグループ外。SGHDと提携。 本日後場寄り後から商いを伴い急伸し、年初来高値を更新しました。ブルームバーグが本日12時40分に、「[6501]日立製作所が、保有する日立物流株の売却を含めた複数の選択肢を検討していることが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった」と伝えています。記事によると、日立製作所は保有している日立物流株の内、40%について財務アドバイザーと共に関心がある売却先を模索しているとし、売却先の候補としてはプライベートエクイティー会社や同業他社などが有力としています。



[4412]サイエンスアーツ 
[M]業種:情報・通信業
終値11,610円/前日比-3,520円
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ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売などを手掛ける。 本日上場来高値更新も大幅安となり、一時ストップ安まで売られました。同社株は11月24日のIPOで、初日は初値付かず上場2日目に初値形成してから、強い相場を続けてきた銘柄です。直近IPOの中では異色の強さとなっており、本日は18,000円台まで上昇する場面も見られました。公開価格は1,710円だけに、本日公開価格の10倍超となる場面も見られました。テンバガー達成で達成感が出たのか、後場大きく崩れる動きになっており、本日のIPO[4414]フレクトが初値を形成した直後に同社株が大きく崩れてきています。次の直近IPOの柱は同社株からフレクトになるのではとの見方から、同社株から手を引く投機資金も多かった様子です。なお、フレクトはストップ高で引けています。




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[3997]トレードワークス 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,085円/前日比+150円
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証券、FX、商品先物業界向けのシステム開発。セキュリティ診断や不正取引監視も。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は昨日引け後に、アイエント社と協業し、日本初のオンライン免税ECサービス「Tax Free Online」のシステム提供を開始したと発表。訪日外国人が免税で買い物が出来るサイトで、アフターコロナを見据えた動きから資金が向かいました。株価は大きく売り込まれていただけに割安感も強く、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。



[4880]セルソース 
[M]業種:医薬品
終値7,870円/前日比+870円
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脂肪・血液由来の細胞加工など再生医療関連や化粧品の開発・販売。 本日大幅高となり、上場来高値を更新しています。同社が昨日引け後に発表した前期である2021年10月期業績の上方修正が好感されています。2021年10月期業績の上方修正は2度目で、改めて成長期待から見直されている模様です。また、同社は本決算発表を13日に控えていますが、そこで示されると思われる今期見通しへの期待にも繋がっているようです。今期も大幅増収増益となる計画を出してくると期待する向きは多いものの、保守的な見通しを出してくる懸念もあり、株価は上場来高値水準ということもあって、出尽くしとなる恐れも否めないと言えます。それだけに明日と週明け月曜は、上値を買う向きは乏しいのではとの声も聞かれました。



[4238]ミライアル 
[1部]業種:化学
終値1,896円/前日比+175円
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半導体シリコンウエハー容器を製造。300ミリ容器でシェア首位。加工技術に強み。 本日大きな窓を空けて5営業日続伸しています。同社は昨日引け後に、非開示としていた2022年1月期の連結業績予想について発表。売上高が前期比17.6%増の114億5,000万円、営業利益は同95.7%増の17億円、純利益は同24.4%増の12億5,500万円を見込み、未定としていた期末配当予想は25円にするとしました。なお、年間配当予想は45円となり前期実績に対して15円増配になる予定です。株価の目先目標は、言うまでもなく9月10日の年初来高値2,077円となります。



[6232]ACSL 
[M]業種:機械
終値2,168円/前日比+162円
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商業用ドローンの製造販売。無人化・IoT化で多目的利用に係るソリューション提供。 本日大幅続伸です。同社は7日に小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」の受注を開始し発売したと発表。飛行や撮影データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現した国産ドローンということもあり、期待感から見直し買いに繋がっているとの見方です。単なる短期物色では無く、実需買いが入ってきているとの声も聞かれました。同社株はつい先日には、コロナショック時に付けていた上場来安値近くまで下落する場面も見られていただけに、値ごろ感もあった様子です。SOTENが収益に結び付くと期待する向きも多い様子で、明日以降も底堅い推移を続けられるか注目されます。



[7637]白銅 
[1部]業種:卸売業
終値389円/前日比+54円
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非鉄金属商社。加工、小口、短納期が強み。顧客の要望に柔軟に対応。 本日大幅ギャップアップスタートから5営業日続伸しました。同社は昨日引け後に、2022年3月期連結業績予想について発表。売上高を520億円から前期比38.5%増の543億円へ、営業利益を34億2,000万円から同2.1倍の40億7,000万円へ、純利益を24億円から同2.2倍の28億5,000万円へ、年間配当予想を96円から110円へ上方修正しています。株価は11月急落時に空けた大きな窓を本日ギャップアップで埋め、更に続伸しており、一段高を見込む向きは存在するでしょう。



[4888]ステラファーマ 
[M]業種:医薬品
終値600円/前日比+36円
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ステラ ケミファの子会社でホウ素医薬品の開発・製造販売を手掛ける。 本日大幅高で、一時645円まで買われる場面も見られました。同社は昨日、「事業計画及び成長可能性に関する事項について」と決算説明資料を公表しています。ただ、朝方は小安く始まっており、寄り後は多少買われるも限定的で揉み合いの動きとなっていました。それだけにこれらの資料を好感して買われたという訳では無い様子です。11時過ぎから突如動意付き、前引けに掛けて一段高となっており、キッカケは日経CNBCで相場の福の神こと藤本誠之氏が同社株を取り上げ紹介したためです。目新しいことは何も言っていませんが、同社が薬事承認を取得しているBNCT用ホウ素医薬品「ステボロニン」の凄さを紹介しており、改めて見直し買いに繋がった様子です。しかし、物色一巡後は上げ幅縮小の動きとなっており、上値にはシコリも多い銘柄だけに戻り売りも出易い様子です。



[4069]BlueMeme 
[M]業種:情報・通信業
終値2,267円/前日比+206円
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システム受託開発やコンサルティングなどサービスの提供を手掛ける。 本日寄り後に上値追いが進み後場の一段高で急反発となりました。同社は昨日引け後に、琉球物流社と物流・倉庫業のDX推進に協働で取り組むことに合意したと発表。今回の成果をサービス化し、全国の中小企業に対して提供することも計画しているとのことです。本日の株価は大幅高で、先月後半からの短期下降トレンドの終了が印象付けられ、今後は11月19日の直近戻り高値2,675円を捉えられるか否かでその後の展開が決まってくるでしょう。



[6522]アスタリスク 
[M]業種:電気機器
終値3,320円/前日比+500円
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モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーなどの開発・販売を手掛ける。 本日大幅高となり、ストップ高まで買われました。特に材料は見当たりませんが、足元弱含みの展開で売り込まれてきただけに、リバウンド的な動きとの見方です。年末からのIPOラッシュのブックビルディングが、今週から本格的に始まっており、それに絡んだ換金売りも一巡したのか、本日は直近IPOに見直し買いが入ってきているようで、派手に買われている直近IPOが目立っています。同社も一応まだ直近IPOとの見方もあるようで、刺激を受けて買われてきたようです。同社株は先月中旬まで派手な相場を作った経緯があるだけに、動意付けば個人投資家による押し目買いも集まり易いようです。




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[8260]井筒屋 
[1部]業種:小売業
終値424円/前日比+31円
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北九州地盤の百貨店老舗。小倉、山口に集中。SCなどにサテライト店展開。 同社は北九州地盤の百貨店老舗で、小倉と山口に集中してショッピングセンターなどにサテライト店を展開しています。2022年2月期第2四半期累計の連結経常損益は前年同期4億5,700万円の赤字から3億4,200万円の黒字に浮上し、従来予想500万円の黒字を上回って着地。通期計画3億円に対する進捗率は114.0%と既に超過達成しています。昨日の株価は積極的に上値を追い年初来高値を更新した処で伸び悩みましたが、先月末以来の上昇トレンドは崩れていません。本日の株価は確りしたスタートから徐々に上値追いが本格化し、大幅反発にて連日で年初来高値を更新しました。値動きの良さから多くの短期資金を巻き込んだ上値追いが続いていますが、本日はいよいよ400円超で引けを迎え、2018年2月以来の高値水準に到達しており、新相場入りを予想する向きも少なくないようです。



[2489]アドウェイズ 
[1部]業種:サービス業
終値962円/前日比+48円
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PC・スマホ向けアフィリエイト広告で国内大手。SNS各社と提携。海外広告配信に注力。 本日大幅続伸です。昨日から強い動きを続けている状況で、特に新たな材料は見当たりませんが、12月1日に発表している最大30億円の自社株買いの取得期間が、今週末の10日からとなっていることから、自社株買い期待の先回り買いが昨日辺りから入ってきたとの見方です。取得株数の上限は600万株としており、発行済株式総数の14.29%にもおよぶため、かなり大規模な自社株買いとなります。現実的には30億円では1株平均500円で取得しなければ、600万株は買えませんが、1株平均1,000円で買ったとしても30億円なら300万株取得出来、それでも発行済株式総数の7%超となるため、インパクトはあると言えるでしょう。取得期間入りで直ぐに買ってくるか不透明ですが、期待感から先回り的に買っている向きはいる様子です。



[6200]インソース 
[1部]業種:サービス業
終値2,791円/前日比+195円
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企業研修、公開講座など社会人向け教育サービス。人事、営業サポートも。 本日買い気配スタート後も一段高となり、上場来高値を更新しています。株式新聞Webは7日付で、政府が賃上げする中小企業の税控除率を大きく拡大する見通しに絡み、同社と[3371]ソフトクリエイトHDを注目銘柄として取り上げました。従業員の給与引き上げに応じて法人税から差し引く控除率は、中小企業の場合で最大40%(現在25%)に見直される方向で、ITや人材の投資に循環する可能性があると同紙は指摘しています。株価は新値街道を駆け上がれるか注目です。



[8806]ダイビル 
[1部]業種:不動産業
終値2,250円/前日比+41円
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商船三井系のビル賃貸老舗。地盤の大阪と東京に好立地物件保有。 本日確りと上昇しています。[9104]商船三井が1株2,200円でTOB実施中の銘柄ですが、TOB発表後に全株一致でザラ場に寄り付いてから一度も2,200円を割り込んでいません。同社は保有する不動産などの含み益を含めた時価BPS(1株あたり純資産額)を公表していますが、2021年3月期時点で2,948円となっているだけに2,200円では安過ぎるとの見方から、思惑的にTOB価格以上で買われているようです。また、今朝の日経新聞では「ダイビルTOB、2200円は妥当か」と題した記事が掲載されており、本日はその記事を見て新たに買いに来た個人投資家が多い様子です。更に後場には日経新聞電子版が、アクティビストファンドの英AVIが、TOB価格の引き上げを求めていることが分かったと報じると一段高となり、英AVIは書簡にて商船三井にはTOB価格を3,000円以上へ引き上げることを、同社には2,200円でのTOBへの賛同表明を取り下げることを求めたとのことです。商船三井はTOB価格について、十分な応募が集まると見ており、現時点で引き上げる予定は無いとしている模様ですが、更に別のアクティビストが大株主として浮上してくれば面白いとの声も聞かれました。



[4445]リビン・テクノロジーズ 
[M]業種:情報・通信業
終値5,220円/前日比+700円
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不動産会社比較バーティカルメディア「リビンマッチ」を運営。オリックス銀行と提携。 本日買い気配スタートから大幅続伸しています。モーニングスターは8日付のレポートで、投資期を経て業績動向が成長期に入ったことを評価し、投資判断を新規に「オーバーウエート」としました。業績は前2021年9月期までの投資期を経て、今期から成長期に入っています。モーニングスターでは足元の業績成長トレンドが来期以降も継続する見通しであることを評価し、投資判断を「オーバーウエート」とし、想定株価レンジを6,000円~7,000円に設定。年初来高値にどこまで迫れるか注目されます。



[9919]関西スーパーマーケット 
[1部]業種:小売業
終値1,515円/前日比+131円
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兵庫・大阪地盤のスーパー中堅。生鮮食品に強み。H2Oと資本業務提携。 本日大幅反発です。昨日は、H2Oリテイリング傘下の食品スーパー2社との経営統合を巡り、大阪高裁が同社の主張を認め、神戸地裁による経営統合の差し止め仮処分決定を取り消しました。これが昨日の後場場中に日経新聞電子版で報じられたことで、同社株はオーケーによるTOB期待剥落で、ストップ安まで売られていました。しかし、オーケーは同日、最高裁に判断を仰ぐ許可抗告を同高裁に申し立てたと報じられており、本日は下げ渋る動きになっています。前引け直前には大阪高裁が、オーケーの最高裁への許可抗告を認める決定を出したと報じられ、期待感が再燃して買われる動きで後場には一段高となっています。今後は最高裁の判断が焦点となりますが、どちらに転んでも不思議は無いとの見方が多いようです。



[3727]アプリックス 
[M]業種:情報・通信業
終値170円/前日比+35円
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ソフトウェア基盤技術は撤退。IoT関連事業に注力。ビーコン販売とMVNO事業拡大。 本日後場ギャップアップスタートから急騰し、一時ストップ高まで買われました。同社は本日11時30分頃に、同社のIoTソリューションが「Amazon Dash Replenishmentプログラム」の認証を取得したと発表。Alexaクラウドに対して流水量のアップデートを通知し、フィルターの自動再発注が可能になるなどワンストップなエコシステムを構築出来るようになるとのことです。本日の株価は26週移動平均線に頭を抑えられており、今週を同ライン超で終えれるかが一つの焦点となりそうです。



[2983]アールプランナー 
[M]業種:不動産業
終値10,620円/前日比+1,500円
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愛知県を中心に注文住宅の請負や、分譲住宅販売などを手掛ける。 本日後場ストップ高まで買われています。同社は昨日、太陽光発電で作られた電気を自宅で貯めることが出来るテスラ家庭用蓄電池「Powerwall」の取り扱いを開始したと発表。これが好感されて買われている模様です。単に取り扱うだけのため、業績への影響は来期以降も軽微との見方が多いものの、テスラ絡みの材料ということから好感する向きは多い様子です。また、同社株は今年上場した小型株であり、株価は上場来高値水準にあることから需給も悪くなく、値動き期待による個人投資家の買いも集まり易い模様です。先月、株式4分割を発表した際には、連続ストップ高した経緯があることも追い風になっている様子です。明日にも上場来高値を更新する期待もありますが、その後の動向が注目されます。




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[3804]システムディ 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,369円/前日比+116円
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業務ソフトの開発・販売。学校法人向けとスポーツクラブ向け得意。自治体向けも。 本日大きく急伸して3日続伸です。同社は昨日引け後に、地方公共団体向けに提供している公会計システムが、全国1788自治体の過半数を超える899自治体に採用されたと発表。また、公立小中高校向け校務支援システムが、北海道、愛知県、新潟県の公立高校(計約500校)に導入決定。株価は本日、75日移動平均線を突破しましたが、過熱感も感じられる水準に達し、上げ幅を縮小させています。目先、同線を割り込むか否かが焦点となりそうです。



[7760]IMV 
[JQ]業種:精密機器
終値560円/前日比+71円
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振動試験・計測装置を製造。動電式で国内首位。受託試験サービスも柱。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。昨日は岩井コスモ証券が新規「A」でカバレッジしたことを好感されて買われましたが、上値の重さは見られていました。本日改めて買われているとの見方もありますが、本日は宇宙関連として物色されているとの見方です。同社は航空宇宙振動試験などを手掛けており、更に堀江貴文氏が出資して[7078]INCLUSIVEと資本業務提携しているインターステラテクノロジズ社とは、開発中の観測ロケット「MOMO5号機」の打上げを支援するため、スポンサー契約を締結しているだけに宇宙関連銘柄との見方は多く、ZOZO創業者の前澤友作氏が明日、国際宇宙ステーションに向けて飛び立つ予定となっており、思惑にも繋がっているようです。他にも宇宙開発・人工衛星のシステム設計を手掛ける[9600]アイネットも買われました。なお、前澤氏の乗るロケット打ち上げは日本時間の8日午後4時38分を予定しており、NASAのWebサイトでライブ配信される見込みです。



[9984]ソフトバンクグループ 
[1部]業種:情報・通信業
終値5,508円/前日比+405円
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投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。 本日買い気配スタートから8営業日ぶりに大幅反発しています。NY市場でハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発に転じた他、直近で下げが続いていた中国電子商取引最大手のアリババ集団が7日ぶりに急反発し、10%を超える上昇を見せたことが株価を刺激する格好となりました。本当に久しぶりに株価が上昇した印象ですが、本日は暫く頭を抑えられてきた5日線近辺に到達しており、同レベルをブレイクするか否かで大きく展開が変わってきそうです。



[7078]INCLUSIVE 
[M]業種:サービス業
終値2,867円/前日比+54円
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メディア企業のネットサービス運営支援。企画、制作から収益化支援まで。 本日乱高下です。増担保規制解除を好感してか昨日はザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっていました。しかし、本日は売り優勢で始まり、前場引けに掛けては大きく売り込まれる動きになっています。ただ、後場には切り返してくる動きとなり、再び大幅高水準となるも、その後再び売られるなど荒い動きでした。前澤の宇宙旅立ちへの思惑買いも入っているようです。同社の大株主でもある堀江氏が出資するロケットを独自開発・製造しているインターステラテクノロジズ社と同社は資本業務提携していることから、宇宙関連との見方も多いようです。ただ、連日買われてきたこともあり、出尽くし警戒感もあるようで、売り買い交錯の荒い展開となっています。



[6182]メタリアル 
[M]業種:サービス業
終値1,335円/前日比+134円
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人工知能型機械翻訳のソフト提供。研究・開発や産業企業向け専門に翻訳。 本日ギャップアップスタートから3営業日大幅続伸しました。同社は昨日引け後に、2021年8月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表。毎年2月末および8月末時点で1単元以上を保有する株主を対象に、100%子会社Travel DXが提供するVR世界旅行サービス「どこでもドアTrip」の体験付きでVR機器の無償レンタルを実施します。本日の株価が月初1日の戻り高値を上回ってきた意味は大きく、次は11月8日高値1,534円を目指すことになります。



[1332]日本水産 
[1部]業種:水産・農林業
終値556円/前日比-33円
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水産老舗。家庭用冷凍食品大手。海外で養殖事業、高純度EPA化成品も。 本日大幅安です。本日はSMBC日興証券が同社株の投資判断を「2」へ格下げし、目標株価を650円まで引き下げたことが嫌気されています。今期営業利益は過去最高を更新する見込みも好材料が一旦出尽くした感があると指摘。来期は水産相場の上昇効果が剥落し、海外食品もコスト高などの影響を受けて利益成長が踊り場となるため、モメンタムは鈍化すると指摘しています。来期は一旦減益に転じると予想している模様で、これを受け過度な期待が剥落し、本日は手仕舞い売りに繋がった様子です。明日以降も売りが続くのか注目されますが、同証券は収益構造は強化されており、改善方向にあるとも指摘しており、目標株価は時価よりは高いだけに売りも続かないのではとの声も聞かれました。



[6232]ACSL 
[M]業種:機械
終値1,860円/前日比+143円
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商業用ドローンの製造販売。無人化・IoT化で多目的利用に係るソリューション提供。 本日後場の一段高で4営業日ぶりの大幅反発となりました。同社は本日11時頃に、小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」およびオプション品の受注を開始したと発表。小型空撮ドローンでは初となるカメラのワンタッチ切り替え方式を採用した他、風に強く、災害時などの厳しい環境下でも安全に使用することが出来るといった特徴を有しています。本日の株価は25日移動平均線超の部分を上影にしており、同ラインを固められるかが焦点となります。



[6779]日本電波工業 
[1部]業種:電気機器
終値1,729円/前日比+238円
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水晶関連専業で世界大手。小型デバイス製品に力。国内と中国に生産拠点。 本日大幅反発です。昨日まで弱含みの動きとなっていましたが、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社株の投資判断を「強気」継続で目標株価を2,200円まで引き上げたことが伝わっており、見直し買いに繋がっています。同証券は、業績予想を大きく上方修正しており、今期業績は会社計画を上回ると予想し、来期以降も2桁増益を続けると予測しています。株価上昇カタリストは、構造改革に伴う四半期業績の継続的改善とのことです。同様に同証券は、同社と同じく水晶デバイスを手掛ける[6962]大真空も「強気」継続で目標株価を引き上げています。それを受け大真空も本日は確りと買われています。明日以降も見直し買いが続くのか注目されます。




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[3083]シーズメン 
[JQ]業種:小売業
終値991円/前日比+150円
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衣料品小売り。アメカジ店「METHOD」など全国展開。和柄の「流儀圧搾」が成長。 本日ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみとなっています。同社は先週末3日引け後に、ファッションブランドのメタバース参入支援事業を開始すると発表。ファッションブランドが現実に展開する商品をアバター用に変換する他、メタバース内での商品展開やブース出店などを行うことが出来るとしています。株価は下値模索を余儀なくされていましたが、今後の展開を期待した買いが膨らんでおり、新たなトレンド形成が期待されます。



[7078]INCLUSIVE 
[M]業種:サービス業
終値2,813円/前日比+500円
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メディア企業のネットサービス運営支援。企画、制作から収益化支援まで。 本日大幅ギャップアップスタートからストップ高となり、続急伸してます。同社株は先週末3日まで信用取引による新規の売付および買付に係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする規制措置を受けていましたが、東証が本日から信用取引規制を解除しました。また、日証金も増担保金徴収措置を解除しています。株価は月初1日の1,694円安値で目先の底を打った感が台頭しており、戻り相場の継続に注目が集まります。



[6958]日本CMK 
[1部]業種:電気機器
終値567円/前日比+53円
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プリント配線板の最大手。自動車、電機向けが主力。高付加価値品強化。 本日大幅上昇となり、年初来高値に面合わせる場面も見られました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社株の投資判断を「Neutral」から「Overweight」へ格上げし、目標株価を600円まで引き上げたことが好感されています。自動車挽回生産を受け四半期業績が強く回復に転じると予想しているとのことです。2022年3月期3Q以降の四半期業績は急ピッチで回復するとの見方で、今期営業益は会社計画18億円に対して25億円、純利益は会社計画11億円に対して16億円と予想しており、更に来期は営業利益50億円、純利益35.6億円と大幅増益を予想しています。更に岡三証券も強気レポートを出しており、「強気」継続で目標株価を750円まで引き上げています。相次ぐアナリストの強気レポートを受け 本日は見直し買いに繋がった模様です。



[8057]内田洋行 
[1部]業種:卸売業
終値5,200円/前日比+570円
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オフィス家具大手。学校備品・システムに強み。業務統合ソフトなど情報関連も。 本日大幅上昇となり、一時ストップ高まで買われました。同社は先週末、連結子会社の[4699]ウチダエスコをTOBにより完全子会社化すると発表。TOB価格は先週末時点の株価の2倍近くとなる高い水準ですが、それでも完全子会社化によりシナジー効果が期待出来るとの見方が多く、好材料視されています。また、同社は大幅増益となる1Q決算も発表しており、それも見直し買いのキッカケとなっている面もあるようです。大幅減収減益計画の通期業績予想は据え置きながら、進捗率が高く、何れ上方修正されるとの見方に繋がっている模様です。明日以降も見直し買いが続くか注目されます。



[4707]キタック 
[JQ]業種:サービス業
終値325円/前日比+14円
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新潟地盤の建設コンサル中堅。地質調査、土木設計が主力。不動産事業も展開。 本日急伸しました。同社は先週末3日引け後に決算を発表。2021年10月期の連結営業損益は700万円の赤字に転落しましたが、2022年10月期は2.3億円の黒字にV字回復する見通しを示しました。底値付近で推移していた株価の刺激材料となり、一時は25日・75日両移動平均線をブレイクしました。ただ、利益確定売りなどに押されて上げ幅を縮小させており、再浮上へは未だ時間を要すとも見られます。



[4169]ENECHANGE 
[M]業種:情報・通信業
終値6,300円/前日比-920円
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消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う「エネチェンジ」などの運営を行う。 本日大幅安です。特に新たな悪材料は見当たりませんが、明日から公募増資の売出価額決定期間入りとなることへの警戒もあるようです。同社は11月12日に好調で大幅増収増益となる3Q決算と株式分割を発表し、それらが好感されて同社株は派手に上昇して上場来高値を更新していました。しかし、その後発表した公募増資が水を差す格好で、足元は調整気味の動きになっていたものの、何とか25日移動平均線付近では下げ渋っていました。ただ、本日それを割り込んで崩れてしまったことで、耐えていた向きも投げてきたようです。また、本日は新興市場の地合いが悪く、心理的に良くないことも売り圧力が強まってしまった面もあるようです。公募売出価額決定後、下げ渋りを見せられるのか注目されます。



[2158]FRONTEO 
[M]業種:サービス業
終値2,560円/前日比+195円
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訴訟支援。AI活用で証拠開示データ収集解析。AIテクノロジー主体の事業へ転換。 本日朝方売られたものの、売り一巡後は下げ渋り買われてくる動きになっています。本日引け後には増担保規制解除が発表されると見られており、その期待感から押し目買いが入っているとの見方です。同社株は強い相場を作っていたものの、増担保規制が入ったことを機に派手に下落に転じていました。それだけに、増担保規制解除となれば再び強い動きに変わるのではとの期待もある様子です。また、昼には日経新聞電子版が、同社は企業の実質的な支配株主をAIで解析するサービスの提供を始めたと報じたことも刺激となり、後場には一段高となる場面も見られました。ただ、既に一相場終わっているとの見方も多いようで、材料を好感した買いも続かず増担保規制解除でも買われないとの声も聞かれました。明日の動向が注目されます。




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[4488]AI inside 
[M]業種:情報・通信業
終値6,700円/前日比+1,000円
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人工知能技術を用いた光学式文字読み取り装置(OCR)サービスを提供。 本日ストップ高まで買われています。SBI証券が同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」へ引き上げています。それによれば、各プランの契約件数推移およびコスト推移を踏まえ業績予想を上方修正しており、今期業績は会社計画を上回ると予想。また、来期以降は再び大幅増益基調になっていくと予想しています。目標株価は同社の収益構造、技術的優位性、潜在成長性などを評価する意図で、再来期(2024年3月期)の同証券予想EPSにPER60倍を乗じた20,000円にするとのことです。時価を大きく上回る目標株価になっていることから本日は見直し買いに繋がっています。同社株は長らく下落トレンドを続けており、足元は連日のように上場来安値を更新していました。これを機に下落トレンドが止まるのか来週の動向が注目されます。



[6993]大黒屋HD 
[2部]業種:小売業
終値62円/前日比+7円
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祖業は特殊照明器。ブランド品売買・質屋の大黒屋が主力に。英国から撤退。 本日買い先行スタートから急反発しました。同社は昨日引け後に、中国100%子会社がアリババ・グループの生鮮スーパー「盒馬鮮生」内に買い取り店を出店すると発表。出店により、対盒馬会員ユーザーのオムニチャネルにおける中古ブランド品の買い取り・販売が可能となるとしています。同件による2022年3月期業績へ影響は軽微としていますが、日足チャートは好転しており、このままトレンドが変わる可能性はありそうです。



[4449]ギフティ 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,555円/前日比+226円
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電子チケット・クーポン、各種eギフトサービスの企画・開発。発券・流通管理まで一貫。 本日買い先行から寄り付いた直後に急伸し、12営業日ぶりに大幅反発しました。同社は昨日引け後に、プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」所属の川崎ブレイブサンダースを運営するDeNA川崎ブレイブサンダースに、eギフト販売システム「eGift System」が採用されたと発表しています。本日の株価は久しぶりに上昇した訳ですが、漸く5日線レベルに接近してきたに過ぎず先ずは、この5日線をブレイク出来るかがポイントになります。



[2158]FRONTEO 
[M]業種:サービス業
終値2,365円/前日比-700円
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訴訟支援。AI活用で証拠開示データ収集解析。AIテクノロジー主体の事業へ転換。 本日大幅安となり、ストップ安まで売られましたが、朝方は大幅高水準と言える3,200円台まで買われる場面も見られています。同社は昨日、武田薬品の創薬部門から独立したアクセリードとAIで創薬ターゲットを評価する共同事業を開始したと発表しており、それが好感されました。ただ、同社株は足元派手に売り込まれてきた銘柄で、既にアヤが付いていることから買いも続かず値も保てずに売られてくると、逃げ足の早い資金が多く参加していることもあって、下げ幅拡大の動きになっています。その後、先日PTSの安い場面で大量に買ったと見られている著名個人投資家cis氏が手仕舞いしたことをツイッターで匂わすと、一段安となりストップ安まで売られています。暫くは荒い動きが続きそうだと見る向きが多いようです。



[9726]KNT-CT HD 
[1部]業種:サービス業
終値1,409円/前日比+123円
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近鉄系の旅行業界大手。国内外のパック旅行中心。クラブツーリズムと経営統合。 本日ギャップアップスタートからの大陽線で大幅反発しています。昨晩のNY市場でボーイング株が8%高まで買われるなど大幅高で、ダウ平均の上昇を牽引した他、旅行やレジャー関連が軒並み買い戻される動きとなり、本日の東京市場でもオミクロン株を嫌気して過剰に売り込まれた銘柄を買い戻す動きが顕在化しました。同社株の他、下値模索が続いていた[9603]エイチ・アイ・エスや[9201]日本航空、[9202]ANA HDなど空運株も買い優勢の展開となり、今後も並行して上げ下げすることが増えそうです。



[6027]弁護士ドットコム 
[M]業種:サービス業
終値6,200円/前日比-320円
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会員向け法律相談と弁護士向け営業支援のサイト運営。税理士向けサイトも。 本日大幅安です。同社と同じく電子署名を手掛ける米ドキュサインが、NY市場引け後に決算を発表。そこで11-1月期売上高見通しも発表しており、市場予測に届かず時間外取引で30%近くも売られています。新型コロナウイルスによる需要急増の反動が出ているようですが、成長鈍化懸念に繋がった模様です。これを受け連想的に売りに繋がっているとの見方です。同社は10月26日に発表した2Q決算が好感されて見直し買いで大きく上げたものの、足元は弱含みの展開となっており、本日の下落で決算が好感されて上げた分の大半を吐き出した格好になっています。実際に同社も成長が鈍化してくるのか、次の決算発表が注目されます。年初来安値は8月に付けている5,500円ですが、その水準では買いも入りそうだと見る向きが多いようです。



[6778]アルチザネットワークス 
[2部]業種:電気機器
終値1,199円/前日比+102円
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通信計測器メーカー。IP電話や携帯の基地局・交換機向け強み。5G向けも受注。 本日高寄り後の一段高で3営業日ぶりに大幅反発しています。同社は昨日引け後に、2022年7月期第1四半期業績を発表し、連結営業利益が1億6,800万円となりました。通期計画9億円に対する進捗率は18.7%に留まりましたが、業績は予定通りに推移しているとして通期見通しは据え置かれています。本日の日足大陽線は丁度先月後半に急落した際の陰線レベルにあたり週明けは先ず当時空けた窓埋めが一つのポイントになりそうです。



[7078]INCLUSIVE 
[M]業種:サービス業
終値2,313円/前日比+400円
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メディア企業のネットサービス運営支援。企画、制作から収益化支援まで。 本日ストップ高まで買われています。特に材料は見当たりませんが、本日引け後にも増担保規制解除条件を満たします。先週末も解除条件を満たす期待があったものの、期待買いが入り過ぎたのか、条件となる終値を上回って引けたことから解除ならずとなっていました。それが失望され今週は売り込まれましたが、昨日辺りから再び解除期待の先回り買いが入ってきた様子です。ただ、既にチャートも崩れてしまっている銘柄だけに先回り買いも入っていたことを考えれば、増担保規制が解除されても買われないのではとの声も聞かれました。逆に出尽くし的に売られる恐れもあり、期待があるとすればストップ高で引けているとの見方です。




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[6996]ニチコン 
[1部]業種:電気機器
終値1,237円/前日比+46円
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世界有数のコンデンサーメーカー。アルミ電解が柱。EVや家庭用蓄電システムなど積極化。 本日買い先行スタートから続急伸しました。世界的にEVの普及加速が見込まれる中、同社のEV用フィルムコンデンサーの売り上げが急増しており、2022年3月期営業利益は従来予想の40億円から46億円に大幅増額しています。直近で全体相場は新型コロナウイルスのオミクロン株が与える影響が懸念され、波乱の様相を余儀なくされていますが、その中で同社株は11月10日に窓を空けて急騰したあとも売りを吸収し、本日は1,000円~1,200円のボックス圏を上放れました。次は2月の窓埋めにチャレンジすることになります。



[4587]ペプチドリーム 
[1部]業種:医薬品
終値2,850円/前日比+154円
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創薬ベンチャー。特殊ペプチドを使った医薬品候補物質を大手と共同開発。 本日大幅反発です。昨日に米国で初のオミクロン株感染者が確認されるなど、世界的に感染再拡大が改めて警戒されてきたことから、新型コロナウイルス治療薬への期待が改めて高まっている模様です。同社は独自の特殊環状ペプチドを使った新型コロナウイルス感染症治療薬「PA-001」を飲み薬としても開発していますが、11月29日に研究開発説明会では、経口剤として投与しても高い血中濃度を維持出来る可能性を動物試験で確認したと明らかにしています。ただ、これに関しては既に11月11日に日経新聞電子版で報じられており、目新しさは乏しいものの、研究開発説明会では、オミクロン株にも有効な可能性は高いとの見解も示されました。最短で来年中に治験入りし、2023年中の実用化も可能との見方を示しています。このことが昨日の化学工業日報で報じられていましたが、昨日は材料視されず1日遅れて市場に知れ渡ったようで、本日改めて材料視された格好です。



[3356]テリロジー 
[JQ]業種:卸売業
終値388円/前日比+35円
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通信機器や情報セキュリティ品を輸入販売。米新興メーカーの最新技術発掘に強み。 本日前場中盤から商いを伴って急伸して大幅反発し、一時ストップ高まで買われました。同社は本日10時に、子会社テリロジーサービスウェアが多言語ヘルスケアサービスを運営するWELL ROOM社と業務提携すると発表。今回の業務提携を通じ、テリロジーサービスウェアの多言語映像通訳サービス「みえる通訳」と「WELL ROOM」を連携し、医療機関に向けた多言語サービス提案を開始するとしています。株価は2月高値から下げが続いた印象ですが、5日線に継ぎ25日移動平均線の上向きも迫っている状況です。



[3501]住江織物 
[1部]業種:繊維製品
終値1,575円/前日比+69円
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名門繊維企業。カーペット大手、国会の赤じゅうたん納入。自動車内装材に力。 本日買い先行で始まったあとも一段高となり、5営業日ぶりに大幅反発しています。同社は昨日、東京ビッグサイトにおいて8日から10日まで開催される展示会「エコプロ2021」に、今春に審査が行われた「第4回エコプロアワード」で経済産業大臣賞を受賞した水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」を出展すると発表しました。本日の大幅高で株価は2月の大幅ギャップダウン以降の戻り高値を更新しており、新展開入りが注目される処です。



[1930]北陸電気工事 
[1部]業種:建設業
終値1,120円/前日比+80円
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北陸電力系。全国展開志向で北陸電力向け配電線は低下。公共工事強化。 本日買い先行スタート後も上値追いが継続し、3営業日ぶりに急反発しました。同社は昨日引け後に、[9435]光通信が財務省に大量保有報告書を提出し、北陸電工株の保有割合が5.70%と新たに5%を超えたことが判明しています。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は11月24日です。足元の株価は、1対1.2株の株式分割発表を受けた急騰後、一昨日と昨日に跳ね返されましたが、本日の切り返しで反騰トレンドを維持した格好となっています。



[6976]太陽誘電 
[1部]業種:電気機器
終値6,130円/前日比-200円
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セラミックコンデンサ世界大手。インダクタ、通信フィルター、複合デバイスも。全個体電池開発。 本日軟調です。前場はプラス圏での推移となっていましたが、11時頃から売り込まれています。「米アップルは部品サプライヤーに対して、iPhone13の需要が鈍化していると伝えた」とブルームバーグが報じており、それがアップルのサプライヤーである同社株売りのキッカケとなった様子です。米アップルは世界的な供給不足に悩まされてきましたが、今は需要の鈍化という別の問題に直面しているとのことです。アップルは既に部品不足を理由に今年のiPhone13の生産台数を引き下げていましたが、その分は来年上乗せされるとの見方が多かったものの、累積受注は以前予想されていた程強くないとのことで、来年への上乗せは無い可能性もある模様です。他にも[6981]村田製作所、[6770]アルプスアルパイン、[6762]TDKなども11時から売られています。今晩のNY市場で、アップル株が下落するのか注目されます。



[7342]ウェルスナビ 
[M]業種:証券・商品
終値2,584円/前日比-316円
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資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発や提供を行う。 本日大幅続落となり、1月に付けていた年初来安値が射程圏に入っています。同社は11月18日に海外募集で公募売出を行うことを発表してから弱い動きを続けています。公募売出価格は3,183円となっており、それを割り込んでから下げに拍車が掛かっている格好です。公募売出株を引き受ける向きがヘッジのため、繋ぎ売りしてきているとの声も聞かれました。受渡日は週明けの12月6日となっており、需給悪化への警戒から見切り売りも出ている様子です。ただ、これだけ公募売出価格を割り込んでしまえば、受渡日にはアク抜け的に多少の戻りは期待出来るのではとの声も聞かれました。明日以降、年初来安値を更新してくるのか、その水準で下げ渋るのか注目されます。



[9107]川崎汽船 
[1部]業種:海運業
終値5,440円/前日比+555円
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海運大手3社の一角。バラ積み船など強化。資源輸送も。コンテナ船は統合。 本日大幅高です。本日は海運株に買われている銘柄が目立っており、特に同社株や[9101]日本郵船、[9104]商船三井の海運大手3社の強さが目立っています。かなり前から大手海運株を強気としていたモルガン・スタンレーMUFG証券が、3社の目標株価を一段と大きく引き上げてきたことが刺激になっています。同社株に関しては従来の目標株価7,700円から、16,900円まで2倍以上に引き上げています。同証券は、3社の持ち分法適用会社であるコンテナ船統合会社ONEが想定以上に好調なことを受け業績予想を上方修正。スポット運賃が想定以上に切り上がり、コンテナ船物流の供給混乱の想定以上の長期化シナリオも要因とのことです。配当については、市場では来期減配懸念強いものの、それは避けられると予想。また、同社に関しては来期の配当性向は20%になると予想しています。




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[8871]ゴールドクレスト 
[1部]業種:不動産業
終値1,492円/前日比+8円
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首都圏基盤のマンション開発・分譲中堅。タワーマンションなど展開。少人数効率経営。 同社は本日引け後に、自己株式の取得に関するお知らせを発表。上限を12億円・60万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.76%)とする自社株買いを実施するとしています。取得期間は2021年12月3日から2022年2月28日までで、取得方法は自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付。自己株式の取得を行う理由としては、株主還元の充実および資本効率の向上のためとのことです。



[6952]カシオ計算機 
[1部]業種:電気機器
終値1,526円/前日比+42円
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腕時計、電子辞書でシェア高い。業務用PDA、電子レジなど法人向け事業を強化。 複数の証券会社が投資判断を引き上げています。野村證券が12月1日付のレポートで、「スマートウオッチや教育関連などでコロナ後の成長シナリオが見えてきた」と指摘。岡三証券も同日付で、時計の主力ブランド「Gショック」がコアファンを中心に堅調に推移すると見て格上げに踏み切りました。レーティングは野村證券が「ニュートラル」から「Buy」に変更し、目標株価を1,900円から2,200円に変更。岡三証券は2,100円の目標株価を継続した上で、「中立」から「強気」に見直しています。



[6997]日本ケミコン 
[1部]業種:電気機器
終値1,869円/前日比+58円
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アルミ電解コンデンサー最大手。一貫生産体制で競争力。車載用キャパシタへ注力。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は12月1日付で、同社の投資判断「オーバーウエート」を据え置き、目標株価を3,200円から3,300円に引き上げました。レポートでは、2022年3月期上期はマレーシアの操業度低下や原材料・物流費上昇の影響を受けながら、営業利益34億9,200万円の好決算だったと評価。アルミ電解コンデンサは世界的な自動車減産により受注は減速中ですが、第3四半期中に下げ止まると見ています。

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[8806]ダイビル 
[1部]業種:不動産業
終値1,764円/前日比+300円
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商船三井系のビル賃貸老舗。地盤の大阪と東京に好立地物件保有。 本日寄り前から大量の買いを集めストップ高の一本値で4営業日ぶりに大幅反発し、年初来高値を更新しました。同社の親会社である[9104]商船三井が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しています。TOB価格は2,200円で買い付け期間は本日から2022年1月18日までで、TOB完了後に同社株は上場廃止となります。同社はTOBに対して賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなります。



[5659]日本精線 
[1部]業種:鉄鋼
終値5,080円/前日比+705円
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大同特殊鋼系でステンレス鋼線最大手。ばね、ネジ等向け主力。金属繊維を強化。 本日大幅買い気配スタートからストップ高の一本値で続急伸しました。同社は昨日引け後に、[5471]大同特殊鋼が同社に対してTOBを実施すると発表しています。TOB価格は1株5,300円で、買い付け予定数は49万6600株(下限は44万1400株、上限は49万6600株)、買い付け期間は本日から2022年1月18日までで、新たなリリースが無ければ株価は明日、TOB価格にサヤ寄せして落ち着いた動きに入っていきます。



[6634]ネクスグループ 
[JQ]業種:電気機器
終値165円/前日比+18円
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通信機器開発が祖業。衣料・雑貨、ネット旅行が主力。フィスコと株式持ち合い。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われる場面も見られました。同社は昨日、事業基盤再構築を目的とした構造改革の実施を決定したと発表。その中で同社は現在注目されている「メタバース」の分野に進出することも明らかにしています。メタバースの仮想空間で提供されるサービスやデジタルコンテンツの取り扱い、ブロックチェーン技術を利用したトークン「ネクスコイン」を活用したサービスの提供、更に仮想空間を楽しむためのハードウェアの開発・販売などを検討しているとのことです。これが好感されて朝方派手に物色されるもストップ高の売り圧力が強く、結局崩れて上げ幅を縮小しています。足元で地合いが悪化していることも売り急ぐ向きが多くなっている要因との声も聞かれました。



[3799]キーウェアソリューションズ 
[2部]業種:情報・通信業
終値592円/前日比+20円
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総合基幹業務システムサービス。インフラ関連が主体。NECが筆頭株主で依存度大。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に、JR東日本情報システムとの資本業務提携を発表。両社の人材・スキルの交流によるシステム開発運用、AIやIoTなどの新規事業分野における技術交流。両者の社の顧客基盤・販路を活用した自社商材の外販力の強化などを掲げています。株価は一時25日移動平均線を大きく上振れましたが、戻り圧力も強く、同線を下回っての大引けで上値は重く、再度5日線付近への調整も考えられます。



[6095]メドピア 
[1部]業種:サービス業
終値3,900円/前日比+325円
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医師コミュニティサイト運営。医師転職支援、薬剤評価掲示板、健康相談も運営。 本日大幅上昇です。大和証券が同社株の投資破断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」へ格上げしたことが刺激になっている模様です。ドクタープラットフォーム事業が従来の同証券想定を上回るペースで成長すると考えることが、格上げの主な理由とのことです。医師会員数増加などによる単価上昇や新サービス拡充が成長ドライバーになると見ており、新サービスや単価上昇の効果は下期以降に大きく発現すると見込んでいるとのことで、1Q(10-12月)の同事業売上高は前年同期比24%増とやや低成長と予想され、短期的には株価下落の可能性があろうとも指摘しています。それでも向こう12ヵ月の目標株価は4,800円としており、時価を大きく上回ることから本日は見直す動きに繋がっています。明日以降も見直し買いが続くのか注目されます。



[4591]リボミック 
[M]業種:医薬品
終値638円/前日比-38円
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東大発の創薬ベンチャー。RNA活用した分子標的薬を開発。大手製薬と提携。 本日大幅安です。本日にも増担保規制が入る恐れがあるため、警戒感から売られています。足元で増担保規制が入った[2158]FRONTEOが、それを機に連日ストップ安となっていることから、今まで以上に増担保規制を警戒する向きも多い様子です。同社株は来年1月10日からサンフランシスコで開催されるJPモルガンHealthcareConferenceへの期待から足元で相場を作っている状況ですが、増担保規制への警戒から一旦売って、また下値で買い戻そうと思っている向きも多いのではとの声も聞かれました。明日以降の動向が注目されます。



[7623]サンオータス 
[JQ]業種:小売業
終値389円/前日比+47円
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神奈川地盤にガソリンスタンドを経営。輸入車販売やレンタカー事業も展開。 本日後場14時過ぎから急伸し、一時ストップ高まで買われました。本日14時頃に、[5020]ENEOS HDとシェア型マルチモビリティー共同実証契約を締結し、超小型電気自動車と電動アシスト付き自転車のシェアリングサービス実証実験の開始を発表。この実証実験から得られた活用データの集積や検証により、新たなモビリティサービスの開発や他のエリアに向けた展開をENEOSと連携して検討を行い、今後の実用化を目指していくとしています。



[2158]FRONTEO 
[M]業種:サービス業
終値2,900円/前日比-700円
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訴訟支援。AI活用で証拠開示データ収集解析。AIテクノロジー主体の事業へ転換。 本日3日連続のストップ安で、昨日と本日はザラ場寄らずとなっています。特に悪材料は見当たりませんが、急落前は非常に強い動きを続けており、テクニカル的にも過熱感が強まっていました。11月26日の引け後には信用増担保規制が入ったことで、翌営業日の29日には規制を機に手仕舞い売りが強まりストップ安まで売られました。ちょうど同じタイミングで、新型コロナウイルスのオミクロン株によるリスク・オフの動きが強まったことで地合いが悪化。それにより積極的な押し目買いも入り難くなり、昨日本日とザラ場寄らずになってしまった格好です。ただ、明日は下限値幅4倍となるため、リバウンド期待の短期資金も集まって乱高下が見られそうです。明日は確り反発出来るのか注目されます。




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[4978]リプロセル 
[JQG]業種:化学
終値233円/前日比+10円
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バイオベンチャー。iPS細胞関連の研究試薬など東大・京大と研究。受託加工も。 本日急伸しました。同社は昨日引け後に、実施している新型コロナウイルスPCR検査や変異株の特定検査で、オミクロン株の特定検査が可能と発表しました。同社の採用するPCR法は、多くの検体を同時に1~2時間程度で検出出来るとしており、検査の需要が増加するとの見方から買いが向かいました。ただ、株価の25日移動平均線からは売り圧力も強く、再浮上は未だ時間を要すと見られます。



[8698]マネックスグループ 
[1部]業種:証券・商品
終値931円/前日比+83円
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ネット証券大手。米や香港、豪にもネット証券。子会社にコインチェック。 本日大幅高となり、一時ストップ高まで買われました。SMBC日興証券が同社株の投資判断を最上位の「1」に格上げし、目標株価を1,200円まで大きく引き上げたことが刺激になっている模様です。同証券によれば、同社は実質的に暗号資産交換業の上場銘柄として認識されている可能性が高く、4月に上場した米コインベースなど同業他社の水準と比較した場合、同社株は大幅なディスカウント状態にあり、その要因はグループの資本調達を伴うM&Aや赤字拡大などの不確実性が意識されたためと考えるとのことです。ただ、11月4日の米国子会社トレードステーションのSPACによる上場の発表は、このディスカウント要因をある程度払拭する内容になると考えると指摘。これを受け改めて米国子会社上場への期待感が高まった面もあるようです。明日以降も買いが続くのか注目されます。



[3121]マーチャント・バンカーズ 
[2部]業種:サービス業
終値834円/前日比+62円
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不動産投資・仲介が主力。ホテル、ボーリング場、ネットカフェなどの運営と両輪。 本日大幅買い気配スタートから3営業日ぶりに大幅反発しました。同社は昨日引け後に、京都の伝統工芸品や和雑貨の制作販売を行うくろちく社とNFTならびにインターネット販売に関する業務提携に合意したと発表。今回の提携により、くろちくが企画・制作する京都の伝統工芸品や和雑貨品をNFT化し、現物との交換ができるマーケットプレイスの「NFTバンカーズ」でお宝グッズとして全世界のコレクターに紹介し販売します。株価は919円の年初来高値を視野に捉えたと言えそうです。



[4080]田中化学研究所 
[JQ]業種:化学
終値2,091円/前日比+202円
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住友化学系。二次電池材大手。ニッケル、リチウムイオン電池の正極材料が主力。 本日大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。10月下旬に決算を発表してから強い相場を続けていますが、本日はEV電池関連として買われているとの見方です。昨日、日産自動車が2026年度までの5年間でEVなど電動車の開発に2兆円を投じると発表しましたが、それが今朝の日経新聞で報じられており、その記事には世界の自動車会社大手によるEV向け投資額は、2025年までに計40兆円に達する見込みとも書かれています。この記事が刺激になったのか、本日はEV関連というより、同社株などEV電池関連株に買われているものが目立っています。昨日のNY市場ではテスラなどEV関連株が買われていたことも刺激になっているとの見方もあり、他にも[5759]日本電解や[4100]戸田工もEV電池関連株として大きく買われています。



[6951]日本電子 
[1部]業種:電気機器
終値9,470円/前日比+350円
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電子顕微鏡世界最大手。分析機器・半導体関連・医療機器等も。ニコンと提携。 本日ギャップアップスタートから大幅続伸し、年初来高値を更新しました。東海東京証券は投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価も8,000円から10,500円に引き上げています。EUV半導体露光装置の需要拡大に連れて、収益性の高いマルチビーム方式の電子ビームマスク描画装置の売上高が増加することで、今期以降の高い収益成長を予想し、従来見通しも引き上げています。なお、SBI証券も目標株価を10,400円から12,000円に引き上げています。



[6466]TVE 
[2部]業種:機械
終値2,088円/前日比+188円
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バルブ製造販売・保守が主力。原子力発電所向けに強み。キッツと資本提携。 本日大きく急伸しました。同社は昨日引け後に、電気工事や管工事を手掛ける太陽電業の全株式を2022年1月4日付けで取得し、子会社化すると発表。それに伴い、2022年9月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円から5.5億円へと22.2%上方修正しました。本日、頭を押さえられていた75日移動平均線を突破しましたが、上値の節目付近にも達しており、この水準を保てるか否かで今後の方向性が決まりそうです。



[6522]アスタリスク 
[M]業種:電気機器
終値3,720円/前日比-700円
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モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーなどの開発・販売を手掛ける。 本日大幅安となり、ストップ安まで売られています。同社は今朝8時半に、昨日行われた決算説明会の資料を公表。それには中期経営計画も記載しており、それによれば来期である2023年8月期は売上高33.62億円(前期予想比34.1%増)、営業利益5.74億円(同48.2%増)、2024年8月期は売上高35.11億円(同4.4%増)、営業利益6.84億円(同19.1%増)との計画となっています。2024年8月期は伸び率鈍化する計画となっていることから、過度な高成長期待が剥落した模様です。同社株は上場後随分と派手な相場を作ってきたこともあり、手仕舞い売りのキッカケとなった面もあるようです。明日以降下げ渋りが見られるのか注目されます。



[5486]日立金属 
[1部]業種:鉄鋼
終値2,102円/前日比-17円
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高級金属製品や磁性材料等で世界高シェア。日立電線と合併。環境分野開拓。 本日続落です。ベインキャピタルが同社株を1株2,181円でTOBする予定ですが、足元で売り込まれてきています。国内外の競争法に基く必要な手続などが完了し、11月下旬にも正式にTOBが開始される見込みとしていましたが、中々発表されないことから警戒感が強まっているとの見方です。先月には同社は製品の品質保証に関する不正問題で、これまでに発覚した自動車部品などに加え、新たに航空機やエネルギー関連製品についても不正が確認されたことを明らかにしているため、TOB開始の前提条件に抵触し、取り下げられるのではとの懸念を口にする声も聞かれました。しかし、引け後には進捗状況を発表。一部の国において競争法に基く手続および対応が完了していないとの連絡を受けたとのことです。ただ、公開買付者としては、競争法に基く手続および対応に重大な問題は認識していないとのことで、これを受け明日の株価反応が注目されます。




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[4558]中京医薬品 
[JQ]業種:医薬品
終値366円/前日比+80円
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配置医薬品大手。中部地盤から全国FC展開。飲料水宅配事業を拡大。 本日大幅買い気配スタートから続急伸し、ストップ高まで買われています。新たな変異株「オミクロン」が出現したことで、直近で調整色を強めていた新型コロナ対策関連銘柄の株価も改めて刺激される格好となりました。本日は他にも[3604]川本産業がストップ高に張り付き、[7980]重松製作所、[4990]昭和化学工業などの関連銘柄も軒並み高に買われており、目先は関連ニュースに伴い同様な値動きになるでしょう。



[3841]ジーダット 
[JQ]業種:情報・通信業
終値1,600円/前日比+300円
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LSI・液晶パネル設計用のCADソフトを開発・販売。海外注力。アルゴグラフィックス傘下。 本日ストップ高を付けました。同社は先週末26日引け後に、パワーデバイス向けチップレイアウト自動生成ツール「Power Generator」を開発し、12月末に販売を開始すると発表。従来製品の比べて試作コスト削減・設計期間増加リスクの大幅な削減効果が期待出来るとしており、需要増が見込まれます。株価は過熱感を感じられる水準に達していますが、目先9月28日に付けた直近高値1,771円が意識されます。



[4889]レナサイエンス 
[M]業種:医薬品
終値934円/前日比+57円
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医薬品、医療機器、AIなどを活用した医療ソリューションの研究・開発を手掛ける。 本日一時ストップ高となる1,027円まで買われる場面も見られました。同社は先週末26日引け後に、ニプロと「糖尿病治療における最適なインスリン投与量を算出するAIアルゴリズム」を搭載した医療機器システムの開発に関して共同研究契約締結したと発表。同社株は11月中旬辺りから、やたら強く買われてきており、この材料が一部に流れていたのではとの声も聞かれました。また、同社は新型コロナウイルス感染症治療薬の開発も手掛けていることから、ウィズコロナ関連株として買われている面もある模様です。ただ、同社の既存株主にはVC(ベンチャーキャピタル)の保有も多く、ロックアップが掛かっていますが、公開価格1.5倍となる1,005円以上では解除されるだけに、1,005円以上ではVC売りが上値を抑えるとの見方も多いようです。



[9101]日本郵船 
[1部]業種:海運業
終値7,550円/前日比+180円
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総合海運大手。海運売上高で国内トップ。海・陸・空の物流サービスを連携。 本日確りと反発しています。[9104]商船三井と[9107]川崎汽船も確り上昇しています。オミクロン株の世界的感染拡大懸念から、コンテナ船などの運賃が再び高騰してくるのではとの思惑で見直し買いに繋がっているとの見方です。市場では、新型コロナウイルス感染再拡大により、一時的な世界経済減速後、再び経済正常化へ向かう過程で、コンテナ船運賃市況は高騰するとの見方が多く、その期待に加えて、やはり地合い悪化懸念がある時は高配当銘柄は比較的売られ難く、押し目買いも入り易いとの声も聞かれました。明日以降も確りとした上昇を続けられるか注目されます。



[4373]シンプレクスHD 
[1部]業種:情報・通信業
終値2,829円/前日比+174円
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コンサルティングサービスやシステム開発、運用保守などを手掛ける。 本日寄り直後にはマイナス圏を見るも徐々に上げ幅を拡げて大幅反発しました。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を3,700円としています。4月にコンサルティングフォームを設立し、DXコンサルティング事業の売上成長に加え、コンサルティングを起点として発掘したシステム開発需要を既存事業が取り込むことで安定した高い利益成長を実現すると評価している模様です。本日の株価は見事な逆行高を見せており、短期トレンド転換を匂わせています。



[1930]北陸電気工事 
[1部]業種:建設業
終値1,074円/前日比+67円
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北陸電力系。全国展開志向で北陸電力向け配電線は低下。公共工事強化。 本日ギャップアップスタートから大幅反発しています。同社は先週末26日引け後に、12月31日を基準日として1株を1.2株に株式分割すると発表。また、20円を予定していた期末配当予想は据え置くとあわせて発表しており、年間配当は30円(前期30円)で実質増配となる予定です。本日の株価は、高寄り後の一段高で先月28日に急落した価格帯を駆け上がるも結局は長い上影を残しており、先ずは25日移動平均線などを意識した値固めが求められる処です。



[3681]ブイキューブ 
[1部]業種:情報・通信業
終値1,186円/前日比+29円
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ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。 本日反発するも上値の重い展開でした。オミクロン株の世界的感染拡大懸念から、ウィズコロナ関連として買われています。先週末のNY市場でも全体的には大きく下落したものの、Zoomビデオコミュニケーションズなどウィズコロナ関連株の一角が買われていました。その流れで東京市場でも同社株などウィズコロナ関連株に買われている銘柄が目立っています。ただ、これらの多くは足元弱含みの展開を続けていた銘柄で、売り込まれていたこともあって一時的なリバウンドのキッカケになった面が強く、続く買いにはならないと見る向きは多いようです。先週末のNY市場でZoom株は5%の上昇となっていますが、ほぼ寄り高に近い動きになっており、明日以降の動向が注目されます。



[3083]シーズメン 
[JQ]業種:小売業
終値1,164円/前日比+138円
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衣料品小売り。アメカジ店「METHOD」など全国展開。和柄の「流儀圧搾」が成長。 本日大幅高です。同社株は10月下旬にメタバースファッション事業への進出を発表してから、11月上旬まで派手な相場を作りましたが、その後は大きく調整している状況です。既に株価は下げ渋って揉み合いとなっている状況ですが、本日の終値次第では信用取引の増担保規制が解除されることから、その期待による先回り買いが入っているとの見方です。同社株の入っている増担保規制は既に第三次規制まで入っていることから、解除となれば物色し易くなるとの期待が強いようです。なお、やはり本日増担保規制解除条件を満たす[7373]アイドマHDは一時ストップ高まで買われました。これらが期待通り増担保規制解除となって、改めて買われるのか明日の動向が注目されます。




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